JPH02160788A - スピロジラクタムポリマー - Google Patents

スピロジラクタムポリマー

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JPH02160788A
JPH02160788A JP23740189A JP23740189A JPH02160788A JP H02160788 A JPH02160788 A JP H02160788A JP 23740189 A JP23740189 A JP 23740189A JP 23740189 A JP23740189 A JP 23740189A JP H02160788 A JPH02160788 A JP H02160788A
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polymer
carbon atoms
oxyphenyl
group
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JP23740189A
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Pen Chung Wang
ペン・チヤン・ワン
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/0666Polycondensates containing five-membered rings, condensed with other rings, with nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C08G73/0672Polycondensates containing five-membered rings, condensed with other rings, with nitrogen atoms as the only ring hetero atoms with only one nitrogen atom in the ring

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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮果よq鳳凰立国 本発明は、スピロジラクタムボリマーに関する。
l米坐及朋 ポリアミドポリマーの群は、当該技術において広範によ
く知られている。この群のポリマーの商業的な例は、例
示的にヘキサメチレンジアミンとアジピン酸から製造さ
れるナイロン66として知られたポリアミドである。多
くのポリマー状ポリアミドは、それらが示す比較的低い
融点又はガラス転移温度のために、機能性熱可塑性プラ
スチック(高温への曝露に遭遇するであろう、)として
−船釣に有用でない。
1浬じ」ξ丸によj」」=すl踵 主鎖にアミド基を有しかつ高いガラス転移温度を有する
新規線状ポリマーを提供することは、有利なことであろ
う。
量 を”するための 本発明は、下記の繰り返し式 Z゛は独立的に水素、C,−C,アルキル又はハロゲン
である。)であるかあるいは二つの隣接Z原子が一緒に
ベンゼン環の一部をなすようなものであり、Rは二価の
アルキレン、1〜2個の芳香族環を持つ二価のアリーレ
ン(2個の環が存在する場合、芳香族環は直接的原子価
結合によりあるいは8個までの炭素原子を有するアルキ
レン基によりあるいはオキソ、チオ、スルホニル、カル
ボニル、ジオキシフェニレン、2.2−ジ(オキシフェ
ニル)プロパン、ジ(オキシフェニル)スルホン又はジ
オキシジフェニレンの原子又は基により結合されている
。)から選択される30個までの炭素原子を有する二価
の有機基である。) を有する1、6−ジアザ(4,4)スビロジラクタムポ
リマーに関する。
本発明の別の側面は、上記の繰り返し式を有する新規ポ
リマーにおいて、基Rの一部が及び (ここで、R′はベンゼン環構造又はナフタレン環構造
であり、R″は8個までの炭素原子を有するアルキレン
又はハロアルキレン基であり、そしてXはR′、R″又
は4個までの芳香族環を持つ芳香族基(少なくとも2個
の環が存在する場合、芳香族環は直接的原子価結合によ
りあるいは8個までの炭素原子を有するアルキレン基に
よりあるいはオキソ、チオ、スルホニル、カルボニル、
オキソカルボニル、ジオキシフェニレン、2.2−ジ(
オキシフェニル)プロパン、ジ(オキシフェニル)スル
ホン又はジオキシジフェニレンの原子又は基により結合
されている。)である、)から選択される基により置換
されている上記新規ポリマーに関する。かくして、これ
らの新規ポリマーは、それぞれトリカルボン酸及びテト
ラカルボン酸から誘導された部分を有するターポリマー
である。
新規コポリマー及びターポリマーは、4−オキソヘプタ
ンニ酸化合物及び1,6−ジオキサスピロ〔4,43ノ
ナン−2,7−ジオン化合物から選択されるスピロジラ
クタム先駆物質を弐HzN−R−Nut  (式中、二
つのアミン基は隣接炭素原子上にない。)を有する第1
級ジアミンと随意に適切なトリカルボン酸又はテトラカ
ルボン酸又はそれらの無水物の共存下で反応させること
により製造され得る。
上記の4−オキソヘプタンニ酸化合物はオキソ部分及び
カルボキシ官能基に加えて種々の置換基を有し得るけれ
ども、好ましい4−オキソヘプタンニ酸化合物は、30
個までの炭素原子を有しかつ下記の式 (式中、Aは独立的にヒドロキシ、アルコキシ好ましく
は4個までの炭素原子を有する低級アルコキシ、あるい
はハロゲン好ましくは塩素又は臭素各Z′は独立的に水
素、C1〜C9アルキル好ましくはメチル、あるいはハ
ロゲン好ましくは塩素である。)であるかあるいは二つ
の隣接Z原子が−緒にベンゼン環をなすようなものであ
る。)により表される 適当な4−オキソヘプタンニ酸化合物には、4−オキソ
ヘプタン酸、ジメチル4−オキソヘプタンジオエート、
2.6−Jメチル−4−オキソヘプタンニ酸、2,3.
5.6−テトラメチル−4−オキソヘプタンジオイルク
ロライド、ジ−n−プロピル2.6−ジーn−ブチル−
4−オキソヘプタンニ酸及び7−カルポメトキシー3.
3.5.5−テトラメチル−4−オキソヘプタン酸があ
る。好ましいケト二酸は、各Z′が水素又はメチル特に
水素でありそして各Aがヒドロキシ又はメトキシ特にヒ
ドロキシであるものである。他の適当な4−オキソヘプ
タンニ酸化合物には、ジ(2−カルボキシフェニル)ケ
トン及ヒジ(3−クロロカルボニルフェニル)ケトンが
ある。
他の適当なスピロジラクタム先駆物質は、下記の式 (式中、2は先に述べた意味を有する。)により表され
る1、6−シオキサスピロ[4、4] ]ノナシー2.
7−ジオン化合である。
かかるスビロジラクトンの例は、1.6−シオキサスピ
ロ[4,4] ノナン−2,7−ジオン、3,8−ジメ
チル−1,6−シオキサスピロ[4,4,1ノナン−2
,7−ジオン、3.4,8.9−テトラメチル−1,6
−シオキサスビロ[4,4] ノナン−2,7−ジオン
、4.9−ジエチル−1,6−ジアザスピロ[4,4]
 ノナン−2,7−ジオン、3,3.8.8−テトラメ
チル−1,6−シオキサスピロ[4,4] ノナン−2
,7−ジオン、3,3.4.4,8,8.9.9−オク
タメチル−1,6−シオキサスピロ[4,4] ノナン
−2,7−ジオン、3,4゜8.9−テトラフルオロ−
1,6−シオキサスピロ(4,4) ノナン−2,7−
ジオン、3.4.8.9−ジベンゾ−1,6−シオキサ
スピロ[4,4] ノナン−2,7−ジオン及び3.4
,8.9−ジ(4−メチルベンゾ)−1,6−シオキサ
スピロ[4,4] ノナン−2,7−ジオンである。
好ましいスピロジラクタム先駆物質は、4−オキソヘプ
タン酸、1.6−シオキサスピロ(4,4)ノナン−2
,7−ジオン及び3.4.8.9−ジベンゾ−1,6−
シオキサスピロ[4,4] ノナン−2,7−ジオンで
ある。
スビロジラクタム先駆物質は、本発明の方法に従って第
1級ジアミン即ち2個の第1級アミノ基を有する有機化
合物(二つのアミノ基は隣接炭素原子に結合されている
べきではない、ということが理解される。)と反応され
る。
かかる第1級ジアミンの1群は、下記の式により表され
る: H,N −R−NH! 式中、Rは二価のアルキレン、1〜2個の芳香族環を持
つ二価のアリーレン(2個の芳香族環が存在する場合、
芳香族環は直接的原子価結合によりあるいは8個までの
炭素原子を有するアルキレン基によりあるいはオキソ、
チオ、スルホニル、カルボニル、ジオキシフェニレン(
即ち、フェニル)プロパン(即ち、 ジ(オキシフェニル)スルホン(即ち、オキシジフェニ
レン(即ち、 されている、)から選択される30個までの炭素原子を
有する二価の有機基である。
上記の式のアルキレン含有ジアミンの例は、トリメチレ
ンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン、オクタメチレンジアミン、1.7−ジアミツ
ー4−メチルオクタン、1.4−ジアミノシクロヘキサ
ン、ジ(4−アミノシクロヘキシル)メタン、ドデカメ
チレンジアミン及び1.6−ジアミツー3,4−ジエチ
ルヘキサンである。上記の式の了り−レンジアミンには
、1.4−フェニレンジアミン、2.4−1−ルエンジ
アミン、4.4′−ジアミノビフェニル、1.5−ジア
ミノナフタレン、ジ(3−アミノフェニル)エーテル、
ジ(4−アミノフェニル)メタン、2.2−ジ(3−ア
ミノ−4−メチルフェニル)プロパン、ジ(4−アミノ
−2−エチルフェニル)スルホン、ジ(3−アミノ−4
−クロロフェニル)ケトン、1.3−ジ(3−アミノフ
ェニルオキシ)ベンゼン、2.2−ジ(4−アミノフェ
ニルオキシフェニル)プロパン及び4.4′−ジ(4−
アミノフェニルオキシ)ビフェニルがある。好ましい第
1級ジアミンは、Rが二価のアリーレンであるものであ
る。
特に好ましいものは、ジ(アミノフェニル)アルカン特
にジ(4−アミノフェニル)アルカン例えばジ(4−ア
ミノフェニル)メタン、1.2−ジ(4−アミノフェニ
ル)エタン及び2.2−ジ(4−アミノフェニル)プロ
パンである。
反応混合物において、スピロジラクタム先駆物質と第1
級ジアミンは、約2:1ないし約1:2のモル比にて用
いられる0種々の部分を有するポリマー状ポリアミドを
製造するために数種の第1級アミン反応体及び数種のス
ピロジラクタム先駆物質の混合物が適当に用いられるけ
れども、単一のジアミン及び単一のスビロジラクタム先
駆物質が用いられる場合最良の結果が得られる0本発明
の線状の交互ポリマー状ポリアミドを製造するために、
第1級アミン及びスビロジラクタム先駆物質は1:1の
モル比にて反応し、しかして実質的に化学量論即ち実質
的に1:1である反応体の比率の使用が好ましい。反応
中、反応体の接触が慣用の方法例えば振とう、かくはん
又は還流により維持され、そして反応は不活性反応希釈
剤の存在下で液相にて行われる9反応体及びポリアミド
生成物に対して不活性でありかつ反応体を少な(とも反
応温度にて溶解することができる希釈剤が、満足な希釈
剤である。適当な希釈剤には、ケトン例えばメチルイソ
ブチルケトン及びジイソプロピルケトン、エステル例え
ばエチル2−エチルヘキサノエート、エーテル例えばジ
エチレングリコールジエチルエーテル及びテトラエチレ
ングリコールジメチルエーテルの如き非環状エーテル並
びにジオキサン及びテトラヒドロフランの如き環状エー
テル、フェノール例えばフェノール及びクレゾール特に
m−クレゾール、N−アルキルアミド例えばN、N−ジ
メチルアセトアミド、N、N−ジメチルホルムアミド及
びN−メチル−2−ピロリドン、並びに硫黄含有希釈剤
例えばジメチルスルホキシド及びスルホランがある0反
応希釈剤として単独で又は他の適当な希釈剤とともに水
と共沸混合物を作る不活性有機希釈剤例えばベンゼン、
トルエン、キシレン、エチルベンゼン又はハロゲン化ベ
ンゼン(例えばクロロベンゼン)を用いることが特に好
都合である。この処理操作により、重合反応は容易にさ
れかつ副生物の水は一般に低沸共沸混合物として除去さ
れ得る。
第1級ジアミンとスピロジラクタム先駆物質との反応は
、適当な反応器中で重合条件下で行われる。適当な反応
温度は、高められた温度40℃ないし300℃しかし好
ましくは150℃ないし250℃である。適当な反応圧
は、反応温度にて反応混合物を液相に維持するのに充分
な圧力である。
かかる圧力は、20気圧までの圧カー層一般的には0.
8気圧ないし5気圧の圧力である。反応に続いて、ポリ
マー状ポリアミド生成物は、慣用の方法例えば選択的抽
出、分別蒸留又は沈殿により反応混合物から回収される
ターポリマーを生成する重合反応に関与し得るトリカル
ボン酸、テトラカルボン酸又はそれらの無水物は、上記
で定めたポリマ一部分を生じる化合物から選択される。
本発明の方法において有用な芳香族トリカルボン酸化合
物の例は、1,2.4−ベンゼントリカルボン酸くトリ
メリット酸)、トリメリット酸無水物、1.2.4 ”
 −)リカルボキシビフェニル、4−(4−カルボキシ
フェニルオキシ)フタル酸、1.2.5−ナフタレント
リカルボン酸、4−(4−カルボキシフェニルチオ)フ
タル酸無水物、2−(3,4−ジカルボキシフェニル)
−2−(4−カルボキシフェニル)プロパン、4−(4
−(4−カルボキシフェニルオキシ)フェニルオキシフ
フタル酸、4−(3−カルボキシベンゾイル)フタル酸
無水物及び4− (1−(4−カルボキシナフチル)〕
フタル酸無水物である。トリメリット酸又はトリメリッ
ト酸無水物が最も好ましい。
テトラカルボン酸化合物の例は、脂肪族テトラカルボン
酸化合物例えば1,2,3.4−ブタンテトラカルボン
酸、1.2.3.4−ペンタンテトラカルボン酸、1.
2,4.5−シクロヘキサンテトラカルボン酸、1.2
.3.4−ブタンテトラカルボン酸二無水物、1.2,
3.4−シクロブタンテトラカルボン酸、1,2゜5.
6−シクロオクタ−1,5−ジエンテトラカルボン酸二
無水物及び2.2−ジ(カルボキシメチル)−1,3−
プロパンジカルボン酸、芳香族テトラカルボン酸化合物
例えば1,2,4.5−ベンゼンテトラカルボン酸、1
.2.4.5−ベンゼンテトラカルボン酸二無水物、4
.5−ジカルボキシフタル酸無水物、3.3 ’ 、4
.4 ’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、2.2−
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)へキサフルオロ
プロパン、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エー
テルニ無水物、1.2.5.6−ナフタレンテトラカル
ボン酸二無水物、2.2 ” 、3.3 ” −ビフェ
ニルテトラカルボン酸、3.3 ’ 、4.4 ’−ビ
フェニルテトラカルボン酸二無水物、ビス(3,4−ジ
カルボキシフェニル)チオエーテル、ビス(3,4−ジ
カルボキシフェニル)スルホンニ無水物、1,4−ビス
(3,4−ジカルボキシフェニルオキシ)ベンゼン、1
.3−ビス(3,4−ジカルボキシベンゾイル)ベンゼ
ンニ無水物、1,6−ビス(2,3−ジカルボキシフェ
ニル)ヘキサン、2,2− (4−(2,3−ジカルボ
キシベンゾイルオキシ)−3,5−ジブロモフェニル〕
プロパン、4.4’−ビス(2,3−ジカルボキシベン
ゾイルオキシ)−3,3’ 、5.5 ”−テトラメチ
ルビフェニルニ無水物及びビス(4−(2,3−ジカル
ボキシベンゾイル)フェニル〕スルホンでアル。
テトラカルボン酸反応体の中で、脂肪族テトラカルボン
酸特に1,2.3.4−ブタンテトラカルボン酸が本発
明の方法において好ましい。
ポリマーの主鎖中のN−R−N部分が、トリ又はテトラ
カルボン酸部分及びアミン部分からなる他のユニットに
より置換され得る程度は、通常総数の5〜95%の範囲
内にあり、しかし好ましくは30〜70%である。
本発明のコポリマー及びターポリマーは、1000〜t
oo、 oooの平均分子量を有する熱可塑性ポリマー
であり、通常熱可塑性プラスチックと関連した分野にお
いて用途がある。それらは通常の方法例えばフィルム、
シート及び成形品をもたらす押出、射出成形及び熱成形
により加工され得、またそれらは接着剤処方物に有用で
ある。しかしながら、それらは、ガラス転移温度が比較
的高いので、食料・飲料用容器、電気・電子分野の基材
及び自動車用造形部品の製造を含めて高温に遭遇しそう
な分野の機能性熱可塑性プラスチックとして特に有用で
ある。
本発明の更に別の側面によれば、前記のスピロジラクタ
ム先駆物質はまた、前記の第1級ジアミンと反応されて
下記の式を有する新規化合物を生   。
成し得る: 式中、Rは30個までの炭素原子を有する二価の有機基
であって二価のアルキレン又は1個又は2個の芳香族環
を持つ二価のアリーレン(2個の環が存在する場合、芳
香族環は直接的原子価結合によりあるいは8個まで(8
個を含む、)の炭素原子を存するアルキレン基によりあ
るいはオキソ、チオ、スルホニル、カルボニル、ジオキ
シフェニレン、2,2−ジ(オキシフェニル)プロパン
、ジ(オキシフェニル)スルホン又はジオキシジフェニ
レンの原子又は基により結合されている。)から選択さ
れる二価の有機基であり、そして各Zは独立的に 01〜C#アルキル又はハロゲンである。)であるかあ
るいは二つの隣接Z原子が一緒にベンゼン環の一部をな
すようなものである。
これらのアミン置換スビロジラクタムの製造は大部分、
反応体のモル比を除いて上記に記述したコポリマーの製
造に従う。モノマー状アミン置換スピロジラクタムを製
造するためには、第1級ジアミン対スピロラクタム先駆
物質のモル比を2:lより大に好ましくは3:1より大
かつ8:1までに保つことが必須である。
反応は、反応希釈剤の存在下液相にて行われる。
適当な反応希釈剤は、反応条件下で反応体及び生成物に
不活性でありかつ反応温度において各反応体の少なくと
も一部を溶解するものである。かかる希釈剤には、エー
テル例えば非環状エーテル(例えば、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル及びテトラエチレングリコールジ
メチルエーテル)及び環状エーテル(例えば、テトラヒ
ドロフラン及びジオキサン)、N−アルキルアミド例え
ばN、N−ジメチルアセトアミド及びN−メチル−2−
ピロリドン並びに硫黄含有希釈剤例えばジメチルスルホ
キシド及びスルホランがある。希釈剤として単独で又は
他の希釈剤とともに水が共沸混合物を作る物質を用いる
ことが特に好都合である。
この処理操作により、反応が容易にされかつ副生物の水
が一般に低沸共沸混合物として除去され得る。
第1級ジアミンとスビロジラクタム先駆物質との反応は
、適当な反応器中で反応条件下で(典型的には50℃な
いし250℃しかししばしば100℃ないし200℃の
反応温度を含む。)行われる。
適当な反応圧は、反応混合物を液相に維持するのに充分
な圧力例えば約1気圧ないし約20気圧の圧力である0
反応期間中反応体の接触は慣用の方法例えばかくはん又
は還流により維持され、そして反応に続いて生成物は周
知の技法例えば溶媒除去又は沈殿により回収される。
本発明のスピロジラクタムジアミンモノマー状生成物は
、多環状の中央部分を有する二官能性アミンである。そ
れらは、例えば二酸と反応させて熱可塑性ポリアミド(
環状構造に部分的に起因して比較的高い融点又はガラス
転移温度を有し、そのため高温における寸法安定性が所
望される分野に用いることが可能になる。)を製造する
ために有用である。その代わり、該ジアミンは、熱硬化
樹脂(やはり高温分野にを用である。)を製造するため
のエポキシ樹脂用の硬化剤として有用である。
実施斑 例1 27.03 g (0,25モル)のp−フェニレンジ
アミン、15.6g(,0,1モル)の1.6−ジオキ
サスピロ〔4,4)ノナン−2,7−ジオン、50/#
%lのトルエン及び250JのN−メチル−2−ピロリ
ドンの混合物をかくはんしながら140℃ないし150
℃に加熱し、存在する水又は生成した水を共沸蒸留によ
り除去した。水の除去が完了した時、混合物の温度を1
80℃に上げそしてこの温度に1時間維持した。生じた
混合物を、冷却しそしてエーテル中に注いだ。沈殿した
生成物を、濾過により回収し、エチルアセテートで洗浄
しそして真空炉で乾燥した。生成物は137〜148℃
の融点を有し、その核磁気共鳴スペクトルは1,6−ジ
(4−(4−アミノフェニルメチル)フェニル〕−1,
6−ジアザ[4,4)ノナン−2,7−ジオンの構造と
一致していた。
例2 例1の処理操作を繰り返したが、但し17.4 g(0
,1モル)の4−オキソヘプタンニ酸をスピロジラクト
ンの代わりに用いた0回収されそして乾燥された生成物
は、143〜146℃の融点を有していた。
例3 17.4g(0,1モル)の4−オキソヘプタンニ酸、
19.8g(0,1モル)のジ(4−アミノフェニル)
メタン及び50−のm−クレゾールの混合物を、メカニ
カルかくはん機及び凝縮器を備えた100、/の樹脂製
ポット中に入れた。この混合物をかくはんしながら20
0℃に暖め、生成した水をm−クレゾールの一部ととも
に共沸蒸留により除去した。生じた混合物を、12時間
還流し、冷却し、次いで1リツトルのメタノチル中に注
いだ。
沈殿した生成物を、濾過により回収しそして真空炉中1
50℃にて24時間乾燥した。生成物のガラス転移温度
は242℃であり、生成物のサンプルの核磁気共鳴スペ
クトルは、下記の繰り返し交互線状構造を示した: 例4 7.81 g (0,05モル)の1.6−シオキソス
ビロ[4,4] ノナン−2,7−ジオン、9.91 
g (0,05モル)のジ(4−アミノフェニル)メタ
ン及び50/lJのm−クレゾールの混合物を、メカニ
カルかくはん機及び凝縮器を備えた100−の樹脂製ボ
ット中に入れた。この混合物をかくはんしながら200
℃に暖め、生成した水をm−クレゾールの一部とともに
共沸蒸留により除去した。生じた混合物を、12時間還
流し、冷却し、次いで1リツトルのメタノール中に注い
だ。沈殿した生成物を、濾過により回収しそして真空炉
中150℃にて24時間乾燥した。生成物は250℃の
ガラス転移温度を有し、生成物の核磁気共鳴スペクトル
は例3に示した構造と一致していた。
例5 10.3g(0,05モル)のビス(4−アミノシクロ
ヘキシル)メタン、7.81 g (0,05モル)の
1.6−シオキサスピロ(4,4)ノナン−2,7−ジ
オン及び100dのN−メチル−2−ピロリドンの混合
物を、メカニカルかくはん機及び凝縮器を備えた5 0
0.!の丸底フラスコ中に入れた。この混合物をかくは
んしながら200℃に暖め、生成した水をN−メチル−
2−ピロリドンの一部とともに共沸蒸留により除去した
。生じた混合物を、24時間還流し、次いで冷却しそし
て3リツトルの水中に注いだ。沈殿した生成物を、濾過
により回収しそして真空炉中110℃にて24時間乾燥
した。生成物のガラス転移温度は239℃であり、生成
物の核磁気共鳴スペクトルは、下記の繰り返し構造と一
致していた: 例6 17.4g(0,1モル)の4−オキソヘブタンニ酸、
19.2g(0,1モル)のトリメリット酸無水物、3
9.6g(0,2モル)のジ(4−アミノフェニル)メ
タン、2鷹の硝酸、604のエチルベンゼン及び200
./のN−メチル−2−ピロリドンの混合物をかくはん
しながら160〜170℃に加熱し、存在する水又は生
成した水を共沸蒸留により除去した。水の除去が完了し
た時、混合物の温度を180−190℃に上げそしてこ
の温度に12時間維持した。生じた混合物を、冷却した
後メタノール中に注いだ、そのポリマー生成物を、濾過
により回収し、メタノールで洗浄しそして真空炉中70
℃にて12時間乾燥した。ポリマー生成物は、273℃
のガラス転移温度を有していた。
その核磁気共鳴スペクトルは、下記の繰り返し構造と一
致していた: 例7 17.4g(0,1モル)の4−オキソヘプタンニ酸、
23.4g(0,1モル)の1.2.3.4−ブタンテ
トラカルボン酸及び39.65 g (0,2モル)の
ジ(4−アミノフェニル)メタン、200/IpJ!の
N−メチル−2−ピロリドン、60/PJ!のエチルベ
ンゼン及び24の硝酸の混合物を、メカニカルかくはん
機及び凝縮器を備えた樹脂製ポット中に入れた。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の繰り返し式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、各Zは独立的に▲数式、化学式、表等がありま
    す▼(ここで、各Z′は独立的に水素、C_1〜C_4
    アルキル又はハロゲンである。)であるかあるいは二つ
    の隣接Z原子が一緒にベンゼン環の一部をなすようなも
    のであり、Rは二価のアルキレン、1〜2個の芳香族環
    を持つ二価のアリーレン(2個の環が存在する場合、芳
    香族環は直接的原子価結合によりあるいは8個までの炭
    素原子を有するアルキレン基によりあるいはオキソ、チ
    オ、スルホニル、カルボニル、ジオキシフェニレン、2
    ,2−ジ(オキシフェニル)プロパン、ジ(オキシフェ
    ニル)スルホン又はジオキシジフェニレンの原子又は基
    により結合されている。)から選択される30個までの
    炭素原子を有する二価の有機基である。) を有する1,6−ジアザ〔4,4〕スピロジラクタムポ
    リマー。
  2. (2)各Z′が水素である、請求項1記載のポリマー。
  3. (3)Rがジ(4−フェニル)エタン又はジ(4−フェ
    ニル)メタン又は2,2−ジ(4−フェニル)プロパン
    である、請求項1又は2記載のポリマー。
  4. (4)スピロジラクタム部分が3,4,8,9−ジベン
    ゾ−1,6−ジアザスピロ〔4,4〕ノナン−2,7−
    ジオンである、請求項1記載のポリマー。
  5. (5)基Rの一部が ▲数式、化学式、表等があります▼ 及び ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R′はベンゼン環構造又はナフタレン環構造
    であり、R″は8個までの炭素原子を有するアルキレン
    又はハロアルキレン基であり、そしてXはR′、R″又
    は4個までの芳香族環を持つ芳香族基(少なくとも2個
    の環が存在する場合、芳香族環は直接的原子価結合によ
    りあるいは8個までの炭素原子を有するアルキレン基に
    よりあるいはオキソ、チオ、スルホニル、カルボニル、
    オキソカルボニル、ジオキシフェニレン、2,2−ジ(
    オキシフェニル)プロパン、ジ(オキシフェニル)スル
    ホン又はジオキシジフェニレンの原子又は基により結合
    されている。)である。) から選択される基により置換されている、請求項1記載
    のポリマー。
  6. (6)請求項1〜5のいずれか一つの項記載のポリマー
    を製造する方法において、4−オキソヘプタン二酸化合
    物及び1,6−ジオキサスピロ〔4,4〕ノナン−2,
    7−ジオン化合物から選択されるスピロジラクタム先駆
    物質を式H_2N−R−NH_2(式中、二つのアミン
    基は隣接炭素原子上にない。)を有する第1級ジアミン
    と反応させることを特徴とする上記方法。
  7. (7)請求項5記載のポリマーを製造する方法において
    、下記の式 ▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するトリカルボン酸又はテトラカルボン酸又はそれ
    らの無水物の存在下で4−オキソヘプタン二酸化合物及
    び1,6−ジオキサスピロ〔4,4〕ノナン−2,7−
    ジオン化合物から選択されるスピロジラクタム先駆物質
    を式H_2N−R−NH_2(式中、二つのアミン基は
    隣接炭素原子上にない。)を有する第1級ジアミンと反
    応させることを特徴とする上記方法。
  8. (8)下記の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは30個までの炭素原子を有する二価の有機
    基であって二価のアルキレン又は1個又は2個の芳香族
    環を持つ二価のアリーレン(2個の環が存在する場合、
    芳香族環は直接的原子価結合によりあるいは8個まで(
    8個を含む。)の炭素原子を有するアルキレン基により
    あるいはオキソ、チオ、スルホニル、カルボニル、ジオ
    キシフェニレン、2,2−ジ(オキシフェニル)プロパ
    ン、ジ(オキシフェニル)スルホン又はジオキシジフェ
    ニレンの原子又は基により結合されている。)から選択
    される二価の有機基であり、そして各Zは独立的に▲数
    式、化学式、表等があります▼(ここで、各Z′は独立
    的に水素、C_1〜C_4アルキル又はハロゲンである
    。)であるかあるいは二つの隣接Z原子が一緒にベンゼ
    ン環の一部をなすようなものである。) を有する置換スピロジラクタム。
JP23740189A 1988-09-16 1989-09-14 スピロジラクタムポリマー Pending JPH02160788A (ja)

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US07/245,432 US4968770A (en) 1988-09-16 1988-09-16 Polyamide from spirodilactam precursor and primary diamine
US245,432 1988-09-16
US27961088A 1988-12-05 1988-12-05
US279,610 1988-12-05
US284,872 1988-12-15
US07/284,872 US4927906A (en) 1988-12-15 1988-12-15 Novel polyamideimide polymers
US07/314,513 US4939270A (en) 1989-02-23 1989-02-23 Spirodilactam diamines
US314,513 1989-02-23

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JPH02160788A true JPH02160788A (ja) 1990-06-20

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JP23740189A Pending JPH02160788A (ja) 1988-09-16 1989-09-14 スピロジラクタムポリマー

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EP (1) EP0359340B1 (ja)
JP (1) JPH02160788A (ja)
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DE (1) DE68913878T2 (ja)
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CA1335597C (en) 1995-05-16
EP0359340B1 (en) 1994-03-16
DE68913878T2 (de) 1994-06-23
DE68913878D1 (de) 1994-04-21
EP0359340A3 (en) 1991-06-26
EP0359340A2 (en) 1990-03-21
ES2063114T3 (es) 1995-01-01

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