JPH02171656A - 標識化ストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビター及びそれを用いた測定方法 - Google Patents

標識化ストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビター及びそれを用いた測定方法

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JPH02171656A
JPH02171656A JP32619688A JP32619688A JPH02171656A JP H02171656 A JPH02171656 A JP H02171656A JP 32619688 A JP32619688 A JP 32619688A JP 32619688 A JP32619688 A JP 32619688A JP H02171656 A JPH02171656 A JP H02171656A
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JP
Japan
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streptomyces
inhibitor
subtilisin inhibitor
measurement
streptomyces subtilisin
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Pending
Application number
JP32619688A
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English (en)
Inventor
Satoru Onaka
悟 大仲
Kuniyo Inoue
國世 井上
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、標識化されたストレプトミセス・ズブチリシ
ン◆インヒビターに関するものであり、これを用いて試
料中のストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビター
をΔp+定することができる。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕ストレ
プトミセスーズブチリシンΦインヒビターは1972年
に相定と佐原(アグリカルチュラル・ビオロジカル台ケ
ミストリー(Agree。
B i o 1.Chem、)36巻、160頁)によ
りストレプトミセス アルボグリセオラス(St re
ptomyces albogriseolus)の培養上清に見出だされ
たタンパク質であり、微生物起源のセリン・プロテアー
ゼであるズブチリシンと、分子量たり1:1で結合し、
そのプロテアーゼ活性を強く阻害する。ストレプトミセ
ス・ズブチリシン・インヒビターはアミノ酸113個か
らなる分子量11.500のタンパク質であるが、溶液
中では安定な2ff1体として分子!23,000で存
在する。
ストレプトミセス属からは、当該ズブチリシン・インヒ
ビターに構造上類似しているが、酵素に対する阻害特異
性の異なるプロテアーゼ・インヒビターが見出だされて
おり、プラスミノストレブチン、API(アルカリプロ
テアーゼ・インヒビター)、SAC,(ストレプトミセ
ス・アンチコアギュラント)アルカリプロテアーゼなど
を例示できる。ストレプトミセス・ズブチリシン・イン
ヒビター及び関連の微生物起源のプロテアーゼ・インヒ
ビターについてはケイ、ヒロミ (K 。
Hiromi)ら編ニブロチイン・ブロテイナーゼ・イ
ンヒビター ザ ケイス オブ ストレプトミセス ズ
ブチリシン・インヒビター(SSI)(Protein
  ProteinaseInhibitor (SS
I))エルセピア社(アムステルダム・オランダ)(1
985年)に詳細に記述されている。
従来ストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビターの
測定方法は既知量のズブチリシンをズブチリシン・イン
ヒビターを含有する試料に加え、残存するズブチリシン
のプロテアーゼ活性を測定して失われたプロテアーゼ活
性から試料中に存在する当該ズブチリシン・インヒビタ
ーを定ユすることにより通常行われている。ズブチリシ
ンの酵素活性はカゼイン、p−二トロフェニルアセテト
、N−アセチルチロシンエチルエステルなどを用いて/
l1lj定される。このとき用いられるズブチリシン濃
度は1×10−〜3X10  ’−mg/m1(0,3
〜1.1μM)であり、従って計j定できるストレプト
ミセス ヒビターの濃度域も同オーダーである。すなわち、この
濃度以下のストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビ
ターを一II+定する場合には濃縮操作が必要である。
さらに、ズブチリシンはpH7〜1。
のアルカリ性pH域で活性を示すため測定に洪せられる
試料液のp Hは、このアルカリ性域に設定される必要
がある。
本発明では、標識化されたストレプトミセス・ズブチリ
シン・インヒビターを提供し、免疫AFIJ定に利用す
ることを[1的とするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明者らは、
ストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビターに関し
、上記課題について鋭意検討した結果本発明に到達した
。すなイ〕ち、本発明は、標識剤で標識されたストレプ
トミセス・ズブチリシン・インヒビターおよびそれを用
いることを特徴とする試料rlコのストレプトミセス・
ズブチリシン・インヒビターの測定方法である。
本発明の標識剤で標識されたストレプトミセス・ズブチ
リシン・インヒビターの作製方法とその検出方法はなん
ら限定されるものではなく、公知の方法により標識化及
び検出することができる。
標識としては、直接的に検出されるものとしては、例え
ば、放射性物質,螢光物質などがあげられ、間接的に検
出されるものとしては、例えば酵素などがあげられる。
酵素として具体的には、ペルオキシダーゼ、β−D−ガ
ラクトシダーゼ、アルカリホスファターゼ、ウレアーゼ
、カタラーゼ、β−グルクロニダーゼなどがあげられ、
放射性物質としては、 H 、     I又は   
I等が、螢光物質としては、例えばフルオレスカミン、
フルオレラセンイソチオシアネート.テトラローダミン
イソチオシアネ−1・等があげられ、常法によりストレ
プトミセスφズブチリシン・インヒビターに結合される
。1票識剤が酵素である場合には、その活性を測定する
ために基質が用いられる。例えば、パーオキシダーゼの
基質としては、2.2′−アジノジ−[3〜エチルベン
ズチアゾリンスルホン酸]−2−アンモニウム塩−H 
0  5−アモノサリチル酸−HO   o−フェニレ
ンジ2 2ゝ アミン−H2O2等が、βーDーガラクトシダーゼの基
質としては、0−ニトロフェニル−βーDガラクトピラ
ノシド等が、アルカリホスファターゼの基質としては、
p−ニトロフェニル・ホスフェ−1・等が用いられる。
例えば、ストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビタ
ーのヨード125漂識化について述べれば、その方法、
その検出方法は何ら限定されるものではなく、公知の方
法により標識化及び測定することができる。標識方法と
しては直接法として、クロラミンT/J:.  イオジ
ンモノクロライド法.電解法,酵素法(ラクトペルオキ
シダーゼ法)、ヨードジエン法があり、間接法として、
ポルトン−ハンター法があるが、その他の方法であって
も良い。また、検出方法については、通常のガンマシン
チレーションカウンターを用いれば良い。
測定に使用される試薬は、上記物質以外にも溶解剤、緩
衝剤、洗浄剤1反応停止剤等の公知の試薬が用いられる
以上述べたような標識化ストレプトミセス・ズブチリシ
ン・インヒビターを用いて、例えば競合法により試料中
のストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビターを測
定することができる。
〔発明の効果〕
本発明における、標識化ストレプトミセス・ズブチリシ
ン・インヒビターは免疫測定法に利用でき、試料中のス
トレプトミセス・ズブチリシン・インヒビターは特に0
.1〜320ng/mlという低濃度の範囲でも高感度
に測定可能であった。また本発明の標識化ストレプトミ
セス・ズブチリシン・インヒビターを用いた免疫測定法
は、ストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビターに
特異的な測定方法であり、ズブチリシンの活性阻害を用
いる従来法に比べて、極めて簡便であり、短時間に多数
の検体の測定が可能となった。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を詳述する。しかし本発明は
これら実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 (1)不溶化抗体の調製 未処理96ウエルマイクロタイターブレー1・(ダイナ
チック社製)の各ウェルに0.1M炭酸すトリウム緩衝
液(pH9,G)に溶解した 1μg/1111のマウ
スの抗ストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビター
・モノクローナル抗体(昭和63年12月26L]付特
許出願「モノクローナル抗体、その製法及びそれを用い
た測定法」 (東ソー株式会社)の実施例1に記載の方
法で作製したもの)の溶液250μmを加えて、4°C
で一夜インキユベートした。次に、各ウェルの溶液を除
去し、リン酸緩衝化生理食塩水(0,85%NaC1含
有0.01 Mリン酸緩衝液、pH7,0以下Pusと
記す)に0.04%ツイーン(Tween20)を含有
させた溶液(以下、PBS−Tと記す)で3回洗浄した
後、1%I)SA (ウシ血清アルブミン)を含有する
PBS−T溶液300μmを加えて、4℃でブロッキン
グ処理し、そのまま4℃にて保存した。
(2)ヨード125漂識ストレプトミセスチリシン・イ
ンヒビターの調製 (ヨウ素化) Na125I溶液100 u Cl(1μIアマジャム
製1MS30)をポリスチレン製チューブに入れた。
0 、 2 5 Mリン酸緩衝液(pl+7.5)を1
0μm加え次に、攪拌しながら0.05Mリン酸緩衝液
pH7、5に溶解したIOmg/+nlのストレプトミ
セス・ズブチリシン・インヒビター10μ+ 、0.0
5Mリン酸緩衝液pH 7.5に溶解した5mg/ml
のクロラミンT(和光純薬製)10/Zlを加え、40
秒間放置した。0.05Mリン酸緩衝緩衝kpH 7.
5に溶解した1.2mg/mlメタエ亜硫酸ナトリウム
100μmを加え、40秒間放置後、2%牛血清を含有
した0.05Mリン酸緩衝液pH 7.5に溶解した2
、0B/mlのヨウ化ナトリウムを369μm加えた。
(分離精製) 予め0.05Mリン酸緩衝緩衝&pH 7.5で平衡化
したセファデックスG25を用いたカラム(NAP−5
ファルマシア製)にヨウ素化反応混合液を移し、0、0
5Mリン酸緩衝液pH7、5で溶出し、遊離のヨウ素を
除いてヨード125標識ストレプトミセス・ズブチリシ
ン・インヒビターを得た。放射活性は19、9μC i
 / m lであった。
(3)放射免疫測定法による試料中のストレプトミセス
・ズブチリシン−インヒビターの定量 本実施例中の(1)で作製したモノクローナル抗体を固
定化したマイクロタイタープレー1・を室’IMに戻し
、PBS−T溶液で3回洗浄した後、(2)で調製した
ヨード125標識ストレプトミセス・ズブチリシン・イ
ンヒビターを15000cpm/10μlになるように
PBSで希釈して、各ウェルにlOlzlずつ加えた。
その後、直ちに精製したストレプトミセス・ズブチリシ
ン・インヒビター0、1〜320B/mlを溶解したP
BSを標準物質として各ウェルに50μlずつ加え、室
温で18時間放置した。その後、溶液を除去してから、
PBS−T溶液で3回洗浄したのち、各ウェルを取り外
してチューブに移し、これをガンマシンチレーションカ
ウンター(アロカ社製)で計測し、1分間当たりのカウ
ント数(cpIW)を出した。標準物質の濃度及びep
Hをプロットして表1のような結果を得て検量線を作成
した。
表1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)標識剤で標識されたストレプトミセス・ズブチリ
    シン・インヒビター。
  2. (2)請求項(1)記載の標識化ストレプトミセス・ズ
    ブチリシン・インヒビターを用いることを特徴とする試
    料中のストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビター
    の測定方法。
JP32619688A 1988-12-26 1988-12-26 標識化ストレプトミセス・ズブチリシン・インヒビター及びそれを用いた測定方法 Pending JPH02171656A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5464741A (en) * 1993-10-08 1995-11-07 Henwell, Inc. Palladium (II) octaethylporphine alpha-isothiocyanate as a phosphorescent label for immunoassays

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5464741A (en) * 1993-10-08 1995-11-07 Henwell, Inc. Palladium (II) octaethylporphine alpha-isothiocyanate as a phosphorescent label for immunoassays

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