JPH02166558A - Ｄｂマシンの処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ＤＢＭＳからの演算要求をデータ転送と同期
して行なうＤＢマシンに係り、特に同時に発生した。２
次記憶媒体へのＩ１０要求に適したＤＢマシンの処理方
式に関する。

〔従来の技術〕

主記憶装置と２次記憶装置との間にキャッシュ記憶装置
を含む入出力装置を配置して、入出力処理時間を短縮す
る効果を狙うアプローチはＨＩＴＡＣＨ−８５３８−Ｃ
ＩＤＫＣｐｉｓ〜ｐ１９　　（日立製作新製、ディスク
制御装置仕様書）の様に良く知られている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術によれば１個々の要求毎の入出力処理時間
の短縮はできるが、複数のアクセス要求間の範囲の関係
については配慮されておらず、同一範囲について同時に
複数の要求が発生した場合、その要求のあった回数Ｉ１
０が発行されてしまう。

本発明の目的は、複数の要求を統一的に扱い。

同時に発生した複数の要求を、要求範囲を見てＩ１０要
求をまとめて行なうことにより２次記憶媒体を効率よく
アクセスするＤＢマシンの処理方式を提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、ＤＢマシン内に、同時に受は取った複数の
データ演算処理要求のレコード検索範囲を調べる検索範
囲マージ部、検索範囲マージ部で最適化された検索範囲
のレコードの読み込みを２次記憶媒体へ要求す１１１０
発行部、２次記憶媒体より読み込んだレコードを各々の
データ演算処理要求に振り分け、レコードを編集し出力
する振り分は編集部を備えることにより達成される。

【作用〕

ＤＢマシンは各要求受付口よりＤＢＭＳからのデータベ
ース演算処理要求を受取ると、その要求のアクセス範囲
を検索範囲マージ部が参照し、複数の要求のアクセス範
囲をまとめて、Ｉ１０発行部に渡す、工１０発行部は、
検索範囲マージ部より渡された範囲について２次記憶媒
体にリード要求する。２次記憶媒体より読み込んだレコ
ードを振り分は編集部が各々のデータ演算処理要求に振
り分け、レコードを編集して出力する。

これにより、同時に起った２次記憶媒体へのＩ１０要求
を最適化し、工１０要求の回数を減らし、２次記憶媒体
のアクセスを効率化できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図を用いて詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例のシステム構成を示す。

ホスト計算機１とディスク装Ｗｔ３の間にＤＢマシン２
が接続されたシステムにおいて、ホスト計算機１では０
８ＭＳ４が動作しており、ディスク装置３内にはデータ
ベースが蓄積されている。データベースは複数のレコー
ドの集まりからなるページ単位でアクセスされる。

第３図の演算要求構成図のように０８ＭＳ４よりＤＢマ
シンへ２の演算要求は、（ａ）どのページを演算するか
を記述した検索範囲情報３１゜（ｂ）どのような条件の
レコードを処理するかを記述した処理条件情報３２．（
ｃ）どのような形で出力するかを記述した出力形式情報
３３．（ｄ）どのエリアへ結果を受信するかを記述した
受信エリア情報３４で構成される情報を送ることによす
行なわれる。

次に、第４図（ａ）（ｂ）に検索範囲情報３１の一実施
例を示す０本実施例では、検索範囲情報３１に１回の演
算処理要求で検索したいページを最大１６ページまで定
義できる。ページ番号は昇順に格納される。

例えば、１，３，４，６．７．１０，１１゜１２ページ
のデータを検索する時は第４図（ａ）のように定義する
。１〜１６ページのデータを検索する時は第４図（ｂ）
のように定義する。

第１図に示すようにＤＢマシン２は、ＤＢＭＳ　４から
の演算要求受付口８．９が２個有り、同時に２個の演算
要求を処理することができる。

要求受付口８．９は、０８ＭＳ４からデータ演算処理要
求５，６を受は取ると要求内の検索範囲情報３１を検索
範囲マージ部２７に渡す。

検索範囲マージ部２７は、各要求受付口８，９より同時
に渡された検索範囲情報を比較し、同一範囲に対する要
求、連続する範囲に対する要求ならば１両方の範囲をま
とめてＩ１０発行部２８に要求する。

Ｉ１０発行部２８は、検索範囲マージ部２７より受けた
要求範囲をディスク装置３よりリードする。

振り分は編集部２９．３０は、Ｉ１０発行部がリードし
たデータ２６が各要求受付口８，９の受付けた演算要求
の検索範囲内のものか、各々チエツクし、検索範囲内の
ものならば、処理条件情報３２、出力形式情報３３に従
い、データを編集し。

受信エリア情報３４で示すエリアに転送する。

以下、第５図により検索範囲マージ部２７の処理につい
て説明する。要求受付口８が受取った検索範囲情報３１
をＰＡＧＥＩ、要求受付口９が受取った検索範囲情報３
１をＰＡＧＥ２とし検索範囲マージ部２７がＩ１０発行
部２８に渡す最適された検索範囲情報３５をＲＥＡＤＰ
Ｇとする。ＰＡＧＥｌ、ＰＡＧＥ２は各々１６個の配列
で、ＲＥＡＤＰＧは３２個の配列である。

この時の検索範囲マージ部の処理は、ＰＡＧＥｌ、ＰＡ
ＧＥ２の配列の要素１つづつを比較し、ＲＥＡＤＰＧ両
方合わせて昇順に格納していくことにより行なう。

次に、第６図により、振り分は編集部の処理を説明する
。

Ｉ１０発行部２８より出されたＩｌｏが終了し・た場合
、Ｉ１０発行部２８は振り分は編集部２９゜３０にどの
ページのＩｌｏが終わったかを知らせる。この時振り分
は編集部２９は、検索範囲情報３１、ＰＡＧＥＩの配列
の要素と１つづつＩｌｏが終ったページ番号４０を比較
し、同一のものがあれば、工１０したデータを検索２編
集し転送する。

第２図（ａ）、（ｂ）、（Ｑ）を用いて、検索範囲マー
ジ部２７．Ｉ１０発行部２８．振り分は編集部２９の処
理の流れを処理する。

第２図（ａ）の様に要求受付口８に１〜１６ページ、要
求受付口９に３０〜３５ページの演算処理要求６，６が
同時に来た場合、検索範囲マージ部２７ｊＬ　Ｉ／Ｃ１
行部２８に１〜１６と３０〜３５ページのリード要求を
行ない、ディスク装置３より読み込んだ１〜１６ページ
のデータを振り分は編集部２９が編集し、転送し、３０
〜３５ページのデータを振り分は編集部３０が編集し、
転送する。

第２図（ｂ）の様に要求受付口８に１〜１６ページ、要
求受付口９に１〜１６ページの演算処理要求５，６が同
時に来た場合、検索範囲マージ部２７は、両方の要求を
合わせて一回だけＩ１０発行部にＯ〜１６ページのリー
ド要求を行ない、ディスク装［３より読み込んだ１〜１
６ページのデータを振り分は編集部２９．３０が、それ
ぞれ要求受付口８，９の受取った演算処理要求５，６に
従って編集し、転送する。

第２図（ｃ）の様に要求受付口８に１〜１６ページ、要
求受付口９に１３〜２１ページの演算処理要求５，６が
同時に来た場合、検索範囲マージ部２７は、両方の要求
を合わせて一回だけＩ１０発行部に１〜２１ページのリ
ード要求を行ない。

ディスク装Ｗ１３より読み込んだデータの１〜１６ペー
ジを振り分は編集部２９が要求受付口８が受取った演算
処理要求５に従って編集し、転送する。

同時に１３〜２１ページのデータを振り分は編集部３０
が要求受付口９が受取った演算処理要求６に従って編集
し、転送する。

また第１図の要求受付口８において、演算処理要求５を
受取った際、検索範囲情報３１で要求されたページをＩ
１０発行部２８が第６図のようなリードバッファ４０．
４１に読み込んでいないかチエツクし、読み込んでいれ
ばリード・バッファ４０．４１上のデータを演算処理要
求５に従って編集し、転送する。読み込んでいない検索
範囲について検索範囲マージ部２７に渡す。

以上により、同時に出された同一ページ、連続したペー
ジのディスクアクセスの回数を減らすことができる。

〔発明の効果〕

以上述べた如く、本発明によれば同一ページ。

連続したページに対する２次記憶媒体のアクセス回数を
少なくすることができ、２次記憶媒体を効率よく使用す
ることができる。また２次記憶媒体のアクセス回数が減
るのでＩ１０時間を短縮できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のデータベースシステムの全
体構成を示すブロック図、第２図（ａ）。 （ｂ）、（Ｑ）は、演算処理要求が来た場合の処理概要
の説明図、第３図はＤＢマシンへの演算処理要求の構成
を示す説明図、第４図（ａ）、（ｂ）は検索範囲情報の
例を示す説明図、第５図は検索範囲マージ部の処理フロ
ー図、第６図は振り分は編集部の処理フロー図である。 １・・・ホスト計算機、２・・・ＤＢマシン、３・・・
ディスク装置、４・・・ＤＢＭＳ、８，９・・・要求受
付口、２７・・・検索マージ部、２８・・・Ｉ１０発行
部、２９゜３０・・・振り分は編集部、１２・・・デー
タ・ベース。 冨 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ホスト計算機とデータベースを蓄積している２次記
   憶媒体の間に位置し、２次記憶媒体からホスト計算機へ
   データ転送を行う際に、データ転送と同期して条件に合
   つたレコード群を選択し、さらに選択した前記レコード
   の中から要求されたフィールドだけを編集し、出力する
   データ演算処理を行うＤＢマシンにおいて、該ＤＢマシ
   ンは、ホスト計算機側のデータベース管理システム（Ｄ
   ＢＭＳ）よりデータベース処理要求を同時に複数受取る
   ことができ、複数個同時に受取つた前記データ演算処理
   要求の各々指定された検索範囲を調べ、すべての要求を
   同一の２次記憶媒体単位毎にマージするとともに、同一
   ブロックに対する複数アクセス要求を単一化して、各２
   次記憶媒体へのアクセスを一括して行なうことを特徴と
   するＤＢマシンの処理方式。 ２、上記、２次記憶媒体より読み込んだデータを同時に
   各々の演算処理要求元へ振り分けることを特徴とする請
   求項第１項記載のＤＢマシンの処理方式。 ３、上記、２次記憶媒体より読み込んだデータを同時に
   各々の演算処理要求元へ振り分ける時に、各要求元が要
   求したレコードの選択・編集処理を行なうことを特徴と
   する請求項第１項記載のＤＢマシンの処理方式。 ４、ＤＢＭＳより受取つたデータ演算処理要求の検索範
   囲がすでにＤＢマシン内のバッファに読み込まれていた
   場合、バッファ内のデータで、要求元が要求したレコー
   ドの選択・編集処理を行なうことを特徴とする請求項第
   １項記載のＤＢマシンの処理方式。