JPH02153231A - ガスタービン - Google Patents

ガスタービン

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JPH02153231A
JPH02153231A JP30393288A JP30393288A JPH02153231A JP H02153231 A JPH02153231 A JP H02153231A JP 30393288 A JP30393288 A JP 30393288A JP 30393288 A JP30393288 A JP 30393288A JP H02153231 A JPH02153231 A JP H02153231A
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JP
Japan
Prior art keywords
bearing
outer shell
gas flow
turbine
gas
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Pending
Application number
JP30393288A
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English (en)
Inventor
Tadashi Sakai
酒井 義
Seiichi Ono
誠一 大野
Osamu Kato
修 加藤
Shojiro Sato
佐藤 昭二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本考案はガスタービンに係わり、特に高温なガスにより
駆動されるガスタービンに関する。
[従来の技術] 一般に、ガスタービンは、タービンの軸方向に高温なガ
スを導いて、これを駆動させるようになっている。
第7図に示すように、従来この種のガスタービンは、動
翼1を有したタービン軸2と、このタービン軸2と同軸
上に設けられた圧縮機の羽根車3とを有し、これらを軸
受部4.5において回転自在に保持すると共に、燃焼用
空気及び、燃焼器6によって加熱されたガスを適宜導く
ケーシング7を備えて成る。すなわち圧縮された高温な
ガスを、タービン車室8を経由して動翼1に供給し、回
転駆動力を得るようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記従来のガスタービンにおいては、燃焼器
6は、タービンからその径方向外方に隔てられた位置に
設けられている。このため、発生した高温ガスを動翼1
に導くまでの経路が長くなってしまい、その間の流路抵
抗、熱リークによって、ガスエネルギの損失が生じると
いう問題があった。
従って、燃焼器6と動翼1とは、可能なかぎり接近して
位置させるほうが望ましい。
この課題に対して、本発明者らは、タービンの軸受部4
の軸方向外方に燃焼器6を配置し、ガスの通路を高耐熱
性のセラミック部材によって区画するガスタービンを種
々勘案中であった。
しかしながら、タービン軸2が高温に晒されることによ
り、特にその軸受部4の構造を適切なものにするのは離
しかっな。すなわち、軸受部4の周りを1000℃以上
の高温ガスが流れているために、セラミック材の壁面や
冷却空気で断熱しても、かなりの温度上昇は避けられな
い。一方、その外方で保持するケーシング7の外殻部は
、内部に比べて低温なので、これらの間に不均一な熱変
形を起こしやすい。
従って、基本的には、第8図に示すように、外殻9と、
ガス流路10を区画するセラミック部材11と、軸受ハ
ウジング12と、軸受13とをそれぞれ別体にて成形し
、これらを順次組み立てる構成が考えられるが、これら
部材材料間の熱膨張量の差によって、締まり過ぎ、或い
はガタ付きか生じ、タービン軸2のセンタリングが困難
になってしまう。
そこで本発明は、上記事情に鑑み、ガスのエネルギ損失
を少なくした構成においても、有害な熱変形が生じない
ガスタービンを新規に提供すべく創案されたものである
[課題を解決するための手段] 本発明は、タービン軸受部の周囲にその軸方向に沿って
高温なガスを導くガス流路を形成し、このガス流路を断
熱層を隔てて囲繞する外殻を設け、上記軸受部に、その
径方向外方に延出されて外殻と一体的に接続されたステ
イ部材を設けたものである。
また上記ステイ部材は、上記軸受部へ連絡される流体通
路を有して構成されてもよい。
さらに上記ステイ部材は、上記ガス流路を区画するセラ
ミック部材によってガス流路を横断する区間を囲繞され
るのが好ましい。
[作 用] 上記構成によって、タービン軸受部と外殻との間には、
熱膨張量の差が生じるが、ステイ部材は、その変形を、
互いの径方向の隔たりが均等に変化するように規制する
また、上記ステイ部材が流体通路を有した構成において
は、変形の規制と共に、軸受部における回転を潤滑させ
る流体などが供給される。
さらに、上記ステイ部材がセラミック部材によって囲繞
された構成においては、ステイ部材が高温なガスから遮
断される。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を、添付図面に従って説明する。
第1図乃至第3図は、本発明に係るガスタービンの一実
施例を示したものであり、高温なガスをタービン軸受部
の軸方向外方から導くようにしたガスタービンに適用し
た場合を示している。
先ず、第1図によってガスタービン全体の構成を説明す
る。
このガスタービンは、従来同様に形成されたタービン軸
2を有していると共に、タービン軸受部21の軸方向外
方に燃焼器6を設け、この燃焼器6から動翼1へとその
軸方向へ適宜結ぶガス流路22を形成している。
従・って、羽根車3の回転によって圧縮された空気は、
図中、白抜矢印Aにて示したように、タービン軸2の反
対側の端部へ迂回するように導かれて、燃焼器6によっ
て加熱された後、矢印Gにて示したように、軸受部21
の周囲を通って動翼1に供給され、タービン仕事を行っ
てから、排出されることになる。
次に第2図及び第3図によって、本発明の特長となる軸
受部21とその周囲の構成について説明する。
タービン軸受部21は、タービン軸2の端部を、転がり
軸受23及び軸受支持バネ24を介して回転自在に保持
していると共に、端部を囲む空間となる軸受室25及び
排油室26を所定の形状に区画するようになっている。
そしてその外側には、セラミック部材27によって区画
されたガス流路22が形成され、更にその径方向外方に
、断熱層28及び断熱層28を囲繞する外殻29が設け
られている。
そしてタービン軸受部21には、その径方向外方に延出
されたステイ部材30か設けられている。
本実施例にあっては、ステイ部材30は、第3図に示し
たように、放射状に等角度に隔てられた四本の管体でな
り、その延出端は、軸受部21と外殻29とが径方向に
等しい距離を隔てるように、外殻29と一体的に接続さ
れている。すなわち、外殻2つのうち、軸受部21の径
方向外方に位置される区間は、軸受部21と一体的な、
ステンレス鋳鋼製の軸受ケーシング31として形成され
ている。
また、各ステイ部材30は、外殻29に至る途中におい
て、ガス流路22を横断することになるが、この区間は
、セラミック部材27により囲繞されていると共に、タ
ービン動翼1側に高温なガスを適宜導く流線形の横断面
に成されている。
そして、これらステイ部材30には、それぞれ軸受部2
1へ連絡された流体通路32を備えている。すなわち、
これら四本の管体は、第3図中、左右方向に設けられた
空気管33と、上下方向に設けられた潤滑油注入管34
及び排出管35として構成されている。
空気管33は、圧力バランスを保つためのバランス空気
通路36を有して成る。バランス空気通路36は、第2
図中、−点鎖線にて示したように、空気管33の軸心方
向に沿って軸受支持バネ24の近傍まで形成された後、
L字状に方向転換されて、回転軸を兼ねるバランスピス
トン38とタービン軸受部21との間に形成されている
バランス圧力室3つに連絡されている。ずなわち、バラ
ンス圧力室39内の空気を、外殻29の外方へ抜くよう
になっている。
潤滑油注入管34は、その軸心方向に沿って潤滑油を導
く油注入路40を有し、その末端に、転がり軸受23の
裏側に連絡する軸受タンパ用油路41と、軸受室25に
連絡する軸受潤滑用油路42とが形成されている。また
潤滑油排出管35は、排油室26からその軸心方向に形
成された油排出路43を有して成り、潤滑等に使用され
た潤滑油を、タービン軸受部21の下方で集めて、これ
を排出するようになっている。
さらに、潤滑油注入管34及び排出管35には、潤滑油
の温度上昇を抑えるための冷却空気通路44が備えられ
ている。冷却空気通路44は、管34.35の外殻2つ
から突出された部分に形成された冷却空気溜45から、
空気通路孔46を経由して、管34.35の外周へと形
成されている。
そしてこの外周の区間は、管34と35とセラミック部
材27或いは断熱層28との間に設けられたステンレス
製の遮熱板47により区画されている。
第4図に示すように、遮熱板47は、横断面か略長円形
を呈するセラミック部材27と、潤滑油注入管34との
間に設けられているが、組立て製造上、この、ステイ部
材30を覆うセラミック部材27の筒部48は、ガス流
Gの上流側部分4つと、下流側部分50とに分割される
ことになる。
そして遮熱板47は、その合わせ面51をシールするよ
うに形成されている。
また第5図に示すように、軸受ゲージング31と、その
ほかの区間の外殻2つを実質的に形成する鋳鉄製の外胴
52とは、外殻29の周端に適宜間隔を隔てて設けられ
たフランジ部53において、ボルト54およびナツト5
5により接合されるようになっている。そして、第2図
に示したように、セラミック部材27の筒部48の外殻
2]plは、断熱層28内に埋め込まれるように径方向
に延出され、このフランジ部53において、軸受ゲージ
ング31と外胴52とにより、軸方向で挟み込まれて保
持されるようになっている。
このほが、タービン軸受部21のガス流G上流側には、
セラミック部材27の上流側部分49と一体的に形成さ
れた軸保護部56と第二の遮熱板57とが設けられ、こ
れらは、上流側に突出するように膨出されて、ガス流G
を適宜導くようになっている。
また、本実施例におけるガスタービンは、動翼1の他、
静翼(タービンノズル)58もセラミックスによって形
成されており、その径方向の変形を適宜吸収するための
耐熱鋼製のサポート部材59が設けられている。
次に本実施例の作用を説明する。
燃焼器6によって加熱され、高温となったガスは、ター
ビン軸受部21の外側を、その軸方向に沿って導かれる
。このとき、軸受部21は、セラミック部材27及び第
二の遮熱板57とによって断熱されるが、断熱層28を
隔てた外殻29よりも高温になる。従って、軸受部21
の熱膨張量は、外殻29よりも大となって、互いの変形
量に差が生じる。しかしながら、ステイ部材30たる空
気管33、潤滑油注入管34及び排出管35が一体的に
設けられて両者を接続しているので、その変形量の差の
径方向成分は、いずれの位置においても均一となる。
すなわち、第6図に示すように、軸受ケーシング31の
変形は、ステイ部材30との接続位置で、より膨張され
る軸受部21から押し上げられるようになって、図中、
−点鎖線にて示したように、もとの真円よりも若干、曲
率半径の大きな円弧状を呈するようになされる。
また、転がり軸受23に供給される潤滑油は、潤滑油注
入管34及び排出管35によって、ガス流路22を横断
するように導かれるが、セラミック部材27及び遮熱板
47によって、高温なガスから遮断されるとともに、冷
却空気通路44を通る空気によって、冷却される。
このように、タービン軸受部21と外殻29との熱膨張
量の差を、ステイ部材30によって、軸受ゲージング3
1として形成した外殻29を変形させることで実質的に
吸収し、センタリングを確保するようにしたので、ガス
タービンの設計自由度が大幅に拡大される。すなわち、
本実施例で示したような、燃焼器6と軸受部21とを近
接させた、流路抵抗、熱損失のないガスタービンが実現
される。
また、これらスデイ部材30を管体にて形成し軸受部2
1に必要な潤滑油や圧力バランス用の空気を供給或いは
導通させるようにしたので、部材点数を増大させること
がなく、極めて実際的で汎用性に富む。
さらに、潤滑油注入管34及び排出管35を断熱及び冷
却するようにしたので、潤滑油の過度な温度上昇が防止
できる。
そして本実施例においては、軸受部21の周囲に設けら
れたセラミック部材27を、外殻29に挟み込んで保持
するようにしたので、セラミック部材27を、熱変形に
伴うスティ部材30等の径方向の移動に柔軟に対応させ
ることができる。
また、軸受ケーシング31は、径方向の荷重に強いアー
チ状を呈することになるので、その変形応力は、ステン
レス鋳鋼の弾性限度以下、あるいはその寿命の間の繰り
返し回数に耐え得る許容疲労限度以下に抑えることが出
来るものである。
なお、本実施例にあっては、スティ部材を四本設けるよ
うにしたが、二本以上であれば、何本であっても構わな
い。また、これらは、等しい長さで等角度に設けること
が設計上は望ましいが、センタリングできるように構成
してあれば、どのように設けても構わない。
さらに、構成する部材の材質をセラミックス、耐熱鋼、
ステンレス等と使い分けて例示したが、ガスの温度やタ
ービンの規模等から勘案して適宜選択すればよい。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を
発揮する。
(1)タービン軸受部にその径方向外方に延出されて上
記外殻と一体的に接続されたステイ部材を設けたので、
軸受部の周囲に高温なガスが導かれても、センタリンク
を確保出来る。
(2)また、ステイ部材が記軸受部へ連絡される流体通
路を有した構成においては、部材点数を増加させること
なくセンタリングの確保ができる。
(3)そして、ステイ部材がセラミック部材によって囲
繞された構成においては、ステイ部材の過度な昇温が防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガスタービンの一実施例を示した
構成図、第2図は第1図中の■部拡大断面図、第3図は
第2図中のI−I[[線矢視断面図、第4図は第2図中
のIV −IV線矢視断面図、第5図は第2図中のV矢
視図、第6図は本発明の詳細な説明するための概略図、
第7図は従来のガスタービンを示した構成図、第8図は
従来の課題を説明するための要部断面図である。 図中、21はタービン軸受部、22はガス流路、27は
セラミック部材、28はyfr熱層、2つは外殻、30
はステイ部材、32は流体通路である。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社代理人弁理士 
絹  谷  信  雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タービン軸受部の周囲にその軸方向に沿つて高温な
    ガスを導くガス流路を形成し、該ガス流路を断熱層を隔
    てて囲繞する外殼を設け、上記軸受部に、その径方向外
    方に延出されて上記外殻と一体的に接続されたステイ部
    材を設けたことを特徴とするガスタービン。 2、上記ステイ部材が、上記軸受部へ連絡される流体通
    路を有した請求項1記載のガスタービン。 3、上記ステイ部材が、上記ガス流路を区画するセラミ
    ック部材によって上記ガス流路を横断する区間を囲繞さ
    れた請求項1または2に記載のガスタービン。
JP30393288A 1988-12-02 1988-12-02 ガスタービン Pending JPH02153231A (ja)

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JP30393288A JPH02153231A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 ガスタービン

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JP30393288A JPH02153231A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 ガスタービン

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JPH02153231A true JPH02153231A (ja) 1990-06-12

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ID=17927018

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30393288A Pending JPH02153231A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 ガスタービン

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JP (1) JPH02153231A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997009524A1 (fr) * 1995-09-08 1997-03-13 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Moteur de type turbine a gaz

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997009524A1 (fr) * 1995-09-08 1997-03-13 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Moteur de type turbine a gaz

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