JPH0218879Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0218879Y2
JPH0218879Y2 JP1985084697U JP8469785U JPH0218879Y2 JP H0218879 Y2 JPH0218879 Y2 JP H0218879Y2 JP 1985084697 U JP1985084697 U JP 1985084697U JP 8469785 U JP8469785 U JP 8469785U JP H0218879 Y2 JPH0218879 Y2 JP H0218879Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grease
oil passage
piston
pilot
supply port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985084697U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61200991U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985084697U priority Critical patent/JPH0218879Y2/ja
Publication of JPS61200991U publication Critical patent/JPS61200991U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0218879Y2 publication Critical patent/JPH0218879Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、グリース潤滑を必要とする箇所に、
一定量のグリースを供給したり、連続してグリー
スを供給したりすることもできるようにしたグリ
ース供給装置に関するものである。
〔従来の技術〕
グリース潤滑を必要とする箇所にグリースを供
給するために使用されている、従来のグリース供
給装置を第4図について説明すると、バルブシリ
ンダーaにはバルブピストンbが摺動自在に嵌挿
されており、バルブシリンダーaの内壁には、グ
リース供給口cと吐出口dとが開口している。そ
してグリース供給口cには、加圧されたグリース
がホースeを介して常に供給されるようになつて
おり、吐出口dは給脂ノズルfにつながつてい
る。
このグリース供給装置を使用しないときは、第
4図に示すようにバルブピストンbがグリース供
給口cと吐出口dとの間を遮断しているため、ホ
ースe、グリース供給口cを通つてバルブシリン
ダーa内に供給されている加圧されたグリース
は、吐出口dから給脂ノズルfの方に吐出しない
状態になつている。
グリース潤滑を必要とする箇所にグリースを供
給する際には、給脂ノズルを図示しないグリース
ニツプルに押し当て、第5図に示すようにバルブ
ピストンbをバルブシリンダーaの奥に押し込む
と、グリース供給口cと吐出口dとは連通し、バ
ルブシリンダーa内に供給されている加圧された
グリースは、吐出口d、給脂ノズルfを通つて、
グリース潤滑を必要とする軸受等に吐出される。
そしてバルブピストンbを第4図に示す位置に復
帰させると、給脂ノズルfからのグリースの吐出
は停止する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のグリース供給装置は、バルブピストンb
をバルブシリンダーaの奥に押し込んでいる間
は、連続してグリースが吐出されるので、軸受等
に一定量のグリースを供給しようとしても、どの
位の量のグリースが供給されたかわからず、軸受
等からグリースがにじみ出るまで供給したので、
必要以上のグリースが注入されて無駄を生じてい
た。
本考案は、予め定めた一定量のグリースだけが
吐出されるようにして適正量のグリース供給がで
きるようにすると共に、必要に応じて連続したグ
リースの吐出もできるようにしたグリース供給装
置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、一定のストロークを有し、両側の受
圧面積が異なる計量ピストンと、加圧されたグリ
ースが供給されるグリース供給口と、該グリース
供給口に連通するパイロツトシリンダーの一端に
形成されてグリースを吐出する吐出口と、グリー
ス供給口を計量ピストンの小さな受圧面積側に連
通する第1の油路と、計量ピストンの大きな受圧
面積側に接続され前記パイロツトシリンダーを介
してグリース供給口に連通する第2の油路と、第
2の油路をグリース供給口に接続する第1の位置
と第2の油路を吐出口に接続する第2の位置とを
有するパイロツトピストンと、パイロツトピスト
ンを第1の位置と第2の位置とに変位させるハン
ドルと、第1の油路と第2の油路との間を連通ま
たは遮断するバルブと、を備えたグリース供給装
置としたものである。
〔作用〕
パイロツトピストンを第1の位置にしておく
と、計量ピストンの小さな受圧面積側に一定量の
グリースが充填され、バルブが第1の油路と第2
の油路との間を遮断している状態でパイロツトピ
ストンを第2の位置に変位させると、計量ピスト
ンの小さな受圧面積側に充填されていた一定量の
グリースが吐出口から吐出する。
またバルブが第1の油路と第2の油路との間を
連通している状態でパイロツトピストンを第2の
位置に変位させると、グリース供給口に供給され
ているグリースが、吐出口から連続して吐出す
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、1は本体であつて、その内部
には計量シリンダー2とパイロツトシリンダー3
とが平行して設けられており、それぞれ計量ピス
トン4とパイロツトピストン5とが密に摺動する
ように嵌挿されている。
計量シリンダー2の第1図における左端はプラ
グ6によつて閉塞されており、計量シリンダー2
の第1図における右端はスリーブ7によつて閉塞
されている。パイロツトピストン5の第1図にお
ける右端には指示棒8が突設されていて、指示棒
8はパツキン9を介して密にスリーブ7内に嵌入
している。スリーブ7の第1図における右端から
プラグ10が螺入されていて、その螺入深さを変
えることにより、計量ピストン4のピストンスト
ロークを、所要の一定長に調整できるようになつ
ている。計量ピストン4の第1図における右側の
受圧面積は、計量ピストン4の断面積から指示棒
8の断面積を差引いた小さな受圧面積11になつ
ており、計量ピストン4の第1図における左側の
受圧面積は、計量ピストン4の断面積に等しい大
きな受圧面積12になつている。
パイロツトピストン5は、中間に小径部13を
有する段付ピストンになつていて、第1図におけ
る右端は、ピン14によつてハンドル15に結合
されている。ハンドル15は、本体1に一体に取
付けてある把持部16に軸17により枢着されて
いて、スプリング18で時計方向に付勢されて通
常はAの位置にあつて、パイロツトピストン5を
第1図の右方に引いて、図示する第1の位置をと
らせるようになつている。
本体1には吐出口19が設けられていて、吐出
口19はパイロツトシリンダー3の第1図におけ
る左端とつながつている。そして吐出口19に
は、図示しない給脂ノズルに接続するようになつ
ている。
本体1にはさらにグリース供給口20が設けら
れていて、継手12を介して、グリース供給ホー
ス22が結合され、加圧されたグリースが常時供
給されるようになつている。グリース供給口20
は、パイロツトシリンダー3の第1図における右
端につながつており、さらに第1の油路23によ
つて、計量ピストン4の小さな受圧面積11側の
計量シリンダー2に連通している。
本体1には第2の油路24が設けてあつて、パ
イロツトシリンダー3と、計量ピストン4の大き
な受圧面積12側の計量シリンダー2とを連通し
ている。パイロツトピストン5が第1図に示す第
1の位置にあるときには、第2の油路24はパイ
ロツトシリンダー3を介してグリース供給口20
につながつている。ところがハンドル15をスプ
リング18の力に抗して反時計方向に回動してB
の位置に変位させると、パイロツトピストン5は
第1図の左方に押されて第2の位置に変位する。
パイロツトピストン5が第2の位置に変位する
と、パイロツトシリンダー3の第1図における右
端が閉塞され、左端は解放されるようになる。こ
のため第2の油路24は、グリース供給口20と
は遮断されて吐出口19に接続される。
第1の油路23と第2の油路24との間には短
絡油路25が設けてあつて、バルブ押え26を締
めると、図示しないボールバルブが短絡油路25
を閉塞し、バルブ押え26を弛めると、図示しな
いボールバルブが短絡油路25を開通させて、第
1の油路23と第2の油路24とを連通するよう
になつている。
上述したグリース供給装置によつて、グリース
を供給する場合には、本体1の吐出口19に第2
図に示すように給脂ノズル27を接続する。また
バルブ押え26を締め、ボールバルブ28が短絡
油路25を閉塞した状態にしておく。
この状態でハンドル15がAの位置にあると、
パイロツトピストン5は、第1図、第2図に示す
ように第1の位置をとることになる。この状態の
ときには、加圧されたグリースは、グリース供給
ホース22、グリース供給口20、第1の油路2
3を通つて、計量ピストン4の小さな受圧面積1
1側に供給され、これと共に、グリース供給口2
0からパイロツトシリンダー3、第2の油路24
を通つて計量ピストン4の大きな受圧面積12側
にも供給され、結局、計量ピストン4の両側に加
圧されたグリースが供給されることになる。計量
ピストン4の両側の受圧面積は、指示棒8の断面
積分の差があるので、大きな受圧面積12側の加
圧グリースが計量ピストン4を押す力の方が大き
くなり、計量ピストン4は計量シリンダー2内を
小さな受圧面積11側に移動する。このため、計
量シリンダー2の大きな受圧面積12側には、プ
ラグ10の位置で決定される一定量のグリースが
貯溜されることになる。
この状態で給脂ノズル27を軸受等のグリース
潤滑を必要とする箇所のグリースニツプルに押し
当て、第1図に示すハンドル15を手で握つてA
の位置からBの位置に変位させ、パイロツトピス
トン5を第1図、第2図に示す位置から第3図に
示す第2の位置に変位させると、計量ピストン4
の大きな受圧面積12側は、第2の油路24、パ
イロツトシリンダー3を介して、大気圧の吐出口
19に接続されることになる。このため計量ピス
トン4は小さな受圧面積11側のみが加圧グリー
スによつて押され、計量ピストン4は計量シリン
ダー2内を大きな受け圧面積12側に移動する。
これによつて、計量シリンダー2の大きな受圧面
積12側に貯溜されていた一定量のグリースは、
第2の油路24、パイロツトシリンダー3、吐出
口19を通つて、給脂ノズル27からグリース潤
滑を必要とする箇所に供給される。
ハンドル15から手を放すと、スプリング18
の力によつてハンドル15はAの位置に復帰し、
パイロツトピストン5は、第1図、第2図に示す
第1の位置になつて、計量シリンダー2の大きな
受面積面12側に一定量のグリースが貯溜され、
待機状態になる。又このとき、パイロツトピスト
ン5の左側端面が吐出口19に面しており、且つ
パイロツトピストン5は強制的に図中右側に引き
戻されることになるため、パイロツトピストン5
の径とストローク量に相当するグリースが吐出口
19から吸込まれる現象(サクシヨンバツク現
象)が生じることになり、よつて吐出口19に接
続された給脂ノズル27からグリースが垂れ落ち
るようなことを防止できる。
上述のハンドル15の操作を繰返すことによつ
て、1回ごとに一定量のグリースが、グリース潤
滑を必要とする箇所に供給されることなる。
次にバルブ押え26を弛め、ボールバルブ28
が短絡油路25を開通させた状態にしてハンドル
15を手で握り、パイロツトピストン5を第3図
に示す第2の位置に変位させると、加圧されたグ
リースは、グリース供給口20から第1の油路2
3、短絡油路25、第2の油路24、パイロツト
シリンダー3、吐出し口19を通つて、給脂ノズ
ル27に連通して供給されることになる。
〔考案の効果〕
本考案は、一定ストロークの計量ピストンの大
きな受圧面積側に貯溜された一定量のグリースが
供給されるので、グリース供給量に過不足がな
く、グリースの無駄が生じないで適正な潤滑を行
なうことができる。また、グリースの吐出供給か
ら、第2の油路をグリース供給口に接続する第1
の位置(待機位置)にパイロツトピストンが戻さ
れるとき、パイロツトピストンが吐出口を吸引す
ることによつて、吐出側からグリースが垂れ落ち
るのを防止することができる。
また必要に応じて、連続したグリースの供給を
行なうことができる特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2
図、第3図は、作動説明図、第4図、第5図は従
来装置の作動説明図である。 図中、4は計量ピストン、5はパイロツトピス
トン、11は小さな受圧面積、12は大きな受圧
面積、15はハンドル、19は吐出口、20はグ
リース供給口、23は第1の油路、24は第2の
油路、28はボールバルブを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定のストロークを有し両側の受圧面積が異な
    る計量ピストンと、加圧されたグリースが供給さ
    れるグリース供給口と、該グリース供給口に連通
    するパイロツトシリンダーの一端に形成されてグ
    リースを吐出する吐出口と、前記グリース供給口
    を前記計量ピストンの小さな受圧面積側に連通す
    る第1の油路と、前記計量ピストンの大きな受圧
    面積側に接続され前記パイロツトシリンダーを介
    してグリース供給口に連通する第2の油路と、該
    第2の油路を前記グリース供給口に接続する第1
    の位置と第2の油路を前記吐出口に接続する第2
    の位置とを有するパイロツトピストンと、該パイ
    ロツトピストンを前記第1の位置と第2の位置と
    に変位させるハンドルと、前記第1の油路と第2
    の油路との間を連通または遮断するバルブと、を
    備えたことを特徴とするグリース供給装置。
JP1985084697U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0218879Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985084697U JPH0218879Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985084697U JPH0218879Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61200991U JPS61200991U (ja) 1986-12-16
JPH0218879Y2 true JPH0218879Y2 (ja) 1990-05-25

Family

ID=30634425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985084697U Expired JPH0218879Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0218879Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824072U (ja) * 1981-08-10 1983-02-15 株式会社明電舎 炭酸ガスの濃度検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824072U (ja) * 1981-08-10 1983-02-15 株式会社明電舎 炭酸ガスの濃度検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61200991U (ja) 1986-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU749364C (en) Device for connecting a receptacle and a container and ready-for-use set comprising same
EP0840018A3 (en) Pilot 5-port transfer valve
JPH0218879Y2 (ja)
CA2214229A1 (en) Fluid injector pump with interchangeable reservoir
SE8203103L (sv) Kopplingshuvudcylinder
US3038510A (en) Hydraulically-actuated divisible-wedge log-splitter
US3326323A (en) Universal joint with an automatic greasing mechanism
FR2709166A1 (fr) Soupape pilote hydraulique.
US4323269A (en) Coaxial coupling system
EP0967417A3 (en) Structure of hydraulic circuit for automatic transmission
NZ206322A (en) Valve grinding tool with piston providing suction
EP0564754A1 (en) A lubricator connected to a pressure fluid line
JPH0311520Y2 (ja)
CA2224024C (en) Apparatus and process for charging a pressurized system
JPH08312889A (ja) 蓄油器
US1755240A (en) Lubricator
KR200272412Y1 (ko) 자동 그리스 주입기
US4108278A (en) Constant-quantity oil distributing valve for use in central lubrication system
JPS6011356Y2 (ja) 給脂装置
US2432969A (en) High-pressure lubricating apparatus
JPS637754Y2 (ja)
JPH056497Y2 (ja)
JP3093502U (ja) 注油器
JPS54162339A (en) Power steering system
JPH0230039Y2 (ja)