JPH02157528A - 加熱調理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば、オーブンレンジ、トースターレンジ
や電子レンジのように、オーブン内の被調理物を加熱調
理する加熱調理装置に係り、特に、この加熱調理装置に
おける加熱ヒータの取付装置に関する。

（従来の技術） 既に提案されているこの種の加熱調理装置加熱ヒータの
取付装置は、第８図乃至第１０図に示されるように構成
されている。

即ち、第８図乃至第１０図において、箱型をなすケース
本体１内には、オーブン２を形成したオ−ブン枠体３が
設けられており、このオーブン枠体３の正面開口部に位
置する上記ケース本体１には、横開きする開閉扉４及び
操作パネル５が設けられている。又、上記オーブン枠体
３の背板３ａには、ヒータソケット６が取付けられてお
り、このヒータソケット６には、略Ｗ字状の加熱ヒータ
７の基部７ａが着脱自在にして装着されている。

さらに、この加熱ヒータ７の基部７ａには、ヒータブラ
ケット８が付設されており、上記加熱ヒータ７の自由端
の各湾曲部７ｂに位置する上記天板３ｂには、各ヒータ
碍子９が各湾曲部７ｂを係止するようして設けられてい
る。さらに又、上記オーブン枠体３の背板３ａには、後
部カバー１０が上記ヒータソケット６を被冠するように
して各止めねじ１１で固定されている。

従って、上述した加熱調理装置の加熱し−タの取付装置
は、上記オーブン枠体３の背板３ａにヒータソケット６
を取付け、このヒータソケット６に略Ｗ字状の加熱ヒー
タ７の基部７ａを装着し、しかる後、上記加熱ヒータ７
の各湾曲部７ｂに位置する上記天板３ｂに各ヒータ碍子
９を各湾曲部７ｂを係止するようして設け、さらに、上
記オーブン枠体３の背板３ａに後部カバー１０を上記ヒ
ータソケット５を被冠するようにして設けたものである
。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した加熱調理装置の加熱ヒータの取
付装置は、上記オーブン枠体３の背板３ａに後部カバー
１０を上記ヒータソケット６を被冠するようにして設け
ている関係上、装置全体の外形が大形化するばかりでな
く、構成部品も多くなり、しかも、加熱ヒータ７のリー
ド線の配線も面倒になる等の難点がある。

又一方、上述した加熱調理装置は、加熱ヒータの取付装
置の難点を解消するために、加熱ヒータ７を上記オーブ
ン枠体３の側板３ｃに水平にして設けたものも既に提案
されているけれども、これは上記加熱ヒータ７を交換す
るとき、この加熱ヒータ７が上記側板３ｃに向合った他
の側板の内壁に衝突して、オーブン枠体３や上記加熱ヒ
ータ７を損傷するおそれがある。

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、装置全体を小形化すると共に、上記加熱ヒータの交換
を容易にすると共に、オーブン枠体や上記加熱ヒータの
損傷を防止し、構成を簡素化して、組立て調整を容易に
して、量産による省力化を図るようにした加熱調理装置
を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段とその作用）本発明は、オ
ーブンを形成したオーブン枠体の一側板にヒータソケッ
トを設け、このヒータソケットに加熱ヒータを着脱自在
にして水平に装着した加熱調理装置において、上記加熱
ヒータの基部にヒータブラケットを付設し、この加熱ヒ
ータの各湾曲部に位置する上記オーブン枠体の天板に各
ヒータ碍子を各湾曲部を係止するようにして設け、加熱
ヒータの交換時、上記ヒータ碍子にヒータブラケットを
当接して上記オーブン枠体の他側板に当たるのを防止す
るようにし、併せて、装置全体を小形化すると共に、上
記加熱ヒータの交換を容易にしてオーブン枠体や上記加
熱ヒータの損傷を防正し、構成を簡素化して組立て調整
を容易にし、量産による省力化を図るようにしたもので
ある。

（実施例） 以下、本発明を電子レンジに適用した図示の一実施例に
ついて説明する。

第１図乃至第５図において、符号１は、箱形をなすケー
ス本体（キャビネット）であって、このケース本体１内
には、オーブン２を形成したオーブン枠体３が設けられ
ており、このオーブン枠体３の正面開口部に位置する上
記ケース本体１には、横開きする開閉扉４及び操作パネ
ル５が設けられている。又、上記オーブン枠体３の側板
３ｃには、金属製のヒータ受はブラケット６ａを備えた
ヒータソケット６が取付けられており、このヒータソケ
ット６には、略Ｗ字状の加熱ヒータ７の基部７ａが着脱
自在にして装着されている。さらに、この加熱ヒータ７
の基部７ａには、ヒータブラケット８が付設されており
、このヒータブラケット８と上記ヒータ受はブラケット
６ａとの間の上記加熱ヒータ７の基部７ａには、例えば
、フッソ樹脂材の誘電体スペーサ１２が金属同士の接触
によるスパークを防止するようにして介装されている。

さらに又、上記加熱ヒータ７の自由端の各湾曲部７ｂに
位置する上記天板３ｂには、各ヒータ碍子９が各湾曲部
７ｂを係止するようして設けられており、上記加熱ヒー
タ７の中央の湾曲部７Ｃに位置する上記天板３ｂには、
他のヒータ碍子１３が湾曲部７Ｃを係止するようして設
けられている。

従って、本発明は、組立て時、ヒータ受はブラケット６
ａを備えたヒータソケット６に略Ｗ字状の加熱ヒータ７
の基部７ａを装着する際、上記湾曲部７Ｃが上記ヒータ
碍子１３に係止して上記加熱ヒータ７の位置決めをする
と同時に、フ・ソソ樹脂祠の上記誘電体スペーサ１２が
金属同士の接触によるスパークを防止するようにして係
止されている。

他方、上記加熱ヒータ７の交換時、つまり、ヒータ受は
ブラケット６ａを備えたヒータソケ・ソト６から上記加
熱ヒータ７の基部７ａを引き抜く際、第５図の鎖線で示
されるように、上記ヒータ碍子１３に上記ヒータブラケ
ット８を当接して上記オーブン枠体３の他側板３Ｃの内
壁に当たるのを防止して、オーブン枠体３や上記加熱し
−タ７の損傷を防止し、併せて、上記加熱ヒータ７の交
換を容易にしている。

次に、第６図及び第７図に示される他の実施例は、上記
オーブン枠体３の他側１ｉ３ｃの内壁に、例えば、テフ
ロン材のような各誘電体スペーサ１４を付設し、これに
よって、上記加熱ヒータ７の交換時、つまり、ヒータ受
はブラケ・ント６ａを備えたヒータソケット６から上記
加熱ヒータ７の基部７ａを引き抜く際、第６図に示され
るように、上記ヒータ碍子１３に上記ヒータブラヶ・ン
ト８を当接すると共に、各誘電体スペーサ１４で上記オ
ーブン枠体３の他１ｊｌｌ板３Ｃに直接に当たるのを防
止して、オーブン枠体３や上記加熱ヒータ７の損傷を防
止し、併せて、上記加熱ヒータ７の交換を容易にしたも
のである。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、オーブン２を形成し
たオーブン枠体３の一側板にヒータソケット６を設け、
このヒータソケット６に加熱ヒータ７を着脱自在にして
水平に装着した加熱調理装置において・、上記加熱ヒー
タ７の基部７ａにヒータブラケット８を付設し、この加
熱ヒータ７の各湾曲部７ｂ、７ｃに位置する上記オーブ
ン砕体３の天板３ｂに各ヒータ碍子９．１３を各湾曲部
７ｂ、７ｃを係止するようにして設け、加熱ヒータ７の
交換時、上記ヒータ碍子１３に上記ヒータブラケット８
を当接して上記オーブン枠体３の他側板３Ｃに当たるの
を防止するようにしであるので、後部カバーが不要とな
り、装置全体を小形化することができるばかりでなく、
上記加熱ヒータ７の交換を容易にしてオーブン枠体３や
上記加熱ヒータ７の損傷を防止できるし、構成を簡素化
して組立て調整を容易にし、量産による省力化を図るこ
とができる等の優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の加熱調理装置の要部を示す正面図、
第２図は、同上平面図、第３図同上背面図、第４図は、
第２図中の鎖目Ａ部の拡大平面図、第５図は、同上側面
図、第６図及び第７図は、本発明の他の実施例を示す各
図、第８図は、既に提案されている加熱調理装置の要部
を示す正面図、第９図は、同上平面図、第１０図は、同
上側面図である。 １・・・ケース本体、２・・・オーブン、３・・・オー
ブン枠体、６・・・ヒータソケット６．７・・・加熱ヒ
ータ、８・・・ヒータブラケット、９．１３・・・ヒー
タ碍子。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、オーブンを形成したオーブン枠体の一側板にヒータ
   ソケットを設け、このヒータソケットに加熱ヒータを着
   脱自在にして水平に装着した加熱調理装置において、上
   記加熱ヒータの基部にヒータブラケットを付設し、この
   加熱ヒータの各湾曲部に位置する上記オーブン枠体の天
   板に各ヒータ碍子を各湾曲部を係止するようにして設け
   、加熱ヒータの交換時、上記ヒータ碍子にヒータブラケ
   ットを当接して上記オーブン枠体の他側板に当たるのを
   防止するようにしたことを特徴とする加熱調理装置。 ２、加熱ヒータの引き抜き通路上に位置するオーブン枠
   体の他側板の内壁に誘電体スペーサを付設したことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の加熱調理装置。 ３、オーブン枠体の天板にヒータ碍子を、加熱ヒータの
   装着する時の加熱ヒータの位置決め用にして付設したこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載の
   加熱調理装置。