JPH0215560Y2 - - Google Patents

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JPH0215560Y2
JPH0215560Y2 JP4834285U JP4834285U JPH0215560Y2 JP H0215560 Y2 JPH0215560 Y2 JP H0215560Y2 JP 4834285 U JP4834285 U JP 4834285U JP 4834285 U JP4834285 U JP 4834285U JP H0215560 Y2 JPH0215560 Y2 JP H0215560Y2
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cylinder
machine frame
cylindrical body
crushing rod
soil
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JP4834285U
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、砕土機の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来この種砕土機、詳しくは、機枠に対して、
多数の選別孔を備えた筒体を傾斜姿勢で回転可能
に横架せしめ、該筒体の傾斜上端から塊土を投入
し、筒体内に配設した砕土体にて塊土を破砕して
砕土を上記選別孔から選別回収するとともに、混
入せる石や草根などの異物を筒体の傾斜下端部か
ら外部に放出するようにした砕土機は、筒体の傾
斜下端が全面的に開放され、傾斜下端全域が放出
口に形成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このことは、未砕処理の土まで放出する結果と
なり、砕土の回収歩留りが低下するとともに、未
砕のまま放出された塊土を再び投入口から投入す
る作業が要求されるなどの課題がある。
本考案の目的は、このような実情に鑑みなされ
たもので、簡単な而も合理的手段によつて従来技
術の課題を解消せしめ、選別砕土の回収歩留りを
高めるとともに、再処理作業をなくし、省力化の
向上が図れる砕土機を提供せんとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
従来技術の課題を解決する本考案の構成は、機
枠に対して、多数の選別孔を備えた筒体を傾斜姿
勢で回転可能に横架せしめ、該筒体の傾斜上端側
を上記機枠に設けたホツパーに接続するととも
に、筒体の傾斜下端側に異物の放出部を形成し、
更に、上記筒体の中心軸線にそつて砕土杆をもつ
砕土杆軸を回転可能に貫通させた砕土機におい
て、上記筒体の傾斜下端部に、一部に、調節部材
により広、狭調節可能な放出口を形成し、かつ、
筒体と一緒に回動する規制体を設けたことを特徴
とするものである。
〔実施例〕
第1〜3図について実施例の詳細を説明する。
第1図は縦断側面図、第2図は同上縦断正面
図、第3図は一部の正面図である。
1は、車輪2を備えた脚3、および、伸縮調節
杆4をもつ脚5によつて支持される機枠で、該機
枠1は、上記伸縮調節可能な脚5の調節作用によ
り傾斜姿勢に保持されてい。
6は、上記傾斜姿勢に保持されている機枠1の
傾斜方向にそつて該機枠1によりとりつけられた
筒体で、該筒体6の傾斜上端部には、全面を開口
した塊土の投入口6aが形成されるとともに、こ
の筒体6の傾斜上端部は、上記機枠1上に固定さ
れた側枠7に設けた複数個の転輪8によつて回動
可能に支持される。
上記筒体6の略全域には、多数の選別孔9が碁
盤目状に穿設形成されている。そしてこの選別孔
9群は、第1図から明らかなように、塊土の投入
側、詳しくは、筒体の傾斜上端部から傾斜下端の
放出側に至るに従い、選別孔9間の距離が大きく
形成される。即ち、選別孔9の穿設形成密度が傾
斜上端部から傾斜下端部に至るに従い順次密から
粗に変化している。この密から粗への形成手段に
は、無端的に間隔を変化させるか、あるいは、筒
体6を傾斜上端から傾斜下端に至る間を複数のゾ
ーンに分け、各ゾーンにある選別孔間距離を順次
大きく変化させる手段とがある。また、上記筒体
6の傾斜下部には、図に示すような一部を切欠い
て放出口10を形成した蓋構造の規制体11がさ
れ、更に、この規制体11には、上記放出口10
を広、狭調節する調節板11aが設けられてお
り、未砕塊土がそのまま放出されるのを防止する
ように構成せしめる。図中12は塊土投入用のホ
ツパーである。
13は、上記側枠7に対応して機枠1の傾斜下
端部に固定された側枠で、該側枠13には、上記
筒体6の中心軸線にそつて配設された砕土杆軸1
4の一端が貫通軸支してあり、また該砕土杆軸1
4の他端は、筒体6の傾斜上端より筒体内部に位
置しており、この砕土杆軸14の他端に設けた軸
受部材15が、上端を上記側枠7に固定し、下端
部を筒体6内に介入したアーム16,17端にと
りつけられている。
18a,18bは、上記砕土杆軸14に略等間
隔毎にとりつけられ、かつ、筒体6の塊土投入口
6a側から放出口10側に至るに従い順次長尺と
した砕土杆(砕土体)であつて、投入口側の砕土
杆18a群は砕土杆軸14に対して固定構造で、
また、放出口側の砕土杆18b群は、第1,2図
から明らかなように、スイング可能な、而も、2
枚構造で砕土杆軸14にとりつけられている。
そして、該砕土杆軸14の傾斜下端には、比較
的径大のプーリー19が設けてあり、該プーリー
19は、ベルト20を介して、上記機枠1にとり
つけたモータ21の軸22に設けたプーリー23
に接続される。また、軸22に設けた別のプーリ
ー24と、上記側枠13の上部に軸架された軸2
5に設けたプーリー26とがベルト27によつて
接続される。また、該軸25にスプロケツト28
をとりつけ、このスプロケツト28と、上記側枠
13に対し貫通軸架した別の軸29の外側端にと
りつけたスプロケツト30とをチエン31にて接
続するとともに、該軸29の内側端に径小のギア
32を設ける。
一方、上記側枠13の内側面に近接した砕土杆
軸14部に、比較的径大のギア33を遊動的に設
け、これに、上記径小のギア32を噛合せしめる
とともに、該径大のギア33の放射状アーム33
aと、上記筒体6の傾斜下端部に被着した規制体
11とを夫々アーム34によつて接続し、径大ギ
ア33の遅く、かつ、砕土杆軸14と逆の回転が
筒体6に伝達されるようにしたものである。図中
35は上記径大のギア33、径小のギア32を、
筒体6から放出される塵芥による汚損を防止する
ためのカバーで、該カバー35の一側には開口3
5aが形成してある。尚このカバー35は、径大
のギア33の各アーム33aと、アーム34との
間に挟着支持され、筒体6と一緒に回動する。そ
してカバー35内に介入した塵芥が、カバー35
の開口35aが下向きとなつたときに外部に放出
されるようにしたものである。
36は、上記両側枠7,13の上部間に回動可
能に軸架され、かつ、外周に螺旋状のブラシ37
をとりつけた回転軸で、該回転軸36の両端は、
上下方向に長い案内長孔(図示略)を設けた取付
板38に支持され、ブラシ37が自重により筒体
6の表面に接触するようになすとともに、筒体6
の回転に追従して自転させ、選別孔9の目詰まり
解除をなすようにしたものである。
39は、上端縁が機枠1にとりつけられ、か
つ、筒体6の略全域をカバーする大きさの漏斗状
の回収シユートで、該回収シユート39の前後部
には、筒体6の軸線と直交するように2本の袋支
持体40が、平行に而も水平状態に設けてあり、
これに、回収袋41がかけ止めされ、選別孔9か
ら落下する砕土が、再砕されることなく回収され
るようにしてある。また、第2図の仮想線で示す
ような回収シユート39aをとりつけ、選別砕土
を機体の外側方で回収するようにすることも可能
である。この場合、回収シユート39aの傾斜角
度を大きくとる必要があるため、脚3,5を図示
のものより長尺となし、機枠1と床面との間の距
離を大きくとることが望ましい。
第1図に示す42は、上記筒体6の放出口10
から外部に放出される異物を回収するシユート
で、該シユート42は、図から明らかなように、
該シユート42による異物の流れ方向を、筒体6
の軸線方向に沿わせ、無理のない回収がなしうる
ようにする。この条件を満たすには、図のように
モータ、および、これに関連する駆動機構が機枠
1の上方に設置されることが条件となる。尚図中
43は、装置全体の搬送、移動など取扱い時に使
用する取手、44は全体のカバーである。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように構成したので、次のよ
うな効果が得られる。
(a) 未砕塊土、および、異物類を、筒体の傾斜下
端部で一時停滞させ、未砕塊土を有効に破砕
し、所要粒度の砕土回収の歩留り向上が計りう
る。
(b) 従来のように、未砕塊土を放出させ、これを
再び筒体の投入口に供給する作業がなくなり、
省力化の向上が計りうる。
(c) 放出口が、調節部材によつて広、狭調節可能
であるため、土の採取地により石、砂、草根な
どの混入率が大、小異なるときに、異物混入の
多い場合には放出口を大きく開いて早く放出さ
せ、砕土体や筒体の損傷、変形を防ぎ、また、
混入率の少ない場合には、放出口を狭めて筒体
内での滞留時間を長くして、砕土の回収率を上
げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断側面図、第2図は同上縦断正面
図、第3図は一部の正面図である。 1……機枠、6……筒体、9……選別孔、10
……放出口、11……規制体、11a……調節
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機枠に対して、多数の選別孔を備えた筒体を傾
    斜姿勢で回転可能に横架せしめ、該筒体の傾斜上
    端側を上記機枠に設けたホツパーに接続するとと
    もに、筒体の傾斜下端側に異物の放出部を形成
    し、更に、上記筒体の中心軸線にそつて砕土杆を
    もつ砕土杆軸を回転可能に貫通させた砕土機にお
    いて、 上記筒体の傾斜下端部に、一部に、調節部材に
    より広、狭調節可能な放出口を形成し、かつ、筒
    体と一緒に回動する規制体を設けたことを特徴と
    する砕土機。
JP4834285U 1985-04-01 1985-04-01 Expired JPH0215560Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4834285U JPH0215560Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4834285U JPH0215560Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61167949U JPS61167949U (ja) 1986-10-18
JPH0215560Y2 true JPH0215560Y2 (ja) 1990-04-26

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ID=30564508

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JP4834285U Expired JPH0215560Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

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JPS61167949U (ja) 1986-10-18

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