JPH02154871A - 連通路共閉式可変定流量調節弁装置 - Google Patents

連通路共閉式可変定流量調節弁装置

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JPH02154871A
JPH02154871A JP31076788A JP31076788A JPH02154871A JP H02154871 A JPH02154871 A JP H02154871A JP 31076788 A JP31076788 A JP 31076788A JP 31076788 A JP31076788 A JP 31076788A JP H02154871 A JPH02154871 A JP H02154871A
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Hidekuni Yokota
横田 秀邦
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横田 伸五
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ9発明の目的 「産業上の利用分野」 この発明は、流体輸送管路に介装する流ffi調節用の
自動定流量調節弁装置に関する。
「従来の技術j 一般的に、弁装置を流fflff節弁の用途に供する場
合に、管路の一次側乃至二次側の水圧変動が少なく、流
量調整の精度も然して意に介する必要のない時には、蝶
弁、ゲート弁、コック類などを、適度に絞り調節するだ
けで事足りる。
しかし、管路条件が複雑化したり、流量調整に精度を要
望される時には、弁装置は複雑に−変し、主弁に対して
、パイロット型制御°装置や、各種のアクチエイタ−と
センサーとの組み合わせなどによる自動制御装置の装着
を余儀なくされる。
従って、従来の、この種の弁装置類の分野では、簡明な
理論と簡潔な構造に帰結すべき技術思想に立脚した、可
変自在な小型の定流ffi調節弁装置を見るに至ってな
い現況である。
「発明が解決しようとする課題」 前述の通り、従来の流M調節弁装置は、価格が見合う程
度の大きい弁装置の分野においては、その使用目的に合
った作動と性能を付加した製品を見ることができる。し
かし、比較的小型の弁装置については、従来のこの種の
技術思想の下では、簡潔且つ安価な構造で、可変自在な
定流flt調節弁の作用を付加したものを創出すべくも
なかった。
この発明は、簡明な理論の下に、弁装置の各主要部を、
製作費の嵩まない簡潔な組合わせになる一体的構造に構
成させ、しかも使用目的にぴたり合わせた機能を発揮す
る可変定流量調節弁装置を得ることを目的とする。
口1発明の構成 「課題を解決するための手段」 この発明を第1図に示す一実施例に基づいて説明する。
中心直線Xを同じ(する、入ロロ径部流路aと出口口径
部流路iとを有する弁箱1において、隔壁部9によって
仕切り形成された入口流路す内には、流れ方向に沿って
締め切られて行(、リフト式締め切り弁体3を設け、そ
の下流側に位置する一次中間流路d内には、該弁体3と
一体的に組み込まれたリフト式流量調整部材4を設け、
その調整開口部e及び閉鎖面部12を介して、それに対
応した出口流路り内に、流れ方向に逆らって閉まって行
くリフト式滑り弁5を設けである。
そして、この各主要部構造は、これらが共有する中心直
線Yが、前述の中心直線Xと弁箱中央部において、ほぼ
直交するように形成すると基に、弁箱1における弁ぶた
2との嵌合部IO1締め切り弁座部11、流量調整閉鎖
面部12、及び滑り弁5を密封的且つ滑動自在に嵌装す
るための弁箱シリンダ部13などによる一連の弁箱構成
部分を、−右回旋削加工手段及び一方向組み込み手段に
適する構造に形成させである。
そして又、所要の釣り合いばね7は、流ff1XIR整
部材4と滑り弁の端面部材5にとの間に、簡単に介装す
るだけで済み、また、該端面部材5にと弁箱底壁部1に
との間に包容形成された袋室kを、誇大などの連通路m
によって、入口流路すに連通させることにより、滑り弁
開口部gに簡明な自動絞り調節流路の機能を付加する。
なお、締め切り弁体3は、流量が調整部材4によって最
小限に絞り調整された後に、漸く、締め切って行(よう
に、その関係位置を構成する事によって、この弁装置の
流量調整弁機能と締め切り弁機能との完璧が期されてい
る。
従って、簡潔な部品構成の下、製作加工費も低く、一方
向組み込み手段のため、分解組立にも手が懸からず、し
かも機能の豊かな可変の定流■調節弁装置を市場に送る
ことができる。
「作 用」 第1図によって、その作用を観察すると、いま、リフト
式流量調整部材4が全開の状態であり、従って、流れは
所定最大流量を保ちながら、入ロロ径部流路a→人口流
路り→締め切り弁開ロ部C→−次中間流路d→流ffi
調整開ロ部e→二次中間流路f→滑り弁開ロ部g→出ロ
流路h→出口口径部流路iの順に流れている。この状態
下では、釣り合いばね7の滑り弁開口部gを開く方向へ
の力は、端面部材5にの前後の受圧面に働く二次中間流
路fと袋室に即ち一次中間流路dとの圧力の差に均衡さ
せて有る。その圧力の差はもとより、流屑調整量口部e
における流路抵抗に起因する。
次に、流量調整のため、ハンドル8を廻して、調整部材
4で開口部eを絞って行くと、当然に流路抵抗が増し、
従って下流側にある二次中間流路fの圧力が低下して、
ばね7による均衡が破れると同時に、滑り弁の先端部5
gが弁閉鎖面部12に近付き、その流動状態に見合うだ
けの自動絞り調節流路となって安定する。
なお、滑り弁5の閉鎖終了時には、滑り弁先端部5gは
、調整部材4にほぼ接触するまで閉鎖されているが、そ
の後、締め切り弁体3が弁座】lに圧接された締め切り
完了時には、一次中間流路d以降の各流路は、総て出口
流路の圧力となり、滑り弁5は、釣り合いばね7の力に
よって押し戻されて「全開」の状態に復帰する。
本来、本発明により構成された弁装置においては、図示
された実施例でも解るように、流量調整開口部eの流路
抵抗の多寡に見合った強さの釣り合いばね7であるから
、この弁装置の効率が良いと言うことは、所要の釣り合
いばね7の強さが小さいと言うことに外ならない。従っ
て、締め切りの状態から、締め切り弁3及び流ffi調
整部材4を開くまでの過程において、締め切り弁3がす
でに「微開」の状態になって□も、いまだ調整部材4は
「閉」の状態にあると言う時点を経過する本発明の弁装
置においては、その時点における滑り弁5が、「全開」
の位置から、人口圧力と出口圧力の全差圧力を一気に受
けて、瞬時に「全閉Jの位置に移ると言う初期動作が、
爾後、微細な差圧力によって応動する滑り弁5の流量調
整作用に対して、初期慣らし作動の効果を現して、大変
に好都合な利点となる。
「実施例」 本発明の実施例について、図面を参照しながら具体的に
説明する。
第1図は、中心直線X上に、人口口径部、出口口径部を
揃えた弁箱1に、上部より、一方向組み込み手段の下に
、滑り弁5を挿入し、釣り合いばね7を嵌め込み、締め
切り弁体3及び流量調整部材4を一体的に支持する軸部
材6を弁ぶたねじ部J4に螺合した弁ぶた2をセットし
て構成され、必要に応じて軸部材6の一端に取り付けた
ハンドル8を操作することによって、流量値を自在に選
べる至便な可変定流量調節弁装置を示している。
なお、本図においては、連通路mに、必要に応じてのス
トレーナ挿入の適所を提供できる利点をも示している。
ハ1発明の効果 本発明における可変定流量調節弁装置は、前述の通り、
従来の各種流量調整弁装置に比べ、革新的な技術思想の
下に、コンパクトに且つ製作費の嵩まない構造に構成さ
れ、しかも可変自在な定流It調節弁の作用が付与され
ており、諸種の使用目的にぴたり合わせた機能を発揮し
て、送水・配水管理上に卓効を挙げ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す縦断面図である。図
面中において、 1・・・弁箱、2・・・弁ぶた、3・・・締め切り弁体
、4・・・流量調整部材、5・・滑り弁、6・・・軸部
材、7・・・釣り合いばね、8・・・ハンドル、9・・
・弁箱隔壁部、10・・・弁ぶた嵌合部、11・・・締
め切り弁座、12・・・流量調整閉鎖面部、13・・・
弁箱シリンダ一部、14・・・弁ぶたねじ部、1k・・
・弁箱底壁部、5g・・・滑り弁の先端部、5k・・・
滑り弁の端面部材、a・・・入ロロ径部流路、b・・・
入口流路、C・・・締め切り弁開口部、d・・・一次中
間流路、e・・・流量調整開口部、f・・・二次中間流
路、g・・・滑り弁開口部、h・・・出口流路、i・・
出口口径部流路、k・・・袋室、m・・・連通路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流量調節弁装置において、弁箱(1)の入口口径部
    流路(a)と出口口径部流路(i)とを、同一の流路中
    心直線X上に揃え、入口流路(b)内に設けたリフト式
    締め切り弁弁体(3)及び締め切り弁開口部(c)と、
    その下流に構成された一次中間流路(d)内に弁体(3
    )と一体的に設けた流量調整部材(4)及び調整開口部
    (e)と、それに対応して出口流路(h)内に設けたリ
    フト式滑り弁(5)及び滑り弁開口部(g)など一連の
    主要構成部分が共有する中心直線Yを、該口径部流路中
    心直線Xに対し、ほぼ直交するように、弁箱隔壁部(9
    )を形成すると共に、弁箱(1)における弁ぶた(2)
    との嵌合部(10)、締め切り弁弁座(11)、流量調
    整閉鎖面部(12)及び滑り弁(5)を密封的且つ滑動
    自在に嵌装するための弁箱シリンダ部(13)などによ
    る一連の弁箱構成部分を、一方向旋削加工手段及び一方
    向組み込み手段に適する構造に形成させたこと。 並びに、滑り弁端面部材(5k)と調整部材(4)の端
    面部との間に、滑り弁(5)の開口部(g)を常時、所
    定の力で開く方向に作用する釣り合いばね(7)を介装
    すると共に、端面部材(5k)と弁箱底壁部(1k)と
    の間に包容形成された袋室(k)を、連通路(m)をも
    つて一次中間流路(d)に連通させることにより、該開
    口部(g)に自動絞り調節流路を構成させたことを特徴
    とする可変定流量調節弁装置。 2、流量を最小限にまで絞り調整した場合に、流量調整
    部材(4)が閉鎖面部(12)内面に嵌入されても、締
    め切り弁体(3)は弁座(11)との間になお充分に開
    度を保つように、その関係位置を構成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の可変定流量調節弁装置
JP63310767A 1988-12-07 1988-12-07 連通路共閉式可変定流量調節弁装置 Expired - Fee Related JP2540361B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035718A (ja) * 1973-03-26 1975-04-04
JPS59108873U (ja) * 1983-01-14 1984-07-23 株式会社京浜精機製作所 流量制御弁

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035718A (ja) * 1973-03-26 1975-04-04
JPS59108873U (ja) * 1983-01-14 1984-07-23 株式会社京浜精機製作所 流量制御弁

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