JPH02146436A

JPH02146436A - 一体形空気調和機

Info

Publication number: JPH02146436A
Application number: JP63299849A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Mogi; 仁茂木; Shingo Hamada; 浜田　信吾; Shizuo Otaki; 大滝　鎮雄
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-11-28
Filing date: 1988-11-28
Publication date: 1990-06-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、居室内の冷房を行う一体形空気調和機に関す
るものである。

従来の技術近年、一体形空気調和機は、工事の節易性や住宅事情に
より、ドレン工事不要のノンドレン機種が主流となって
いる。

以下、図面を参照しながら上述した従来の一体形空気調
和機の一例にってい説明する。

第５図、第６図、第７図は従来の一体形空気調和機を示
すものである。

第５図において１）は空気調和機本体、１２は蒸発器、
６は蒸発器用送風機、１３は凝縮器、１４は凝縮器用送
ｉ機、１５は水受皿、１６は蒸発器水受皿、１７は操作
部、１８は圧縮機、７は水受皿１５に溜ったドレン水で
ある。

第６図喧第５図の側面図で、８はモータ、９はスリンガ
−ディスクである。

以上のように構成された一体形空気調和機について、以
下にその動作を説明する。

居室内の空気を冷却するために、操作部１７により空気
調和機本体１）を運転すると、圧ｍ機１８、蒸発器用送
風機６、凝縮器用送風機１４が運転し、居室内の空気を
吸込んで蒸発器１２により冷却し、居室内を冷やす、ま
た凝縮器１３は蒸発器１２で熱交換した熱気放熱する。

このとき、すなわち蒸発器１２で冷却した時、居室内の
空気中の水分を凝縮させ、ドレン水７として、蒸発器Ｉ
２の下部に設けである蒸発器用水受皿１６を経て、凝縮
器下部の水受皿１５に溜められる。そしてモータ８が運
転してスリンガ−ディスク９が回転し、ドレン水７を凝
縮器１３にかき上げて蒸発させ、凝縮器の冷却能力をア
ップさせるとともに、ノンドレン化を図っていた。

発明が解決しようとする課題しかしなか°ら、上記のような構成では、ドレン水７の
排水を行うためにモータ８やスリンガ−ディスク９を必
要とし、また前記モータ８に異常が発生した場合、水漏
れを防止するために保護装置（図示せず）も必要となる
ため、高価になってしまう。さらにスリンガ−リングに
よるドレン水のかき上げ音などが発注するという課題を
存しでいた。

本発明は上記課題に鑑み、高価なモータやスリンガ−デ
ィスク及び保護装置を必要とせず、安価で静かなドレン
水の排出を行うことを目的とするものである。

また、本発明はドレン水を凝縮器に滴下させ、かつ一部
を凝縮器に滴下させずバイパスさせて排水タンクに直接
回収することにより、凝縮器の熱交換能力をアップさせ
つつ、居室内の除湿も行って快適性の向上も目的とする
ものである。

さらに、本発明は運転モードにより、ドレン水をすべて
凝縮器に滴下させて凝縮器の熱交換能力をアップさせて
、冷房能力を大きく向させる場合と、ドレン水のすべて
をバイパス管を通して排水タンクに回収し、除湿能力の
向上を図ることを目的とするものである。

課題を解決するための手段上記課題を解決するために本発明は、上部に蒸発器、下
部に凝縮器、そしてその中間に水受皿を配し、前記水受
皿にドレン穴を２個設け、一方は直接下の凝縮器にドレ
ン水が滴下するようにし、他方はバイパス管を通って凝
縮器下部に設けられた排水タンクに回収されるようにし
たものである。

また、本発明は水受皿のドレン穴を１個にし、ドレン水
が凝縮器に滴下する場合とバイパスする場合に切り換え
られるように三方弁を設けたものである。

さらに本発明は、三方弁の切換えを運転モードの切、り
換えと連動するようにしたものである。

さらに本発明は、水受皿にドレン穴を２個設け、一方の
ドレンの位置を他方よりも高く設定することにより、ド
レン水が凝縮器に滴下する場合と、バイパスする場合に
切り換えられるように二方弁を設けたものである。

さらに本発明は二方弁の切り換えを運転モードの切り換
えと連動するようにしたものである。

作用上記手段による作用は、以下のとおりである。

本発明は、上部に蒸発器、下部に凝縮器、そしてその中
間に水受皿を配し、前記水受皿にドレン穴を２個設は一
方は直接下の凝縮器にドレン水が滴下するようにし、他
方はバイパス管を通って、凝縮器下部に設けられた排水
タンクに回収されるようにすることにより、凝縮器の熱
交換能力をアンプさせることにより、冷房能力をアップ
させ、同時にドレン水の一部をバイパス管を通して直接
排水タンクに回収することにより、居室の除湿も行い、
快適性の向上を図るものである。

また本発明は、水受皿のドレン穴を１個とし、さらに三
方弁設けて、ドレン水のすべてが凝縮器に滴下する場合
と、凝縮器をバイパスする場合を切り換えることができ
るものである。それにより、ドレン水のすべてをａｍ器
に滴下させる場合にはさらに凝縮器の熱交換能力を７ソ
プさせ、冷房能力のアップと消費電力の低下を図り、ま
たドレン水のすべてをｉ縮器をバイパスさせる場合には
すべて排水タンクに回収し除湿能力をアップさせるもの
である。

さらに本発明は、三方弁の切り換えを運転モードの切り
換えと連動することにより使用者の好みによって、冷房
能力のアップと除ン易能力のアップを選択できるもので
ある。

さらに本発明は、水受皿にドレン穴を２個設け、そのう
ちの一方を他方より低い位置に設定することにより、二
方弁の切り換えによって、ドレン水のすべてを凝縮器に
滴下させる場合と、凝縮器をバイパスする場合とに切り
換えることができ、三方弁より安価に同様な効果をもた
らすものである。

さらに本発明は、三方弁の切り換えを運転モードの切り
換えと連動することにより、使用者の好みによって、冷
房能力のアップと除湿能力のアップを選択できるもので
ある。

実施例以下、本発明の一実施例について図面を参考にしながら
説明する。

まず、第１図は本発明の一体形空気調和機の一実施例の
本体詳細図で、図中１は本体で、この本風機１４、凝縮
器風回路４を設けている。１７は操作部、１８は圧縮機
、３は排水タンクである。２はｆ発器風回路５と凝縮器
風回路４と間を仕切る水受皿であり、１９．２０は前記
水受皿２に設けられたドレン穴である。

第２図は、第１図の概略構成図であり、図中２２は凝縮
水を直接排水タンク３へ導くバイパス管で−ある。

第３図は、水受皿２のドレン穴を１９．１個のみとし、
三方弁３を設けたものである。

第４圓は、水受皿２に２個のドレン穴１９．２０を設け
、ドレン穴１９よりもドレン穴２０の設定位置を高く設
け、ドレン穴１９には二方弁ｌＯとバイパス管２２が連
結されている。

以上のように構成された一体形空気調和機について、第
１図から第４図を用いてその動作を説明する。

１）１）過した風が冷却され、居室を冷房する。このと
き痕発器１２にはドレン水７が凝縮発生し、水受皿２に
滴下する。水受皿に滴下したドレン水７は、一部はドレ
ン穴２０を通って凝縮器１３に滴下して熱交換能力をア
ンプさせて冷房能力をアップし、さらに同時にドレン水
７の一部はドレン穴１９を通って、さらにバイパス管２
２を通過してドレンタンク３に回収され、居室の湿度を
下げ快適性を向上させる。

また、第３図に示す如く、水受皿２のドレン穴をドレン
穴１９のみとし、ドレン穴１９の下方に三方弁２１を設
け、前記三方弁２１の切り換え操作性により、ドレン水
のすべてをドレン配管２４を通して凝縮器１３に滴下さ
せて、さらに熱交換能力をアップさせ冷房能力のアンプ
及び低入力化を図ることができる。または、すべてのド
レン水をバイパス管２２を通して排水タンクに回収し、
除ンＷ能力のアップを図ることができる。

さらに、上記三方弁２１の切りＩＱえを、運転モードの
切り換え操作と連動することにより、使用者の好みによ
って、冷房能力のアップと除湿能力のアップを選択でき
る。

さらに、第４図に示す如く、水受皿２に高さの異なるド
レン穴１９．２０に設け、高さの低いドレン１９の方へ
二方弁１０を設けることにより、三方弁２１を用いなく
ても、二方弁１０の開閉により、三方弁２１と同し効果
が得られる。二方弁１０が閉の場合、ドレン水７はすべ
て凝１ｉ器１３に滴下し、開の場合はすべて排水タンク
３に回収される。

さらに、上記三方弁２３の切り換えを、運転モードの切
り換え操作と連動することにより、使用者の好みによっ
て冷房能力のアップと除ｌ！能力のアップを選１尺でき
る。

・番したがって、ドレン水７は’Ｑ　縮＠１３の熱により蒸
発するものか、あるいは排水タンク３により回収される
かが高価なモータやスリンガ−リング及び安全装置を必
要とせず、また、スリンガ−リングのドレン水かき上げ
の騒音もなく、安価な一体形空気調和機が供給できる。

また、消費電力の低減及び冷房能力、除湿能力のアップ
も図ることができる。

発明の効果以上のように本発明は、上部に蒸発器、下部に凝縮器そ
してその中間に水受皿を配し、前記水受皿にドレン穴を
２個設け、一方は直接下の凝縮器にドレン水が滴下する
ようにし、他方はバイパス管を通ってａＩＩ器、下部に
設けられた排水タンクに回収されるようにすることによ
り、消費電力の低下と共に冷房能力の向上及び除湿能力
も向上し、快適性及び経済性の向上を図ることができる
。

さらに、水受皿のドレン穴を１個にして、三方弁を設け
ることにより、ドレン水のすべてを凝縮器に滴下させた
り、あるいはドレン水のすべてをバイパスさせて、排水
タンクに回収することにより、−層の省エネ、冷房能力
及び除湿能力の向上が図られる。

さらに、三方弁の切り換え操作を運転モードと連動させ
ることにより、使用者の好みにより、冷房能力の向上と
除湿能力の向上を選択できる。

また、水受皿に高さの異なるドレン穴を２個設け、低い
方のドレン穴へ、二方弁とバイパス管を設けることによ
り、三方弁より安価で同様な効果が得られる。

さらに、二方弁の切り換え操作を運転モードと連動させ
ることにより、使用者の好みにより、冷房能力の向上と
除湿能力の向上を！沢できる。

したがって、本発明は蒸発器で発生したドレン水は、高
価な部品を使用せずに、蒸発あるいはタンクによって回
収され、省エネ、低褪騒音、冷房能力の向上、除湿能力
の向上など多大な効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の一体形空気調和機の斜視図
、第２図、第３図、第４図は実施例におけるそれぞれ異
なるドレン排水構造を示す概略構成図、第５図は従来の
一体形空気調和機の斜視図、第６図及び第７図は同空気
調和機におけるドレン排水部の側面からの断面図および
正面からの断面図である。２・・・・・・水受皿、３・・・・・・排水タンク、１
２・・・・・・二方弁、１２・・・・・・蒸発器、１３
・・・・・・凝縮器、１９・・・・・・ドレン穴、２０
・・・・・・ドレン穴、２１・・・・・・三方弁、２２
・・・・・・バイパス管。代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名２−一木Ｃ
皿第図第図図第図第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）上部に蒸発器、下部に凝縮器そしてその中間に水
受皿を配し、前記水受皿にドレン水が直接下方の凝縮器
に滴下するドレン穴と、ドレン水が凝縮器をバイパスす
るバイパス管と接続されたドレン穴と、ドレン水を回収
する排水タンクを設けた一体形空気調和機。
（２）ドレン水が凝縮器に滴下する場合とバイパスする
場合に切り換えられるように水受皿にドレン穴１個と三
方弁を設けた特許請求の範囲第（１）項記載の一体形空
気調和機。
（３）三方弁の切換えを冷房、除湿の運転モードの切換
えに連動して行う特許請求の範囲の第（１）項または第
（２）項記載の一体形空気調和機。
（４）ドレン水が、凝縮器に滴下する場合と、バイパス
する場合とを切り換えるために、水受皿に設定高さの異
なるドレン穴２個と二方弁を設けた特許請求の範囲第（
１）項記載の一体形空気調和機。
（５）二方弁の切換えを冷房、除湿の運転モードの切り
換えに連動して行う特許請求の範囲第（１）項または第
（４）項記載の一体形空気調和機。