JPH02162B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH02162B2 JPH02162B2 JP60083594A JP8359485A JPH02162B2 JP H02162 B2 JPH02162 B2 JP H02162B2 JP 60083594 A JP60083594 A JP 60083594A JP 8359485 A JP8359485 A JP 8359485A JP H02162 B2 JPH02162 B2 JP H02162B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- log
- cutter head
- blade
- forming
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は丸太被加工材の表面を成形する機械
に関する。
に関する。
(従来の技術)
丸太の軸方向に形成される弓形溝および横方向
に形成されるくら形溝を備えた一定径の木質丸太
は、木造家屋の建築にあたつて一般的な建築材料
である。機械を一回通過させて不均一な丸太被加
工材を前述のような一様な丸太に転換させること
は、経済的な点から見て望ましいことである。
に形成されるくら形溝を備えた一定径の木質丸太
は、木造家屋の建築にあたつて一般的な建築材料
である。機械を一回通過させて不均一な丸太被加
工材を前述のような一様な丸太に転換させること
は、経済的な点から見て望ましいことである。
これまで、丸太に種々の作業を行なう機械が多
く開発されてきた。
く開発されてきた。
米国特許第4168675号明細書には、粗丸太をそ
の軸心の回りに回転しながら、丸形化カツタを通
過させることにより、粗丸太から円筒丸太を形成
するために最初の成形作業を行なうようにした、
丸太家屋用の丸太を調整する機械が示されてい
る。またキヤリツジが開始位置へ移転されて、舌
状および溝用カツタが利用されて、丸太の軸方向
に溝が形成される。さらに丸太がテーブル上の一
定位置にクランプされて、その表面にくら形溝が
切削されるようになつている。
の軸心の回りに回転しながら、丸形化カツタを通
過させることにより、粗丸太から円筒丸太を形成
するために最初の成形作業を行なうようにした、
丸太家屋用の丸太を調整する機械が示されてい
る。またキヤリツジが開始位置へ移転されて、舌
状および溝用カツタが利用されて、丸太の軸方向
に溝が形成される。さらに丸太がテーブル上の一
定位置にクランプされて、その表面にくら形溝が
切削されるようになつている。
米国特許第3791430号明細書には、機械のフレ
ームに沿つて駆動されるカツタにより、丸太を回
転させて仕上げ表面寸法まで切削するようにした
機械が示されている。別の切削作業により、丸太
が非回転位置に保持されている間に、丸太に弓形
溝または丸太の軸方向溝が切削される。別の成形
および弓形溝切削作業が完了してから、くら形溝
が丸太を横断して形成される。
ームに沿つて駆動されるカツタにより、丸太を回
転させて仕上げ表面寸法まで切削するようにした
機械が示されている。別の切削作業により、丸太
が非回転位置に保持されている間に、丸太に弓形
溝または丸太の軸方向溝が切削される。別の成形
および弓形溝切削作業が完了してから、くら形溝
が丸太を横断して形成される。
米国特許第4303111号明細書には、粗丸太に滑
らかな円筒面を形成するための切削装置が示され
ている。この特許明細書には機械全体は示されず
に、回転切削ヘツドを利用する機械が示されてい
る。さらに弓形溝の切削またはくら形溝の切削装
置も示されていない。
らかな円筒面を形成するための切削装置が示され
ている。この特許明細書には機械全体は示されず
に、回転切削ヘツドを利用する機械が示されてい
る。さらに弓形溝の切削またはくら形溝の切削装
置も示されていない。
米国特許第3848647号明細書には、丸太を滑ら
かな形状にするため、丸太を粗削りおよび仕上げ
削りする2つの切削ヘツドを利用することが示さ
れている。作業の完了後、丸太は隣接する摺動ト
ラフへ持上げられて、長手方向溝および横スロツ
トを形成される。くら形溝が別の機械を利用して
別に形成されるようになつている。米国特許第
3802474号明細書には、丸太にくら形溝を形成す
る装置が示されている。
かな形状にするため、丸太を粗削りおよび仕上げ
削りする2つの切削ヘツドを利用することが示さ
れている。作業の完了後、丸太は隣接する摺動ト
ラフへ持上げられて、長手方向溝および横スロツ
トを形成される。くら形溝が別の機械を利用して
別に形成されるようになつている。米国特許第
3802474号明細書には、丸太にくら形溝を形成す
る装置が示されている。
米国特許第3718167号明細書には、丸太から樹
皮および節を除するための、節切株切削機構が示
されている。
皮および節を除するための、節切株切削機構が示
されている。
米国特許第4067368号明細書には、弓形溝およ
びくら形溝を形成するが、丸太の表面に対して何
ら連続成形作業を行なわない、小屋用丸太の成形
装置が示されている。丸太は、その表面に両成形
作業を行なうために180゜回転しなければならない
ようになつている。
びくら形溝を形成するが、丸太の表面に対して何
ら連続成形作業を行なわない、小屋用丸太の成形
装置が示されている。丸太は、その表面に両成形
作業を行なうために180゜回転しなければならない
ようになつている。
上記米国特許明細書に加えて、米国特許第
3726492号、第3016931号、第3540498号、第
4167964号、第2987085号、第2800932号、第
3538963号、第3538964号、第3880036号、第
3885483号、第3583450号、第3686990号、第
3343519号、第3913644号等の明細書に、当明細書
に記載されると共に特許請求の範囲に示された発
明に関連する技術が示されている。
3726492号、第3016931号、第3540498号、第
4167964号、第2987085号、第2800932号、第
3538963号、第3538964号、第3880036号、第
3885483号、第3583450号、第3686990号、第
3343519号、第3913644号等の明細書に、当明細書
に記載されると共に特許請求の範囲に示された発
明に関連する技術が示されている。
(発明の目的)
この発明の主目的は、機械加工における作業者
の介在を最少限にし、一様な径と滑らかな仕上げ
面を有する仕上げ丸太材を形成する機械を提供す
ることである。
の介在を最少限にし、一様な径と滑らかな仕上げ
面を有する仕上げ丸太材を形成する機械を提供す
ることである。
(発明の構成)
本発明は、丸太成形装置を構成するにあたり、
基体;
前記基体に取付けられ、丸太被加工材の両端を
支持するとともに進退動自在な移送支持装置; 回転中心が前記丸太の軸心と整合して定位置で
回転するように取付けられ、前記丸太の径より大
きい径の環状開口を有し、この開口周辺に複数の
刃取付け部を備える環状カツタヘツド装置; 少なくとも一対の刃を半径方向に対向する刃取
付け部に取付け、前記刃が丸太の軸心に対して所
定の角度(γ)を有するとともに刃先エツジを丸
太の軸心を通る横軸に対してわずかな角度(α)
に傾斜させ、所望の丸太の外径を決定する複数の
成形刃; 刃が前記環状カツタヘツド装置のフランジ面に
対して所定の角度(φ)をなし、かつ丸太の軸心
に対しても傾斜した角度(δ)を保ち、丸太の周
面に当接可能に前記刃取付け部に取付けられ、し
かも刃先エツジが丸太の所望の周面に等しい凹面
形状となつている平削り刃; 前記刃取付け部に取付けられ、成形刃の切込み
深さを一定に維持するために丸太の外形を荒削り
する刃の尖つていないエツジを有する少なくとも
1つのブランク刃; 前記環状カツタヘツド装置と隣接して基体上に
取付けられ前記カツタヘツド装置内を通過する丸
太被加工材に成形および平削り加工と同時に丸太
の軸方向に溝を切削する縦溝カツタ装置; 前記環状カツタヘツド装置および縦溝カツタ装
置を各々回転駆動する駆動装置; を備えている。
支持するとともに進退動自在な移送支持装置; 回転中心が前記丸太の軸心と整合して定位置で
回転するように取付けられ、前記丸太の径より大
きい径の環状開口を有し、この開口周辺に複数の
刃取付け部を備える環状カツタヘツド装置; 少なくとも一対の刃を半径方向に対向する刃取
付け部に取付け、前記刃が丸太の軸心に対して所
定の角度(γ)を有するとともに刃先エツジを丸
太の軸心を通る横軸に対してわずかな角度(α)
に傾斜させ、所望の丸太の外径を決定する複数の
成形刃; 刃が前記環状カツタヘツド装置のフランジ面に
対して所定の角度(φ)をなし、かつ丸太の軸心
に対しても傾斜した角度(δ)を保ち、丸太の周
面に当接可能に前記刃取付け部に取付けられ、し
かも刃先エツジが丸太の所望の周面に等しい凹面
形状となつている平削り刃; 前記刃取付け部に取付けられ、成形刃の切込み
深さを一定に維持するために丸太の外形を荒削り
する刃の尖つていないエツジを有する少なくとも
1つのブランク刃; 前記環状カツタヘツド装置と隣接して基体上に
取付けられ前記カツタヘツド装置内を通過する丸
太被加工材に成形および平削り加工と同時に丸太
の軸方向に溝を切削する縦溝カツタ装置; 前記環状カツタヘツド装置および縦溝カツタ装
置を各々回転駆動する駆動装置; を備えている。
(作 用)
上記構成により、カツタヘツドには丸太に対し
て最適な角度に各成形刃、平削り刃およびブラン
ク刃が取付けられ、しかも平削り刃の刃先エツジ
が丸太の所望周面に等しい凹面形状であることか
ら丸太は環状カツタヘツド装置を通過すると真円
形状の均一な寸法径が得られる。
て最適な角度に各成形刃、平削り刃およびブラン
ク刃が取付けられ、しかも平削り刃の刃先エツジ
が丸太の所望周面に等しい凹面形状であることか
ら丸太は環状カツタヘツド装置を通過すると真円
形状の均一な寸法径が得られる。
また、上記各刃の構成により仕上り状態も良好
となり、かつ環状カツタヘツド装置と縦溝カツタ
を同時に作動させることにより加工速度が一段と
向上する。
となり、かつ環状カツタヘツド装置と縦溝カツタ
を同時に作動させることにより加工速度が一段と
向上する。
(発明の効果)
本発明は従来のように丸太の外径加工と溝加工
を別々に行なうものに比較して、より簡単で経済
効率のよい切削加工ができるとともに、寸法粘度
の均一な丸太に仕上げることができる。
を別々に行なうものに比較して、より簡単で経済
効率のよい切削加工ができるとともに、寸法粘度
の均一な丸太に仕上げることができる。
(実施例)
第1図において、丸太成形装置10が概略的に
示されると共に、丸太の軸心12に沿つて配置さ
れている。この機械は基体14、環状カツタ1
6、剛性フレーム17、縦溝カツタ装置としての
弓形溝カツタ18、前部トラツク20、後部トラ
ツク21、移送支持装置としての移送キヤリツジ
22および受容キヤリツジ24、主駆動装置9
4,292、くら形溝カツタ26、くら形溝カツ
タクランプ28、振動安定装置30、二次移送機
構32、排出ステーシヨン34、木材チツプ/木
屑の収集装置36、を包含している。
示されると共に、丸太の軸心12に沿つて配置さ
れている。この機械は基体14、環状カツタ1
6、剛性フレーム17、縦溝カツタ装置としての
弓形溝カツタ18、前部トラツク20、後部トラ
ツク21、移送支持装置としての移送キヤリツジ
22および受容キヤリツジ24、主駆動装置9
4,292、くら形溝カツタ26、くら形溝カツ
タクランプ28、振動安定装置30、二次移送機
構32、排出ステーシヨン34、木材チツプ/木
屑の収集装置36、を包含している。
第2図において、環状カツタ16は下部支持体
38を備えており、この支持体38は40におい
て基体14にアンカーボルトで固定され、また4
1においてフレーム17に溶接されている。フレ
ーム17は、基体14に対して垂直な平面内で、
かつ丸太の軸心12を横断する方向で上方に突出
している。フレーム17は頂部44を備えてい
る。支柱46がフレーム17と収容ハウジング4
8との間に溶接されており、その基部は50にお
いて下部支持体38に溶接されている。ハウジン
グ48の内側でスラストベアリング52,54
に、環状キヤリアドラム56が回転自在に取付け
られている。スラストベアリング52,54は相
互に対向して整台しており、その外部レースはそ
れぞれ、ベアリング54の内部レース66に接触
するキヤリアドラム56の肩部64と、ベアリン
グ52の対向する内部レース70に接触すると共
に、74においてキヤリアドラム56にねじ込ま
れた大径ロツクナツト72により保持された大型
平坦ワツシヤ68との間で、内部リム62に対し
て固定されている。収容ハウジング48は前部O
―リングシール76および後部O―リングシール
78によりキヤリアドラム56に対して密閉され
て、ハウジング48とキヤリアドラム56とによ
り画定される空間に潤滑油を含有するように構成
されている。
38を備えており、この支持体38は40におい
て基体14にアンカーボルトで固定され、また4
1においてフレーム17に溶接されている。フレ
ーム17は、基体14に対して垂直な平面内で、
かつ丸太の軸心12を横断する方向で上方に突出
している。フレーム17は頂部44を備えてい
る。支柱46がフレーム17と収容ハウジング4
8との間に溶接されており、その基部は50にお
いて下部支持体38に溶接されている。ハウジン
グ48の内側でスラストベアリング52,54
に、環状キヤリアドラム56が回転自在に取付け
られている。スラストベアリング52,54は相
互に対向して整台しており、その外部レースはそ
れぞれ、ベアリング54の内部レース66に接触
するキヤリアドラム56の肩部64と、ベアリン
グ52の対向する内部レース70に接触すると共
に、74においてキヤリアドラム56にねじ込ま
れた大径ロツクナツト72により保持された大型
平坦ワツシヤ68との間で、内部リム62に対し
て固定されている。収容ハウジング48は前部O
―リングシール76および後部O―リングシール
78によりキヤリアドラム56に対して密閉され
て、ハウジング48とキヤリアドラム56とによ
り画定される空間に潤滑油を含有するように構成
されている。
第2図において、潤滑装置が総体的に80で示
されると共に、基体14上に設置された貯蔵部8
2を備えており、油がポンプ84により貯蔵部8
2から引上げられて、ライン86およびオリフイ
ス88を介して収容ハウジング48へ配送され、
そこで油はスラストベアリング52および54間
へ挿入される。油はスラストベアリング52,5
4を通過して冷却潤滑をもたらすと共に、重力に
よりドレーン90へ、そして戻りライン92を介
して貯蔵部82へ流れる。ライン86には圧力を
監視するためにゲージ89が設けられ、またハウ
ジング48はベアリング52,54間の温度を監
視するためにゲージ93を備えている。
されると共に、基体14上に設置された貯蔵部8
2を備えており、油がポンプ84により貯蔵部8
2から引上げられて、ライン86およびオリフイ
ス88を介して収容ハウジング48へ配送され、
そこで油はスラストベアリング52および54間
へ挿入される。油はスラストベアリング52,5
4を通過して冷却潤滑をもたらすと共に、重力に
よりドレーン90へ、そして戻りライン92を介
して貯蔵部82へ流れる。ライン86には圧力を
監視するためにゲージ89が設けられ、またハウ
ジング48はベアリング52,54間の温度を監
視するためにゲージ93を備えている。
主カツタ
第2,3および4図において、キヤリア91は
可変速度モータ94(第3および4図)により駆
動され、またモータ94は環状カツタ16に隣接
して基体14にボルト止めされている。モータ9
4は多数のV溝出力プーリ96を備えており、こ
のプーリ96は第2図に特に示されるように、1
02においてドラム56の後部に加圧される、多
数のV溝駆動プーリ100の周囲の多数のV―ベ
ルト98を駆動する。
可変速度モータ94(第3および4図)により駆
動され、またモータ94は環状カツタ16に隣接
して基体14にボルト止めされている。モータ9
4は多数のV溝出力プーリ96を備えており、こ
のプーリ96は第2図に特に示されるように、1
02においてドラム56の後部に加圧される、多
数のV溝駆動プーリ100の周囲の多数のV―ベ
ルト98を駆動する。
したがつて環状カツタ19を丸太被加工材に対
して回転駆動させる駆動装置はモータ94、プー
リ96,100、ベルト98、等を含んでいる。
第2および5図において、キヤリアドラム56の
前部に短かく頑丈なアングル支柱104と、大型
ワツシヤの形状を有すると共に環状カツタヘツド
108がボルト止めされる円形取付けリム106
とが取付けられている。カツタヘツド108は一
体部片として、リング状部材116およびフラン
ジ状部材112を備えている。
して回転駆動させる駆動装置はモータ94、プー
リ96,100、ベルト98、等を含んでいる。
第2および5図において、キヤリアドラム56の
前部に短かく頑丈なアングル支柱104と、大型
ワツシヤの形状を有すると共に環状カツタヘツド
108がボルト止めされる円形取付けリム106
とが取付けられている。カツタヘツド108は一
体部片として、リング状部材116およびフラン
ジ状部材112を備えている。
第5,6および7図において、フランジ状部材
112を備えるカツタヘツド108は実質的に円
板形状を有すると共に、リング状部材116によ
り画定される中央円形開口114を備え、この開
口を丸太被加工材118を通過するようになつて
いる。カツタヘツド108には4つの開口12
0,121,122および123がそれぞれ設け
られている。正反対位置にある2つの成形刃12
6,128が、それぞれ開口120,122を通
して前方に突出している。平削り刃134も開口
123内に保持されている。第6図に示されるよ
うに、成形刃126,128が半径方向に対向す
る刃取付け部136,138内に保持されると共
に、そこにボルト140によりクランプ固定され
ている。ブランク刃130,132が同様に、そ
れぞれ刃取付け部142,144内に保持される
と共に、そこにボルト140によりクランプ固定
されている。平削り刃134は刃取付け部146
内に保持されると共に、そこにボルト140によ
りクランプ固定されている。刃取付け部136,
138,142および144はそれぞれ、フラン
ジ状部材112の背部と一体リング状部材116
とに溶接されている。刃取付け部146は刃取付
け部144の傾斜背側部に溶接されると共に、1
50においてリング状部材116の外側に溶接さ
れ、また154においてウエブ152に溶接され
ており、これがさらにリング状部材116の外側
およびフランジ状部材112の背部に溶接されて
いる。ウエブ152は木材チツプの平削り刃13
4から偏向装置としての機能を有する。開口12
0,121,122および123は、木材チツプ
がそこを最少の抵抗により通過するのに十分な寸
法を有している。フランジ状部材112は第2お
よび5図に示されるように、ボルト158により
円形取付けリム106が取付けられるようにボル
ト孔156を備えている。
112を備えるカツタヘツド108は実質的に円
板形状を有すると共に、リング状部材116によ
り画定される中央円形開口114を備え、この開
口を丸太被加工材118を通過するようになつて
いる。カツタヘツド108には4つの開口12
0,121,122および123がそれぞれ設け
られている。正反対位置にある2つの成形刃12
6,128が、それぞれ開口120,122を通
して前方に突出している。平削り刃134も開口
123内に保持されている。第6図に示されるよ
うに、成形刃126,128が半径方向に対向す
る刃取付け部136,138内に保持されると共
に、そこにボルト140によりクランプ固定され
ている。ブランク刃130,132が同様に、そ
れぞれ刃取付け部142,144内に保持される
と共に、そこにボルト140によりクランプ固定
されている。平削り刃134は刃取付け部146
内に保持されると共に、そこにボルト140によ
りクランプ固定されている。刃取付け部136,
138,142および144はそれぞれ、フラン
ジ状部材112の背部と一体リング状部材116
とに溶接されている。刃取付け部146は刃取付
け部144の傾斜背側部に溶接されると共に、1
50においてリング状部材116の外側に溶接さ
れ、また154においてウエブ152に溶接され
ており、これがさらにリング状部材116の外側
およびフランジ状部材112の背部に溶接されて
いる。ウエブ152は木材チツプの平削り刃13
4から偏向装置としての機能を有する。開口12
0,121,122および123は、木材チツプ
がそこを最少の抵抗により通過するのに十分な寸
法を有している。フランジ状部材112は第2お
よび5図に示されるように、ボルト158により
円形取付けリム106が取付けられるようにボル
ト孔156を備えている。
第7図において、フランジ状部材112は正反
対に位置するブランク刃130,132を備えて
おり、これらの刃は、成形刃126,128が配
置されている径から90゜変位された径に沿つて配
置されている。成形刃126,128は刃先エツ
ジ160を備えると共に、丸太被加工材118の
所望外径を決定する刃先エツジの内側先端部16
2を有している。成形刃の刃先エツジ160は、
エツジ160の内側先端部162を通つて引かれ
た丸太の軸線を通る横軸164から、約5゜の角度
αで設定されている。ブランク刃130,132
の純端エツジ166は同様に、軸164とは別の
横軸168からほぼ5゜の角度βで設定されてい
る。
対に位置するブランク刃130,132を備えて
おり、これらの刃は、成形刃126,128が配
置されている径から90゜変位された径に沿つて配
置されている。成形刃126,128は刃先エツ
ジ160を備えると共に、丸太被加工材118の
所望外径を決定する刃先エツジの内側先端部16
2を有している。成形刃の刃先エツジ160は、
エツジ160の内側先端部162を通つて引かれ
た丸太の軸線を通る横軸164から、約5゜の角度
αで設定されている。ブランク刃130,132
の純端エツジ166は同様に、軸164とは別の
横軸168からほぼ5゜の角度βで設定されてい
る。
第8図において、成形刃126はまた丸太の軸
心に対して約45゜の角度γで、フランジ状部材1
12を通して突出しており、この角度は対向する
成形刃128にも典型的な角度である。成形刃1
26,128の刃先エツジ160は、仮想線で示
されるように鈍端エツジ166よりさらに前方
へ、フランジ状部材112から突出している。ブ
ランク刃130,132は第6図に示されるよう
に、それぞれの刃取付け部142,144内で調
整自在で、成形刃の切り込み深さを一定に維持す
るために丸太の外径を荒削りする刃の尖つていな
いエツジ166(第7図参照)を有しており、丸
太被加工材118に対する切削深さ169を変更
することができる。
心に対して約45゜の角度γで、フランジ状部材1
12を通して突出しており、この角度は対向する
成形刃128にも典型的な角度である。成形刃1
26,128の刃先エツジ160は、仮想線で示
されるように鈍端エツジ166よりさらに前方
へ、フランジ状部材112から突出している。ブ
ランク刃130,132は第6図に示されるよう
に、それぞれの刃取付け部142,144内で調
整自在で、成形刃の切り込み深さを一定に維持す
るために丸太の外径を荒削りする刃の尖つていな
いエツジ166(第7図参照)を有しており、丸
太被加工材118に対する切削深さ169を変更
することができる。
第9図において、成形刃126は丸太の軸心1
2に向けて内方へ突出し、刃先エツジ160はフ
ランジ状部材112の面から約5゜の角度θで設定
されており、この角度は成形刃128においても
典型的な角度である。
2に向けて内方へ突出し、刃先エツジ160はフ
ランジ状部材112の面から約5゜の角度θで設定
されており、この角度は成形刃128においても
典型的な角度である。
第10および11図において、平削り刃134
(第10図)はフランジ状部材112の面から、
約45゜の角度(φ)で設定されている。平削り刃
134(第11図)も丸太の軸心12から約15゜
の角度δで設定されている。
(第10図)はフランジ状部材112の面から、
約45゜の角度(φ)で設定されている。平削り刃
134(第11図)も丸太の軸心12から約15゜
の角度δで設定されている。
平削り刃134の刃先エツジ137は、丸太1
18の所望周面169に等しい半径の凹面形状を
有している。また角度δは丸太周面に当接する刃
先エツジを丸太の軸心に対して傾斜させており、
切削り抵抗の分散を図り、第5図にも示されるよ
うに丸太118をきれいな仕上げ面169に形成
する。
18の所望周面169に等しい半径の凹面形状を
有している。また角度δは丸太周面に当接する刃
先エツジを丸太の軸心に対して傾斜させており、
切削り抵抗の分散を図り、第5図にも示されるよ
うに丸太118をきれいな仕上げ面169に形成
する。
弓形溝カツタ
第2および12図において、丸太の軸方向に溝
を切削する縦溝カツタ装置は弓形溝カツタとして
総体的に18で示されており、弓形溝カツタヘツ
ド261が弓形溝刃262(第2および12図)
を備えている。カツタヘツド261は、丸太軸心
12を横断すると共に丸太被加工材118の上方
にある軸心264(第12図)上に、回転自在に
取付けられており、凸状切削エツジ268を先端
に備えた弓形溝刃262が矢印270(第2図)
により画定される径路を走行すると共に、通過す
る丸太118の背部に丸い弓形溝272を形成す
るようになつている。
を切削する縦溝カツタ装置は弓形溝カツタとして
総体的に18で示されており、弓形溝カツタヘツ
ド261が弓形溝刃262(第2および12図)
を備えている。カツタヘツド261は、丸太軸心
12を横断すると共に丸太被加工材118の上方
にある軸心264(第12図)上に、回転自在に
取付けられており、凸状切削エツジ268を先端
に備えた弓形溝刃262が矢印270(第2図)
により画定される径路を走行すると共に、通過す
る丸太118の背部に丸い弓形溝272を形成す
るようになつている。
第12図において、弓形溝刃262はスロツト
278を介してボルト276により、立方体形状
の軸体274に固定されており、前記スロツト2
78は弓形溝刃262を調整するために調整手段
を提供している。軸体274は軸受け280によ
りジヤーナル支持されており、この軸受け280
はケーシング282内で、2つの四角部材28
4、頂部プレート286および側部プレート28
8上にボルト止めされている。軸体シヤフト29
0は通常の方法で、モータ292およびV―ベル
ト駆動装置294により駆動される。モータ29
2は296において頂部プレート286に取付け
られている。側部プレート288に垂直四角形ガ
イド300が溶接されており、このガイド300
は、下方でスタンドオフ304に、そして上方で
ブリツジ308に溶接された垂直四角形トラツク
302上で摺動することができる。スタンドオフ
304およびブリツジ308は剛性フレーム17
に溶接されている。
278を介してボルト276により、立方体形状
の軸体274に固定されており、前記スロツト2
78は弓形溝刃262を調整するために調整手段
を提供している。軸体274は軸受け280によ
りジヤーナル支持されており、この軸受け280
はケーシング282内で、2つの四角部材28
4、頂部プレート286および側部プレート28
8上にボルト止めされている。軸体シヤフト29
0は通常の方法で、モータ292およびV―ベル
ト駆動装置294により駆動される。モータ29
2は296において頂部プレート286に取付け
られている。側部プレート288に垂直四角形ガ
イド300が溶接されており、このガイド300
は、下方でスタンドオフ304に、そして上方で
ブリツジ308に溶接された垂直四角形トラツク
302上で摺動することができる。スタンドオフ
304およびブリツジ308は剛性フレーム17
に溶接されている。
再び第3図において、弓形溝の切削深さの調整
は、上部ブリツジ308の平面孔を通る長ボルト
310により行なわれる。ボルト310はそれぞ
れ、各ガイド300の前側部に溶接されたアイ部
312を通してねじ係合している。
は、上部ブリツジ308の平面孔を通る長ボルト
310により行なわれる。ボルト310はそれぞ
れ、各ガイド300の前側部に溶接されたアイ部
312を通してねじ係合している。
第3および12図において、丸太ガイド313
がフレーム17に対して、円孔314の周囲に半
径パターンで取付けられており、円孔314を通
過する丸太被加工材118は軸心12に沿つて、
丸太ガイド313の内側端部から後方に突出する
滑材316により摺動案内される。丸太ガイド3
13は調整ボルト318(第3図)により調整自
在であると共に、スロツト孔322を通ると共に
フレーム17の前面に孔314の周囲に半径パタ
ーンで溶接された側部レール324内のクランプ
ボルト320により、保持されている。
がフレーム17に対して、円孔314の周囲に半
径パターンで取付けられており、円孔314を通
過する丸太被加工材118は軸心12に沿つて、
丸太ガイド313の内側端部から後方に突出する
滑材316により摺動案内される。丸太ガイド3
13は調整ボルト318(第3図)により調整自
在であると共に、スロツト孔322を通ると共に
フレーム17の前面に孔314の周囲に半径パタ
ーンで溶接された側部レール324内のクランプ
ボルト320により、保持されている。
第3および15b図において、前部トラツク2
0は丸太軸心の下方をそれに沿つて前方に突出
(第3図)すると共に、アンカーボルト325に
より基体14に固定されている。総体的に22で
示される移送キヤリツジは前部トラツク20にロ
ーラ322により摺動自在に取付けられており、
このローラ322はそれぞれ逆U字チヤネル基部
324内に回転自在に固定されると共に、隅部に
おいてグループを構成して、前部トラツク20の
上部フランジ332の頂部326、側部328お
よび下面330上を転動するようになつている。
移送キヤリツジ22はモータ334により上部フ
ランジ332の頂部326に沿つて駆動され、ス
プロケツト336が直角ウオーム駆動装置338
に関連を有しており、またウオーム駆動装置33
8は340において基部324に取付けられると
共に、スプロケツト336を支持部材344上に
ジヤーナル支持する軸受け342により支持され
ている。ウオーム駆動装置338からスプロケツ
ト336への出力部にはスリツプクラツチ339
が設けられて、ウオーム駆動装置338とスプロ
ケツト336の間のねじれを制限するようになつ
ている。大径スプロケツト34が駆動シヤフト3
48に回転自在にジヤーナル支持されると共に、
スプロケツト336から無端チエーン350によ
り駆動されるようになつている。クランク板35
2が駆動シヤフト348の端部に固定的に取付け
られて、大径スプロケツト346の外面を駆動シ
ヤフト348と共に回転するようになつている。
大径スプロケツト346から駆動シヤフト348
へ、クランク板352を介してT―ハンドル型つ
めピン354により動力が伝達され、前記ピン3
54は標準的な1/4回転ロツクアウト装置を備え
ており、このロツクアウト装置はクランク板35
2を介して取付けられて、大径スプロケツト34
6を通る駆動シヤフト348の周囲の円上に配置
される多数の孔356の一つに係合するようにな
つている。動力は、基部324にジヤーナル支持
された駆動シヤフト348を介して、第15b図
に示すスプロケツトの形状を有するピニオン35
8へ伝達され、また前記ピニオン358は、チエ
ーンの長さの形状を有するラツク360に係合し
ており、また前記チエーンは軸心12の下側で頂
部トラツクフランジ332の頂部326(第3図
参照)に沿つて延長していると共に、前部トラツ
ク20の前端362および後端364間に取付け
られている。
0は丸太軸心の下方をそれに沿つて前方に突出
(第3図)すると共に、アンカーボルト325に
より基体14に固定されている。総体的に22で
示される移送キヤリツジは前部トラツク20にロ
ーラ322により摺動自在に取付けられており、
このローラ322はそれぞれ逆U字チヤネル基部
324内に回転自在に固定されると共に、隅部に
おいてグループを構成して、前部トラツク20の
上部フランジ332の頂部326、側部328お
よび下面330上を転動するようになつている。
移送キヤリツジ22はモータ334により上部フ
ランジ332の頂部326に沿つて駆動され、ス
プロケツト336が直角ウオーム駆動装置338
に関連を有しており、またウオーム駆動装置33
8は340において基部324に取付けられると
共に、スプロケツト336を支持部材344上に
ジヤーナル支持する軸受け342により支持され
ている。ウオーム駆動装置338からスプロケツ
ト336への出力部にはスリツプクラツチ339
が設けられて、ウオーム駆動装置338とスプロ
ケツト336の間のねじれを制限するようになつ
ている。大径スプロケツト34が駆動シヤフト3
48に回転自在にジヤーナル支持されると共に、
スプロケツト336から無端チエーン350によ
り駆動されるようになつている。クランク板35
2が駆動シヤフト348の端部に固定的に取付け
られて、大径スプロケツト346の外面を駆動シ
ヤフト348と共に回転するようになつている。
大径スプロケツト346から駆動シヤフト348
へ、クランク板352を介してT―ハンドル型つ
めピン354により動力が伝達され、前記ピン3
54は標準的な1/4回転ロツクアウト装置を備え
ており、このロツクアウト装置はクランク板35
2を介して取付けられて、大径スプロケツト34
6を通る駆動シヤフト348の周囲の円上に配置
される多数の孔356の一つに係合するようにな
つている。動力は、基部324にジヤーナル支持
された駆動シヤフト348を介して、第15b図
に示すスプロケツトの形状を有するピニオン35
8へ伝達され、また前記ピニオン358は、チエ
ーンの長さの形状を有するラツク360に係合し
ており、また前記チエーンは軸心12の下側で頂
部トラツクフランジ332の頂部326(第3図
参照)に沿つて延長していると共に、前部トラツ
ク20の前端362および後端364間に取付け
られている。
キヤリツジ22は、第3図に示すようにT―ハ
ンドル型つめピン354を孔356から離脱し、
それを90゜回転して開放状態にロツクして、クラ
ンクをハンドル336により手動回転することに
より、手動により駆動できる。さらに被加工材ク
ランプ取付け具368が軸心12上で、基部32
4に溶接された剛性スタンド370から後方に突
出している。取付け具368はスプールの形状を
有し、円筒本体と円形端部フランジ372を備え
ている。端部フランジ372から後方へ長い中央
スパイク374が突出しており、このスパイク3
74軸心12と整合すると共に、一つの被加工材
端部375(第15b図)の中心を突き刺すよう
になつており、また列をなす短いスパイク376
が設けられて、被加工材118の端部375を突
き刺して、丸太被加工材118が軸心12回りに
回転しないように保持している。
ンドル型つめピン354を孔356から離脱し、
それを90゜回転して開放状態にロツクして、クラ
ンクをハンドル336により手動回転することに
より、手動により駆動できる。さらに被加工材ク
ランプ取付け具368が軸心12上で、基部32
4に溶接された剛性スタンド370から後方に突
出している。取付け具368はスプールの形状を
有し、円筒本体と円形端部フランジ372を備え
ている。端部フランジ372から後方へ長い中央
スパイク374が突出しており、このスパイク3
74軸心12と整合すると共に、一つの被加工材
端部375(第15b図)の中心を突き刺すよう
になつており、また列をなす短いスパイク376
が設けられて、被加工材118の端部375を突
き刺して、丸太被加工材118が軸心12回りに
回転しないように保持している。
第2,12,15aおよび15b図において、
後部トラツク21が軸心12に沿つてその下側
を、フレーム17から後方へ突出すると共に、支
持台376(第15aおよび15b図)により基
体14の上方に支持されている。トラツク21は
H形断面形状を有し、直立部378と横ウエブ3
80(第13図)を有している。総体的に24で
示される受容キヤリツジは、第13図に示すよう
にローラ382により、トラツク21上に摺動自
在に取付けられており、またローラ382はそれ
ぞれ、第2の逆U字チヤンネル基部384内に回
転自在に取付けられて、隅部にグループを構成し
ていて、トラツク21の直立部378の頂部38
6、外側部388および低部390上に転動する
ようになつている。さらに受容キヤリツジ24
は、第2図に示すようにトラツク21上を、ウイ
ンチ391により側方へ引張られるようになつて
おり、前記ウインチ391は巻揚げ機394を駆
動するモータ392を包含しており、巻揚げ機3
94の周囲に巻回された編組スチールケーブル3
96は、トラツク21のウエブ380の窓開口3
98を上方へ通り、かつ第2のチヤンネル基部3
84(第13図参照)の下方の取付け位置400
(第15b図)へ戻つている。キヤリツジ24は、
リミツトスイツチ402(第12図参照)によ
り、モータ392への電流が切られるまで、モー
タ392により前方へ引張られるようになつてお
り、前記リミツトスイツチ402はフレーム17
の背部でトラツク21の側部に配置されて、第1
3図に示す受容キヤリツジの基部384が最前部
位置に到達した時に、モータ392への電流を切
るように作動するようになつている。基部384
は係止フツク404(第15b図)を備えてお
り、このフツク404は受容キヤリツジ24がモ
ータ392の回転によりウインチ391のケーブ
ル396を介して前方位置へ引張られると、スト
ライカ406の斜面を昇ると共に次いで落下し
て、受容キヤリツジ24を後方移動しないように
ロツクするようになつている。第2図において、
フツク404は、リンク装置407により手動操
作されるリフトフインガー405により、ストラ
イカ406から離脱される。さらにリンク装置4
07は引張り部片409を備え、これがベルクラ
ンク409aをシヤフト411上で回転すると、
リンク413が回転して、フツク404を上昇さ
せ、リフトフインガーチツプ405aが後方かつ
下方に押され、フツクの垂下した先端404aと
接触するまで受容キヤリツジの基部384の最初
の後方移動中、フツク404はストライカ406
から離れた位置に保持されている。
後部トラツク21が軸心12に沿つてその下側
を、フレーム17から後方へ突出すると共に、支
持台376(第15aおよび15b図)により基
体14の上方に支持されている。トラツク21は
H形断面形状を有し、直立部378と横ウエブ3
80(第13図)を有している。総体的に24で
示される受容キヤリツジは、第13図に示すよう
にローラ382により、トラツク21上に摺動自
在に取付けられており、またローラ382はそれ
ぞれ、第2の逆U字チヤンネル基部384内に回
転自在に取付けられて、隅部にグループを構成し
ていて、トラツク21の直立部378の頂部38
6、外側部388および低部390上に転動する
ようになつている。さらに受容キヤリツジ24
は、第2図に示すようにトラツク21上を、ウイ
ンチ391により側方へ引張られるようになつて
おり、前記ウインチ391は巻揚げ機394を駆
動するモータ392を包含しており、巻揚げ機3
94の周囲に巻回された編組スチールケーブル3
96は、トラツク21のウエブ380の窓開口3
98を上方へ通り、かつ第2のチヤンネル基部3
84(第13図参照)の下方の取付け位置400
(第15b図)へ戻つている。キヤリツジ24は、
リミツトスイツチ402(第12図参照)によ
り、モータ392への電流が切られるまで、モー
タ392により前方へ引張られるようになつてお
り、前記リミツトスイツチ402はフレーム17
の背部でトラツク21の側部に配置されて、第1
3図に示す受容キヤリツジの基部384が最前部
位置に到達した時に、モータ392への電流を切
るように作動するようになつている。基部384
は係止フツク404(第15b図)を備えてお
り、このフツク404は受容キヤリツジ24がモ
ータ392の回転によりウインチ391のケーブ
ル396を介して前方位置へ引張られると、スト
ライカ406の斜面を昇ると共に次いで落下し
て、受容キヤリツジ24を後方移動しないように
ロツクするようになつている。第2図において、
フツク404は、リンク装置407により手動操
作されるリフトフインガー405により、ストラ
イカ406から離脱される。さらにリンク装置4
07は引張り部片409を備え、これがベルクラ
ンク409aをシヤフト411上で回転すると、
リンク413が回転して、フツク404を上昇さ
せ、リフトフインガーチツプ405aが後方かつ
下方に押され、フツクの垂下した先端404aと
接触するまで受容キヤリツジの基部384の最初
の後方移動中、フツク404はストライカ406
から離れた位置に保持されている。
第1,13,15bおよび18図において、第
2図の被加工材クランプ取付け具408(第13
図)が、基部384に溶接された剛性構造部41
0上で、軸心12において前方へ突出している。
第13図において取付け具408は四角形チユー
ブ414の断面形状を有し、その軸心は丸太の軸
心12と共通であると共に、その前端部は壁部4
16により覆われている。この壁部416には前
方に長い中央スパイク418が軸心12上に突出
して、第2の被加工材の端部419の中心を突き
刺しており、また列をなす短いスパイク422が
丸太被加工材118の第2の丸太被加工材端部4
19(第15b図)を突き刺していて、移送キヤ
リツジ取付け具368上のスパイク376が、丸
太被加工材118を軸心12上で回転しないよう
に保持する作用を助けるようになつている。第2
の取付け具408(第13図)は、プランジヤー
424を備えており、その前端部426は壁部4
16を通して突出すると共に、第2取付け具40
8の後部に固定的に取付けられた空気駆動シリン
ダ428により作動される。プランジヤー424
はシリンダ428により作動されて、丸太被加工
材端部419に向けて前方へ操作され、前記端部
419をスパイク418および422から離脱さ
せて、仕上げられた丸太118をフインガー43
0(第18図)上へ排出するようになつている。
フインガー430は支柱432の垂直軸心上で水
平に逆回転するように取付けられると共に、基体
14に係止された脚柱438に取付けられた空気
駆動シリンダ436(第1図)により、ベルクラ
ンク434を介して作動されるようになつてい
る。
2図の被加工材クランプ取付け具408(第13
図)が、基部384に溶接された剛性構造部41
0上で、軸心12において前方へ突出している。
第13図において取付け具408は四角形チユー
ブ414の断面形状を有し、その軸心は丸太の軸
心12と共通であると共に、その前端部は壁部4
16により覆われている。この壁部416には前
方に長い中央スパイク418が軸心12上に突出
して、第2の被加工材の端部419の中心を突き
刺しており、また列をなす短いスパイク422が
丸太被加工材118の第2の丸太被加工材端部4
19(第15b図)を突き刺していて、移送キヤ
リツジ取付け具368上のスパイク376が、丸
太被加工材118を軸心12上で回転しないよう
に保持する作用を助けるようになつている。第2
の取付け具408(第13図)は、プランジヤー
424を備えており、その前端部426は壁部4
16を通して突出すると共に、第2取付け具40
8の後部に固定的に取付けられた空気駆動シリン
ダ428により作動される。プランジヤー424
はシリンダ428により作動されて、丸太被加工
材端部419に向けて前方へ操作され、前記端部
419をスパイク418および422から離脱さ
せて、仕上げられた丸太118をフインガー43
0(第18図)上へ排出するようになつている。
フインガー430は支柱432の垂直軸心上で水
平に逆回転するように取付けられると共に、基体
14に係止された脚柱438に取付けられた空気
駆動シリンダ436(第1図)により、ベルクラ
ンク434を介して作動されるようになつてい
る。
第1および15b図において、振動安定装置が
総体的に30で示されていると共に、旋回アーム
442上に回転自在に取付けられたホイール44
0を備えており、旋回アーム442は、基体14
に堅固に取付けられている傾斜支持体448の頂
端部446に対して、444(第1図)において
所定角度旋回自在に取付けられている。空気駆動
シリンダ450が支持体448とアーム442と
の間に取付けられて、シリンダ450が引込めら
れた時にホイール440を上昇させ、シリンダ4
50が伸長された時にホイール440を下降し
て、丸太118をクランプし、丸太118が軸心
12に沿つて丸太成形過程を通過する時、丸太1
18に対して安定化下向き力を維持するようにな
つている。
総体的に30で示されていると共に、旋回アーム
442上に回転自在に取付けられたホイール44
0を備えており、旋回アーム442は、基体14
に堅固に取付けられている傾斜支持体448の頂
端部446に対して、444(第1図)において
所定角度旋回自在に取付けられている。空気駆動
シリンダ450が支持体448とアーム442と
の間に取付けられて、シリンダ450が引込めら
れた時にホイール440を上昇させ、シリンダ4
50が伸長された時にホイール440を下降し
て、丸太118をクランプし、丸太118が軸心
12に沿つて丸太成形過程を通過する時、丸太1
18に対して安定化下向き力を維持するようにな
つている。
第14図において、総体的に32で示される二
次移送機構が駆動ホイール452を包含してお
り、この駆動ホイール452は軸心12の上方に
中心を有すると共に、モータ454により駆動さ
れるようになつており、モータ454はアーム4
56に固定的に取付けられると共に、通常のチエ
ーン駆動装置458と駆動シヤフト460とを介
して駆動ホイール452を駆動するようになつて
おり、前記駆動シヤフト460はアーム456の
クロス部材462内に回転自在にジヤーナル支持
されると共に、ホイール452のハブに固定的に
連結されている。アーム456は464において
2重スタンド466の頂部に水平位置でピボツト
止めされており、前記2重スタンド466は基体
14と一体のブロツク基部468に埋込まれてい
る。輪郭支持ローラ470が、トラツク21の下
側で473においてピボツト止めされた支持アー
ム472の端部に、回転自在に取付けられてい
る。駆動ホイール452と支持ローラ470は、
総体的に474で示される連結リンク装置により
共働するようになつている。リンク装置474は
支持部材482に回転自在に取付けられたシヤフ
ト480を包含しており、シヤフト480は空気
駆動シリンダ483により回転して所定の角度だ
け変位する。この空気駆動シリンダ483は2重
スタンド466に対して旋動自在に連結されると
共に、シヤフト480のレバーアーム485に作
用している。第2レバーアーム486および第3
アーム489が共にシヤフト480に溶接されて
いる。その機構は第14図に示されているよう
に、空気シリンダ483は伸長してシヤフト48
0をレバーアーム485を介して反時計方向に回
転し、したがつて第2アーム486は連結リンク
488を介して、駆動ホイール452を引下げる
作用を行ない、その間第3アーム489はアーム
472の底部に作用して、支持ローラ470を上
昇させるようになつている。空気シリンダ483
は引込められると、シヤフト480はレバーアー
ム477を介して時計方向に回転し、したがつて
第2アーム486は連結リンク488を介して、
駆動ホイール452を押上げる作用を行ない、そ
の間第3アーム489はアーム472の底部に作
用して、支持ローラ470を下降させることがで
きるようになつている。支持ローラ470はその
接触面491周囲に溝490を備えていて、ケー
ブル396がこの溝内に入りローラ470と丸太
被加工材118との間を通過できるようにしてい
る。
次移送機構が駆動ホイール452を包含してお
り、この駆動ホイール452は軸心12の上方に
中心を有すると共に、モータ454により駆動さ
れるようになつており、モータ454はアーム4
56に固定的に取付けられると共に、通常のチエ
ーン駆動装置458と駆動シヤフト460とを介
して駆動ホイール452を駆動するようになつて
おり、前記駆動シヤフト460はアーム456の
クロス部材462内に回転自在にジヤーナル支持
されると共に、ホイール452のハブに固定的に
連結されている。アーム456は464において
2重スタンド466の頂部に水平位置でピボツト
止めされており、前記2重スタンド466は基体
14と一体のブロツク基部468に埋込まれてい
る。輪郭支持ローラ470が、トラツク21の下
側で473においてピボツト止めされた支持アー
ム472の端部に、回転自在に取付けられてい
る。駆動ホイール452と支持ローラ470は、
総体的に474で示される連結リンク装置により
共働するようになつている。リンク装置474は
支持部材482に回転自在に取付けられたシヤフ
ト480を包含しており、シヤフト480は空気
駆動シリンダ483により回転して所定の角度だ
け変位する。この空気駆動シリンダ483は2重
スタンド466に対して旋動自在に連結されると
共に、シヤフト480のレバーアーム485に作
用している。第2レバーアーム486および第3
アーム489が共にシヤフト480に溶接されて
いる。その機構は第14図に示されているよう
に、空気シリンダ483は伸長してシヤフト48
0をレバーアーム485を介して反時計方向に回
転し、したがつて第2アーム486は連結リンク
488を介して、駆動ホイール452を引下げる
作用を行ない、その間第3アーム489はアーム
472の底部に作用して、支持ローラ470を上
昇させるようになつている。空気シリンダ483
は引込められると、シヤフト480はレバーアー
ム477を介して時計方向に回転し、したがつて
第2アーム486は連結リンク488を介して、
駆動ホイール452を押上げる作用を行ない、そ
の間第3アーム489はアーム472の底部に作
用して、支持ローラ470を下降させることがで
きるようになつている。支持ローラ470はその
接触面491周囲に溝490を備えていて、ケー
ブル396がこの溝内に入りローラ470と丸太
被加工材118との間を通過できるようにしてい
る。
第1,3および4図において、丸太成形装置1
0は、総体的に36で示されると共にダクト装置
520を有する、通常の木材チツプおよび木屑の
収集装置36を備えている。一つのダクト523
(第3図)が523aにおいて、貝殻状ハウジン
グ524に連結されており、このハウジング52
4は環状カツタ16の周囲にあると共に、カツタ
ヘツド108を包囲している。ハウジング524
は下部半体526と上部半体528とを備え、5
30でヒンジ止めされると共に、緩衝部材531
により固定されている。第2ダクト532が、弓
形溝カツタ18(第4図)の周囲で、弓形溝カツ
タヘツド261を包囲するハウジング282に連
結されており、また第3ダクト536はくら形溝
カツタ鋸539の周囲のチユーブ状ハウジング5
38に連結されている。第1図に示されるよう
に、木材チツプおよび木屑は、タクト装置520
を介して高容量フアン542により真空室540
へ吸引される大量の空気により、カツタ16,1
8および26から引取られる。
0は、総体的に36で示されると共にダクト装置
520を有する、通常の木材チツプおよび木屑の
収集装置36を備えている。一つのダクト523
(第3図)が523aにおいて、貝殻状ハウジン
グ524に連結されており、このハウジング52
4は環状カツタ16の周囲にあると共に、カツタ
ヘツド108を包囲している。ハウジング524
は下部半体526と上部半体528とを備え、5
30でヒンジ止めされると共に、緩衝部材531
により固定されている。第2ダクト532が、弓
形溝カツタ18(第4図)の周囲で、弓形溝カツ
タヘツド261を包囲するハウジング282に連
結されており、また第3ダクト536はくら形溝
カツタ鋸539の周囲のチユーブ状ハウジング5
38に連結されている。第1図に示されるよう
に、木材チツプおよび木屑は、タクト装置520
を介して高容量フアン542により真空室540
へ吸引される大量の空気により、カツタ16,1
8および26から引取られる。
第15aおよび15b図において、装置10に
よる丸太118の成形における機械の作動は、ウ
インチ391により受容キヤリツジ24を後部ト
ラツク上を前方へ巻揚げることにより開始され、
それにより最終的にキヤリツジ24はリミツトス
イツチ402を作動して、モータ392が停止
し、したがつてキヤリツジ24がその最前方位置
にあつて、フツク404がストライカ406上に
落下する。受容キヤリツジ24の取付け具408
は、環状カツタ16を通過して、その前方に少し
突出している。次に、丸太118が軸心12上に
中心合わせされるが、その際、端部419は受容
キヤリツジ24の中央スパイク418に保持され
ている。移送キヤリツジ22は前部トラツク20
上を後方(図中左方向)に移動し、最終的に、モ
ータ334が移送キヤリツジ22を後方に駆動し
て、それぞれ中央スパイク418および374を
木材端部419および375に強制的に突き刺す
時に、移送キヤリツジ22の中央スパイク374
が丸太の端部375に接触する。移送キヤリツジ
22は丸太118および受容キヤリツジ24に向
けて後方(図中左方向)に移動を続け、前記受容
キヤリツジ24はフツク404により後方移動が
拘束されており、フツク404はストライカ40
6に係止されていて、その結果、ストライカ40
6に対するモータ334の軸方向力によりスパイ
ク418,374が駆動され、それからスパイク
422および376が、移送クランプ取付け具3
68と受容クランプ取付け具408との間で、丸
太118を突き刺してそれを確実にクランプする
ようになつている。振動安定化装置30はホイー
ル440を下降して、丸太118の背部に押下げ
ることにより利用され、そこで丸太118は成形
される準備が終了したことになる。そしてモータ
334が一時的に止められる。
よる丸太118の成形における機械の作動は、ウ
インチ391により受容キヤリツジ24を後部ト
ラツク上を前方へ巻揚げることにより開始され、
それにより最終的にキヤリツジ24はリミツトス
イツチ402を作動して、モータ392が停止
し、したがつてキヤリツジ24がその最前方位置
にあつて、フツク404がストライカ406上に
落下する。受容キヤリツジ24の取付け具408
は、環状カツタ16を通過して、その前方に少し
突出している。次に、丸太118が軸心12上に
中心合わせされるが、その際、端部419は受容
キヤリツジ24の中央スパイク418に保持され
ている。移送キヤリツジ22は前部トラツク20
上を後方(図中左方向)に移動し、最終的に、モ
ータ334が移送キヤリツジ22を後方に駆動し
て、それぞれ中央スパイク418および374を
木材端部419および375に強制的に突き刺す
時に、移送キヤリツジ22の中央スパイク374
が丸太の端部375に接触する。移送キヤリツジ
22は丸太118および受容キヤリツジ24に向
けて後方(図中左方向)に移動を続け、前記受容
キヤリツジ24はフツク404により後方移動が
拘束されており、フツク404はストライカ40
6に係止されていて、その結果、ストライカ40
6に対するモータ334の軸方向力によりスパイ
ク418,374が駆動され、それからスパイク
422および376が、移送クランプ取付け具3
68と受容クランプ取付け具408との間で、丸
太118を突き刺してそれを確実にクランプする
ようになつている。振動安定化装置30はホイー
ル440を下降して、丸太118の背部に押下げ
ることにより利用され、そこで丸太118は成形
される準備が終了したことになる。そしてモータ
334が一時的に止められる。
第4,16aおよび16bにおいて、環状カツ
タ16および弓形溝カツタ18をそれぞれ作動さ
せるモータ94および292が始動される。木材
チツプおよび木屑の収集装置520(第1図参
照)を作動するフアン542が始動される。弓形
カツタ18が弓形切除部272の深さに合わせて
設定され、つめ409が上昇され、リンク装置4
07がリフトフインガー405をフツク404へ
上昇させ、受容キヤリツジ24が離脱される。モ
ータ334が始動されて、丸太118の円筒周面
を切削し仕上げる環状カツタ16と、丸太118
に円形弓形溝272を切削する弓形溝カツタ18
とを通して、丸太被加工材118が軸心12に沿
つて駆動される速度が設定される。モータ334
が停止され、丸太118の軸方向移動が停止され
て、くら形溝カツタクランプ28が丸太118を
確実にクランプする。くら形溝カツタ26はくら
形溝の角度および深さに適合するように設定され
る。第4図において、くら形溝カツタ26を作動
させるモータ550が始動すると、作動装置(ア
クチユエータ)552が鋸539を突出させて切
削を開始し、くら形溝554を形成するようにな
つている。クランプ28が開始され、そしてモー
タ334が再度始動される。成形および弓形溝の
形成が前述のように継続され、移送キヤリツジ2
2が環状カツタ16に近接した位置に到達するま
で、任意の追加くら形溝を形成するように再度中
断され、ここで前述の方法に従動する。振動安定
装置の回転ホイール440(第15b図参照)が
上昇される。
タ16および弓形溝カツタ18をそれぞれ作動さ
せるモータ94および292が始動される。木材
チツプおよび木屑の収集装置520(第1図参
照)を作動するフアン542が始動される。弓形
カツタ18が弓形切除部272の深さに合わせて
設定され、つめ409が上昇され、リンク装置4
07がリフトフインガー405をフツク404へ
上昇させ、受容キヤリツジ24が離脱される。モ
ータ334が始動されて、丸太118の円筒周面
を切削し仕上げる環状カツタ16と、丸太118
に円形弓形溝272を切削する弓形溝カツタ18
とを通して、丸太被加工材118が軸心12に沿
つて駆動される速度が設定される。モータ334
が停止され、丸太118の軸方向移動が停止され
て、くら形溝カツタクランプ28が丸太118を
確実にクランプする。くら形溝カツタ26はくら
形溝の角度および深さに適合するように設定され
る。第4図において、くら形溝カツタ26を作動
させるモータ550が始動すると、作動装置(ア
クチユエータ)552が鋸539を突出させて切
削を開始し、くら形溝554を形成するようにな
つている。クランプ28が開始され、そしてモー
タ334が再度始動される。成形および弓形溝の
形成が前述のように継続され、移送キヤリツジ2
2が環状カツタ16に近接した位置に到達するま
で、任意の追加くら形溝を形成するように再度中
断され、ここで前述の方法に従動する。振動安定
装置の回転ホイール440(第15b図参照)が
上昇される。
第17aおよび17b図において、二次移送機
構32が空気駆動シリンダ483を介してリンク
装置474に対して作動されて、支持ローラ47
0およびホイール452が丸太被加工材118を
保持する。モータ454が始動されて、後方移動
(図中左方向)が停止されている移送キヤリツジ
22から丸太118が後方へ移送される。丸太の
端部375が移送クランプ取付け具368および
スパイク374および376から引取られる。丸
太118は丸太ガイド313および受容キヤリツ
ジ24により案内されて軸心12に沿つて後方移
動を続けると共に、二次移送機構32により丸太
118が完全に環状カツタ16および弓形溝カツ
タ18を通過するように駆動される。そして丸太
の他端側のくら形溝の切削が行なわれる。これに
より第19図に示す丸太の切削が完了する。そし
て丸太が後部トラツクから排出された後、モータ
334が逆転して移送キヤリツジ22が前方へ後
退し、二次移送機構32は前部トラツク20上
を、次の丸太被加工材を受入れる位置まで前方へ
移動する。
構32が空気駆動シリンダ483を介してリンク
装置474に対して作動されて、支持ローラ47
0およびホイール452が丸太被加工材118を
保持する。モータ454が始動されて、後方移動
(図中左方向)が停止されている移送キヤリツジ
22から丸太118が後方へ移送される。丸太の
端部375が移送クランプ取付け具368および
スパイク374および376から引取られる。丸
太118は丸太ガイド313および受容キヤリツ
ジ24により案内されて軸心12に沿つて後方移
動を続けると共に、二次移送機構32により丸太
118が完全に環状カツタ16および弓形溝カツ
タ18を通過するように駆動される。そして丸太
の他端側のくら形溝の切削が行なわれる。これに
より第19図に示す丸太の切削が完了する。そし
て丸太が後部トラツクから排出された後、モータ
334が逆転して移送キヤリツジ22が前方へ後
退し、二次移送機構32は前部トラツク20上
を、次の丸太被加工材を受入れる位置まで前方へ
移動する。
第18図において、最後のくら形溝の切削が完
了し、丸太118は最初に、丸太の端部375が
通過する時に開放されている二次移送機構32に
より、そして次に丸太自体の運動量により後方に
移動され、最後に巻揚げ装置のモータ392が制
動されて、丸太が排出ステーシヨン上方で停止さ
れる。シリンダ436が作動されて、フインガ4
30が丸太の下側で横方向に揺動され、またシリ
ンダ428がプランジヤ424を介して作動され
て、丸太の端部419がクランプ取付け具408
から押し離され、スパイク418および422か
ら引取られて、仕上げられた丸太118がフイン
ガ430上に載置される。それから仕上げられた
丸太118は手動または自動装置により取除かれ
て、排出ステーシヨン34において基体14上に
置かれたビーム555上に一時的に載置される。
了し、丸太118は最初に、丸太の端部375が
通過する時に開放されている二次移送機構32に
より、そして次に丸太自体の運動量により後方に
移動され、最後に巻揚げ装置のモータ392が制
動されて、丸太が排出ステーシヨン上方で停止さ
れる。シリンダ436が作動されて、フインガ4
30が丸太の下側で横方向に揺動され、またシリ
ンダ428がプランジヤ424を介して作動され
て、丸太の端部419がクランプ取付け具408
から押し離され、スパイク418および422か
ら引取られて、仕上げられた丸太118がフイン
ガ430上に載置される。それから仕上げられた
丸太118は手動または自動装置により取除かれ
て、排出ステーシヨン34において基体14上に
置かれたビーム555上に一時的に載置される。
最後に第19図には、一般的な成形が完了した
丸太118が示されており、滑らかな仕上げ円周
面168、横断くら形溝118aおよび軸方向の
弓形溝272を備えている。
丸太118が示されており、滑らかな仕上げ円周
面168、横断くら形溝118aおよび軸方向の
弓形溝272を備えている。
この発明を良好な実施例により説明してきた
が、この発明および特許請求の範囲の記載の範囲
内で、その形態および細部を変更できることは明
らかであろう。
が、この発明および特許請求の範囲の記載の範囲
内で、その形態および細部を変更できることは明
らかであろう。
第1図はこの発明の縮尺概略斜視図、第2図は
一部破断した部分右側立面図、第3図は第1図の
矢印Aから見た部分斜視図、第4図は第1図の矢
印Bから見た部分斜視図、第5図は第1図の矢印
Cから見た部分斜視図、第6図は環状カツタヘツ
ドの後方斜視図、第7図は環状カツタヘツドの正
面図、第8図は第7図の8―8線に沿う拡大斜断
面図、第9図は丸太被加工材の一部を仮想線で示
した第7図の9―9線に沿う拡大断面図、第10
図は第7図の10―10線に沿う拡大底平面断面
図、第11図は軸心の上方にある平削り刃と、仮
想線で示される丸太被加工材の位置を示す、第1
0図の平削り刃の平面図、第12図は第1図の矢
印Dから見た部分背斜視図、第13図は第1図の
矢印Eから見た部分正面斜視図、第14図は第1
図の矢印Fから見た部分正面斜視図、第15aお
よび15b図は、単純化した縮尺右側面図、第1
6aおよび16b図は、部材が移動した後の第1
5aおよび15b図を同一の右側面図、第17a
および17b図は部材がさらに移動した後の第1
6aおよび16b図と同一の右側面図、第18図
はこの発明の排出端の部分右側面図、第19図は
仕上げられた典型的な丸太製品の斜視図である。 10……丸太成形装置、12……軸心、14…
…基体、16……環状カツタ、18……弓形溝カ
ツタ、22……移送キヤリツジ、24……受容キ
ヤリツジ、126,128……成形刃、130,
132……ブランク刃、134……平削り刃。
一部破断した部分右側立面図、第3図は第1図の
矢印Aから見た部分斜視図、第4図は第1図の矢
印Bから見た部分斜視図、第5図は第1図の矢印
Cから見た部分斜視図、第6図は環状カツタヘツ
ドの後方斜視図、第7図は環状カツタヘツドの正
面図、第8図は第7図の8―8線に沿う拡大斜断
面図、第9図は丸太被加工材の一部を仮想線で示
した第7図の9―9線に沿う拡大断面図、第10
図は第7図の10―10線に沿う拡大底平面断面
図、第11図は軸心の上方にある平削り刃と、仮
想線で示される丸太被加工材の位置を示す、第1
0図の平削り刃の平面図、第12図は第1図の矢
印Dから見た部分背斜視図、第13図は第1図の
矢印Eから見た部分正面斜視図、第14図は第1
図の矢印Fから見た部分正面斜視図、第15aお
よび15b図は、単純化した縮尺右側面図、第1
6aおよび16b図は、部材が移動した後の第1
5aおよび15b図を同一の右側面図、第17a
および17b図は部材がさらに移動した後の第1
6aおよび16b図と同一の右側面図、第18図
はこの発明の排出端の部分右側面図、第19図は
仕上げられた典型的な丸太製品の斜視図である。 10……丸太成形装置、12……軸心、14…
…基体、16……環状カツタ、18……弓形溝カ
ツタ、22……移送キヤリツジ、24……受容キ
ヤリツジ、126,128……成形刃、130,
132……ブランク刃、134……平削り刃。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基体; 前記基体に取付けられ丸太被加工材の両端を支
持するとともに進退動自在な移送支持装置; 回転中心が前記丸太の軸心と整合して定位置で
回転するように取付けられ、前記丸太の径より大
きい径の環状開口を有し、この開口周辺に複数の
刃取付け部を備える環状カツタヘツド装置; 少なくとも一対の刃を半径方向に対向する刃取
付け部に取付け、前記刃が丸太の軸心に対して所
定の角度(γ)を有するとともに刃先エツジを丸
太の軸心を通る横軸に対してわずかな角度(α)
に傾斜させ、所望の丸太の外径を決定する複数の
成形刃; 刃が前記環状カツタヘツド装置のフランジ面に
対して所定の角度(φ)をなし、かつ丸太の軸心
に対しても傾斜した角度(δ)を保ち、丸太の周
面に当接可能に前記刃取付け部に取付けられ、し
かも刃先エツジが丸太の所望周面に等しい凹面形
状となつている平削り刃; 前記刃取付け部に取付けられ、成形刃の切り込
み深さを一定に維持するために丸太の外径を荒削
する刃の尖つていないエツジを有する少なくとも
1つのブランク刃; 前記環状カツタヘツド装置を隣接して基体上に
取付けられ、前記カツタヘツド装置内を通過する
丸太被加工材に成形および平削り加工と同時に丸
太の軸方向に溝を切削する縦溝カツタ装置; 前記環状カツタヘツド装置および縦溝カツタ装
置を各々回転駆動する駆動装置; を備えてなる丸太成形装置。 2 環状カツタヘツド装置がこれを取り囲むカツ
タハウジング内に取付けられており、該ハウジン
グは前記環状カツタヘツド装置が丸太被加工材に
対して作動される時、前記環状カツタヘツド装置
から木材チツプおよび木屑を除去する収集装置を
包含している特許請求の範囲第1項に記載の丸太
成形装置。 3 収集装置が前記環状カツタヘツド装置に作動
的に連結された廃物除去ダクト装置、該ダクト装
置を介して木材チツプおよび木屑を吸引するよう
に連結された真空源装置、および前記ダクト装置
を介して前記環状カツタヘツド装置から吸引され
た材料を貯蔵する真空室を備えている特許請求の
範囲第2項に記載の丸太成形装置。 4 成形刃と丸太被加工材の表面とのなす角
(γ)が約45゜である特許請求の範囲第1項に記載
の丸太成形装置。 5 成形刃の刃先エツジと丸太の軸心を通る横軸
とのなす角が約5゜である特許請求の範囲第1項に
記載の丸太成形装置。 6 平削り刃と環状カツタヘツド装置のフランジ
面とのなす角(φ)が約45゜であり、かつ前記平
削り刃のエツジと丸太の軸心とのなす角(δ)が
約15゜である特許請求の範囲第1項に記載の丸太
成形装置。 7 移送支持装置が 前記丸太被加工材の一端を、支持するために前
部トラツク上に取付けられた移送キヤリツジ装
置、および 前記丸太被加工材の他端を支持するために後部
トラツク上に取付けられた受容キヤリツジ装置 からなる特許請求の範囲第1項に記載の丸太成形
装置。 8 移送キヤリツジ装置が前部トラツク上のチエ
ーンと係合するスプロケツトを回転駆動する駆動
モータ装置を備え、前記環状カツタヘツド装置に
対して進退動可能となる特許請求の範囲第7項に
記載の丸太成形装置。 9 環状カツタヘツド装置と受容キヤリツジ装置
の間に設けられ、前記移送キヤリツジ装置が前部
トラツクの終端の環状カツタヘツド装置側に到達
した後で、前記丸太被加工材および受容キヤリツ
ジ装置を後部トラツクに沿つて移動するようにし
た二次移送機構を有している特許請求の範囲第7
項に記載の丸太成形装置。 10 前記二次移送機構が、丸太の表面に当接す
るモータ駆動の摩擦駆動ホイール装置と、このホ
イールとは丸太の径方向に相対向して丸太を支持
する支持ローラとを備え、 駆動シリンダの操作でアームを介して連結した
シヤフトを角度変位させ前記ホイールと支持ロー
ラが互いに離間接近するようにした特許請求の範
囲第9項記載の丸太成形装置。 11 縦溝カツタ装置が弓形溝を形成するカツタ
である特許請求の範囲第1項に記載の丸太成形装
置。 12 受容キヤリツジ装置と弓形溝カツタ装置間
の基体上にくら形溝カツタ装置を取付け、丸太被
加工材の横方向にくら形溝を形成するようにした
特許請求の範囲第11項に記載の丸太成形装置。 13 環状カツタヘツド装置と移送キヤリツジ装
置間の基体上に支持体を固定し、該支持体の頂部
に駆動シリンダで旋回する旋回アームを取付け、
該旋回アーム端部の回転ホイールを丸太の表面に
当接する振動安定装置を備えている特許請求の範
囲第1項に記載の丸太成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8359485A JPS61242802A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 丸太成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8359485A JPS61242802A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 丸太成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61242802A JPS61242802A (ja) | 1986-10-29 |
JPH02162B2 true JPH02162B2 (ja) | 1990-01-05 |
Family
ID=13806811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8359485A Granted JPS61242802A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 丸太成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61242802A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0324324Y2 (ja) * | 1987-12-28 | 1991-05-28 | ||
JPH03112305U (ja) * | 1990-03-05 | 1991-11-18 | ||
JPH04224901A (ja) * | 1990-12-26 | 1992-08-14 | Osamu Yabusaki | 原木を円柱状体に加工するカッター |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5161576U (ja) * | 1974-11-09 | 1976-05-14 | ||
US4067368A (en) * | 1976-04-20 | 1978-01-10 | Beecroft William K | Cabin log shaper |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP8359485A patent/JPS61242802A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61242802A (ja) | 1986-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4519429A (en) | Log shaper | |
US5676124A (en) | Ceramic and masonry power saw | |
US4584918A (en) | Portable sawmill | |
US5176060A (en) | Truss miter angle saws | |
US5806401A (en) | Satellite sawmill with adjustable saws and automatic sawbolt centering device | |
US4579025A (en) | Rotator cutter machine for large paper rolls | |
US5460068A (en) | Apparatus for cutting ice cakes into blocks | |
JPH0332594A (ja) | サンドイッチパネル裁断方法及び装置 | |
CN211278776U (zh) | 一种便于调节的木质门加工用切割机构 | |
EP0311601A1 (en) | SAWING METHOD AND ARRANGEMENT FOR USE THEREOF. | |
JPH02162B2 (ja) | ||
US4209005A (en) | Apparatus for cutting silicon having a pivoted work carriage utilizing an air bearing | |
CN116811041B (zh) | 一种用于异形石材件切割的自动夹持转运一体化工装 | |
US4681005A (en) | Twin arbor resaw with a fence having a continuous rotatable belt | |
US2688349A (en) | Log barking machine of light frame and having safety means for holding the log | |
US4763705A (en) | Tree felling apparatus | |
US4363342A (en) | Log milling apparatus | |
US3742993A (en) | Machine for cutting peeler cores on logs into studs and chips | |
JP2006110691A (ja) | 丸鋸切削装置 | |
CN222660458U (zh) | 一种激光切割机用下料装置 | |
JPH0880128A (ja) | 樹幹プロセッサ | |
CN114665672B (zh) | 一种定子端部线圈切割机 | |
US4228710A (en) | Cut-off saw attachment for machine tool | |
CN220297339U (zh) | 一种可多角度加工木材的数控断料锯 | |
CN220312933U (zh) | 转盘式切管机 |