JPH02137832A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JPH02137832A
JPH02137832A JP29306488A JP29306488A JPH02137832A JP H02137832 A JPH02137832 A JP H02137832A JP 29306488 A JP29306488 A JP 29306488A JP 29306488 A JP29306488 A JP 29306488A JP H02137832 A JPH02137832 A JP H02137832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
mask original
recording medium
photosensitive recording
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29306488A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Suda
文寛 寸田
Hidenori Hisada
英規 久田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP29306488A priority Critical patent/JPH02137832A/ja
Publication of JPH02137832A publication Critical patent/JPH02137832A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マスク原版を用いて感光体上に露光を行う画
像記録装置に関する。
〔従来の技術〕
本件出願人は、先に特願昭62−256000号におい
て、上部にモノクロレーザプリンタを結合配置したカラ
ー画像記録装置を提案している。
このカラー画像記録装置は、前記モノクロレーザプリン
タにより作成されたマスク原版を用いて、カラー画像を
形成するようになされている。
前記カラー画像記録装置の内部には、PET(ポリエチ
レンテレフタレート)シートを無端状に形成してなり下
面側にモノクロレーザプリンタから搬送されるマスク原
版を静電的に吸着搬送するベルトを有する位置合せ装置
が配設されており、この位置合せ装置の上方には、赤色
、緑色、青色のフィルタを有する露光装置が前記ベルト
に沿って走査自在に配設されている。また、前記位置合
せ装置の下面側には、露光時に前記マスク原版を介して
前記ベルトの下面側に密着される感光記録媒体が連続□
して配置されており、前記位置合せ装置の下流側には、
露光後の感光記録媒体と顕色剤シートとを重ね合せて現
像する圧力現像装置が配設されている。
そして、前記カラー画像記録装置においては、前記モノ
クロレーザプリンタから搬入されたマスク原版を前記位
置合せ装置に搬送し、前記感光記録媒体を前記マスク原
版を挾んで位置合せ装置のベルトに密着させ、この状態
で、前記露光装置を走査させることにより、前記感光記
録媒体に前記マスク原版の画像を転写させる。そして、
この動作を赤色、緑色、青色の各フィルタを用いて各色
のマスク原版について行なうことにより、感光記録媒体
に潜像を形成する。その後、前記感光記録媒体を前記圧
力現像装置に搬送し、この圧力現像装置により、顕色剤
シートと前記感光記録媒体とを重ね合せた状態で加熱し
て、前記顕色剤シート上にカラー画像を形成するように
している。
ところが、前記の画像記録装置においては、感光記録媒
体をマスク原版を介してベルトに密着させる場合に、前
記ベルトが弾性を有するため、完全に感光記録媒体とマ
スク原版とを密着させることが困難である。したがって
、より完全に密着させるため、既に、本件出願人は、昭
和63年10月7日付の実用新案登録出願(実願昭63
−132172号)にて、前記ベルトの内側に透光性の
密着補助板を配設した画像記録装置を提案している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述した出願に係る技術では、前記ベル
トと透光性の前記密着補助板とが常時近接した状態にあ
るため、マスク原版を搬送するときに、静電気などによ
り両者間に密着力が生じ、前記ベルトがスリップし、マ
スク原版がスムーズに送られなくなるという問題が生じ
ている。
そこで、本発明は前述した点に鑑みてなされたもので、
密着補助板を介して感光記録媒体とマスク原版とを完全
に密着させることができるとともに、ベルトと密着補助
板との間に密着力が生じてマスク原版がスムーズに送ら
れなくなるようなことのない画像記録装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するだめの手段〕
前記目的を達成するため本発明に係る画像記録装置は、
画像情報に基づき作成されたマスク原版を担持して搬送
する透光性のベルトと、前記ベルトを張架するベルト張
架ローラとを有する画像記録装置において、前記ベルト
と感光記録媒体を露光するための露光手段との間に透光
性の密着補助板を設け、前記密着補助板は、前記ベルト
に対して当接・離隔自在に駆動手段を介して支持されて
いることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、マスク原版と感光記録媒体とを適正に
密着させる必要のある場合には、前記駆動手段によりベ
ルトに当接するまで密着補助板を移動させ、反対に両者
を密着させる必要のない通常の場合には、前記駆動手段
によりベルトに当接することのないように密着補助板を
離隔させて、これにより特に通常時におけるベルトと密
着補助板との接触状態を回避して静電気等の発生を防止
し、この静電気等に起因するベルトのスリップ等を回避
して、ベルトの送りをスムーズにさせるようにしたもの
である。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図面は上部にモノクロレーザプリンタを結合配置したカ
ラー画像記録装置の一実施例を示したもので、前記モノ
クロレーザプリンタ1の内部には、円筒状の感光体3が
配設されており、この感光体3の上部には、前記感光体
3の外周面にレーザ光を照射して静電潜像を描くポリゴ
ンスキャナ2が配設されている。また、前記感光体3の
外周部には、前記静電潜像にトナーを付着させてこの静
電潜像を顕在化する現像器4が配設されており、上記感
光体3の用紙通路に対向する位置には、前記トナー像を
用紙に転写させる転写器7が配設されている。
前記モノクロレーザプリンタ1の上流側には、普通紙も
しくはOHPシート等の用紙が収納された給紙カセット
5が着脱自在に配設されており、前記給紙カセット5の
近傍には、この給紙カセット5内の用紙を1枚ずつ前記
感光体3と転写器7との間に搬送する給紙ローラ8が配
設されている。
また、前記モノクロレーザプリンタ1の感光体3より下
流側には、一対の定着ローラを有する定着器6が配設さ
れており、この定着器6より下流側には、用紙バス切換
え装置10が配設されている。
さらに、前記モノクロレーザプリンタ1の上部には、モ
ノクロ排紙トレイ11が配設されており、前記モノクロ
レーザプリンタ1の下流側には、カラー排紙トレイ12
が配設されている。そして、前記定着器6から搬送され
た用紙は、前記用紙パス切換え装置10により、白黒の
画像が必要な場合は、前記モノクロ排紙トレイ11に排
出され、カラー画像が必要な場合は、前記カラー排紙ト
レイ12に排出される。さらに、前記排紙トレイ12の
先端側は、図面中実線で示す位置と鎖線で示す位置との
間で回動自在とされており、前記カラー排紙トレイ12
が実線で示す位置に回動した時に、レーザプリンタ1か
ら排出された用紙を下方に案内してカラー画像記録装置
20内に搬入することができるようになされており、レ
ーザプリンタ1から排出されるモノクロプリントされた
用紙3枚が1組となってカラー画像記録装置20のマス
ク原版15 (15R,15G、15B)として利用さ
れるものである。
なお、通常、前記モノクロレーザプリンタ1は、図示し
ないホストコンピュータから伝送される画像データを記
録する。
次に、カラー画像記録装置20の構成について説明する
カラー画像記録装置20の内部上方には、位置合せ装置
31、循環ガイド25、上下方向に並列に位置する第1
収納部26および第2収納部27をそれぞれ環状に連結
してなるマスク原版搬送装置21が配設されており、前
記カラー画像記録装置20の上部には、前記モノクロレ
ーザプリンタ1のカラー排紙トレイ12に排出されるマ
スク原版15(用紙)を前記マスク原版搬送装置21の
位置合せ装置31と各収納部26.27との間に案内す
るガイド部材22が配設されている。また、前記カラー
画像記録装置20の一側面下方には、不要になったマス
ク原版15を排出するマスク原版用排紙トレイ30が配
設されており、前記カラー画像記録装置20の他側面上
方には、マスク原版15を手差しするための手差しトレ
イ29が配設されている。さらに、前記位置合せ装置3
1と各収納部26.27との間には、ゲート23が配置
されており、このゲート23によりガイド部材22から
搬入されたマスク原版15を前記位置合せ装置31側ま
たは前記マスク原版用排紙トレイ30側に振り分けるよ
うになされている。また、前記循環ガイド25と各収納
部26.27との間には、ゲート28aが配置されてお
り、このゲート28aにより循環ガイド25を通って搬
送されるマスク原版15を第1収納部26または第2収
納部27に振り分けるようになされている。さらに、前
記手差しトレイ29と前記各収納部26゜27との間に
は、手差しトレイ29から手差しによりマスク原版15
をマスク原版搬送装置21内に挿入することができるよ
うにゲート28bが形成されている。
次に、前記位置合せ装置31の構成について説明する。
この実施例による位置合せ装置31は、第2図に示すよ
うに、無端状のベルト32とこのベルト32を張架する
2本のベルトローラ37,37とを有し、ており、前記
ベルト32は、透光性の誘電体材料として、強度、耐熱
性、寸法安定性の優れたPET (ポリエチレンテレフ
タレート)フィルムの一面に、アクリル系またはシリコ
ン系等の紫外線硬化型樹脂をコーティングすることによ
り表面の鉛筆硬度をH〜4Hにしたものを、前記コーテ
イング面を外側にして無端状に加工することにより形成
されている。なお、前記ベルト32の裏面には、透明な
帯電防止塗料を塗布するか、または、導電性材料を蒸着
させることにより、ベルト32の裏面側の帯電防止を図
ることができる。
また、前記ベルトローラ37のうち上流側のベルトロー
ラ37は、金属製の軸の外周に導電性ゴムを被着して形
成されており、前記下流側のベルトローラ37の最外周
は、ゴムにより形成されている。これら各ベルトローラ
37の両端部は、平行に配設されたベルト支持フレーム
を構成するサイドフレーム34.34およびこのサイド
フレーム34.34に着脱自在にかつ連続して形成され
たサイド補助フレーム35.35に回転自在に取付けら
れている。
さらに、前記サイドフレーム34.34の間であって前
記各ベルトローラ37より内側には、透明なアクリル製
樹脂からなる平板状の密着補助板36が前記ベルト32
の内側で駆動手段を構成する昇降装置100を介して昇
降自在に支持されている。
この昇降装置100はラック101とビニオン102と
により構成されており、前記ラック101は、第3図お
よび第4図からも明らかなように、密着補助板36の4
隅に立設されている。
また、第2図に示されるようにラック101の側面には
ガイド103の溝中を上下に摺動自在に突起が形成され
ており、このガイド103は前記サイドフレーム34.
34に固着されている。また、ラック101に噛合うピ
ニオン102は前記サイドフレーム34.34間に回転
自在に横架されたシャフト104,104に固着され、
これらシャフト104,104間は補助板駆動ベルト1
05を介して連結されており、さらに一方のシャフト1
04の端部には補助板昇降用のモータ106が連結され
ている。
なお、前記密着補助板36は、アクリル製樹脂に限定さ
れるものではなく、透光性を有するものであればいずれ
の材質であってもよく、例えば、ポリカーボネイト樹脂
製等であってもよいし、また、アクリル樹脂であっても
帯電防止効果の高いものを用いれば、はこり等が密着補
助板36に付着しにくくさらに好ましい。さらに、密着
補助板36の形状も平板状のみならず、例えば、下面中
央部を滑らかに膨出形成するようにすれば、マスク原版
をより良好に密着させることができる。また、このベル
トローラ37のうち下流側のベルトローラ37の一端部
には、前記ベルトローラ37を回転駆動させるベルト送
りモータ90が接続されており、このベルト送りモータ
90の回転駆動により、前記ベルト32を第1図中矢印
で示す方向に循環駆動できるようになされている。また
、前記一方のサイドフレーム34およびサイド補助フl
/−ム35は、一対の円板状のベルト支持フレーム移動
板91.91に偏心して取付けられたベルト支持フレー
ム移動リンク92.92および前記サイド補助フレーム
35の端部に位置する支持リンク93をそれぞれ介して
装置本体に水平に支持されている。前記装置本体には、
前記各ベルト支持フレーム移動板91を回転駆動させる
ベルト支持フレーム移動モータ94,94がそれぞれ接
続されており、このベルト支持フレーム移動モータ94
,94をそれぞれ駆動させ、前記ベルト支持フレーム移
動板91.91を介してベルト支持フレーム移動リンク
92.92を進退駆動させることにより、マスク原版1
5の位置合せマークに対応して前記各フレーム34.3
5を水平面内で移動させることができるようになされて
いる。さらに、前記他方のサイドフレーム34には、−
m部が装置本体に接続されたばね95が接続されており
、このばね95は、前記ベルト支持フレーム移動リンク
92.92および支持リンク93の軸線に対して直交せ
ず所定角度を有するように傾斜して配置されている。こ
のばね95により、前記ベルト支持フレーム移動リンク
92,92、支持リンク93およびベルト支持フレーム
移動板9191等の取付けがたや歯車のバックラッシュ
等によるがたを吸収し、ベルト32の位置合せ精度を向
上させるようになされている。
また、上流側のベルトローラ37の下面側には、レジス
トローラ38が当接されており、前記ベルトローラ37
とレジストローラ38の上流側には、前記マスク原版1
5を前記ベルトローラ37とレジストローラ38との間
に案内するシュート3つが配設されている。
また、前記ベルト32の上流側上面には、導電性繊維を
植毛した帯電ブラシ40が前記ベルト32の表面に接す
るように配設されており、前記帯電ブラシ40により前
記ベルト32を帯電させ、前記ベルト32の下面側に前
記マスク原版15を静電吸着力により吸着するようにな
されている。
さらに、前記ベルト32の下面であって前記レジストロ
ーラ38の近傍には、前記ベルトローラ37とレジスト
ローラ38との間に送られたマスク原版15をベルト3
2の下面側に案内するセンサタイバー33が配設されて
おり、このセンサタイバー33部分には、前記マスク原
版15の所定の位置に印字された位置合せマークを読取
りマスク原版15を所定の位置にセットするための位置
合せ用のセンサ33 a、  33 b、  33 c
が配設されている。
また、前記位置合せ装置31の上方近傍には、この位置
合せ装置31の幅方向に延びる露光装置41が前記位置
合せ装置31のベルト32の移動方向に沿って往復動自
在に配設されており、この露光装置41は、線状の白色
ランプ42の上方に前記ランプ42から照射される光を
反射する反射板43を配置するとともに、このランプ4
2および反射板43の周囲に赤色フィルタ44Rと緑色
フィルタ44Gと青色フィルタ44Bとを切換え可能に
形成してなる色分解フィルタ44を配設して構成されて
いる。
さらに、前記位置合せ装置31の下方近傍には、平板状
の露光台52が配設されており、前記露光台52の下面
側には、図示しない駆動装置により駆動され前記露光台
52を昇降動作させる図示しないカムが配設されている
また、前記位置合せ装置31の上流側下方には、内部に
ロール状の感光記録媒体50を感光しないように収納す
るカートリッジ51が配設されており、前記感光記録媒
体50は、例えば、特開昭62−143044号公報に
開示された光重合開始剤を用いた光硬化性樹脂を主材と
し、レッド、グリーン、ブルーの各波長の光に対して硬
化する光硬化性樹脂およびシアン、マゼンタ、イエロー
の各染料前駆体を内包したマイクロカプセルを基材とな
るシート上に塗布したものである。
また、前記露光台52の下方には、一対の加圧ローラ7
1が内蔵された圧力現像装置70が配設されており、前
記露光台52と前記圧力現像装置70との間には、圧力
現像装置70で現像処理が行なわれる量感光記録媒体5
0を挟持固定する固定ローラ56、前記圧力現像装置7
0で現像処理が行なわれる時に感光記録媒体50のたる
みを防止するたるみ取り装置55および可動ガイド64
が順次配設されている。さらに、前記圧力現像装置70
の下方には、前記感光記録媒体50を巻取る巻取りロー
ラ54が配設されており、前記圧力現像装置70と前記
巻取りローラ54との間には、前記感光記録媒体50を
一定速度で搬送する駆動ローラ57が配設されている。
そして、前記カートリッジ51内の感光記録媒体50は
、前記ベルト32と露光台52との間を通った後、固定
ローラ56、たるろ取り装置55、可動ガイド64、圧
力現像装置70および駆動ローラ57をそれぞれ通って
巻取りローラ54に巻取られるようになされている。
また、前記カラー画像記録装置20の下方には、顕色剤
シート60を収納するカセット61が着脱自在に配設さ
れており、このカセット61の近傍には、図示しない駆
動装置により間欠的に駆動され前記顕色剤シート60を
1枚ずつ前記圧力現像装置70に搬送する給紙ローラ6
2が配設されている。前記顕色剤シート60は、例えば
、特開昭58−88739号公報に示された顕色剤をベ
ース紙上に塗布して構成されており、前記カセット61
内に顕色剤塗布面が下向きになるように収納されている
また、前記カセット61の上方には、熱定着装置80が
配設されており、この熱定着装置80は、ヒータ81が
内蔵された熱ローラ82、補助ローラ85、前記熱ロー
ラ82と補助ローラ85との間に架設されたエンドレス
ベルト84およびこのエンドレスベルト84を介して熱
ローラ82に圧接された押えローラ83により構成され
ている。
さらに、前記熱定着装置80の下流側には、前記圧力現
像装置70から可動ガイド64により熱定着装層80に
搬送された顕色剤シート60を排出する排紙トレイ63
が配設されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、赤色のマスク原版15Rを作成する場合は、モノ
クロレーザプリンタ1において、所、望の印字データに
基づいてポリゴンスキャナ2により感光体3表面に静電
潜像を形成した後、現像器4によりトナーを付着させて
前記静電潜像を顕在化する。次に、給紙カセット5から
給紙ローラ8により用紙を1枚ずつ取出して前記感光体
3部分に搬送し、前記感光体3上のトナー像を転写器7
により用紙に転写させる。そして、この用紙を定着器6
に搬送し、定着ローラにより加熱して前記トナー像を定
着させた後、用紙バス切換え装置10を介してカラー排
紙トレイ12に排出し、これにより、赤色のマスク原版
15Rを得ることができる。この赤色マスク原版15R
は、感光記録媒体50に塗布されたマイクロカプセルの
中でシアン色の染料前駆体を有するマイクロカプセルを
硬化させるために、これ以外の部分に遮光像であるトナ
ーをのせたものである。
そして、前記赤色のマスク原版15Hによる潜像を形成
する場合は、前記モノクロレーザプリンタ1のカラー排
紙トレイ12は、実線で示す位置になっており、前記マ
スク原版15Rは、ガイド部材22によりカラー画像記
録装置20のマスク原版搬送装置21内に搬入される。
そして、位置合せ装置31に他のマスク原版15が存在
しないことが、前記位置合せ装置31のセンサ33a。
33b、33cにより確認された場合に、ゲート23に
よりマスク原版15Rが位置合せ装置31まで搬送され
る。また、位置合せ装置31に他のマスク原版15が搬
送されて露光処理を行なっている場合は、前記ゲート2
3によりこのマスク原版15Rはマスク原版用排紙トレ
イ30に案内される。
次に、位置合せ装置31のベルト32を帯電ブラシ40
により帯電させるとともに、除電ブラシ(図示せず)に
より前記マスク原版15Rに帯電した静電気を除去しな
がら、マスク原版15Rを搬送し、このマスク原版15
Rは、センサタイバー33に案内されてベルト32の下
面側に静電吸着力により吸着される。このまま、ベルト
32を駆動してマスク原版15Rを所定の露光位置まで
搬送した後、センサ33 a 、  33 b 、  
33 c ニよりマスク原版15Rに印字された位置合
せマークを読取り、位置合せ装置31を駆動してマスク
原版15Rを正確な位置に移動させる。また、マスク原
版15には、位置合せマークの他に、そのマスク原版1
5が何色のマスク原版15であるかを示す色別マークが
印字されており、この色別マークを前記位置合せと同時
に図示しないセンサにより読み取る。さらに、色分解フ
ィルタ44には、各フィルタ44R,44G、44Bを
検出するセンサが取付けられており、読み取った色別マ
ークと露光装置41の各フィルタ44R,44G。
44Bとが対応しない場合は、色分解フィルタ44を切
換えて、この場合は、赤色のフィルタ44Rを露光装置
41の直下に位置させるようになされている。
この状態で、感光記録媒体50が固定ローラ56により
挟持固定され、図示しない駆動装置によりカムを所定角
度回転駆動させて前記露光台52を上昇させることによ
り、感光記録媒体50がマスク原版15を挟持しながら
位置合せ装置31のベルト32に密着される。そして、
露光台52がベルト32に密着されると、露光装置41
のランプ42を点灯させながら露光装置41が図中矢印
六方向に走査される。これにより、ランプ42の光が赤
色のフィルタ44Rを透過し、この光がマスク原版15
を介して感光記録媒体50に照射されて露光が行なわれ
る。そして、露光が終了すると、ランプ42が消灯し、
露光装置41は、矢印B方向に復帰する。このとき、前
記露光装置41の色分解フィルタ44が図示しない駆動
装置により切換えられ、ランプ42の直下に緑色フィル
タ44Gを位置させる。
また、露光装置41.が復帰する間、露光台52をカム
の回転により下降させ、感光記録媒体50を位置合せ装
置31およびマスク原版15から離間させる。このとき
、感光記録媒体50には、カートリッジ51内部の感光
記録媒体50のロール回転中心において巻戻し力が付与
されており、露光台52が上昇される時には、露光台5
2の上昇量に相当する長さがカートリッジ51の中から
引出され、露光が終了して露光台52が下降される時に
は、感光記録媒体50のたるみを除去するように巻戻さ
れるようになされている。
前記動作に・より、赤色のマスク原版15Rによる露光
が終了し、露光台52の下降が確認されると、位置合せ
装置31のベルト32が回転し、赤色のマスク原版15
Rは、循環ガイド25部を通ってゲート28aにより第
1収納部26に案内される。
次に、緑色のマスク原版15Gによる潜像を形成する場
合は、前記赤色のマスク原版15Rによる潜像を形成す
る場合と同様に、モノクロレーザプリンタ1により作成
された緑色のマスク原版15Gをガイド部材22を介し
て位置合せ装置31に搬送し、このマスク原版15Gは
、ヘルド32の下面側に静電吸着力により吸着されて所
定の露光位置まで搬送した後、位置合せされる。そして
、感光記録媒体50が固定ローラ56により挟持固定さ
れ、前記露光台52を上昇させた状態で、露光装置41
を走査させて露光が行なわれ、これにより、緑色のマス
ク原版15Gによる潜像が形成され、前記露光装置41
の色分解フィルタ44は、ランプ42の直下に青色フィ
ルタ44Bが位置するように切換えられる。
続いて、青色のマスク原版15Bによる潜像も前記動作
と同様に形成される。
以上の動作により、感光記録媒体50上には、所望のカ
ラー画像の潜像が記録されるようになっている。
次に、露光が終了して露光台52が下降したら、駆動ロ
ーラ57を回転駆動させることにより、感光記録媒体5
0を巻取リローラ54に巻取る。このとき、固定ローラ
56および圧力現像装置70の加圧ローラ71は、互い
に離間されるとともに、たるみ取り装置55および可動
ガイド64は、図面に実線で示すように位置しており、
これにより、巻取り操作の間、感光記録媒体50のマイ
クロカプセルに傷が着いたり破壊されることがないよう
になされている。そして、駆動ローラ57は、前記感光
記録媒体50に形成された潜像の後端部分が圧力現像装
置70の加圧ローラ71部分に位置した時に前記駆動ロ
ーラ57を停止させる。
また、前記感光記録媒体50の巻取り動作と同期して、
カセット61から給紙ローラ62により顕色剤シート6
0が取出され、この顕色剤シート60をその先端部が前
記感光記録媒体50の後端に対応する位置まで搬送する
次に、図示しない駆動装置により、圧力現像装置70の
加圧ローラ71が矢印の方向に回転しながら圧接される
とともに、固定ローラ56が再び感光記録媒体50を挟
持固定する。これにより、′感光記録媒体50が顕色剤
シート60と重ね合わされた状態で加圧されながら矢印
り方向に送られ、感光記録媒体50の上の未硬化のマイ
クロカプセルが圧力で破壊され、感光記録媒体50の上
の潜像に対応したカラー画像が現像されて顕色剤シート
60の上に可視像化される。このとき、感光記録媒体5
0が固定ローラ56により挟持固定されているので、前
記圧力現像装置70の加圧ローラ71により感光記録媒
体50が移動するとたるみが生じるが、この感光記録媒
体50の移動に追随して前記たるみ取り装置55が矢印
E方向に移動することにより、感光記録媒体50のたる
みが吸収される。
また、前記たるみ取り装置55が矢印E方向に移動する
際、可動ガイド64が、図面中鎖線で示す位置に移動さ
れ、顕色剤シート60の先端を感光記録媒体50から剥
離させるとともに、熱定着装置80の方向に案内する。
この熱定着装置80に搬送された顕色剤シート60は、
ヒータ81により加熱された熱ローラ82と押えローラ
83との間に挿入され、この熱ローラ82の熱により前
記顕色剤シート60のカラー画像の発色が促進される。
さらに、前記熱ローラ82による加熱により、顕色媒体
を顕色剤シ−トロ0のベース紙に固定するためのバイン
ダポリマ(結着樹脂)が熱溶融され、顕色剤シート60
の表面が前記エンドレスベルト84の表面の平滑度に応
じた平滑性を持つことになり、顕色剤シート60の表面
に、適度な光沢が形成される。
発色と光沢処理の終了した顕色剤シート60は、熱定着
装置80のエンドレスベルト84から搬送され、排紙ト
レイ63に排出される。
前述した一連の現像および発色光沢処理の間、感光記録
媒体50は1、固定ローラ56により挟持固定されてい
るので、露光台52より前工程については、後工程の現
像による感光記録媒体50の張力の変化等の影響を受け
ることがない。したがって、一画面分の現像処理を行な
っている間に、露光台52の上では、別のカラー画像の
潜像の露光処理を行なうことができる。
なお、同一マスク原版15から、複数のカラー画像を作
成したい場合は、前記マスク原版搬送装置21において
、第1収納部26に待機していたマスク原版15をゲー
ト23を通して再び位置合せ装置31に案内し、1枚目
の露光処理を行なう。
続いて、他のマスク原版15を、第1収納部26および
第2収納部27を利用して前のマスク原版15の露光処
理が終了次第、順次位置合せ装置31に案内することに
より、同一マスク原版15によるカラー画像を作成する
ことができる。マスク原版15は、マスク原版搬送装置
21の各収納部26.27を利用することにより、必要
な回数だけ繰り返し循環使用することができる。
同一マスク原版15からのカラー画像を、必要枚数作成
した後は、ゲート23が回動され、マスク原版搬送装置
21内の各マスク原版15をマスク原版用排紙トレイ3
0に排出する。
また、前記マスク原版搬送装置21には、他の手段で作
成したマスク原版15を手差しトレイ29から挿入する
ことにより、このマスク原版15で露光処理を行なうこ
とができ、このとき、前記マスク原版搬送装置21内に
すでに他のマスク原版15が存在する場合には、手差し
ゲート24により手差しトレイ29からマスク原版15
を挿入することができないようにしている。
そして、本実施例によれば、前述した一連の作用のうち
、マスク原版15と感光記録媒体50とを適正に密着さ
せる段階では、ベルト32の内側に昇降自在に配設され
た密着補助板36が、第3図に示すように下降され、ま
た両者を適正に密着させる必要のない通常の場合には、
第4図に示すように密着補助板36が上昇される。この
昇降操作は前記昇降装置100を介して行われ、第2図
から明らかなように、モータ106を駆動し、シャフト
104に固着されたピニオン102を回転させると、こ
れと噛合うラック101がガイド103に案内されて昇
降し、これと一体向に密む補助板36が昇降する。
これらから明らかなように、本実施例によれば、マスク
原版15と感光記録媒体50との密着が適正に担保され
る一方で、両者の密着を必要としない通常時には、密着
補助板36とベルト32とが接触しないようになってい
るので、両者間に静電気等が起きることがなく、ベルト
32にスリップが生じることがない等の効果が得られる
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、透光
性の密着補助板をベルトに対して当接・離隔自在に駆動
手段を介して支持したので、マスク原版と感光記録媒体
とを密着させる場合に密着補助板をベルトに当接させ、
密着させる必要のない通常時に密着補助板を離隔させる
ことにより、マスク原版と感光記録媒体との適正な密着
を確保できるとともに、通常時における静電気等に起因
する密着補助板とベルトとの密告を阻止することができ
、ベルトの送りをスムーズなものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画1象記録装置の一実施例を示す
縦断面図、第2図は第1図の位置合せ装置部分の平面図
、第3図は第2図の位置合せ装置の作動を説明する側面
図、第4図は同じく位置合せ装置の作動を説明する側面
図である。 15・・・マスク原版、31・・・位置合せ装置、32
・・・ベルト、34・・・サイドフレーム、35・・・
サイド補助フレーム、36・・・密着補助板、50・・
・感光記録媒体、52・・・露光台、100・・・昇降
装置、101・・・ラック、102・・・ビニオン、1
03・・・ガイド、104・・・シャフト、105・・
・駆動用ベルト、106・・・モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 画像情報に基づき作成されたマスク原版を担持して搬送
    する透光性のベルトと、前記ベルトを張架するベルト張
    架ローラとを有する画像記録装置において、 前記ベルトと感光記録媒体を露光するための露光手段と
    の間に透光性の密着補助板を設け、前記密着補助板は、
    前記ベルトに対して当接・離隔自在に駆動手段を介して
    支持されていることを特徴とする画像記録装置。
JP29306488A 1988-11-18 1988-11-18 画像記録装置 Pending JPH02137832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29306488A JPH02137832A (ja) 1988-11-18 1988-11-18 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29306488A JPH02137832A (ja) 1988-11-18 1988-11-18 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02137832A true JPH02137832A (ja) 1990-05-28

Family

ID=17789994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29306488A Pending JPH02137832A (ja) 1988-11-18 1988-11-18 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02137832A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5043759A (en) Color image recording apparatus with light transmissive feed belt
JPH02100034A (ja) 画像記録装置
JPH02137832A (ja) 画像記録装置
JPH0380238A (ja) 画像記録装置
JPH02137836A (ja) 画像記録装置
US5126783A (en) Image recording apparatus having secondary exposure unit
JPH03144555A (ja) 画像形成装置
JPH02100035A (ja) 画像記録装置
US5049922A (en) Image forming apparatus using mask original form
US5130744A (en) Image recording apparatus capable of maintaining a constant tension in a photosensitive recording medium
JPH02100032A (ja) 画像記録装置
JPH02100033A (ja) 画像記録装置
JPH03203727A (ja) 画像形成装置の位置合わせ装置
JPH03126008A (ja) 画像記録装置
JPH0419659A (ja) 画像記録装置
JPH03126934A (ja) 画像記録装置
JPH0420436A (ja) 画像記録装置の給紙機構
JPH02116845A (ja) カラー画像記録装置
JPH03136029A (ja) 画像記録装置及びその制御方法
JPH03139626A (ja) 画像記録装置のマスク原版
JPH03253836A (ja) 画像記録装置
JPH0284644A (ja) 画像記録装置
JPH03132756A (ja) 画像形成装置
JPH0315036A (ja) カラー画像記録装置
JPH03243935A (ja) 画像記録装置