JPH021513B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH021513B2
JPH021513B2 JP9239081A JP9239081A JPH021513B2 JP H021513 B2 JPH021513 B2 JP H021513B2 JP 9239081 A JP9239081 A JP 9239081A JP 9239081 A JP9239081 A JP 9239081A JP H021513 B2 JPH021513 B2 JP H021513B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ski
length
waist
center
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9239081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57211371A (en
Inventor
Eichi Jonsuton Nooman
Ei Jonsuton Deiuido
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUKII WAARUDO Inc
Original Assignee
SUKII WAARUDO Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUKII WAARUDO Inc filed Critical SUKII WAARUDO Inc
Priority to JP9239081A priority Critical patent/JPS57211371A/ja
Publication of JPS57211371A publication Critical patent/JPS57211371A/ja
Publication of JPH021513B2 publication Critical patent/JPH021513B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はスキーに関する。 伝えられるところによれば最初のスキーはたる
用の板でつくられた。しかし、たる板の縦方向お
よび横方向への湾曲のために直進や旋回のコント
ロールが困難だつた。その後ストツクが開発さ
れ、スキーヤはこのストツクを使つて滑走方向を
コントロールした。次にスキーの下面、つまり滑
走面の中心に沿つてみぞをつけたスキーが開発さ
れ、スキーの安定性が改良され、直線的な滑走が
可能となつた。この種のスキーは一般に平板なも
のだつた。後に、滑走面を中央で上向きにわずか
に反らせたスキーが開発され、スキーの安定性が
高まつた。このスキー下面の上向きの反りは「キ
ヤンバ」と称されている。アメリカ合衆国特許第
2258046号明細書にこのキヤンバ付きのスキーの
一例が記載されている。その後、スキーの前部と
後部とを中間部よりも幅広くつくることによつて
スキーの安定性および旋回性が改良されることが
知られるに至つた。アメリカ合衆国特許第
2510794号明細書にこのような設計のスキーにつ
いて記載されている。この場合同明細書中では、
スキーの側縁部に前述のようなキヤンバが付けら
れている意味で「サイド・キヤンバ」と称されて
いるが、一般には「サイドカーブ」として知られ
ている。近年はスキーの安定性および整合性を目
的として種々の改良された材料が使われている。
また、アメリカ合衆国特許第3212787号明細書に
記載されているようにいわゆるクイツク・ターン
を目的としたスキーも開発された。このスキーは
バインデイング部の後方の個所からスキー後縁ま
で下向きに突出したブレードを有している。前部
はスキー後半部の水平面に比較して高くされてい
る。 アメリカ合衆国特許第4085947号明細書並びに
第4006946号明細書によればスキーがバインデイ
ング部より前部が高くされて平らな面をなしてい
る。これら両特許明細書によればバインデイング
部の後方に極めて短かな後縁部(トレーリング・
エツジ)を有するスキーについても示されてい
る。 スキーの設計については種々の改良がなされて
いるものの、多くの人にとつてスキー技術の習得
は依然として簡単ではない。このため、使用スキ
ーの長さを段階的に大きくすることによつて習得
を助けるいわゆるジー・エル・エム方式(GLM
−the graduated length method)が考え出され
た。このレツスン方式は先ず最初に約90.15cmの
短かなスキーを使つて初心者に習わせる。習得程
度に合わせて段階的に長いスキーを使わせ、最終
的に約180.30cmの通常のスキーを使わせる。 このジー・エル・エム方式はたしかに優秀なレ
ツスン用具を生み出したが、短かなスキーが使わ
れることによつて斜面に小さな間隔の無数のこぶ
又はおうとつ模様が派生することになり、標準サ
イズのスキーの安全かつ効果的な操作が妨げられ
る。いわゆるシヨート・スキーに比較して長くか
つ一層可撓である標準サイズのスキーはジー・エ
ル・エム方式によるスキーによつて生ぜしめられ
たこぶ付き斜面を滑つた場合しばしばスノー・バ
ンクにくい込む。従つてシヨート・スキーでない
レツスン用のスキーが求められることになつた。
このようなスキーであれば初心者のレツスンに使
えるだけでなく、不都合なこぶ模様を斜面に生ぜ
しめることもない。 簡単に言えば、本発明のスキーは120cmから180
cmの範囲の長さであつて、その滑走面、つまり下
面はほぼ平らである。下面は縦方向で少なくとも
部分的に逆キヤンバを呈している。両側縁部はサ
イド・キヤンバを呈している。バインデイング部
およびウエストはスキー全長の中心よりも後方へ
ずらされている。下面はみぞ又はスロツトが形成
されていない方が有利であり、また横方向で平ら
であると有利である。 このように、本発明の大きな目的は逆キヤンバ
を有するスキーを提供することである。 本発明の別の目的は、逆キヤンバ、サイド・キ
ヤンバ、バインデイング部の後方配置の組合わせ
によつてスキーを改良することである。 さらに別の目的は、スキーのレツスンを目的と
していわゆるフル・サイズのスキーとして有利に
使用できる安定性を有する逆キヤンバのスキーを
提供することである。 本発明のさらに別の目的は、ターン並びにパラ
レルのための安定性が改良されていて、初心者の
みならず熟達者に対しても使う興味をそそる逆キ
ヤンバ付きスキーを提供することである。 次に、図面に示した実施例について本発明を説
明する。 図示のスキーは長さが120cmから180cmの間であ
ると有利である。もつと短かなスキー又はもつと
長いスキーにも本発明は適用できるが、少なくと
も150cmの長さが望ましい。これによつて、不都
合なこぶをつくる傾向のあるいわゆるシヨート・
スキーの使用が避けられる。120cmから140cmの長
さのスキーは主として子供用である。このサイズ
のスキーは比較的軽くて撓み易い。140cmよりも
長いスキーは主として大人用であり、より剛性的
で重い構造をなしている。特殊用途であるフリー
スタイルのいわゆるバレエ・スキーにも本発明は
適用できる。この、大人用のバレエ・スキーは比
較的短い(140cm)。 図示のスキーは前縁から後縁まで平らな下面1
0に沿つて寸法をとつてある。スキー前縁から仮
想線20までのテイツプ12はスキーの典型的な
形として上向きに曲げられていて、スキーの主要
部21に平滑に移行している。スキーの後縁から
仮想線23までの後端部14も仮想線23から上
向きに曲げられている。 このスキーは平らな下面10が通例とは逆のキ
ヤンバを呈している。仮想線20から仮想線23
までの主要部の下面10がスキーの縦軸線16に
対して直角な方向ではほぼ平らであり、換言すれ
ば、下面10が横方向では曲面をなしていないか
又は極めてわずかに曲面をなしているに過ぎな
い。これに対して縦方向では曲げられており、し
かもこの曲がりはスキーにおいて今日標準的であ
る曲がりとは逆向きになつている。換言すれば、
通例の「キヤンバ」の代わりに「逆キヤンバ」を
有している。 スキーを第1図に示すように水平面18上に置
いた場合、仮想線20,23の個所はいずれも水
平面18から間隔をおき、中間部25は水平面1
8に対して接線をなす。仮想線20から仮想線2
3までのスキー主要部は通例のスキーと反対に逆
キヤンバをなしており、この逆キヤンバはテイツ
プ12とウエスト24との間の下面部および後端
部14とウエスト24との間の下面部から成る合
成曲線か又は平たんな中間部25の下面およびそ
の前後両方の下面の曲線区分の組合わせである。
中間部25の下面が曲線をなしている場合、この
曲線も逆キヤンバ曲線である。スキーの重心28
は水平面18上に位置する。 逆キヤンバ形を形成する合成曲線は、水平面1
8とスキー下面10との間に、バインデイング部
の中心点の前後いずれの側においてもこの中心点
からほぼ40cmから110cmの範囲内の距離をおいた
曲線個所で0.250cmから0.500cmの範囲の間隔を有
する。 本発明のスキーはサイド・キヤンバも有してい
る。第2図に示されているように、スキーの前部
22も後部27も中間部25より幅広い。この場
合両方の側縁部29,30の相互の幅はウエスト
24から次第に大きくされ、テイツプ最大幅cお
よび後端部最大幅dの近くで最大となつている。 スキー靴底26の位置が破線で示されている。
このスキー靴底26の中心点はウエスト24、ひ
いてはスキーの重心28と合致している。重心2
8はスキー全長の中心点の後方へわずかにずらさ
れていて、バインデイングを介してスキー靴底2
6が占めることになる通例の位置より後方へわず
かにずらされている。この場合スキー靴底26は
バインデイング部と言つてよく、従つてその中心
点はバインデイング部の中心点と同じである。要
するに、本発明のスキーの重心28はスキー全長
の中心点に位置してなく、この中心点よりも後方
であつて、スキー靴底26もしくはバインデイン
グ部の中心点およびウエスト24と合致する。 以下の一覧表は図示の実施例に関連して種々な
長さのスキーの各部寸法の明細を許容差と共に示
している。
【表】
【表】 スキーの下面10の曲線は、以上のような寸法
特性に従つて逆キヤンバを呈するなめらかな一様
な曲線である。なお、中間部25の長さgは±20
cmであつてもよい。この中間部25はほぼ平たん
か又は極めてわずかに逆キヤンバ曲線を呈してい
る。また、この中間部25の中心点はスキーの重
心28に合致する。下面10に関して重心28又
はウエスト24から後半部の長さbに対する前半
部の長さaの比は1.25から2.00の範囲が有利であ
る。このような寸法特性と異なつていても本発明
は適用できる。いずらにせよ本発明の特徴は平た
んな下面10と関連した逆キヤンバの曲線、側縁
部29,30と関連したサイド・キヤンバ、重心
28の位置を含むものである。 逆キヤンバは、特にサイド・キヤンバとの組合
わせにおいて本発明の1つの要件であるが、ウエ
スト24および重心28の位置が少なくともほぼ
合致していて、スキー全長の中心よりも後方に位
置している点も重要である。このような位置は通
例と異なる点である。 本発明は表に示す実施例に限定されるものでは
ない。例えばもつと長いスキーにすることもでき
る。長いスキーはいわゆる粉雪の場合に効果的で
ある。一般に長いスキーの場合逆キヤンバの程度
をわずかにする。また、スキーの下面10を横方
向でわずかにとつ面又はおう面にしてもよい。さ
らには下面10にみぞ又はスロツトを形成しても
よい。 本発明のスキーの構成とこれによつて得られる
利点とを要約すれば次の通りである。即ち、本発
明によれば通例のスキーにおいてキヤンバを呈し
ている下面範囲が逆キヤンバを呈しており、これ
によつて初心者がターンを習う時にテイツプ側
の、要するに前部のエツジが食い込む可能性が除
かれる。また、いわゆるサイド・キヤンバを呈し
ていることによつてターンの際に所期のシユプー
ルに自然に追従することができる。この場合逆キ
ヤンバと関連して、初心者にとつて一方のエツジ
を離れさすむずかしさを伴うことなく所期のシユ
プールをたどるためのスキーのエツジングが容易
になる。さらに、バインデイング部がスキー全長
の中心よりもわずかに後方に位置していることに
よつてターンの容易さが一層助長される。最後
に、以上の逆キヤンバ、サイド・キヤンバ、バイ
ンデイング部の後方配置という処置が120cmから
180cmの全長のスキー、要するに標準的な長さの
スキーに施されており、これによつて初心者であ
つても雪面に不都合なこぶをつくるいわゆるシヨ
ート・スキーを使わなくともターンやパラレルの
練習に適し、習熟者用としても共通に使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の側面図、第2図は第
1図の例の平面図である。 10…下面、12…テイツプ、14…後端部、
16…縦軸線、18…水平面、20,23…仮想
線、21…主要部、22…前部、24…ウエス
ト、25…中間部、26…スキー靴底、27…後
部、28…重心、29,30…側縁部、a…スキ
ー重心から前半部の長さ、b…スキー重心から後
半部の長さ、c…テイツプ最大幅、d…後端部最
大幅、e…水平面とスキー主要部後端の下面との
差、f…水平面とスキー主要部前端の下面との
差、g…中間部の長さ、h…ウエスト幅、j…テ
イツプ長さ、k…後端部長さ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スキーであつて、テイツプ、下面、後端部、
    バインデイング部、側縁部を有する少なくとも
    120cmの長さの細長いスキー部材から成つていて、
    スキーの最大長さに対する最大幅の比がウエスト
    へ向かつて小さく、スキー重心から後半部の長さ
    に比してスキー重心から前半部の長さの方が大き
    いものにおいて、ターンおよびパラレルにおける
    安定性を高めるために下面10はテイツプ12に
    隣接する個所から後端部14に隣接する個所にわ
    たつて逆キヤンバ形に曲げられた平滑面をなして
    おり、この下面10は横方向でほぼ連続的で断続
    なくかつほぼ平らであつて、縦方向ではテイツプ
    12とウエスト24との間の下面部および後端部
    14とウエスト24との間の下面部、即ちスキー
    を水平面に置いた場合にウエスト24よりも高く
    位置する2つの下面部の曲線から成る合成曲線に
    よつて逆キヤンバ形をなしており、両方の側縁部
    29,30はスキーの重心28とほぼ合致するウ
    エストを有するサイド・キヤンバ形をなしてい
    て、これら両方の側縁部29,30相互の幅がテ
    イツプ最大幅cおよび後端部最大幅dの近くでは
    ウエスト24から次第に大きくされて最大にされ
    ており、バインデイング部26はウエスト24お
    よびスキーの重心28とほぼ合致する中心を有し
    ていることを特徴とする、スキー。 2 スキー重心から後半部の長さbに対するスキ
    ー重心から前半部の長さaの比が1.40から1.82の
    範囲内である特許請求の範囲第1項記載のスキ
    ー。 3 スキー全長に対するウエスト幅hの比が
    0.038から0.060の範囲内である特許請求の範囲第
    1項記載のスキー。 4 スキーの長さに対するテイツプ最大幅cの比
    が0.044から0.075の範囲内であり、スキーの長さ
    に対する後端部最大幅dの比が0.040から0.067の
    範囲内であり、スキーの長さに対するウエスト幅
    hの比が0.038〜0.060の範囲内であり、スキーの
    長さは180cmから120cmの範囲内である特許請求の
    範囲第1項記載のスキー。 5 逆キヤンバ形はスキーの1つの合成曲線から
    成つていて、この合成曲線は、水平面18とスキ
    ー下面10との間に、バインデイング部26の中
    心点の前後いずれの側においてもこの中心点から
    ほぼ40cmから110cmの範囲内の距離をおいた曲線
    個所で0.250cmから0.500cmの範囲内の間隔を有す
    る特許請求の範囲第1項記載のスキー。
JP9239081A 1981-06-17 1981-06-17 Ski Granted JPS57211371A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9239081A JPS57211371A (en) 1981-06-17 1981-06-17 Ski

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9239081A JPS57211371A (en) 1981-06-17 1981-06-17 Ski

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57211371A JPS57211371A (en) 1982-12-25
JPH021513B2 true JPH021513B2 (ja) 1990-01-11

Family

ID=14053088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9239081A Granted JPS57211371A (en) 1981-06-17 1981-06-17 Ski

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57211371A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102515229A (zh) * 2011-12-09 2012-06-27 沈阳工业大学 大孔容高比表面积活性氧化铝的制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102515229A (zh) * 2011-12-09 2012-06-27 沈阳工业大学 大孔容高比表面积活性氧化铝的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57211371A (en) 1982-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4705291A (en) Alpine ski
US3947049A (en) Mono-ski
US4007946A (en) Short ski
US5018760A (en) Snow surfboard
US5405161A (en) Alpine ski with exaggerated tip and tail
EP0496352B1 (en) Monoski
US20040262885A1 (en) Ski with tunnel and enhanced edges
WO1995013119A1 (en) Double-edged snowboard
EP0371514B1 (en) Mono-ski with deep side cuts for improved user stability and control
JPH09500795A (ja) 複合曲底面を有するスキー板
US20070267847A1 (en) Snow Skis and Snowboards Having Split Tips and/or Tails
US4180275A (en) Ski attachment
US3782744A (en) Snow surfboard with stepped stabilizing sides
US4487426A (en) Ski
EP0209218B1 (en) Alpine ski
JPH08500746A (ja) 一枚の板から成る種類の雪上滑走運動器具
US4971350A (en) Alpine skis
US3212787A (en) Snow ski for making fast turns
EP1848515A1 (en) Snowboard and skis for use in loose snow
JPH021513B2 (ja)
US6053513A (en) Multiple segment pivoting snowboard
US6308978B1 (en) Attachment for a snowboard for learning snowboard skiing
JPS5810073A (ja) 二つの平行な滑走部を有するウインタ−スポ−ツ用具
US5618053A (en) Short ski-like sports device
CA1158680A (en) Reverse camber ski