JPH0216436A - 光ファイバ型温湿度センサ - Google Patents

光ファイバ型温湿度センサ

Info

Publication number
JPH0216436A
JPH0216436A JP16496188A JP16496188A JPH0216436A JP H0216436 A JPH0216436 A JP H0216436A JP 16496188 A JP16496188 A JP 16496188A JP 16496188 A JP16496188 A JP 16496188A JP H0216436 A JPH0216436 A JP H0216436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
light
optical fiber
humidity
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16496188A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruaki Tsutsui
筒井 輝明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP16496188A priority Critical patent/JPH0216436A/ja
Publication of JPH0216436A publication Critical patent/JPH0216436A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光を利用し温度と湿度とを同時計測するのに
適した光ファイバ型温湿度センサに関するものである。
[従来の技術] 従来の温湿度測定は、セラミック、プラスチック等の素
材の湿度に対する抵抗変化や容量変化を利用した湿度セ
ンサと、熱電対やサーミスタ等の温度センサとを組合わ
せ、これらの電気的な信号から温湿度を2つの検出器で
同時に求める方式が大半を占めている。
一方、温度と湿度の個々の計測システムとしては、例え
ば第3図に示す光式湿度計測システムや、第4図に示す
光式温度計測システムがある。
第3図に示す光式湿度計測システムは、光ファイバ1の
間に光学レンズ19と空間18を設けてセンサを構成し
、空間18内の空気の湿度変化によるその赤外吸収強度
変化を利用して、光源16からの光を、光ファイバl、
空間18、光ファイバ1と伝送させて、その強度を受光
器17で検出し、湿度を求める方式である。また第4図
に示す光式温度計測システムは、光ファイバlの間にG
aAs等の半導体6を配置してセンサを構成し、半導体
の吸収端波長温度依存性に基づく透過光強度変化を受光
器17で検出して、温度を求める方式である。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記の温湿度に対する抵抗変化等を電気的に
検出する方式のセンサでは、電磁誘導に起因するような
電気的ノイズに弱い等の短所があり、高電圧環境下にお
ける温湿度検出に適用する上で多くの問題がある。また
、第3図の光式湿度計測システムや第4図の光式温度計
測システムは、湿度や温度の個々の計測システムとして
適用することはできるが、湿度及び温度を同時に計測す
る場合には、検出器や光ファイバ等が温度計測及び湿度
計測用として計2組必要となり、設置スペースが限られ
ている場所への適用には不適当で、経済性にも欠ける。
更に、第3図に示した湿度計測システムは、光軸ずれ、
はこりの影響を受は易く、安定した測定が困難なことか
ら、限られた環境下でしか使用できない、このように、
温度と湿度の同時計測を光方式で行なうことは、非常に
困難であるといえる。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、コ
ンパクトで且つ経済性、耐電磁誘導性に優れた光ファイ
バ型温湿度センサを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明による光ファイバ型温湿度センサは、光ファイバ
のコアの外周部に、該コアを伝搬する測定光に被測定気
体の相対湿度に応じた強度変化を学える多孔質層を設け
ると共に、上記コアの先端面に、波長依存性を持ち測定
光に被測定気体の温度に応じた強度変化を与える半導体
を設け、該半導体の先端面に測定光を反射して光ファイ
バに戻すための反射膜を形成したものである。
[作用] コア外周部に設けた多孔質層は、コアを伝搬する測定光
に被測定気体の相対湿度に応じた強度変化を与え、一方
、このコア先端面に設けた反射膜のある半導体は、その
波長依存性から、特定の波長に対し・てのみ、測定光に
被測定気体の温度に応じた強度変化を与える。従って、
半導体の先端面の反射膜から反射して来た測定光には、
湿度及び温度の強度変化が含まれており、これを後に分
離して取出すことにより、1つのセンサで湿度と温度の
2つが同時に計測できる。よって、この光ファイバ型温
湿度センサは、個々の湿度センサ及び温度センサを用い
る場合に比べ、計測システムに関するコンパクト性、経
済性等を大巾に向上させ得る。
L記多孔質層は具体的にはSiO2微粒子とすることが
でき、上記半導体は、GaAsGaP、ルビーガラスの
うちのいずれであってもよい、また、上記測定光として
は、上記半導体の吸収波長付近の光とこれよりも十分長
い長波長の光を上記コアに同時に入射させたものから成
るのが好ましく、この場合には、吸収波長付近の光が温
度により強度変化し、長波長の光が湿度により強度変化
することになる。
[実施例] 以下、図示の実施例について本発明を説明する。
第1図は、全体を第2図に示す温湿度計測システムの温
湿度センサ部の構成例を示す、8は温湿度センサであり
、石英ガラスあるいは多成分ガラス等からなるコア4の
外周部には、湿度依存性を持つSiO29粒子からなる
多孔質層5が形成されている。また、コア4の先端部に
は、波長−温度依存性を持つGaAsからなる半導体6
が、コア4の端面に密着して配置され、半導体6の先端
面には反射膜7がコーティングされている。波長−温度
依存性を持つ半導体6としては、GaAsに限らず、G
aPやルビーガラス等であってもよい。
上記構成の温湿度センサ8は、そのコア4がしセブタク
ル3及びコネクタ2を介して光ファイバ1と接続され、
温湿度計測に供される。
次に、上記温湿度センサ8の作用につき、第2図に示す
温湿度計測システム全体の構成を基にして説明する。
まず、温湿度センサ8を被測定体に位置させて、短波長
の光源9及び長波長の光源10からの光を、光分岐器1
1に入射させる。入射した光は、光分岐器11で両波長
の光が合成され、更にその先の方向性結合器20及び光
ファイバ1を透過後、温湿度センサ8に入射する。
温湿度センサ8に入射した光は、第1図の多孔質層5の
部分を透過する際、被測定気体の相対湿度に応じた透過
光減衰(多孔質層の吸着水分による散乱損失)を受け、
半導体6に到達する。半導体6では、この吸収端波長付
近の光のみ(短波長光)が、被測定気体の温度に応じた
減衰を受は温度に依存しない長波長の光と共に反射膜7
に到達し、ここで反射され、再び半導体6に戻る。半導
体6に反射後戻った光は、再び短波長光のみが温度に応
じた減衰を受け、更に、多孔質層5の部分で長波長及び
短波長の両光共、湿度の影響による減衰を受けた後、光
ファイバlに戻って行く。
従って、温湿度センサ8から戻る光のうち、長波長の光
は湿度のみの変化に依存した強度となっており、短波長
の光は温度、湿度の両者に影響される光となっている。
これらの光は、第2図の方向性結合器20で分岐後1分
波器12で長波長光、短波長光に分離され、それぞれの
短波長受光器13.長波長受光器14で検出される。短
波長受光器13.長波長受光器14で検出された長波長
、短波長の光強度のうち、長波長の光強度はそのまま湿
度に演算器15で換算される。一方、短波長の光強度は
、長波長光強度の値から求められる18度に依存した減
衰分を演算器15で加算することで、温度のみに依存し
た強度成分を求め、この値から、温度に換算される。
このようにして、1つの温湿度センサにより温度と湿度
とが同時に計測される。
[発明の効果] 以上述べたところから明らかなように、本発明の光ファ
イバ型温湿度センサは、次に述べる効果を有する。
(1)光ファイバ、゛半導体等の光学素子以外に電気的
な素子を全く必要としないため、耐電磁誘導性に優れ、
ノイズに強い。
(2)温・湿度センサを一体化し、しかも反射膜を利用
し、プローブ構造であることから、センサ部のコンパク
ト性に優れ、取扱いも容易であると共に、コストを低減
できる。
(3)反射膜で反射されて戻る測定光は、湿度及び温度
の各センサ素子部分、即ち多孔質層及び半導体の部分の
影響を、往復2度に渡って受けており、感度の高い測定
が行なわれる。
(4)温度センサ部及び湿度センサ部の波長依存性を利
用していることから、両センサの影響を分離することが
可能であり、リアルタイムで両者の測定が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る温湿度センサの構成を
示す断面図、第2図は第1図の温湿度センサを含む温湿
度計測システム例を示す構成図、第3図は従来の光式湿
度計測システムを示す構成図、第4図は従来の光式温度
計測システムを示す構成図である。 図中、1は光ファイバ、4はコア、5は多孔質層、6は
半導体、7は反射膜、8は温湿度センサ、9は短波長光
源、10は長波長光源を示す。 特許出願人 日 立 電 線 株式会社代理人弁理士 
 絹  谷  信  雄第 図 7・・反財膜 第4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光ファイバのコアの外周部に、該コアを伝搬する測
    定光に被測定気体の相対湿度に応じた強度変化を与える
    多孔質層を設けると共に、上記コアの先端面に、波長依
    存性を持ち測定光に被測定気体の温度に応じた強度変化
    を与える半導体を設け、該半導体の先端面に測定光を反
    射して光ファイバに戻すための反射膜を形成したことを
    特徴とする光ファイバ型温湿度センサ。 2、上記多孔質層がSiO_2微粒子から成る請求項1
    記載の光ファイバ型温湿度センサ。 3、上記半導体がGaAs、GaP、ルビーガラスのう
    ちの1つから成る請求項1記載の光ファイバ型温湿度セ
    ンサ。 4、上記測定光は、上記半導体の吸収波長付近の光とこ
    れよりも十分長い長波長の光を上記コアに同時に入射さ
    せて成る請求項1、2又は3に記載の光ファイバ型温湿
    度センサ。
JP16496188A 1988-07-04 1988-07-04 光ファイバ型温湿度センサ Pending JPH0216436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16496188A JPH0216436A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 光ファイバ型温湿度センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16496188A JPH0216436A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 光ファイバ型温湿度センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0216436A true JPH0216436A (ja) 1990-01-19

Family

ID=15803158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16496188A Pending JPH0216436A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 光ファイバ型温湿度センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0216436A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5526710A (en) * 1993-07-16 1996-06-18 Asmo Co., Ltd. Electric actuator
US5890393A (en) * 1995-12-06 1999-04-06 Asmo Co., Ltd. Electric lock actuator

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5526710A (en) * 1993-07-16 1996-06-18 Asmo Co., Ltd. Electric actuator
US5584206A (en) * 1993-07-16 1996-12-17 Asmo Co., Ltd. Electric actuator
US5890393A (en) * 1995-12-06 1999-04-06 Asmo Co., Ltd. Electric lock actuator

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4703175A (en) Fiber-optic sensor with two different wavelengths of light traveling together through the sensor head
CN106996797B (zh) 一种光纤传感探头
CN105092531B (zh) 基于双环谐振腔辅助的马赫‑曾德尔干涉仪光学生物传感器
CN106197492B (zh) 基于光纤复合法珀腔结构的法珀腔长与折射率计算方法
CA1267790A (en) Fiber optic doppler anemometer
CN110595515B (zh) 一种基于保偏光纤及fp腔的双参量光纤传感器
CN105928903B (zh) 基于级联光学谐振腔光学传感器
WO2020098577A1 (zh) 一种平面光波导器件及温度测量系统
CN108414448A (zh) 一种基于双谐振腔级联的光学传感器
US4380394A (en) Fiber optic interferometer
CN111537445A (zh) 基于倏逝波的环形谐振腔增强型液体组分及浓度传感器
CN208537382U (zh) 一种基于双谐振腔级联的光学传感器
US5245410A (en) Optical fiber sensor based on the excitation of surface plasmon
Otsuki et al. A novel fiber-optic gas sensing arrangement based on an air gap design and an application to optical detection of humidity
JPH0216436A (ja) 光ファイバ型温湿度センサ
CN110031097A (zh) 一种全光纤高斯型sled光源光谱平坦化装置
JP3925202B2 (ja) 高速波長検出装置
JPH0549057B2 (ja)
CN111551501A (zh) 一种高灵敏光纤湿度传感器
JPS63311147A (ja) 光ファイバ型湿度センサ
JPS59226832A (ja) 光icセンサ
JPH01193628A (ja) 平均湿度の測定方法
JPH0635147Y2 (ja) 光検出器
CN113866132A (zh) 一种多通道spr差分强度调制传感器
JPS5862571A (ja) 光計測装置