JPH0214000Y2 - - Google Patents
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- JPH0214000Y2 JPH0214000Y2 JP1982135298U JP13529882U JPH0214000Y2 JP H0214000 Y2 JPH0214000 Y2 JP H0214000Y2 JP 1982135298 U JP1982135298 U JP 1982135298U JP 13529882 U JP13529882 U JP 13529882U JP H0214000 Y2 JPH0214000 Y2 JP H0214000Y2
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- Japan
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- floor
- nuclear fuel
- solution containing
- building
- containing nuclear
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- Expired
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- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 8
- 238000005202 decontamination Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、核燃料を含む溶液の貯蔵設備におけ
る床板構造に関する。
る床板構造に関する。
現存の原子炉における核燃料は、酸化物状態の
固形燃料が使用されている。そしてこの固形燃料
の再処理設備等においては、これらの固形燃料を
化学処理する際に硝酸溶液などが使用され、この
硝酸溶液などの中に核燃料が溶解されている。こ
の状態の核燃料を含む溶液は貯蔵設備に貯蔵さ
れ、再処理されるわけであるが、本考案はこの核
燃料が溶け込んでいる溶液の貯蔵設備の床板構造
を対象とするものである。
固形燃料が使用されている。そしてこの固形燃料
の再処理設備等においては、これらの固形燃料を
化学処理する際に硝酸溶液などが使用され、この
硝酸溶液などの中に核燃料が溶解されている。こ
の状態の核燃料を含む溶液は貯蔵設備に貯蔵さ
れ、再処理されるわけであるが、本考案はこの核
燃料が溶け込んでいる溶液の貯蔵設備の床板構造
を対象とするものである。
従来、プルトニウムなどの高反応度を有する核
燃料を含む溶液を大量に貯蔵する施設はなかつた
ため、核燃料を含む溶液が床に漏洩した場合に予
測される臨界事故の発生の可能性はなかつた。
燃料を含む溶液を大量に貯蔵する施設はなかつた
ため、核燃料を含む溶液が床に漏洩した場合に予
測される臨界事故の発生の可能性はなかつた。
しかしながら、近年あるいは将来、原子力産業
が商業規模で発展するに伴ない、核燃料を含む溶
液を取扱う施設が大容量化することが考えられ、
その場合、核燃料貯蔵室等に大量の核燃料含む溶
液等が貯蔵されることになる。
が商業規模で発展するに伴ない、核燃料を含む溶
液を取扱う施設が大容量化することが考えられ、
その場合、核燃料貯蔵室等に大量の核燃料含む溶
液等が貯蔵されることになる。
そこで、万一の事故の場合、核燃料を含む溶液
が漏洩し、室の床面に溜まることになるが、大量
の核燃料を含む溶液で漏洩した場合、その溶液の
深さが臨界厚以上になると、臨界事故が発生する
可能性がある。
が漏洩し、室の床面に溜まることになるが、大量
の核燃料を含む溶液で漏洩した場合、その溶液の
深さが臨界厚以上になると、臨界事故が発生する
可能性がある。
以上の臨界事故を防止する手段として現在考え
られている方法は、床上に中性子を吸収するラシ
ヒリングをある厚みまでまき散らすことである
が、この方法は、人が入る場合、あるいは器材を
入れる場合、床が不安定であるため、操作性が悪
くなることと、移動が円滑にできないと共に、除
染作業が難かしいという欠点がある。
られている方法は、床上に中性子を吸収するラシ
ヒリングをある厚みまでまき散らすことである
が、この方法は、人が入る場合、あるいは器材を
入れる場合、床が不安定であるため、操作性が悪
くなることと、移動が円滑にできないと共に、除
染作業が難かしいという欠点がある。
そこで、本考案は前記従来の欠点を解消し、核
燃料を含む溶液の漏洩時に発生する可能性のある
臨界事故を防止することを目的としてなされたも
のである。
燃料を含む溶液の漏洩時に発生する可能性のある
臨界事故を防止することを目的としてなされたも
のである。
即ち、本考案の核燃料を含む溶液の貯蔵設備に
おける床板構造は、核燃料を含む溶液を貯蔵ある
いは取扱う建家の床面上に、該床面上と中性子吸
収材を介して間隙を保持しながら載置される床板
を設けると共に、該床板の面上から該建家の床面
上に核燃料を含む溶液が流入可能な貫通孔などを
設けることにより構成される。
おける床板構造は、核燃料を含む溶液を貯蔵ある
いは取扱う建家の床面上に、該床面上と中性子吸
収材を介して間隙を保持しながら載置される床板
を設けると共に、該床板の面上から該建家の床面
上に核燃料を含む溶液が流入可能な貫通孔などを
設けることにより構成される。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明す
るが、第１図は本考案の核燃料を含む溶液の貯蔵
設備における床板構造を設けた核燃料溶液貯蔵建
家の要部斜視図であり、第２図は第１図の矢印Ｘ
で示す床板の拡大斜視図である。
るが、第１図は本考案の核燃料を含む溶液の貯蔵
設備における床板構造を設けた核燃料溶液貯蔵建
家の要部斜視図であり、第２図は第１図の矢印Ｘ
で示す床板の拡大斜視図である。
まず、第１図に示すごとき核燃料を含む溶液の
貯蔵室の建家１、または核燃料を含む溶液の取扱
室の床面２上に、その床面上より上方に設置さ
れ、かつ床面２上と、中性子吸収材４を介して第
２図に示すように適宜な間隔を保持しながら載置
される多数の床板３を建家１の床面２上の全面に
敷設している。
貯蔵室の建家１、または核燃料を含む溶液の取扱
室の床面２上に、その床面上より上方に設置さ
れ、かつ床面２上と、中性子吸収材４を介して第
２図に示すように適宜な間隔を保持しながら載置
される多数の床板３を建家１の床面２上の全面に
敷設している。
次に、核燃料を含む溶液がこの建家１内で漏洩
した場合、その核燃料を含む溶液が床板３の面上
に流下し、更にその床板３と建家１との間の、中
性子吸収材４が介在している間隙内に流下するよ
うに、その床板３には第２図に示すごとく、複数
の貫通孔５が設けられている。
した場合、その核燃料を含む溶液が床板３の面上
に流下し、更にその床板３と建家１との間の、中
性子吸収材４が介在している間隙内に流下するよ
うに、その床板３には第２図に示すごとく、複数
の貫通孔５が設けられている。
この貫通孔５は、本実施例のごとく丸孔以外の
角孔、スリツト孔などのようなものでも良く、ま
た床板３の表面は日常の作業に支障のないような
平担な面に形成するものである。
角孔、スリツト孔などのようなものでも良く、ま
た床板３の表面は日常の作業に支障のないような
平担な面に形成するものである。
また、臨界安全性を確保するために介設される
中性子吸収材としては、上記の中性子毒物以外の
ものでも良く、またその形状及び配列も上記実施
例に限定するものではない。
中性子吸収材としては、上記の中性子毒物以外の
ものでも良く、またその形状及び配列も上記実施
例に限定するものではない。
更に、床板３は用途に応じて建家１の床面２に
固定することも可能であり、また本実施例に示す
ごとく、小区分化して容易に取外しができる構造
にすることもできる。
固定することも可能であり、また本実施例に示す
ごとく、小区分化して容易に取外しができる構造
にすることもできる。
本考案は、核燃料を含む溶液を貯蔵あるいは取
扱う建家の床面上に、該床面上に中性子吸収材を
介して間隙を保持しながら載置される床板を設け
ると共に、該床板の面上から該建家の床面上に該
核燃料を含む溶液が流入可能な貫通孔を設けてな
る核燃料を含む溶液の貯蔵設備における床板構造
であり、次の効果を奏することができる。
扱う建家の床面上に、該床面上に中性子吸収材を
介して間隙を保持しながら載置される床板を設け
ると共に、該床板の面上から該建家の床面上に該
核燃料を含む溶液が流入可能な貫通孔を設けてな
る核燃料を含む溶液の貯蔵設備における床板構造
であり、次の効果を奏することができる。
(1) 核燃料を含む溶液が床板より中性子吸収材を
伝い、床面において中性子吸収材に接触ないし
は接近することになるので、可能性のある臨界
事故を防止できる。
伝い、床面において中性子吸収材に接触ないし
は接近することになるので、可能性のある臨界
事故を防止できる。
(2) この床板を敷くことにより、例えば単にラシ
ヒリングを多数撒く従来の構造より、人の移
動、器材の運搬、移動及び室内の除染作業が円
滑になるという利点がある。
ヒリングを多数撒く従来の構造より、人の移
動、器材の運搬、移動及び室内の除染作業が円
滑になるという利点がある。
即ち、作業者は、板状の床板上で作業をする
ことができるから、保守点検時等の作業がやり
易く、また、器材等の移動や運搬も、板状の床
板上でなされるため、その取扱がスムーズにな
されることになる。
ことができるから、保守点検時等の作業がやり
易く、また、器材等の移動や運搬も、板状の床
板上でなされるため、その取扱がスムーズにな
されることになる。
(3) 汚染時には、床板は簡単に除去することがで
きるため、除染作業がラヒシリングを多数まく
従来例に比較して容易である。
きるため、除染作業がラヒシリングを多数まく
従来例に比較して容易である。
(4) 床板は床面よりも高い箇所に位置するから、
核燃料を含む溶液が漏洩した時に臨界事故が防
止できる。
核燃料を含む溶液が漏洩した時に臨界事故が防
止できる。
更に、通常作業時には、日常の床としての機能
をする他、必要に応じて取り外したり、設置した
りする作業を容易に行うことも可能な構造とする
ことができる。
をする他、必要に応じて取り外したり、設置した
りする作業を容易に行うことも可能な構造とする
ことができる。
第１図は本考案の臨界事故防止板を設けた核燃
料溶液貯蔵建家の要部斜視図であり、第２図は第
１図の矢印Ｘで示す床板の拡大斜視図である。 １……建家、２……床面、３……床板、４……
中性子毒物、５……貫通孔。
料溶液貯蔵建家の要部斜視図であり、第２図は第
１図の矢印Ｘで示す床板の拡大斜視図である。 １……建家、２……床面、３……床板、４……
中性子毒物、５……貫通孔。
Claims (1)
- 核燃料を含む溶液を貯蔵あるいは取扱う建家の
床面上に、該床面上に中性子吸収材を介して間隙
を保持しながら載置される床板を設けると共に、
該床板の面上から該建家の床面上に該核燃料を含
む溶液が流入可能な貫通孔を設けたことを特徴と
する核燃料を含む溶液の貯蔵設備における床板構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982135298U JPS5940897U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 核燃料を含む溶液の貯蔵設備における床板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982135298U JPS5940897U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 核燃料を含む溶液の貯蔵設備における床板構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5940897U JPS5940897U (ja) | 1984-03-15 |
| JPH0214000Y2 true JPH0214000Y2 (ja) | 1990-04-17 |
Family
ID=30304575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982135298U Granted JPS5940897U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 核燃料を含む溶液の貯蔵設備における床板構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5940897U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009540313A (ja) * | 2006-06-15 | 2009-11-19 | ベルゴニュークレール・ソシエテ・アノニム | 核燃料製造における、臨界予防装置および方法 |
| JP2013205127A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子力プラントにおける核燃料物質の切削装置および切削方法 |
-
1982
- 1982-09-08 JP JP1982135298U patent/JPS5940897U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5940897U (ja) | 1984-03-15 |
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