JPH02190046A - ネットワーク管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ネットワーク管理システムに係り。

特に、複合ネットワークシステムを管理するために用い
て好適なネットワーク管理装置に関する。

［従来の技術］ ネットワーク管理システムに関する従来技術として１例
えば１日経マグロウヒル社発行、日経コンピュータ、１
９８８年４月１１日号、第４２頁〜第６０頁に、［情報
システムの統合化を支えるネットワーク管理システム」
と題して記載されている技術等が知られている。

一般に、複数のネットワーク（以下サブネットワークと
いう）が相互接続されて構成される複合ネットワークシ
ステムは、そのシステムを構成する各サブネットワーク
毎に、異なるメーカによって、あるいは、同一メーカ内
においても、ネットワーク毎に、それぞれ独立に開発さ
れてきており。

それらのサブネットワークを構成する機器は、管理情報
の収集プロトコル、レコードフォーマット等が、サブネ
ットワーク毎に異なったものとなっている。

前記文献に記載されている従来技術によるネットワーク
管理システムは、前述のような異なる形式のサブネット
ワークを複数相互接続した複合ネットワークシステムの
各サブネットワークを同時に管理できるようにしたもの
である。

［発明が解決しようとする課題］ 前記従来技術は、複数の異なる形式のサブネットワーク
により構成されるシステムを同時に管理できる点で優れ
ているが、各サブネッ１へワークから送られてくる管理
情報の表現形式等が異なっているため、そのコンソール
には、それぞれ異なった形式で障害メツセージ等が集中
表示されることになり、また、１つの原因により生じた
ネットワーク内の同一位置の障害が各サブネットワーク
から個々に、異なった時刻に生じたものとして、異なっ
た時間に送られて表示されることになる。これは、各サ
ブネットワークが備えている時計が完全に一致していな
い場合があること、各サブネットワークがその故障を検
知する時刻にずれがあること、その故障に基づいて生成
した障害メツセージの転送に要する時間が、サブネット
ワーク毎に相違すること等に起因して生じるものである
。

また、各サブネットワークが同一形式のものである場合
にも、同一の障害が、各ネットワークから見たとき、そ
れぞれ異なる態様に見え、生成する障害メツセージの形
式が、各ネットワーク毎に異なったものとなって、これ
らのそれぞれが、管理装置のコンソールに表示されるこ
とになる。

このため、前記従来技術は、コンソールの表示内容を判
別するのに時間がかかり、真の障害原因の認識を遅れさ
せたり、誤まって認識させてしまう場合があるという問
題点があった。

本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、複合
ネットワーク内の各サブネットワークから送られてくる
、表現形式１発生時刻等の異なる障害情報を、障害原因
に基づいた一元的な情報として表示可能とするネットワ
ーク管理装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明によれば、前記目的は、各サブネットワークより
得た管理情報から、予め２０しておいた障害情報（メツ
セージ）の形式上の特徴を記述したパターンであるマス
ク情報を用いて障害情報のみを抽出（８識処理）し、抽
出した障害情報を、予め登録しておいた対応表に基づい
て、管理すべき複合ネットワーク全体で標準形式化した
障害情報にパラメータ単位で変換する処理を行い、この
変換された障害情報が生成された時点からある一定時間
内に生成された既出の障害情報があれば、これらの障害
情報に関して、障害リソースの位置パラメータ（アドレ
ス及び接続関係Ｌｍ因パラメータの比較分析の結果が同
一の障害を示しているか否か、発生時刻情報が所定時間
以内にあるか否か等により、その障害が同一原因に起因
するものか否かを総合的に判断し１分析処理して障害情
報の表示を行うことにより達成される。

［作用］ 同一の原因による障害に起因して、各サブネットワーク
で独立に生成される複数の表現形式の異なる擁害メツセ
ージは、前記の認識処理、変換処理１分析処理によって
、障害原因に基づいた一元的な障害情報として再生成さ
れるので、複合ネットワーク管理オペレータは、障害発
生を誤認したり、認識までに時間がかかることなく、正
確にその障害発生を認識することができる。

［実施例コ 以下１本発明によるネットワーク管理装置の一実施例を
図面により詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は各処理部の動作を説明する図、第３図は第２図の
動作のフローチャートである。第１図、第２図において
、１０１は通信制御部、１０２は認識処理部、１０３は
認識テーブル、１０４は変換処理部、１０５は変換テー
ブル、１０６は分析処理部、１０７は分析テーブル、１
０８はメツセージメモリ、１０９は画面出力部、１１０
はＭ−コンソールである。

本発明によるネットワーク管理装置の一実施例は、第１
図に示すように、複合ネットワークを構成する各サブネ
ットワークの個別管理装置との間で通信を行い、各サブ
ネットワークの個別管理装置からの管理情報を受信する
通信制御部１０１と、通信制御部１０１で受信した管理
情報を含むデータより、障害メツセージのみを抽出する
認識処理部１０２と、この認識処理の際に参照する。障
害メツセージとその他のデータとの形式的な相違を示す
マスク情報（障害メツセージ固有のパターン）を記述し
た、各サブネットワーク対応に備えられる認識テーブル
１０３と、複合ネットワーク全体で障害メツセージを標
準の形式に変換する変換処理部１０４と、この変換処理
の際に参照する。各サブネットワーク固有の障害情報の
表現形式と標準形式の対応関係をパラメータレベルで記
述した、各サブネットワーク対応に備えられる認識テー
ブル１０５と、変換された標準形式の障害メツセージと
、この障害メツセージが転送されてくる前の一定時間内
に転送されてきた障害メツセージとが、同一の障害に起
因するものか否かを判断する分析処理部１０６と、この
分析処理の際に参照する、判断の規則となるデータを記
述した各サブネットワーク対応に備えた分析テーブル１
０７と１分析の結果生成された障害メツセージを格納す
るメツセージメモリ１０８と１分析処理部１０Ｇより得
た障害情報を、その原因に基づいて一元的に表示させる
ための画面として出力する画面出力部１０９と、この画
面を表示する統一コンソール１１０とを備えて構成され
ている。

次に、前述のような構成された本発明の一実施例の動作
を第２図、第３図により詳細に説明する。

（１）各サブネットワークの個別のネットワーク管理装
置からの転送されてくる管理情報のが通信制御部１０１
で受信され、サブネットワークからの管理情報２０１と
して認識処理部に渡される（ステップ３０１）。

（２）認識処理部１０２は、受は取った管理情報２０１
と認識テーブル１０３の内容との比較処理■を行い、障
害メツセージ２０２及びその他のデータから成る管理情
報より、認識テーブル１０３より得た障害メツセージの
パターン情報（ＩＤ＝ｍ）で形式的特徴により障害メツ
セージ２０２のみを抽出する処理■を行う。障害メツセ
ージが見つからなければ、その他のＴＤについても比較
処理を行い、全ＩＤに関してパターンと一致する表示デ
ータが、管理情報２０２内にない場合、障害メツセージ
は無いと判断する。さらに、認識処理部１０２は、障害
メツセージを、認識テーブルのパターン情報に記述され
たパラメータのメツセージ内位置情報にしたがって、パ
ラメータ単位に分解する。第２図の例では、これらのパ
ラメータがａ、ｂ、Ｑとして示され、これらのパラメー
タは。

例えば、隣接ネットワーク情報、ネットワークの構成等
のディレクトリ情報、故障発生時刻を示す時間情報、電
源断１機器の故障等を示す原因情報等である。このよう
にして抽出された障害メツセージ２０２は、変換処理部
１０４に転送される（ステップ３０２）。

（３）変換処理部１０４は、パラメータ単位に分解され
た障害情報を、認識テーブル１０５を参照して、比較抽
出を行う処理■、■を行い、全ネットワークで標準形式
として決められた形式を持つ障害情報に変換する（ステ
ップ３０３）。

（４）変換処理部１０４より標準形式に変換された障害
メツセージを受は取った分析処理部１０６は。

いま受は取った障害メツセージ内の障害発生時刻パラメ
ータが示す時刻から、分析テーブル１０７に示される時
間情報Ｔを用いて、±Ｔの時間以内に発生したとして報
告されている障害メツセージが、メツセージメモリ１０
８内に登録されているか否かチエツクする処理＠を行い
、そのようなメツセージがある場合、該当する全メツセ
ージをメツセージメモリ１０８より取り出す処理■を行
う（ステップ３０４）。

（５）分析処理部１０６は、メツセージメモリ１０８よ
り取り出した既出の障害メツセージが、現在処理中の障
害メツセージと同一の障害に起因して発生せられたもの
か否かを、分析テーブル１０７を参照して調べる。分析
テーブル１０７は、前述した時間情報の他、リソース名
称とアドレス、リソース間の物理的接続関係１通信を行
う場合の論理的接続関係等を記述したディレクトリ、及
び、障害の原因コードに関して相互に誘発し得るコード
の関係、同一障害で視点が異なるために表現形式が異な
るコードの関係等を記述した原因情報を有している。前
述の分析処理では、現在処理中の障害メツセージの障害
発生リソースパラメータが、ステップ３０４で、メツセ
ージメモリ１０８より取り出した既出障害メツセージの
示す障害リソースと同一か否か、または、隣接関係にあ
るか否かを調べ、また、現在処理中の障害メツセージの
障害原因コードが、前記既出障害メツセージの示す障害
原因と同一か否か、または１分析テーブル１０７内に示
されている障害原因情報で示す関係にあるか否かを調べ
る。以上により１分析処理部１０４は、現在処理中の障
害メツセージが、そのメツセージが示している障害発生
時刻より前後に、時間Ｔの範囲に発生している既出障害
メツセージと同一の原因で発せられたものか否かを判定
できる。

なお、前述の分析処理においては、時間情報、ディレク
トリ情報、原因情報のいずれか１つのみによって、前述
の判断を行うようにすることもできる（ステップ３０５
）。

（６）ステップ３０５における判定の結果、現在処理中
の障害メツセージが、既出の障害メツセージと同一障害
を示している場合、現在処理中の障害メツセージに、既
出の障害メツセージに付加すべき新規情報が含まれてい
るか否かをチエツクする（ステップ３０６，３０８）。

（７）ステップ３０８で、現在処理中の障害メツセージ
に新規情報が含まれている場合、分析処理部１０６は、
この新規情報と既出の障害メツセージを合成媚集し１画
面出力部１０９を介して、その障害情報を統一コンソー
ル１１０に表示させる。

この障害に関する情報の表示は、既出の障害メツセージ
検出時点で表示済みであるが、新しく表示する情報は、
常に、より分析された情報であるので、その情報の表示
位置を既出障害メツセージ上にオーバライドする、既出
障害メツセージの直後に挿入する等の表示制御を行い、
より見やすい表示を行うようにすることが可能である。

実際の統一コンソール上の表示は、キャラクタ列から成
る障害メツセージの表示や、ネットワーク構成図上の障
害リソースを、赤色表示により表示し、警告を行うこと
もできる（ステップ３０９）。

（８）ステップ３０６で、現在処理中の障害メツセージ
が、既出障害メツセージと同−原因により発せられたも
のでないと判定された場合１分析処理部１０６は、この
処理中の障害メツセージを新たな障害情報として、画面
出力部１０９に送り、統一コンソール１１０に表示させ
る（ステップ３０７）。

（９）ステップ３０７，３０９で表示させた障害情報を
メツセージメモリ１０８に格納して処理を終了する。ま
た、ステップ３０８で、処理中の障害メツセージに、新
たに追加すべき情報を有していない場合、すなわち、処
理中の障害メツセージが既出障害メツセージのもつ情報
と同じ内容であれば、処理中の障害メツセージの表示を
行わず、必要に応じ、ログ情報等として、二次記憶装置
に格納して処理を終了する（ステップ３１０）。

前述した本発明の一実施例によれば、異なる形式の複数
のサブネットワークにより構成される複合ネットワーク
を監視する管理装置において、各ネットワークの個々の
管理装置から異なる表現形式等で送られてくる障害情報
等を統一された形式で、しかも、同一障害原因に基づく
障害を重複することなく表示させることができ、ネット
ワーク管理オペレータが、障害の発生を誤認することを
防止することができ、Ｐ！識までの時間を短縮すること
ができる。

また、前述の本発明の実施例は、複合ネットワークシス
テムを構成する各サブネットワークの固有性に依存する
部分をテーブル化し、障害情報を一元的な障害メツセー
ジとして合成するための認識処理部、変換処理部、分析
処理部が各ネットワークで共通に使用できるアルゴリズ
ムをルーチン化して実装可能に構成できるので、各ネッ
トワークの個別管理装置側の仕様変更、新サブネットワ
ークの追加に対して、テーブルの変更１作成だけで容易
にネットワーク管理装置を構成し得るという効果を奏す
ることができる。

前述した本発明の実施例は、複数のサブネットワークが
異なる形式であるとしたが１本発明は。

同一形式のサブネットワークにより構成される複合ネッ
トワークに対しても適用することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、管理するサブネ
ットワークの種類、数、形態（構成）によらず、障害の
発生表示を、障害の原因に基づいて一元的に行うことが
可能であるので、同一原因に起因する表現形式の異なる
。独立に生成された障害メツセージを多数表示させずに
済み、ネットワーク管理コンソールのオペレータが、障
害の発生を見落すというようなことを防止でき、障害位
置、原因等の認識を迅速に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は各処理部の動作を説明する図、第３図は第２図の
動作のフローチャートである。 １０１・・・・・・通信制御部、１０２・・・・・・認
識処理部、１０３・・・・・・認識テーブル、１０４・
・・・・・変換処理部、１０５・・・・・・変換テーブ
ル、１０６・・・・・・分析処理部。 １０７・・・・・・分析テーブル、１０８・・・・・・
メツセージメモリ、１０９・・・・・・両面出力部、１
１０・・・・・・統一コンソール。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のサブネットワークが相互接続されて構成され
   る複合ネットワークの、各サブネットワークから送られ
   る管理情報を受信して、前記複合ネットワークの管理を
   行うネットワーク管理装置において、前記各サブネット
   ワークからの管理情報より障害メッセージのみを抽出す
   る認識処理部と、抽出した障害メッセージを標準化した
   形式にパラメータ単位に変換する変換処理部と、各サブ
   ネットワークから独立に転送された各障害メッセージが
   、同一の障害に起因するものか否かを判断する分析処理
   部とを備えることを特徴とするネットワーク管理装置。 ２、前記分析処理部は、各サブネットワークからの障害
   メッセージが同一の障害に起因するものか否かを、各障
   害メッセージのもつ障害発生時刻パラメータが、一定時
   間以内を示しているか否かにより判断することを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のネットワーク管理装置
   。 ３、前記分析処理部は、各サブネットワークからの障害
   メッセージが同一の障害に起因するものか否かを、各障
   害メッセージのもつ障害位置パラメータが、同一である
   か否か、または、論理的、物理的に隣接関係にあるか否
   かにより判断することを特徴とする特許請求の範囲第１
   項または第２項記載のネットワーク管理装置。 ４、前記分析処理部は、各サブネットワークからの障害
   メッセージが同一の障害に起因するものか否かを、各障
   害メッセージのもつ障害原因パラメータで示される障害
   原因が、同一であるか否か、または、同一の障害によつ
   て誘発し得る関係にあるか否かにより判断することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項、第２項または第３項記
   載のネットワーク管理装置。 ５、管理用コンソールディスプレイをさらに備え、該デ
   ィスプレイ上に、前記各サブネットワークからの障害メ
   ッセージを障害原因に基づき一元的に表示することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のうち１項
   記載のネットワーク管理装置。