JPH02149439A - ガラス板を曲げるための装置と方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガラス板を曲げるための改良された方法と装
置１９に関Ｊる。

曲げ加１されたガラス機は、広くは動力車、とりわけプ
自動車用の窓ガラスとして汎用されている。

こうした分野で【よ、ガラス板を精度よく加工して予め
決められた寸法のものを制竹し、また誤差を訂容範聞内
に納め、自動１１１の車体に見合う形状を１１）る必要
がある。またガラス板の透視に伴い、ガラス窓の光学的
な歪みや（筒が原因して見にくくなることがないように
しなければならない。加熱して強化処理をすることによ
りガラス板は衝撃に対する抵抗力が増し、また破損時に
ガラスは砕粒化し、強化処理していないガラスの割れ方
に比べて安全性を高めるようにしている。

従来の技術 周知のように、耐熱ガラス機、とりわけ自動車業界で使
用される耐熱ガラス板は、大■生産のできる水平な加工
ラインを備えた生産設備を使い製造されてきている。

そうした生産設備では、箇々のガラス機はトンネル加熱
炉を通して水平に搬送されている。このトンネル加熱炉
内でガラス板は変形温度まで加熱され、次いで曲げ加工
ステージョンへと搬送されていく。曲げ加工ステージョ
ンではガラス板の成形が行なわれ、さらに耐熱処理ステ
ーションに送られ、引き続き冷却ステーションで冷却が
行なわれる。

曲げ加工ステージョンにおいて行なわれる曲げ加工方法
は周知である。この方法は、できるだけ精度よくガラス
板の成形を行なうために、ｍ力とモールドの圧力が使わ
れている。

特に、加熱されたガラス板のプレス曲げ成形は、保管形
状の表面を備えた雄と雌のモールドプレートの間で行な
われている。

ガラス機は、以Ｆ「リングモールド」と称する雌七−ル
ドブレートにより支持され−（いる。この雌モールドプ
レートの支持表面は幾つかのセグメントに分割しである
ため、複数の搬送１．１−ラを用いてリングモールド自
体を上向きに動かすことができるようにしである。

この従来技術の具体例は、米国特許用３．３３８．６９
５号（旧ｔｔｃｒ氏）、仏国特許第１，４７４．２５１
号（［０［氏）、米国特許用３．６８４゜４９３号（Ｒ
ｉｔｔｃｒ氏）およびルクセンブルグ特許第６５．１４
６号（Ｒ＋ｔｔｅｒ氏）に見ルコとカテキる。前述の１
ｚ丁許に記載されたガラス板の曲げ加工に用いられる方
法によれば、ガラス板は加熱炉内で軟化温度まで加熱さ
れた後に、水平な搬送ローラにより成形リングに整合す
る位置まで送られる。

成形リングは搬送ローラを通り扱けてガラス板を持ち上
げ、さらにこのガラス板を仕上げ成形の行なわれるモー
ルドに向けて運搬するようになっている。引き続いてリ
ングは搬送ローラを通り扱けて１；降し元の位置に戻り
、さらに以前と同じ水平ローラ上に湾曲したガラス板を
開放することが行なわれる。

継いで、搬送ローラはガラス板を強化処理ステーション
に向けて搬送していく。

発明が解決しようとする課 過去数年にわたる業界の４１大関心事は、薄くなる（５
〜６ミリの厚みから２．５〜４ミリの１９みのものに変
化してきている）−・方の湾曲した強化ガラス板の製造
に関してのものである。また自シ」車の窓面積の拡大に
伴ってガラス機は益々人型化し、例えば球面のような複
雑な湾曲面を持つに至っている。

このように、ガラス板は薄く大型のものが、また球面状
をしたものが望まれるようになってきている。しかしな
がら前述した成形技術は、市場の要望に応じたガラス板
を製造する方法としてはもはや不適当である。

このことに加えて、市場の動向はガラス板を用いて車体
に丸みを付けることを求めており、このためガラス板を
車の内側に向かい鋭く曲げて車体の縁を型取る必要があ
り、ガラス板の製造を益々難しいものにしている。

しかし従来技術では、採口の合うコストでこの種の製品
を製造する方法としては不適当である。

こうした従来技術では、ガラス板の湾曲状態を効果的に
管理することができないためである。こうしたガラス機
は２．５〜４ミリの範囲の９みを備えており、また重力
作用を利用して作る底のある窪みの湾曲面よりし大きな
曲率とされている。とりわけ、ガラス機が大きく上向き
に折り曲げられた縁を備えでいる場合には、ガラス板そ
のものの形状を精密に検査することができない。また前
記ガラス板を搬送ローラ上に置く際、ガラス板は未だ塑
性状態にあるため加［汎みの形状が崩れてしまうことが
ある。本発明の［１的は、前述した問題点を解演し、厚
みが薄くしかも大型のガラス板であっても複雑な形状に
曲げることのできる、ガラス板を曲げるための改良され
た方法と装置を提供することにある。

課題を解決するための手段 この目的は、リングモールドと１１！曲げ加工用モール
ドの間の区域に位置した水平な搬送ローラを垂直面に沿
ってスライドさせることにより達成される。

すなわち、箇々のローラは隣接するローラ同士が反対向
きになるように傾斜させてあり、一連のローラは互いに
下向きに交差して連続する鈍角を形成し、またこの鈍角
の先端がローラの中心部に向いていて、曲げ加圧用リン
グモールドの支持面を横切っている。

必要に応じて搬送ローラの角度幅を調節する電気的な制
御操作により、加熱されたガラス板をリングモールド上
に設置しておくことができ、ガラス板の表面が大きく下
向きに窪むことかない。

プレス曲げ加工に引き続いて、交差したローうでガラス
板を受は取る架台を構成し、ガラ、ス板の加工形状が崩
れるのを防ぐことができる。

従って、本発明の目的は、ガラス板を曲げるための新規
な方法を提供することにある。この方法は、ガラス板が
、曲げ加工用のモールドの間に形成された水平な区域に
位置する水平な搬送し１−ラにより曲げ加工用の雌モー
ルド上まで運ばれ、また前記Ｏ−ラが雌モールドの支持
表面の下側まで下降するのに伴い、このローラの運動に
より曲げ加工の切用段階が行なわれ、引き続いてガラス
板を２つのモールドの間で圧縮することにより曲げ加工
を終えることを特徴どしている。さらにこの方法は、１
）ガラス板を加熱し、２）ローラを下降させることによ
り曲げ加工用のロリングモールド上にガラスを載せ、３
）雄モールドと畑モールドの間でプレス成形を行ない、
４）雌モールドを下降させ、５）１１＋斜したローラ上
にガラス板を聞ｂｘ　する曲げ下降段階を有することを
特徴としている。

さらに本発明の目的は、１１う述した方法を実施するた
めの装置を提供することにある。この方法は、曲げ加工
用のモールドの表面の間に配置された搬送手段、好まし
くはローラが関節ジヨイントを備え、前記ローラは水平
な搬送面に対し下向きに傾斜させることができ、また傾
斜可能な搬送ローラは固定支持体に載っている一方の端
部を備え、また下向きに移動することのできる可動支持
体に載っている他方の端部を備え、これにより［１−ラ
の下向きの傾斜を選択するようになっていて、ローラを
）降させると、これらＯ−ラはＨいに交差して成形済み
のガラス板を支持できる架台を構成することを特徴とし
ている。

以下、添付図面に沿って本発明の一実施例を詳細に説明
する。

実施例 第１図から第６図を参照する。本発明によれば、ガラス
板１は水平加熱炉内で変形温度まで加熱され、引き続い
てローラ２により曲げ加工ステージョンＣまで搬送され
る。

曲げ加工ステージョンＣには、補完形状の表面を備えた
曲げ加り用の２つのモールドが設置されている。これら
モールドのうち、搬送［ｌ−ラの面に対し上方位置にあ
るものを以下「雄モールド」と呼ぶことにする。この雄
モールドは参照番号３で小されている。また搬送ローラ
に対し下方位置にある別のモールドは以下「リングモー
ルド」と称されており、参照番号４で示されている。

リングモールド４は平Ｉ１１部月５により支持されてい
る。この平坦部材５は持ち上げることができ、リングモ
ールド４が雄モールド３に接触するようになるまでフレ
ーム２２を水平ローラ２のレベルを越えて移動させるこ
とが可能である。

平１ｕ部祠５は、図示されていない油圧作動式の１７Ｖ
！陪装置により操作されるチーゾル２６に載っている。

このシ♂降装置は、テーブル２６をガイド２７に沿って
垂直方向にスライドさせるためのものである。

適当４１チユーブ状材料から構成された金属フレーム６
が、成形手段３および４を支持している。

例えば、雄モールド３は２つのシック２５が支持した水
平バー２４により保持されている。ラック２５を垂直方
向にスライドさせれば、ローラ２の面に対し雄モールド
３の高さを調節することができる。

曲げ加工用のリングモールド４に−・致する位置には、
搬送ローラ２と同じ水平面上にローラ７が配置されてい
る。このローラ７を動かして、垂直面に沿った方向にし
かもお互いに対し反対向きに傾斜させ、また支持フレー
ム２２のセグメントを通り抜けて下降させることができ
る。

搬送ローラ２と可動［１−ラフの両省は、ガラス板と接
触する可能性のある全長にわたって絶縁用のガラスｌＩ
［ｔからなるニットスリーブ２３で被覆されている。

ローラ７の２つの端部に配置された２つのスイベルジヨ
イント８．８′により、ローラは垂直面内を移動するこ
とができる。

このため、スリーブ９は潤滑スロット１０に被さって位
冒し、このｄ“１１滑スロツト内をローラの２つの端部
のうちの一方がスライドし、傾斜動作に必要な遊びを得
るようにしている。スリーブとスロットの設置された端
部にある支持体１１がローラ７をプレート１２に連結し
ている。このプレート１２は、レール１４上を走行する
小型の車輪１３を備えている。

ラック１５がプレート１２に連結され、またビニオン１
６に噛み合っている。このビニオン１６は、減速ギアボ
ックス１７とモータ１８により作動される。

スライドプレート１２の反対側の端部では、ロー５７が
固定支ドｊ体２０にヒンジ結合したシャフト１９に連結
されている。ビニオン２１は図示されていないチェーン
・トランスミッションにより駆動され、回転運動をロー
５７に伝達するようになっている。

リングモールド４に一致する位置には、適当な数の可ｖ
Ｊ１コー５７が配置されている。これら可動［１−ラフ
をお互いに対し反対向きに傾斜させれば、ガラス板の載
る支持台を構成することができる。

例えば、ロー５７は水沖な姿勢を取る場合には搬送機能
を果たし、また傾斜していれば曲げ加工の機能を発揮す
る。

事実上、移動しているガラス板１がリングモールド４に
整合した状態に至ると、ガラス板の位置を検知する図示
されていない手段により０−ラフは停止し、またガラス
板は機械的なストッパ２８に当たって静止する。

本発明によれば、ローラ７は垂直面内でお互いに反対向
きに傾斜しており、リングモールド４の支持フレーム２
２の下側まで移動してリングモールド４上にガラス板を
載せることができる。

例えば、モータ１８と伝３ｊ３ｇ！１１７は、ビニオン
１６とラック１５を用いて支持体１１を下向きに動かし
、ローラフの傾斜間を調節１゛るようになっている。

同じような動作が隣接するローラの反対側の端部でも行
なわれ、この隣接するローラを下向き且つ反対方向に傾
斜させるようにしている。

第６図には、本発明に則って行なわれる加工材の−・連
の曲げ過程が概略的に示されている。

ガラス板１はローラ７の設置された場所に到達すると停
止させられる（Ｉ）。リングモールド４の支持表面がガ
ラス板の真下にくるまで、リングモールドは上昇してい
く。ローラ７を交差させてガラス板１をリングモールド
４に載せるようにＪるＤ６リングモールド４は雄モール
ドに向けてガラス板を持ち上げる（２）。リングモール
ド４を交差したローラフの下側まで下げ、ガラス板１を
ローラ７の上部に残すようにする。これらローラは再び
作動され、曲げ加工区域からガラス板が取り除かれる叱 このサイクルは、ローラ７が水平な姿勢に復帰し曲げを
必要とする後続のガラス板が送られてくると再び繰り返
される。

好ましい実施例にｌづいて本発明を説明してきたが、発
明の精神並びに範囲から逸脱しない限り如何ようにも変
更しまた修正することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る装置の正面図である。 第２図は、本発明に係る曲げローラの平面図である。 第３図は、この曲げローラの曲げ加工ローラと移動手段
の平面図である。 第４図は、第３図の可動ローラの１つを承り、Ａ−Ａ線
に添った平面図″Ｃある。 第５図は、可動ローラ用の移動装置の構成エレメントを
示す説明図である。 第６図は、本発明の製法に則ったガラス板の主な曲げ工
程を示している。 １・・・ガラス板：２・・・搬送［１−ラ：３・・・曲
げ加工用のモールド；４・・・曲げ加工用のリングモー
ルド；５・・・平坦部材；６・・・金属フレーム；７・
・・可動ローラ：８．８’　・・・スイベルジヨイント
：９・・・スリーブ：１０・・・ｆ、ｌ滑スロット；１
１・・・支持体；１２・・・プレート；１３・・・小型
の車輪；１４山レール；１５・・・ラック；１６・・・
ビニオン；１７・・・減速ギアボックス（伝ｙｉｔ３）
：１８・・・モータ；１９・・・シャフト；２０・・・
固定支持体；２１・・・ビニオン°２２・・・支持フレ
ーム；２３・・・ニットスリーブ；２４・・・水平バー
；２５・・・ラック；２６・・・テーブル；２７・・・
ガイド；２８・・・機械的なストッパ二Ｃ・・・曲げ加
ニスデージョン。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）広くは車の窓ガラス、とりわけ自動車用の窓ガラ
   スとして使用するのに適している、ガラス板を曲げるた
   めの改良された装置にして、主な構成要素として、水平
   な搬送面に沿つて変形温度まで加熱されたガラス板を搬
   送するためのコンベヤ手段と、前記搬送面に対し高いレ
   ベル位置と低いレベル位置にそれぞれ配置されているプ
   レス成形用の雄モールドおよび雌モールドと、前記コン
   ベヤ手段用の支持体とを有し、前記コンベヤ手段は、少
   なくとも曲げ加工用の雄モールドと雌モールドの間に位
   置する区域内にコンベヤローラを有し、当該コンベヤロ
   ーラがスイベルジョイントを介して前記支持体に連結さ
   れ、これらコンベヤローラを前記搬送面に対し傾斜させ
   ることができることを特徴とするガラス板を曲げるため
   の装置。
2. （２）請求項１に記載されたガラス板を曲げるための装
   置において、傾斜可能な箇々のコンベヤローラは固定支
   持体に載つている一方の端部を備え、また下向きに移動
   することのできる可動支持体に載つている他方の端部を
   備えていることを特徴とするガラス板を曲げるための装
   置。
3. （３）請求項２に記載されたガラス板を曲げるための装
   置において、傾斜可能な複数のローラは、これらローラ
   の各々に交互に配置されていて、ローラの下降時にロー
   ラが交差するようにしてあることを特徴とするガラス板
   を曲げるための装置。
4. （４）請求項２または３に記載されたガラス板を曲げる
   ための装置において、箇々の可動支持体の動きはラック
   により制御され、このラックはモータおよび減速ギアボ
   ックスにより駆動されることを特徴とするガラス板を曲
   げるための装置。
5. （５）請求項４に記載されたガラス板を曲げるための装
   置において、箇々のローラの傾斜を前記電気モータによ
   り調節して、箇々のローラを必要とするガラス板の形状
   に最も都合のよい状態に傾斜させることができることを
   特徴とするガラス板を曲げるための装置。
6. （６）広くは車の窓ガラス、とりわけ自動車用の窓ガラ
   スとして使用するのに適している、ガラス板を曲げるた
   めの改良された方法にして、主な構成要素として、ガラ
   ス板を搬送するための水平な搬送コンベヤ手段を備えて
   いる加熱炉内でガラス板を変形温度まで加熱する段階と
   、向かい合つて配置された雄モールドと雌モールドの補
   完形状の表面の間でガラス板のプレス曲げ加工を行なう
   段階と、曲げ加工用のモールドの間にある区域内に配置
   された水平なコンベヤローラによりガラス板を曲げ加工
   用の雌モールド上に配置する段階とを有し、ローラを下
   降させて交差した状態にし、ガラス板を曲げ加工用の雌
   リングモールド上に配置し、雄モールドと雌モールドの
   間でガラス板のプレス成形を行ない、雌モールドを下降
   させ、さらに交差したローラの上にガラス板を解放する
   ことを特徴とするガラス板を曲げるための方法。