JPH02181620A - 温度センサー - Google Patents

温度センサー

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Publication number
JPH02181620A
JPH02181620A JP71589A JP71589A JPH02181620A JP H02181620 A JPH02181620 A JP H02181620A JP 71589 A JP71589 A JP 71589A JP 71589 A JP71589 A JP 71589A JP H02181620 A JPH02181620 A JP H02181620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic core
coil
temperature sensor
temperature
variation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP71589A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Yamada
陽三 山田
Ryuichiro Yoshizaki
吉崎 龍一郎
Satoshi Maeda
郷司 前田
Takaharu Ichiyanagi
隆治 一柳
Yoshiki Ono
芳樹 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP71589A priority Critical patent/JPH02181620A/ja
Publication of JPH02181620A publication Critical patent/JPH02181620A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、温度センサーに関し、さらに詳しくは、磁性
体の電磁誘導を利用して温度を測定する小形状の温度セ
ンサーに関するものである。
(従来の技術) 温度センサーには、水銀温度計、アルコール温度計等の
ように温度による液体の体積変化を利用するもの、バイ
メタルのように温度による固体の体積変化を利用するも
の、熱電対のようにゼーベック効果を利用するもの、放
射温度計、色温度計のように物体が熱せられることによ
り発する放射エネルギーを利用するもの、サーミスタの
ように電気抵抗値の温度依存性を利用するものなど、多
くのものが知られている。
しかしながら、電磁誘導を利用した、さらに詳しくは励
磁磁界によりサーチコイルに誘起される電圧の温度依存
性を利用した温度センサーに関する従来技術は知られて
いない。
(発明の解決しようとする課題) 本発明は従来知られていなかった新しい原理に基づく温
度センサーを提供するものである。
(発明の解決しようとする課題) すなわち、本発明は、軟磁性物質からなる磁芯と、該磁
芯上に捲回された絶縁導電線であるコイルであって該磁
芯に磁化の変化を励磁コイルと、該磁芯上に捲回された
絶縁導電線であるコイルであって該磁芯の磁化の変化に
よって生ずる誘起電圧を検知するサーチコイルとを、具
備したことを特徴とする温度センサーである。
本発明に$ける、励磁コイルとサーチコイルを有し、励
磁コイルにより励磁された磁界の変化に伴う磁芯の磁化
の変化を、サーチコイルに誘起される電圧に変換する素
子としての温度センサーは、磁芯の選りに励磁コイルと
サーチコイルを配した電磁誘導ピックアップのようなも
のを例示することができる。
電磁誘導ピックアップの磁芯としては、例えば結晶磁気
異方性、および、あるいは磁歪定数が温度依存性を有す
る軟磁性材料を使用することができる。また、さらに好
ましくは、電磁誘導ピックアップの磁芯として、例えば
結晶磁気異方性、および、あるいは磁歪定数が直接的な
温度依存性を育する軟磁性材料を使用することができる
このような電磁誘導ピックアップの磁芯に使用される軟
磁性材料として、好ましくは軟磁気特性を有する鉄を主
体とする合金、例えば鉄−シリコン系合金、鉄−アルミ
ニウム系合金、鉄−シリコン−アルミニウム系合金など
、さらに好ましくは鉄−シリコン系合金からなる結晶質
の金属繊維状物を用いることができる。鉄−シリコン系
合金の組成としては、全体に占めるシリコンの組成比が
0.5〜20.0重量%、好ましくは2.5〜10.0
重量%、さらに好ましくは4.0〜8.0重量%のもの
を使用することができる。
これらの場合、合金系に必要に応じて第3元素、第4元
素を含有してもよい。また、合金系に不可避不純物が含
まれてもよい。
軟磁性材料は外部磁場により極めて容易に磁化される。
軟磁性材料の磁芯の辿りにサーチコイルを配した場合、
外部磁場の変化に伴う磁心の磁化の変化を、その時間微
分の形でサーチコイルから誘起電圧として取り出すこと
ができる。
軟磁性材料の磁芯として鉄−シリコン系合金のような、
結晶磁気異方性、および、あるいは透磁率、および、あ
るいは磁歪定数が温度依存性を有する軟磁性材料を使用
すれば、誘起電圧が温度により変化する。すなわち、こ
のような軟磁性材料からなる磁芯に励磁コイルとサーチ
コイルを捲回し、励磁コイルに伴って磁芯の磁化が変化
し、その磁化の変化によりサーチコイルに誘起される誘
起電圧から温度を知ることができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらに何ら限定されるものではない。
(実施例) 〔実施例1〕 軟磁気特性を有する鉄系合金として6.5重量%のシリ
コンを含有する鉄−シリコン合金を加工し、直径100
nの結晶質金属繊維を得た。次いで得られた繊維を50
報長にカットし、ガラス管内に封入し、該ガラス管にま
ず1000ターンのサーチコイルを捲回し、サーチビッ
クとした。
得られたサーチピックアップを、さらに太い樹脂管内に
配し、樹脂管に500ターンの励磁コイルを捲回し、第
1図に示す電磁誘導ピックアップを得た。得られた電磁
誘導ピックアップの出力電圧の温度特性を、励磁コイル
により実効2エルステツドの交番磁界が印加された状態
で測定した。
温度に対する出力電圧を第2図に示す。温度に対し出力
電圧は一価関数となり、すなわち本電磁誘導ピックアッ
プが「温度センサー」として機能することがこれにより
示された。
〔実施例2〕 軟磁気特性を有する鉄系合金として6.5重量%のシリ
コンを含有する鉄−シリコン合金を加工し、直径30a
mの結晶質金属繊維を得た。次いで得られた繊維を30
.、長にカットし、ガラス管内に封入し、該ガラス管に
まず500ターンのサーチコイルを捲回し、さらに20
0ターンの励磁コイルを捲回し、第3図に示す電磁誘導
ピックアップを得た。得られた電磁誘導ピックアップの
出力電圧の温度特性を、励磁コイルにより実効5エルス
テツドの交番磁界が印加された状態で測定した。
温度に対する出力電圧を第4図に示す。実施例1と同様
、出力電圧は温度に対し一価関数となり、すなわち本電
磁誘導ピックアップが「温度センサー」として機能する
ことがこれにより示された。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明における温度センサーは、励
磁コイルとサーチコイルを有し、励磁コイルにより励磁
された磁界の変化に伴う磁芯の磁化の変化を、サーチコ
イルに誘起される電圧に変換する素子において、誘起電
圧の温度依存性を利用することを特徴とする優れた温度
センサーであり、すなわち本発明は従来知られていなか
ったまったく新ルい原理に基づく温度センサーを提供す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1に示された温度センサーとしての電磁
誘導ピックアップの構成概略図であり、第2図は、実施
例1で示された電磁誘導ピックアップの温度と出力電圧
(誘起電圧)との関係を示す図である。(第2図におい
て縦軸は出力電圧を、横軸は温度を示す。) 第3図は実施例2に示した温度センサーとしての電磁誘
導ピックアップの構成概略図であり、第4図は、実施例
2示した電磁誘導ピックアップの温度と出力電圧(誘起
電圧)との関係を示す図である。(第4図において縦軸
は出力電圧を、横軸は温度を示す。)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軟磁性物質からなる磁芯と、該磁芯上に捲回され
    た絶縁導電線であるコイルであって該磁芯に磁化の変化
    を与える励磁コイルと、該磁芯上に捲回された絶縁導電
    性であるコイルであって該磁芯の磁化の変化によって生
    ずる誘起電圧を検知するサーチコイルとを、具備したこ
    とを特徴とする温度センサー。
JP71589A 1989-01-05 1989-01-05 温度センサー Pending JPH02181620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP71589A JPH02181620A (ja) 1989-01-05 1989-01-05 温度センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP71589A JPH02181620A (ja) 1989-01-05 1989-01-05 温度センサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02181620A true JPH02181620A (ja) 1990-07-16

Family

ID=11481457

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP71589A Pending JPH02181620A (ja) 1989-01-05 1989-01-05 温度センサー

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JP (1) JPH02181620A (ja)

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