JPH0219436Y2 - - Google Patents

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JPH0219436Y2
JPH0219436Y2 JP1982136970U JP13697082U JPH0219436Y2 JP H0219436 Y2 JPH0219436 Y2 JP H0219436Y2 JP 1982136970 U JP1982136970 U JP 1982136970U JP 13697082 U JP13697082 U JP 13697082U JP H0219436 Y2 JPH0219436 Y2 JP H0219436Y2
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powder
gate
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gates
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JP1982136970U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ホツパーや集塵機レシーバー等の貯
蔵容器から各種の粉体を排出するための排出装置
に関するものである。
従来、ホツパーなどに貯蔵されている粉体を排
出する手段として、第1図に示すように、排出孔
2を備えたゲートプレート1をシリンダ3で前後
動させるスライドゲート弁方式や、第2図に示す
ように、回転羽根4をモータにより回転させて隣
接羽根板5,5間に流入した粉体を排出口6より
排出するロータリー弁方式や、第3図に示すよう
に、弁体7を偏心機構と回転機構とを備えた特殊
なアクチユエータ8に取付け、粉体の排出時に
は、該弁体7を図示のように弁座9から離間させ
た状態で横向きに90゜回転させることによつて弁
座9を開放し、粉体の遮断時には、弁体7を図示
の位置に復帰させたあと上昇させて弁座9に当接
させるようにした無摺動式切出弁方式などが知ら
れている。
しかしながら、上記スライドゲート弁方式は、 a ゲートプレートの移動を案内する案内ローラ
10やその近傍に粉体が固着し易く、動作不良
を招き易い。
b ゲートプレートの案内孔11から粉体が洩れ
易い。
c 排出速度の調整が難しい。
という欠点があり、また、ロータリー弁方式に
は、 a 羽根板に粉体が付着して排出不良を起す。
b 羽根板の先端が摩耗してリークを生じ易い。
という欠点があり、さらに無摺動式切出弁方式
は、 a 弁体を弁座に接離させるための偏心機構と横
向きに回転させるための回転機構とを必要と
し、構造が複雑で大形化すると同時に価格も高
くなる。
b 排出速度の調整が難しい。
c 粉体遮断時に、弁体と弁座と対向する位置に
回転させたあと弁座方向へ移動させてそれに圧
接させるようにしているため、該弁体によつて
ホツパー内の粉体の圧縮を生じる。
という欠点を有している。
本考案は、上記従来の欠点を解消した粉体排出
装置の提供を目的とするもので、粉体の貯蔵容器
に連設した排出ボツクス内に四角形状をなす粉体
通路を形成し、該粉体通路に、該通路を開閉する
断面半円形または半楕円形をなす筒状のゲートを
軸線の回りに回転可能に軸支させ、該ゲートの回
転軸を駆動源に連結したことを特徴とするもので
ある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明するに、第4図〜第6図において、20は粉
体貯蔵容器としてのホツパーであつて、該ホツパ
ー20の下端に連設した角筒状の排出ボツクス2
1の内部には、粉体を排出するためのダンパー機
構22,23を上下2段に配設している。
上部のダンパー機構22は、半円筒をなすゲー
ト24,24を備え、これらのゲート24,24
を、排出ボツクス21内に支承させた回転軸2
5,25に、該回転軸25がゲート24の曲率中
心上に位置するように取付片26を介して取付け
ることにより、隔壁27で仕切られた四角形状を
なす粉体通路28,28にそれぞれ円周方向へ回
転可能に配設したもので、これらのゲート24,
24を90゜往復回転させることによつて上記通路
28,28を開閉するように構成している。
また、下部のダンパー機構23は、平板状のゲ
ート29,29からなり、これらのゲート29,
29を、隔壁30で仕切られた粉体通路31,3
1に、回転軸32,32によつてそれぞれ下向き
に開放するように配設したものである。
そして、上下のダンパー機構22,23におけ
る各回転軸25,32には、排出ボツクス21の
外部においてそれぞれギヤ35,36を取付け、
これらのギヤ35,36を、ガイドローラ37,
38によつて水平方向に移動自在に支持させたラ
ツク39,40に噛合させ、該ラツク39,40
を、上下のダンパー機構22,23の開閉のタイ
ミングをとるためのカム機構41,42を介して
速度調整可能なモータ43に連結し、これらによ
つて駆動系33,34を構成している。この際、
下部ダンパー機構23においては、2つのゲート
29,29が観音開きとなるように、その一方の
ゲートに取付けたギヤ36を回転方向調整用の補
助ギヤ44を介してラツク40に噛合させてい
る。
上記上下の駆動系33,34におけるカム機構
41,42は、互いに同一構造を有するもので、
排出ボツクス21に回転自在に支承せしめた円柱
状の回転体45,46の表面にカム溝47,48
を切設し、該カム溝47,48内にカムフオロア
49,50を嵌合させると共に、該カムフオロア
49,50を上記ラツク39,40に取付けるこ
とにより形成し、上記回転体45,46の駆動軸
51,52にそれぞれスプロケツト53,54を
取付け、これらのスプロケツト53,54と上記
モータ43の回転軸に取付けられたスプロケツト
55とに共通のチエーン56を巻掛け、2つのス
プロケツト53,54を上記モータ43によつて
同時に駆動するようにしている。
而して、上記カム溝47,48は、第7図にカ
ム線図によつて示すような曲線形状に形成し、こ
れらのカム溝47,48の位相を互いに180゜ずら
して上記2つのカム機構41,42を配設してい
る。
次に、上記構成を有する粉体排出装置の作用に
ついて説明する。
粉体の排出が開始される直前には、上下のカム
機構41,42及びダンパー機構22,23は第
7図の状態にあり、粉体は遮断されている。この
状態から、モータ43により回転体45,46が
矢印方向に90゜回転されると、第8図に示すよう
に、上部の駆動系33におけるラツク39が右動
せしめられてゲート24,24が90゜回転し、こ
れによつて粉体通路28,28が開放してホツパ
ー20内の粉体が排出ボツクス21内に落下充填
される。
続いて回転体45,46が90゜回転すると、第
9図に示すように、ラツク39が左方へ復帰して
ゲート24,24が閉じ、さらに回転体45,4
6が90゜回転すると、第10図に示すように、下
部駆動系34におけるラツク40が右動してゲー
ト29,29が開放し、排出ボツクス21内に充
填されていた粉体が開口57から下方に落下す
る。そして、回転体45,46がさらに90゜回
転すると、上下の駆動系33,34及びゲート2
4,29は第7図の状態に復帰する。
上記粉体の排出速度は、モータ43の調速によ
り任意に調整することができ、これによつて、排
出量がホツパー21への供給量を若干上回るよう
に設定する。
上部のダンパー機構におけるゲート24は、円
周方向へ回転する構成であるため、その開閉時に
半径方向への変位を伴わず、従つて、ホツパー2
0及び排出ボツクス21内の粉体を圧縮するよう
なことがない。
なお、上記ゲート24は、開閉時の変位を極力
抑えた半楕円筒状に形成することもできる。
このように、本考案によれば、四角形状をなす
粉体通路を断面が半円形または半楕円形をなす筒
状のゲートによつて開閉するようにしたので、次
に列挙するような効果を期待することができる。
(a) ゲートの回転により粉体通路の開口面積をほ
ぼ直線的に変化させることができるため、粉体
流量の設定や流量調節等が非常に容易である。
(b) 粉体通路をゲートの長さ方向に均一に開口さ
せることができるため、開口部全長を通じて粉
体を平均的に排出することができ、これによ
り、ホツパー内におけるブリツジの形成等を防
止して排出性及び排出効率を高めることができ
る。
(c) ゲートの開閉時に該ゲートが半径方向への変
位をほとんど生じることがなく、従つて、非常
に小さい力で簡単且つ円滑にゲートの開閉を行
い得るばかりでなく、ホツパーや排出ボツクス
内に充填されている粉体を該ゲートで圧縮する
ようなことがない。
(d) 粉体通路の開口面積を大きくする場合に、単
に該通路及びゲートを該ゲートの軸線方向に広
げることにより、ゲートの回転半径とは無関係
に必要なだけ開口面積を拡大することができ、
従つてゲートの回転半径を大きくする必要がな
いから、その回転のためのスペースを上下方向
に広げる必要がなく、排出ボツクスの高尺化を
来さない。
(e) 断面が半円形または半楕円形をなす筒状のゲ
ートを使用しているから、複数のゲートを薄い
隔壁を介して密に配設することができ、従つ
て、装置が大形であつても、回転半径の小さい
複数のゲートを並設することによつて粉体通路
を広く開閉することができ、しかも、複数のゲ
ートの設置スペースは小さくてすむことにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来例の断面図、第4図は本
考案の一実施例を示す要部正面図、第5図はその
A−A断面図、第6図は同B−B断面図、第7図
〜第10図は本考案の装置の作用を説明するため
の異なる動作状態での断面図である。 20……ホツパー、21……排出ボツクス、2
4……ゲート、25……回転軸、28……粉体通
路、43……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉体の貯蔵容器に連設した排出ボツクス内に四
    角形状をなす粉体通路を形成し、該粉体通路に、
    該通路を開閉する断面半円形または半楕円形をな
    す筒状のゲートを軸線の回りに回転可能に軸支さ
    せ、該ゲートの回転軸を駆動源に連結したことを
    特徴とする粉体排出装置。
JP13697082U 1982-09-09 1982-09-09 粉体排出装置 Granted JPS5941293U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13697082U JPS5941293U (ja) 1982-09-09 1982-09-09 粉体排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13697082U JPS5941293U (ja) 1982-09-09 1982-09-09 粉体排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5941293U JPS5941293U (ja) 1984-03-16
JPH0219436Y2 true JPH0219436Y2 (ja) 1990-05-29

Family

ID=30307795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13697082U Granted JPS5941293U (ja) 1982-09-09 1982-09-09 粉体排出装置

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JP (1) JPS5941293U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842468U (ja) * 1971-09-21 1973-05-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842468U (ja) * 1971-09-21 1973-05-31

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Publication number Publication date
JPS5941293U (ja) 1984-03-16

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