JPH0219756Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0219756Y2 JPH0219756Y2 JP1981148030U JP14803081U JPH0219756Y2 JP H0219756 Y2 JPH0219756 Y2 JP H0219756Y2 JP 1981148030 U JP1981148030 U JP 1981148030U JP 14803081 U JP14803081 U JP 14803081U JP H0219756 Y2 JPH0219756 Y2 JP H0219756Y2
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- JP
- Japan
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- thermocouple
- reactor
- monitoring device
- neutron
- tube
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- Expired
Links
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- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 claims description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 4
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 3
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- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 2
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は炉内監視装置の改良に係り、特に沸
謄水形原子炉において中性子束分布及び炉内温度
を監視するようにした炉内監視装置に関する。
謄水形原子炉において中性子束分布及び炉内温度
を監視するようにした炉内監視装置に関する。
沸謄水形原子炉においては中性子検出器により
炉出力が常時監視される。これに加えて炉心各部
の温度を直接検出する装置を装荷することができ
れば、信頼性のより一層高い炉内監視が可能であ
る。
炉出力が常時監視される。これに加えて炉心各部
の温度を直接検出する装置を装荷することができ
れば、信頼性のより一層高い炉内監視が可能であ
る。
この考案はこのような事情に鑑みてなされたも
ので、原子炉内燃料集合体およびその付近の中性
子束分布及び炉内温度を高精度で確認できる機能
を有した炉内監視装置を提供することを目的とす
る。
ので、原子炉内燃料集合体およびその付近の中性
子束分布及び炉内温度を高精度で確認できる機能
を有した炉内監視装置を提供することを目的とす
る。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を詳
細に説明する。既述のように、沸謄水形原子炉を
安全かつ迅速に制御するために、通常20〜40体の
出力領域中性子検出器集合体が燃料集合体を収納
した炉内に一様に配置されているが、この考案で
用いる中性子検出器集合体は、第１図ａ，ｂ，ｃ
に示すように構成され、ａは正面図、ｂ，ｃは要
部を拡大して示した断面図である。即ち、保護管
１内には、４個（図には１個のみ表示）の中性子
検出器７と１本の走行形校正検出器用案内管６が
収納されている。又、保護管１の先端には炉内据
え付け乃び取り外しのための摺動機構が備えられ
ており、ガイド３とスプリング４乃びスプリング
止め５より構成されている。又、保護管１の下端
では、グランドシ−ル部２で４個の中性子検出器
７と走行形校正検出器用案内管６とが鑞付けで一
体化されており、この部分で原子炉内外を隔絶し
ている。更に、この考案では、前記保護管１と案
内管６との間に、棒状熱電対８が配設され、この
熱電対８は折れ曲つて前記スプリング４の軸心に
沿つて延長され、上端は炉心内の燃料集合体１０
の最上部に略対応して位置している。そして、下
端の方は前記グランドシ−ル部２で前記中性子検
出器７、走行形校正検出器用案内管６と共に鑞付
け一体化されている。この熱電対８のうちスプリ
ング４の軸心に沿つている部分の外側には、収納
管９が設けられており、この収納管９内に熱電対
８が収納されている。
細に説明する。既述のように、沸謄水形原子炉を
安全かつ迅速に制御するために、通常20〜40体の
出力領域中性子検出器集合体が燃料集合体を収納
した炉内に一様に配置されているが、この考案で
用いる中性子検出器集合体は、第１図ａ，ｂ，ｃ
に示すように構成され、ａは正面図、ｂ，ｃは要
部を拡大して示した断面図である。即ち、保護管
１内には、４個（図には１個のみ表示）の中性子
検出器７と１本の走行形校正検出器用案内管６が
収納されている。又、保護管１の先端には炉内据
え付け乃び取り外しのための摺動機構が備えられ
ており、ガイド３とスプリング４乃びスプリング
止め５より構成されている。又、保護管１の下端
では、グランドシ−ル部２で４個の中性子検出器
７と走行形校正検出器用案内管６とが鑞付けで一
体化されており、この部分で原子炉内外を隔絶し
ている。更に、この考案では、前記保護管１と案
内管６との間に、棒状熱電対８が配設され、この
熱電対８は折れ曲つて前記スプリング４の軸心に
沿つて延長され、上端は炉心内の燃料集合体１０
の最上部に略対応して位置している。そして、下
端の方は前記グランドシ−ル部２で前記中性子検
出器７、走行形校正検出器用案内管６と共に鑞付
け一体化されている。この熱電対８のうちスプリ
ング４の軸心に沿つている部分の外側には、収納
管９が設けられており、この収納管９内に熱電対
８が収納されている。
この考案の炉内監視装置は上記説明及び図示の
ように構成され、中性子検出器集合体内のうち炉
心内燃料集合体１０の最上部に対応する位置に熱
電対８を配設しているので、より安全に炉内水位
の監視が可能となつた。そして、冷却材喪失事故
を想定した炉内温度の監視の観点からは、燃料集
合体１０の上端以上の位置に熱電対を取り付ける
ことが望ましいが、この考案ではそれが実現さ
れ、又、熱電対８は中性子検出器集合体内に設け
たので、スペ−ス的にも優れている。更に、この
考案では、走行形校正検出器用案内管６の先端を
スプリング止め５の近傍まで下げて、その上に熱
電対８を保護収納するための収能管９を取り付け
ているが、この収納管９は熱電対８を保護するだ
けでなく、炉内のガンマ線加熱を受けるため、水
位低下が発生した場合、温度上昇をより顕著に感
知する効果を有している。即ち、炉内水位が燃料
集合体上部より低下すると、露出部の温度が急上
昇すると共にガンマ線強度が増加する。この近傍
に熱電対を設置してあるので、冷却材喪失に伴な
う炉内水位の低下を温度指示値の急上昇として観
測出来る。そして、熱電対のみならず収納管もガ
ンマ線を吸収して発熱するので、温度上昇が顕著
に表われ、水位低下の検知性能が向上する。
ように構成され、中性子検出器集合体内のうち炉
心内燃料集合体１０の最上部に対応する位置に熱
電対８を配設しているので、より安全に炉内水位
の監視が可能となつた。そして、冷却材喪失事故
を想定した炉内温度の監視の観点からは、燃料集
合体１０の上端以上の位置に熱電対を取り付ける
ことが望ましいが、この考案ではそれが実現さ
れ、又、熱電対８は中性子検出器集合体内に設け
たので、スペ−ス的にも優れている。更に、この
考案では、走行形校正検出器用案内管６の先端を
スプリング止め５の近傍まで下げて、その上に熱
電対８を保護収納するための収能管９を取り付け
ているが、この収納管９は熱電対８を保護するだ
けでなく、炉内のガンマ線加熱を受けるため、水
位低下が発生した場合、温度上昇をより顕著に感
知する効果を有している。即ち、炉内水位が燃料
集合体上部より低下すると、露出部の温度が急上
昇すると共にガンマ線強度が増加する。この近傍
に熱電対を設置してあるので、冷却材喪失に伴な
う炉内水位の低下を温度指示値の急上昇として観
測出来る。そして、熱電対のみならず収納管もガ
ンマ線を吸収して発熱するので、温度上昇が顕著
に表われ、水位低下の検知性能が向上する。
尚、第２図乃至第４図はこの考案の変形例を示
したものである。先ず第２図の場合は、上記実施
例より更に上部まで水位の監視を可能としたもの
で、ガイド３全体を中空にして収納管９を長くし
ている。これにより熱電対８の取り付け位置を更
に上部にすることができ、より安全に水位の監視
が可能となる。
したものである。先ず第２図の場合は、上記実施
例より更に上部まで水位の監視を可能としたもの
で、ガイド３全体を中空にして収納管９を長くし
ている。これにより熱電対８の取り付け位置を更
に上部にすることができ、より安全に水位の監視
が可能となる。
第３図は、この考案の中性子検出器集合体１９
を原子炉圧力容器１７内に設置した状態を示し、
図中の１３は上部格子板、１８は冷却材水位であ
る。
を原子炉圧力容器１７内に設置した状態を示し、
図中の１３は上部格子板、１８は冷却材水位であ
る。
又、第４図は中性子検出器集合体１９の長手方
向に沿つて一定間隔ごとに複数の熱電対２０，２
０……を設けたものであり、炉内温度をほぼくま
なく監視できるので、異常運転等による局部の温
度変化を知ることができる。
向に沿つて一定間隔ごとに複数の熱電対２０，２
０……を設けたものであり、炉内温度をほぼくま
なく監視できるので、異常運転等による局部の温
度変化を知ることができる。
以上説明したようにこの考案によれば、工業的
価値大なる炉内監視装置を提供することができ
る。
価値大なる炉内監視装置を提供することができ
る。
第１図ａ，ｂ，ｃはこの考案の一実施例に係る
炉内監視装置を示す正面図、要部断面図、第２図
乃至第４図はこの考案の各種の変形例を示す断面
図、正面図である。 １……保護管、２……グランドシ−ル部、３…
…ガイド、４……スプリング、５……スプリング
止め、６……走行形校正検出器用案内管、７……
中性子検出器、８，２０……熱電対、９……収納
管、１０……燃料集合体、１３……上部格子板、
１７……原子炉圧力容器、１８……冷却材水位、
１９……中性子検出器集合体。
炉内監視装置を示す正面図、要部断面図、第２図
乃至第４図はこの考案の各種の変形例を示す断面
図、正面図である。 １……保護管、２……グランドシ−ル部、３…
…ガイド、４……スプリング、５……スプリング
止め、６……走行形校正検出器用案内管、７……
中性子検出器、８，２０……熱電対、９……収納
管、１０……燃料集合体、１３……上部格子板、
１７……原子炉圧力容器、１８……冷却材水位、
１９……中性子検出器集合体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 保護管内に軸心に沿つて複数の中性子検出器を
設け、更に上記保護管の上端にガイドを一定方向
の偏倚力を与えて装着してなり、燃料集合体を収
納した原子炉内に挿入される中性子検出器集合体
をもつ炉内監視装置において、 上記中性子検出器集合体内のうち上記燃料集合
体の最上端部に略対応する位置に収納管を設け、
且つ該収納管内に熱電対を配設したことを特徴と
する炉内監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981148030U JPS5851299U (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 炉内監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981148030U JPS5851299U (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 炉内監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5851299U JPS5851299U (ja) | 1983-04-07 |
| JPH0219756Y2 true JPH0219756Y2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=29940857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981148030U Granted JPS5851299U (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 炉内監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5851299U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6591770B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-10-16 | 株式会社関電工 | 非常時における原子炉内の温度測定装置、溶融状態検出装置及び水位計測装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54158591A (en) * | 1978-03-21 | 1979-12-14 | Elictricite De France | Device for measuring local output in fuel assembly of nuclear reactor |
| JPS54159589A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-17 | Toshiba Corp | Measuring device for nuclear reactor |
| JPS5794695A (en) * | 1980-12-03 | 1982-06-12 | Tokyo Shibaura Electric Co | Temperature detector of nuclear reactor |
-
1981
- 1981-10-05 JP JP1981148030U patent/JPS5851299U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54158591A (en) * | 1978-03-21 | 1979-12-14 | Elictricite De France | Device for measuring local output in fuel assembly of nuclear reactor |
| JPS54159589A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-17 | Toshiba Corp | Measuring device for nuclear reactor |
| JPS5794695A (en) * | 1980-12-03 | 1982-06-12 | Tokyo Shibaura Electric Co | Temperature detector of nuclear reactor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5851299U (ja) | 1983-04-07 |
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