JPH02195633A - カラーブラウン管装置 - Google Patents
カラーブラウン管装置Info
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- JPH02195633A JPH02195633A JP1369689A JP1369689A JPH02195633A JP H02195633 A JPH02195633 A JP H02195633A JP 1369689 A JP1369689 A JP 1369689A JP 1369689 A JP1369689 A JP 1369689A JP H02195633 A JPH02195633 A JP H02195633A
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- Japan
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- conductive film
- screen
- ray tube
- high voltage
- electron gun
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Links
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- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 abstract description 23
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、シャドウマスク等色選択機構をもつカラー
ブラウン管装置に関し、特にその性能改善に関するもの
である。
ブラウン管装置に関し、特にその性能改善に関するもの
である。
従来のカラーブラウン管装置をシャドウマスク形色選択
方式を例に、第4図に沿って説明する。
方式を例に、第4図に沿って説明する。
第4図は最もポピユラーなシャドウマスク方式カラーブ
ラウン管の概略図である。ガラス外囲器は、スクリーン
を形成するパネル1、電子銃4を内蔵するネッ久部2、
及びその中間部のファンネル3で構成されている。パネ
ル1の内面には3色蛍光面10が形成されており、さら
にその内側に色選択機構であるシャドウマスク11が近
接して設けられている。ここでは、シャドウマスク11
及び蛍光面10を一括してスクリーンと呼ぶこととする
。ファンネル3の内面には内部導電膜6が塗布され、こ
の導電膜6にはアノードボタン7を通じて外部から高電
圧(約30kV)が印加されている。この高圧は電子銃
4の最終電極4Hにも内部導電膜6を通じて印加される
と共に、シャドウマスク11及び蛍光面10にも同様に
印加され(アルミバック等の詳細は図示していない)、
電子銃最終電極4Hから蛍光面lOに到るまでは高圧ポ
テンシャルとしての等電位空間が形成されている。
ラウン管の概略図である。ガラス外囲器は、スクリーン
を形成するパネル1、電子銃4を内蔵するネッ久部2、
及びその中間部のファンネル3で構成されている。パネ
ル1の内面には3色蛍光面10が形成されており、さら
にその内側に色選択機構であるシャドウマスク11が近
接して設けられている。ここでは、シャドウマスク11
及び蛍光面10を一括してスクリーンと呼ぶこととする
。ファンネル3の内面には内部導電膜6が塗布され、こ
の導電膜6にはアノードボタン7を通じて外部から高電
圧(約30kV)が印加されている。この高圧は電子銃
4の最終電極4Hにも内部導電膜6を通じて印加される
と共に、シャドウマスク11及び蛍光面10にも同様に
印加され(アルミバック等の詳細は図示していない)、
電子銃最終電極4Hから蛍光面lOに到るまでは高圧ポ
テンシャルとしての等電位空間が形成されている。
次に動作について説明する。3電子ビームは電子銃4の
カソード4Kから発射され、電子銃4内部で加速、集束
作用を受け、蛍光面10上で結像する。ラスタースキャ
ンをする手段としてファンネル3とネック部2の中間部
に設けられた偏向ヨーク5により、電子ビームは水平及
び垂直方向に偏向される。等電位空間で電磁偏向作用を
受けた電子ビームは、電磁偏向領域から外れると、あと
は直線軌道を描きシャドウマスク11に射突するのみで
、シャドウマスク11の孔を通過した電子ビームのみが
蛍光面10の蛍光体を励起する。
カソード4Kから発射され、電子銃4内部で加速、集束
作用を受け、蛍光面10上で結像する。ラスタースキャ
ンをする手段としてファンネル3とネック部2の中間部
に設けられた偏向ヨーク5により、電子ビームは水平及
び垂直方向に偏向される。等電位空間で電磁偏向作用を
受けた電子ビームは、電磁偏向領域から外れると、あと
は直線軌道を描きシャドウマスク11に射突するのみで
、シャドウマスク11の孔を通過した電子ビームのみが
蛍光面10の蛍光体を励起する。
周知の如く、上述した従来のシャドウマスク形カラーブ
ラウン管は以下に述べる大きな欠点を持つ。スクリーン
の周辺を走査する場合、電子ビームはシャドウマスク1
1に対して斜めに角θ2で入射する。このため、偏向ヨ
ーク5の装着位置は非常に高い精度が要求される。又、
多量の電子ビームのシャドウマスク11への射突は、シ
ャドウマスク11に熱損失を与える結果、いわゆるドー
ミング現象という熱膨張現象をひきおこし、孔の位置の
変位がミスランディングを誘起させる。これは角θ2が
鋭角で小さくなるほど、すなわち偏向角θ1が大きくな
るほど、わずかな孔位置の変位が大きなミスランディン
グをひきおこす、又、地磁気による影響についても角θ
8が小さければミスランディングする量は大きくなる。
ラウン管は以下に述べる大きな欠点を持つ。スクリーン
の周辺を走査する場合、電子ビームはシャドウマスク1
1に対して斜めに角θ2で入射する。このため、偏向ヨ
ーク5の装着位置は非常に高い精度が要求される。又、
多量の電子ビームのシャドウマスク11への射突は、シ
ャドウマスク11に熱損失を与える結果、いわゆるドー
ミング現象という熱膨張現象をひきおこし、孔の位置の
変位がミスランディングを誘起させる。これは角θ2が
鋭角で小さくなるほど、すなわち偏向角θ1が大きくな
るほど、わずかな孔位置の変位が大きなミスランディン
グをひきおこす、又、地磁気による影響についても角θ
8が小さければミスランディングする量は大きくなる。
一方、カラーブラウン管の全長を短縮させるためには、
第2図に示す従来方式では益々θ2を小さくしなければ
ならないことは明らかであり、ここでは詳述しない、−
船釣にランディングマージンを良くするためには挟角偏
向が望ましいが、一方挟角偏向にすればCRTの全長が
長くなると共に、電子銃と蛍光面の距離が大きくなり電
子ビームのフォーカス特性が不利になるとC)う欠点を
有する。従って、偏向角θ、を広角にとどめる、特に大
型サイズのブラウン管においては110@程度にとどめ
るのが一般的であり、奥行とランディングマージンにつ
いては妥協設計しているのが実情である。
第2図に示す従来方式では益々θ2を小さくしなければ
ならないことは明らかであり、ここでは詳述しない、−
船釣にランディングマージンを良くするためには挟角偏
向が望ましいが、一方挟角偏向にすればCRTの全長が
長くなると共に、電子銃と蛍光面の距離が大きくなり電
子ビームのフォーカス特性が不利になるとC)う欠点を
有する。従って、偏向角θ、を広角にとどめる、特に大
型サイズのブラウン管においては110@程度にとどめ
るのが一般的であり、奥行とランディングマージンにつ
いては妥協設計しているのが実情である。
従来のカラーブラウン管装置は以上のように構成されて
おり、偏向角がある程度大きく、シャドウマスクに入射
する電子ビームの入射角が小さく、ミスランディング量
が大きいという問題点があった。
おり、偏向角がある程度大きく、シャドウマスクに入射
する電子ビームの入射角が小さく、ミスランディング量
が大きいという問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解消するためになされた
もので、偏向角を小さくせずにあるいはさらに偏向角を
大きくしつつ、シャドウマスク等の色選択機構に入射す
る電子ビームの入射角を大きくし、ミスランディング量
を最小にすることができるカラーブラウン管装置を得る
ことを目的とする。
もので、偏向角を小さくせずにあるいはさらに偏向角を
大きくしつつ、シャドウマスク等の色選択機構に入射す
る電子ビームの入射角を大きくし、ミスランディング量
を最小にすることができるカラーブラウン管装置を得る
ことを目的とする。
この発明に係るカラーブラウン管装置は、電子銃の最終
電極及びファンネル部のうちの少なくとも一部と、スク
リーン部とに、異なる所望の電位を与え、静電電界レン
ズを形成せしめたものである。
電極及びファンネル部のうちの少なくとも一部と、スク
リーン部とに、異なる所望の電位を与え、静電電界レン
ズを形成せしめたものである。
この発明においては、電子銃の最終電極及びファンネル
部のうちの少なくとも一部と、スクリーン部とに、異な
る所望の電位を与え、ファンネル部とスクリーン部との
間、あるいはさらに電子銃の最終電極とファンネル部と
の間等に静電レンズを形成することにより、偏向ヨーク
により偏向された電子ビームは電磁偏向領域を外れても
直線軌道を描かず、色選択機構に電子ビームをより大き
な入射角で入射させることができる。
部のうちの少なくとも一部と、スクリーン部とに、異な
る所望の電位を与え、ファンネル部とスクリーン部との
間、あるいはさらに電子銃の最終電極とファンネル部と
の間等に静電レンズを形成することにより、偏向ヨーク
により偏向された電子ビームは電磁偏向領域を外れても
直線軌道を描かず、色選択機構に電子ビームをより大き
な入射角で入射させることができる。
以下、本発明の一実施例について第1図を用いて説明す
る。第1図において、第4図に示された部分と同一ある
いは対応部分には同一符号を付しており、かかる部分の
説明は省略する。第1図において従来の第4図の装置と
異なる点は、内部導電膜6が3分割され、電子銃4の高
圧電極部の内部導電膜5a、ファンネル部3の内部導電
膜6b。
る。第1図において、第4図に示された部分と同一ある
いは対応部分には同一符号を付しており、かかる部分の
説明は省略する。第1図において従来の第4図の装置と
異なる点は、内部導電膜6が3分割され、電子銃4の高
圧電極部の内部導電膜5a、ファンネル部3の内部導電
膜6b。
及びシャドウマスク11を含む蛍光面10、すなわちス
クリーン部の内部導電膜6Cに分けられている点である
。そして導電膜6a、6cには同一高圧電位が与えられ
、中間部のファンネル部3の導電膜6bにはそれより低
い中高圧電位が印加されている。このような電位配分を
すれば、図中破線で示す静電レンズA、Bが導電膜6a
と導電膜6bの間及び導電膜6bと導電膜6Cの間に形
成される。
クリーン部の内部導電膜6Cに分けられている点である
。そして導電膜6a、6cには同一高圧電位が与えられ
、中間部のファンネル部3の導電膜6bにはそれより低
い中高圧電位が印加されている。このような電位配分を
すれば、図中破線で示す静電レンズA、Bが導電膜6a
と導電膜6bの間及び導電膜6bと導電膜6Cの間に形
成される。
このような2つの静電レンズA、Bが形成される原理は
、第2図の例、すなわち電子銃の高圧電極の間に低圧電
極を介在させるユニポテンシャル形静電レンズの例を見
れば理解されよう0周知の如く、両側の高圧電極40a
、 4oeと低圧電極40bとの間で形成される電気
力線と直角に等電位面が形成され、図の例の如き静電レ
ンズA′B′が形成される。第2図に示すようなユニポ
テンシャルレンズA’、B’を通過スる電子ビーム中、
離軸した成分8は矢印9aの如く第1のレンズA′によ
り発散作用を受けると共に、矢印9bの如く第2のレン
ズB′で集束作用を受けることは良く知られている。
、第2図の例、すなわち電子銃の高圧電極の間に低圧電
極を介在させるユニポテンシャル形静電レンズの例を見
れば理解されよう0周知の如く、両側の高圧電極40a
、 4oeと低圧電極40bとの間で形成される電気
力線と直角に等電位面が形成され、図の例の如き静電レ
ンズA′B′が形成される。第2図に示すようなユニポ
テンシャルレンズA’、B’を通過スる電子ビーム中、
離軸した成分8は矢印9aの如く第1のレンズA′によ
り発散作用を受けると共に、矢印9bの如く第2のレン
ズB′で集束作用を受けることは良く知られている。
これと同一原理により第1図で示す如く、偏向ヨーク5
で偏向された電子ビームは、第1のレンズAで急速に発
散(急速に偏向)されると共に、スクリーンに近づくに
つれ第2のレンズBで集束(急速に偏向作用が減衰し、
スクリーン方向に軌道を曲げる)作用を受ける結果、色
選択機構であるシャドウマスク11に大きな角θ3で入
射することになる。
で偏向された電子ビームは、第1のレンズAで急速に発
散(急速に偏向)されると共に、スクリーンに近づくに
つれ第2のレンズBで集束(急速に偏向作用が減衰し、
スクリーン方向に軌道を曲げる)作用を受ける結果、色
選択機構であるシャドウマスク11に大きな角θ3で入
射することになる。
第1図では原理を示すために、内部導電膜6bに印加す
る中高圧電位の供給を外部高圧抵抗を分圧して給する模
式例を示した。具体的にはカラーブラウン管内部に高圧
抵抗を内蔵させ、その抵抗の分割点から所望の中高圧電
位を取り導電膜6bに供給すると共に、スクリーン(シ
ャドウマスク11と蛍光面10)と電子銃高圧電極4H
を内部接続し高圧を供給する。あるいはアノードボタン
7をファンネル部3に2ケ(もしくは2ケ以上)用意し
、個別に所望の電圧を独立して供給する等、種々可能で
ある。
る中高圧電位の供給を外部高圧抵抗を分圧して給する模
式例を示した。具体的にはカラーブラウン管内部に高圧
抵抗を内蔵させ、その抵抗の分割点から所望の中高圧電
位を取り導電膜6bに供給すると共に、スクリーン(シ
ャドウマスク11と蛍光面10)と電子銃高圧電極4H
を内部接続し高圧を供給する。あるいはアノードボタン
7をファンネル部3に2ケ(もしくは2ケ以上)用意し
、個別に所望の電圧を独立して供給する等、種々可能で
ある。
又、第1図の例におけるスクリーン用内部導電膜6Cは
アノードボタン7より前面側としたが、必要あらばさら
にスクリーン前面側もしくは電子銃4側に寄せることは
可能であり、特にアノードボタン7との位置にこだわら
ない。同様に、内部導電膜6aと内部導電膜6bとの間
(レンズAが形成される位置)も第1図の例の位置に必
ずしも限定されるものではない、すなわち、レンズA及
びレンズBの位置は、カラーブラウン管の外囲器形状、
大きさ等の他の設計要因に鑑みて自由にその位置が選択
される。
アノードボタン7より前面側としたが、必要あらばさら
にスクリーン前面側もしくは電子銃4側に寄せることは
可能であり、特にアノードボタン7との位置にこだわら
ない。同様に、内部導電膜6aと内部導電膜6bとの間
(レンズAが形成される位置)も第1図の例の位置に必
ずしも限定されるものではない、すなわち、レンズA及
びレンズBの位置は、カラーブラウン管の外囲器形状、
大きさ等の他の設計要因に鑑みて自由にその位置が選択
される。
本実施例のような構成をとることにより、以下のメリッ
トが得られる。すなわち、前述した如(、シャドウマス
ク11等色選択機構に入射する電子ビームの入射角θ、
を大きくすることが可能であり、スクリーンにとっては
あたかも挟角偏向となり、ランディングエラーが飛躍的
に小さくなる。
トが得られる。すなわち、前述した如(、シャドウマス
ク11等色選択機構に入射する電子ビームの入射角θ、
を大きくすることが可能であり、スクリーンにとっては
あたかも挟角偏向となり、ランディングエラーが飛躍的
に小さくなる。
一方、偏向部においては偏向ヨーク5の本来の偏向作用
に加え、静電レンズAでの発散作用による急激な偏向作
用により、見掛は上大きな偏向角を得ることができ、従
来より大きな偏向角の外囲器を作成することが可能であ
り、超広角偏向管の実現が可能となり、カラーブラウン
管の全長を小さくした奥行短縮が可能となる。さらに、
中高圧電位が与えられた内部導電膜6bが偏向ヨーク5
の偏向磁界領域に存在することにより、偏向電力を小さ
くできるメリットがある0周知の如く、電子銃4のカソ
ード4Kを出た電子ビームは従来電子銃4の内部の各電
極により加速集束されるのみであった。一方、本方式で
は電子銃4以外に、スクリーンに到達するまでに静電レ
ンズA及びBで形成される集束レンズを経ることになり
、無偏向ビーム、偏向されたビーム共に大きく集束作用
を受けさせ、スクリーンに射突させることが可能であり
、従って非常にシャープな電子ビームスポットを得るこ
とができる。画面コーナーにおける電子ビームもスクリ
ーンに対し大きな入射角θ3でもって射突する結果、従
来よりも円形に近い(偏向収差が少ない)スポット特性
を給することも可能である。
に加え、静電レンズAでの発散作用による急激な偏向作
用により、見掛は上大きな偏向角を得ることができ、従
来より大きな偏向角の外囲器を作成することが可能であ
り、超広角偏向管の実現が可能となり、カラーブラウン
管の全長を小さくした奥行短縮が可能となる。さらに、
中高圧電位が与えられた内部導電膜6bが偏向ヨーク5
の偏向磁界領域に存在することにより、偏向電力を小さ
くできるメリットがある0周知の如く、電子銃4のカソ
ード4Kを出た電子ビームは従来電子銃4の内部の各電
極により加速集束されるのみであった。一方、本方式で
は電子銃4以外に、スクリーンに到達するまでに静電レ
ンズA及びBで形成される集束レンズを経ることになり
、無偏向ビーム、偏向されたビーム共に大きく集束作用
を受けさせ、スクリーンに射突させることが可能であり
、従って非常にシャープな電子ビームスポットを得るこ
とができる。画面コーナーにおける電子ビームもスクリ
ーンに対し大きな入射角θ3でもって射突する結果、従
来よりも円形に近い(偏向収差が少ない)スポット特性
を給することも可能である。
なお、本実施例の構成によれば電子銃4の最終電極4H
を通過して後も、電子ビームは静電レンズA及びBの集
束作用を受ける。従い、本実施例に用いる電子銃4の集
束レンズ設計は、電子銃4以降に形成された静電レンズ
A及びBのビーム集東作用を加味した静電レンズ設計を
行う必要がある。
を通過して後も、電子ビームは静電レンズA及びBの集
束作用を受ける。従い、本実施例に用いる電子銃4の集
束レンズ設計は、電子銃4以降に形成された静電レンズ
A及びBのビーム集東作用を加味した静電レンズ設計を
行う必要がある。
上記実施例では、電子銃最終電極部4Hとファンネル部
3とスクリーン部(同一電位が与えられたシャドウマス
ク11及び蛍光面10)とでユニポテンシャル形静電レ
ンズを形成する場合について説明したが、電子銃で良く
用いられているさまざまな静電レンズ形態、例えばパイ
ポテンシャル形、多段集束形のいずれをも、本発明に適
用することは可能である。第3図にそれらの実施例を示
す。第3図(a)はパイポテンシャル形の静電レンズを
形成する場合であり、電子銃最終型ti4Hとファンネ
ル部は同一中高圧電位で、高圧はスクリーンに供給され
ている。なお、第3図において高圧の部分は縦縞で表す
。以下、第3図(′b)はB−UPFタイプ、第3図(
C)はU−B P Fタイプ、第3図(d)はラセン状
タイプの場合を示し、いずれも高圧電位の部分は、少な
くともスクリーンの手前で集束レンズが形成され、マス
ク人射角を大きくするように考慮されている。
3とスクリーン部(同一電位が与えられたシャドウマス
ク11及び蛍光面10)とでユニポテンシャル形静電レ
ンズを形成する場合について説明したが、電子銃で良く
用いられているさまざまな静電レンズ形態、例えばパイ
ポテンシャル形、多段集束形のいずれをも、本発明に適
用することは可能である。第3図にそれらの実施例を示
す。第3図(a)はパイポテンシャル形の静電レンズを
形成する場合であり、電子銃最終型ti4Hとファンネ
ル部は同一中高圧電位で、高圧はスクリーンに供給され
ている。なお、第3図において高圧の部分は縦縞で表す
。以下、第3図(′b)はB−UPFタイプ、第3図(
C)はU−B P Fタイプ、第3図(d)はラセン状
タイプの場合を示し、いずれも高圧電位の部分は、少な
くともスクリーンの手前で集束レンズが形成され、マス
ク人射角を大きくするように考慮されている。
なお、以上の実施例では磁気シールド板の説明を省略し
た。磁気シールド板はカラーブラウン管の外部に設けて
もかまわないが、内部に設けることも可能である。又、
その場合、ファンネル部の内部導電膜に適当な電位を供
給するかわりに、ファンネル内部に設けた内部磁気シー
ルド板に所望の電位を与え、目的とする静電レンズを形
成することも可能であることは言うまでもない。
た。磁気シールド板はカラーブラウン管の外部に設けて
もかまわないが、内部に設けることも可能である。又、
その場合、ファンネル部の内部導電膜に適当な電位を供
給するかわりに、ファンネル内部に設けた内部磁気シー
ルド板に所望の電位を与え、目的とする静電レンズを形
成することも可能であることは言うまでもない。
又、本発明における色選択機構はシャドウマスク方式以
外のテンシランマスク等アパーチャグリル方式であって
も良い。
外のテンシランマスク等アパーチャグリル方式であって
も良い。
以上のように、この発明によれば、電子銃最終電極及び
ファンネル部のうちの少なくとも一部と、スクリーン部
とに、同一電位でない所望の電圧を印加し、静電レンズ
を形成するように構成したので、偏向角を小さくせずに
色選択機構に入射する電子ビームの入射角を大きくする
ことができ、ランディングマージンがあり、かつ奥行が
短く偏向感度が良く、フォーカス特性もすぐれた新しい
カラーブラウン管が得られる効果がある。
ファンネル部のうちの少なくとも一部と、スクリーン部
とに、同一電位でない所望の電圧を印加し、静電レンズ
を形成するように構成したので、偏向角を小さくせずに
色選択機構に入射する電子ビームの入射角を大きくする
ことができ、ランディングマージンがあり、かつ奥行が
短く偏向感度が良く、フォーカス特性もすぐれた新しい
カラーブラウン管が得られる効果がある。
第1図は本発明の一実施例によるカラーブラウン管装置
を示す図、第2図はユニポテンシャル形静電レンズを説
明するための図、第3図は本発明の他の実施例によるカ
ラーブラウン管装置の一部を示す図、第4図は従来のカ
ラーブラウン管装置を示す図である。 2はネック、3はファンネル、4は電子銃、6a、5b
、 6cは内部導電膜、1oは蛍光面、11はシャド
ウマスク、A、Bは静電電界レンズ。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第1図
を示す図、第2図はユニポテンシャル形静電レンズを説
明するための図、第3図は本発明の他の実施例によるカ
ラーブラウン管装置の一部を示す図、第4図は従来のカ
ラーブラウン管装置を示す図である。 2はネック、3はファンネル、4は電子銃、6a、5b
、 6cは内部導電膜、1oは蛍光面、11はシャド
ウマスク、A、Bは静電電界レンズ。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第1図
Claims (1)
- (1)色選択機構及び蛍光面を含むスクリーン部と、電
子銃を内蔵するネック部と、両者の中間のファンネル部
とに区分されるカラーブラウン管装置において、 上記スクリーン部と、上記電子銃の最終電極及びファン
ネル部のうちの少なくとも一部とに、それぞれ異なる所
望の電位を与え、静電電界レンズを形成せしめたことを
特徴とするカラーブラウン管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1369689A JPH02195633A (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | カラーブラウン管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1369689A JPH02195633A (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | カラーブラウン管装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02195633A true JPH02195633A (ja) | 1990-08-02 |
Family
ID=11840360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1369689A Pending JPH02195633A (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | カラーブラウン管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02195633A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5357176A (en) * | 1991-06-27 | 1994-10-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Cathode ray tube |
US6774554B1 (en) | 1999-09-21 | 2004-08-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cathode ray tube |
-
1989
- 1989-01-23 JP JP1369689A patent/JPH02195633A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5357176A (en) * | 1991-06-27 | 1994-10-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Cathode ray tube |
US6774554B1 (en) | 1999-09-21 | 2004-08-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cathode ray tube |
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