JPH02197512A - スラグカット用堰を有する混銑車 - Google Patents
スラグカット用堰を有する混銑車Info
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- JPH02197512A JPH02197512A JP1925889A JP1925889A JPH02197512A JP H02197512 A JPH02197512 A JP H02197512A JP 1925889 A JP1925889 A JP 1925889A JP 1925889 A JP1925889 A JP 1925889A JP H02197512 A JPH02197512 A JP H02197512A
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Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、製鋼設備に溶銑を移送するに際して使用され
る混銑車におけるスラグカット用装置に関する。
る混銑車におけるスラグカット用装置に関する。
高炉からの出銑後、−旦混銑車に貯蔵して、溶銑成分の
均一化や調整を行ったのちの取鍋への注出の際のスラグ
カットは、混銑車から一旦溶銑を受けたのちの取鍋を僅
かに前方に傾斜せしめ、スクレーパを取付けた作業車を
往復して溶銑上に浮遊するスラグを掻き出すことによっ
て行っている。
均一化や調整を行ったのちの取鍋への注出の際のスラグ
カットは、混銑車から一旦溶銑を受けたのちの取鍋を僅
かに前方に傾斜せしめ、スクレーパを取付けた作業車を
往復して溶銑上に浮遊するスラグを掻き出すことによっ
て行っている。
ところが、かかる従来のスラグカット方法は、時間と手
間がかかるという問題がある。
間がかかるという問題がある。
この混銑車におけるスラグカットを能率的に行うための
改善策が、特公昭５７−５２４０６号公報、実昭６２−
９７１５８号公報、特開昭６３−２１９５１５号公報等
に開示されている。
改善策が、特公昭５７−５２４０６号公報、実昭６２−
９７１５８号公報、特開昭６３−２１９５１５号公報等
に開示されている。
しかしながら、高品質の鋼の精錬に際しては、スラグの
除去がその品質を左右することになり、より完全なスラ
グの除去が必要であり、上記従来のスラグカットの方式
は高品質鋼の製鋼のためのスラグカットとしては、能率
の点からもまたスラグ除去効率の点からも十分なものと
は言えない。
除去がその品質を左右することになり、より完全なスラ
グの除去が必要であり、上記従来のスラグカットの方式
は高品質鋼の製鋼のためのスラグカットとしては、能率
の点からもまたスラグ除去効率の点からも十分なものと
は言えない。
本発明において解決すべき課題は、高品質の鋼の精錬用
として容易により短時間に、且つより効率の良い混銑車
におけるスラグカット方式を確立することにある。
として容易により短時間に、且つより効率の良い混銑車
におけるスラグカット方式を確立することにある。
本発明は、混銑車の出銑孔の外側面に離脱可能にスラグ
カット用の堰を設けることによって、上記課題を達成し
たものである。
カット用の堰を設けることによって、上記課題を達成し
たものである。
すなわち、従来の混銑車は排滓口を設けずに、溶銑を混
銑車に装入する前にスラグを除去する傾向にあるが、本
発明は混銑車に除去効率のきわめて高いスラグカット手
段を設けたことによって、高品質鋼の製鋼に適した溶銑
の抽出が可能となると共に、取鍋受鋼以降のスラグカッ
ト作業を実質的に省略することができ、炉外製鋼の効率
を上げることができる。
銑車に装入する前にスラグを除去する傾向にあるが、本
発明は混銑車に除去効率のきわめて高いスラグカット手
段を設けたことによって、高品質鋼の製鋼に適した溶銑
の抽出が可能となると共に、取鍋受鋼以降のスラグカッ
ト作業を実質的に省略することができ、炉外製鋼の効率
を上げることができる。
さらに、本発明においては、混銑車に設けた堰として、
堰の上部と下部にそれぞれ空隙を形成する構造とし、溶
銑抽出の能率を向上せしめることができる。
堰の上部と下部にそれぞれ空隙を形成する構造とし、溶
銑抽出の能率を向上せしめることができる。
以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明の具体的
な態様を説明する。
な態様を説明する。
第１図は、本発明に使用する混銑車を側面から見た図で
ある。
ある。
同図を参照して、ｌは混銑車本体を示し、２は溶銑予備
処理用のランス挿入口を示し、３は溶銑を取鍋に排出す
るための溶銑排出孔を示す。
処理用のランス挿入口を示し、３は溶銑を取鍋に排出す
るための溶銑排出孔を示す。
４は収納溶銑に浮遊するスラグをその排出に際して分離
する堰を示す。
する堰を示す。
同層４は溶銑排出孔３を覆うように堰開閉機構１３によ
って離脱自在に設けられ、溶銑排出孔３を覆ったとき、
その下方に溶銑を排出するための溶銑排出用間隙５と、
その上方に溶銑排出をスムーズに行うための空気置換の
ための間隙６を形成するような形状をなす。
って離脱自在に設けられ、溶銑排出孔３を覆ったとき、
その下方に溶銑を排出するための溶銑排出用間隙５と、
その上方に溶銑排出をスムーズに行うための空気置換の
ための間隙６を形成するような形状をなす。
この形状は、その横巾ａが溶銑排出孔３の径よりも大き
く、また、縦巾が溶銑排出孔３の径より小さい形状であ
れば良い。
く、また、縦巾が溶銑排出孔３の径より小さい形状であ
れば良い。
本実施例の場合には、上記堰４の平面形状を示す第２図
に示すように、その径が上記横巾ａに相当する円板状の
ものの上下を裁断した形状をなす。
に示すように、その径が上記横巾ａに相当する円板状の
ものの上下を裁断した形状をなす。
同層４は、その断面構造を示す第３図を参照して、一方
の面に取付は部７を有する鉄板８０片面にスタッド９を
設け、ここにキャスタブル耐火物１０を埋設した構造を
有する。
の面に取付は部７を有する鉄板８０片面にスタッド９を
設け、ここにキャスタブル耐火物１０を埋設した構造を
有する。
同１ｌＩ４は、第１図を参照して、混銑車本体１の外側
面に設けられた開閉モータ１１と軸受１２とからなる堰
開閉機構１３によって開閉可能に設けられている。
面に設けられた開閉モータ１１と軸受１２とからなる堰
開閉機構１３によって開閉可能に設けられている。
さらに、１４は同じく混銑車本体１の外側面に設けられ
た溶銑排出孔３に開閉自在に設けられた防滓カバーを示
す。
た溶銑排出孔３に開閉自在に設けられた防滓カバーを示
す。
第４図は本発明の稼働状態を示す。
同図を参照して、ヤード床入上に設置されたレールＢ上
を走行する移動台車Ｃ上に載置された取ＩＤに、混銑車
１から溶銑Ｅを注入している状態を示す。混銑車１を所
定位置に移動せしめた後、矢印に示す方向に回動せしめ
て、堰４の下方に位置する溶銑排出用間隙５から溶銑Ｅ
を注出する。
を走行する移動台車Ｃ上に載置された取ＩＤに、混銑車
１から溶銑Ｅを注入している状態を示す。混銑車１を所
定位置に移動せしめた後、矢印に示す方向に回動せしめ
て、堰４の下方に位置する溶銑排出用間隙５から溶銑Ｅ
を注出する。
溶銑Ｅの上面に浮遊するスラグＦは溶銑Ｅの注出中、堰
４によって混銑車１内に留まる。さらに溶銑注出による
混銑車１中の溶銑量の減少に応じて混銑車１を回動させ
て、全ての溶銑を排出したのち、堰４を反対側に回動せ
しめて開放する。
４によって混銑車１内に留まる。さらに溶銑注出による
混銑車１中の溶銑量の減少に応じて混銑車１を回動させ
て、全ての溶銑を排出したのち、堰４を反対側に回動せ
しめて開放する。
本発明によって、格別の機構、操業法を採用することな
く、従来よりも確実に、且つ高能率で、スラグカットが
可能になり、高品質鋼製造に適した溶銑を注出すること
ができる。
く、従来よりも確実に、且つ高能率で、スラグカットが
可能になり、高品質鋼製造に適した溶銑を注出すること
ができる。
添付各図は本発明の実施例を示す図である。
第１図は本発明の装置を適用した混銑車の側面図、第２
図および第３図は堰の構造を示し、第４図はその稼働状
態を示す図である。 １：混銑車本体 ２；ランス挿入口３：溶銑排出
孔 ４ニスラグ分離堰５：溶銑排出用間隙 ６
：空気置換間隙７：取付は部 ８：取付は部鉄
板９：スタッド ｌＯ：キャスタブル耐火物 １１：開閉モータ １２：軸受 １３：堰開閉機構 １４：防滓カバーＥ：溶銑
Ｆ：スラグ 第 図 第 置 図 第 図
図および第３図は堰の構造を示し、第４図はその稼働状
態を示す図である。 １：混銑車本体 ２；ランス挿入口３：溶銑排出
孔 ４ニスラグ分離堰５：溶銑排出用間隙 ６
：空気置換間隙７：取付は部 ８：取付は部鉄
板９：スタッド ｌＯ：キャスタブル耐火物 １１：開閉モータ １２：軸受 １３：堰開閉機構 １４：防滓カバーＥ：溶銑
Ｆ：スラグ 第 図 第 置 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、出銑孔の外側面に離脱可能にスラグカット用の堰を
設けた混銑車。 ２、堰が、出銑孔外面に当接したとき出銑孔の上部に空
気取替用空隙を、下部に溶銑排出用空隙を形成する形状
に形成されている特許請求の範囲第１項に記載の混銑車
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1925889A JPH02197512A (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | スラグカット用堰を有する混銑車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1925889A JPH02197512A (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | スラグカット用堰を有する混銑車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02197512A true JPH02197512A (ja) | 1990-08-06 |
Family
ID=11994408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1925889A Pending JPH02197512A (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | スラグカット用堰を有する混銑車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02197512A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101091977B1 (ko) * | 2004-12-22 | 2011-12-09 | 주식회사 포스코 | 용선대차용 슬래그 자동 제거장치 |
-
1989
- 1989-01-26 JP JP1925889A patent/JPH02197512A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101091977B1 (ko) * | 2004-12-22 | 2011-12-09 | 주식회사 포스코 | 용선대차용 슬래그 자동 제거장치 |
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