JPH0216083B2 - - Google Patents

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JPH0216083B2
JPH0216083B2 JP57112232A JP11223282A JPH0216083B2 JP H0216083 B2 JPH0216083 B2 JP H0216083B2 JP 57112232 A JP57112232 A JP 57112232A JP 11223282 A JP11223282 A JP 11223282A JP H0216083 B2 JPH0216083 B2 JP H0216083B2
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JP
Japan
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electrical
optical
frequency analysis
signals
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Susumu Matsumura
Takemitsu Higuchi
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Kansai Electric Power Co Inc
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Kansai Electric Power Co Inc
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【発明の詳細な説明】 この発明は、コロナ放電検出装置および検出方
法に関し、特に、ガス絶縁開閉装置等において発
生するコロナ放電を検出する装置および検出方法
に関する。
ガス絶縁開閉装置とは、母線、遮断器、断路
器、避雷器など開閉装置の構成機器の充電部を円
筒状の接地金属容器のほぼ中央に配置し、適当な
間隔でエポキシ樹脂注形品で支持し、充電部と接
地金属容器との間を絶縁性能の優れたSF6(6ふ
つ化いおう)ガスなどで満たした構造の開閉装置
である。
このようなガス絶縁開閉装置においては、予防
保全を図り事故の未然防止を図る等のため、その
内部において発生するコロナ放電を検出してい
る。
第1図は、従来のガス絶縁開閉装置内部のコロ
ナ放電検出装置を示す概略図である。ガス絶縁開
閉装置34(ただし、第1図はその一部分を示
す。)の金属容器26の内部には母線27が設け
られている。金属容器26は、脚部28,29に
て支持されている。金属容器26には検出電極3
0が貼付けられている。この金属容器26と検出
電極30とは静電的に結合されているが、直接に
は結合されていない。検出電極30は抵抗器3
1,32を介して接地されている。抵抗器32の
両端は端子a,bに接続されており、当該端子
a,bにはシンクロスコープ33が接続されてい
る。
第2図は、第1図の装置のコロナパルスに対す
る電気的等価回路を示す概略図である。母線27
と金属容器26との間には静電容量C1が存在す
る。金属容器26と大地との間には静電容量C2
と、脚部28によるインダクタンスL3と、脚部
29によるインダクタンスL4とが存在する。金
属容器26と検出電極30との間には静電容量
C3が存在し、検出電極30と大地との間には、
抵抗器31による抵抗R1およびインダクタンス
L1と、抵抗器32による抵抗R2およびインダク
タンスL2とが存在する。もし、母線27の表面
等でコロナ放電が生じている場合、このコロナ放
電によるノイズは上記L,C,Rの分圧回路で分
圧され端子a,bに出力される。したがつて、シ
ンクロスコープ33により端子a,b間の電圧波
形を観察すれば、ガス絶縁開閉装置の内部で生じ
たコロナ放電を一応は検出することができる。
しかし、第1図のような従来の装置において
は、コロナパルスに対しては第2図に示すように
L,C,Rの複雑な分圧回路が構成されているた
め、これらL,C,R間で電気振動が発生し、分
圧比の周波数特性を悪くし、結局はコロナ放電の
検出を不正確かつ困難にしていた。また、付近に
高電圧の機器がある場合は、検出電極30はその
機器からの静電誘導を受けるので、この点からも
検出を不正確かつ困難にしていた。そして、検出
電極30は金属容器26に貼付けられて固定され
ているので、1つの装置によりガス絶縁開閉装置
の任意の箇所において自由にコロナ放電の検出を
することができなかつた。さらに、雷サージ等に
より母線27と金属容器26との間で放電が生
じ、金属容器26の電位が異常に上昇した場合等
では、金属容器26とシンクロスコープ33は静
電容量C3等を介して電気的に密に結合されてい
るので、シンクロスコープ33を操作している人
間に危険が及ぶという可能性もあつた。
この発明は、上述のような従来の装置および方
法の欠点を除去するためになされたものであり、
任意の箇所においてコロナ放電を正確にしかも安
全に検出できる装置および検出方法を提供するこ
とを目的とする。
この発明を要約すれば、それぞれが接地された
金属カバーにより静電しやへいが施された第1お
よび第2のループアンテナをそれぞれ互いに直角
に交差して配置して被測定物から放射される磁界
を検出し、第1および第2のループアンテナから
出力された電気信号をそれぞれ個別的に光信号に
変換して伝送し、伝送されてきたそれぞれの光信
号を電気信号に変換し、変換された電気信号に応
答してコロナ放電を測定するようにコロナ放電検
出装置が構成される。
コロナ放電検出方法は、それぞれが接地された
金属カバーにより静電しやへいが施された第1お
よび第2のループアンテナを互いに直角に交差し
て被測定物の近くに設置して被測定物から放射さ
れる磁界を検出し、それぞれのループアンテナか
ら出力される第1および第2の電気信号を第1お
よび第2の光信号に変換して伝送し、伝送された
第1および第2の光信号を第3および第4の電気
信号に変換して、周波数分析を複数回行ない、こ
のステツプによつて得られた周波数分析データの
平均値を求め、時間を異ならせて第3および第4
の電気信号の周波数分析をさらに複数回行ない、
その結果得られた周波数分析データの平均値を求
め、時間を異ならせた第3および第4の電気信号
の周波数分析データの平均値のそれぞれの差の絶
対値を求め、それぞれの絶対値のデータと基準デ
ータとの差を求めるステツプを含む。
以下、この発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
第3図は、この発明に係るコロナ放電検出装置
の一実施例を示す概略図である。第4図は、ルー
プアンテナの一例を示す斜視図である。ガス絶縁
開閉装置等の被測定物1の近くに、互いに直角に
交差しているループアンテナ2および16が設置
されている。このループアンテナ2および16は
一体としており移動可能である。ループアンテナ
2は、導体4とそれを包む金属カバー3により構
成されており、金属カバー3は接地されている。
ただし、金属カバー3はループを形成しておら
ず、この金属カバー3により導体4は静電しやへ
いのみが施されている。導体4は抵抗器5を介し
てループを形成している。抵抗器5の両端はハイ
パスフイルタ6の入力部に接続されており、ハイ
パスフイルタ6の出力部は積分器7の入力部に接
続されている。積分器7の出力部は電気/光信号
変換器8の入力部に接続されており、電気/光信
号変換器8の出力部は光フアイバ9の一方の端部
に接続されている。光フアイバ9の他方の端部は
光/電気信号変換器10の入力部に接続されてお
り、光/電気信号変換器10の出力部は放射磁界
識別器11の入力部およびシンクロスコープ15
に接続されている。放射磁界識別器11は、2チ
ヤンネルのトランジエントレコーダ12と、それ
に接続されたCPU13と、それに接続されたメ
モリ14とを備える。すなわち、光/電気信号変
換器10の出力部はトランジエントレコーダ12
の入力部に接続されている。ループアンテナ16
の構成および出力信号の放射磁界識別器11への
伝送手段等も前述と全く同様である。
次に、第3図に示す回路の動作を第5図を参照
しながら説明する。第5図は、ループアンテナの
平面配置と被測定物との関係を示す概略図であ
る。ループアンテナ2の設置方向をX軸とした場
合、ループアンテナ16の設置方向はY軸とな
る。そして、被測定物1とループアンテナ16と
のなす角度をθとする。今、被側定物1において
コロナ放電が発生している場合、そのコロナ放電
により被測定物1からは電界および磁界が放射さ
れる。しかし、ループアンテナ2および16は静
電しやへいが施されているため、ループアンテナ
2および16は放射磁界のみを検出する。ループ
アンテナ2または16と鎖交する磁束をφとした
場合、この磁束により抵抗器5の両端に誘起され
る電圧dVXは、次式で表わすことができる。
dVX=K(dφ/dt)cosθ …(1) ここで、Kは比例定数である。この電圧dVX
は、ハイパスフイルタ6を経由して積分器7に入
力される。ハイパスフイルタ6を経由することに
より、商用周波等の低周波の電圧成分は除去され
る。そして前記電圧dVXは、積分器7において積
分され、積分器7から出力される電圧VXは次式
で表わすことができる。
VX=Kcosθ∫(dθ/dt)dt …(2) この電圧VXは電気/光信号変換器8に入力さ
れ、そこにおいて光信号に変換され、当該光信号
は光フアイバ9を経由してループアンテナ2から
離れた(たとえば、数十メータ)地点まで伝送さ
れ、光/電気信号変換器10に入力される。光/
電気信号変換器10に入力された光信号は、そこ
において電気信号に変換されて再び電圧VXとな
りトランジエントレコーダ12およびシンクロス
コープ15に入力される。
同様に、ループアンテナ16の両端に誘起され
る電圧dVYは次式で表わすことができる。
dVY=K(dφ/dt)sinθ …(3) さらに、光/電気信号変換器24から出力さ
れ、トランジエントレコーダ12およびシンクロ
スコープ25に入力される電圧VYは次式で表わ
すことができる。
VY=Ksinθ∫(dθ/dt)dt …(4) 以上のようにして、シンクロスコープ15また
は25にはループアンテナ2または16によつて
受信されたコロナ放電による電圧波形が表示され
る。したがつてこれらの波形を観察することより
被測定物1のコロナ放電を検出することができ
る。この場合、従来の装置のような検出電極や分
圧用の抵抗器を用いる必要はない。したがつて、
複雑な分圧回路により分圧を不正確にするという
ことはない。また、ループアンテナは金属カバー
により静電しやへいされているため、付近に高電
圧の機器があつたとしても静電誘導を受けること
はない。さらに、信号の遠方への伝送手段として
光フアイバを用いているのでこれにノイズが混入
することもない。以上によりコロナ放電を正確に
検出できる。さらにループアンテナは移動可能で
あるので、1つ(または1組)のループアンテナ
により任意の箇所において自由にコロナ放電を検
出することができる。さらに、金属容器26とル
ープアンテナ2または16とは放射磁界のみによ
り粗に結合されているので、金属容器26の電位
が異常に上昇した場合でもシンクロスコープ15
または25を操作している人に危険が及ぶという
ことはない。
なお、ループアンテナ16とそれからの信号の
伝送回路は必ず設けなければならないものではな
い。しかし設ければ、X軸方向とY軸方向の信号
波形を同時に観察できるので、検出がより正確に
なり、しかもコロナノイズ発生源の方向をも或る
程度判定することができる。
ところで、シンクロスコープを用いて電圧波形
を観察することにより被測定物のコロナ放電の有
無を判断するという方法は、必ずしも定量的では
なく、また人間の勘と経験に頼らなければならな
いという面もあり、不便がある。そこで、これを
解消するため、前記装置によつて得られた前記電
圧VXおよびVYを使用して定量的にしかも正確に
コロナ放電を検出する方法につき説明する。
第6図および第7図は、この発明に係るコロナ
放電検出方法の一実施例を示すフローチヤートで
ある。まず第6図において、ステツプS1におい
て、前記電圧VXを計測し、ステツプS2において、
計測された電圧VXをトランジエントレコーダ1
2において高速度(たとえば、5ns以下)でA/
D変換しデイジタルメモリする。そしてそのデー
タをCPU13において高速フーリエ変換(FFT)
のロジツクにより周波数分析する。ステツプS3
において、同様に、前記電圧VYを計測し、ステ
ツプS4において、同様に、周波数分析する。ス
テツプS5において、以上のステツプを複数回
(たとえば、n回)実行する。ステツプS6におい
て、前記電圧VXのn回分のスペクトルの平均を
求め、この得られた平均値をVX(i)とする。なお、
以上において求める平均値は、周波数領域におい
て同一周波数におけるスペクトルの平均値であ
る。そして、平均値を求めることにより、外乱ノ
イズがカツトされ、情報が顕著に現われてくる。
さらに、ステツプS7において、同様に、前記電
圧VYのn回分のスペクトルの平均を求め、この
得られた平均値をVY(i)とする。ステツプS8にお
いて、前記VX(i)とVY(i)との差の絶対値を求め、
このデータをVXY(i)とする。さらに、以上のステ
ツプS1からステツプS8と同様の処理を、前述の
場合と時を異にして(たとえば、1カ月後)実施
する。このとき、ループアンテナの設置の条件は
同一条件とする。このときステツプS6と同様の
ステツプによつて得られた平均値をVX(i+1)
とし、ステツプS7と同様のステツプによつて得
られた平均値をVY(i+1)とし、ステツプS8と
同様のステツプによつて得られたデータをVXY
(i+1)とする。
次に、第7図において、ステツプS9において、
前記平均値VX(i+1)とVX(i)との差の絶対値
を求め、これをXとする。ステツプS10におい
て、前記Xと予め定めていた基準データ(基準ス
ペクトル)KXとの差を求める。その差が正であ
るならばステツプS15に進み警報を発する。差が
正でないならばステツプS11に進む。
ここで、ステツプS9およびS10の意味につき第
8図および第9図を参照しながら説明する。第8
図は、外来ノイズの周波数スペクトルを示す概略
図、第9図は、ガス絶縁開閉装置内部にコロナが
発生している場合の周波数スペクトルを示す概略
図である。被測定物、たとえばガス絶縁開閉装置
の内部にコロナが発生していない場合、実験によ
れば、前記VX(i)のスペクトルは第8図に示すよ
うになり、スペクトルは全周波数帯域にわたりラ
ンダムである。これは、ガス絶縁開閉装置外部の
送電等の気中コロナによるノイズが主に影響して
いるものである。一方、経年変化等によりガス絶
縁開閉装置の内部にコロナが発生している場合、
実験によれば、前記VX(i+1)のスペクトルは
第9図に示すようになり、スペクトルにはいくつ
かの顕著な山が現われる。したがつて、経年変化
等によりガス絶縁開閉装置内部にコロナが発生し
た場合、あるいはコロナが前回の測定より大きな
ものとなつた場合、ステツプS9におけるXは或
る値のものとなる。したがつて、予め実験により
定めておいた基準データKXとの差をステツプS10
において求めることにより、ガス絶縁開閉装置内
部にコロナが発生したこと、あるいはコロナが前
回より大きくなつたことを定量的にしかも正確に
検出することができる。なお、以上のようにして
検出されるコロナノイズは、主にループアンテナ
2に対する直角方向から到来したものである。
次に、ステツプS11およびS12においても、前
述したステツプS9およびS10と同様に、前記平均
値VY(i+1)とVY(i)との差の絶対値を求め、こ
れをYとし、このYと予め定めていた基準データ
(基準スペクトル)KYとの差を求めることによ
り、主にループアンテナ16に対する直角方向か
ら到来するコロナノイズを検出することができ
る。このステツプS11およびS12のステツプをも
実行することにより、さらにコロナ放電の検出能
力が向上する。
さらに、ステツプS13およびS14においても、
前述したステツプS9およびS10等と同様に、前記
データVXY(i+1)とVXY(i)との差の絶対値を求
め、これをXYとし、このXYと予め定めていた
基準データ(基準スペクトル)KXYとの差を求め
ることにより、ランダムな外乱ノイズがカツトさ
れ、さらにコロナ放電の検出能力を向上させるこ
とができる。
なお、前述した第6図におけるステツプS3、
S4、S7、S8および第7図におけるステツプS11な
いしS14は必ず実施しなければならないものでは
ない。しかし実施すればコロナ放電の検出能力は
さらに向上する。
また、前記データVX(i)、VY(i)、VXY(i)、X、
Y、XYは随時シンクロスコープ(たとえばシン
クロスコープ15,25)へ表示させ、演算と併
せて人が観察してもよい。
さらに、前記VXまたはVYを基に下記の演算を
行ないθを求めれば、このθによりコロナ放電の
発生源の方向をも測定することができる((3)式お
よび(4)式参照。)。
θ=cos-1[VX/{K∫(dφ/dt)dt}] …(5) θ=sin-1[VY/{K∫(dφ/dt)dt}] …(6) なお、上記においては、被測定物としてガス絶
縁開閉装置を用いて説明したが、これに限られる
ものではなく、被測定物はコロナが発生する可能
性のある電気機器、特に高電圧の電気機器であれ
ば特定のものに限定されない。
以上のように、この発明によれば、接地された
金属カバーにより静電しやへいが施された第1お
よび第2のループアンテナを直角に交差して被測
定物の近くに設置し、この第1および第2のルー
プアンテナから得られたそれぞれの電気信号を光
信号に変換して伝送し、各光信号を再び電気信号
に変換してコロナ放電を測定するようにしたの
で、任意の箇所においてコロナ放電を正確にしか
も安全に検出できる。しかも、このようなコロナ
放電検出装置を使用してコロナ放電を定量的に正
確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のガス絶縁開閉装置内部のコロ
ナ放電検出装置を示す概略図である。第2図は第
1図の装置のコロナパルスに対する電気的等価回
路を示す概略図である。第3図は、この発明に係
るコロナ放電検出装置の一実施例を示す概略図で
ある。第4図は、ループアンテナの一例を示す斜
視図である。第5図は、ループアンテナの平面配
置と被測定物との関係を示す概略図である。第6
図および第7図は、この発明に係るコロナ放電検
出方法の一実施例を示すフローチヤートである。
第8図は、外来ノイズの周波数スペクトルを示す
概略図である。第9図は、ガス絶縁開閉装置内部
にコロナが発生している場合の周波数スペクトル
を示す概略図である。 図において、1は被測定物、2,16はループ
アンテナ、3,17は金属カバー、4,18は導
体、8,22は電気/光信号変換器、9,23は
光フアイバ、10,24は光/電気信号変換器、
11は放射磁界識別器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれが接地された金属カバーにより静電
    しやへいが施され、互いに直角に交差して配置さ
    れ、被測定物から放射される磁界を検出する第1
    および第2のループアンテナと、 それぞれが前記第1および第2のループアンテ
    ナに個別的に接続されていて、対応のループアン
    テナから出力される電気信号を光信号に変換する
    第1および第2の電気/光信号変換手段と、 それぞれが前記第1および第2の電気/光信号
    変換手段に個別的に接続されていて、対応の電
    気/光信号変換手段から出力されるそれぞれの光
    信号を伝送する第1および第2の光信号伝送手段
    と、 それぞれが前記第1および第2の光信号伝送手
    段に個別的に接続されていて、前記各光信号を電
    気信号に変換する第1および第2の光/電気信号
    変換手段と、 前記第1および第2の光/電気信号変換手段の
    出力信号に応答して、コロナ放電を測定するため
    の測定手段とを備えた、コロナ放電検出装置。 2 それぞれが接地された金属カバーにより静電
    しやへいが施され、互いに直角に交差して配置さ
    れ、被測定物から放射される磁界を検出する第1
    および第2のループアンテナを被測定物の近くに
    設置し、前記第1および第2のそれぞれのループ
    アンテナから出力される第1および第2の電気信
    号を第1および第2の光信号に変換し、前記変換
    された第1および第2の光信号を伝送し、前記伝
    送された第1および第2の光信号を第3および第
    4の電気信号に変換し、得られた第3および第4
    の電気信号の周波数分析を複数回行なう第1のス
    テツプと、 前記第1のステツプにより得られた第3および
    第4の電気信号の周波数分析データの平均値を求
    める第2のステツプと、 前記第1のステツプと時を異にして、前記第3
    および第4の電気信号の周波数分析をさらに複数
    回行なう第3のステツプと、 前記第3のステツプにより得られた第3および
    第4の電気信号の周波数分析データの平均値を求
    める第4のステツプと、 前記第2のステツプにより得られた第3の電気
    信号の周波数分析データの平均値と前記第4のス
    テツプにより得られた第3の電気信号の周波数分
    析データの平均値との差の絶対値を求めるととも
    に、前記第2のステツプにより得られた第4の電
    気信号の周波数分析データの平均値と前記第4の
    ステツプにより得られた第4の電気信号の周波数
    分析データの平均値との差の絶対値を求める第5
    のステツプと、 前記第5のステツプにより得られたそれぞれの
    絶対値のデータと基準データとの差を求める第6
    のステツプとを備えた、コロナ放電検出方法。
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