JPH02160906A - フルフェイス型ヘルメット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はフルフェイス型ヘルメットに関する。

（従来の技術とその問題点） 一般に、フルフェイス型ヘルメットは、下端を開口して
顔全体が入る形状に一体成形した帽体の内面に衝撃吸収
材を貼着して構成されている。そして、衝突、転倒等の
事故発生時に使用者の頭を衝撃から守るようになってい
る。

ところで、上述した従来のフルフェイス型ヘルメットは
、首周りを防護する防護部材を備えておらず、よって衝
突、転倒事故の衝撃から使用者の首を守ることができな
かった。その為、従来においては、前記事故発生時に鞭
打１首骨折等を引起すことがしばしばあった。

そこで、使用者の首周りに巻回するｍｓ吸収部材を帽体
の下端縁に設りること（特開昭５４−４９９号公報）も
考えられるが、その場合、ヘルメットの被着、取り外し
に支障をぎたすという問題点があった。

（発明が解決しようとする課題） 以上の問題点を解決する為の本発明の課題は、衝撃吸収
部材を衝突、転倒時のみヘルメット使用者の首周りに現
出巻回させて、鞭打１首骨折等の事故を防げるフルフェ
イス型ヘルメットを提供することである。

（ｉｌｌ！題を達成する為の手段） 以−にの課題を達成する為の本発明の手段は、帽体の下
端周縁に通常は折り畳まれているエアバッグを装着し、
衝突、転倒時のｖｊＪ撃を受けた際ガスを発生して瞬時
に前記エアバッグを脹らませるガス発生装置を設けたこ
とである。

（作用） 以上の手段によれば、衝突、転倒等の事故が発生すると
、ガス発生装置がエアバッグにガスを送り、そのガス圧
でもってエアバッグが瞬時に脹らんでヘルメット使用者
の首周りに巻回する。

（発明の効果） 本発明は以上の様に構成したことにより以下の効果を有
する。

エアバッグを瞬時に脹らませて、衝突、転倒等の事故発
生時にヘルメット使用者の首周りを防護でき、よって鞭
打９首骨折等の事故を防いでより安全性に優れたフルフ
ェイス型ヘルメットを提供することができる。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

図中（Ａ＞はヘルメット本体で、ＦＲＰ等の素材でもっ
て前面に窓孔（１１）を備えた帽体（１）を一体成形し
、この帽体（１）の内面には所望の衝撃吸収性能をもっ
た衝撃吸収性能（２）を貼着しである。さらに、帽体（
１）の下端周縁（１２）にはエアバッグ（３）を貼着し
、後面にはこのエアバッグ（３）を脹らませるガス発生
装置（４）を設けである。

エアバッグ（３）は耐熱性、耐耗性、耐候性に優れた素
材、例えばナイロンでもって、使用者の首周りに巻回す
る環状に一体成形され衝突、転倒等の事故発生時にその
衝撃を吸収して使用者の首を防護するに充分な容積を備
えている。そして、通常は折畳まれて帽体（１）の下端
周縁（１２）に装着し１ｃカバー（３１）内に収納され
ている。カバー（３１）は、例えば合成樹脂性の薄膜フ
ィルム等によって成形されていて、エアバッグ（３）の
膨脹力によって破裂可能な強度を有している。

ガス発生波＠（４）は、内部に固形燃料（４１）を充填
したケーシング（４２）を帽体（１）の後面下端部に固
設し、このケーシング（４２）に点火プラグ（４３）を
突設すると共に、ケーシング（４２）内部とエアバッグ
（３）内部とを連通ずる連結管（４４）を設け、前記点
火プラグ（４３）と車体側に設けたセンサー（不図示）
とをコード（４５）を介して電気的に接続しである。そ
して、点火プラグ（４３）によって固形燃料（４１）を
起爆・ガス化させ、そのガス圧でもってエアバッグ（３
）を脹らませるようになっている。点火プラグ（４３）
はセンサーからの感知信号を受けるか、或いはセンナ−
との電気的接続が遮断された際火花を発して固形燃料（
４１）を起爆させるようになっている。

固形燃料（４１）はガス化によってエアバッグ（３）を
瞬時にかつ充分に膨らませるに最低限必要な火薬量を備
えている。尚、上述したケーシング（４２）は固形燃料
（４１）の起爆に耐え得る強度を備えていることは言う
までもない。

センサーは従来周知の衝撃センサーで、車体所望箇所に
設けられて衝突、転倒等の事故発生時にその衝撃を感知
して感知信号を発生するようになっている。

而して、衝突、転倒等の事故が発生すると、センサーか
らの感知信号、或いはコード（４５）の切断等によるセ
ンサーと点火プラグ（４３）の遮断により、点火プラグ
（４３）が発火して固形燃料（４１）を起爆・ガス化さ
せエアバッグ（３）を瞬時に脹らまず。

一方エアバッグ（３）はヘルメット本体（Ａ）使用者の
首周りに巻回し、前記衝突、転倒による衝撃を吸収して
使用者の首を防護する。

尚、本実施例においては、上述した如く、ヘルメット本
体（Ａ）に取付けた固形燃料（４１）の起爆・ガス化に
よりエアバッグ（３）を脹らませるようにしたが、これ
に限定されず、例えば車体側に圧縮空気のボンベを設置
プその開閉弁をセンサからの感知信号によって開口して
エアバッグ（３）を脹らませることも可能である。

本実施例においては固形燃料（４１）を用いることによ
り、ガス発生装置（４）の軽量、縮小化を図ることがで
きると共に、起爆剤の定量充填を正確且つ容易に行なう
ことが出来る利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図はエアバッグを
脹らませた状態におけるヘルメットの側面図、第２図は
エアバッグを折り畳んだ状態にお番ノるヘルメットの側
面図、第３図は第２図の要部拡大断面図である。 尚、図中、 （１）：帽体　　　　　（３）：エアバッグ（４）：ガ
ス発生装置 とする。 特 許 出 願 人 新 井 理 夫 区 く′Ｘ−一７ 〆−（−一μ７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帽体の下端周縁に通常は折り畳まれているエアバックを
   装着し、衝突、転倒時の衝撃を受けた際ガスを発生して
   瞬時に前記エアバックを脹らませるガス発生装置を設け
   てなるフルフェイス型ヘルメット。