JPH0220034Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0220034Y2
JPH0220034Y2 JP15455384U JP15455384U JPH0220034Y2 JP H0220034 Y2 JPH0220034 Y2 JP H0220034Y2 JP 15455384 U JP15455384 U JP 15455384U JP 15455384 U JP15455384 U JP 15455384U JP H0220034 Y2 JPH0220034 Y2 JP H0220034Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
reaction tank
gas
plug
notch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15455384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6171232U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15455384U priority Critical patent/JPH0220034Y2/ja
Publication of JPS6171232U publication Critical patent/JPS6171232U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0220034Y2 publication Critical patent/JPH0220034Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treating Waste Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は、たとえば焼却炉排ガスから該排ガス
に含まれるHClのような腐食性ガスを吸収剤によ
つて吸収除去する装置、特に吸収剤の保守が容易
な装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
原子力発電所等の原子力施設においては、焼却
炉排ガス中のトリチウムを測定して放射能による
環境の汚染状態を監視する場合があるが、この場
合排ガスを冷却して該ガス中に含まれる水分を液
化し、トリチウムTをT2Oの形で捕集するのが通
例である。ところが前記排ガスには通常HClガス
が含まれているため前記液化操作によつて液体の
塩酸が発生し、このため従来のトリチウム測定装
置には、この塩酸によつて排ガスのサンプリング
機器が腐食されたりトリチウム捕集槽が腐食され
たりするという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、たとえば前記したトリチウム測定装
置のガス導入口側に設置して、該トリチウム測定
装置に対して前記した塩酸による腐食を発生させ
ないようにする、HCl等の腐食性ガスの除去装置
を提供することを目的とするものである。
〔考案の要点〕
本考案は、上述の目的を達成するために、腐食
性ガス除去装置が、ガス流入側管端が第1フラン
ジから突出するように該第1フランジを前記管端
近傍に固定し、かつ前記管端が上方を向くように
配置したガス導出管と;一端に第2フランジを固
定し、他端には周縁に複数個の第1切欠部を設け
た第3フランジを固定し、中間側壁にはガス導入
口を設け、さらにガス導入口と第2フランジとの
間の側壁外面に加熱手段を設けた筒状反応槽と;
柱状に形成しかつ一端にスカート部を設けたフイ
ルタと;複数個の多孔質板状吸収剤と;内側を大
断面積部と小断面積部とで構成し、かつ前記両断
面積部間に段差部を形成した筒体と;軸心と同軸
の第1貫通孔を設け、かつ一端に複数本の五徳状
脚を設けた柱状のブロツクと;周縁に第1切欠部
に対応するように第2切欠部を設けた第4フラン
ジと該第4フランジの一面側中央に突出して設け
た突出部とからなり、該軸心と同軸の第2貫通孔
を設けた栓状体と;棒状感温部を有する温度セン
サと;一端にピンを貫設し、かつ第3フランジ近
傍の反応槽外側面に固定したリブによつてピンを
軸支し、かつ他端を回動させることによつて前記
一端近傍を第1切欠部内に嵌挿するように配設し
た、第1切欠部の個数と同一個数のスイングボル
トと;からなり、前記反応槽は、第1フランジと
第2フランジとを第1フランジの上面側において
第1シ−ル部材を介してフランジを結合すること
によつてガス導出管に固定され、前記筒体は、反
応槽内に嵌挿されかつ小断面積部側の端部が第2
シール部材を介して第1フランジの上面に載置さ
れ、前記フイルタは、スカート部内にガス導出管
のガス流入側管端が嵌挿された状態で筒体の小断
面積部内に配置され、前記吸収剤は、筒体の大断
面積部内において段差部上に積み重ねられ、前記
ブロツクは、脚が筒体の上端に当接するようにし
て該筒体上に載置され、前記栓状体は、突出部が
反応槽内に嵌挿され、かつ第4フランジが第3シ
ール部材を介して第3フランジに対向させられ、
さらに第1切欠部に嵌挿されたスイングボルトが
第2切欠部に嵌挿された状態で、該スイングボル
トにねじ込んだナツトによつて第3フランジに固
定され、前記温度センサは、感熱部が第2貫通孔
を貫通しかつ該感熱部の先端が吸収剤近傍に配置
されるように栓状体に固定され、栓状体突出部の
下端とブロツクの上端とは、いずれも反応槽にお
けるガス導入口近辺の高さ位置に配設されるよう
にしたもので、このように構成することによつ
て、ガス導入口から反応槽内に導入したガスを反
応槽側壁とブロツクとの間の空〓を流下させた後
ブロツク下面側からフイルタ上面側にかけて吸収
剤中を透過させ、さらにフイルタを透過させてガ
ス導出管から流出させる過程で腐食性ガス成分を
吸収剤で吸収除去する、腐食性ガス除去装置が得
られるようにしたものである。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案による腐食性ガス除去装置の一
実施例の縦断面図、第2図は第1図において栓状
体10および温度センサ13を取り外した状態を
示す斜視図、第3図は第1図における栓状体10
と温度センサ13との間の取り付け状態を示す斜
視図である。第1図ないし第3図において、1は
ガス流入側管端1aが第1フランジ2から突出す
るようにして該第1フランジ2を管端1aの近傍
に固定し、かつこの管端1aが上方を向くように
配置したガス導出管で、3はこのガス導出管1の
下端に固定した、配管取り付け用のフランジであ
る。4は、一端に第2フランジ5を固定し、他端
には周縁に複数個の第1切欠部6aを設けた第3
フランジ6を固定し、中間側壁にはガス導入口7
を設け、さらにガス導入口7と第2フランジ5と
の間の側壁外面に加熱手段としてのバンドヒータ
ー8を設けた円筒状の反応槽で、9はバンドヒー
タ8の上から反応槽4の側壁外面を覆うように設
けた保温材、9aは保温材固定用のカバーであ
る。10は、周縁に第1切欠部6aに対応するよ
うに第2切欠部11aを設けた第4フランジ11
と、この第4フランジ11の下面側中央に突出す
るように設けた突出部12とからなる栓状体で、
11bは第4フランジ11の中央にこのフランジ
の軸心と同軸になるように設けた、めねじ11c
付きの貫通孔である。この場合突出部12は、有
底円筒体12aの開口端が第4フランジ11の下
面によつて塞がれるようにして、前記円筒体12
aがボルト12bで第4フランジ11に固定され
ることによつて形成され、さらに有底円筒12a
の底部中央には貫通孔12cが設けられている
が、突出部12は第4フランジ11に連なる円柱
体としてもよく、その場合、このような円柱状突
出部と第4フランジ11とからなる栓状体にはそ
の軸心と同軸な貫通孔が第2貫通孔として設けら
れる。上述した貫通孔11bおよび12cはこの
ような第2貫通孔を構成する貫通孔である。13
は、測温抵抗体素子のような電気式感温体が収納
された有底の棒状感温部13aと、この感温部1
3aの開口端に設けた端子箱13bと、端子箱1
3b近傍において感温部13aに固定した取り付
けねじ13cとからなる温度センサで、14は一
端に設けた貫通孔14aにピン15を遊貫させ、
このピン15を第3フランジ6近傍の反応槽4外
側面に固定した対向するリブ16,16によつて
軸支した、第1切欠部6aの個数と同一個数のス
イングボルトである。スイングボルト14は、自
由端を回動させてこのボルトを直立させると、ピ
ン15近傍の部分が第1切欠部6a内に嵌挿さ
れ、前記自由端近傍は第3フランジ6の上方に突
出するように配設されている。第4図はピン15
が貫設されたスイングボルト14の平面図であ
る。第1図において、17は円柱状に形成されか
つ下端に円筒状のスカート部17aが設けられ
た、金網状構造のフイルタである。
第5図は第1図における吸収反応ユニツト18
の構成図で、第5図Aは斜視図、第5図Bは縦断
面図である。第1図および第5図において、19
は複数枚の円板状吸収剤で、吸収剤19はこの場
合K2CO3を溶解させた溶剤中に円板状多孔質セ
ラミツク焼結体を浸漬し、この後この焼結体を乾
燥し焼成することによつて形成されている。20
は内側が大径部20aと小径部20bとで構成さ
れた円筒状筒体で、20cは大径部20aと小径
部20bとの境界の段差部、20dは小径部20
b側の筒体20の開口端面に設けた、断面が逆台
形状をした環状の蟻溝、21はこの蟻溝に取り付
けたOリングである。Oリング21はこのように
蟻溝20d中に収納されているのでひとりでに落
下することはない。22,25は円板状の多孔性
押え板、23,24はいずれもグラスウールで、
筒体20の大径部20a内においては段差部20
c上に押え板22、グラスウール23、複数枚の
吸収剤19、グラスウール24が順次積み重ねら
れ、これらは押え板25によつて押えつけられて
固定されている。押え板25による押圧は、この
押え板25を下方に押えつけた状態で、この押え
板25に取り付けた取手26の脚26aを筒体2
0に設けた溝状貫通孔20eに挿し込むことによ
つて行われている。26bは、前述の温度センサ
13を後述するようにして腐食性ガス除去装置に
取り付けた際、感温部13aが取手26に当接す
ることを防止する、該取手26に設けた貫通孔で
ある。吸収反応ユニツト18は上述した吸収剤1
9、押え板22,25、グラスウール23,2
4、筒体20、Oリング21、取手26で構成さ
れている。
第6図は第1図におけるブロツク27の斜視図
で、第1図および第6図において、27aは円柱
状の本体部、27bは本体部27aの下端に設け
た複数本のL字形五徳状脚、27cは本体部27
aに設けた、該本体部と同軸の貫通孔である。
28は取手26と同様な、本体部27a上面に
固定した凸形断面の取手で、この取手28にも貫
通孔27cと同軸の貫通孔28aが設けられてい
る。ブロツク27は上述した本体部27aと脚2
7bと取手28とで構成されている。
第1図においては各部が上述したように構成さ
れているがこれら各部はさらに次に説明するよう
にして組み立てられている。すなわち、反応槽4
は、第1フランジ2の上面側において、該フラン
ジ2と第2フランジ5とをガスケツト29を介し
て図示していないボルトおよびナツトを用いてフ
ランジ結合することによつて第1フランジ2に固
定され、吸収反応ユニツト18は、内部に吸収剤
19が装着され蟻溝20dにOリング21が取り
付けられた状態で反応槽4内に嵌挿され、かつ第
2フランジ5に固定された第1フランジ2の上面
に載置され、またフイルタ17は、スカート部1
7a内にガス導出管1の管端1aが嵌挿された状
態で筒体20の小径部20b内に配置され、また
ブロツク27は、その脚27bが吸収反応ユニツ
ト18における筒体20の上端に当接するように
してこの筒体20上に載置されている。また栓状
体10は、その突出部12が反応槽4の上端から
該反応槽内に嵌挿され、かつ第4フランジ11が
ガスケツト30を介して第3フランジ6に対向さ
せられ、さらにフランジ6における第1切欠部6
aに嵌挿されてフランジ6の上方に突出したスイ
ングボルト14の部分がフランジ11における第
2切欠部11aに嵌挿された状態で、スイングボ
ルト14にねじこんだナツト31によつて第3フ
ランジ6に固定され、温度センサ13は、その感
温部13aを貫通孔11b,12c,28a,2
7cに順次貫通させ、取り付けねじ13cをめね
じ11cにねじ込むことによつて栓状体10に固
定されている。この場合感温部13aの先端は吸
収剤19の近傍に配置され、また栓状体10にお
ける突出部12の下端とブロツク27の上端とは
いずれも反応槽4におけるガス導入口7の開口部
近辺の高さ位置に配設されている。
第1図においては各部が上述したように組み立
てられていて、さらに温度センサ13の感温部1
3a近傍は、該感温部によつて温度検出を行い、
さらに図示していない温度調節器によつてバンド
ヒータ8における発熱量を制御することによつて
約300℃の温度に保持されている。したがつてガ
ス導入口7からHClガスを含む焼却炉排ガスを反
応槽4内に導入すると、このガスは反応槽4の側
壁とブロツク27との間の空〓32を流下した後
ブロツク27の下面側からフイルタ17の上面側
にかけて吸収剤19中を透過し、この透過の過程
でHClガスが吸収剤19に附着したK2CO3によつ
て吸収され、この吸収によつてHClの除去された
ガスがフイルタ17を透過してガス導出管1に流
出する。すなわち第1図の腐食性ガス除去装置を
トリチウム測定装置のガス導入口側に設置する
と、前記除去装置からはHClガスを含まないガス
が流出するのでトリチウム測定装置が塩酸によつ
て腐食されることはない。
第1図の装置をトリチウム測定に使用しようと
する場合、ガス導入口7から導入されたガスの温
度が200℃附近以下になると導入ガス中のトリチ
ウムが吸収剤19に吸収されて測定誤差を生じ
る。ブロツク27は空〓32の厚さ、すなわち反
応槽4の内壁面とブロツク27の外面との間の距
離を短くしてこの空〓32を流下するガスに対す
るバンドヒータ8からの熱伝達が有効に行われる
ようにし、もつて吸収剤19を透過するガスの温
度が200℃近辺以下にならないようにしたもので
ある。また栓状体10の突出部12は、反応槽4
内において吸収反応ユニツト18の上方に大きい
空間が存在すると、この空間における導入ガスの
対流が盛んになつて熱損失が増加し導入ガスの温
度が低下するので、このような空間を除去しよう
とするものである。フイルタ17はガスが吸収剤
19を透過する際K2CO3の破片がこのガス中に
混入しガス導出管1から流出することを防止する
ために設けられている。第1図では各部が上述し
たように構成されているので、第3フランジ6と
第4フランジ11との間のスイングボルト結合機
構をゆるめることによつて吸収反応ユニツト18
を容易に反応槽4外に取り出すことができ、した
がつてこのような腐食性ガス除去装置では吸収剤
19の交換が簡単に行える効果がある。
上述の説明においては反応槽4は円筒とした
が、本考案はこのような断面形状の反応槽に限ら
れるものではなく、反応槽はその断面形状がたと
えば方形であるような他の形状であつても差し支
えないものであつて、この場合吸収反応ユニツト
18、ブロツク27、突出部12の各断面形状が
反応槽4の断面形状に対応して形成されることは
もちろんである。また第1図の装置はHClガスを
除去するものとしたが、本考案は、吸収剤19を
適宜形成することによつて、HCl以外の腐食性ガ
ス除去装置にも適用できるものであることは特に
説明するまでもなく明らかである。
なお、第1図に示した実施例では、反応槽4の
底部側蓋をフランジ2および5によつて構成して
いるが、たとえば反応槽4を有底円筒体によつて
形成し、この底部にガス導出管1を開口させるよ
うにしてもよい。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案においては、腐食性ガ
ス除去装置が、ガス流入側管端が第1フランジか
ら突出するように該第1フランジを前記管端近傍
に固定し、かつ前記管端が上方を向くように配置
したガス導出管と;一端に第2フランジを固定
し、他端には周縁に複数個の第1切欠部を設けた
第3フランジを固定し、中間側壁にはガス導入口
を設け、さらにガス導入口と第2フランジとの間
の側壁外面に加熱手段を設けた筒状反応槽と;柱
状に形成しかつ一端にスカート部を設けたフイル
タと;複数個の多孔質板状吸収剤と;内側を大断
面積部と小断面積部とで構成し、かつ前記両断面
積部間に段差部を形成した筒体と;軸心と同軸の
第1貫通孔を設け、かつ一端に複数本の五徳状脚
を設けた柱状のブロツクと;周縁に第1切欠部に
対応するように第2切欠部を設けた第4フランジ
と該第4フランジの一面側中央に突出して設けた
突出部とからなり、軸心と同軸の第2貫通孔を設
けた栓状体と;棒状感温部を有する温度センサ
と;一端にピンを貫設し、かつ第3フランジ近傍
の反応槽外側面に固定したリブによつてピンを軸
支し、かつ他端を回動させることによつて前記一
端近傍を第1切欠部内に嵌挿するように配設した
第1切欠部の個数と同一個数のスイングボルト
と;からなり、前記反応槽は、第1フランジと第
2フランジとを第1フランジの上面側において第
1シール部材を介してフランジ結合することによ
つてガス導出管に固定され、前記筒体は、反応槽
内に嵌挿されかつ小断面積部側の端部が第2シー
ル部材を介して第1フランジの上面に載置され、
前記フイルタは、スカート部内にガス導出管のガ
ス流入側管端が嵌挿された状態で筒体の小断面積
部内に配置され、前記吸収剤は、筒体の大断面積
部内において断差部上に積み重ねられ、前記ブロ
ツクは、脚が筒体の上端に当接するようにして該
筒体上に載置され、前記栓状体は、突出部が反応
槽内に嵌挿され、かつ第4フランジが第3シール
部材を介して第3フランジに対向させられ、さら
に第1切欠部に嵌挿されたスイングボルトが第2
切欠部に嵌挿された状態で、該スイングボルトに
ねじ込んだナツトによつて第3フランジに固定さ
れ、前記温度センサは、感熱部が第2貫通孔を貫
通しかつ該感熱部の先端が吸収剤近傍に配置され
るように栓状体に固定され、栓状体突出部の下端
とブロツクの上端とは、いずれも反応槽における
ガス導入口近辺の高さ位置に配設されるようにし
たので、このように構成することによつて、ガス
導入口から反応槽内に導入したガスを反応槽側壁
とブロツクとの間の空〓を流下させた後ブロツク
下面側からフイルタ上面側にかけて吸収剤中を透
過させ、さらにフイルタを透過させてガス導出管
から流出させる過程で腐食性ガス成分を吸収剤で
吸収除去する、腐食性ガス除去装置が得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による腐食性ガス除去装置の一
実施例の縦断面図、第2図は第1図において栓状
体および温度センサを取り外した状態を示す斜視
図、第3図は第1図における栓状体と温度センサ
との間の取り付け状態を示す斜視図、第4図は第
1図におけるスイングボルトの平面図、第5図は
第1図における吸収反応ユニツトの構成図で、同
図Aは斜視図、同図Bは縦断面図、第6図は第1
図におけるブロツクの斜視図である。 1……ガス導出管、1a……管端、2……第1
フランジ、4……反応槽、5……第2フランジ、
6……第3フランジ、6a……第1切欠部、7…
…ガス導入口、8……加熱手段としてのバンドヒ
ーター、10……栓状体、11……第4フラン
ジ、11a……第2切欠部、11b……第2貫通
孔を形成する貫通孔、12……突出部、12a…
…第2貫通孔を形成する貫通孔、13……温度セ
ンサ、13a……感温部、14……スイングボル
ト、15……ピン、16……リブ、17……フイ
ルタ、17a……スカート部、19……吸収剤、
20……筒体、20a……大断面積部としての大
径部、20b……小断面積部としての小径部、2
0c……段差部、21……第2シール部材として
のOリング、27……ブロツク、27b……脚、
27c……第1貫通孔としての貫通孔、29……
第1シール部材としてのガスケツト、30……第
3シール部材としてのガスケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端には周縁に複数個の第1切欠部を設けたフ
    ランジを固定し、中間側壁にはガス導入口を設
    け、さらに前記ガス導入口と他端との間の側壁外
    面に加熱手段を設けた筒状反応槽と;柱状に形成
    したフイルタと;複数個の多孔質板状吸収剤と;
    内側を大断面積部と小断面積部とで構成し,かつ
    前記両断面積部間に段差部を形成した筒体と;軸
    心と同軸の第1貫通孔を設け、かつ一端に複数本
    の五徳状脚を設けた柱状のブロツクと;周縁に前
    記第1切欠部に対応するように第2切欠部を設け
    たフランジとこのフランジの一面側中央に突出し
    て設けた突出部とからなり、軸心と同軸の第2貫
    通孔を設けた栓状体と;棒状感温部を有する温度
    センサと;一端にピンを貫設し、かつ前記反応槽
    のフランジ近傍の前記反応槽外側面に固定したリ
    ブによつて前記ピンを軸支し、かつ他端を回動さ
    せることによつて前記一端近傍を前記第1切欠部
    内に嵌挿するように配設した、前記第1切欠部の
    個数と同一個数のスイングボルトと;前記反応槽
    の他端側に開口したガス導出管と;からなり、前
    記筒体は前記反応槽内に嵌挿されかつ前記小断面
    積部側の端部が前記反応槽の他端側に位置せしめ
    られ、前記フイルタは前記筒体の前記小断面積部
    内に配置され、前記吸収剤は前記筒体の前記大断
    面積部内において前記段差部上に積み重ねられ、
    前記ブロツクは前記脚が前記筒体の上端に当接す
    るようにして該筒体上に載置され、前記栓状体は
    前記突出部が前記反応槽内に嵌挿され、かつ前記
    栓状体のフランジが前記反応槽のフランジに対向
    させられ、さらに前記第1切欠部に嵌挿された前
    記スイングボルトが前記第2切欠部に嵌挿された
    状態で、該スイングボルトにねじ込んだナツトに
    よつて前記反応槽のフランジに固定され、前記温
    度センサは前記感温部が前記第2貫通孔を貫通し
    かつ該感温部の先端が前記吸収剤近傍に配置され
    るように前記栓状体に固定され、前記栓状体突出
    部の下端と前記ブロツクの上端とはいずれも前記
    反応槽における前記ガス導入口近辺の高さ位置に
    配設され、前記ガス導入口から前記反応槽内に導
    入したガス中の腐食性成分ガスを前記吸収剤によ
    つて吸収させて残余のガスを前記フイルタを通し
    て前記ガス導出管から流出させることを特徴とす
    る腐食性ガス除去装置。
JP15455384U 1984-10-13 1984-10-13 Expired JPH0220034Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15455384U JPH0220034Y2 (ja) 1984-10-13 1984-10-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15455384U JPH0220034Y2 (ja) 1984-10-13 1984-10-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6171232U JPS6171232U (ja) 1986-05-15
JPH0220034Y2 true JPH0220034Y2 (ja) 1990-06-01

Family

ID=30712544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15455384U Expired JPH0220034Y2 (ja) 1984-10-13 1984-10-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0220034Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6058404B2 (ja) * 2013-01-15 2017-01-11 株式会社東芝 放射性物質の吸着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6171232U (ja) 1986-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100890062B1 (ko) 시료가스 채취용 프로브 유니트 및 이를 이용한 배기가스 원격측정시스템
US5571477A (en) Equipment for sampling and work-up for analysis of PAH and other organic compounds, and hydrogen fluoride and sulphur oxides
KR101692995B1 (ko) 수분유입을 저감시키기 위한 시료가스 채취용 프로브 유니트
CN208171950U (zh) 一种voc检测仪
JPH0220034Y2 (ja)
KR20140102979A (ko) 수은이 함유된 시료가스 채취용 프로브 유니트
CN108837639B (zh) 一种用于甲醇裂解反应的多级涡流电磁超细粉尘烟气处理器
US4279728A (en) Apparatus for determining ion concentration
CN206074528U (zh) 一种颗粒物有机化学组分在线测量系统
CN103207129A (zh) 一种用于材料吸附等温线测试的样品室
CN206270148U (zh) 一种cems采样器加热装置
CN208000297U (zh) Voc在线监测仪
CN217739110U (zh) 一种工业过程cems高温机柜
US4274480A (en) Gas chromatograph sample conditioner
CN213181148U (zh) 一种烟尘烟气测试仪
JPS6145478Y2 (ja)
CN105277591B (zh) 采用多相触媒合金、远红外和负离子陶瓷过滤器的可反吹清洗和快速标定的气体检测探头
RU12860U1 (ru) Устройство для отбора проб газообразной влаги из высокотемпературного газового потока
Nelson et al. Multipurpose sampler device for liquid metal
JPS6335792Y2 (ja)
SU1698710A1 (ru) Установка дл климатических испытаний
CN108036975A (zh) 锅炉尾部烟道气体抗干扰采样装置
US3872718A (en) Multipurpose sampler device for liquid metal
CN201757720U (zh) 一种用于盐酸雾在线自动监测系统的采样探头
RU2073860C1 (ru) Блок адсорбера сорбтометра