JPH02191413A

JPH02191413A - 商品陳列ケース

Info

Publication number: JPH02191413A
Application number: JP28264189A
Authority: JP
Inventors: Akira Sasaki; 明佐々木
Original assignee: TOOIN KK
Current assignee: TOOIN KK
Priority date: 1989-10-30
Filing date: 1989-10-30
Publication date: 1990-07-27
Anticipated expiration: 2009-05-18
Also published as: JPH0636774B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、主としてガラス瓶、硬質のプラスチック容器
、缶等に収納された飲料品、調味食品、化粧品等の商品
を立設保持して店頭に陳列する際に使用される商品陳列
ケースに関するものである。

（従来の技術）従来、この種の商品陳列ケースとしては、商品収納部内
に商品保持用の押板を、コイルスプリングの弾撥復元力
に抗して案内棒に沿って後端方向へスライド自在に嵌装
した陳列容器（実公昭５６−３３４１４号公報）や、バ
ネを利用して商品を前方へ押出すようにした商品展示用
箱（実開昭５７−１６２１７８号公報）が提案されてい
た。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、いずれもケース本体の商品収納部内に商
品を立設保持した際に、商品が多い時は倒れないが、商
品が少なくなると倒れ易く、不安定で雑然と陳列され、
消費者の購買意欲を減退させて販売促進に支障をきたし
ていた。前者は簡単な箱状商品を立役保持するものであ
り、後者は簡単な筒状商品を横倒保持するものであるた
め、ガラス瓶、硬質プラスチック容器、缶等に収納され
た飲料品、調味食品、化粧品等の商品を立役保持する商
品陳列ケースとしては、商品の立設保持状態が不安定で
不向きであった。

本発明は、上述のような問題点を解決するために創出さ
れたもので、商品の多少の如何に拘らず、商品を極めて
安定的且つ整然と陳列できるようにして、消費者の購買
意欲をそそって販売促進を著しく図れるような商品陳列
ケースを提供するものである。

（課題を解決するための手段）本発明は、上述のような目的を達成するために、商品を
収納するケース本体に前後方向へ長い商品収納部を左右
方向へ適数列連設し、この各商品収納部の内部に、商品
を前方へ押し出して立設保持する商品保持具を、一端が
前記各商品収納部の前端部に固定された渦巻状の板バネ
を介して前後方向へスライド自在に嵌装したものである
。

（作用）そして、上述のような技術的手段により、ケース本体の
各商品収納部内の前板と商品保持具との相互間に数個の
商品Ｍを板バネの弾撥復元力に抗しながら前方から後方
へ順次立設して、商品保持具の板バネの弾撥復元力で各
商品を前方へ押し出して立設保持することにより、商品
をケース本体の各商品収納部の前方から順次取出す毎に
、残存商品を板バネの弾撥復元力で立役保持しながら商
品保持具が前方へ順次スライドするようにする。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

本発明の商品陳列ケースＡは、第１図乃至第３図に示す
ように、商品Ｍを収納するケース本体１と、このケース
本体１の内部に商品Ｍを前方へ押し出して立役保持する
商品保持具２とから構成されている。

前記ケース本体１は、前後方向へ長い商品収納部３を左
右方向へ２列連設し、これらの商品収納部３の前端部及
び後端部を若干除いた各側板４内面にはレール５を設け
、各商品収納部３の前端部の前板］８近傍には前記商品
保持具２の板バネ（後述する）前端部支持用の支持片６
を設け、この支持片６の後側近傍には商品保持具２の前
方へのスライド停止用用の上向きコ字形状の前側ストッ
パー７と板バネ前端部固定用の上向きの固定突起８とを
設け、また、各商品収納部３の後端部で、各レール５を
後方へ延長した部分の後板９には、側面に商品保持具２
の後方へのスライド停止用の後側ストッパー１０が突出
された商品保持具２嵌込用の嵌込片１１を、各レール５
との相互間に切欠部１２ができるように突設するように
形成されている。

しかして、前記商品収納部３は、ケース本体１の左右方
向へ２列連設するように説明及び図示されているが、こ
れに限らず、ケース本体１の左右方向へ１列設けたり、
或いは３列以上連設したりしてもよい。

一方、前記商品保持具２は、後向きコ字形状の支持枠２
３の両側板２４前後方向路中央部には下向きの軸受溝２
５を設け、且つ支持枠２３の前板２６下部外面には板バ
ネ挿通用の正面角筒状の案内部２７を突設し、更にこの
案内部２７及び支持枠２３の両側板２４の下部外面には
前記ケース本体１のレール５下面スライド用のレール受
け２８を設けてなる保持体２９を形成し、この保持体２
９の支持枠２３内には前端部近傍に固定孔３０付き渦巻
状の板バネ３１が弾圧自在に巻着された回転駒３２を、
その両側面中央部の回転軸３３が前記軸受？ａ２５に回
転自在に支持されるよう形成されている。

そして、前述のように形成されたケース本体１の各商品
収納部３内に商品保持具２を、回転駒３２の回転軸３３
の両端部を各嵌込片１１前方の切欠部１２下方から嵌込
むことにより（この場合、回転駒３２の回転軸３３の両
端部は、上からだと各レール受け２８がレール５に当る
ため、切欠部１２の上方からは嵌込むことができない）
、各レール５上面に回転駒３２の回転軸３３の両端部を
位置させ、且つ各レール５下面に保持体２９のレール受
け２８を位置させた後、固定突起８に板バネ３１の固定
孔３０が固定され、且つ支持片６下面に板バネ３１の前
端部が支持されて、板バネ３１が前方へ弾撥されるよう
に各レール５に沿って前後方向へスライド自在に嵌装せ
しめたものである。

また、前記板バネ３１は、ケース本体１の固定突起８に
板バネ３１の固定孔３０が固定され、且つ支持片６下面
に板バネ３１の前端部が支持されて、板バネ３１が前方
へ弾撥されるように嵌装されているが、これに限定され
ることなく、板バネ３１の一端がケース本体１の各商品
収納部３内の一側面前端部に横向きに固定されて、板バ
ネ３１が前方へ弾撥されるように嵌装しても良い。

この一実施例によれば、ケース本体１の各商品収納部３
の側板４内面に設けられたレール５上面に商品保持具２
の回転駒３２回転軸３３を位置させ、且つレール５下面
に保持体２９のレール受け２８を位置させて、レール５
を回転駒３２の回転軸３３と保持体２９のレール受け２
８とで上下から挾持するようにしたことによって、商品
保持具２のスライドが頗る円滑である。

（発明の効果）本発明は、上述のように商品Ｍを収納するケース本体１
に前後方向へ長い商品収納部３を左右方向へ適数列連設
し、この各商品収納部３の内部に、商品Ｍを前方へ押し
出して立役保持する商品保持具２を、一端が前記各商品
収納部３の前端部に固定された渦巻状の板バネ３１を介
して前後方向へスライド自在に嵌装したから、使用時に
おいて、第２図に示すようにケース本体１の各商品収納
部３内の前板と商品保持具２との相互間に数個の商品Ｍ
を板バネ３１の弾撥復元力に抗しながら前方から後方へ
順次立設して、商品保持具２の板バネ３１の弾撥復元力
で各商品Ｍを前方へ押し出して立設保持することにより
、商品Ｍをケース本体１の各商品収納部３の前方から順
次取出す毎に、残存商品Ｍを板バネ３１の弾撥復元力で
立設保持しながら商品保持具２が前方へ順次スライドす
るため、商品Ｍの多少の如何に拘わらず、商品Ｍを極め
て安定的且つ整然と陳列することができる。したがって
、商品Ｍが前方から見易く、且つ商品Ｍも取出し易いた
め、消費者の購買意欲をそそって販売促進を著しく図る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は斜視図
、第２図は第１図の■−■矢視線断面図、第３図は第１
図の■−■矢視線断面図である。Ａ・・・商品陳列ケース、Ｍ・・・商品、１・・・ケー
ス本体、２・・・商品保持具、３・・・商品収納部、４
．２４・・・側板、５・・・レール、６・・・支持片、
７・・・前側ストッパー　８・・・固定突起、９・・・
後板、１０・・・後側ストッパー、１１・・・嵌込片、
１２・・・切欠部、１８゜２６・・・前板、２３・・・
支持枠、２５・・・軸受溝、２７・・・案内部、２８・
・・レール受け、２９・・・保持体、３０・・・固定孔
、３１・・・板バネ、３２・・・回転駒、３３・・・回
転軸。

Claims

【特許請求の範囲】

１、商品を収納するケース本体に前後方向へ長い商品収
納部を左右方向へ適数列連設し、この各商品収納部の内
部に、商品を前方へ押し出して立設保持する商品保持具
を、一端が前記各商品収納部の前端部に固定された渦巻
状の板バネを介して前後方向へスライド自在に嵌装した
ことを特徴とする商品陳列ケース。