JPH02194988A - スタンプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、任意に選択した番号のバーコードを表記す
るためのスタンプ装置に関する。

〔従来の技術〕

従来から、各種の商品にその商品の品目２品質。

価格その他のデータを、バーコードによって表記するこ
とが広く行われており、このバーコードをコンピュータ
によって管理することによって、商品管理、販売管理を
円滑に行えるようになっている。ところで、かかるバー
コードを上記商品やその包装物に表記するには、これま
では、マスターフィルムをもとに正確に製版を行って、
これを使用して、オフセット印刷、凸版印刷、グラビア
印刷を行ったり、あらかじめプログラミングしたいわゆ
るインテリジェントプリンタにより印字を行ったりして
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、かかる従来のバーコードの表記方法によ
れば、大掛かりな製版設備、印刷機械などを用意する必
要があり、極めて高価になるとともに、印刷すべき用紙
などの包装物の形態に制約が生じ、また、バーコードを
印刷するまでに長い時間を要するなどの問題点があった
。

この発明は上記のようなバーコードの表記上の問題点に
着目してなされたものであり、大掛かりな機械や設備、
あるいは面倒な作業なく、しかもあらゆる物品や包装に
何人も容易、迅速にバーコードを表記することができる
スタンプ装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明にかかるスタンプ装置は、所定角度あて手動ま
たは自動にて回転操作されるリング状の印字盤に、数字
や記号を表わす複数のバーコードの印字面を設け、かつ
上記印字盤をスタンプ枠に対し、必要桁数分並設するよ
うに取り付けた構成としたものである。

〔作用〕

この発明における複数のリング状の印字盤は、それぞれ
独立して回転操作可能になっているとともに、それぞれ
Ｏ〜９の数字および記号を表わすバーコードの印字面を
有するため、その複数の印字盤上の所定のバーコードを
任意に印字側に臨ませることにより、連続する番号を表
わすバーコード、つまり複数桁のデータを表わすバーコ
ードを形成し、これらにインキを付着させて１紙面など
に圧接することにより、特定のデータを意味するその連
続するバーコードを、上記紙面上に押印することができ
るようにしている。

〔実施例〕

以下に、この発明の一実施例を図について具体的に説明
する。第１図はこの発明のスタンプ装置を示す斜視図で
あり、同図において、１は例えば金属性のコ字状のスタ
ンプ枠で、これの天部１ａには取手２が固設されている
。この取手２はスタンプ枠１の持ち運びと、スタンプの
押圧操作を容易にするものであり、例えば木や合成樹脂
などにより作られている。３はスタンプ枠１の対向片ｌ
ｂ、ｌｃの上部に架設された平行軸であり、この平行軸
３には８個の回転ドラム（図示しない）が所定角度あて
回転するように支承されており、この回転ドラムには、
これを回転操作するための。

操作周縁が歯状面とされた操作円板４が取り付けられて
いる。５はスタンプ枠１の対向片１ｂ、　ｌｃの下端部
に架設された印字盤の張架片で、これが所定幅の平面を
有する。６は各回転ドラムと張架片５とに架設した、例
えば８個のリング状の印字盤であり、これらがゴムや可
撓性の金属板からなる。

また、これらの各印字盤６の外周面には、第２図に示す
ようにＯ〜９の数字や記号１文字などとともに、これら
をバーコード化した印字面７が一定間隔をあけて順次設
けられ、これらの８組が図示のように並設されている。

したがって、各印字盤６は例えば８桁分て８偏設けられ
、このうち最初の桁をスタート記号、最後の桁をストッ
プ記号として、上記張架片５に臨む各印字面７が例えば
ＮＷ−７のようなバーコードデータを表出することにな
る。そこで、この一連のバーコードの印字面７にインキ
を付着して、紙面の上などに押圧すれば、第３図に示す
ような上記数字の組み合わせをデータとするバーコード
１０が表示されることになる。

また、上記リング状の各印字盤６において０〜９の１０
個の数字のほかに、１１個目の文字領域には最もよく利
用されるスタート・スタート記号のバーコードを、これ
に対応するアラビヤ数字。

記号などとともに凸版形成し、１２個目の文字領域はブ
ランク（空白）とし、この桁が不要なときに選択できる
ようにする。これにより６桁までの任意の数字がバーコ
ード表示できることになる。

したがって、かかる構成になるスタンプ装置では、バー
コード表示すべき所望の６桁の数字が表われるように、
上記各印字盤６を、各操作円板４を順次回転操作するこ
とによって回転させ、上記所望の数字に対応するバーコ
ードの印字面７を、張架片５の下面に整列するように位
置させる。そして、その整列した各印字面７にスタンプ
台のインキを付着せしめ、これを商品などの表面やこれ
を包む包装紙に押圧することで、これらの上に所望の一
連のバーコード１０を表示することができることになる
。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、この発明によれば所定角度あ
て手動または自動にて回転操作されるリング状の印字盤
に、数字や記号を表わす複数のバーコードの印字面を設
け、かつ上記印字盤をスタンプ枠に対し、必要桁数分並
設するように取り付けたので、使用者が選んだ所望のバ
ーコードを安価で簡単な構造により、あらゆる物品およ
びこれの包装に、容易かつ迅速に表記することができ、
実用上極めて有益になる等の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかるスタンプ装置を示す斜視図、
第２図は同じくこのスタンプ装置におけるリング状の印
字盤を示す概略斜視図、第３図はこの発明のスタンプ装
置によって表記されたバーコードを示す説明図である。 １・・スタンプ枠、６・・印字盤、７・・印字面・ 第１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 数字や記号を表わす複数のバーコードの印字面を有し、
   かつ所定角度あて回転操作されるリング状の印字盤と、
   この印字盤を必要桁数分並設して保持するスタンプ枠と
   を備えたスタンプ装置。