JPH02131161A - 薬剤散布装置 - Google Patents
薬剤散布装置Info
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- JPH02131161A JPH02131161A JP28632588A JP28632588A JPH02131161A JP H02131161 A JPH02131161 A JP H02131161A JP 28632588 A JP28632588 A JP 28632588A JP 28632588 A JP28632588 A JP 28632588A JP H02131161 A JPH02131161 A JP H02131161A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、薬液の散布装置に関し、詳しくは例えば白
蟻を防除するための有機リン剤系のごとき薬液を散布す
る装置に関する。
蟻を防除するための有機リン剤系のごとき薬液を散布す
る装置に関する。
(ロ)従来の技術
従来白蟻防除施工における薬剤散布作業は、般に、予め
薬剤および水を均一に混合した薬剤を貯蔵する薬剤貯蔵
タンクから、薬剤散布装置に備えられた薬剤タンクに対
して使用する分の薬剤が供給される。モしてモータまた
はエンジン駆動型の動力機を使用してポンプを作動させ
ることによりその薬剤タンク内の薬剤を吸引し、スプレ
ィガン等から吐出するよう構成されている。
薬剤および水を均一に混合した薬剤を貯蔵する薬剤貯蔵
タンクから、薬剤散布装置に備えられた薬剤タンクに対
して使用する分の薬剤が供給される。モしてモータまた
はエンジン駆動型の動力機を使用してポンプを作動させ
ることによりその薬剤タンク内の薬剤を吸引し、スプレ
ィガン等から吐出するよう構成されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしこの種の薬剤散布装置は、常に予め薬剤を別途容
器にて調合した後、薬剤散布装置に備え付けられている
薬剤タンクに移し変えなければならないため操作性が悪
く、またそれにも増して薬剤調合の際の撹拌は、プロペ
ラ式の撹拌機を用いて行っているため、粘度に差がある
薬剤と水とは均一に撹拌されにくいという問題があった
。
器にて調合した後、薬剤散布装置に備え付けられている
薬剤タンクに移し変えなければならないため操作性が悪
く、またそれにも増して薬剤調合の際の撹拌は、プロペ
ラ式の撹拌機を用いて行っているため、粘度に差がある
薬剤と水とは均一に撹拌されにくいという問題があった
。
この発明は以上の事情を考慮してなされたもので、薬剤
原液容器をそのまま搭載することができ、かつ粘度の異
なる薬剤、水等の流体の撹拌を均一に行うことのできる
撹拌器を装置内に備えた薬剤散布装置を提供する。
原液容器をそのまま搭載することができ、かつ粘度の異
なる薬剤、水等の流体の撹拌を均一に行うことのできる
撹拌器を装置内に備えた薬剤散布装置を提供する。
(ニ)課題を解決するための手段
この発明の薬剤散布装置は、薬剤を貯蔵する1または複
数の薬剤容器と、薬剤容器の個数に応じて薬剤容器に個
別に設けられ、薬剤容器内の薬剤を吸引して吐出する薬
剤用ポンプと、薬剤を希釈するための水を貯蔵する水容
器と、水容器に接続され水容器内の水を吸引して吐出す
る水用ポンプと、薬剤用ポンプおよび水用ポンプから吐
出される薬剤および水を1つの管路に集合させる導入管
と、1つの管路の下流側に接続され薬剤および水を、乱
流によって混合する静止撹拌器と、静止撹拌器から混合
薬剤の供給を受ける薬剤散布部とから構成される。
数の薬剤容器と、薬剤容器の個数に応じて薬剤容器に個
別に設けられ、薬剤容器内の薬剤を吸引して吐出する薬
剤用ポンプと、薬剤を希釈するための水を貯蔵する水容
器と、水容器に接続され水容器内の水を吸引して吐出す
る水用ポンプと、薬剤用ポンプおよび水用ポンプから吐
出される薬剤および水を1つの管路に集合させる導入管
と、1つの管路の下流側に接続され薬剤および水を、乱
流によって混合する静止撹拌器と、静止撹拌器から混合
薬剤の供給を受ける薬剤散布部とから構成される。
また静止撹拌器は、密閉可能な筒状ケースと、胴部に鍔
状仕切部を有する筒状でその内部に凹部を有し、筒状ケ
ース内に複数個同軸に挿入された際に筒状ケースとの間
に複数の円筒状隔室を形成する筒状部品とからなり、各
筒状部品が仕切部を境としてその上流側胴部および下流
側胴部に、凹部と円筒状隔室とを連通し円筒状隔室毎に
流体の速度および向きを変えて混合流体の撹拌を行う複
数の貫通孔をそれぞれ備えるよう構成することができる
。
状仕切部を有する筒状でその内部に凹部を有し、筒状ケ
ース内に複数個同軸に挿入された際に筒状ケースとの間
に複数の円筒状隔室を形成する筒状部品とからなり、各
筒状部品が仕切部を境としてその上流側胴部および下流
側胴部に、凹部と円筒状隔室とを連通し円筒状隔室毎に
流体の速度および向きを変えて混合流体の撹拌を行う複
数の貫通孔をそれぞれ備えるよう構成することができる
。
(ホ)作用
この発明によれば、各薬剤用ポンプが1または複数の薬
剤容器から所定の混合比率にて薬剤を吸引し、水用ポン
プが水容器から所定の混合比率にて薬剤希釈用の水を吸
引し、各薬剤用ポンプおよび水用ポンプはそれぞれ加圧
した状態で薬剤または水を吐出し、吐出された薬剤およ
び水は導入管を介して静止撹拌器に送られ、静止撹拌器
は薬剤および水を均一に撹拌して薬剤散布部に送り出す
よう作用する。
剤容器から所定の混合比率にて薬剤を吸引し、水用ポン
プが水容器から所定の混合比率にて薬剤希釈用の水を吸
引し、各薬剤用ポンプおよび水用ポンプはそれぞれ加圧
した状態で薬剤または水を吐出し、吐出された薬剤およ
び水は導入管を介して静止撹拌器に送られ、静止撹拌器
は薬剤および水を均一に撹拌して薬剤散布部に送り出す
よう作用する。
(へ)実施例
以下図に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。な
お、これによってこの発明は限定されるものではない。
お、これによってこの発明は限定されるものではない。
第1図はこの発明の一実施例である薬剤散布装置の構成
を示す構成図である。同図においてlは薬剤容器として
の起泡剤缶であり、薬剤のキャリアとしての起泡剤原液
が入れられている。2は同じく薬剤容器としての薬剤缶
であり、クロルピリホス、ピリダフェンチオンまたはホ
キシムなどを主成分とする白蟻防除用有機リン剤系の薬
剤が入れられている。起泡剤缶lおよび薬剤缶2は市販
されている一斗缶(約1812缶)をそのまま使用でき
る。3は水容器としての水タンクであり、薬=4 剤を希釈するための水を貯蔵する。この水タンク3内に
はポールタップ4が備えられており、このポールタップ
4によって開閉される弁に、水道から引かれたホース5
を接続することにより水タンク3内の水位が常に所定高
さに維持される。水タンクはポリエチレン製の2012
タンクで構成することができる。
を示す構成図である。同図においてlは薬剤容器として
の起泡剤缶であり、薬剤のキャリアとしての起泡剤原液
が入れられている。2は同じく薬剤容器としての薬剤缶
であり、クロルピリホス、ピリダフェンチオンまたはホ
キシムなどを主成分とする白蟻防除用有機リン剤系の薬
剤が入れられている。起泡剤缶lおよび薬剤缶2は市販
されている一斗缶(約1812缶)をそのまま使用でき
る。3は水容器としての水タンクであり、薬=4 剤を希釈するための水を貯蔵する。この水タンク3内に
はポールタップ4が備えられており、このポールタップ
4によって開閉される弁に、水道から引かれたホース5
を接続することにより水タンク3内の水位が常に所定高
さに維持される。水タンクはポリエチレン製の2012
タンクで構成することができる。
6は水用ポンプとしての乳剤ポンプであり、3連式プラ
ンジャーポンプから構成され、吐出量は1512/mi
n 、圧力は10 kg/am”、プランジャー径Xス
トロークは22x18、モータ出力は750Wである。
ンジャーポンプから構成され、吐出量は1512/mi
n 、圧力は10 kg/am”、プランジャー径Xス
トロークは22x18、モータ出力は750Wである。
乳剤ポンプ6は耐圧ホース7を介して水タンク3と接続
される。また、この乳剤ポンプ6は水タンク3から水を
吸引し、加圧して管路8に送り出す。管路8中には逆止
弁9および圧力スイッチ10が設けられており、その下
流側には後述する静止撹拌器が接続される。
される。また、この乳剤ポンプ6は水タンク3から水を
吸引し、加圧して管路8に送り出す。管路8中には逆止
弁9および圧力スイッチ10が設けられており、その下
流側には後述する静止撹拌器が接続される。
11は薬剤用ポンプであり、一連成単動プランジャーポ
ンプから構成され、吐出量は50〜420 cc/mi
n s プランジャー径Xストロークは9×l2、モー
タ出力は601である。薬剤ポンプIlはホースI2を
介して薬剤缶2と接続される。
ンプから構成され、吐出量は50〜420 cc/mi
n s プランジャー径Xストロークは9×l2、モー
タ出力は601である。薬剤ポンプIlはホースI2を
介して薬剤缶2と接続される。
また、この薬剤ポンプ11は薬剤缶2から薬剤を吸引し
、加圧して導入管としてのホースI3に送り出す。ホー
ス13の下流側端部は管路8に接続されている。
、加圧して導入管としてのホースI3に送り出す。ホー
ス13の下流側端部は管路8に接続されている。
12は同じく薬剤用ポンプとしての起泡剤用ポンプであ
り、一連成単動ブランジャーポンプから構成され、吐出
量は50〜330 cc/min 、プランジャー径×
ストロークは9×9、モータ出力は60Wである。起泡
剤用ポンプ】1はホース13を介し起泡開缶lと接続さ
れる。また、この起泡剤用ポンプ11は起泡開缶Iから
起泡剤を吸引し、加圧して導入管としてのホース14に
送り出す。
り、一連成単動ブランジャーポンプから構成され、吐出
量は50〜330 cc/min 、プランジャー径×
ストロークは9×9、モータ出力は60Wである。起泡
剤用ポンプ】1はホース13を介し起泡開缶lと接続さ
れる。また、この起泡剤用ポンプ11は起泡開缶Iから
起泡剤を吸引し、加圧して導入管としてのホース14に
送り出す。
ホース14の下流側端部は管路8に接続されている。
15はこの実施例のために特別に構成された静止撹拌器
であり、管路8内を圧送される水、ホース13内を圧送
される薬剤およびホース14内を圧送される起泡剤がそ
れぞれ案内される。以下第2図〜第4図を用いてその静
止撹拌機15を説明する。第2図の(a)〜(C)は静
止撹拌器15の構造を示す分解斜視図であり、第3図は
静止撹拌器15内の流体の流れを示す断面図、第4図は
第3図の要部拡大図である。第2図(a)において16
は筒状ケースであり、外径30mm、内径24mm。
であり、管路8内を圧送される水、ホース13内を圧送
される薬剤およびホース14内を圧送される起泡剤がそ
れぞれ案内される。以下第2図〜第4図を用いてその静
止撹拌機15を説明する。第2図の(a)〜(C)は静
止撹拌器15の構造を示す分解斜視図であり、第3図は
静止撹拌器15内の流体の流れを示す断面図、第4図は
第3図の要部拡大図である。第2図(a)において16
は筒状ケースであり、外径30mm、内径24mm。
長さ85mmの真ちゅう製からなり、片方端部はねじ込
み式のキャップ17により開閉可能に構成されている。
み式のキャップ17により開閉可能に構成されている。
キャップ17は凹部17aを有し、その胴部には凹部1
7aと連通する貫通孔17bが、円周上に6個等間隔で
配設されている。なお、貫通孔17bの直径は2.5m
mに形成されている。
7aと連通する貫通孔17bが、円周上に6個等間隔で
配設されている。なお、貫通孔17bの直径は2.5m
mに形成されている。
18は筒状部品であり、外径22.8mmの胴部18a
に鍔状の仕切部18bを有する真ち、シう製からなり、
筒状ケース16内に複数個同軸に挿入されることにより
、筒状ケース16内に複数の円筒状隔室19を形成する
(第3図参照)。筒状ケース16内に挿入される筒状部
品18の個数は、撹拌効率を高めるためには、後述する
撹拌効果の計算結果より少なくとも4個以上であること
が好ましく、5個が最も好ましい。また筒状部品18は
その軸方向に凹部18cを有しており、さらに仕切部1
8bを境として上流側胴部および下流側胴部に、隔室1
9および凹部18cとを連通ずる貫通孔18dおよび1
8eが円周上に6個等間隔に配設されている。貫通孔1
8dS 18eの直径はそれぞれ2.5mmに形成され
ており、かつ上流側貫通孔18dから吐出される流体は
矢印A方向に(第2図(b)参照)、またそれとは反対
に、下流側貫通孔18eから吐出される流体は矢印B方
向に流れるよう形成されている(第2図(c)参照)。
に鍔状の仕切部18bを有する真ち、シう製からなり、
筒状ケース16内に複数個同軸に挿入されることにより
、筒状ケース16内に複数の円筒状隔室19を形成する
(第3図参照)。筒状ケース16内に挿入される筒状部
品18の個数は、撹拌効率を高めるためには、後述する
撹拌効果の計算結果より少なくとも4個以上であること
が好ましく、5個が最も好ましい。また筒状部品18は
その軸方向に凹部18cを有しており、さらに仕切部1
8bを境として上流側胴部および下流側胴部に、隔室1
9および凹部18cとを連通ずる貫通孔18dおよび1
8eが円周上に6個等間隔に配設されている。貫通孔1
8dS 18eの直径はそれぞれ2.5mmに形成され
ており、かつ上流側貫通孔18dから吐出される流体は
矢印A方向に(第2図(b)参照)、またそれとは反対
に、下流側貫通孔18eから吐出される流体は矢印B方
向に流れるよう形成されている(第2図(c)参照)。
これは撹拌効率を高めるためである。なお筒状部品18
の仕切部18bには、隔室19同志の流体の漏れを防止
するためのOリング18fが取り付けられている。
の仕切部18bには、隔室19同志の流体の漏れを防止
するためのOリング18fが取り付けられている。
なお、静止撹拌器15から吐出される混合薬剤は、薬剤
散布部としての散布ノズル(図示しない)から放出され
る。
散布部としての散布ノズル(図示しない)から放出され
る。
第5図はこの実施例を装置内に組み込んだ状態を示す平
面図である。なお第1図と同じ構成部分は同一符号を使
用し説明を省略する。
面図である。なお第1図と同じ構成部分は同一符号を使
用し説明を省略する。
20は乳剤ポンプ6を作動させる電動モータであり、2
1は圧力スイッチである。22は操作パネルであり、第
6図に示すように電源表示灯23、ポンプ運転表示灯2
4、水タンク推量下限表示灯25、薬剤量下限表示灯2
6、起泡剤最下限表示灯27、運転押釦スイッチ28、
運転停止押釦スイッチ29、薬剤用ポンプ11のスピー
ドコントローラ30および起泡剤用ポンプ12のスピー
ドコントローラ31が備えられている。
1は圧力スイッチである。22は操作パネルであり、第
6図に示すように電源表示灯23、ポンプ運転表示灯2
4、水タンク推量下限表示灯25、薬剤量下限表示灯2
6、起泡剤最下限表示灯27、運転押釦スイッチ28、
運転停止押釦スイッチ29、薬剤用ポンプ11のスピー
ドコントローラ30および起泡剤用ポンプ12のスピー
ドコントローラ31が備えられている。
第5図の矢印に従って薬剤、起泡剤および水がそれぞれ
送り出され、静止撹拌器15により撹拌された後は、ホ
ース24から吐出される。したがってこのようにコンパ
クトに構成された薬剤散布装置により、移動が簡単とな
り、調合作業もこの装置内で行うことができる。
送り出され、静止撹拌器15により撹拌された後は、ホ
ース24から吐出される。したがってこのようにコンパ
クトに構成された薬剤散布装置により、移動が簡単とな
り、調合作業もこの装置内で行うことができる。
次に、静止撹拌器15の撹拌効率を確認するため、静止
撹拌型各部における流速およびレイノルズ数を計算によ
り求めた。
撹拌型各部における流速およびレイノルズ数を計算によ
り求めた。
(1)仕様条件
表1 液仕様
計算に際しては設定条件として、混合後の粘度を5CP
以下、流速を2 m/sとした。また、流体はMC剤(
薬剤をマイクロカプセルに充填したもの)およびMC剤
希釈用の水に限定した。
以下、流速を2 m/sとした。また、流体はMC剤(
薬剤をマイクロカプセルに充填したもの)およびMC剤
希釈用の水に限定した。
(2)各部の流速およびレイノルズ数
各部とは第4図において指示したP1〜P4の部位であ
る。
る。
く流速〉
P+における流速
である(レイノルズ数2000以下の場合は層流)と判
断できる。
断できる。
(3)混合効果
筒状部品数n1分割数D(貫通孔数6個)とすれば、理
論的に流体が分割される個数は、筒状部品1個の場合:
6、筒状部品2個の場合:6’=36、筒状部品5個の
場合: 65=7776である。流路から筒状部品に液
が流入する際、平均して6分割される確率は少ないと思
われる。流速の計算結果より貫通孔1個の平均通過流速
V 、 = 4.87m/sであり、原液だけの場合の
平均通過流速V、’ =0.73m/sである。これは
原液が水溶液中に浮遊しているものと見なされるから、
原液が各貫通孔に分かれて流入する確率は筒状部品の数
に比例して高くなる。ここで便宜上その確率をgと、 すなわち上流側から下流側に向けて流体が各筒状部品に
おいていくつの貫通孔を通過するかを仮定すると lX2X4X6X6 と仮定される。したがって、筒状部品数4個目量P2に
おける原液のみの流速」J見むせ東艷=3.6刈0−°
m”/s〈レイノルズ数Re> Re4= 3・25刈0−′刈・749= 4868.5>300
00.05X10−’ 乱流 以上の計算結果により、静止撹拌器I5内の流速は増減
され、各部P1〜P4における流れは乱流上では、原液
も乳化状態となり貫通孔数に比例すると思われる。
論的に流体が分割される個数は、筒状部品1個の場合:
6、筒状部品2個の場合:6’=36、筒状部品5個の
場合: 65=7776である。流路から筒状部品に液
が流入する際、平均して6分割される確率は少ないと思
われる。流速の計算結果より貫通孔1個の平均通過流速
V 、 = 4.87m/sであり、原液だけの場合の
平均通過流速V、’ =0.73m/sである。これは
原液が水溶液中に浮遊しているものと見なされるから、
原液が各貫通孔に分かれて流入する確率は筒状部品の数
に比例して高くなる。ここで便宜上その確率をgと、 すなわち上流側から下流側に向けて流体が各筒状部品に
おいていくつの貫通孔を通過するかを仮定すると lX2X4X6X6 と仮定される。したがって、筒状部品数4個目量P2に
おける原液のみの流速」J見むせ東艷=3.6刈0−°
m”/s〈レイノルズ数Re> Re4= 3・25刈0−′刈・749= 4868.5>300
00.05X10−’ 乱流 以上の計算結果により、静止撹拌器I5内の流速は増減
され、各部P1〜P4における流れは乱流上では、原液
も乳化状態となり貫通孔数に比例すると思われる。
(4)実験結果
また、水用ポンプの吐出圧力10klJ/am’、吐出
量7.512/minSM C剤用ポンプの吐出圧力1
0kg/am’、吐出量0.28Q/minにて実際の
混合状態を観察した結果は表2に示すとおりである。
量7.512/minSM C剤用ポンプの吐出圧力1
0kg/am’、吐出量0.28Q/minにて実際の
混合状態を観察した結果は表2に示すとおりである。
表2
(5)結果
この実施例の静止撹拌器15は、各部の流速が比較的高
く、しかも流体の粘度が低いため、撹拌効果は良いと判
断される。また、撹拌効果は筒状部品数4個目以上の数
に比例するため、筒状部品の個数は5個にすることが好
ましい。
く、しかも流体の粘度が低いため、撹拌効果は良いと判
断される。また、撹拌効果は筒状部品数4個目以上の数
に比例するため、筒状部品の個数は5個にすることが好
ましい。
(ト)発明の効果
この発明によれば、薬剤の調合をすることなく薬剤原液
および薬剤希釈用の水を装置内に設置し、装置内の静止
撹拌器にて原液および水からなる混合水の撹拌を行うこ
とができるので、薬剤散布作業の効率を大幅に向上させ
ることができる。この発明の静止撹拌器によれば、粘度
の異なる薬剤および水を均一に撹拌することができる。
および薬剤希釈用の水を装置内に設置し、装置内の静止
撹拌器にて原液および水からなる混合水の撹拌を行うこ
とができるので、薬剤散布作業の効率を大幅に向上させ
ることができる。この発明の静止撹拌器によれば、粘度
の異なる薬剤および水を均一に撹拌することができる。
第1図はこの発明の構成を示す構成図、第2図(a)〜
第2図(c)は第1図における静止撹拌器の構造を示す
説明図、第3図は静止撹拌器内の流体の流れを示す説明
図、第4図は第3図の要部拡大図、第5図は実施例の平
面図、第6図は第5図に示す操作パネルの正面図である
。 】、2・・・・・・薬剤容器、 11.12・・・・・・薬剤用ポンプ、3・・・・・・
水容器、6・・・・・・水用ポンプ、 8・・・
・・・管路、13.14・・・・・・導入管、15・・
・・・・静止撹拌器。
第2図(c)は第1図における静止撹拌器の構造を示す
説明図、第3図は静止撹拌器内の流体の流れを示す説明
図、第4図は第3図の要部拡大図、第5図は実施例の平
面図、第6図は第5図に示す操作パネルの正面図である
。 】、2・・・・・・薬剤容器、 11.12・・・・・・薬剤用ポンプ、3・・・・・・
水容器、6・・・・・・水用ポンプ、 8・・・
・・・管路、13.14・・・・・・導入管、15・・
・・・・静止撹拌器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、薬剤を貯蔵する1または複数の薬剤容器と、薬剤容
器の個数に応じて薬剤容器に個別に設けられ、薬剤容器
内の薬剤を吸引して吐出する薬剤用ポンプと、薬剤を希
釈するための水を貯蔵する水容器と、水容器に接続され
水容器内の水を吸引して吐出する水用ポンプと、薬剤用
ポンプおよび水用ポンプから吐出される薬剤および水を
1つの管路に集合させる導入管と、1つの管路の下流側
に接続され薬剤および水を、乱流によって混合する静止
撹拌器と、静止撹拌器から混合薬剤の供給を受ける薬剤
散布部とから構成される薬剤散布装置。 2、請求項1記載の薬剤散布装置において、静止撹拌器
が、密閉可能な筒状ケースと、胴部に鍔状仕切部を有す
る筒状でその内部に凹部を有し、筒状ケース内に複数個
同軸に挿入された際に筒状ケースとの間に複数の円筒状
隔室を形成する筒状部品とからなり、各筒状部品が仕切
部を境としてその上流側胴部および下流側胴部に、凹部
と円筒状隔室とを連通し円筒状隔室毎に流体の速度およ
び向きを変えて混合流体の撹拌を行う複数の貫通孔をそ
れぞれ備えたことを特徴とする薬剤散布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28632588A JPH02131161A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 薬剤散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28632588A JPH02131161A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 薬剤散布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02131161A true JPH02131161A (ja) | 1990-05-18 |
Family
ID=17702925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28632588A Pending JPH02131161A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 薬剤散布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02131161A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105057136A (zh) * | 2015-08-25 | 2015-11-18 | 中国烟草总公司郑州烟草研究院 | 一种适应于多种雾化介质的双流体喷嘴雾化实验装置 |
US9957917B2 (en) | 2014-08-08 | 2018-05-01 | The Boeing Company | Variable area nozzle and associated propulsion system and method |
-
1988
- 1988-11-11 JP JP28632588A patent/JPH02131161A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9957917B2 (en) | 2014-08-08 | 2018-05-01 | The Boeing Company | Variable area nozzle and associated propulsion system and method |
CN105057136A (zh) * | 2015-08-25 | 2015-11-18 | 中国烟草总公司郑州烟草研究院 | 一种适应于多种雾化介质的双流体喷嘴雾化实验装置 |
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