JPH02157057A - 二重構造容器 - Google Patents

二重構造容器

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JPH02157057A
JPH02157057A JP63311854A JP31185488A JPH02157057A JP H02157057 A JPH02157057 A JP H02157057A JP 63311854 A JP63311854 A JP 63311854A JP 31185488 A JP31185488 A JP 31185488A JP H02157057 A JPH02157057 A JP H02157057A
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JP
Japan
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inner bag
container
dip tube
valve
contents
Prior art date
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Pending
Application number
JP63311854A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Okuyama
奥山 栄夫
Yukio Hirose
広瀬 幸男
Kenichi Shigemura
茂村 健一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO AEROSOL KAGAKU KK
Hokkaican Co Ltd
Original Assignee
TOKYO AEROSOL KAGAKU KK
Hokkaican Co Ltd
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Publication date
Application filed by TOKYO AEROSOL KAGAKU KK, Hokkaican Co Ltd filed Critical TOKYO AEROSOL KAGAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエアゾール包装に使用する改良された容器に関
するものであり、更に詳しくは隔離方式エアゾール包装
に使用する改良された二重構造容器に関するものである
〔従来の技術〕
一般に隔離方式のエアゾール容器は噴射剤を充填した加
圧室とエアゾールバルブに連結した放出すべき内容組成
物を含有した室からなっていて、加圧室と内容組成物を
含有した室とはピストン又は柔軟性を有する袋等により
隔離されている。
内袋はプラスチック又はアルミ箔等のフィルム状の柔軟
材質からなり、内袋の外側に充填される液化ガス、圧縮
ガス等により加圧されている。内袋の材質としては厚さ
約0.2ミリのアルミ箔、又は比較的耐溶剤性の秀れた
ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリ
ルニトリル等の厚さ約0.5ミリ程度の柔軟性を有する
袋が用いられる。
加圧媒体として、フロン12、フロン11、フロン11
4、LPG、炭酸ガス、窒素等の液化ガス及び圧縮ガス
を圧力2 kg/afl〜10kg/cJで加圧室に充
填し、内袋は外側より加圧し、エアゾルバルブを開放し
た時に、加圧媒体の圧力によって内袋は圧縮変形し、内
容物はエアゾールバルブポタンを通じ外部に取り出され
る。その時にエアゾール容器から放出される内容物の形
状は、泡、ミスト、ペースト状等、その内容組成物、バ
ルブボタンの形状等によって異なる。
隔離方式のエアゾール容器は、取り出すべき内容組成物
中に噴射剤の混入を望まない製品に用いられる。即ち、
コーキング剤、ゲル剤等の他、特に食品、医薬品等噴射
剤が原液中に入ることが好ましくない製品に利用される
上記のようなエアゾール包装とは異なり押し出しチュー
ブから内容物を取り出す場合は、人間の指でチューブを
底部から指で押しつぶし、内容物を適量取り出すことが
できる。チューブを押しつふず位置は底部より順次口部
に移っていき、内容物の97〜98%を取り出すことが
できる。
一般にエアゾール容器内に用いられる内袋の形状として
は、金属フィルムの場合、通常円筒状の厚み約 ミリ程
度のアルミ箔が用いられ、又プラスチックの場合、円筒
状又は復元性を良好にするため内袋の側部に数本の縦ひ
だを持った形状のものが多い。
内袋は外側の噴射剤によって常時均一に加圧さと同様な
形となって、噴射剤の混入を好まないという商品目的を
失った結果となる。
ピストン缶形式の場合も同様にピストンの外周が容器の
内壁を摺動するわずかな間隙から、噴射剤が内容物に浸
透し同様な結果が起こる。
金属フィルムの袋は通常アルミ箔のフィルムが用いられ
る。アルミ箔はガスバリア性がなく、良好であるが、機
械的強度が弱く、破損を起こし易い。エアゾール容器内
で袋にピンホール、亀裂等が存在しても容易に発見でき
ない。加圧された(第3図)状態では変形位置も不定で
あり、第3図(B)に示したように閉塞を起こし易い。
第2図および第3図において、それぞれ<A)は内容物
(1)及び噴射剤(2)を容器に充填した直後の状態を
示し、(B)は使用中の状態を示している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
発明が解決しようとする問題点を挙げると次の通りであ
る。
1、アルミ箔のみの内袋はガスバリア性は良好であるが
、使用過程に於ける内袋上部の押しつぶれれているが、
内袋のフィルムの厚さは必ずしも均一でなく、又袋上部
には未充填部分の空間が存在するため、バルブを開放し
内容物を吐出させた場合に内袋が最初に押しつぶされ変
形を起こす部位は、フィルムの薄い部分又は内容物の空
隙のある所であり、この部分が閉塞を起こすことになり
、特にこの現象は上部に起こる割合が多く、内容物が内
袋中に残留し取り出すことができない結果となる。
この欠陥を改良するため、プラスチックフィルムの袋(
第2図参照)の側面にひだを設け、袋が上下に圧縮変形
出来る復元性を有する形状を採用し、内容物(1)の放
出性を向上させている。プラスチックフィルムの場合、
フィルムが柔軟性を保持するための厚みが0.2ミリ程
度以下であるために、プラスチックの材質にもよるが、
加圧室に充填された噴射剤としての液化ガス、圧縮ガス
の浸透が避けられず、使用した噴射剤(2)が経時と共
に内袋のフィルムを通し、内部に浸透し内容物中に噴射
剤が混在し、通常のエアゾール形式のため、内容物の残
存性の改良が必要である。
2、アルミ箔のみの内袋では機械的強度が弱いために、
製造時における損傷が大きく、且つその検出が困難なた
め商品としての信頼性が低い。
3、プラスチック製の内袋又はピストン形式を採用した
ものでは、内容物の排出は良好であるが、経時と共に噴
射剤が内袋フィルムを通して内容物へ浸透し、内容物が
ガスと共に排出され、噴射剤とは分離して取り出すとい
う初期の商品目的を失ってしまう。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上記の問題点は、2kg/cII1以
上の外部からの押圧によって変形、破損しない強度を有
するディップチューブ(3)を有し、かつハウジングま
たはディップチューブ上部にタップ(6)を有するバル
ブを装着し、柔軟な多層材料からなり5kg/cJ以上
の押圧により破損しない内袋(4)を有する外缶(5)
よりなる二重構造容器によって達成される。
本発明による二重構造容器は、内袋付きハルブを使用し
た実施態様および内袋とバルブをそれぞれ別個に使用し
た実施態様を包含するものである。
本発明において使用するガスバリア性がなく、且つ機械
的強度が強い柔軟性のある袋は、通常異質のフィルムを
重ね合わせた複層〜多層フィルムである。例えば、ポリ
エチレン−アルミニューム箔、ポリエチレン−ポリアミ
ド、ポリプロピレンポリエチレンテレフタレート−アル
ミニューム箔等、内容物によって適合した組合せが用い
られる。
しかし、復元性を保持するため、ひだを有する形状のも
のは成形上困難であり、又技術上解決されたとしても大
変高価になり、商業上の実用性は失われていく。
従って、この様な多層又は複層フィルムを用いた内袋で
あっても、加圧による圧縮変形を制御することができな
い袋がいかなる部位から変形押しつぶされた場合でも内
容物の取り出し可能な方法を取らなければならない。
本発明による二重構造容器を第1図(1−a。
1−b)に示す。第1図の(A)は充填直後の状態を示
し、第1図の(B)は使用中の状態を示している。ここ
で、第1図(1−a)は内袋付きバルブを使用した場合
を示し、第1図(1−b)は内袋とバルブと別個に缶体
に取り付けた場合を示している。本発明の二重構造容器
においては、取り出し口をバルブバウシング又はディッ
プチューブ(3)の上に設けることにより、内袋(4)
の変形がいかなる位置に発生しても内容物を取り出すこ
とが可能となった。内袋の形状も円筒状に規定すること
なく、複層フィルムで出来た四角状のものでもかわまな
い。内袋は柔軟な多層材料からなり、5 kg/cf以
上の押圧により破損しないものでなければならない。こ
のような多層材料としてはポリエステル−アルミ箔−ナ
イロン−ポリエチレン−4層材料等がある。ディップチ
ューブはエアゾールバルブと一体でも、ディップチュー
ブをハウジング下部に接続させてもどちらでも構わない
が、ディップチューブの物理的強度は外部からの押圧に
よってフィルムが押しつふされても変形閉塞のない強度
、例えば2kg/cff1以上の外部からの押圧によっ
て変形、破損しない強度を有することが必要であり、こ
のような強度を有する材料としてはポリプロピレンがあ
る。
以下の実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
実施例1(ヘアスプレー) 内袋付きバルブ(第1図(1−a)参照)又は内袋とバ
ルブ(第1図(1−b)参照)それぞれを空エアプール
容器にクリンチを行い、規定量のヘアスプレー原液をバ
ルブ孔を通して充填する。その後、容器底部のバルブ孔
を通し、窒素ガスを充填してヘアスプレー製品を製造し
た。製造時の諸条件は次の通りである。
エアゾール容器(缶) AE−300空間容積 355
mff内袋        押圧破裂強度 50kg/
c+f1以上内容積 200mj2 パウチ滴注時のエアゾール容器空間容積 155mj2
原液充填量              168mj2
(135g:原液比重0.80とする)原液粘度   
           5cps充填ガス      
        窒素充填時圧力(25°c)   、
       8kg/c+flこうして得たヘアスプ
レーの試料を常温で噴射し、その使用率(噴射率)に於
ける圧力変化を測定し、その時のミスト状態を目視観察
した。また試料10個準備し保存温度40°Cに於いて
3箇月間保管し、各試料の内袋状態等の経時変化を調べ
た。
噴射率と内容物圧力の変化との関係は第4図の通りであ
り、噴射終了時の噴射率98.5%まで圧力が充分に保
持されていることがわかる。また、噴射率の変化に伴う
噴射ミストの状態は表1の通りであって、噴射終了まで
ミスト状態の変化は認められなかった。また、経時変化
の試験結果は表2に示す通りであり、40°Cで3箇月
保管した後も噴射状態、内袋状態、内容物状態に変化は
認められなかった。
表1゜ 噴射率の変化に伴うミスト状態 表2゜ 経時試験 *40°C13箇月保管の前、後を示す。
実施例2(ガラスクリーナー) 内袋付きバルブ又は内袋とバルブそれぞれを空エアゾー
ル容器にクリンチを行い、規定量のガラスクリーナー原
液をバルブ孔を通して充填する。
その後、容器底部のバルブ孔を通し、窒素ガスを充填し
てガラスクリーナー製品を次の条件で製造した。
エアゾール容器(缶)AE−330空間容積 440m
ρ内袋       押圧破裂強度50kg/cf1以
上内容積  200mff パウチ滴注時のエアゾール容器空間容積 240mj2
原液充填量              168mff
i(168g:原液比重1.00とする)原液粘度  
          1〜2cps充填ガス     
       窒素充填時圧力(25°C)     
  5 kg/cfflこうして得たガラスクリーナー
の試料を常温で噴射し、その使用率(噴射率)に於ける
圧力変化を測定し、その時のミスト状態を目視観察した
また、試料10個準備し保存温度40°Cに於いて3箇
月間保管し、各試料の内袋状態等の経時変化を調べた。
噴射率と内容物圧力の変化は、第5図の通りであり、噴
射終了時の噴射率98%まで圧力が充分に保持されてい
ることがわかる。また、噴射率の変化に伴う噴射ミスト
の状態は表3の通りであって、噴射終了時までミスト状
態の変化は認められなかった。また、経時変化の試験結
果は表4に示す通りであり、40°Cで3箇月保管した
後も噴射状態、内袋状態、内容物状態に変化は認められ
なかった。
表3.噴射率の変化に伴うミスト状態 表4゜ 経時試験 実施例3(頭髪用ゲル) 内袋付きバルブ又は内袋バルブを空エアゾール容器にク
リンチを行い、規定量の頭髪ゲル原液をバルブ孔を通し
て充填する。その後、容器底部のバルブ孔を通し、窒素
ガスを充填して頭髪用ゲル製品を次の条件で製造した。
エアゾール容器(缶)AE−220空間容積 280r
rlパウチ満注時のエアゾール容器空間容積 100m
I!。
原液充填量              165mj2
(150g:原液比重1.00とする)原液粘度   
           測定不能充填ガス      
        窒素充填時圧力(25°C)    
      4kg/c超こうして得た頭髪用ゲルの試
料を常温で噴射し、その使用率(噴射率)に於ける内容
物の圧力変化を測定し、その時のミスト状態を目視観察
した。
試料10個準備し保存温度40°Cに於いて3箇月間保
管し、各試料の内袋状態等の経時変化を調べ噴射率と内
容物圧力の変化は、第6図の通りであり、噴射終了時の
噴射率96%まで圧力が充分に保持されていることがわ
かる。また、噴射率の変化に伴う噴射状態は表5の通り
であって、噴射終了時まで噴射状態の変化は認められな
かった。
また、経時変化の試験結果は表6に示す通りであり、4
0°Cで3箇月保管した後も噴射状態、内袋状態、内容
物状態に変化は認められなかった。
表5.噴射率の変化に伴う噴射状態 表6.経時試験 構造容器の内容物充填直後および使用中の内部の状態を
示す図、第2図(A)及び(B)ならびに第3図(A)
および(B)はそれぞれ従来のエアゾール容器の内容物
充填直後および使用中の状態を示す図、第4図は実施例
1の、第5図は実施例2の、そして第6図は実施例3の
製品の噴射率と圧力の変化との関係を示すグラフである
〔発明の効果〕
本発明の二重構造容器によれば、従来のエアゾール製品
の欠点がなく、長期保管後においても、極めて高い噴射
率で、常に均一な噴射ミスト状態が得られるという優れ
た効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図(1−a)  (A)および(B)、および第1
図(1−h)  (Δ)および(B)は本発明による二
重図中符号=1・・・・・・内容物、 2・・・・・・
噴射剤、3・・・・・・バルブハウジング またはディップチューブ 4・・・・・・内袋、  訃・・・・・外缶、6・・・
・・・タップ、 弓 図 (1−a) (B) 第 図 (1−b) (A) (B) (A) 第 (A) (B) (B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2kg/cm^2以上の外部からの押圧によって変形、
    破損しない強度を有するディップチューブを有し、かつ
    ハウジングまたはディップチューブ上部にタップを有す
    るバルブを装着し、柔軟な多層材料からなり、5kg/
    cm^2以上の押圧により破損しない内袋を有する外缶
    よりなる二重構造容器。
JP63311854A 1988-12-12 1988-12-12 二重構造容器 Pending JPH02157057A (ja)

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JP63311854A JPH02157057A (ja) 1988-12-12 1988-12-12 二重構造容器

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JPH02157057A true JPH02157057A (ja) 1990-06-15

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JP63311854A Pending JPH02157057A (ja) 1988-12-12 1988-12-12 二重構造容器

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JP (1) JPH02157057A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03176390A (ja) * 1989-11-30 1991-07-31 Takeuchi Press Ind Co Ltd 二重エアゾール容器のバリアパック
JPH1133444A (ja) * 1997-07-15 1999-02-09 Osaka Ship Building Co Ltd エアゾール製品
JP2001017510A (ja) * 1999-07-12 2001-01-23 Koike Kagaku Kk 鼻腔洗浄器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03176390A (ja) * 1989-11-30 1991-07-31 Takeuchi Press Ind Co Ltd 二重エアゾール容器のバリアパック
JPH1133444A (ja) * 1997-07-15 1999-02-09 Osaka Ship Building Co Ltd エアゾール製品
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