JPH02150601A - 排熱回収ボイラ - Google Patents

排熱回収ボイラ

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Publication number
JPH02150601A
JPH02150601A JP30528288A JP30528288A JPH02150601A JP H02150601 A JPH02150601 A JP H02150601A JP 30528288 A JP30528288 A JP 30528288A JP 30528288 A JP30528288 A JP 30528288A JP H02150601 A JPH02150601 A JP H02150601A
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JP
Japan
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amount
exhaust
temperature
fuel
heat
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Pending
Application number
JP30528288A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Ito
伊藤 洋三
Hiroyuki Tanaka
博幸 田中
Hiroiku Fujita
藤田 浩郁
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02150601A publication Critical patent/JPH02150601A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明はセメント製造設備のクリンカー冷却機からの
中高温排空気の排熱回収設備に関するものである。
[従来の技術] セメント製造プロセスにおけるタリンヵー冷却機の排気
の利用については古くは殆ど利用されずに大気中に放出
され、又ある時は原料や石炭の乾燥用熱源として使用さ
れていた。しかし最近のセメントキルンには付設される
サスペンションプレヒータからの300〜350tの排
気が一般的にはそれらの乾燥熱源として充分であるため
、クリンカー冷却機からの排熱の利用は、充分になされ
ていなかった。近年になって熱回収を目的としたボイラ
を設置してその蒸気を発電に用い、プロセスに必要とす
る電力の一部に充当するいわゆる排熱発電システムが採
用されるようになった。しかしながら、中高温排空気と
はいっても、その温度は通常のクリンカー冷却機の場合
200〜300℃であり、冷却排空気をリサイクルをさ
せるシステムを採用した場合であフても300’e〜4
00℃が限度であり、燃料焚のボイラの燃焼ガス温度に
比較して極めて低い。そこで、排熱のより低温部化の熱
量回収のために低沸点の熱媒体例えばフロンを使用した
タービンの採用や、通常の蒸気タービンの場合には、第
7図に示す如く、フラッシュサイクルを設置して、低圧
低温の蒸気を発生させタービンの低圧段に合流させる方
法がとられたりしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしこれらの方法においては少ない温度差において可
能な限りの熱回収を行なおうとするために、過大な伝熱
面積を持つボイラとなったり、また、この蒸気を発電に
使用する場合において、その蒸気条件(温度、圧力)は
せいぜい350℃、20ata程度のため、次に述べる
設備の規模を併せ考えると、その熱効率は極めて低く設
備費も高くなり、経済性を失うものになりがちである。
仮に経済性が見出せるとして発電に利用したとしても、
それにより得られる電力は、セメント生産に必要な電力
のせいぜい15〜20%を賄う程度のものであり、例え
ば200 t/hのセメントプラント(月産で144.
0OOt)において3000 kW〜4000kWの設
備となり、ボイラ及び発電設備の容量とその保守管理を
含めてスケールメリットを見出せる規模になりにくい。
また、クリンカー冷却機からの中高温排気のみでの発電
の場合、セメントキルンの運転の安定を図るための制御
方法として、キルン系への燃焼用空気温度の安定化のた
め、セメントキルンからのクリンカー量の増減に対して
クリンカー玲却機の格子往復動速度を増減する方法が一
般にとられている。そのために排熱回収ボイラへ導入さ
れる排気の温度は、その制御のしわ寄せを受けて変動が
多く、設備の利用率が低くなりがちである。
中高温空気からの熱量の回収用として排熱ボイラを設置
して水蒸気を発生させる場合、回収可能な熱量はフラッ
シュサイクルを設置してより低い温度迄の回収を図って
もボイラの排気温度でせいぜい120℃前後迄である。
従来の排熱回収発電において採用されている蒸気条件は
、15〜2Qata、300〜350℃程度であり、今
例えば20ata、350℃蒸気を作るのに必要な熱量
を、給水加熱、蒸発、蒸気加熱に分けて考えると、第4
図のIに示すように夫々的25%、約64%、約11%
である。このうち最も大ぎい64%の熱量は約210℃
の蒸発においてのものであり、210℃以上の必要熱量
は約75%となる。中高温排ガスの温度を仮りに400
℃とした場合、235℃以上の熱量が回収熱量の75%
となるボイラ排ガス温度は、180℃となる。(ピンチ
ポイントと呼ばれる点においての排ガスと水蒸気(水)
の温度差を25℃とした。)これらの関係について、蒸
気条件を前述の20ata、350℃とし、中高温排ガ
スの温度を0375℃、0400℃、■425℃、04
50℃と変化させて示したものが第4図のIIである。
この傾向が示すように利用すべき排ガスの温度が低い程
、蒸気の蒸発及び過熱に必要な、ある温度以上の熱量と
その温度未満での給水加熱に必要な熱量のバランスがく
ずれ給水加熱に用いる排ガスの熱量が余剰となり、利用
出来ない熱量が排ガス温度の上昇をもたらす事となる。
第5図に蒸気圧力と温度を変えた場合の必要熱量の割合
の変化を示す。この第5図かられかるように、圧力を上
げる程蒸発に必要な大量の熱量が高い温度領域にシフト
して行く。この事が従来の技術において、より高温高圧
の蒸気条件となし得ない障壁となっている。
給水加熱部の熱交換は気−液熱交換であり、蒸発部の気
−気液二相流、蒸気過熱部の気−気相の熱交換に比較し
て、伝熱が容易であるにもかかわらず、低温領域の熱が
余るが故に排ガス損失を増大させる必然性を持っている
。第6図にボイラを単純な熱交換器と考えて、ある蒸気
条件の蒸気を発生させる場合の排熱回収空気温度と利用
可能熱量の割合及び排気温度の関係の一例を示す。
従来の技術においては、このような欠点を解消するため
につまり低い温度の熱量を回収するために先にも述べた
ように低圧の蒸気をフラッシュサイクルによって得、そ
れをタービンの低圧段に合流させる方法が行なわれてい
る。これば設備の複雑化を招き又、タービンの低圧蒸気
の合流段以後を大径化する等、設備費の高騰をも招く事
となる。
第7図にフラッシャ−(フラッシュ装置)付排熱回収ボ
イラのフローダイアダラムの一例を示す。
排熱回収ボイラの人口に燃焼設備を設けてガス温度を上
げるいわゆるブースタ方式がとられる事もある。この方
法は、蒸発量の増加と、低い温度の熱量を回収するのに
有効であるが、この場合ボイラ排気は燃焼ガスを含むの
で、クリンカー冷却機への冷却空気として1i3JIさ
せる事や、燃焼用空気として使用する事が出来ない。そ
のため、ボイラ排気全量を系外へ放出せざるを得なくな
り、排ガス顕熱の利用による効率の上昇が期待出来ない
今、中高温排ガスの温度を上げて行くと第8図に示すよ
うに、ある温度で、給水加熱に必要な熱量と、蒸発及び
蒸気過熱に必要な熱量の割合にバランスし、更に温度を
上げて行くと、今度はガス温度の高い領域迄給水加熱に
用いる熱量を充当しなければならなくなる。温度を上げ
て行く事は、通常の燃料焚のボイラに近づいて行く事に
外ならない。
第9図は通常の燃料焚ボイラにおける燃料の燃焼熱が、
理論燃焼温度から排気される迄に蒸気発生にどのように
利用されたかを示す一例である。
この第9図かられかるように、価値のある高い温度領域
の熱量がいかに低温領域に費やされているかがうかがえ
る。高い温度領域の熱量を低温の熱量に転換して利用す
る事は、エクセルギーの考え方からは熱エネルギーの無
駄をしていることになる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、排熱回収ボイラと燃料焚ボイラとを並置した
ものである。詳しくは、本発明は、セメント製造設備の
セメントクリンカ−冷却機から出る排気のうち中高温排
空気の排熱を回収する設備において、排熱を回収するボ
イラ部と燃料焚ボイラ部とを併置し、排熱回収ボイラ部
の排気、又はクリンカー冷却機の上記の中高温排気以外
の中温排気の一部を燃料焚ボイラ部の燃焼用空気に使用
し、排熱回収ボイラ部には大部分の量の給水加熱と一部
の量の蒸発を分担させ、燃料焚ボイラ部には一部の量の
給水加熱と大部分の量の蒸発及び全量の蒸気過熱を分担
させることを特徴とする。
[作用コ 高い温度領域に大部分の熱量を持つ熱源、つまり燃料焚
ボイラ部の燃焼ガスと、低い温度領域に大部分の熱量を
持つ熱源、つまりクリンカー冷却機からの排気とを組み
合せてその熱量を利用するボイラにおいて、発生蒸気の
給水加熱や一部の蒸発を低い温度領域の熱源で賄うよう
にすれば、前者の高い温度領域に大部分の熱量を持つ熱
源をより高い温度領域つまり大部分の蒸発と蒸気過熱に
利用出来るようになる。また、クリンカー冷却機の中温
排気又は排熱回収ボイラ部排気の燃料焚ボイラ部への利
用及びそのボイラ部排気のクリンカー玲却機への再循環
と組み合せる事により、クリンカー冷却機の冷却性能を
損なう事なく排気損失の減少が可能となり排熱回収効率
を向上する事が出来ると共に、燃料焚ボイラ部と排熱回
収ボイラ部を先程述べた蒸気発生に必要な各々の熱量に
対してバランスさせて、共に100〜150℃程度迄利
用するようにすれば、この発生蒸気を発tに利用した場
合燃料焚ボイラ部の蒸発量調整機能と併せて設備容量の
範囲でのセメント生産に必要な電力の50〜100%前
後のもの、つまりセメント原料の受入れからセメントキ
ルンカーの生産を賄うに相当する値以上をクリンカー冷
却機よりの排気温度の変動に左右される事なく供給する
事が可能となる。
クリンカー冷却機はセメントキルンからの高温(135
’O℃〜1400℃)のクリンカーを空気によって冷却
すると共に、クリンカーの持つ熱量をセメント焼成に使
用する燃料の燃焼用に高温の空気として利用する事によ
って熱回収を行なう目的を持つ。クリンカーは通常10
0℃程度迄冷却されるが、冷却排気を循環させない通常
のクリンカー冷却機の場合、冷却空気は2.5〜28N
rn’/kgクリンカーを必要とする。一方、最近のセ
メントキルン焼成プロセスにおける燃料使用量720〜
780 k c a 1 / k gクリンカーに対し
てそれに必要な燃焼用空気は0.8〜1.0Nrn″/
kgクリンカーである。従って、冷却空気のうち1.5
〜1.8Nd/kgクリンカーは余剰となる。
余剰空気の温度は240〜280℃でその連行する熱量
は120〜150kcaIL/kgクリンカーに達する
。これらの熱量を可能な限り回収するために、排熱回収
ボイラが設置され、発電に用いられたりする。第10図
(a)は一般のクリンカー冷却機の風量バランスの例で
あり、第10図(b)は冷却排空気の一部を循環させた
場合の風量バランスの例、第10図(C)はクリンカー
冷却機に排熱回収ボイラをつ番すた場合の風量バランス
の例である。第11図はクリンカー冷却機の冷却空気の
循環のない場合のつまり¥S10図(a)に相当するも
のの冷却曲線の例を示す。第10図において、参照符号
は後述の第1図と同一部材を示している。また、■は各
部分における風量(Nrn’/kgクリンカー)を示し
、Tはガス温度(℃)を示す。従来排熱回収ボイラの排
気を再びクリンカー冷却機に導き冷却空気として再使用
する方法がある。この場合排気損失はOとなり排熱回収
のシステムとして回収熱量の面からは最大の効率が期待
出来る。しかしながら、排熱回収ボイラに導入する空気
温度を400℃近辺とする場合には、第12図が示すよ
うに、クリンカー冷却機のクリンカー温度がすでに低下
して来ている出口近辺で熱交換した後の150℃程度以
下の中温領域の冷却排空気は利用できない。(先に述べ
たように、たとえフラッシュサイクル付きの発電設備の
ボイラであっても、給水加熱に用いる熱量がすでに余剰
となっており、他にこの中温排気の利用が困難である場
合にはそのまま大気に放出する以外にない。)このよう
な場合、本発明においては、この余剰の中温排気の一部
を排熱回収ボイラ部の排気の一部に代えて燃料焚ボイラ
部の燃焼用空気として利用し、より多くの熱量回収を図
る方法をとる。
今、セメントクリンカ−冷却機からの排熱回収ボイラ部
と燃料焚ボイラ部を併置して、排熱回収ボイラの排気の
一部を又は、排熱回収ボイラ部に使用しないセメントク
リンカ−冷却機の中温排気の一部を、燃料焚ボイラ部の
燃焼用空気として使用し、排熱回収ボイラ部は大部分の
給水加熱と一部の蒸発を、燃料焚ボイラ部は一部の給水
加熱と大部分の蒸発及び全量の蒸気過熱を、それぞれ分
担させ、排熱回収のみの場合の蒸気に比較してより高温
高圧の発電規模に適した蒸気条件にして、その蒸気条件
における給水加熱、蒸発、蒸気過熱に必要な各々、その
温度領域における熱量を、燃料焚ボイラ部と排熱回収ボ
イラ部が伝えて、共にその排気が100〜150℃程度
に迄低下するようにクリンカー冷却機からの中温排気又
は排熱回収ボイラ部の排気の、燃料焚ボイラ部への燃焼
用空気として使用する量をバランスさせれば、セメント
の生産に必要な電力の50〜100%を賄える程度の発
電が可能となる。そして、従来の排熱回収ボイラを設置
した場合、あるいは単独に燃料焚ボイラを設置した場合
に比較して以下に述べる長所を見出す事が出来る。
尚、以下の説明に用いる本発明に係わる実施例の数値は
100 t/h〜200 t/11(720,000t
/年〜1,440,000t/年)の通常の予熱器付セ
メントキルンの後流に設置されるクリンカー冷却機に適
用したものであり、蒸気条件を450℃、50ata及
び±10ataとして、クリンカー冷却機からの中高温
排気を300,350,400℃の場合について比較し
た結果に基づくものである。蒸気条件の選定は当然なが
ら、設備の規模とボイラ及びタービンの材質による設備
費の増減を考慮して決定されるべきである。また、ボイ
ラの排気温度100〜150℃についても、ガスと蒸気
(水)間の温度差からのボイラ伝熱面積の増減による設
備費の増減を考慮して決定されるべきである。勿論これ
らの選定の結果が本発明の考え方を左右するものではな
い。
従来の排熱回収ボイラの場合に比 した 合の長所 (1)蒸気条件を発電規模に適したものに出来るため、
発電効率の向上が可能である。
第1表に蒸気条件(温度圧力)によるタービンの熱効率
(%)と蒸気消費量(kg−steam/KWH)の例
を示す。(4)と(5)を比較した場合、前者は同じ熱
量で後者の約50%も多く発電する事が出来る。
第1表 (2)クリンカー冷却機からの排気を給水加熱及び部の
蒸発に無駄なく利用する事が出来るため、給水加熱熱量
が余剰になる事による排ガス温度の上昇がない。また、
熱回収をより良くするために、フラッシュサイクル付発
電設備を採用するための設備の複雑化、設備費の高騰を
招く事がない。
従来の排熱回収ボイラの場合の発電量上限の約20 K
Wh/lクリンカーに対して、2.5〜5.0倍の発電
量を確保した場合、設備のスケールメリットが出てくる
事と、従来のフラッシュサイクル付の設備であるための
割高な設備とその発電量を対比して考えると、第13図
(本図の説明は後述する)の例で示すように前記(1)
の効率向上と併せ考えると、その差分の設備費に対する
差分の電力についての評価は安価なものとなり、セメン
ト生産に必要なトータルの電力費を節減する事が可能で
ある。第2表に従来の技術及び本発明の設備と発電原価
との対比を示す。
第2表 従来の技術と本発明の対比 (3)クリンカー冷却機からの排気温度の変動によるボ
イラへの熱量変動は172.5〜175.0に減少する
。また、燃料焚ボイラ部に蒸発量の調整機能があるため
、セメント生産に必要な電力を、クリンカー冷却機から
の排気温度の変動に左右されずに供給する事が出来る。
この事はとりも直さず、設備利用′率を高める事となる
(4)セメント生産に必要な電力の50%〜100%を
賄う事が出来るので、電力の自給率を高める事が出来る
。また、セメント生産に必要な電力のうち原料受入れか
らセメントクリンカー生産迄に必要な電力は60%前後
であるが、この程度の規模の設備とした場合、セメント
工場の電力運用に好都合である。つまり、セメント粉砕
と出荷部門は、通常1〜2週間分の生産量に相当する大
量のクリンカー及びセメントのストックを持っている。
従って、セメ・ントクリンカー生産を休止中(3〜4週
間、年に2〜3回)においても独立して運用される事が
多く、その意味からも、この部門の運転はセメントクリ
ンカ−生産時に従属して発生する電力に依存しない方が
、電力運用の面からも好ましい。第14図にこれらの電
力使用状況の概念図を示す。
100%発電量を確保する場合、中高温排気の量を増加
する必要があり、第20図にみられるように、温度の低
下による効率の低下を招く。また、セメント粉砕部門や
出荷部門を休止した場合、発電量を落すか、他に負荷源
を見出して発電量を確保するか等の、方法をとる必要が
ある。セメントクリンカ−生産を休止した場合には、セ
メント粉砕部門と出荷部門の運転を行なう際に外部から
の電力を確保する必要がある。その電力は般的には需要
率(平均電力/最大電力)が極めて低いために高価な購
入電力となりやすい。しかし、電力の供給事情が悪い場
合には効率低下を覚悟すれば、燃料焚ボイラ部のみでこ
の部門に必要な電力の発電が可能である事は言う迄もな
い。
(1)ボイラのみかけ効率(燃料焚ボイラ部に用いた熱
量に対する発生蒸気熱量)は当然のことながら、排熱回
収空気の熱量が有効に利用出来る本発明の範囲において
、一般の大型燃料焚ボイラに比較して格段に優れている
(2)第15図は従来の技術の熱効率と本発明のそれと
の対比を中高温排気温度を横軸にとって示したものであ
る。■は従来の技術の熱効率(発電量の熱量換算値の中
高温排気熱量に対する比%)を示し、■は本発明の場合
の総合熱効率(発電量の熱量換算値の中高温排気熱量と
使用燃料熱量との和に対する比%)を示す。■は本発明
の発電量と従来の技術のそれとの差の熱量換算値の使用
燃料熱量に対する比%を示したもので、以下これを差分
熱効率と呼ぶ。
本発明の発電量と従来の技術のそれとの差を、通常の燃
料焚ボイラによる発電設備によって得る場合、10,0
OOKW〜15.0OOKW程度の規模のものでは、そ
の熱効率は25〜28%程度であるが、これに相当する
本発明の差分熱効率は30〜31%となり、本発明の利
点がここにみられる。つまり使用燃料が本発明の組み合
わせと、中高温排気量に対する燃料焚ボイラ部への中温
排気の使用量の最適バランスによって、より効率的に電
力に変換される結果となっている。
(3)発電量当りの蒸気消費量については、一般の大容
量燃料焚ボイラのそれに比較して、蒸気条件をそれ程高
温高圧に出来ないために、やや多くなるが、みかけの発
電効率(発電電力量に対する燃料焚ボイラ部に用いた熱
量)は第16図に示すように一般の燃料焚の発電設備に
比較して350℃以上の排熱回収温度の場合は優れた値
となる。また、300℃の場合でも一般の自家用発電設
備のそれと比較して遜色ない値は確保出来る。
燃料焚ボイラ部に浅床二床式流動床ボイラを併置すれば
、排ガスの処理のための設備を必要としない。また、燃
料排ガスより集塵された石炭灰及び脱硫に使用した廃石
灰石の処理については、本発明の範囲において、セメン
トプロセスが本質的に脱硫プロセスである事を考えると
、セメント原料として使用可能であり、特別な灰捨場等
の確保は必要ない。
即ち、低品位炭(3000kcau/kg−coal)
の場合、70kwh/l・クリンカーの発電の場合でも
最大で約70kg−coal/l・クリンカーである。
クリンカー中のアッシュ混合率はアッシュ40%として
28kg−Ash/l・クリンカーとなり、アッシュの
成分を勘案した原料配合をすれば全く問題にならない。
また、脱硫に使用する石灰石は使用する石灰中の硫黄分
(S)によるが、3000kcaIl。
/ k g−c o a lでS=2%の場合、石炭量
の約20%で充分であり、この量も主成分がCaCO3
とCa5O+である事を考えれば全く問題にするに当ら
ない。
[実施例] 第1図、第2図及び第3図はこの発明の実施例を示す。
第1図及び第2図はセメントクリンカ−焼成装置と本発
明の排熱回収ボイラの全体の構成を示すガス流を主体と
したフローチャートである。第3図は本発明の排熱回収
ボイラの実施例の各部の構成とつながりを示す水及び蒸
気の流れを主体とした概念図である。
第1図及び第2図について説明する。1は排熱回収ボイ
ラ部、2は排熱回収ボイラ部1に併置した燃料焚ボイラ
部である。3は、燃料焚ボイラ部2に用いる燃料の供給
を示したものである。4は格子型セメントクリンカ−冷
却機である。5は冷却機4の格子であり、ロータリーキ
ルン6から落下してくるクリンカーを約半数の固定格子
と交互に設けられた可動格子の往復動によってハンマー
クラッシャー19が設置されている出口方向へ送って行
く。クリンカーはこの出口方向に送られながら、ファン
15から送られる大気温度の空気と循環ファン16から
送られる排熱回収ボイラ部1からの循環排気により徐々
に冷却される。ロータリーキルン6は回転とその傾斜に
よって仮焼炉付熱交換器7から落下してくるセメント原
料をクリンカー冷却機4の方向に送る。バーナー10に
よって供給される燃料によって、原料は向流熱交換され
て焼成されクリンカーとなってクーラー4に落下する。
9は仮焼炉用バーナー、8は通風を確保する等のファン
である。14は燃料吹込用のファンである。11は、ク
リンカー冷却機4からの中高温排ガスを排熱回収ボイラ
部1に導く前のクリンカー粉の集塵装置である。17は
ファンであり、第1図では、排熱回収ボイラ部によって
熱回収された排気の一部を燃料焚ボイラ2へ送る。
第2図ではクリンカー冷却機4の排気の中温排気を集塵
装置11とは別に設置した集塵機13によってクリンカ
ー粉を除塵した後に、その一部を燃料焚ボイラ部2へ送
り、3で示す燃料の燃焼用空気として使用する。12は
、燃料焚ボイラ部の燃焼排ガスの集塵のための集塵機で
ある。
第3図について説明する。1及び2は第1.2図と同じ
く、各々排熱回収ボイラ部及び、燃料焚ボイラ部である
。26及び27は夫々排熱回収ボイラ部及び、燃料焚ボ
イラ部の給水加熱を受は持つ管群(一般に言われるエコ
ノマイザ−)である。28及び29は夫々同様に一部の
蒸発を受は持つ管群である。30は、燃料焚ボイラ部2
の主蒸発管群であり、ここで殆んどの蒸発を受は持つ。
33はボイラドラムであり給水加熱部2627、管群2
8,29、主蒸発管群30より送られてくる加圧水、気
水混合蒸気から、飽和蒸気を分離する。51は過熱器で
あり、ドラム33より送られる飽和蒸気を必要な温度に
過熱する。
41は蒸気タービン、42は発電機、50はタービン排
気のコンデンサである。55はコンデンサ50からの復
水をボイラ部1及び2に再び送るための給水ポンプであ
る。53及び54はドラム33の飽和水を夫々燃料焚ボ
イラ部2の主蒸発管群30及び、排熱回収ボイラ部1の
蒸発管群28と、燃料焚ボイラ部2の蒸発管群29との
間に循環させるための循環ポンプである。56,57゜
58a、58b、59.60はガスの流れを示し、56
はクリンカー冷却機4からの中高温排気、57は排熱回
収ボイラ部2を出た排気、58aは排熱回収ボイラ部1
を出た一部の燃料焚ボイラ部2への燃料燃焼用空気、5
8bはクリンカー冷却機4の中温排気を燃料焚ボイラ部
2の燃焼用空気に使用する場合の流れ、59は排熱回収
ボイラ部1の排気のクリンカー冷却機への循環流を示す
。また、60は燃料焚ボイラ部2からの排気であり、集
塵装置へ送られるものを示す。
本実施例では主蒸発管群30は石炭等の流動燃焼床によ
り加熱されるよう構成されている。この流動燃焼床の上
側には石灰石、ドロマイト等の脱硫流動床が設けられて
いる。流動燃焼床からの燃焼ガスは脱硫流動床を通過し
た後、過熱器51と接触し、その後、蒸発管群29.2
7と接触した後、100〜150℃程度の排ガスとなっ
て集塵機12へ送られる。
次に本発明の基本的な考え方について必要な説明を加え
る。第17図は本発明のシステムにおける、排熱回収ボ
イラ部の給水加熱熱量と蒸発熱量の分担について、蒸気
条件を温度を450℃、圧力を夫々40,50,60a
taとした場合にボイラ出口排気温度を120℃として
、排熱回収ボイラ部への排熱入口温度と、その熱量分担
について例示したものである。第18図は同じく蒸気条
件を450℃50ataとして、排熱回収ボイラ部への
中高温排気のある流量における蒸発量と、その流量に対
する燃料焚ボイラ部の燃焼用空気の比率との関係なボイ
ラ出口排気温度を120℃にとり排熱回収ボイラ部への
中高温排気温度をパラメータ(300℃l 350℃、
400℃)として例示したものである。第17図中イ1
口、ハで示す点が、本発明におけるある蒸気条件(ここ
では450℃50ata)における給水加熱、蒸発、蒸
気加熱に必要な熱量を燃料焚ボイラ部及び排熱回収ボイ
ラ部が伝えて共に100〜150℃(ここでは120℃
)迄低下するように排熱回収ボイラ部の排気又は、クリ
ンカー冷却機からの100〜150℃の中温排気の一部
(ここでは120℃の排熱回収ボイラ部の排気の一部)
を燃料焚ボイラ部への燃焼用空気として使用する量をバ
ランスさせた点である。この例では、中高温排気の量に
対する燃料焚ボイラ部への排熱回収ボイラ部の排気又は
クリンカー冷却機からの中温排気の比率は、中高温排熱
空気温度300℃、350℃。
400℃に対して夫々24.3%、21.2%。
17.5%となる。第19図は、これらの点を別に同様
な試算によって求めた蒸気圧力の40ata及び60a
taの場合の値と共に例示したものである。
クリンカー冷却機からの中高温排気の温度、及びその量
と得られる蒸発量については、勿論クリンカー玲却機そ
のものの性能にもよるが一般的には、第20図の総合熱
効率(ボイラ全入熱に対する蒸気発生に必要な熱量の比
(%))の推移例が示すように、中高温排気の温度が高
い程、熱回収率は高い。また、燃料焚ボイラ部燃焼空気
比率を低下させても、つまり燃料を少なくしても熱回収
効率の低下が少ない。しかし第12図の例から容易に類
推出来るように、排熱ボイラ部の中高温排気を高くとれ
ば、その量が少なくなりクリンカー(セメント)を当り
の蒸発量はかえって減少する。逆に中高温排気の温度を
下げれば、熱回収効率はやや低くなり、燃料焚ボイラ部
燃焼空気比率を低下させた、つまり燃料を少なくした時
の熱回収効率の低下は著しい。しかしその量はより多く
確保出来るので、クリンカー(セメント)を当りの蒸発
量は増加する。
第21図は、クリンカー冷却機からの中高温排気の温度
とその量の関係を示し、第22図は、その排気量に対し
て第19図の例の共に120℃迄利用するように燃料焚
ボイラ部の燃焼用空気比率を選定した場合の蒸発量をク
リンカーを当りで示したものである。
第22図の蒸発量を第1表の蒸気条件による蒸気消費量
として3.9kg、steam/KWHを採って発電量
に換算したものが第23図である。第16図及び第20
図の各々の効率を考慮すると、一般的には中高温排気が
350〜380℃程度の値が、この例の場合には適して
いる事となり、この値は先に述べたセメント原料の受入
れからセメントクリンカー生産に必要な電力にほぼ一致
する。しかしクリンカー焼成に必要な空気量や、クリン
カー冷却機の性能によって、とり得る中高温排空気の量
が変るし、セメント生産に必要な電力も工場の特殊性に
よって変ってくるので、外部からの購入電力費、及び電
力使用面の運用のしやすさ、発電設備に係わる費用(設
備費操業費等)等を考慮して本発明の蒸発量(発電量)
を左右する中高温排気の温度は選定されるべきものであ
る。
第13図について説明する。本図は第23図における発
電電力から、従来の技術のフラッシュサイクル付発電を
行った場合の発電電力との差の、燃料焚ボイラ部に消費
した燃料の熱量に対する比(%)(差分熱効率と称する
)を示したもので、この最大値は、第17図の各々49
口、への点にほぼ一致する燃料焚ボイラ部燃焼空気の排
熱ボイう部中高温空気量に対する比率(%)となフてい
る。つまり燃料焚による強化された排熱回収ボイラによ
る発電の最大効率の点である。
なお、従来の技術による発電電力については、当然なが
ら中高温排気の温度300℃、350’e、400℃に
対して蒸気条件はその温度に見合うように夫々、270
℃15ata、320℃17ata、370℃20at
aとし2ataのフラッシュサイクル付の設備として試
算した。
[効果] 以上の通り、本発明の排熱回収ボイラによれば、 (1) 蒸気条件を発電規模に適したものに出来るため
、発電効率の向上が可能である。
(2) クリンカー冷却機からの排気を給水加熱及び一
部の蒸発に無駄なく利用する事が出来るため、給水加熱
熱量が余剰になる事による排ガス温度の上昇がない。ま
た、熱回収をより良くするために、フラッシュサイクル
付発電設備を採用するための設備の複雑化、設備費の高
騰を招く事がない。
(3) クリンカー冷却機からの排気温度の変動による
ボイラへの熱量変動は1/2.5〜115、Oに減少す
る。また、燃料焚ボイラ部に蒸発量の調整機能があるた
め、セメント生産に必要な電力を、クリンカー冷却機か
らの排気温度の変動に左右されずに供給する事が出来る
。この事はとりも直さず、設備利用率を高める事となる
(4) セメント生産に必要な電力の50%〜100%
を賄う事が出来るので、電力の自給率を高める事が出来
る。また、セメント生産に必要な電力のうち原料受入れ
からセメントクリンカー生産迄に必要な電力は60%前
後であるが、この程度の規模の設備とした場合、セメン
ト工場の電力運用に好都合である。
(5) ボイラのみかけ効率(燃料焚ボイラ部に用いた
熱量に対する発生蒸気熱量)は当然のことながら、排熱
回収空気の熱量が有効に利用出来る本発明の範囲におい
て、一般の大型燃料焚ボイラに比較して格段に優れてい
る。
(6) 使用燃料の熱量が本発明の組み合わせと、中高
温排気量に対する燃料焚ボイラ部への中温排気の使用量
の最適バランスによって、より効率的に電力に変換され
る。
(7) 発電量当りの蒸気消費量については、般の大容
量燃料焚ボイラのそれに比較して、蒸気条件をそれ程高
温高圧に出来ないために、やや多くなるが、みかけの発
電効率(発電電力量に対する燃料焚ボイラ部に用いた熱
量)は一般の燃料焚の発電設備に比較して350℃以上
の排熱回収温度の場合は優れた値となる。また、300
℃の場合でも一般の自家用発電設備のそれと比較して遜
色ない値は確保出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の排熱回収ボイラの全体の構
成を示すフローチャートである。第3図は本発明の排熱
回収ボイラの実施例の各部の構成図である。第4図はあ
る蒸気条件(350℃20ata)の蒸気発生に必要な
熱量の割合(%)を示す線図である。第5図は蒸気条件
によって40℃の給水が必要とする熱量の割合(%)を
示す線図である。第6図は、第4図の排熱回収空気温度
の利用可能熱量とボイラ排気温度の関係を示す線図であ
る。 第7図は、フラッシュサイクル付の排熱発電設備の系統
図である。第8図は、蒸気発生に必要な熱量と排空気の
温度の低下を示す線図である。 第9図は一般の燃料焚ボイラにおける必要熱量を示す線
図である。第10図は、クリンカー冷却機の風量と温度
(℃)のバランスを示す線図である。第11図及び第1
2図は、クリンカー冷却機の冷却曲線図である。第13
図は差分発電効率を示す線図である。第14図はセメン
ト製造プラント運転時の受電電力及び発電電力と使用電
力の図である。第15図は発電熱効率を示す線図である
。第16図は発電電力の熱量換算値の燃料焚ボイラ部へ
の使用熱量に対する比率(%)の変化を示す線図である
。第17図は排熱回収ボイラ部の熱量分担割合を示す線
図である。第18図は排熱回収ボイラ部取入空気量にお
ける蒸発量及びボイラ出口排気温度の変化を示す線図で
ある。第19図は燃料焚ボイラ部空気量の排熱回収ボイ
ラ部空気量に対する比を示す線図である。第20図は総
合熱回収効率を示す線図である。第21図は、クリンカ
ー冷却機の中高温排空気の温度と量の関係を示す線図で
ある。第22図は蒸発量と温度の関係を示す線図である
。第23図は蒸発量を発生電力に換算して示す線図であ
る。 1・・・排熱回収ボイラ部、 2・・・燃料焚ボイラ部、 4・・・クリンカー冷却機、 33・・・ボイラドラム、 41・・・蒸気タービン、 42・・・発電機。 代理人  弁理士  重 野  剛 +−! へ玉口咽目p −碍囲間留掖嘴承 −@宴ンモ! へ頬裂、便厭幅パJ 厭p −3ぼく0瓢: 回与各冊 ミ巳

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セメント製造設備のセメントクリンカー冷却機か
    ら出る排気のうち中高温排空気の排熱を回収する設備に
    おいて、排熱を回収するボイラ部と燃料焚ボイラ部とを
    併置し、排熱回収ボイラ部の排気、又はクリンカー冷却
    機の上記の中高温排気以外の中温排気の一部を燃料焚ボ
    イラ部の燃焼用空気に使用し、排熱回収ボイラ部には大
    部分の量の給水加熱と一部の量の蒸発を分担させ、燃料
    焚ボイラ部には一部の量の給水加熱と大部分の量の蒸発
    及び全量の蒸気過熱を分担させることを特徴とする排熱
    回収ボイラ。
JP30528288A 1988-12-02 1988-12-02 排熱回収ボイラ Pending JPH02150601A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007091512A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd セメント製造設備における熱エネルギーの利用方法及びセメント製造設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007091512A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd セメント製造設備における熱エネルギーの利用方法及びセメント製造設備

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