JPH0215172Y2 - - Google Patents

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JPH0215172Y2
JPH0215172Y2 JP1982191562U JP19156282U JPH0215172Y2 JP H0215172 Y2 JPH0215172 Y2 JP H0215172Y2 JP 1982191562 U JP1982191562 U JP 1982191562U JP 19156282 U JP19156282 U JP 19156282U JP H0215172 Y2 JPH0215172 Y2 JP H0215172Y2
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JP
Japan
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door
main
closed
locking
doors
Prior art date
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JP1982191562U
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JPS5996680U (ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は販売機の扉装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、この種の販売機の扉装置としては、実開
昭57−71665号公報に示されているように、キヤ
ビネツト本体に観音開き式に2枚の扉板を備えた
ものにおいて、2枚の扉板の先端縁に重ね合わせ
て扉の背後に配置した上下方向のセンタ支柱と、
該支柱をキヤビネツト本体へ着脱可能に施錠する
第1のロツク機構と、第1のロツク機構と独立し
て一方の扉を支柱へ施錠するキヤビネツトの内側
からの操作で釈放可能な第2のロツク機構と、他
方の扉板を扉前方からのキー操作で支柱へ施錠す
る第3のロツク機構とを備えた構成が知られてい
る。
また、この種の扉を本体側のロツク受部等に係
合させてロツクする施錠装置としては、実開昭54
−144845号公報で知られるように、操作レバーを
操作して掛脱カムを本体側の支柱等に設けたロツ
ク受部に係合させ、扉を本体側へ圧接付勢してロ
ツクするものが一般的である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 かかる従来技術における前者では、2枚の扉を
それぞれ独立したロツク機構によつて施錠しなけ
ればならないため、施錠解錠操作に手間がかかる
問題がある。
また、施錠装置としては後者の如く、扉側に設
けた施錠装置の掛脱カムを本体側の受部に引掛け
て係止し、この係止により扉を本体側へ押圧付勢
して閉止する構成であるため、扉と本体とを密閉
状態に閉止する利点はあるものの、扉と本体との
隙間からバール等を挿入してこじると、比較的容
易に扉が開けられてしまう問題がある。即ち、掛
脱カムを受部に引掛けて係止する構成では、掛脱
カムと受部との係合が浅くなり易く、掛脱カム側
と受部側とが離れる方向に力を加えると、掛脱カ
ムが受部から簡単に外れ易い。特に2枚の扉を設
けた大型の販売機では、本体及び扉の構造が小型
の販売機に比べると弱くなるため、バール等によ
る悪戯に対して弱い欠点があつた。
本考案はこのようなことから、一方の主扉を他
方の主扉にて係止し、この他方の主扉に設けた施
錠装置を施錠操作することで両主扉を閉止状態に
施錠するとともに、両主扉とこの主扉間に設けた
扉受け部材をロツク部材により貫通係止するよう
にした販売機の扉装置を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、販売機本体の前面に、それぞれ外方
側端を回動自在に枢支し対向する内方側端を開閉
可能にした左右一対の主扉を設けた販売機におい
て、前記左右の主扉の開閉端間に介在するように
販売機本体前部に垂設された鍵受部を有する扉受
け部材と、前記左右の主扉の閉止時に一方の主扉
を係止して該主扉お開放を阻止するように他方の
主扉に設けた閉止板と、この閉止板を設けた主扉
内に設けられ前記鍵受部に係合して前記左右の主
扉を閉止する施錠装置と、該施錠装置を設けた主
扉内に設けられ左右の主扉閉止時に前記扉受け部
材を貫通して他方の主扉に挿通係止するロツク部
材とを備えるとともに、ロツク部材が他方の主扉
に挿通係止状態にないとき、主扉内を開閉可能な
補助扉の閉止を該ロツク部材が阻止するようにロ
ツク部材を支持する支持部材を設けたものであ
る。
(ホ) 作用 一方の主扉を他方の主扉の閉止板によつて係止
して閉止し、この閉止板を有する主扉に設けた施
錠装置を操作して、両主扉間に設けた扉受け部材
の鍵受部に施錠し、両主扉を施錠状態に閉止でき
るとともに、この施錠装置を有する主扉に設けた
ロツク部材を、扉受け部材と他方の主扉に貫通係
止する。またロツク部材は、他方の主扉に挿通係
止状態にないときは、主扉内を開閉可能な補助扉
の閉止を該ロツク部材が阻止するように、支持部
材によつて支持される。
(ヘ) 実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。1は仕切壁2にて左右に仕切られた複数の商
品収納庫1A,1Bを形成する販売機本体。3及
び4は販売機本体1の前面に開閉自在に枢支され
た主扉で、主扉3は外方に位置する右側端を販売
機本体1に回動自在に枢支され、主扉4は外方に
位置する左側端を販売機本体1に回動自在に枢支
されている。そして主扉3を閉扉することにより
前記商品収納庫1Aが閉塞され、また主扉4の閉
扉により前記商品収納庫1Bが閉塞されるよう
に、各主扉3,4は対応する商品収納庫1A,1
Bの収納庫幅に対応した扉幅を形成している。ま
た主扉3の開閉端側に位置した側部3Aにはロツ
ク板5を設け、主扉4の開閉端側に位置した側部
4Aには閉止板6を設けて、主扉3,4閉扉時に
閉止板6とロツク板5とが係合可能に成すととも
に、主扉4内には前記仕切壁2の前部に垂設した
扉受け部材7の鍵受部8に係脱して主扉4を閉止
する施錠装置9を設けている。そして主扉3を閉
扉した後に主扉4を閉扉し、施錠装置9を鍵受部
8に係合することにより主扉4は閉止されるとと
もに主扉3はロツク板5前面に主扉4の閉止板6
が係合位置して開扉を阻止されるように構成して
いる。また主扉4の前面には前記施錠装置9等を
設けた主扉4内を開閉可能に補助扉10が枢支さ
れ、該補助扉10に設けたキー装置11の操作に
て施錠できるようにしている。12は主扉4内に
固定部材13,14にて回動自在かつ摺動自在に
固定された略L字状を形成するロツク部材で、把
手部15とロツク部16との中間に設けたストツ
パ17を固定部材13,14間に介在せしめると
ともに、ストツパ17と固定部材14との間に弾
性を有したバネ18を介挿してストツパ17が固
定部材13へ当接するよう常時付勢されている。
またロツク部材12のロツク部16は主扉4の開
閉端側の側部4Aに開口した孔4Bに対向して設
けられ、主扉4及び主扉3が前記施錠装置9によ
り閉止された状態にて孔4Bに対応するよう前記
扉受け部材7に開口した孔7Aと主扉3の開閉端
側の側部3Aに開口した孔3Bとに貫通して挿通
係止可能にしている。また19はロツク部材12
の把手部15が主扉4の前方へ突出するよう載置
支持する支持部20と把手部15を係止して前記
ロツク部16が前記各孔4B,7A,3Bに挿通
係止した状態を保持する係止部21とを設けた支
持部材である。また、ロツク部材12の把手部1
5が支持部材19の支持部20に支持されて主扉
4の前方へ突出して成る場合には、該把手部15
の前端にて前記補助扉10の閉扉を阻止するよう
に構成している。即ち、ロツク部材12は主扉4
の開閉時にはロツク部16を主扉4内に位置せし
めるとともに、把手部15を支持部材19の支持
部20に支持せしめて主扉4前方へ突出し、補助
扉10の閉止を阻止するよう構成され、また主扉
4及び主扉3が施錠装置9により閉止された状態
時には把手部15をバネ18の弾性に抗して支持
部材19の係止部21まで移動し、かつ把手部1
5の突出端を略90度下方へ回動して該把手部15
を係止部21に係止することにより、ロツク部1
6が主扉4の孔4Bと扉受け部材7の孔7A及び
主扉3の孔3Bとを貫通して挿通係止可能なるよ
うに構成している。
(ト) 考案の効果 本考案は上記したように構成したものであるか
ら、施錠装置を操作することによつて両主扉を同
時に閉止し施錠することができるとともに、ロツ
ク部材を方の主扉から扉受け部材と他方の主扉へ
貫通させて係止したことにより、ロツク部材と扉
受け部材及び他方の主扉との係合を深くすること
ができる。従つて施錠解錠が容易にでき、かつ悪
戯により主扉の不正開放を防止することができ
る。またロツク部材による他方の主扉の挿通係止
がされない場合は、ロツク部材により補助扉の閉
止を阻止できるため、ロツク部材による他方の主
扉の挿通係止忘れを防止できる等の効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す販売機の正面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
要部の正面断面図、第4図は第3図のB−B線断
面図である。 1……販売機本体、3,4……主扉、3A,4
A……側部、7……扉受け部材、8……鍵受部、
9……施錠装置、12……ロツク部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 販売機本体の前面に、それぞれ外方側端を回動
    自在に枢支し対向する内方側端を開閉可能にした
    左右一対の主扉を設けた販売機において、前記左
    右の主扉の開閉端間に介在するように販売機本体
    前部に垂設された鍵受部を有する扉受け部材と、
    前記左右の主扉の閉止時に一方の主扉を係止して
    該主扉の開放を阻止するように他方の主扉に設け
    た閉止板と、この閉止板を設けた主扉内に設けら
    れ前記鍵受部に係合して前記左右の主扉を閉止す
    る施錠装置と、該施錠装置を設けた主扉内に設け
    られ左右の主扉閉止時に前記扉受け部材を貫通し
    て他方の主扉に挿通係止するロツク部材とを備え
    るとともに、ロツク部材が他方の主扉に挿通係止
    状態にないとき、主扉内を開閉可能な補助扉の閉
    止を該ロツク部材が阻止するようにロツク部材を
    支持する支持部材を設けたことを特徴とする販売
    機の扉装置。
JP19156282U 1982-12-17 1982-12-17 販売機の扉装置 Granted JPS5996680U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19156282U JPS5996680U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 販売機の扉装置

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JP19156282U JPS5996680U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 販売機の扉装置

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Publication Number Publication Date
JPS5996680U JPS5996680U (ja) 1984-06-30
JPH0215172Y2 true JPH0215172Y2 (ja) 1990-04-24

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ID=30412479

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS572971B2 (ja) * 1973-09-18 1982-01-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111429Y2 (ja) * 1980-06-05 1986-04-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS572971B2 (ja) * 1973-09-18 1982-01-19

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JPS5996680U (ja) 1984-06-30

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