JPH02132926A - 適応型チルトビーム送信アンテナ制御装置 - Google Patents

適応型チルトビーム送信アンテナ制御装置

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Publication number
JPH02132926A
JPH02132926A JP28712488A JP28712488A JPH02132926A JP H02132926 A JPH02132926 A JP H02132926A JP 28712488 A JP28712488 A JP 28712488A JP 28712488 A JP28712488 A JP 28712488A JP H02132926 A JPH02132926 A JP H02132926A
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JP
Japan
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directivity
antenna
control
circuit
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP28712488A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Okanoue
岡ノ上 和廣
Mitsuharu Yano
矢野 光治
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、伝送媒体中に異常気象に起因するダクトが生
じても、受信信号電力の低下を軽減し、高品質な通信を
提供することができるjm応型チルトビーム送信アンテ
ナ制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、地上マイクロ波伝送系において、異常気象時にお
いては、伝送媒体中にタリトが生じ、電波伝搬特性が正
常な大気の場合とは異なる特性になり、受信信号電力が
低下してしまう (ダクト性フェージング)ことが知ら
れている(例えば、松尾三郎著.マイクロ波伝搬,コロ
ナ社,昭和28年8月10日初版発行)。このようなダ
クト性フエージングによる受信信号電力の低下を補償す
る方式として、複数の受信アンテナの指向性を、それぞ
れ異なる方向に固定して受信する方式が知られている(
例えば、佐々木,細矢,吉川,“フェージングを軽減す
るチルトビームダイバーシチ受借方式”,電子情報通信
学会論文誌, Volj70−B No.10ρp. 
1251−1253)。
もし、伝送媒体中の大気の気温,気圧.水蒸気圧を求め
、ダクトの特性を予め知ることができれば、送信点にお
いて、送信点から受信点までの距離,送受信アンテナの
地上からの高さ,送信アンテナの送信ビーム方向の関数
として、受信アンテナ位置における送信信号の到達角度
を、例えば、レイ・トレーシングのような手法を用いる
ことによって求めることができる。このように、送信点
において、どのような方向へ信号を発射すれば受信アン
テナに到達するかがわかれば、その方向へ信号を発射す
るように送信アンテナの指向性を設定することによって
、ダクト性フェージングによって生じる受信信号電力の
低下を補償することができる。しかし、送信点から受信
点までの伝m路にわたって、時々刻々変動しているダク
トの特性を求めることは非常に困難である。
このため、送受信アンテナのビームの方向を、ある方向
を中心としてそれぞれ異なる周波数で変動させる方式が
知られている。この方式では、送信アンテナのビームを
変動させる周波数と受信アンテナのビームを変動させる
周波数として異なる周波数の組を選べば、時間的に変動
する受信信号の平均電力の値をそれぞれの周波数の例え
ば正弦波と相関をとることによって、送信アンテナのビ
ームを変動させたことに起因する受信信号の平均電力の
変化と、受信アンテナのビームを変動させたことに起因
する受信信号の平均電力の変化を、それぞれ独立に観測
することができる。このようにして、観測された受信信
号の平均電力に基づいて、受信信号の平均電力が大きく
なる方向へ送受信アンテナのビームを制御することによ
って、時々刻々変動する伝擾路のダクトの特性を求めず
に、受信信号電力の低下を軽減することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ダクトによって受信点が盲域に入った場
合、受信側では全《送信信号を受信できなくなる。また
、送信点においても、制御信号を受信することができな
い。この場合、従来技術では、受信信号を用いて送信ア
ンテナのビームを制御しているため、制御系が発敗して
しまうという問題点があった。
本発明の目的は、このような問題点を解決した適応型チ
ルトビーム送信アンテナ制御装置を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
本発明の適応チルトビーム送信アンテナ制御装置は、 受信系からの制御信号を受信すると共に、送信信号を送
信する指向性可変送信アンテナと、前記指向性可変送信
アンテナが受信した前記制御信号のレベルを測定する受
信信号レベル測定回路と、 前記受信信号レベル測定回路により測定された受信信号
レベルを所定レベルと比1校する比較器と、前記指向性
可変送信アンテナの指向性を制御するための情taを出
力するアンテナ指向性制御回路と、 前記指向性可変送信アンテナの指向性を広範囲にわたっ
てスキャンさせるための情報を出力するアンテナ指向性
スキャン回路と、 前記制御信号を入力信号とし、前記比較器の出力に基づ
いて前記アンテナ指向性制御回路あるいは前記アンテナ
指向性スキャン回路を選択して、前記入力信号を選択し
た回路に入力させる第1のスイッチと、 前記比較器の出力によって前記アンテナ指向性制御回路
の出力と前記アンテナ措同性スキャン回路の出力を選択
して出力する第2のスイッチと、前記第2のスイッチの
出力を入力とし、前記指同性可変送信アンテナの指向性
を変動させるアンテナ指向性変動回路とを有している。
〔作用〕
受信点が盲域に入った場合、受信点における受信信号レ
ベルが低下するばかりではなく、送信系において用いら
れる受信系からの制御信号のレベルも同様に低下する。
本発明では、送信点における制御信号のレベルがあるレ
ベル以下になってしまった場合、従来の技術の項で述べ
たアンテナビームの制御の代わりに、アンテナビームス
キャン制御に移る。このアンテナビームスキャン制御で
は、送信点における制御信号のレヘルがあるレヘルを越
えるまで、送信アンテナビームをその可動範囲の中でス
キャンさせ、制御信号があるレベルを越えたときに、従
来の技術の項で述べた制御に移る。
以上のような新しい制1■を加えることによって、受信
点が盲域に入った場合でも制御の発散が生ずることがな
くなる。さらに、受信点が盲域からはずれて信号を再び
受信することができれば、送信系においても、受信系か
らの制御信号のレベルが上昇するから、従来の技術の項
で述べた送信アンテナビームの制御によって、短時間で
受信系における受信電力を最大化することができる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の適応型チルトビーム送信アンテナ制
御装置の実施例を示す系統図である。図において、1は
指向性可変送信アンテナ、2は平均信号電力測定回路、
3は比較器、4及び5はスイッチ、6はアンテナ指向性
制御回路、7はアンテナ指向性スキャン回路、8はアン
テナ指向性変動回路、9はメモリ、100は制1■回線
である。
制御回線100は、受信系からの制’<’in信号を伝
送する。
指向性可変送信アンテナ1は、制御回線100を介して
、受信系からの制御信号を受信すると共に、送信信号を
送信する。
平均信号電力測定回路2は、指向性可変送信アンテナ1
で受信した制御信号の平均電力を測定する。
比較器3は、平均信号電力測定回路2で測定された受信
制御信号の平均電力を入力し、あるスレソショルドと比
較してスレソショルドよりも大きいか小さいか(Hまた
はL)を、スイッチ4及びスイッチ5に出力する。
スイノチ4は、比較器3の出力に基づいてアンテナ指向
性制t’fl1回路6あるいはアンテナ指向性スキャン
回路7を選択して、受信制御信号を選択した回路に入力
させる。すなわち、比較器3の出力がHのときアンテナ
指向性制御回路6を選択し、比較器3の出力がLのとき
アンテナ指向性スキャン回路7を選択する。
アンテナ指向性制御回路6は、スイッチ4の出力を入力
とし、指向性可変送信アンテナ1の指向性を制御するた
めの情報を出力する。
アンテナ指向性スキャン回路7は、スイ・7チ4の出力
を入力とし、指向性可変送信アンテナ1の指向性を広範
囲にわたってスキャンさせるための情和を出力する。
メモリ9は、アンテナビームの中心角を記憶しており、
アンテナビームの中心角が変化されるたびに更新される
スイッチ5は、比較器3の出力によってアンテナ指向性
制御回路6の出力とアンテナ指向性スキャン回路7の出
力を選択して出力する。すなわち、比較器3の出力がH
のときアンテナ指向性制御回路6を選択し、比較器3の
出力がLのときアンテナ指向性スキャン回路7を選択す
る。
アンテナ指向性変動回路8は、スイノチ5の出力を入力
とし、指向性可変送信アンテナ1の指向性を変動させる
次に、この実施例の動作について説明する。指向性可変
送信アンテナ1では、制御回線100を介して、受信系
からの制御信号を受信している。指向性可変送信アンテ
ナ1で受信した制御信号は、平均信号電力測定回路2に
入力される。比較器3では、平均信号電力測定回路2で
測定された受信制御信号の平均電力を入力し、あるスレ
ンショルドと比較してスレソショルドよりも大きいか小
さいかを、スイッチ4及びスイッチ5に出力する。
スイノチ4では、比較器3の出力がHあるいはLに従っ
て、それぞれアンテナ指向性制御回路6あるいはアンテ
ナ指向性スキャン回路7を選択して、受信制御信号を入
力する。スインチ5も同様に、比較器3の出力(I{あ
るいはL)に従って、アンテナ指向性制御回路6あるい
はアンテナ指向性スキャン回路7の出力を選択し、アン
テナ指向性変動回路8に接続する。指向性可変送信アン
テナ1は、アンテナ指向性変動回路8の出力に従って、
指向性を変化する。メモリ9は、アンテナビームの中心
角を記tαしており、アンテナビームの中心角が変化さ
れるたびに更新される。
比較器3の出力がHの場合、スイッチ4及び5はアンテ
ナ指向性制御回路6をi!!訳し、従来の技術の項で説
明したアンテナビームの制御が行われる。比較器3の出
力がLの場合、スイッチ4及び5はアンテナ指向性スキ
ャン回路7を選択し、アンテナビームスキャン制御に移
る。このアンテナビームスキャン制御では、送信アンテ
ナビームをその可動範囲の中でスキャンさせる。
以上のように、比較器3の出力が変化して、アンテナビ
ームの制御が移ったときに、以前のアンテナビームの中
心角情報は、メモリ9を介して新しく移った制御系へ転
送される。
第2図は、第1図におけるアンテナ指向性スキャン回路
7の一例を示す系統図である。図において、10は入力
端子、11, 12. 16及び17はメモリ、13は
加算器、14及び15は比較器、18は排他的論理和回
路、20はカウンタ、21は出力端子である。
このアンテナ指向性スキャン回路7の動作について説明
する。第1図の比較器3の出力が入力端子10に入力さ
れる。入力端子10の入力信号がLに変化したときに、
カウンタ20が動作を開始し、設定された時間が経過す
るたびにパルスをメモリ11及びメモ1月2に出力する
。メモ1月1及びメモ1月2は、カウンタ20からのパ
ルスを入力すると、記tαしている情報を加算器13へ
入力する。ここで、メモ1月1は、第1図のメモリ9と
同一のメモリであり、アンテナビームの中心角を記ta
シており、メモ1月2は+1あるいは−1を記憶してい
る。加算器13は、メモ1月1とメモ1月2の値を加算
し、比較器14. 15及び出力端子21へ出力する。
また、メモリ托及び17は、それぞれアンテナビームの
上方可動限界,下方可動限界を記憶している。比較器1
4.15は、それぞれ、加算器13の出力とメモリ托及
び17の値を比較し、等しければO、異なれば1を排他
的論理和回路18へ出力する。排他的論理和回路18の
出力は、メモリ12に入力される。排他的論理和回路1
8の出力が1であれば、メモ1月2に記LOされている
内容の符号を反転する。以上の動作を、入力端子10へ
の入力信号がHに変化するまで、繰り返す。
以上により、受信点が盲域に入ったときから盲域から出
るときまで、アンテナビームを可変範囲の上限から下限
までスキャンすることができる。
〔発明の効果〕
本発明により、伝送媒体において生じるダクト性フェー
ジングにより、受信点が盲域に入っても、制御系が発散
することがなくなる。さらに、受信点が盲域からはずれ
たときには、短い時間で受信点において最大電力を受信
するように送信アンテナビームを制御することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す系統図、第2図は、第
1図のアンテナスギャン回路の一例の系統図である。 ■・・・・・指向性可変送信アンテナ 2・・・・・平均信号電力測定回路 3・・・・・比較器 4、5・ ・ ・スイッチ 6・・・・・アンテナ指向性制御回路 7・・・・・アンテナ指向性スキャン回路8・・・・・
アンテナ指向性変動回路 9・・・・・メモリ 100  ・・・・制御回線 10・・・・・入力端子 11, 12, 16. 17・・・メモリ13・・・
・・加算器 14. 15・・・比較器 l8・・・・・排他的論理和回路 20・・・・・カウンタ 21・・・・・出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受信系からの制御信号を受信すると共に、送信信
    号を送信する指向性可変送信アンテナと、前記指向性可
    変送信アンテナが受信した前記制御信号のレベルを測定
    する受信信号レベル測定回路と、 前記受信信号レベル測定回路により測定された受信信号
    レベルを所定レベルと比較する比較器と、前記指向性可
    変送信アンテナの指向性を制御するための情報を出力す
    るアンテナ指向性制御回路と、 前記指向性可変送信アンテナの指向性を広範囲にわたっ
    てスキャンさせるための情報を出力するアンテナ指向性
    スキャン回路と、 前記制御信号を入力信号とし、前記比較器の出力に基づ
    いて前記アンテナ指向性制御回路あるいは前記アンテナ
    指向性スキャン回路を選択して、前記入力信号を選択し
    た回路に入力させる第1のスイッチと、 前記比較器の出力によって前記アンテナ指向性制御回路
    の出力と前記アンテナ指向性スキャン回路の出力を選択
    して出力する第2のスイッチと、前記第2のスイッチの
    出力を入力とし、前記指向性可変送信アンテナの指向性
    を変動させるアンテナ指向性変動回路とを有する適応型
    チルトビーム送信アンテナ制御装置。
JP28712488A 1988-11-14 1988-11-14 適応型チルトビーム送信アンテナ制御装置 Pending JPH02132926A (ja)

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JP28712488A JPH02132926A (ja) 1988-11-14 1988-11-14 適応型チルトビーム送信アンテナ制御装置

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JPH02132926A true JPH02132926A (ja) 1990-05-22

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ID=17713384

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JP28712488A Pending JPH02132926A (ja) 1988-11-14 1988-11-14 適応型チルトビーム送信アンテナ制御装置

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JP (1) JPH02132926A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6078824A (en) * 1997-02-17 2000-06-20 Fujitsu Limited Wireless base station equipment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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