JPH0217464Y2 - - Google Patents

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JPH0217464Y2
JPH0217464Y2 JP17631384U JP17631384U JPH0217464Y2 JP H0217464 Y2 JPH0217464 Y2 JP H0217464Y2 JP 17631384 U JP17631384 U JP 17631384U JP 17631384 U JP17631384 U JP 17631384U JP H0217464 Y2 JPH0217464 Y2 JP H0217464Y2
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side transformer
rotor
transformer
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stator
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JP17631384U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、ビデオテープレコーダ(VTR)等
に使用されるロータリートランス装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、ロータリートランス装置に於いて、ロー
タ側トランス及びステータ側トランスを形成する
フエライトコアは、ネジ又は接着剤により固定さ
れていた。
しかし、接着剤による固定では、ロータ側トラ
ンスとステータ側トランスの面振れ精度がばらつ
きやすい。又、ネジによる固定では、ネジ取付用
の孔の設置、部品点数の増加、及びネジ山による
相互インダクタンスの減少という欠点が生じた。
このため、特開昭58−89809号に示されるよう
に、フエライトコアを嵌合固定することが考えら
れる。この例を第2図を参照しつつ簡単に説明す
る。第2図に於いて、1は回転軸、2は回転部
材、3は回転上シリンダでありヘツド4a,4b
を備える。5は内周が回転部材2に嵌合するロー
タ側トランス(フエライトコア)、8は下部固定
シリンダ、7は外周が下部固定シリンダ8に嵌合
するステータ側トランス(フエライトコア)、6,
9は電磁的に結合する巻線、10はベアリングで
ある。
このように、このロータリートランス装置で
は、トランス5,7を嵌合固定しているので、ネ
ジの使用及び接着剤による面振れを防止出来有用
である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記のロータリートランス装置では、
回転部材2にロータ側トランス5の内周と嵌合す
る部分を設けなくてはならず、その分だけロータ
側トランス5の内径が大きくなり、巻線6を施こ
す部分の面積が小さくなり、巻線6の数を増やす
ことが困難となる。
このため、トランス5,7を嵌合固定するシリ
ンダの小型化、又は、巻線の数の増加(ヘツドの
多数化、多チヤンネル化)が困難となる。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであ
り、トランス5,7が精度よく取り付けられ、小
型化に適したロータリートランス装置を提案する
ものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は、回転部材に設けられた環状突部と、
この環状突部に嵌合する環状凹部を持つロータ側
トランスとを、備えるロータリートランス装置で
ある。
(ホ) 作用 本考案は上記の様に構成したので、ロータ側ト
ランスは環状凹部によつて回転部材に取り付けら
れ、ステータ側トランスと対向する面の面積が小
さくなることはない。
(ヘ) 実施例 第1図を参照しつつ、本考案の一実施例を説明
する。第1図に於いて、第2図と同一部分には同
一符号を付して説明を省略した。
第1図に於いて、11は回転部材2に設けられ
た環状突部である。12は環状凹部である。
尚、11aは環状突部11の外周面、11bは
環状突部11の底面であり、2aは回転部材2の
底面、12aは環状凹部12の底面、12bは環
状凹部12の内周面、5aはロータ側トランス5
の上面である。
上記のステータ側トランス7は内周を下固定シ
リンダ8に嵌合することにより、取り付けられ
る。又ロータ側トランス5は、内周面12bを外
周面11aに嵌合させることにより、回転部材2
に取り付けられる。
このように、環状凹部12の下は、フエライト
コアの部分であるので、嵌合のためにロータ側ト
ランス5の底部の面積が小さくなることがない。
尚、ロータ側トランス5が薄いために嵌合固定
のみでは強度が不十分の場合、接着剤を使う。こ
の時、接着剤は回転部材2の底面2aとロータ側
トランス5aの間に接着剤を配する。そして、ロ
ータ側トランス5は、嵌合突部11と嵌合凹部1
2をゆるめに嵌合した後に位置決め(芯出し)が
なされる。この様に、嵌合により位置決めを行な
つているので、ロータ側トランス5に面振れが発
生することもなく、又、接着剤によつて固定して
いるので固定強度も十分である。尚同様に、ステ
ータ側トランス7も、ステータ側トランス7の底
部と下固定シリンダ8間に接着剤を配し、ステー
タ側トランス7の内周を下固定シリンダ8にゆる
く嵌合させて位置決めを行なつてもよい。
(ト) 考案の効果 上記の如く本考案によれば、ステータ側トラン
スに対向するロータ側トランスの面積を小さくす
ることなく、ロータ側トランスを回転部材に取り
付けられるので、巻線の増加及びシリンダの小型
化に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図である。第
2図は従来例を示す図である。 1……回転軸、2……回転部材、5……ロータ
側トランス、7……ステータ側トランス、11…
…環状突部、12……環状凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸に取り付けられた回転部材と、前記回転
    部材に設けられた環状突部と、 前記環状突部に嵌合する環状凹部を持つロータ
    側トランスと、 前記ロータ側トランスに対向配置されたステー
    タ側トランスとを、 備えることを特徴とするロータリートランス装
    置。
JP17631384U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH0217464Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17631384U JPH0217464Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17631384U JPH0217464Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6192026U JPS6192026U (ja) 1986-06-14
JPH0217464Y2 true JPH0217464Y2 (ja) 1990-05-16

Family

ID=30733912

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JP17631384U Expired JPH0217464Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JPS6192026U (ja) 1986-06-14

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