JPH0218459A - シアニン色素 - Google Patents

シアニン色素

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JPH0218459A
JPH0218459A JP1124095A JP12409589A JPH0218459A JP H0218459 A JPH0218459 A JP H0218459A JP 1124095 A JP1124095 A JP 1124095A JP 12409589 A JP12409589 A JP 12409589A JP H0218459 A JPH0218459 A JP H0218459A
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carbon atoms
compound
group
dye
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JP1124095A
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English (en)
Inventor
Louis M Leichter
ルイス マルコム レイクター
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B23/00Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
    • C09B23/0066Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain being part of a carbocyclic ring,(e.g. benzene, naphtalene, cyclohexene, cyclobutenene-quadratic acid)
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0664Dyes
    • G03G5/0666Dyes containing a methine or polymethine group
    • G03G5/0672Dyes containing a methine or polymethine group containing two or more methine or polymethine groups
    • G03G5/0674Dyes containing a methine or polymethine group containing two or more methine or polymethine groups containing hetero rings

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、シアニン色素、それらの製造方法、およびそ
れらの製造において使用するための中間体に関する。特
に、本発明は、共役鎖中において置換シクロヘキセン環
を含有するシアニン色素に関する。
発明の背景 赤外シアニン色素は知られており、米国特許第4.33
7,305号、同第4.617,247号、%願昭59
−217761号に記載されているような光電導体のた
めの増感剤として、また、特願昭62−11682号、
同62−816!18号、同62−82080号、およ
び同62−82190号に記載されているような光学記
録媒体における色素として使用されてきた。
赤外シアニン色素の多くのものは、それらの分子の共役
鎖の中に5−員環または6−員環を有している。何故な
ら、これらの環は安定性の増加した色素を提供するから
である。しかし、シアニン色素中の置換シクロヘキセン
環およびシクロペンテン環について記載されたものに殆
んど存在していない。シクロへキセン環の2−位置にハ
ロゲン原子が存在すると、該色素は赤外の方に深色団的
に移動する。しかし、追加的な置換基の記載については
、J、 Org、 Chem、 USSR(Engl、
 Transl、)1978.14.2046、Zh、
 Org、 Chin。
1978.14.2214、および特願昭61−248
789号および特願昭62−82082号に記載されて
いるように、5−位置に1個または2個のアルキル基を
存在させることに限定されていた。
共役鎖中に置換シクロへキセン環を有するシアニン色素
についての限定され九記載は、シアン色素の製造におい
て一般的に用りられている置換1−ホルミル−3−ヒド
ロキシメチレン−シクロヘキセン中間体を製造するのが
碓しいからである。
2−クロロ−1−ホルミル−3−ヒドロキシメチレン−
シクロヘキセン中間体の既知製造方法は、J、 Org
、 Chem、 1977m  42. 885中のR
eynolasおよびDrexhageによって記述さ
れている。これらの製造には、ジメチルホルムアミドと
オキク塩化燐とを反応させてビルスマイヤー(Vila
meier )中間体な生成させ、塩化メチレンtfC
hクロロホルムのような溶媒中においてシクロへキサノ
ンを添加することが含まれている。次いで、反応混合物
を氷上に注加して反応混合物を急冷し、溶媒を蒸発させ
て生成物を沈殴させる。
しかし、この方法にはいくつかの不利な点がある。
共溶媒として塩化メチレンを使用することは、水中で急
冷することにより、2つの相の混合物を生じることにな
る。結果的には、過剰のPOCj、は、よ(加水分解さ
れないで塩化メチレン層に残留して、それが生成物中に
引きこまれてゆく。また、生成vJは塩化メチレンに可
溶性であるために、塩化メチレンを蒸発させたときにが
ムを生成する。
未中和のPOCL3t−含有するこの不純な生成物は、
分解を防ぐために更に精製することが必要である。
それ故、環を置換された2−クロロ−1−ホルミル−3
−ヒドロキシメチレン−シクロヘキセンを予め製造する
ことは難しいことである。結果的には、これらの物質か
ら誘導された色素の製造はまれである。
環中量体を含有する色素の第2の製造方法には、色素−
塩基複素環(dye −base heterocyc
les )とピスーアニルス(bis −anils 
)との縮合が含まれている。これらアニルスの製造方法
は、前述のJ、 Org、 Chem、 USSR(E
ngl、 Transl、 )1978.14,204
6、Zh、 Org、 Khim。
(197B)14.2214の文献に記載されている。
この製造方法においては、塩化水素が発生し、塩基を用
いて強酸溶液の中和、溶媒除去、再溶解、およびアニリ
ンを用いる処理等が含まれている。これら中間体の製造
方法は長たらしく、かつ中和のための多量の苛性アルカ
リ、冷却浴、および溶媒の抽出と除去の技術等を必要と
する。従って、この製造方法を、色素の製造に利用する
には制限がある◇ 本発明者は、秀れた純度を有する任意的に置換された2
−ハロー1−ホルミル−3−ヒドロキシメチレン−シク
ロヘキセンを高収率で製造するための必要な反応条件を
見出した。置換シクロヘキセンはその多(のものが新規
であり、単純な化学反応技術によって、共役鎖中に置換
シクロヘキセン環を有する新規な赤外シアニン色素1−
製造するための有用な中間体である。
発明の概要 本発明の一つの面により、次式(1)の化合物が提供さ
れる: 式 〔式中、 mおよびnは、0または独立的に1〜5から選ばれた整
数であシ、かつ(m+n )は少な(とも2であり、 R1は、ハロゲン原子、好ましくはC1,Brまたは工
、であり、 R2−R7は、独立的に、水素、6個までの炭素原子を
有するアルキル基、例えばメチル、t−ブチル:20個
までの炭素原子を有するアリール基、例えばフェニル:
シアノ;ハロゲン、例工ばBr;から成る群から選ばれ
、または、隣接炭素原子のR2〜H?の任意の2つは、
5−または6−買戻素環または複素環式環、例えばベン
ゼン環、を完成させるのに必要な原子から成り;R2−
R7の少な(とも1つは水素より他のものであり、 各R8は、独立的に、任意的に置換された非環式炭化水
素基、好ましくは脂肪族基、例えばアルキル基(置換さ
れたアルキル基が包含される)、好ましくは1〜16個
の炭素原子を有するアルキル基、例えばメチル、エチル
、プロピル、イソプロぎル、ブチル、5ee−ブチル、
ヘキシル、シクロヘキシル、ドデシル、オクタデシル、
ヒドロキシアルキル(例えば、オメが−ヒドロキシエチ
ル、オメザーヒドロキシプロぎル等)、アルケニル基、
例えばアリル、1−プロペニル、2−プロペニル、1−
ブテニル、および3−ブテニル等;アルカリル基、例え
ばベンジルおよYJ びベーターフェニルエーテル;およびアリール基、例え
ばフェニル、p−トリル、o−)!Jル、3.4−ジク
ロロフェニル等、から成る群から選ばれた20個までの
炭素原子を有する置換基を表わし、 各Yは、独立的に、8.Se、C=C1およびCR9R
10(式中、R9およびR10は、独立的に、20個ま
での炭素原子を有する置換また線非置換の脂肪族基、例
えば1〜12個の炭素原子を有するアルキル基、例えば
メチル、ガンマー−スルホプロぜル、イソプロぎル、ブ
チル、5ec−ブチル、オメガ−スルホブチル、ドデシ
ル、ベーター−ヒドロキシエチル、ガンマー−ヒドロキ
シプロピル、ベーター−メトキシエチル、ベーター−エ
トキシエチル、アリル、ベンジル、ベーター−フェニル
エチル、ベーター−カルボキシエチル、カルボキシメチ
ル、がンマーーカルボキシプロぎル、ベーター−アセト
キシエチル、ベーター−アセトキシプロピル、カルボメ
トキシメチル、およびカルボエトキシエチル、から成る
群から選ばれ、または R9およびR10は、−諸にな
って、5−または6−買戻素環式環を完成するのに必要
な原子を表わす)、から成る群から選ばれ、 各Zは、独立的に、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、
一般的に12個までの炭素原子を有する任意的に置換さ
れたアルキルスルホニル、一般的に12個までの炭素原
子を有する任意的に置換され九アリールスルホニル、お
よび一般的に12個までの炭素原子を有する任意的に置
換されたアリールカルボニル、から成る群から選ばれた
置換基の1種またはそれ以上を表わし1、好ましくは各
2は、5−位置にあり、かつ7エ二ルスルホニルまたは
ペン・戸イルであり、X−は、アニオン、例えばハロゲ
ン、p−トルエンスルホン酸アニオン、アルキルスルホ
ン酸アニオン、過塩素酸塩、四塩化硼酸塩、または三ハ
ロケ9ン化物(trihalide ) 、を表わし、
変法的には、X−e−!、1個のR8基と一体となって
内部塩を形成することもでき、 ただし、 (1)    R2=  R3−R’  =  Rフ 
= H%  R’  =  R”  −CH3(または
任意のアルキル)、およびYがCR9R10であるとき
は、各2はハロゲンでなく、かつ (1)  R’=ct、R4コCFf、 (または任意
のアルキル)、およびYが8でちるときは、R2R3R
ISR6、およびR7の少なくとも1つは、水素より他
のものである〕。
本発明の更に他の面により、次式(IDの化合物が提供
される: 式 〔式中、 R1# H?は、前記定義と同じであり、ただし、 (1)  R2〜R7の少なくとも1つは、水素より他
のものであり、 (1)  R5がt−ブチルであるときは、R2R3H
4R6、およびR″′の少なくとも1つは、水素より他
のものであり、 (Ill)H4およびR5がCH3であジ、かつH2R
3H6、およびH6が水素であるときは BlはBrで
ない〕。
本発明の更に他の面により、ジメチルホルムアミドとオ
キシハロゲン比隣、例えばオキシ塩化燐、オキシ臭比隣
等、とを反応させて反応生成物を生成させ、次いで任意
的に置換されたシクロヘキサノンを添加し、得られた混
合物を反応させて所望の生成物を生成させることから成
り、かつ前記反応を溶媒としての過剰のジメチルホルム
アミドの存在において、および/または、水混和性溶媒
の存在において行う、2−ハロー1−ホルミル−3−ヒ
ドロキシメチレン−シクロヘキセン’!*hその置換誘
導体、例えば式(IDの化合物、の芙造方法が提供され
る。
本発明による置換シクロヘキセンの段進の鍵は、シクロ
ヘキサノンのための溶媒としての水混和性溶媒または好
ましくは過剰のジメチルホルムアミドによって、従来技
術において使用された塩化メチレンまたにクロロホルム
を置き換えることである。水混和性溶媒または水混和性
のジメチルホルムアミドが存在すると単一相の溶液とな
る。急冷によシ、オキシハロゲン比隣例えばpocz3
は、水により加水分解され、生成物は水から沈殿する。
生成物を濾過し、−試験紙が中性になるまで生成物を洗
うことにより純粋な生成物となる。この生成物は更に精
製することを必要としないで長期間貯えることができ、
かつシアニン色素の製造のために使用するのに充分に純
粋である。
式(IDの化合物に、次の反応式によってシアニン色素
の製造に使用することができる: この反応は、−船釣に、溶媒中において、反応混合物を
その沸点に加熱することによって行う。
適当な溶媒には、エタノール、更に好ましくは酢酸およ
び無水酢酸の混合物が包含される。しばしば、シアニン
色素は室温に冷却することによって結晶する。
この方法による色素の合成はよく知られており、例えば
81ominskii 、 Yu、 L、、 Radc
henko、 1.D。
およびTolmachev、 A、1.J、 Org、
 Chew、 USSR(lngl、Tranal、 
)197B、  14. 2D46;Zh、 Org、
 Khim  1978. 14. 2214に記載さ
れている。
式(I)の好ましい色素は、YがSま友はCR9R10
更に好ましくμC(CH3)zである色素である。
YがC=Cであるときは、色素の共役鎖は、窒素原子に
隣接している炭素原子を経由して、または窒素原子に対
してパラ位置にある炭素原子に隣接している炭素原子を
経由して、複素環式環に連結させることができる。それ
故、そのような色素様、次の構造式の核を有している; これらのタイプの構造式を製造する方法は、前述の文献
に記載されている。
式(1)および式(Inの好ましい化合物に、R1が塩
素である化合物である。
本発明のシアニン色素は、−船釣に、赤外吸収性色素で
あり、増感剤、例えば従来技術において知られているタ
イプの有機光電導体のための増感剤に有用であることが
見出された。適当な光電導体システムは、例えば、米国
特許第4.357.305号、同第4,617,247
号、特願昭59−217761号、および英国特願第8
712151号に記載されている。ま九、シアニン色素
は、光学的データー貯蔵部材用記録媒体として有用であ
ることが見出された。
次の実施例によって本発明を例示するが、本発明はこれ
らの実施例によって限定されるものではない。
次の第1表および第2表は、実施例において言及されて
いる中間体化合物およびシアニン色素を同定している。
H/\ 8人 0=ω=0 Oゎ 呼) 一う ロー 実施例1 磁気式撹拌機、窒素プランケラ) (blanket 
)、凝縮器、温度計、および均圧添加用漏斗を備え九5
0〇−丸底フラスコに、乾燥ジメチルホルムアミド(D
M1i’ )の4QT!Lt(37,76g、0.51
7モル)を入れた。この物質を水浴中で冷却し、オキシ
塩化燐の37 d (60,87g、0.400モル)
を添加用漏斗を通して45分間かげてゆりく〕添加した
。添加の間、温度を10〜15°Cに保った。
添加の完了により、水浴を除いて水浴に置き換え、反応
混合物を室温に温めた。次いで、この反応混合物を室温
において30分間保った。
このようにして生成したビルスマイヤー(Vilame
ier )付加物に、シクロヘキサノンの10.0.9
 (0,102モル)を乾燥DMF050−に溶かした
溶液をゆつ(り添加した。この添加は、きれhな均圧添
加用漏斗・を使用して行った。添加の完了時において、
温度は水浴であるにもかかわらず50℃であった。この
水浴を除き、加熱用マルに置き換え、橙色(オレンジ色
)溶液ヲ〜60℃で3時間保った。
得られた橙赤色溶液を、氷600d上に注加し水200
祷を加え、この溶液を撹拌した。約20分後、黄色沈殿
が生成し始めた。反応物を一夜撹拌した。黄色粉末を濾
取し、洗液が一試験紙で中性になるまで多量の水で水洗
した。この物質を吸引乾燥し、風乾し、最後に減圧オー
ブン中で50℃で乾燥し、純粋生成物13.059 (
74チ)を得た。この生成物は融点−124〜126℃
であった。TLC’は、この化合物が極めて純粋である
ことを示した。NMRおよびIRは、指定した構造式と
一致した。
実施例2 ヒ (2)〕の製造 この物質を、実施例1と同じ方法を用いて、ジメチルホ
ルムアミドの401114(37,76g、0.157
モル)、オキシ塩化燐の3714(60,87#、0.
400モル)、および3−メチルシクロヘキサノンの1
1.219(0,10モル)をDMFの55罰に溶かし
た液から造った。収率14.83 g(79%)、融点
−135〜137℃であった。
TLC[、この化合物が極めて純粋であることを示した
。IRおよびNMRは、指定した構造式と一致した。
実施例3 この物質を、実施例1と同じ方法を用いて、ジメチルホ
ルムアミドの40m(37,76,9,0,157モル
)、オキシ塩化燐の!1711/!(6(]、87、v
、o、aooモル)、および4−メチルシクロヘキサノ
ンの11.229 (0,10モル) t−DMFの5
5wLtに溶かした液から造った。収率13.519(
721)、融点−140〜142℃であった。
TLCは、この化合物が極めて純粋であることを示した
。IRおよびNMRFx、、指定した構造式と一致した
実施例4 磁気式撹拌機、窒素プランケラ) (blanket 
)、凝縮器、温度計、および均圧添加用漏斗を備えた5
0 Qd3ツロ丸底フラスコに、乾燥ジメチルホルムア
ミドの4014(37,76N、0.517モル)を入
れた。この物質を水浴中で冷却し、オキシ塩化燐の37
111t(60,87g、l:1.4[10モル)を添
加用漏斗を通して45分間かけてゆっくり添加した。添
加の間、温度を10〜15℃に保った。添加の完了によ
り、水浴を除いて水浴に置き換え、反応混合物を室温に
温めた。次いで、この反応混合物を室温において30分
間保った。
このようにして生成したビルスマイヤー(Vilsme
ier )付加物に、4−t−ブチルシクロヘキサノン
の15..45’(0,10モル)を乾燥DMFの50
11Ltに溶かした溶液をゆつ(り添加した。
この添加に、きれいな均圧添加用漏斗を使用して行った
。水浴を反応容器の下に保って発熱を調節した。30分
間かけて添加を行い最後の温度は30°Cであった。こ
の水浴を除き、加熱用マントルに置き換え、橙色(オレ
ンジ色)溶液を50〜60℃で3時間保った。
得られた橙赤色溶液を、氷300d上に注入し、水20
0−を加え、この溶液を撹拌した。約20分後、黄色沈
殿が生成し始めた。また、黄色の塊を生成した。反応物
を一夜撹拌した。粗生成物を濾取し、DMFに再溶解し
、水中に再沈殿させて生成物を得た。この黄色粉末を濾
取し、洗液が一試験紙で中性になるまで多量の水で水洗
した。この物質を吸引乾燥し、風乾し、最後に減圧オー
ブン中で50℃で乾燥し、純粋生成物20.849(9
1幅)を得友。この生成物は融点−154−157℃で
あった。TLCは、この化合物が極めて純粋であること
を示した。■およびIRは、提案した構造式と一致した
実施例5 この物質を、実施例4と同じ方法を用いて、ジメチルホ
ルムアミドの40mA(37,76、!i’、0.15
7モル)、オキシ塩化燐の37祷(60,87y、0.
400モル)、および4−フェニルシクロへキナノンの
17.42g(0,10モル)をDMF’の551に溶
かした液から造った。収率15.80 g(68チ)、
融点=162℃であった。TLCは、この化合物が極め
て純粋であることを示した。
IRおよびNMRは、指定した構造式と一致した。
実施例6 250−ビーカーに、1−エチル−2,3,3−トリメ
+#−5−ニトロインドレニウムアイオダイドの5.4
1 g(0,015モル)、中間体(4)の1.72.
9 (0,0075モル)、酢酸50tILt、および
無水酢酸50鯰を入れ次。磁気式撹拌機を加え、撹拌し
、加熱を始めた。沸騰するまで加熱することにより暗褐
色溶液になつ九。この溶液は反応が起こったときに緑色
に変った。この溶液を30分間沸増させ、次いで室温に
冷却した。微細な黄色結晶として色素の結晶化が生起し
た。これを減圧乾燥して純粋色素5.12.Fを得た。
この色素は、融点=196°C(分解)、λmaz −
805nmであつ友。IRおよびNMRは、提案した構
造式と一致した。この化合物の質量スペクトルは、分子
のカチオン部分を表示する6 57 amuにおいて陽
イオンを示した。750 amuにおける追加的なカチ
オンビークは、中心部の環における塩素のいくらかが沃
素で置換されていることを示した。127および581
 amuにおいて見出された陰イオンは、三沢化物アニ
オン(tri −1odideanion )を示した
実施例7 シアニン色素(2)の製造 この色素を、シアニン色素(1)と同じ方法を用いて、
1−エチル−2,3,3−トリメチル−5−二トロイン
ドレニウムアイオダイドの5.41 N(0,015モ
ル)および中間体(2)の1.40FC,0,0075
モル)から造った。収率3.64 g、融点−246°
C(分解)、λmaw −801nmであった。IRお
よびNMRの両方は、提案した構造式と一致した。この
化合物の質量スペクトルは、分子のカチオン部分を表示
する6 15 amuにおいて陽イオンを示した。70
7 amuにおける追加的なカチオンーーりは、中心部
の環における塩素のいくらかが沃素で置換されているこ
とを示した。
127および381 amuにおいて見出された陰イオ
ンに、三沢化物アニオンを示した。
実施例8 シアニン色素(3)の製造 この色素を、シアニン色素(1)と同じ方法を用いて、
1−エチル−2,3,3−)リメチルーフェニルスルホ
ニルインドレニウムアイオダイドの4.559 (0,
01モル)および中間体(4)の1.14g(0,00
5モル)から造った。収率!1.22 g、融点=20
0°C(分解)、λmaw = 796 nmであった
。IRおよびNMRの両方に、提案し九構造式と一致し
た。この化合物の質量スペクトルな、分子のカチオン部
分を表示する8 47 amuにおいて陽イオンを示し
た。939 amuにおける追加的なカチオンーーりは
、中心部の環における塩素のいくらかが沃素で置換され
ていることを示した。
127および381 amuにおいて見出された陰イオ
ンは、三沢化物アニオンを示した。
実施例9 シアニン色素(4)の製造 100R1ビーカーに、酢酸23mj、無水酢酸無水1
ffj、2−メチレン−1,3,3−)リメテルインド
レニンの0.866g(0,005モル)、中間体(5
)の0.622 g(0,0025モル)、および酢酸
ナトリウム0.5.9 (0,061モル)を入れた。
磁気式撹拌機を加え、撹拌し、加熱を始めた。沸lする
まで加熱することにより、溶液の色に、淡赤色から琥珀
色に変シ、最後に暗緑色に変った。
この溶液を15分間沸騰させ、次いで四弗化硼酸ナトリ
ウムの2.00 # (0,018モル)を水5mjに
溶かし友液を添加した。次いで室温に冷却することによ
り暗色結晶として色素の結晶化が生起した。この結晶を
酢酸で洗い、次いで水、メタノール、最後にエーテルで
洗った。この結晶を気乾し、所望色素0.65g(40
%)を得た。この色素は、融点−192〜195°C(
溶融して緑色になり、次いで泡立ち一分解し九)、λm
ax = 780 nmC&−3,22X10’ )で
あった。IRおよび凪伍は、提案した構造式と一致した
。この化合物の質量スペクトルに、分子のカチオン部分
を表示する5 59 amuにおいて陽イオンを示し、
四弗化硼酸塩アニオンを表示する8 7 amuにおい
て陰イオンを示した。
実施例10 シアニン色素(5)の製造 100Mビーカーに、酢酸2011無水酢酸15ffi
l、2−メチレン−1,3,3−トリメチルインドレニ
ンの肌866 # (、0,005モル)、中間体(4
)の0.572 g(0,0025モル)、および酢酸
ナトリウム0.5.9 (0,061モル)を入れた。
磁気式撹拌機を加え、撹拌し、加熱を始めた。沸謄する
まで加熱することにより、溶液の色は、赤黄色から琥珀
色に変り、最後に暗緑色に変った。
この溶液’t−15分間沸騰させ、次いで沸点以下に冷
却し、四弗化硼酸ナトリウムの2.00,9(0,01
8モル)を水5−に溶かした液を添加し友。沈殿が生成
し友。次いで室温に冷却し、緑色粉末を濾取し、酢酸で
洗い、粉砕し、次いで水、メタノール、最後にエーテル
で洗い、微細な緑色粉末を得た。この粉末を風乾し、所
望色素0.61g(39幅)を得た。この色素は、融点
=241〜242℃(泡立ち一分解した)、λmax−
782nffl (t −3,41X 1 (15)で
あった。IRおよびNMRは、提案した構造式と一致し
た。この化合物の質量スペクトルは、分子のカチオン部
分を表示する5 39 amuにおいて陽イオンを示し
、四弗化硼酸塩アニオンを表示する87 amuにおい
て陰イオンを示した。
実施例11 シアニン色素(6)の製造 100−ビーカーに、酢酸2Qd、無水酢酸15N、2
−メチレン−1,3,3−)リメテルインドレニンの0
.866g(0,005モル)、中間体(3)の0.4
7.9 (0,061モル)、および酢酸ナトリウム0
.59 (0,061モル)を入れた。磁気式撹拌機を
加え、撹拌し、加熱を始めた。温度が上昇したとき、反
応体は溶解し、溶液の色は、全褐色から暗緑色に変った
。この溶液を15分間沸騰させ、次いで沸騰点以下に冷
却し、過塩素酸ナトリウムの2.0 [] 、9’ (
0,016モル)を水5mjに溶かした液を添加した。
金色の結晶が生成した。
次いで室温に冷却し、この結晶を濾取し、酢酸で洗い、
粉砕し、次いでエーテルで洗い、粉砕して色素を得た。
この結晶を風乾し、所望色素0.81、li+(51%
)を得た。この色素は、融点−257〜258°C(泡
立ち一分解した)、λInax−804nm (ε= 
2.87 X 1 (15)であった。工RおよびN畑
は、提案した構造式と一致した。この化合物の質量スペ
クトルは、分子のカチオン部分を表示する4 97 a
muにおいて陽イオンを示し、過塩素酸塩アニオンを表
示する99および101 amuにおいて陰イオンを示
した。
実施例12 シアニン色素(7)の製造 100dビーカーに、酢酸201、無水酢酸151.1
−エチル−5−二トロー2.3.3−トリメチルインド
レニウムアイオダイドの0.8109 (0,005モ
ル)、中間体(3)の0.479(0,0025モル)
、および酢酸ナトリウム0.5.9 (0,061モル
)を入れた。磁気式撹拌機を加え、撹拌し、加熱を始め
た。温度が上昇したとき反応体は溶解し、溶液の色は、
褐黄色から濁った緑色に変った。この溶液を15分間沸
騰させ、次いで沸騰点以下に冷却し、過塩素酸す) I
Jウムの2.009 (0,016モル)を水5 rt
rlに溶かした液を添加した。次いで室温に冷却するこ
とにより金ブロンズ色の粉末が生成した。この粉末を濾
取し、酢酸で洗い、粉砕し、次いでエーテルで洗い、粉
砕し、微細な緑ブロンズ色の粉末として色素を得た。こ
の物質を風乾し、所望色素0.769(42チ)t−得
た。この色素に、融点−240〜250°C(泡立ち一
分解し九)、λmamミニ−03nm (ε−2,73
X1021)であった。IRおよびNMRは、提案した
構造式と一致した。この化合物の質量スペクトルは、分
子のカチオン部分を表示する615amuにおいて陽イ
オンを示した。707 amu Kおける追加的なカチ
オン部分りな、中心部の[Kおける塩素のい(らかが、
沃素で置換されていることを示した。99および101
 amuにおいて見出される陰イオンは過塩素酸アニオ
ンを示した。
実施例16 シアニン色素(8)の製造 100−ビーカーに、酢酸20−1無水酢酸15M、2
−メチレン−1,3,3−)リメチルインドレニンの0
.866 、!i’ (0,005モル)、中間体(5
)の0.6229 (0,0025モル)、および酢酸
ナトリウム0.59 (0,061モル)を入しタ。
磁気式撹拌機を加え、撹拌を始め、沃化カリウムの1.
OOg(0,006モル)を加えた。加熱を始めた。偏
度が上昇したとき、反応混合物は褐色から緑色になった
。これを30分間沸騰させ、次いで冷却した。結晶に生
成しなかった。この溶液をフラスコに移し、減圧下で溶
媒を除去し、固体を得た。エーテルを添加し、濾取し、
この固体をメタノールで洗ってブロンズ色結晶として色
素を得た。この物質を風乾し、所望色素0.92 g(
39俤)t−得た。この色素は、融点=173〜175
°C(この化合物は、130〜140℃で緑色から赤色
に変った)であった。NMRは提案した構造式と一致し
た。この化合物の質量スペクトルは、分子のカチオン部
分を表示する5 59 amuにおいて陽イオンを示し
た。127および381 amuにおいて見出される陰
イオンは三沢化物アニオンを示し次。
実施例14 シアニン色素(9)の製造 150−ビーカーに、酢酸25m1.無水酢酸25m1
,1−エチル−5−二トロー2.3.3−トリメチルイ
ンドレニウムアイオダイドの1.810、!i’ (0
,005モル)、中間体(5)の0.6229(0,O
D 25モル)を入れた。磁気式撹拌機を加え、撹拌し
、加熱を始めた。この溶液を30分間沸騰させ、次いで
冷却したが沈殿は殆んど生成しなかった。エーテルを添
加することにより色素が沈殿した。これを1取し、次い
でエーテルで洗い、粉砕し、次いで少量のメタノールで
洗い、暗青色粉末として色素を得た。この物質を風乾し
、所望色素0・57.9(22%)を得た。この色素は
、融点=234℃であった。IRおよびNMRは、提案
した構造式と一致した。この化合物の質量スペクトルは
、分子のカチオン部分を表示する677amuにおいて
陽イオンを示した。769 amuにおける追加的なカ
チオンーーりは、中心部の環における塩素のい(らかが
、沃素で置換されていることを示し念。127および3
81 amuにおいて見出される陰イオンは三沢化物ア
ニオンを示した。
実施例1こ シアニン色素(10の製造 150dビーカーに、酢酸25M1無水酢憬25祷、1
−エチル−5−二トロー2.!1.3−トリメチルイン
ドレニウムアイオダイドの0.810g(0,005モ
ル)、中間体(3)の0.47.9(0,0025モル
)を入れ穴。この溶液を30分間沸騰させることにより
緑色溶液が生成した。冷却後、エーテル金添加すること
により色素の沈殿が生成した。その色素を濾取し、エー
テルで洗い、粉砕して暗緑黒色扮末として色素を得た。
この物質を風乾し、所望色素0.81g(33チ)を得
た。
この色素は、融点−244℃(分解)であった。
IRおよびNMRは、提案し友構造式と一致した。
この化合物の質量スペクトルは、分子のカチオン部分を
表示する615 amuにおいて陽イオンを示した07
07amuにおける追加的なカチオンーーりに、中心部
の環における塩素のい(らかが、沃素で置換されている
ことを示した。127および381 amuにおいて見
出される陰イオンは三沢化物アニオンを示した。
実施例16 シアニン色素Uの製造 150訳tビーカーに、酢酸201、無水酢酸20rI
L1%1−!チル−5−フェニルスルホニル−2,3,
3−)リメチルインドレニウムアイオダイドの1.f4
.9(0,005モルン、中間体(5)の0.319 
(0,00125モル)を入れた。磁気式撹拌機を加え
、撹拌し、加熱を始め九〇この溶液を30分間沸騰させ
ることにより緑色溶液が生成した。室温に冷却し、次い
で氷冷し、生成した固体を濾取し次。これを少量のメタ
ノールで洗い、エーテルで粉砕してブロンズ色結晶とし
て色素を得た。母液および洗液を濃縮して2番目の色素
を得た。これらの色素全−諸にして風乾し、所望色素0
.96 g(61係)を得た。この色素は、融点−16
6°Cであった。IRおよびNM’Rは、提案した構造
式と一致した。この化合物の質量スペクトルは、分子の
カチオン部分を表示する8 67 amuにおいて場イ
オンを示した。959 amuにおける追加的なカチオ
ンーーりは、中心部の環における塩素のいくらかが、沃
素で置換されていることを示し次。127および381
 amuにおいて見出される陰イオンは三沢化物アニオ
ンを示した。
実施例17 シアニン色素0の製造 この色素を、中間体(3)の0.24 g([1,00
125モル)を使用し次以外は、シアニン色素αυと同
じ方法を用いて造った。得られた色素を一諸にして風乾
し、所望色素0.96.9 (65% )を得た。この
色素は、融点−279℃であった。IRおよびNMRは
、提案した構造式と一致した。この化合物の質量スペク
トルは、分子のカチオン部分を表示する8 05 am
uにおいて陽イオンを示した。897amuにおける追
加的なカチオンーーりは、中心部の環における塩素のい
(らかが、沃素で置換されていることを示し友。127
および381 amuにおいて見出される陰イオンは三
沢化物アニオンを示した。
実施例18 この色素を、1−ブチル−5−ニトロ−2,3゜3−ト
リメチルインドレニウムアイオダイドの0.779([
1,002モル)、中間体(2]の[1,1879(0
,001モル)、酢酸および無水酢酸のそれぞれ10−
を使用した以外は、色素(11)と同じ方法を用いて造
った。冷却後、濾取し、エーテルおよびメタノールで洗
い、再びエーテルで洗った。この色素を風乾し、所望色
素0.478#(46%)を得た。この色素は、融点=
201〜214°C(分解)であった。IRおよびNM
Rは、提案した構造式と一致した。この化合物の質量ス
ペクトルは、分子のカチオン部分を表示する671am
uにおいて陽イオンを示した。763 amuにおける
追加的な、ILJLA’&カチオンーーりは、中心部の
環における塩素のいくらかが、沃素で置換されているこ
とを示した。127および3 f31 amuにおいて
見出される陰イオンは三沢化物アニオンを示した。
実施例19 シアニン色素Iの製造 この色Xt−11−エチルー5−フェニルスルホニル−
2、3、3−) IJメチルインドレニウムアイオダイ
ドの0.911#(0,002モル)、中間体(2)の
0.187!i(0,001モル)、酢酸および無水酢
酸のそれぞれ10#Ijt使用した以外線、色素aυと
同じ方法を用いて造った。冷却後、濾取し、エーテルお
よびメタノールで洗い、再びエーテルで洗った。この色
素を風乾し、所望色素0.75 g(63%)を得た。
NMRl! 、提案した構造式と一致した。この化合物
の質量スペクトルは、分子のカチオン部分を表示する8
 05 amuにおいて陽イオンを示し九。897 a
muにおける逃にみ翫追加的なカチオンーーりは、中心
部の環における塩素のい(らかが、沃素で置換されてい
ることを示した。127および381 amuにおいて
見出される陰イオンは三沢化物アニオンを示した。
実施例20 シアニン色素(I!9の製造 1001tビーカーに、エタノール5Qm7!、1−エ
チル−ベンゾチアゾリウムアイオダイドの1.22g(
0,(104モル)、中間体(5)の[1,4979(
0,0022モル)、および酢酸ナトリウム0.5 g
(0,006モル)t−入れた。この溶液を撹拌し、加
熱を始め、得られ光赤色溶液を15分間沸騰させた。反
応が進行したとき金色の沈殿が生成した。更に撹拌し、
冷却し、次いで濾取し、赤色がな(なるまでエタノール
で洗い、粉砕して、1077色結晶として、所望色素0
.50 g<、 35%)’a−得ftoこの色素に、
融点−261〜263°C(分解)であった。IRおよ
びNMRは、提案し九構造式と一致した。この化合物の
質量スペクトルは、分子のカチオン部分を表示する5 
67 amuにおいて場イオンを示した。127 am
u (Lかし381 amuにはない)において見出さ
れる陰イオンは、これらの条件下で生成した分子が沃化
物であることを示した。
実施例6〜20には、特定のアニオンを有するシアニン
色素が記載されているが、広い範囲のアニオンが利用で
きることな容易に理解されるであろう。
色素を生成するための縮合剤として、種々の色素−塩基
複素環塩を使用することはよ(知られている。色素−塩
基複素環塩において変えたアニオンを使用することによ
って、本発明の色素の変えたアニオンを造ることができ
る。米国特許筒4.337.305号の実施例22およ
び25には、試薬を適当に選択することによって他の赤
外色素の異った対イオン(counterions )
の製造方法が記載されている。例えば、色素−塩基複素
環のp−トルエンスルホン酸塩を使用することにより、
p−)ルエンスルホン酸塩として色素が生成する。
変法的に、アニオン交換は、色素の合成自体の間に行う
こともできる。これは、反応混合物に、生成させるべき
アニオンの塩の大過剰を添加することにより達成させる
ことができる。この技術に1本明細書の実施例12に示
し次ようなシアニン色素(力の製造に例示されている。
更に色素の種々なアニオン全生成させる方法は、カップ
リング反応において遊離の色素−塩基を使用することに
よりなされる。この反応においては、生成させるべきア
ニオンの塩の添加が、反応の間に、または冷却前になさ
れることである。再び、所望のアニオンを有する色素が
冷却により晶出される。
この技術は、本明細書の実施例9〜11における色素(
4)〜(6)の製造に示されている。
アニオン交換は、最初に、単離した色素の塩を取り、そ
れを溶媒に再溶解し、それに交換させるべきアニオンの
塩の溶液の大過剰を添加することによって行うことがで
きる。冷却することにより、交換されたアニオンを有す
る色素塩が沈殿したり、また結晶化したりすることは知
られている。
実施例21 光電導性試料の製造およびそれらの評価それぞれ、次の
物質を含有する5つの溶液を造つた: 0.600 、!i’  Vitel PE −200
ポリエステル樹脂 0.4009  ビス−(N−エチルペンr−12−カ
ルバゾリル)フェニルメタ ン 4.5I   ジクロロメタン 4.5g   1.2−ジクロロエタン溶液1および2
に、化合物Nos、 1および200.065gをそれ
ぞれ加えた。溶液3に、化合物/I63の0.0050
 、li’を加えた。全ての溶液は、色素で−6,5X
10−6Mであった(色素が沃化物であったならは)。
これらの溶液を用いて、アルミニウム蒸着ポリエステル
の5インチ(12,7cm)ワイドストリップに1被覆
用にセットされた4インチ(10,2CIりワイドナイ
フを使用して、4ミル(10oμ)の湿潤厚さでそれぞ
れ被覆した。それぞれの被覆物を風乾し、次いでオーブ
ンを用いて80’Cで15分間乾燥した。乾燥後の厚さ
は約10μであった。
各試料の光電導性を試験した。試料に4秒間荷電させ、
2秒間暗減衰(dark decay )させ、次いで
820 nmおよび830 nmの元に10秒間露光さ
せた。光電導体全1フ2放電させるのに必要とするエネ
ルギーの量を、光電導体の感光性の測定値としてとった
。それらの結果を次の表に示した。
本明細書の前述の記載においては、本発明について、態
様、変容、および置き換え等についである程度許容でき
ることが意図されており、例えば、本発明のある種の特
徴は、他の特徴を相応して使用することなしに用いるこ
とができるであろう。
従って、特許請求の範囲は広くかつ本明細書の記載の範
囲に一致させる方法において解釈することが適切である

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ( I )▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 mおよびnは、0または1〜5から選ばれた整数であり
    、かつ(m+n)は少なくとも2であり、R^1は、ハ
    ロゲン原子であり、 R^2〜R^7は、独立的に、水素、6個までの炭素原
    子を有するアルキル基、20個までの炭素原子を有する
    アリール基、シアノ、ハロゲン、または、隣接炭素原子
    のR^2〜R^7の任意の2つは、5−または6−員炭
    素環または複素環式環を完成させるのに必要な原子から
    成り、R^2〜R^7の少なくとも1つは水素より他の
    ものであり、各R^8は、独立的に、任意的に置換され
    た非環式炭化水素基、アルカリル基、およびアリール基
    、から成る群から選ばれた20個までの炭素原子を有す
    る置換基を表わし、 各Yは、独立的に、S、Se、C=C、およびCR^9
    R^1^0(式中、R^9およびR^1^0は、独立的
    に、20個までの炭素原子を有する置換または非置換の
    脂肪族基を表わし、または、R^9およびR^1^0は
    、一諸になつて、5−または6−員炭素環式環を完成す
    るのに必要な原子を表わす)、から成る群から選ばれ、 各Zは、独立的に、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、
    12個までの炭素原子を有する任意的に置換されたアル
    キルスルホニル、12個までの炭素原子を有する任意的
    に置換されたアリールスルホニル、および12個までの
    炭素原子を有する任意的に置換されたアリールカルボニ
    ル、から成る群から選ばれた置換基の1種またはそれ以
    上を表わし、 X^−は、アニオンを表わし、任意的に、1個のR^8
    基と一体となつて内部塩を形成することもでき、ただし
    、 (i)R^2=R^3=R^6=R^7=H、R^4=
    R^5=CH_3、およびYがCR^9R^1^0であ
    るときは、各Zはハロゲンでなく、 (ii)R^1=Cl、R^4=CH_3、およびYが
    Sであるときは、R^2、R^3、R^5、R^6、お
    よびR^7の少なくとも1つは水素より他のものである
    〕 を有する化合物。
  2. (2)R^1が塩素である、請求項(1)の化合物。
  3. (3)YがCR^9R^1^0である、請求項(2)の
    化合物。
  4. (4)R^1が塩素であり、YがC(CH_3)_2で
    ある、請求項(1)の化合物。
  5. (5)R^8がエチルおよびメチルから成る群から選ば
    れる、請求項(2)の化合物。
  6. (6)R^2〜R^6が水素であり、R^7がメチルで
    ある、請求項(2)〜(4)のいずれか1項に記載の化
    合物。
  7. (7)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、 R^1は、ハロゲン原子であり、 R^2〜R^7は、独立的に、水素、6個までの炭素原
    子を有するアルキル基、20個までの炭素原子を有する
    アリール基、シアノ、ハロゲン、または、隣接炭素原子
    のR^2〜R^7の任意の2つは、5−または6−員炭
    素環または複素環式環を完成させるのに必要な原子から
    成り、R^2〜R^7の少なくとも1つは水素より他の
    ものであり、ただし、(i)R^2〜R^7の少なくと
    も1つは、水素より他のものであり、 (ii)R^5がt−ブチルであるときは、R^2、R
    ^3、R^4、R^6、およびR^7の少なくとも1つ
    は、水素より他のものであり、 (iii)R^4およびR^5がCH_3であり、かつ
    R^2、R^3、R^5、およびR^6が水素であると
    きは、R^1はBrでない〕 を有する化合物。
  8. (8)R^2、R^3、R^5、R^6、およびR^7
    が水素であり、そしてR^4がメチルおよびフェニルか
    ら成る群から選ばれる、請求項(7)の化合物。
  9. (9)ジメチルホルムアミドとオキシ塩化燐とを反応さ
    せて反応生成物を生成させ、次いで任意的に置換された
    シクロヘキサノンを添加し、得られた混合物を反応させ
    て所望生成物を生成させることから成り、前記反応を、
    溶媒としての過剰のジメチルホルムアミドの存在におい
    て、および/または、水混和性溶媒の存在において実施
    する、2−クロロ−1−ホルミル−3−ヒドロキシメチ
    レン−シクロヘキセンまたはその置換誘導体の製造方法
  10. (10)ジメチルホルムアミドとオキシ塩化燐とを反応
    させて反応生成物を生成させ、次いで任意的に置換され
    たシクロヘキサノンを添加し、得られた混合物を反応さ
    せて所望生成物を生成させることから成り、前記反応を
    、溶媒としての過剰のジメチルホルムアミドの存在にお
    いて、および/または、水混和性溶媒の存在において行
    う、式▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、 R^1は、ハロゲン原子であり、 R^2〜R^7は、独立的に、水素、6個までの炭素原
    子を有するアルキル基、20個までの炭素原子を有する
    アリール基、シアノ、ハロゲン、または、隣接炭素原子
    のR^2〜R^7の任意の2つは、5−または6−員炭
    素環または複素環式環を完成させるのに必要な原子から
    成り、R^2〜R^7の少なくとも1つは水素より他の
    ものであり、ただし、(i)R^2〜R^7の少なくと
    も1つは、水素より他のものであり、 (ii)R^5がt−ブチルであるときは、R^2、R
    ^3、R^4、R^6、およびR^7の少なくとも1つ
    は、水素より他のものであり、 (iii)R^4およびR^5がCH_3であり、かつ
    R^2、R^3、R^5、およびR^6が水素であると
    きは、R^1はBrでない〕 を有する化合物の製造方法。
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