JPH02192800A - 広帯域電波吸収体 - Google Patents

広帯域電波吸収体

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JPH02192800A
JPH02192800A JP1147289A JP1147289A JPH02192800A JP H02192800 A JPH02192800 A JP H02192800A JP 1147289 A JP1147289 A JP 1147289A JP 1147289 A JP1147289 A JP 1147289A JP H02192800 A JPH02192800 A JP H02192800A
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JP
Japan
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radio wave
wave absorber
blocking element
resistance value
resistors
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Yoshiyuki Naito
内藤 喜之
Michiharu Takahashi
高橋 道晴
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は入射した電波を熱として消費する広帯域電波吸
収体に関する。
〔従来の技術〕
近年、高層ビルディングの乱立などによりTV電波を中
心とする電波障害をもたらすことからそれらビルディン
グの外壁を電波吸収材によって覆うことが行われている
。この場合に用いられる材料としては、第20図(a)
 、(b)に示すようなものがある。
同図(a)のものは導体板1上に吸収材3を設けたもの
であり、吸収材としてはフェライトなどの磁性体、導電
性グラファイトを混入したゴムとかプラスチック、また
はフェライト粉末と導電性グラファイトの両者を混入し
たゴムとかプラスチックがある。そしてTVg波の反射
防止材としては現在のところフェライトを使用するもの
が最も薄くでき、吸収材料の厚さはほぼ8〜10nos
である。
また同図(b)のものは導体板lと吸収材3との間に永
久磁石4を挿入して吸収材料の損失特性の改善を図った
ものである。このものは磁石部分と吸収材料部分の合計
厚さはほぼ4+am程度である。
〔発明が解決しようとする課題〕
これら電波吸収体はフェライトや磁石が重いとか、高価
であるなどの欠点・を有していて普及が阻害されている
。また磁性材料の透磁率の分散によって電波吸収特性が
周波数によって異なり、ある限られた範囲の周波数幅の
電波しか吸収できない。
本発明は上述の点を考慮してなされたもので、軽量で周
波数幅がより広い広帯域電波吸収体を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため、本発明では、 1、 1辺の長さがaで他の辺の長さがbなる矩形板の
形状をなし、その板面が吸収すべき電波の伝播方向に直
角方向を向いて配されたときの該電波の電界方向に平行
な方向の長さを前記aとするとき、このaが前記電波の
半波長よりも短くなるように構成された遮断要素と、 この遮断要素の周囲の所定位置に前記板面と直角方向を
向きかつ一端が該遮断要素に接続されるように立設され
、式R−377b/aで定まる抵抗値Rまたはその整数
分の1の抵抗値を有する少なくとも1対の抵抗体とをそ
なえた広帯域電波吸収体、および 2、 各々が、 1辺の長さがaで他の辺の長さがbなる矩形板の形状を
なし、その板面が吸収すべき電波の伝播方向に直角方向
を向いて配されたときの該電波の電界方向に平行な方向
の長さを前記aとするとき、このaが前記電波の半波長
よりも短くなるように構成された遮断要素と、 この遮断要素の周囲の所定位置に前記板面と直角方向を
向きかつ一端が該遮断要素に接続されるように立設され
、式R= 377 b / aで定まる抵抗値Rまたは
その整数分の1の抵抗値を有する少なくとも1対の抵抗
体とを有する複数の電波吸収体をそなえ、 この複数の電波吸収体における前記矩形板が規則的に配
列されてなる広帯域電波吸収体、および3、 上記1項
または2項の電波吸収体において、 前記矩形板は正方形板である広帯域電波吸収体、を提供
するものである。
〔作 用〕
抵抗体が設けられた側から遮断要素に直角方向に入射し
た電波は、抵抗体で電流に変換され、かつ電流が熱に変
換されて消費される。これにより電波が吸収されたこと
になる。
この吸収動作を最も効率よく行うために遮断要素の寸法
とその抵抗値とは所定の関係を持たせる。
この場合、周波数は高域についCは遮断要素の寸法によ
る制限があるが低域については無制限である。
遮断要素を正方形状に構成すれば、水平および垂直偏波
をともに吸収することができ、したがって円偏波も吸収
できる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように、吸収すべき電波の最高周波数で
定まる所定寸法の矩形板状の遮断要素の周囲に該寸法で
定まる所定抵抗値を有する少なくとも1対の抵抗体を立
設して電波吸収体を構成したため、矩形板の寸法を適宜
選定すれば、非常に広い周波数の電波を吸収することが
できる。とくに矩形板に代えて正方形板を用いれば水平
偏波および垂直偏波のいづれについても同様に吸収する
ことができる。
〔基本理論〕
第2図は本発明の対象となる電波の説明図である。電波
は図示のように電気力線で表される電界Eと磁力線で表
される磁界Hとに分解でき、これら電界、磁界はともに
電波の伝播方向に直角方向を向きかつ互いに直角方向を
向いている。本発明では電界Eに直角方向に電流変換要
素つまり電波を電流に変換する平板状の導体からなる要
素1を配する。
第3図はこの平板状の要素1を配した状態を示したもの
であり、平板状の要素1として幅aで長さ無限大の下板
(厚さは無視する。)を間隔すで配列している。このよ
うに電界Eに直角に導体を配列しても電界、磁界は全く
乱されないことは電磁気宇上よく知られている。したが
って電波の伝播の仕方は平板状の要素1に入る以前でも
入った後でも変化せず、同様の伝播状態が得られる。こ
れは平板状の要素1の存在によっては電波が反射しない
ことを示している。
第4図はこれを伝送線路モデルとして示したものである
。すなわち一対の導体板1が水平方向に相互に平行に配
列されているとする。この場合の特性インピーダンスZ
cおよび位相定数βは、Zc−b/aG7乙:o −3
77b/a [Ω]  −<1)β−ωE丁17訂  
     [ラジアン/ml    ・・・(2)ここ
で、ωは電波の角周波数、ε0は真空もしくは空気の誘
電率、μ。は真空もしくは空気の透磁率である。
第5図(a) 、(b)は、この伝送線路モデルを用い
て第20図に示した従来装置を描き直したもので、同図
(a)は第20図(a)に対応し、同図(b)は第20
図(b)に対応する。
第6図は第5図の改善策として構成されたものを示す図
で、電流変換要素1aと遮断要素1bとの間に抵抗Rを
配している。この抵抗Rは熱変換要素であり、電流変換
要素1aからの電流を熱に変換して消費する。
第7図(a) 、(b)は第6図の構成を具体化した場
合の外観を示しており、一対の電流変換要素1a、1a
の端部に熱変換要素2を配して更にその端部を遮断要素
1bによって結合した構成であり、同図(a)は電流変
換要素1aを付した状態を示し、同図(b)は除いた状
態を示している。
この構成において、伝播してきた電波を反射させずに吸
収するには第6図の概念図におけるX−X線に沿う而か
ら右側を見たときの人力インピーダンスZlnが上記Z
eに一致することが必要である。すなわち、 Z in −Z c              −(
3)であり、これを満たすための条件を以下に説明する
いまX−X線に沿う面から遮断要素1bまでの距離をg
とし、この距fl&1は角周波数ωの電波の波長λ(−
2π/β−c/f  ここでCは光の速さ3X10’ 
m/s、fは周波数である。)に比べて非常に小さいと
する。すなわち、 1  <<λ                   
        ・・・(4)である。第6図において
X−X線に沿う面から右側を見たときの回路は集中定数
回路であるので、Z In −2R−(5) となる。このRは第6図に示した二つの抵抗R1Rの一
方である。
第8図は第2図ないし第7図(a) 、 (b)によっ
て説明した電波吸収装置の側面形状を示している。
すなわち、電流変換要素1a、熱変換要素2および遮断
要素1bによって空間が形成されていてこの空間内は空
気が充填されている例を示している。
第9図(a) 、  (b)および第10図は上記空間
に不良導体を充填した状態を示したものであり、第9図
は第8図でいえば熱変換要素2の部分に対応する空間の
み充填したものを、また第10図は熱変換要素2のみで
なく電流変換要素1aの部分に対応する空間まで充填し
たものを示している。
これら第9図のもの、第10図のものにつき考察すると
、充填物5の電流変換要素las熱変換要素2のなす平
面に平行な方向に沿う長さgが、入射する電波の波長λ
に較べて十分小さい場合、すなわち g <<λ の場合は第9図のものも第10図のものも同様に取扱う
ことができる。そこで、以下の考察では第9図のものを
対象とする。
この第9図に示したものの直列分布インピーダンスZs
[Ω/ m ]および並列分布アドミタンスYp[Ω/
m]はそれぞれ、 Zs霞」0μm   +R’     ・・・(6)Y
p−jωεφ           ・・・(7)ここ
でμ は充填物の透磁率、 ε は充填物の誘電率、 R′は熱変換要素2の長さ1mについての抵抗値、 a は電流変換要素1における電流の磁界成分Hと平行
方向の長さ、 b は同じく電流の電界成分Eと平行方向の長さ。
と表わせる。
この第9図に示した電波吸収装置の終端は導体が置かれ
ているので、同図(a)で図における左端から右側を見
たときの入力インピーダンスZlnは、となる。
ここにおいて、 p <<λで1JZsYp−II l<<lとすると、
tanhJZsYp−J7初JZsYpφj7であるか
ら、上記式(8)は、 と書き直せる。
ところで Zs−jωμ・ 十R’ ・・・(6) において、ミリ波の周波数までは一般にjωμ・−1(
<R’ である場合は、Zln−Z sD ’=R’ 
D         −(10)としてよい。
R′は上、下の両方の抵抗の1mあたりの抵抗値の和で
あるから、上又は下の抵抗値をR′とするとR’ −R
’ +R’ −2R’ である。したがって 210−2R’jll               
   ・・・(11)ここでR′gがgの長さの部分の
抵抗であり、式(5)のRに等しい。
したがって式(5)と同様に Z]n=2R・・・(12) となる。
よって、充填物5が入っていても、gがλに較べて短い
場合は、充填物がなく空気のみがある場合と同じになる
ここにおいて、第7図(b)における熱変換要素2の各
寸法を幅a、長さΩ、厚さtとすると、R−p−Ω/a
Xt−p/l J/a −ROリ/a・・・(13) なる抵抗Rが得られる。ここでρは抵抗体材料の面付抵
抗であり、ROはその材料で出来た抵抗膜の素抵抗であ
る。式(13)と式(1)を式(2)に代入すると、 377b/a−2R口 ・I /a       −(
14)すなわち、 Ro −N/b−188,5[Ω]       −(
15)がiりられる。
この関係式を満たすようにRO、gSbを定めれば抵抗
体ずなわち熱変換要素2が得られ、これにより電波を吸
収し反射を防止できる。各要素la、lb相互の間隔す
を吸収しようとする電波の半波長λ/2よりも小さくす
れば、すなわちb〈λ/2 とすれば高調波が生じない。またgは短いほど抵抗体つ
まり熱変換要素2の部分が集中定数回路とみなせるため
周波数特性が広がる。
−例としてb=10cm、Ω−1關とすれば、Ro=1
88.5X100=18850  CΩ〕の素抵抗の抵
抗膜を熱変換要素2として用いれば良いことになる。こ
の抵抗膜があれば電波吸収はできるわけであるが、実際
的には入射した電波を電流に変換し易くするために導体
からなる電流変換要素1aを付加する。また熱変換要素
(抵抗M)2a体で電波を電流に変換できるので、この
場合は電流変換要素1aを省略してもよい。
ここまでの説明は本発明の基礎となる電流変換要素、熱
変換要素、遮断要素、支持要素によって構成される電波
吸収装置に関する。
〔実施例〕
第1図(a) 、 (b) 、 (c)および(d)は
本発明の基礎をなす電波吸収体の構造を示す図、その熱
変換要素を抵抗素子を用いて構成した場合の構造を示す
図、さらに電流変換要素を分割構成とした場合の構造を
示す図である。
同図(a)は第6図ないし第8図に示した電波吸収体の
構造を示したものである。そして同図(b)は同図(a
)における熱変換要素2を4個の抵抗索子により構成し
たものである。同図(a)では1枚の抵抗板として抵抗
値Rを有するものであったから、同図(b)のように4
個の抵抗素子で抵抗値Rを実現するには抵抗値4Rを有
する抵抗素子を4個並列接続すればよい。この結果、同
図(a)の分布定数回路が同図(b)では集中定数回路
になる。
分布定数回路己集中定数回路とを高周波特性につき比較
すると集中定数回路の方が周波数の影響を受けず優れて
いることが経験上明らかである。
同図(e)はさらに電流変換要素1aについても各抵抗
素子ごとに分割して4個の電流変換素子としたものであ
る。ここでは電流変換要素1aをある程度の長さを有す
るものとして構成したが、上述したように省略すること
ができるものである。
同図(d)は同図(c)の電流変換要素を省略して電波
吸収体を構成したものであり、本発明の基本構造を示し
ている。この基本構造では、吸収しようとする電波の電
界Eの方向と平行方向の寸法すを該電波の半波長λ/2
よりも小さくすることを除いてはとくに寸法的制限はな
い。すなわち寸法aは任意に選定できるのである。
そこで寸法aを寸法すと同寸とした場合を検討すると、
あらゆる偏波の電波を吸収するできることが分った(本
願出願人による「広帯域電波吸収体」と題した、平成1
年1月10日付は特許出願参照)。
第11図はこの寸法aと寸法すとを同寸とした場合の構
成例を示したもので、抵抗素子間の寸法a、bを同一に
しかつ平面上に規則的に配置した状態を示したものであ
る。同図において、白丸は各抵抗素子を示している。そ
して、この図における寸法a、bを有する範囲に含まれ
る4個の抵抗素子を吸収要素1単位としてみると、この
1単位によって2a (=2b)より大きな波長を有す
る電波を吸収することができ、しかも水平偏波でも垂直
偏波でもこれら両者の合成偏波でも吸収することができ
る。したがって円偏波でも吸収できる。
’;J 12図(a)ないしくd)は、第11図によっ
て示した吸収要素1単位を用いて平面的な電波吸収体を
構成する方法を示したものである。まず同図a1では抵
抗値r−377[Ω]の抵抗素子を4間用いて吸収要J
 1411位を構成している。この4個形単位における
抵抗素子を2個づつ合成すると、同図82に示すように
抵抗値r−188,5CΩコの抵抗素子を2個用いて吸
収要素1単位を構成することができる。
これら4個形吸収要素または2個形吸収要素を用いて平
面形T4電波吸収を構成するには、同図(b)に示すよ
うに水平方向に整列配置しくbl。
b2)かつ同図(c)に示すように垂直方向にも整列配
置する(cl、c2)。
これによって同図(d)に示すような平面配置の電波吸
収体を構成することができる。
第13図(a)ないしくd)は本発明による電波吸収体
の具体的構成例を示したものである。同図(a)は金属
板からなる遮断要素lb上に円筒形チップ抵抗rを立て
て1端子を遮断要素1bに溶接などで接続して電波吸収
体を構成する。円筒形チップ抵抗では端子が電流変換要
素としてa能し抵抗被膜部分が熱変換要素として機能す
る。同図(b)では同図(a)における金属板の代わり
に建築用ラス網を遮断要素とする。
同図(C)では建築用タイル6にその背後から抵抗素子
γを挿入しつるような穴を設け、同図(a)に示すよう
に構成された電波吸収体をはめ込み固着する。さらに同
図(d)は同図(e)における抵抗素子γの端部をタイ
ル表面にほぼ露出させたもので、仕上げにうわぐすりを
用いて表面膜を形成する。
第14図(a) 、(b)はタイル目地に抵抗素子γを
設けたものを示しており、同図(a)は平面図、同図(
b)は同図<a)のX−X線に沿う断面図である。この
場合、抵抗素子γはタイル6相互間の目地、図において
は目地交差部に埋め込む。
第15図および第16図、第17図は、上述のように構
成された電波吸収体の吸収特性を測定するためのilJ
定方法説明図および測定結果を示したスミスチャートで
ある。そして第16図は抵抗素子10個を10 C1+
IIX 20++sの領域に5個×2列配置した場合の
Apl定結果であり、第17図は同じく100關X20
mmの領域に5個×2列配置した場合の測定結果であっ
て共にインピーダンスが75[Ω]になるように抵抗素
子を配列している。
これら第16図および第17図のスミスチャートはとも
に広い周波数範囲に亙ってインピーダンスが安定してい
ることを示している。
したがってマイクロ波領域の高周波から低周波まで良好
に電波吸収することができる。
第18図は本発明の他の具体的構成例を示したもので、
第13図および第14図の構成例における抵抗素子γを
、隣合う4枚の矩形板の各端部に設けた4個の抵抗γ′
を相互接続することで代替したものである。
また第19図は第18図の構成例をさらに変形したもの
で、隣合う2つの矩形板の対向する辺に設けた抵抗γ′
を相互接続している。
そして、本発明の広帯域電波吸収体に一般に電波暗室で
用いられている損失誘電体による電波吸収体と組合わせ
ると極めて広帯域化できる。これは本発明のものが直流
からある周波数まで吸収効果があり、損失誘電体による
ものが高周波域に吸収特性を有するからである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないしくd)は本発明の一実施例の構成を
示す説明図、第2図は本発明にかかる電波吸収体で吸収
しようとする電波の説明図、第3図はこの電波中に平板
状の要素を配した状態を示す図、第4図は第3図の状態
を伝送線路モデルとして示した図、第5図(a) 、(
b)はこの伝送信号モデルを用いて第18図に示す従来
装置を描き直した図、第6図は第5図の改善策として構
成されたものを示す図、第7図(a) 、(b)は第6
図の構成を具体化した場合の外観を示す図、第8図は第
2図ないし第7図(a) 、(b)によって説明した電
波吸収装置の側面形状を示す図、第9図(a) 、(b
)および第10図は第8図の装置の内部空間を不良導体
で充填した状態を示す図、第11図は本発明における電
波吸収要素の1単位を示す説明図、第12図(a)ない
しくd)は第11図に示した要素1単位を用いて平面的
電波吸収装置を構成する方法を示す図、第13図(a)
ないしくd)は本発明の具体的構成例を示す図、第14
図(a) 、(b)は本発明の他の具体的構成例を示す
図、第15図は本発明による構成例の特性測定方法を示
す図、第16図および第17図は本発明の具体的構成例
の実測結果を示すスミスチャート、第18図および第1
9図は本発明の他の具体的構成例を示す図、第20図は
従来の電波吸収体の説明図である。 1a・・・電流変換要素、1b・・・遮断要素、2・・
・熱変換要素、3・・・吸収体、4・・・磁石、5・・
・充填物、6・・・タイル、7・・・目地、a、b、l
・・・寸法。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1辺の長さがaで他の辺の長さがbなる矩形板の形
    状をなし、その板面が吸収すべき電波の伝播方向に直角
    方向を向いて配されたときの該電波の電界方向に平行な
    方向の長さを前記aとするとき、このaが前記電波の半
    波長よりも短くなるように構成された遮断要素と、 この遮断要素の周囲の所定位置に前記板面と直角方向を
    向きかつ一端が該遮断要素に接続されるように立設され
    、式R=377b/aで定まる抵抗値Rまたはその整数
    分の1の抵抗値を有する少なくとも1対の抵抗体とをそ
    なえた広帯域電波吸収体。
  2. 2.各々が、 1辺の長さがaで他の辺の長さがbなる矩形板の形状を
    なし、その板面が吸収すべき電波の伝播方向に直角方向
    を向いて配されたときの該電波の電界方向に平行な方向
    の長さを前記aとするとき、このaが前記電波の半波長
    よりも短くなるように構成された遮断要素と、 この遮断要素の周囲の所定位置に前記板面と直角方向を
    向きかつ一端が該遮断要素に接続されるように立設され
    、式R=377b/aで定まる抵抗値Rまたはその整数
    分の1の抵抗値を有する少なくとも1対の抵抗体とを有
    する複数の電波吸収体をそなえ、この複数の電波吸収体
    における前記矩形板が規則的に配列されてなる広帯域電
    波吸収体。
  3. 3.請求項1または2記載の吸収体において、前記矩形
    板は正方形板である広帯域電波吸収体。
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