JPH02190115A - 吸収性シート - Google Patents

吸収性シート

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JPH02190115A
JPH02190115A JP1039789A JP1039789A JPH02190115A JP H02190115 A JPH02190115 A JP H02190115A JP 1039789 A JP1039789 A JP 1039789A JP 1039789 A JP1039789 A JP 1039789A JP H02190115 A JPH02190115 A JP H02190115A
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JP
Japan
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sheet
water
absorbent
fragrance
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP1039789A
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English (en)
Inventor
Emi Kimura
絵美 木村
Toshiaki Nabeya
鍋谷 利昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、吸収性シート、さらに詳しくは、犬、猫等の
動物より排出される尿等の体液の吸収に用いて好適な吸
収性シートに関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、液透過性トップシートと液不透過性バックシート
との間に吸収層を介在させた吸収性シートに関しては種
々のものが提案されている。例えば、特開昭57−14
2257号公報によれば、中和度が10〜70モル%の
水不溶性架橋型ポリアクリル酸ナトリウムと活性炭を吸
収層に含有させた生理用ナプキンが提案されている。こ
のような吸収性シートは、アミン、メルカプタン、アン
モニア、硫化水素等の不快臭を消失ないし減少させるこ
とができる利点がある。
しかしながら、このような水不溶性架橋型ポリアクリル
酸ナトリウムと活性炭を含むものでは、乾燥時には十分
な消臭効果が得られるとしても、湿潤状態では活性炭の
消臭効果が低下するため、良好な消臭効果を得ることが
できず、特に、悪臭の強い動物からの尿等に対する消臭
用吸収性シートとしては有効に適用することができない
(発明の課題) 本発明は、乾燥状態においてはもちろん、湿潤状態にお
いても良好な消臭効果を有する吸収性シートを提供する
ことをその課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、本発明を完成するに至った。
即ち1本発明によれば、液透過性ト・ツブシートと液不
透過性バックシー1−との間に吸収層を介在させた性吸
収シーI・・において、該吸収層が、吸収紙の間に吸水
膨潤性ポリマーと脱臭剤と香料含有物との混合物を挾持
ざゼたシー1−状物と、吸収紙又は綿状パルプとから構
成され、該吸水膨潤性ポリマーが中和度20〜60モル
%の水不溶性架橋型ポリアクリル酸塩粒子からなり、該
脱臭剤がZnO:5〜・60モfiv%、 SiO:5
〜Betモ)Ii%及びAl220. : 0−60モ
ル%の酸化物組成比で表オ)さオLるケイ酸亜鉛粒子か
らなり、該香料含有物が香料釦含有する水溶性固体粒子
からなることを特徴とする吸収性シートが提供される。
本発明において、吸収層は、吸収紙の間に吸水11潤性
ポリマーと脱臭剤と芳香性物質祭挾持させたシー1−状
物と、吸収紙又は綿状パルプとから構成される。
吸水膨潤性ポリマーとしては、中和度力v20−60モ
ルメの水不溶性架橋型ポリアクリル酸塩(好ましくはす
トリウム塩)粒子が用いられる。このものは、水吸収性
を有するとともに、遊離カルボキシル基の作用により、
塩基性の臭気物質に対して良好な消臭効果を示す、中和
度が20モル%より低くなると吸水性に劣るようになり
、一方、60モル%を超えるようになると消臭効果に劣
るようになるので好ましくないわまた、その平均粒径は
10〜1000声、好ましくは150〜600.の範囲
に規定するのがよい、この水不溶性架橋型ポリアクリル
酸塩は、例えば、ノルマルヘキサン等の有機溶媒中に過
硫酸カリウム等の水溶性ラジカル重合開始剤を含有する
3重ft%以−にの濃度のアクリル酸とアクリル酸塩と
の混合物を含む水溶液を界面活性剤(例えば、ソルビタ
ンモノステアレート等)の存在下に分Ml!!濁させて
重合反応を行った後、溶媒と水を除去し、乾燥すること
によって得ることができる。
脱臭剤としては、酸化物組成比が、ZnO:5〜60モ
ル%、好ましくは15〜55モル%、Sv、Oz : 
5〜80 モ)I’%、好ましくは25〜75モル%、
 Al120.:0〜60モル%、好ましくは0〜45
モル%であるケイ酸亜鉛粒子が用いられる。その平均粒
径は081−100/7m、好ましくは0.5〜30戸
に規定するのがよい。このケイ酸亜鉛粒子は、活性炭と
は異なり、湿潤時における消臭効果、特に硫化水素やメ
ルカプタン類に対する消臭効果にすぐれている1本発明
で用いるケイ酸亜鉛粒子は、前記酸化物組成比に相当す
る水溶性ケイ酸塩及び水溶性亜鉛塩さらに必要に応じて
用いられる水溶性アルミニウム塩及び/又は水溶性アル
ミン酸塩を水の存在下で反応させ、得られる沈殿を必要
に応じて水の存在下で加熱することにより製造される。
香料含有物としては、香料を含有する水溶性固体粒子が
用いられる、香料としては、従来公知の各種のものが用
いられ、特に非水溶性のものが好ましく用いられる。そ
の平均粒径は10−1.000戸、好ましくは50〜6
004である。香料を含有する水溶性固体粒子は種々の
方法で製造することができる。
例えば、水溶性固体粒子に香料を担持させる方法や、香
料と水溶性固体粒子(好ましくは芒硝等の無機塩)とを
混合し、造粒する方法、水溶性高分子を膜材として用い
るマイクロカプセル化法等を用いることができる。この
ような香料を含有する水溶性固体粒子は、使用に際し、
尿等の体液と接触した時に、水溶性固体粒子は溶解し、
それに含有されていた香料が放出され、芳香を発生する
この芳香により、感覚的消臭(マスキング)効果が得ら
れる。また、香料を水溶性固体粒子に含有させることに
よって、酸化による香料の変質を防止し、香料を長期間
安定に保持することができる。
本発明においては、前記した、吸水膨潤性ポリマー、脱
臭剤及び香料含有物は、混合物の形で吸収紙の間に挾持
させ、シーI−状物に形成して用いられるが、この場合
、吸収紙としては、従来慣用されているクレープ状のシ
ワを施した薄葉紙等が好ましく用いられる。吸収紙の間
に挾持させる混合物量は、要求に応じて任意に調節でき
る。また、吸収紙の間に混合物を挾持させたシート状物
質は。
圧縮加工又はエンボス加工を施すことにより、吸収紙間
から混合物の脱離が防止されたシート状物とすることが
できる。
本発明の吸収性シートは、前記構成のシート状物を、迅
速な液吸収材料である吸収紙又は綿状パルプと組合せて
吸収層を形成し、この吸収層の一方の面に、常法に従っ
て、液透過性のトップシートを積層し、他方の面に液不
透過性のバックシートを積層することによって製造する
ことができる。
トップシートとしては、液透過性のもの、例えば、レー
ヨン紙や、不織布、細孔を穿設したプラスチックフィル
ム等が用いられる。
バックシートとしては、ポリエチレンフィルムをラミネ
ートシた紙又は不織布、合成樹脂シート等が用いられる
(発明の効果) 本発明の吸収性シートは、尿等の体液を迅速に吸収する
効果を有するとともに、それに含有させた中和度20〜
60モル%の水不溶性架橋型ポリアクリル酸塩とケイ酸
亜鉛と香料を含有する水溶性固形物の作用により1体液
を吸収した時に、体液から発生する不快臭を効果的に消
臭する効果を有する。
本発明の吸収性シートは、使いすてのおむつや生理用ナ
プキンとして使用可能である他、犬や猫等の動物の排泄
物処理シートとして好適のものである。
(実施例) 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
参考例1 平均粒径が350.である中和度の異なる水不溶性架橋
型ポリアクリル酸ナトリウム(以下、単にポリマーとい
う)の吸収量と乾燥時消臭率を調べるために以下の試験
を行った。
(1)吸収量 ポリマー0.3gを不織布製ティーバックに封入し、模
似人工尿液中に10分間浸漬後、1分間水切りし、その
重量の増分から吸収量(g/g)を求めた。
(2)乾燥時消臭率 ポリマー0.5gを吸収紙に均一に散布して、全体を不
織布で包んでティーバック状物を作り、これを内栓付き
ビンに臭気とともに封じ込め、1時間後、ガス検知器に
より残留臭気濃度を測定した。
別にポリマーを用いない以外は前記と同様にしてブラン
ク試験を行った。
以上の測定値から消臭率(臭気除去率)を求めた。
その結果を表−1に示す。
なお、臭気としては、アンモニア(NH3)、メチルア
ミン(CH2X)l、 )、硫化水素(HXS)及びエ
チルメルカプタン(C,H,5)I)を各々用いた。
表−1 表−1の結果から、ポリマーとしては、吸収量及び消臭
率の点から、20〜60モル%の中和度を有するものの
使用が有利であることがわかる。
参考例2 ポリマーと脱臭剤の併用効果を調べるために、中和度3
0モル%の、ポリマー0.5gと脱臭剤0−0.5gと
の混合物を、吸収紙に均一に散布して、全体を不織布で
包んでティーバック状物を作り、これをそのまま又はこ
れに生理食塩水を滴下して全体を湿潤させた後、参考例
1に示したと同様の試験を行って、消臭率登求めた。そ
の結果を表〜24:′:示す。
なお、脱臭剤トシテは、ZnO:60モ/l/%、 5
in2:20モル製及びAl2Oえ220モル%の酸化
物組成比を有するアルミノケイm亜鉛(平均粒径! O
pen )を用いた。
表−2 0脱臭剤として活性炭を使用 実施例 中和度:30モル2のポリマー、前記参考例2で示した
アルミノケイ酸塩及び水溶性高分子(メチルセルロース
)を用いてマイクロカプセル化しまた香料(リモネンを
主体とした油溶性香料)(平均粒径;35゜l痛)を表
−3に示した割合で混合し、この混合物を、30 X 
50(cm)の吸収紙上に均一に散布し、その上に別の
吸収紙を重ねてエンボス加工を行い、脱臭吸収性シート
状物を得た。このシート状物の下面に吸収紙5枚を重ね
、シー1−状物の上面に不織布からなる1へツブシート
及び吸収紙の下面に合成樹脂フィルムからなるバックシ
ートを重ね、周縁を接着して吸収性シート・を作製した
次に、この吸収性シー1−をペット犬の排泄処理用シー
トとじて用い、犬の尿を吸収させた後、不快臭の発生程
度を20名のパネラ−により下記の基準で評価した。そ
の結果を表−;3に示す。
(不快臭の評価基1?り 1・・・全くない 2・・・才〕ずかにある 3・・・ややある 4・・かなりある 5・・非常にある 表−:3 O比較例を示ず

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液透過性トップシートと液不透過性バックシート
    との間に吸収層を介在させた吸収性シートにおいて、該
    吸収層が、吸収紙の間に吸水膨潤性ポリマーと脱臭剤と
    香料含有物との混合物を挾持させたシート状物と、吸収
    紙又は綿状パルプとから構成され、該吸水膨潤性ポリマ
    ーが中和度20〜60モル%の水不溶性架橋型ポリアク
    リル酸塩粒子からなり、該脱臭剤がZn0:5〜60モ
    ル%、SiO:5〜80モル%及びAl_2O_3:0
    〜60モル%の酸化物組成比で表わされるケイ酸亜鉛粒
    子からなり、該香料含有物が香料を含有する水溶性固体
    粒子からなることを特徴とする吸収性シート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04263857A (ja) * 1990-10-29 1992-09-18 Mcneil Ppc Inc 順応性構造の吸収体製品及び吸収体製品の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04263857A (ja) * 1990-10-29 1992-09-18 Mcneil Ppc Inc 順応性構造の吸収体製品及び吸収体製品の製造方法

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