JPH02152665A - 漬物の収納容器並びに収納方法及びこの漬物を販売する自動販売機並びに販売方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は漬物の収納容器並びに収納方法及びこの漬物
を販売する自動販売機並びに販売方法に関する。

（従来の技術） 従来、漬物は全国いたるところにある食料品店やスーパ
ー、デパート等の食料品売場において販売されているが
、これを自動販売機で販売するようにしたものは見当ら
ない。

他方、自動販売機は各種商品を販売するものとして日本
全国の鉄道の各駅を始め全国津々浦々の場所に設置され
、広く普及を見ている。

（発明が解決しようとする課題） 列車を利用して旅行をする場合において、車中で飲食を
したり談笑したりすることは旅の楽しみ方のひとつであ
る。その際に適量の漬物が容易に入手でき、食べられる
とそれだけ旅の楽しみが増えるというものである。

また、日本の各地方の名物には漬物が多く、これを旅を
しながら車中で適量賞味できることは旅をより一層楽し
いものにする秘訣でもある。

そこでこの発明の目的は、漬物を自動販売機で販売する
のに適したように収納させる収納容器を提供することを
目的としており、さらに漬物を収納容器に収納させる収
納方法、並びに漬物を販売する自動販売機及びその販売
方法を提供せんとするにある。

（課題を解決するための手段） 上述した目的を達成するためにこの発明は、漬物の収納
容器を漬物を包装した合成樹脂製フィルム製の袋体と、
この袋体を収納させる複数の一端部開放浅底の筒体とで
構成し、この筒体同士を互いに軸方向に着脱可能に連結
させ、さらに一端部開放のまま残った筒体には着脱可能
にキャップを取り付け、もって全体の大きさを既存の缶
類の大きさとしたち、のである。

この発明はまた、漬物を収納容器へ収納させるに当り、
好ましくは数種類の漬物を用意し、これを種類ごとに適
量づつ合成樹脂製フィルム製の袋体で包装させ、この袋
体を複数の一端部開放浅底の筒体内に入れ、次いでこの
筒体を一方の筒体の開口部にもう一方の筒体の底部を着
脱可能に連結させることにより縦長の筒体を構成させ、
その最上端の筒体の開口部に着脱可能にキャップを取り
付ける工程を含ましめるものである。

この発明はさらに自動販売機を、内部に数種類の漬物を
収納させた分離可能な複数の筒体から構成され既存の缶
類の大きさを有する収納容器と、この収納容器を貯蔵さ
せるマガジンと、コインの投入によりマガジン内に収納
させた収納容器を商品取出口へ搬出させる商品搬出機構
とで構成したものである。

そしてこの発明は、内部に数種類の漬物を収納させた分
離可能な複数の筒体から構成した複数の収納容器を自動
販売機のマガジン内に貯蔵させ、この収納容器をコイン
をコイン投入孔に投入させることにより商品取出口へ搬
出させて販売するようにしたものである。

（作用） 収納容器を互いを軸方向に連結させた複数の底部の筒体
で構成すると、筒体ごとに種類の異なる漬物を収納でき
、その際に漬物を袋体内へ包装させると、お汁が外へ漏
れる心配がないものである。

また、筒体は漬物を食する時にそのまま受皿となる。

収納容器を既存の缶類と同じ大きさにすると、これを既
存の流通経路へ乗せ、既存の自動販売機を設計変更した
り、改造したりすることなくそのまま既存の缶類のよう
にして販売できるものである。

筒体の連結は着脱自在であるので、誰でもが容易に筒体
を分離させることができ、キャップもまた同様である。

（実施例） 図面はこの発明に係る収納容器の一実施例を示し、第１
図乃至第２図において、１．２．３．４は例えばラッキ
ョウ、菜類、たくあん、わらび等の漬物であり、５．６
．７．８はこれらの数種類の漬物を種類ごとに真空パッ
クしたポリエチレン等の合成樹脂製フィルム製の袋体で
ある。この漬物の種類は実施例のものに限定されず、あ
らゆる種類の野菜や山菜の漬物や味つけしたものが含ま
れるものとし、この明細書においてはこれらを総称して
漬物と称する。

この袋体５．６，７．８は底の浅い例えば合成樹脂性で
一端部開放の筒体９．１０．１１．１２内に収納されて
おり、筒体１２内部にはさらに楊子１３が合成樹脂製薄
肉シートから成る包み１３ａに包装されて一緒に収納さ
れている。このうち筒体ｔｏ、　１１．１２は底部側に
雄捻子部１０ａ、ｌｌａ、１２ａが設けてあり、筒体９
．１Ｏ１１１の上部内側には雌捻子部９ｂ、　１０ｂ　
、　ｌｌｂが設けである。筒体１２にはその上部外周に
雄捻子部１２ｂが設けられている。筒体１Ｏ１１１，１
２はその雄捻子部１０ａ、１１ａ、１２ａを筒体９．１
０．１１の雌捻子部３ｂ、１０ｂ　、　ｌｌｂに捻子蓋
させることにより、ひとつの縦長の長筒体１５を構成し
ており、筒体１２にに設けた雄捻子部１２ｂにはキャッ
プ１４がその雌捻子部１４ａを捻子蓋させている。

筒体同士の接合は実施例のものに限定されるものではな
く、単なる圧入嵌合、挿入係合等さまざまな公知の手段
によってなされても良い、要するに取り扱い時に筒体同
士やキャップの嵌合状態が外れないように固定されてい
れば足りる。運搬時や取り扱い時に接合部が容易に分離
してしまう恐れのある場合には、長筒体１５を包装用袋
体内に収納されば良いであろう。

長筒体１５はキャップ１４を取り付けた状態で全長１０
５ｍｍ　、外径５２層■程度であり、既存のトマトジュ
ース等のジュース缶と同じ大きさを持っている。　筒体
同士や筒体とキャップとの固定状態は、実施例のものに
おいては一方の手で一つの筒体を持ち、も・う一方の手
でもう一つの筒体やキャップを持って回すことにより容
易に解離させることができ、内部の袋体を取り出しこれ
を破って漬物を取り出すものである。その際筒体はその
まま漬物の受皿となるものである。

漬物の収納は第３図に示したように、数種類の漬物ｌ、
２．３．４を適量用意し、これを種類別に合成樹脂製の
袋体５．６．７，８内に例えば真空パックさせ、次いで
この袋体５．６，７．８を各筒体９．１０．１１．１２
内に収納させ、さらに筒体１２内には楊子１３を包装し
た包み１３ａ入れ、互いの筒体９．１０．１１．１２を
捻子蓋させ、その最上部の筒体１２にキャップ１４をこ
れまた捻子蓋させるものである。

この際、漬物を袋体内に自動的に収納させ真空パックす
る装置は公知のものがある。しかる模この袋体ごと筒体
内へ収納させキャップを被せる作業はこれを自動的に機
械で行なっても１手作業で行なっても良いであろう。

第４図乃至第５図は漬物を販売する自動販売機を示し、
図面によれば第４図に示したように機体２０の正面には
商品陳列窓２１．２１、コイン投入口２２、押しボタン
式の売切表示ランプ２３．２３・・、及び商品取出口２
４．２４等が設けられており、その内部には第５図に示
したように、断面ジグザグ状を呈したジュース缶のよう
な既存の缶類を貯蔵できる容積を持ったマガジン２５が
複数列設けられている。マガジン２５の下部には商品搬
出機構２Ｂが設けられると共に、さらにその下部にはシ
ュータ−２７が設けられ、その出口を商品取出口２４に
臨ませている。

商品搬出機構２Ｇの内部機構は例えば第６図に示したご
ときものであり、マガジン２５の下部に接して設置した
機ケース２８とそれぞれの先端がマガジン２５内に向け
て機ケース２８より出没し得るごとく該機ケース２８へ
支軸２９．３０によって縦方向に揺動自在となるように
軸着された主係止部材３１及び補助係止部材３２と、主
係止部材３１と補助係止部材３２との間を連係して設け
たロック制御部材３３と、このロック制御部材３３にリ
ンク部材３４を介して作動杆３５を連結させた電磁ソレ
ノイド３Ｂと、主係上部材３２とロック制御部材３３を
一方向に回動付勢させる捩じりコイルスプリング３７と
引張コイルスプリング３８とから成り、ロック制御部材
３３には主係止部材３１の揺動を制御するロックピン３
９と補助係止部材３２を作動させる作動ピン４０が突設
されている。

したがって、第４図乃至第５図に示したように既存の自
動販売機のマガジン２５内に、この発明に係る内部に漬
物を収納させた収納容器４１をその投入部４２より投入
させてやると、該収納容器４１を既存のジュース缶等の
缶類と同じ大きさで構成した場合には、何ら支障なく貯
蔵され、その最先のもの４１ａは商品搬出機構２Ｂの主
係止部材３１によって係止されることにより、シュータ
−２７側に搬出されるのを阻止される。この際に主係止
部材３１にかかる荷重は、該主係止部材３１の支点を越
えた一端部がロック制御部材３３のロックピン３９と係
合していることにより担持される。

他方、自動販売機には漬物が販売される旨の表示を行な
い、商品陳列窓２１にはその見本収納容器５０を陳列さ
せる。

お客は自動販売機の表示を見て漬物が販売されているこ
とを知り、商品陳列窓２１を見て漬物の入っている収納
容器の外観を知ることができ、コインをコイーン投入口
２２より投入させて該当する表示ランプ２３を押すと、
図示してない公知構成の制御回路が動作しパルスを発し
てソレノイド３８を励磁させる。すると、第７図に示し
たように作動杆３５が吸引されることにより、リンク部
材３４を介してロー２り制御部材３３が引張コイルスプ
リング３８の牽引力に抗して反時計方向に回動し、ロッ
クピン３９と主係止部材３１との係合を解離させるので
、収納容器の重量に負けて主係止部材３１は捩じりコイ
ルスプリング３７の巻込力に抗してこれまた反時計方向
に回動し漬物の入った収納容器の最先端のもの４１ａを
通過させる。同時に補助係止部材３２は反時計方向に回
動したロック制御部材３３の作動ビン４０に押されて時
計方向に回動してマガジン２５内に進出し、次の収納容
器４１ｂが続いて搬出されてしまうのを阻止する。同時
に主係止部材３１は捩じりコイルスプリング３７の巻込
力によりもとの状態に戻る。主係止部材３１による係止
を解かれた収納容器４１ａはシュータ−２７上に落下し
転勤して商品取出口２４へ搬出されるので、お客は各筒
体を上述したようにして分離させ、漬物を取り出し楊子
を用いて食するものである。

ソレノイド３Ｂが消磁されると、引張コイルスプリング
３８の牽引力により作動杆３５とリンク部材３４が引き
出され、同時にロック制御部材３３が時計方向に回動さ
せられるので、主係止部材３１はロックピン３９と係合
しロックされる。また、補助係止部材３２はロック制御
部材３３の回動と同時に反時計方向へ回動し、次の収納
容器４１ｂの通過を許容するが、この時読に主係止部材
３１がロックされた状態でマガジン２５内に突出してお
り、次の収納容器４１ｂの通過を阻止する。以後順次上
述した動作を繰返し、収納容器はコインの投入に応じて
順次商品搬出口２４へ搬出されるものである。

（効果） この発明は以上のように構成したので次のような効果を
奏し得る。

漬物は可撓性ではあっても硬質の収納容器に収納させる
と、これを既存の自動販売機で販売する際にその処理の
面で既存の装置をそのまま使えて便利である。

収納容器を数種類の漬物を入れた複数の筒体で構成する
と、一つの収納容器を購入するだけで数種類の漬物を食
することができ、それだけ嗜好を満足させることができ
るものである。筒体はそのままで漬物の受皿として用い
ることができて便利である。

収納容器はこれを既存の缶類の大きさにすると、既存の
すでに設置されている自動販売機をそのまま使用でき、
新しい自動販売機に設置させる場合でもマガジンや商品
搬出機構等を設計変更をする必要がないという利点があ
る。

そして、漬物を自動販売機で販売できるようにすると、
駅の構内や街中等で誰でもが何時でも必要な時に一回だ
け食するのに適量の漬物を買うことができるので、これ
を列車内で飲食に供し、楽しい旅をすることができる他
、街中でも購入し行楽時の食事や、仕事場や家庭での食
事に供することができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は収納容器の
正面図、第２図は同縦断面図、第３図は漬物の収納方法
を説明するための説明図、第４図は漬物を販売する自動
販売機の正面図、第５図は自動収光機の内部を概略的に
説明するための側断面図、！＠６図は商品搬出機構を概
略的に示す側断面図、第７図は商品搬出機構の動作を説
明するための説明図である。 ２２・ ２５・ ３１　・ ３３・ ３６　・ ・コイン投入口 争マガジン ・主係止部材 会ロック制御部材 ・ンレノイド

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、漬物を包装した合成樹脂製フィルム製の袋体と、こ
   の袋体を収納させる複数の一端部開放浅底の筒体とで漬
   物の収納容器を構成し、この筒体同士を互いに軸方向に
   着脱可能に連結させ、さらに一端部開放のまま残った筒
   体には着脱可能にキャップを取り付け、もって全体の大
   きさを既存の缶類の大きさとなるように構成したことを
   特徴とする、漬物の収納容器。 ２、漬物を収納容器へ収納させるに当り、好ましくは数
   種類の漬物を用意し、これを種類ごとに適量づつ合成樹
   脂製フィルム製の袋体で包装させ、この袋体を複数の一
   端部開放浅底の筒体内に入れ、次いでこの筒体を一方の
   筒体の開口、にもう一方の筒体の底部を着脱可能に連結
   させることにより縦長の筒体を構成させ、その最上端の
   筒体の開口部に着脱可能にキャップを取り付ける工程を
   含むことを特徴とする、漬物の収納方法。 ３、内部に数種類の漬物を収納させた分離可能な複数の
   筒体から構成され既存の缶類の大きさを有する収納容器
   と、この収納容器を貯蔵させるマガジンと、コインの投
   入によりマガジン内に収納させた収納容器を商品取出口
   へ搬出させる商品搬出機構とを備えたことを特徴とする
   、自動販売機。 ４、内部に数種類の漬物を収納させた分離可能な複数の
   筒体から構成した複数の収納容器を自動販売機のマガジ
   ン内に貯蔵させ、この収納容器をコインをコイン投入孔
   へ投入させることにより商品取出口へ搬出させて販売す
   るようにしたことを特徴とする、漬物の販売方法。