JPH02153478A - 個人照合装置 - Google Patents
個人照合装置Info
- Publication number
- JPH02153478A JPH02153478A JP63309063A JP30906388A JPH02153478A JP H02153478 A JPH02153478 A JP H02153478A JP 63309063 A JP63309063 A JP 63309063A JP 30906388 A JP30906388 A JP 30906388A JP H02153478 A JPH02153478 A JP H02153478A
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- JP
- Japan
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- sweat gland
- circuit
- sweat
- line
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- 210000000106 sweat gland Anatomy 0.000 claims abstract description 76
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 14
- 238000012795 verification Methods 0.000 claims description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 210000004907 gland Anatomy 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 6
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 6
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 6
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 4
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- 238000011161 development Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 238000012916 structural analysis Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、個人照合装置に関し、詳しくは、指紋を用い
て個人を識別する個人照合装置に関する。
て個人を識別する個人照合装置に関する。
近年、電算機が社会全般に普及するに伴い、保全性(セ
キュリティ)を如何に確保するかという点において世間
の関心が集まっている。電算機室ヘの入室や端末利用の
際の本人確認の手段としては、従前、IDカードや暗証
番号によるものが一般的であった。しかし、IDカード
は磁気情報が複製されてしまうとこの偽造カードを用い
て容易に侵入される。また、暗証番号は、通常、憶えや
すい生年月日や電話番号等とすることが多く、本人の周
辺情報を調べることで簡単に見破られることもある。
キュリティ)を如何に確保するかという点において世間
の関心が集まっている。電算機室ヘの入室や端末利用の
際の本人確認の手段としては、従前、IDカードや暗証
番号によるものが一般的であった。しかし、IDカード
は磁気情報が複製されてしまうとこの偽造カードを用い
て容易に侵入される。また、暗証番号は、通常、憶えや
すい生年月日や電話番号等とすることが多く、本人の周
辺情報を調べることで簡単に見破られることもある。
これに対して指紋は、「万人不同」・「終生不変」とい
う三大特性を持つため、本人の確認の最も有力な手段と
考えられ、指紋を用いた簡便な個人照合システムに関し
多くの研究開発が行われている。
う三大特性を持つため、本人の確認の最も有力な手段と
考えられ、指紋を用いた簡便な個人照合システムに関し
多くの研究開発が行われている。
指紋を用いた個人照合装置の開発では、本人の指紋像を
実時間で鮮明に入力することのできる実時間指紋センサ
を実現すること、登録済の特徴情報と入力した指紋とを
、実用上十分な信頼度を保ちつつ、高速に照合するアル
ゴリズムを開発することの両者が鍵となる。
実時間で鮮明に入力することのできる実時間指紋センサ
を実現すること、登録済の特徴情報と入力した指紋とを
、実用上十分な信頼度を保ちつつ、高速に照合するアル
ゴリズムを開発することの両者が鍵となる。
実時間指紋センサでは、歪みの無い鮮明な指紋像を、前
の使用者の残留指紋に影響されずに入力することが必要
であり、このため、レーザを光源とし、ホログラムと平
板状全反射導光板とを組み合わせた新しい構成のホログ
ラフィック指紋センサを本発明者は開発している。
の使用者の残留指紋に影響されずに入力することが必要
であり、このため、レーザを光源とし、ホログラムと平
板状全反射導光板とを組み合わせた新しい構成のホログ
ラフィック指紋センサを本発明者は開発している。
一方、アルゴリズムの開発では、入力時の力の加わり方
の違いや、ガラスに指を付けたまま移動させることによ
って生じる指紋像の歪みに柔軟に対応することが必要で
あり、このため、いわゆる部分パターンマツチング法の
持つ冗長性と、特徴抽出法のもつ構造解析性とを兼ね備
えたムービング・ウィンド・アルゴリズムを本発明者は
新たに開発している。
の違いや、ガラスに指を付けたまま移動させることによ
って生じる指紋像の歪みに柔軟に対応することが必要で
あり、このため、いわゆる部分パターンマツチング法の
持つ冗長性と、特徴抽出法のもつ構造解析性とを兼ね備
えたムービング・ウィンド・アルゴリズムを本発明者は
新たに開発している。
一般に、指紋のように線(隆線や谷線)を主体とした画
像を2値化する場合、線の太さに関する情報はさほど重
要ではない。したがって、指紋を2値図形化する際には
、線の中心線を抽出し、この抽出された線で指紋の隆線
や谷線を現す手法、いわゆる細線化処理が行われる。細
線化処理は情報を圧縮する手法としても有効であり、画
像の高速処理に貢献する。このような細線化処理の一例
としては、隆線領域の最も外側にある画素を内部領域が
な(なるまで(り返し削除していき、削除されずに残っ
た画素の連なりを中心線とするものがある。具体的には
、与えられた2値図形における任意の図形領域Doから
その輪郭線を構成する画素で多重点でない画素を削除し
、その結果得られる図形をDlとする。同様に、Dlか
らD2、D2からD3、・・・・・・・・・・・・とい
った処理を削除する画素がなくなるまで繰返す。そして
、最終的に得られた図形をDnとすれば、DnがDOの
中心線となる。
像を2値化する場合、線の太さに関する情報はさほど重
要ではない。したがって、指紋を2値図形化する際には
、線の中心線を抽出し、この抽出された線で指紋の隆線
や谷線を現す手法、いわゆる細線化処理が行われる。細
線化処理は情報を圧縮する手法としても有効であり、画
像の高速処理に貢献する。このような細線化処理の一例
としては、隆線領域の最も外側にある画素を内部領域が
な(なるまで(り返し削除していき、削除されずに残っ
た画素の連なりを中心線とするものがある。具体的には
、与えられた2値図形における任意の図形領域Doから
その輪郭線を構成する画素で多重点でない画素を削除し
、その結果得られる図形をDlとする。同様に、Dlか
らD2、D2からD3、・・・・・・・・・・・・とい
った処理を削除する画素がなくなるまで繰返す。そして
、最終的に得られた図形をDnとすれば、DnがDOの
中心線となる。
しかしながら、このような従来の個人照合装置にあって
は、その細線化処理において、各画素毎に削除あるいは
非削除の判定を行う構成となっていたため、指紋の紋様
は一般に複雑で、その紋様を現す画素数も多いことから
、処理速度に時間がかかるといった問題点があった。
は、その細線化処理において、各画素毎に削除あるいは
非削除の判定を行う構成となっていたため、指紋の紋様
は一般に複雑で、その紋様を現す画素数も多いことから
、処理速度に時間がかかるといった問題点があった。
そこで、本発明は、画素毎の削除、非削除といった複雑
なアルゴリズムによらずに細線化像を得るようにし、画
像処理、特に細線化処理の高速化を図ることを目的とし
ている。
なアルゴリズムによらずに細線化像を得るようにし、画
像処理、特に細線化処理の高速化を図ることを目的とし
ている。
本発明に係る個人照合装置は、上記目的を達成するため
に、入力された指紋画像を細線化処理し、該細線化デー
タに基づいて特定個人の指紋の登録・照合を行う個人照
合装置において、前記指紋画像内の汗腺の位置を検出す
る汗腺検出手段と、同一の隆線上に属する汗腺を選別す
る選別手段と、該選別手段により選別された同一隆線上
に属する汗腺同士を線分で連結する連結手段と、を備え
て構成している。
に、入力された指紋画像を細線化処理し、該細線化デー
タに基づいて特定個人の指紋の登録・照合を行う個人照
合装置において、前記指紋画像内の汗腺の位置を検出す
る汗腺検出手段と、同一の隆線上に属する汗腺を選別す
る選別手段と、該選別手段により選別された同一隆線上
に属する汗腺同士を線分で連結する連結手段と、を備え
て構成している。
本発明では、同一隆線に属する汗腺同士が線分で連結さ
れ、この線分によって細線化像が作られる。したがって
、画素単位に細線化処理をしなくてもよくなり、処理の
高速化が図られる。
れ、この線分によって細線化像が作られる。したがって
、画素単位に細線化処理をしなくてもよくなり、処理の
高速化が図られる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜6図は本発明に係る個人照合装置の一実施例を示
す図である。
す図である。
まず、構成を説明する。第1図は個人照合装置の機能を
示すブロック図であり、この図において、個人照合装置
は例えば、16ビツトのパーソナルコンピュータを含ん
で構成され、大きく分けて指紋センサ1、濃淡画像記憶
装置2、二値化回路3、二値化像記憶装置4、汗腺検出
回路(汗腺検出手段)5、調査回路(選別手段)6、汗
腺の座標管理簿7、汗腺の組合わせ管理簿8、H字型構
造検出回路9、特徴抽出回路(連結手段)10および登
録・照合回路11により表わされる各機能部を有してい
る。
示すブロック図であり、この図において、個人照合装置
は例えば、16ビツトのパーソナルコンピュータを含ん
で構成され、大きく分けて指紋センサ1、濃淡画像記憶
装置2、二値化回路3、二値化像記憶装置4、汗腺検出
回路(汗腺検出手段)5、調査回路(選別手段)6、汗
腺の座標管理簿7、汗腺の組合わせ管理簿8、H字型構
造検出回路9、特徴抽出回路(連結手段)10および登
録・照合回路11により表わされる各機能部を有してい
る。
指紋センサ1は、例えばレーザを光源とし、ホログラム
と平板状導光板とを組合わせたタイプのものあるいはプ
リズムタイプのもので、指紋を撮像素子で受けて画像信
号に変換する。濃淡画像記憶装置2は指紋センサ1から
の画像信号をA/D変換する等して画像を記憶するもの
で、その記憶データは二値化回路3に送られて二値化さ
れる。
と平板状導光板とを組合わせたタイプのものあるいはプ
リズムタイプのもので、指紋を撮像素子で受けて画像信
号に変換する。濃淡画像記憶装置2は指紋センサ1から
の画像信号をA/D変換する等して画像を記憶するもの
で、その記憶データは二値化回路3に送られて二値化さ
れる。
なお、上記二値化データは指紋の隆線(凸状で山の部分
)が“1゛′に、また、谷線(凹状で谷の部分)が“′
0”に対応するいわゆるシルエット化された二値図形で
ある。2値化像記憶装置4は上記二値化データを記憶し
、この二値化像記憶装置4の記憶データは汗腺検出回路
5に送られるとともに、汗腺間の線分上の画素を調査す
る調査回路6にも送られる。汗腺検出回路5は、二値化
像記憶装置4から送られてきた2値化データのなかから
汗腺の位置を検出するもので、その検出方法としては、
例えば、2値化データのなかから輪郭線の分岐点を見つ
け出し、そして、任意の二つの分岐点を結ぶ直線と直交
する検査線を引き、この検査線が所定の画素数以内で他
の輪郭線と交われば汗腺とみなす方法を用いてもよい。
)が“1゛′に、また、谷線(凹状で谷の部分)が“′
0”に対応するいわゆるシルエット化された二値図形で
ある。2値化像記憶装置4は上記二値化データを記憶し
、この二値化像記憶装置4の記憶データは汗腺検出回路
5に送られるとともに、汗腺間の線分上の画素を調査す
る調査回路6にも送られる。汗腺検出回路5は、二値化
像記憶装置4から送られてきた2値化データのなかから
汗腺の位置を検出するもので、その検出方法としては、
例えば、2値化データのなかから輪郭線の分岐点を見つ
け出し、そして、任意の二つの分岐点を結ぶ直線と直交
する検査線を引き、この検査線が所定の画素数以内で他
の輪郭線と交われば汗腺とみなす方法を用いてもよい。
因にこの方法は、汗腺の輪郭線は必ず閉曲線を構成し、
しがもその大きさは略−律であるといった原理に基づ(
。汗腺検出回路5で検出された汗腺の座標データは、汗
腺の座標管理簿7に送られ、この座標管理簿7は送られ
てきた多数の汗腺座標データを記憶して管理する。調査
回路6は汗腺の座標管理787上の管理データすなわち
多数の汗腺座標から1つの汗腺座標Aを取出し、このA
を基準として、他の汗腺座標C,D、E、・・・・・・
・・・との間の画素を調査する。具体的には、第2図に
示すように、Aを中心とした±iV画素四方の調査領域
内において、AとB、AとC,AとDSAとEのそれぞ
れの間に線分ABSAC,AD、、AE、を想定し、各
線分上の点C(第3図参照)の座標を次式■に従って算
出する。
しがもその大きさは略−律であるといった原理に基づ(
。汗腺検出回路5で検出された汗腺の座標データは、汗
腺の座標管理簿7に送られ、この座標管理簿7は送られ
てきた多数の汗腺座標データを記憶して管理する。調査
回路6は汗腺の座標管理787上の管理データすなわち
多数の汗腺座標から1つの汗腺座標Aを取出し、このA
を基準として、他の汗腺座標C,D、E、・・・・・・
・・・との間の画素を調査する。具体的には、第2図に
示すように、Aを中心とした±iV画素四方の調査領域
内において、AとB、AとC,AとDSAとEのそれぞ
れの間に線分ABSAC,AD、、AE、を想定し、各
線分上の点C(第3図参照)の座標を次式■に従って算
出する。
c=p−a+ (1−p) ・b ・旧・・■(0<
p<l) 但し、aSbScは、それぞれ線分をABとした場合の
汗腺A、Bおよび点Cの位置ベクトル。
p<l) 但し、aSbScは、それぞれ線分をABとした場合の
汗腺A、Bおよび点Cの位置ベクトル。
上式■において、媒介変数Pを適当に変化させるとCが
変化する。すなわち、第3図に示すようを変化させて、
この点Cの画素を調べると、例えば第2図に示すAB、
ADの場合にはその画素は連続して“°1“°であるか
ら、汗腺AとB、AとDは同一の隆線上に属しているこ
とが調査される。
変化する。すなわち、第3図に示すようを変化させて、
この点Cの画素を調べると、例えば第2図に示すAB、
ADの場合にはその画素は連続して“°1“°であるか
ら、汗腺AとB、AとDは同一の隆線上に属しているこ
とが調査される。
一方、AC,AEについては、谷線をまたいでいるので
、その画素は谷線部分において“0“′となり、これら
の汗腺AとC,AとEは同一隆線に属していないことが
調査される。調査回路6の調査結果、すなわち、同一隆
線に属している汗腺の組み合わせデータは、汗腺の組合
わせ管理簿8に送られ、この汗腺の組合わせ管理簿8に
おいて記憶されて管理される。H字型構造検出回路9は
、上記組み合わせデータのなかから「橋」による不要な
データを除くもので、「橋」は水分等によって谷線が埋
められることにより生じ、この橋はあたかも隆線と誤認
されるので完全にデータ中から除去しなければならない
。本実施例では、例えば第4図に示すような橋の場合、
この橋を通って任意の2つの汗腺同士を画素“1゛で連
続して結ぶ線分はない。したがって、汗腺の組合わせ管
理簿8に管理される組み合わせデータ中には、第4図に
示すような橋のデータは含まれない。また、第5図(a
)に示すような汗腺ABの間に橋が存在している場合、
この場合には、汗腺AB間に線分ABが引かれ、しかも
、このABは画素“°1°“で連続しているので、隆線
と誤認する恐れがある。しかし、次の条件を与えること
によって橋による隆線を除去することができる。すなわ
ち、任意の汗腺から3つ以上の線分が引かれている場合
、この任意の汗腺と線分を共有する他の汗腺のなかで3
つ以上の線分が引かれている汗腺を調べる。そして、こ
の汗腺と上記任意の汗腺間の線分を「橋」によって作ら
れた誤ったものとして除去すればよい。その結果、第5
図(b)に示すように例えば汗腺AB間に橋があったと
しても、この橋による隆線を除くことができる。特徴抽
出回路10は、汗腺の組合わせ管理簿8に管理されてい
る同一隆線上に属する汗腺の組合わせデータを受け、こ
れら組合わされた汗腺同士を線分で連結して細線化像を
生成し、この細線化像から特徴点(例えばY分岐点や端
点)を抽出する。登録・照合回路11は抽出された特徴
点を特定個人の指紋を代表する照合データとして登録す
るとともに、照合時、この照合データを用いて特定個人
の照合動作を行う。
、その画素は谷線部分において“0“′となり、これら
の汗腺AとC,AとEは同一隆線に属していないことが
調査される。調査回路6の調査結果、すなわち、同一隆
線に属している汗腺の組み合わせデータは、汗腺の組合
わせ管理簿8に送られ、この汗腺の組合わせ管理簿8に
おいて記憶されて管理される。H字型構造検出回路9は
、上記組み合わせデータのなかから「橋」による不要な
データを除くもので、「橋」は水分等によって谷線が埋
められることにより生じ、この橋はあたかも隆線と誤認
されるので完全にデータ中から除去しなければならない
。本実施例では、例えば第4図に示すような橋の場合、
この橋を通って任意の2つの汗腺同士を画素“1゛で連
続して結ぶ線分はない。したがって、汗腺の組合わせ管
理簿8に管理される組み合わせデータ中には、第4図に
示すような橋のデータは含まれない。また、第5図(a
)に示すような汗腺ABの間に橋が存在している場合、
この場合には、汗腺AB間に線分ABが引かれ、しかも
、このABは画素“°1°“で連続しているので、隆線
と誤認する恐れがある。しかし、次の条件を与えること
によって橋による隆線を除去することができる。すなわ
ち、任意の汗腺から3つ以上の線分が引かれている場合
、この任意の汗腺と線分を共有する他の汗腺のなかで3
つ以上の線分が引かれている汗腺を調べる。そして、こ
の汗腺と上記任意の汗腺間の線分を「橋」によって作ら
れた誤ったものとして除去すればよい。その結果、第5
図(b)に示すように例えば汗腺AB間に橋があったと
しても、この橋による隆線を除くことができる。特徴抽
出回路10は、汗腺の組合わせ管理簿8に管理されてい
る同一隆線上に属する汗腺の組合わせデータを受け、こ
れら組合わされた汗腺同士を線分で連結して細線化像を
生成し、この細線化像から特徴点(例えばY分岐点や端
点)を抽出する。登録・照合回路11は抽出された特徴
点を特定個人の指紋を代表する照合データとして登録す
るとともに、照合時、この照合データを用いて特定個人
の照合動作を行う。
次に、作用を説明する。
第6図は個人照合処理のうち、特に指紋登録のプログラ
ムを示すフローチャートであり、図中P+〜PIOはプ
ログラムのステップ番号である。
ムを示すフローチャートであり、図中P+〜PIOはプ
ログラムのステップ番号である。
まず、P、で登録しようとする特定個人の指紋画像を入
力する。本実施例では画像の大きさとして例えば256
X 256画素のものを用いる。次いで、P2で入力画
像を2値化する。この2値化において、例えば画像を1
6 X 16画画素毎小領域に分割し各領域毎に濃淡画
像の平均濃度を求めその値をしきい値として2値化する
と、入力時の指押圧の不均衡などによる画像の濃淡分布
に対処できるので好ましい。
力する。本実施例では画像の大きさとして例えば256
X 256画素のものを用いる。次いで、P2で入力画
像を2値化する。この2値化において、例えば画像を1
6 X 16画画素毎小領域に分割し各領域毎に濃淡画
像の平均濃度を求めその値をしきい値として2値化する
と、入力時の指押圧の不均衡などによる画像の濃淡分布
に対処できるので好ましい。
次いで、P、で2値化データのなかから多数の汗腺座標
を検出し、汗腺の座標管理’;IJ 7に登録する。P
4〜P7では、1つの汗腺と近傍の他の汗腺とを結ぶ線
分上の画素を調べ“1”が連続すれば、その汗腺の組合
わせは同一の隆線上にあるとし、また、0”があれば谷
線をまたいで異なった隆線上にあるとしてその組合わせ
を除去するといった処理をすべての汗腺について調査す
る。次いで、P、〜PIGでは、すべての汗腺の組合わ
せに対して「橋」すなわちI(字型構造が存在している
か否かを判定し、存在していれば、その汗腺の組合わせ
を除去する。最後にPl+で、橋を含まない汗腺の組合
わせデータに基づいて作られた細線化像から特徴点を抽
出して登録し、必要に応じこの特徴点を用いて照合動作
を実行する。
を検出し、汗腺の座標管理’;IJ 7に登録する。P
4〜P7では、1つの汗腺と近傍の他の汗腺とを結ぶ線
分上の画素を調べ“1”が連続すれば、その汗腺の組合
わせは同一の隆線上にあるとし、また、0”があれば谷
線をまたいで異なった隆線上にあるとしてその組合わせ
を除去するといった処理をすべての汗腺について調査す
る。次いで、P、〜PIGでは、すべての汗腺の組合わ
せに対して「橋」すなわちI(字型構造が存在している
か否かを判定し、存在していれば、その汗腺の組合わせ
を除去する。最後にPl+で、橋を含まない汗腺の組合
わせデータに基づいて作られた細線化像から特徴点を抽
出して登録し、必要に応じこの特徴点を用いて照合動作
を実行する。
以上述べたように、本実施例によれば、同一隆線上に属
する汗腺同士を連結して細線化像が作られる。したがっ
て、従来のように、隆線図形を形成する多数の画素のそ
れぞれについて、削除、非削除を判定するといった複雑
なアルゴリズムを用いなくてもよく、処理の高速化が図
られる。また、本実施例では、橋を容易に除去すること
もできる。
する汗腺同士を連結して細線化像が作られる。したがっ
て、従来のように、隆線図形を形成する多数の画素のそ
れぞれについて、削除、非削除を判定するといった複雑
なアルゴリズムを用いなくてもよく、処理の高速化が図
られる。また、本実施例では、橋を容易に除去すること
もできる。
(発明の効果)
本発明によれば、画素毎の削除/非削除といった複雑な
アルゴリズムによらずに、細線化像を得ることができ、
画像処理の高速化を図ることができる。
アルゴリズムによらずに、細線化像を得ることができ、
画像処理の高速化を図ることができる。
第1〜6図は本発明に係る個人照合装置の一実施例を示
す図であり、 第1図はその機能ブロック図、 第2図はその汗腺同士の関係を調査する概念図、第3図
はその汗腺AB間の任意の点Cを説明する図、 第4図はその汗腺と橋とが離れている場合の図、第5図
(a)(b)はその汗腺と橋とが近い場合の図、 第6図はその指紋登録プログラムのフローチャートであ
る。 5・・・・・・汗腺検出回路(汗腺検出手段)、6・・
・・・・調査回路(選別手段)、10・・・・・・特徴
抽出回路(連結手段)一実施例の汗腺同士の関係を調査
する概念図第2因 第 図 第 図 一実施例の汗腺と橋とが離れている場合の図第4図 −1m91oi″5 凶
す図であり、 第1図はその機能ブロック図、 第2図はその汗腺同士の関係を調査する概念図、第3図
はその汗腺AB間の任意の点Cを説明する図、 第4図はその汗腺と橋とが離れている場合の図、第5図
(a)(b)はその汗腺と橋とが近い場合の図、 第6図はその指紋登録プログラムのフローチャートであ
る。 5・・・・・・汗腺検出回路(汗腺検出手段)、6・・
・・・・調査回路(選別手段)、10・・・・・・特徴
抽出回路(連結手段)一実施例の汗腺同士の関係を調査
する概念図第2因 第 図 第 図 一実施例の汗腺と橋とが離れている場合の図第4図 −1m91oi″5 凶
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 入力された指紋画像を細線化処理し、 該細線化データに基づいて特定個人の指紋の登録・照合
を行う個人照合装置において、 前記指紋画像内の汗腺の位置を検出する汗腺検出手段と
、 同一の隆線上に属する汗腺を選別する選別手段と、 該選別手段により選別された同一隆線上に属する汗腺同
士を線分で連結する連結手段と、 を備えたことを特徴とする個人照合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63309063A JPH02153478A (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 個人照合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63309063A JPH02153478A (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 個人照合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02153478A true JPH02153478A (ja) | 1990-06-13 |
Family
ID=17988434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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-
1988
- 1988-12-06 JP JP63309063A patent/JPH02153478A/ja active Pending
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