JPH02169446A - ディスペンサー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はディスペンサーに係わる。さらに詳細には、た
とえば台所等の家庭環境に設置するための、および「ク
リングフィルム」として一般に公知のシート状プラスチ
ックフィルム材料を取出すためのディスペンサーに係わ
る。

（従来の技術、発明が解決しようとする問題点）このよ
うなディスペンサーは、たとえば英国特許第１１２４７
６９号公報、米国特許第３３１１２７８号公報および英
国特許第１４８８９４６号公報により公知である。

前記英国特許第１４８８９４６号公報には、ある長さの
「クリングフィルム」等のフィルム材料をそのローラー
から取出すディスペンサーが開示されており、このディ
スペンサーは、前記ローラーを受け入れるためのチャン
バーを有するハウジングと、細長い取出し間隙を有する
チャンバーと、この間隙の一方から隔ったところにある
切断手段と、フィルムの先端部が切断される時このフィ
ルムの残部を把握する把Ｈ手段とを包含する。

この公知の装置では、前記把握手段は、使用者がこのデ
ィスペンサーのカバーの縁を弾力性のあるパッドに押付
けて、先端部分を切断するような締付は手段を包含して
いる。

（問題点を解決するための手段） 本発明の一つの目的は、簡単で、最少の操作で。

かつ信頼性のある使用ができるようなディスペンサーを
提供することである。前記のような締付は手段のないデ
ィスペンサーを提供することも本発明の別の目的である
。

本発明によれば、このディスペンサーは、把握手段がフ
ィルムの残部を摩擦係合するようにした面を包含するこ
とを特徴とするものである。

この把Ｒ＝７−段は、好ましくは、ｌａ記「クリングフ
ィルム」が単に摩擦係合によってのみ支持されるのに十
分な摩擦係数を有する把握面を有する、天然または合成
のゴムまたはアラスッチク製のボデーを包含する。

この把握面を付与する材料の選択は、使用される特定の
フィルムに依存し、通常の予備試酸で用意に決定できる
。

切断手段は、好ましくは、ハウジングの外部に位置する
刃を包含し、また把握手段もハウジングの外部で、取出
し間隙とこの取出し間隙に通常平行している刃の間に位
置している。

フィルムは、その先端部が取出された後でも、静電気の
発生によって前記把握面に粘着して、使用者にこのフィ
ルムを、ある品物に巻付ける必要のある時は粘着した先
端を掴んでさらにフィルムを引出すのを困難にする傾向
がある。したがって、レリース手段が設けられていて、
フィルムの先端が切断される時、前記把握面からこのフ
ィルム材料を引離すようにされている。好ましい実施例
では、このレリース手段は弾力性があり、前記把握面か
ら隔ったところに位置していて、フィルムを移動させて
この把握面に接触させた時その面に押圧され、このフィ
ルムの先端部が切断される時静止状態にしてフィルム残
部を前記把握面から隔離させるように配設されている。

前記把握面は、好ましくは、前記出口間隙にほぼ平行す
る長さ方向に間隔をおいた別個の２つのストリップで構
成され、またレリース手段は、好ましくはこれらのスト
リップの間の空間内に位置するスプリングを包含する。

さらに好ましい態様においては、たとば前記間隙の隣接
端に沿った玉縁のような特殊な案内手段が設けられてい
る。

特に好ましい態様においては、前記出口間隙は、フレー
ヤ状に外方に広がっており、シート材料の先端部が前記
ハウジング内のローラーから、ある範囲の角度、すなわ
ち水平に対して０〜９０度の角度をなして引出すことが
できる。

さらに好ましくは、前記ハウジングが２つの内部係合の
自在な部品内にあって、簡単に關けて、たとえばクリン
グフィルムのようなロール状のフィルム材料の挿入を可
能としている。

本発明を十分に理解するために、以下に示す添附図面を
参照しながら、ある実施例に基づいて説明する。

（実施例） このディスペンサーは、一つの共通する端部のまわりに
蝶番で結合された２つの縦長の半体でできた細長い円筒
状のハウジング（１）を包含する。

このハウジングの２つの縦長の半休は、補助ラッチ部分
（ＩＯ）を有し、これによって両半体は蝶番（１Ｃ）に
よって着脱自在に一体化できる。この両半体の一方（１
＾）は、多数の間隔をおいた別々の穴（２）を有し、こ
れによってたとえば台所の壁またはキッチンユニットの
壁面にねし留めしたブラケットのような支持物（３）の
相応する釘に着脱自在に固定できる。Ｒ記ハウジング（
１）の壁面の端部の内面には、放射状の輪止め（５）を
有する肩部があって、「クリングフィルム」と呼ばれる
プラスチックシート材料を巻付けたローラー（Ｒ）の両
端を受け入れるようになっている。第１図に示すように
、このハウジングの下部には、縦長の間隙（６）がある
、この間隙（６）の一方（６＾）は外方に傾斜していて
、この間隙（６）の広がった出口を構成している。前記
間隙の対向する壁面（６Ｂ）は、縦長の玉縁（７）を有
している。この玉縁（７）の表面は粗面化されていて、
前記フィルムが滑走してこれに粘着しないようにされて
いる。天然または合成のゴムまたはプラスチック製の把
握またはＬ！ｌ擦ストストリップ８）がこの玉縁（７）
から少し離れた、ハウジングの外壁部にある細長い間隙
（９）中に接着剤で、または機械的に固着されており、
その向こうには、平行な間隙（１１）に取付けられた切
断刃（１０）がある、このストリップ（８）は、たとえ
ば、ネオプレン、熱可塑性の加硫ゴム等のような天然ま
たは合成のゴムまたはプラスチックなどの広汎な材料で
作られていて、特別な締付は手段を必要とせずにｆｆｔ
！！！力だけでフィルムが把ｕ７できるように選ばれ、
配設されている。このストリング（８）のコーナー（１
２）は、図示するように１がな丸味を有している。前記
の刃（１０）は金！ｉｔ製であっても、また図示するよ
うに鋸刃状をなして設けられていてもよい。

第１図および第２図に図示するように、ストリップ（８
）は、その間に空間を有する２つの縦長の１体（８Ａ、
８Ｂ）でできており、ハウジング（１）の縦方向の中心
近くにある。金属製のレリーススプリング（１３）がこ
の空間のところでハウジングに装着されており、ハウジ
ングと接触するベース（１４）を有し、そこから−本化
したスプリング（１５）が延びている。第３図に詳細に
示めされているように、このスプリング（１５）のベー
ス（１４）の自由端は前記間隙（６）近くに蝶番で取付
けられていて、前記ストリッ１（８）の両半体（８Ａ、
８Ｂ）の間でハウジングの方に向かってたわみ自在とさ
れている。レリーススプリング（１３）の弾力性によっ
て、使用者が前記把握面の方にフィルムを押圧すると、
フィルムに加わる張力でこのスプリング（１３）がハウ
ジング（１）に押圧されて、この面（８）がフィルムを
十分に把握するが、フィルムの先端部が切断されるとフ
ィルムをその面（８）から引離すようになる。

使用する時、ハウジング（１）は開かれ、クリングフィ
ルムのローラー（Ｒ）をこのローラー（Ｒ）の両端がハ
ウジングのスプール（５）の末端と係合するように内部
に収納する。ハウジング（１）はブラケット（３）と係
合させて、壁面に保持してもよい。

使用者がクリングフィルムである品物をラップしたいと
思ったとき、使用者はこのフィルムの端部を出口間隙（
６）から十分に引き出す１図示されているように、使用
者はフィルムを下方へ引張る。

その後、このフィルムの先端部がローラー（Ｒ）と連な
っている間にフィルム先端部を前記品物に巻付ける。こ
の出口間隙（６）は十分に広いのでフィルムはある角度
で引き出すことができる６次いで、使用者はフィルムの
先端部を、巻付けた先端部の後部に向かって上方に移動
させて、隣接する玉縁（７）の端部と係合させて、フィ
ルムをゴム製のストリップ（８）の方に向ける。この操
作でスプリング（１５）がハウジングの方へ押圧され、
二つの部分（８Ａ、８Ｂ）の間で静止する。フィルムが
前記ストリップ（８）と接触すると、フィルムは先ず先
端コーナー（１２）でこのストリップに保持される。こ
うして、フィルムのこの部分がフィルムの巻付けた部分
の後部で、意図する切断線に隣接するところに固定され
る。引続いてフィルムを上方に移動させるとフィルムは
切断刃（１０）の端部に達し、こうしてフィルムは切断
される。このような方法で、使ｍ者はディスペンサーか
ら必要とする十分な長さのクリングフィルムを収り出し
、ローラーの残部から分離させることができる。フィル
ム部分を切断すると、スプリング（１５）の弾力性でス
プリング（１５）はハウジング（１）から押離され、こ
うして間隙（６）から延びるフィルム部分はストリップ
（８）を離れ、使用者は次の使用のための把握の準備が
できる０以上の全ての操作を、このディスペンサーの外
部から実施でき、切断ナイフ等の特別な道具を必要とし
ないで締付は部分を移動させることができる。たとえば
、使用者は十分な長さのフィルムを引き出して板状の食
物のまわりに巻付け、このフィルムをローラーの残部か
ら引き離すことができる。前述したように、フィルムは
下方に引張られるがハウジングは逆向きであるので出口
間隙は最上になり、したがって、フィルムは上方に引張
られることに注意すべきである。

別の方法としては、使用者はブラケット（３）から外し
て、ディスペンサーを巻付ける品物の方へ移動させ、フ
ィルムの自由端を前記品物に固着させ、ディスペンサー
を品物と交差移動させて、十分な長さのフィルムを収り
出し、品物に巻付けるようにしてこのディスペンサーを
使用してもよい。

この後、このディスペンサーは、把握面（８）がフィル
ムを把握し、フィルムの先端部が切断刃（１０）の方へ
押されてこの部分を切断するまで回転させてもよい。

ディスペンサーは、ラップフィルム、シュリンクラップ
フィルムおよび穴あきまたはそうでないフィルム等を含
む広範な切断自在なフィルムを使用可能である。これら
のフィルムは、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、サ
ラン、等で作られていてもよい、中には、無可塑フィル
ムまたは食品またはマイクロ波用に特別に調製されたも
のであってもよい。

本発明はここに示した実施例に制約れるものではない０
把握面は粗面であってもよく、カッターおよび／または
スプリング（１３）はハウジングと一体に成型してあっ
てもよい、カッター刃（１０）は適当なプラスチックで
作られていてもよい、このディスペンサーは家庭または
く食品）産業用の雰囲気下で使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１ｒ２Ｉは、あるディスペンサーの正面図である。 第２図は、このディスペンサーの底面図である。 第３図は、第１図に示すディスペンサーを、ある垂直面
に取り付けたとき、Ｘ−Ｘ線に沿って切断した垂ｉ１ｆ
＃Ｒ面図である。 第４図は、このディスペンサーの側面図である。 ・添附図面において。 １・・・ハウジング、２・・・穴、３・・・ブラケッ］
−１４・・・端部壁面、５・・・放射状の輪止め、６・
・・出口間隙、７・・・玉縁、８・・・把握手段、９・
・・細長い間隙、１０・・・切断刃、１１・・・平行な
間隙、１２・・・コーナー、１３・・・レリース手段、
１４・・・ベース、１５・・・スプリング、Ｒ・・・ロ
ーラー

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）クリングフィルムまたはそれと同等のフィルム材
   料のある長さをこのフィルムのローラー（Ｒ）から取り
   出すためのディスペンサーであつて、このディスペンサ
   ーが、このローラー（６）を受け入れるチャンバーを有
   するハウジング（１）と、細長い間隙（６）を有するチ
   ャンバーと、この間隙（６）の一方から間隔をおいた切
   断手段（８）と、前記フィルムの先端が切断される時こ
   のフィルムの残部を把握する把握手段（８）とを包含し
   、前記把握手段（８）が前記フィルムの残部を摩擦係合
   するようにした面を包含することを特徴とするディスペ
   ンサー。
2. （２）特許請求の範囲第１項に記載のディスペンサーで
   あつて、前記フィルムの残部が、このフィルムのその面
   と隣接面との間で摩擦係合によってのみ前記把握手段（
   ８）に保持されていることを特徴とするディスペンサー
   。
3. （３）特許請求の範囲第１項または第２項に記載のディ
   スペンサーであつて、前記把握手段（８）が前記出口間
   隙（６）に隣接するハウジング（１）の外部に位置する
   天然または合成ゴムまたはプラスチック製のボデーを包
   含することを特徴とするディスペンサー。
4. （４）特許請求の範囲第１項から第３項のいずれか１項
   に記載のディスペンサーであって、レリース手段（１３
   ）が設けてあって、前記フィルムの先端が切断される時
   に前記フィルムと把握手段（８）の面との間の摩擦係合
   を阻止することを特徴とするディスペンサー。
5. （５）特許請求の範囲第４項に記載のディスペンサーで
   あつて、前記レリース手段（１３）が弾力性があり、か
   つ前記把握面から間隔をおいて位置し、前記フィルムが
   移動してこの把握面（８）と接触する時、前記把握面（
   ８）に押圧され、さらに前記フィルムの先端が切断され
   る時、静止状態にすることにより、前記把握面（８）か
   らフィルムの残部を引き離すように静止配設されている
   ことを特徴とするディスペンサー。
6. （６）特許請求の範囲第４項または第５項に記載のディ
   スペンサーであつて、前記レリース手段（１３）が前記
   ハウジング（１）の外部に設けられたスプリング（１５
   ）を包含することを特徴とするディスペンサー。
7. （７）特許請求の範囲第４項、第５項または第６項のい
   ずれか１項に記載のディスペンサーであって、前記把握
   手段（８）が長さ方向に別れた長い部分（８Ａ、８Ｂ）
   を包含し、この隣接する長い部分（８Ａ、８Ｂ）間に、
   ある空間を有し、さらにレリース手段（１３）がこの空
   間にあることを特徴とするディスペンサー。
8. （８）特許請求の範囲第１項から第７項までのいずれか
   １項に記載のディスペンサーであつて、玉縁（１）が前
   記出口間隙（６）の長い部分に隣接して設けられ、前記
   フィルムを切断手段（１０）へ案内するようになってい
   ることを特徴とするディスペンサー。
9. （９）特許請求の範囲第１項から第８項までのいずれか
   １項に記載のディスペンサーであつて、前記出口間隙（
   ６）が外側にフレアー状をなしていて、前記フィルムの
   先端部分が水平に対して０〜９０度の角度をなして前記
   ハウジング（１）のチャンバー内でローラー（Ｒ）から
   引き出されるようになっていることを特徴とするディス
   ペンサー。