JPH02130468A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

Info

Publication number
JPH02130468A
JPH02130468A JP63286265A JP28626588A JPH02130468A JP H02130468 A JPH02130468 A JP H02130468A JP 63286265 A JP63286265 A JP 63286265A JP 28626588 A JP28626588 A JP 28626588A JP H02130468 A JPH02130468 A JP H02130468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
test
identification variable
identification
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63286265A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Harada
原田 正彦
Shoji Saito
斎藤 昇二
Masataka Hirota
廣田 政隆
Akira Tagami
田上 昭
Katsuji Suzuki
鈴木 克次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP63286265A priority Critical patent/JPH02130468A/ja
Publication of JPH02130468A publication Critical patent/JPH02130468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、測定機器から時系列データを収集し処理する
試験(そのような試験についての研究を含む)における
データ収集・処理を自動化したデータ処理システムに関
する。この試験には、予め規定された管理基準に適合し
た化学物質等の試験、効力評価、品質管理が含まれる。
(従来の技術) 各種化学物質の法登録においては、国内国外の取締法に
定められた公定試験を実施する。たとえば、化学物質の
審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)、農薬取
締法などに則して生分解性、生物濃縮性(濃縮度)、物
理化学性、農薬残留試験などの各種試験が行われる。ま
た、これらの公定試験に関連した検討や新たな評価方法
の開発のための各種の研究が行われる。
さらに、化学物質の効力評価や品質管理を目的として各
種の分析、測定が行われる。
これらの試験や分析、測定等(以下、総称して単に試験
という)は、試験の開始から試験報告書作成まで比較的
長期(数週〜数カ月)の試験期間を要することが多い。
この試験期間において、計画作成、データ収集、計算・
解析、報告書作成などの一連の作業が行われる。この作
業は、実験データ等の信頼性を高めるために定められた
優良試験新基準(GLP)などの一定の管理基準のもと
で実行される場合もある。また、複数の試験が並行して
行われることもある。
これらの試験においては、多種多様のデータが定期的に
長期間にわたって収集され処理される。
従って、長期間にわたるデータを一定の管理基準のもと
て自動的に処理できることが望ましい。また、この自動
化されたデータ処理システムは、種々の試験に適用でき
る汎用性を備えることが望ましい。
また、試験成績の報告書の作成は、得られt;膨大なデ
ータやデータの解析結果を編集する必要があるため作業
量が膨大になり、また管理基準にしたがって行う必要が
ある場合があり、試験者にとって相当の苦痛を伴う作業
となっている。しかし、試験の一連のデータ処理を自動
化する汎用システムは、まだ開発されていない。
なお、そのようなシステムに部分的に利用できる関連技
術には次のようなものがある。
クロマトグラフ分析において分析機器に付随する各種計
測制御装置が、クロマトグラフデータ処理のために用い
られる。また、分析機器に内蔵したマイクロコンピュー
タが分析データの処理を行なうものがある。さらにデー
タ収集、計算、編集、解析などの諸機能を備えたものが
ある。しかし、これらは各測定単位(分析機器)でのバ
ッチ処理を前提としたものである。しかし、各種試験で
要求される多様かつ膨大なデータを識別し、−括管理す
る機能は有さなかった。
さらに、ラボラトリオートメーションのため開発された
システムには、多様な分析機器からのデータを一括管理
し、データの収集、記憶の他、分析機器の管理、収集デ
ータの解析などの機能を備えたものが提案されている(
たとえば、エル・ド・ルポルニュ(L、 D、 LeB
orgne)の論文、アナリティ力ルブロシーディング
ズ(Anal、 Proc。
(GBR))22 [1] 、21−22 (1985
))。
しかし、このシステムは、試験単位で得られる種々なデ
ータを識別し解析する機能や、それら解析結果に基づく
試験報告書の作成機能など、試験の内容に応じ定義して
実行することができる機能は提供されていない。従って
、このようなラボラトリオートメーションシステムを用
いても、前述の一連のデータ処理作業をただちに自動化
することはできず、試験の内容が異なるごとにユーザー
によるプログラムの作成やシステムの構築が必要であっ
た。
(発明が解決しようとする課題) 試験の一連のデータ処理を自動化する汎用システムの開
発が困難な原因は、処理内容が多様でかつ変動すること
であると考えられる。
(a)多種多様なデータの取扱い 1つの試験で扱うデータは、種々の条件や方法の組み合
わせから得られ、多種類、多数となる。
さらに、これに時系列の要因が加わることが多い。
試験の内容により、データの種類や数が異なり、計算や
解析などの処理体系も違ってくる。
データ収集や計算処理の自動化のためには、データの識
別を行わなければならないが、上述の試験の処理体系の
多様性に対応できる方法(又は論理)が考案されていな
い。
(b)処理内容の変動 試験計画、分析データ収集、計算解析、報告書作成など
のデータ処理の内容は、試験の種類毎に大きく異なる。
同じ種類の試験においても、供試する化学物質の性状や
試験の目的、方法などによりその処理内容は変化する。
さらに、各試験の規制法も状勢の変化に従い改正される
従って、このように多様でかつ変動する処理に対応でき
る汎用データ処理システムを構築するためには、以下の
2つの課題を解決しなければならない。
(a)多様な条件で得られる種々の時系列データが体系
だって識別できること(収集時のみならず、計算処理や
報告書作成などにおいてもデータの対応を識別できるも
のでなければならない。また、方法、条件などに関して
汎用性を持つものでなければならない。) (b)システム化による能率化や精確化などの効果を低
下させずに、種々の試験に適応でき、又は種々の変動要
因に適応できる汎用性を確保すること、特に、データ処
理の変動部分(試験内容に依存する部分)のシステム上
での取り扱いをどうするかを解決しなければならない。
本発明の目的は、試験のための汎用のデータ処理システ
ムを提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係るデータ処理システムは、試験計画を設定し
、その計画に基づき測定機器から時系列データを収集し
処理するデータ処理システムにおいて、測定を行いデー
タを出力する一つ又は複数の測定機器と、測定機器を制
御して出力データを収集する機器制御装置と、試験の計
画の実行条件を設定する計画設定手段と、収集すべきデ
ータ項目を表わす項目種別コードと各データ収集項目に
おける個々の収集データを識別する識別変数コードの体
系があらかじめ定義されており、識別変数コードはディ
メンジョンを有し、データ識別情報およびデータ収集に
付随する情報(時系列で収集されるデータ収集項目の場
合は時系列データを含む)からなるデータ構造を備え、
計画ごとに試験者が識別変数コード体系に基づいてその
計画に必要な識別変数コードを登録できるデータ処理体
系設定手段と、データ処理体系設定手段に登録された識
別変数コードに基づいて機器制御装置にデータ取込を指
示するデータ取込指示手段と、機器制御装置により得ら
れた収集データを、その収集データに対応する試験番号
、項目種別コードおよび識別変数コードとともに記憶す
るデータ記憶手段を備えたことを特徴とする。
(作用) 本発明に係るデータ処理システムの適用対象は、数か月
にわたる試験の時系列的な多種多様なデータを優良試験
所基準などの一定の管理基準の下で処理(収集、記憶、
報告など)しなければならない種々の試験或は効力評価
や品質管理などである。
かかる試験(研究)には、たとえば■各種国内公定試験
(化審法試験(生分解性、生物濃縮性などの試験)や農
薬取締法、薬事法、労資法などに則して実施される試験
)、■各種海外公定試験(各国の取締法に従って実施さ
れる試験)、■各種の研究(上記の公定試験に関連した
検討や新たな評価方法の開発などのI;めの研究)、■
効力評価、■品質管理がある。
これらの試験において収集される多種多様なデータは、
試験単位を表わす試験番号(化審法による優良試験所基
準において試験ごとに定めなければならない固有の識別
符号に相当する。)、試験単位ごとに試験種(すなわち
生分解性試験などの試験の種類)に対応して登録される
項目種別コード及び識別変数コードとを用いて識別され
る。試験番号は試験種を表わすコードを含み、試験種を
識別できる。
データ収集項目を識別する項目種別コードと個々の収集
データを識別する識別変数コードの体系は、試験極単位
に定義されている(たとえば第4図参照)。データ収集
項目はその試験種における処理目的、分析条件、測定方
法、分析対象などについて収集データを分類したもので
ある。たとえば、報告書の対象と非対象の区別、分析試
料の種類(水、魚、土壌、果実など)、分析条件の種類
(検量線、試料分析など)、測定方法(秤量、クロマト
分析、スペクトル測定など)、各種機器分析の定量デー
タ(秤量値、クロマト分析のピーク面積や高さ、吸光度
や透過度など)、帰属データ(質量分析のm/e、NM
Rのδなど)、−膜物性(比重、融点、沸点など)があ
る。各データ収集項目の個々の収集データは、1つのデ
ータ形式の識別変数コードで識別される。
識別変数コードは、ディメンジョンを有し、収集データ
の識別のみならず、試験手段、試験条件、時系列情報な
どの収集データに付随する複数の情報を変数として持つ
ことができる識別指標である。
すなわち、識別変数コードは、時系列、個体識別、条件
識別などの枝番をとり、データの内容や属性を識別し時
系列を表わす因子として作用する。
識別変数コード自体にデータに付随する情報を持たせて
いるため、計算処理や報告処理などにおいて、試験番号
、項目種別コードおよび識別変数コードを基にデータを
識別できデータ処理の自動化が可能になる。
項目種別コードと識別変数コードについては、試験の開
始にあたって上記の項目種別コードと識別変数コードの
体系の中で試験単位ごとに要求される任意の構造の定義
が、新たな処理プログラムを作成しなくても、データ処
理体系設定手段によりプログラマによらず試験者自身に
よって実行できる。そして、その構造における個々の識
別変数コードへの展開が行える。
また、試験途中を含むいずれの時点においても、項目種
別コードおよび識別変数コードの構造の修正、変更、追
加および削除が可能である。
化審法による公定試験のように試験計画書に基づき試験
を実施する場合、特に重要となる測定頻度などについて
試験計画書で設定したデータを基に識別変数フードを展
開できるため、計画と実施の一貫性が保証される。
なお、試験者は、識別変数コードそのものを定義しなく
ても、試験計画を設定するとともに試験種、試験手段、
試験条件、試験日などについて画面対話型で設定を行う
と、データ収集項目(項目種別コード)や識別変数コー
ドへの展開が自動的に行える。
試験計画が開始されると、展開された識別変数コードに
付随する時系列データを基に作業日程が作成できる。そ
して、データ取込指示手段は、識別変数コードに基づい
て機器制御装置にデータ取込を指示し、この指示に対応
して機器制御装置は測定機器からデータを収集する。機
器制御装置により識別変数コードに対応づけて収集され
るデータは、対応する試験番号、項目種別コードおよび
識別変数コードとともにデータ記憶手段により記憶され
る。従って、データ取込指示手段は、実際に測定を行な
う測定機器と収集データを処理するデータ処理系を媒介
する変数として識別変数コードを用いる。試験番号、項
目種別コードおよび識別変数コードにより膨大かつ多種
類のデータの自動収集が可能であり、データの誤記入が
防止でき、データの識別作業の効率化が図れる。
また、展開された識別変数コードを基に試料を識別する
ための識別シールを印刷できるので、試料識別の効率化
、精確化が図れ、人為的ミスの発生の機会を減少できる
このように収集されたデータは、識別変数コードのデー
タ構造に基き、たとえば時系列を判定してデータ処理が
実行できる。すなわち、識別変数コードは、データ処理
において、データの内容や属性を識別し時系列を表わす
因子となって作用する。
マスター記憶手段を用いて、識別変数コードの体系すな
わちデータ処理の体系をデータ処理プログラムと切り離
して試験ごとに定義できる。また、データ収集項目(測
定対象など)やデータ収集条件(測定頻度など)を試験
ごとにまたは試験の途中で変化させても、直接データ処
理プログラムに影響させないことができる。すなわち、
データ処理プログラム自体を試験ごとに変化させなくて
もよい。
試験報告書の作成において、既に試験計画書で入力済み
のデータや測定の過程で収集されたデータはそのまま試
験報告書データとして取扱えるため、計画測定と報告の
一貫性が保証される。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して優良試験所基準(GLP)
に従った試験における本発明の実施例を以下の順序で説
明する。
(a)データ処理システムの概略 (b)ハードウェア構成 (c)優良試験所基準 (d)生物濃縮性試験における業務の概要(e)項目種
別コード及び識別変数コード体系(f)表示変換項目の
マスター化 (g)入出力の概略 (h)試験計画作成 (i)識別変数コードの展開 (j)識別変数コード登録更新処理のフロー(k)作業
日程指示とデータ取込 <a>識別シール (m)データ処理のフロー (n)データ収集のフロー (o)報告書作成 (a)データ処理システムの概略 本発明の実施例に係るデータ処理システムは、生分解性
、生物濃縮性、物理化学性などの各種試験において一連
のデータ収集を自動的に処理する。
本システムは、第1図に概念的に示すように、指示業務
のための試験計画・報告書作成サブシステムlとオペレ
ータがデータ収集を行なう試験サブシステム、I;とえ
ば、分析データ処理サブシステム2とからなる。本シス
テムにおいて、複数の試験が並行して実施でき、各試験
の時系列データが処理できる。
試験の依頼があると、試験計画作成者は、試験計画・報
告書作成サブシステムlにおいて、表示変換項目マスタ
ーファイル(A)を用いて画面対話形式で試験計画を作
成し、試験計画ファイル(B)に登録し、試験計画書を
印刷し、運営管理者の承認を受ける(ステップPI(以
下「ステップ」を略する)。ここで、各試験計画を識別
するための試験番号(試験種を表わすコードを含む)が
与えられる。
一方、分析データ処理サブシステム2では、試験責任者
が、承認された試験計画に基き、その試験計画(試験番
号)における個々の収集データを識別するための識別変
数コードを表示変換項目マスターファイル(A)及び試
験計画ファイル(B)を用いて画面対話形式で識別変数
コード体系から展開すると、展開された識別変数コード
はテーブルに登録されると共にその試験の試験項目(デ
ータ収集項目)と経過日数(識別変数コードに含まれる
)で抽出して生データファイル(D)に登録される(p
H)。
試験計画・報告書作成サブシステムlでは、分析データ
処理サブシステム2で生成された識別変数コード(生デ
ータファイルD)に基づき作業日程(週毎、月毎)が作
成され、作業日程ファイル(E)に登録される(P2)
。また、その作業日程データが分析データ処理サブシス
テム2に送られる。
試験が開始されると、分析データ処理サブシステム2で
は、以上で生成された識別変数コードと作業日程表より
、業務指示者により分析測定データ収集のため作業指示
用プロトコルが作成されて作業指示ファイル(X)に登
録される(P l 2)。
オペレータにより作業指示用プロトコルによって、デー
タ取込みが指示されると、分析データ収集処理が実行さ
れる(P l 3)。そして、計測制御装置により得ら
れた分析データが分析測定データ受信ファイル(Z)を
経て収集される。まI;秤量の指示があると、天秤等の
秤量値データが自動収集される(p l 4)。こうし
て、膨大で多種類のデータが長期間にわたって時系列的
に収集され、それぞれ、識別変数コードに対応して生デ
ータファイル(D)に記憶される。収集されたデータは
、識別変数コードが有するデータ収集に付随する情報(
時系列データなど)に基づいて計算・抽出・編集(デー
タチエツクを含む)の処理が行われ(P15)、分析デ
ータフチイル(F)に記憶される(P l 6)。
こうして得られた分析データに基いて、試験計画・報告
書作成サブシステム1では、分析・試験データを検証し
くP3)、定型または任意の形式の報告書データを作成
しくP4)、試験の報告書を印刷する(P5)。
なお、以上では本システムを概念的に2つのサブシステ
ムに分けて説明したが、以下では、特に記す場合を除い
て両サブシステムを区別せずに説明する。
(b)ハードウェア構成 第2図は、本実施例のデータ処理システムのハードウェ
ア構成を示す。試験計画・報告書作成サブシステムlは
、第1ワークステーシヨンitとプリンタ12からなる
。試験計画作成者は、第1ワークステーシヨン11で、
後に詳述するように、表示変換項目マスターファイル(
A)および所定の処理プログラムを用いて試験計画作成
、試験計画変更、作業日程作成、試験報告書作成などに
必要な条件を画面対話型で設定する。
分析データ処理サブシステム2は、例えば4台の分析装
置(クロマト装置など)21〜24にそれぞれ接続され
た計測制御装置(インテグレータなど)25〜28から
の分析データと天秤29かも秤量データを収集するサブ
システムである。第2ワークステーシヨン30は、第1
ワークステーシヨン11から送られる試験計画データに
応じ、識別変数コードを業務指示者の指示により登録す
る。この識別変数コードは、生データファイル(D)に
登録されるとともに、識別変数コード−覧表として印字
される。
この登録された識別変数コードに基いて、第1ワークス
テーシヨン11では、作業関連処理(作業日程、作業指
示、進捗状況表示など)が行われる。第2ワークステー
シヨン30は、これに対応して測定指示ファイル(作業
指示ファイル(X))を作成し、分析データ取込指示を
分析データ収集制御端末(パソコン31)に送り、また
、試料管理由の識別シールを印刷する。さらに、天秤収
集制御端末(パソコン32)用のダウンロード用の秤量
指示ファイル33を作成する。
分析データ収集制御端末31は、各計測制御装置25〜
28から自動的にデータを収集し、第2ワークステーシ
ヨン30に送る。第2ワークステーシヨン30は、その
データを生データファイル(D)に記憶する。また、天
秤収集制御端末32は、秤量指示ファイル33に収集デ
ータを書き込む。データが書き込まれたファイルは、第
2ワークステーシヨン30で読み出され、収集データは
生データファイル(D)に登録される。第2ワークステ
ーシヨン30は、さらに生データファイル(D)の収集
データを解析し、その結果を分析データファイル(F)
に書き込む。
第1ワークステーシヨン11は、分析データやその他の
所定のデータから報告書を作成し、プリンタI2により
印刷する。
以上に説明したデータ処理システムは、測定対象に応じ
て複数のシステムが並列して設置でき、それぞれマスタ
ーステーション13に接続される。
マスターステーション13は、各ワークステーション1
1.30のデータを所定の時期ごとにカートリッジ磁気
テープに保存する。
なお、データ処理システムの規模が小さいときは、2つ
のサブシステムに分けずに1つのコンピュータで処理を
行なえばよい。また、操作を容易にするため、各ワーク
ステーションの機能を複数のワークステーションに分担
させてもよい。
後に説明するように((f)節参照)、本システムにお
いては、画面表示項目やプリント出力項目は全て処理プ
ログラムから独立させて表示変換項目マスターファイル
(A)にくくり出していて、プログラムの外部論理条件
として作用させる。従って、各ワークステーションは、
処理の実行においては、その処理に対応するプログラム
と表示変換項目マスター7アイル(A)とを用いる。各
試験者は、後に説明するように画面対話型で条件を設定
して各種処理を実行させる。
(c)優良試験所基準 化審決に基づく公定試験についての優良試験所基準(環
保業第39条、薬発第229号59基局第85号、昭和
59年3月31日)は、新規化学物質の公定試験におい
て、ハードウェアとソフトウェアの両面から試験実施上
の遵守規定を定め、実験データ等の信頼性をより一層高
めることを目的とする。このため、試験の精度にかかわ
る種々の項目(たとえば、組織、施設、機器、試験操作
、試験物質、試験計画書、試験報告書、試資料保管)に
ついて、一般的な遵守規定が定められている。
本データ処理システムの実施例においては、試験は、優
良試験所基準に従い実施する。従って、データ処理Iこ
関して次のような手順が必要である。
■試験開始前に所定の内容を含む試験計画書を作成する
。試験計画書は、試験施設の運営管理者による承認が必
要である。試験計画の変更についても運営管理者の承認
を受け、内容と理由が文書で記録されねばならない。
■試験は、試験責任者の指導、監督及び管理の下に、試
験計画及び標準操作手順に従って担当職員により実施さ
れる。
■各試験ごとに固有の識別符号が定められ、当該試験に
係わる記録・標本に該当識別符号が表示されねばならな
い。(本実施例では、試験ごとに試験番号を定める。) ■データをコンピュータに直接入力する場合、入力責任
者が正確さを確認しなければならない。
■試験計画書、生データ、試験報告書を含む所定の記録
、試資料は保管されねばならない。
(d)生物濃縮性試験における業務の概要生物濃縮性(
濃縮度)試験は、化審決による公定試験であり、本デー
タ処理システムの対象の1つである。以下の実施例の説
明は、主に生物濃縮性試験について行う。
第3図は、生物濃縮性試験における業務の概要を示す。
試験は定められた管理基準(化審法試験要領(昭和48
年法律第117号、総理府、厚生省、通商産業省令第1
号(1974年7月13日)や、0ECDガイドライン
(OECD  Guide linesfor Tes
ting of Chemicals (OECD、 
 1981 )など)で実施される。
通常、試験は優良試験新基準(GLP、前項(C))に
従い実施され、試験計画書の承認をもって開始される(
P 101)。業務指示者は、さらに試験計画書に対応
して試験条件(測定項目、対象、頻度など)を設定し識
別変数コードを展開・登録する(P l 02)。
試験計画書で定めた期間、項目、頻度で展開した識別変
数コードに対応して、水中及び魚体中の化学物質濃度の
分析、測定を実施する(P l 03)。
しかる後、統計処理を行い、試験報告書を作成する(P
 104)。
なお、試験期間中の何れの時点においても試験計画書及
び識別変数コードの変更が可能であり、必要に応じて修
正、変更が出来る。
(e)識別変数コード体系 第4図は、識別変数コード体系の一例を示す。
また、第5図は、識別変数コードの内容(データ構造)
の−例を示す。識別変数コードは、試験種コード(試験
番号X(100)の上位3桁)と試験項目を識別する項
目種別コード(A−ID(1)とB−ID(2))とに
対応した内容の個々の収集データ(生データ)を識別す
るものであり、収集データについての情報をも含む。試
験番号のデータ形式は’XXX9999X’ であり、
項目種別コードA、Bのデータ形式はいずれもX9’で
ある。(なお、 X″は英数字を、 9′は数字を表わ
す。) 第4図の例では、試験種は生物濃縮性試験(’BAC″
)である。項目種別コードにおけるA(上2桁)とB(
下2桁)の組合せは、生物濃縮性試験における試験項目
を表わす。生物濃縮性試験においては、一定濃度等の被
験物質を含む水の水槽(濃度区)に供試点を飼い、魚体
中への被験物質の濃縮を分析する。濃度は、ここではク
ロマト分析装置により分析する。
項目種別コードA−Alであるときは、報告書の対象で
ある供試点についての秤量を意味し、この項目における
項目種別コードB−At、A2゜・・・、A9であると
きは、秤量の対象である各供試点の魚体重、魚細切片、
分析試料A1分析試料B。
分析試料C9・・・1分析試料Gを表わす。いずれの試
験項目も、供試点識別のため変数FOの形式の識別変数
コードを用いる。なお、添字101は、各試験項目とも
同じ識別変数コードを用いることを示す。第5図に示す
ように、この場合の識別変数コードの形式は、 ’X9
99X’で表わされる。
識別変数コードFOの内容は次のように定義される。最
初の1字″X′は、濃度区を表わし、次の3字“999
°は採取口の経過日数を表わし、最後の1字°x′は、
各採取個体にそれぞれ対応させた英字(A−Z’)であ
る。なお、添加、ブランク(各2匹)の個体識別は、そ
れぞれX900A。
X900BおよびX800A、X800B、X856A
、X856Bとする。
項目種別コードA−Blであるときは、報告書の対象で
ある被験物質の定量を意味し、この項目における項目種
別コードB−A1.A2.・・・、A9、B1.B2.
・・・、B9.C1,Diであるときは分析の対象であ
る検量線l、検量線2.・・・検量線9.再現性l、再
現性2.・・・、再現性9゜魚分析、水分析を表わす。
検量線l、検量線2゜再現性1.再現性2の場合の標準
ピーク識別の識別変数コードの形式はSOである。SO
の添字■02、IO3,104,105は、各試験項目
が異なる識別変数コードを用いることを示す。この場合
、識別変数コードの形式は’9999999X′で表わ
される。最初の4字は標準濃度を各試験ごとに定めた換
算式で表わしたものである(たとえば、o、sppm→
OO50)。次の3字は通し番号を表わし、102と1
03の場合は、l検量線当りの標準ピーク数に対応し、
104,105の場合は、l検量線当りの再現性チエツ
クのピーク数に対応する。最後の1字は、ピークを識別
するものであり、たとえば異性体(シス、トランスなど
)で2ピークになる場合、X、Yで識別する。
項目種別コードA−B l i B−CIであるときは
、識別変数コードは魚分析データのピーク識別を表わし
、識別変数コードの形式Flは′x999X/9/99
99999X’−t’あり、/テ仕切られる三つのコー
ドの組合せである。ここに、最初の項’X999X’は
供試魚個体識別用のFO(I O1)と同じであり、最
後の項’9999999X′は、対応する標準ピーク識
別用の5O(107)である。中央の9′は検量線No
、を表わす。
また、項目種別コードA−Bl; B−DI  (水分
析)であるときは、識ff1l変数コードは水分析ピー
ク識別を表わし、その形式Wlは’9999x/9/9
999999 X’ であり、/で仕切られる三つのコ
ードの組合せである。最初の項゛9999X″は水分析
試料識別のコード(WO(IO8))であり、FOと同
様に、最初の9′は濃度区を表わし、次の999′は経
過日数を表わし、最後のX″は水分析試料識別を表わす
。第2の項゛9′は検量線No、を表わす。第3の’9
999999 X’は標準ピーク識別用の5O(110
)である。
以下、同様に項目種別コードと識別変数コードが定義さ
れるが、説明は省略する。
最後に、項目種別コードAがN1.N2であるときは、
それぞれ、報告書対象外の場合の秤量と被験物質定量を
表わし、項目種別コードBで表わされる各種対象の秤量
、定量に用いる。これらの場合の識別変数コードも同様
に任意に定義できる。
識別変数コードの展開については(+)節で説明する。
C0表示変換項目のマスター化 本システムにおける各種試験においては、試験計画書、
試験計画処理書、ブルー7リスト(たとえば定義済識別
変数コードー覧表)などの多種多様な文書の印字出力が
行われ、また、各試験ごとの試験内容の設定などが画面
対話型で行われる。
本データ処理システムにおいては、試験項目とその内容
に関する表示条件の変更によるシステムプログラムの修
正・変更をなるべく少なくすることを目的に、各ワーク
ステーションやプリンタにおける画面表示項目やプリン
ト出力項目は全てプログラムから独立させて表示変換項
目マスターファイル(A)にくくり出す。
表示変換項目マスターファイル(A)は、管理項目(共
通管理項目と試験別管理項目)とプログラム制御関連項
目からなり、両項目をそれぞれマスターデータファイル
の形式で管理する。そして、プログラム制御関連項目を
プログラムの外部論理条件として用いることにより、ソ
フトウェアの品質向上と保守性の向上に役立てる。第6
図は、これらの表示変換項目の分類コード体系を示す。
オペレータは、各ワークステーションにおいて処理を行
なう際には、その処理に対応するシステムプログラムと
表示変換項目マスターファイル(A)を用いて、画面対
話をで入力条件を設定して地理を実行できる。
管理項目には、本システムに共通するデータ項目である
共通管理項目(研究音名、試験種名、試薬名、図表項目
名、試験場名など)と、試験種単位(生分解性、生物濃
縮性など)にその処理業務(マスターデータ、識別変数
コードマスター、試験計画処理、データ処理(識別変数
更新)、データ処理(データ取込処理)、作業日程指示
、計算処理、分析試験データ管理(検証)、報告書作成
処理など)ごとに処理項目名を分類して管理する試験別
管理項目のデータがある。各管理項目には、所定の分類
コード体系の下にコードが与えられ、このコードは対応
する日本語表示のためのデコードデータとともに登録さ
れる。
一方、上記の各処理業務(マスターデータなど)のプロ
グラムにおける画面出力において画面表示項目の定義と
画面処理データの入出力条件および印字出力における印
字内容の定義とその印字条件(印字位置など)は、プロ
グラムには規定されず、各処理業務プログラムごとにプ
ログラム制御関連項目マスターファイルに登録される。
また、共通管理項目マスターファイルや試験別管理項目
マスターファイルに含まれるデータの処理プログラム上
での対応もプログラム制御関連項目マスターファイルに
定義される。従って、プログラム制御関連項目マスター
ファイルは、表示位置や対応レコード(共通、試験別)
等のプログラムの制御に関連する項目をそのデータ中に
有することになり、各処理業務のプログラムに対する独
立した外部論理条件として作用する。これらのプログラ
ム制御関連項目のデータは、処理業務種別、対応するプ
ログラム名、処理機能(新規登録、変更登録、修正。
参照、印字出力、削除など)、表示位置(画面。
印字の場合)などを含む分類コード体系の下にコードが
与えられる。
表示変換項目マスターファイル(A)へのデータの登録
更新も試験者が画面対話型でデータを入力して行える。
第7図は、表示変換項目マスター登録更新処理において
、研究室コードに「3」(研究室C)が、処理項目選択
「2」 (試験別管理項へ 目)が入力されている状態の画面を示す。試験者は、試
験種別、業務分類などを指定して、登録すべきコードデ
ータとそのデコードデータを入力し、登録を指示すると
、その入力データが表示変換項目マスターファイル(A
)のレコードとなる。
試験別管理項目の一つである識別変数コードマスターに
おいては、第4図と第5図に示したような各試験種の下
での項目種別コードや識別変数コードの表示データ等が
登録されている。
第8図は、識別変数コードマスターの登録更新処理の条
件入力画面の図である。前述の試験計画登録と同様に画
面対話型でコード体系に従って順次データを定義し入力
を行う。選択画面は、表示変換項目マスターファイル(
A)より表示される。
研究室コードによって7行目以下の表示、処理を変更す
る。図には、機能を入力し、研究室コードを「3」とし
た場合を示す。試験種別を入力すると、その試験種別の
下での項目種別コードおよび表示名称、識別変数コード
および表示名称が順次入力できる。最後に処理メニュー
No、で登録、取消、終了を選択する。登録を選択した
ときは、識別変数コードマスターファイルに登録すると
ともに、最下行に表示する飛先指定メニューに従って、
次の画面に進む。
一方、プログラム制御関連項目の識別変数コードマスタ
ーには、各試験における識別変数コード処理のプログラ
ムにおける表示位置等のデータが含まれ、各試験におけ
る識別変数コード登録処理においては、この識別変数コ
ードマスターを基に画面表示を行い試験毎に要求される
任意の構造に展開できる((i)節、(0節参照)。
以下余白 (g)入出力の概略 第9図(a)、 (b)は、試験計画登録からデータ収
集までの入出力の概略のフローを示す。
システムの各種処理プログラムと別に管理される管理項
目とプログラム制御関連項目の登録更新処理(ステップ
5201(以下、「ステップ」を省略する)、5202
.(r)節参照)が行なわれると、その内容に応じて表
示変換項目マスターファイル(A)に対して登録更新が
行なわれるとともに、表示変換項目データー覧表が印刷
される。
試験計画の登録更新処理(S 203)においては、表
示変換項目マスターファイル(A) を用いて画面を見
ながら試験計画登録更新データを入力すると、((h)
節参照)、そのデータ入力に対応して試験計画が試験計
画データファイル(B)に登録更新される。
試験計画書作成処理(S 204)においては、試験計
画データファイル(B)と表示変換項目マスターファイ
ル(A)とを読み出し、画面より入力された試験計画書
作成条件に対応して、試験計画書を印刷する。
試験計画を変更する場合は、試験計画データファイル(
B)と表示変換項目マスターファイル(A)を読み出し
、画面より入力された試験計画変更条件データに対応し
て、試験計画変更作業用ファイル(W)を作業用に用い
、試験計画データファイル(B)に対して変更登録を行
うとともに、試験計画変更について試験計画作成書を印
刷し、試験計画変更ファイル(C)に変更内容を登録し
、変更データチエツクリストを印刷する。
識別変数コード発生登録更新処理(S211)において
は、試験計画データファイル(B)と表示変換項目マス
ターファイル(A)を読み出して、画面から識別変数コ
ード登録更新条件データを入力すると、その条件データ
に対応して識別変数コードが展開される((i)節、(
j)節参照)。そして、所定のキー項目で抽出して生デ
ータファイル(D)に登録するとともに、識別変数コー
ド−覧表を印刷する。
次に、試験が試験計画に基づき実施される。
作業指示関連処理(S 212)においては、試験計画
データファイル(B)、生データファイル(D)、及び
表示変換項目マスターファイル(A)を読み出して、画
面からの作業指示処理条件の入力に対応して、作業日程
・作業指示・進捗状況等を作成し、作業指示ファイル(
X)に登録し、作業日程表、作業指示表、進捗状況表を
印刷する。
分析データ取込指示処理(S 213)においては、作
業指示ファイル(X)と表示変換項目マスターファイル
(A)を読み出して、画面からの分析データ取込指示条
件の入力に対応して、試験管理用の識別シールを印刷し
く(Q)節参照)、測定機器制御端末転送用データファ
イル(Y) をロードする。このデータファイル(Y)
は、測定機器制御端末に転送される。
測定機器と測定機器制御端末からなる分析データ処理サ
ブシステム2において、オペレータは、指示された測定
試料を作成し、識別シールを貼付して識別するとともに
、その試料を分析装置たとえばクロマト装置に供する。
分析データ収集制御端末31は測定を指示し、測定デー
タを取り込み、転送する(5214)。また、天秤収集
制御端末32は、試料の秤量データをファイルに書き込
む。
これらの測定データは分析測定データ受信ファイル(Z
)に登録される。分析測定データDBロードfi理(S
215)においては、分析測定データ受信ファイル(Z
)のデータを読み出し、データベースプログラムでデー
タ処理を行い、該当する識別変数コードに対応して生デ
ータファイルCD)に登録する。
(h)試験計画作成 試験の開始に当って、まず、優良試験新基準(GLP)
に準拠して試験計画が作成される(S203)。試験計
画作成者は、ワークステーション11において、画面を
見ながら計画を作成する。
作成された試験計画は、試験計画データファイル(B)
に格納される。試験計画は、試験の途中の任意の時点で
更新できる。
試験計画登録更新の処理(第9図5203)が開始され
ると、表示変換項目マスターファイル(A)を用いて、
第10図(a)−(c)に示すように試験計画登録更新
データ入力のための画面に処理メニューが順次表示され
る。はじめに、第10図(a)に示す第1画面の第1行
〜第6行が表示される。画面の第1行には、表題が反転
して表示され、さらに、日付が表示される。第3行で、
機能を選択する。ここに、「l」〜「9」の数値は、そ
れぞれ、新規登録、変更登録、修正、参照、印字出力、
削除、呼び出しKEY変更、終了の機能に対応する。r
lJまたは「2」を入力すると、新規登録処理または更
新登録処理が行われる。次に研究室コードと試験計画書
で設定された試験番号を入力する。たとえば、試験室コ
ードとして「3」を入力すると、試験を担当する研究室
Cが指定される。
また、試験番号の上三桁がrBACJであると、濃縮度
試験を意味する。こうして、試験対象が特定されると、
これに対応する画面が下方に表示される。
新規登録の場合、以下では、濃縮度試験の計画が作成さ
れる。変更登録(第9図5205)の場合、以下では、
濃縮度試験の計画が変更される。
画面では、被験物質名称、その略称、試験施設名称、試
験施設所在地、試験施設名称、試験依託要所在地が入力
される。入力は、カーソルを移動し、キーボードでキー
を押下して進められる。ここで、試験施設名称などは表
示変換項目マスターファイル(A)より省略時データを
予め画面に表示する。変更登録の場合は、試験計画デー
タファイル(B)のデータが表示される。最後に、処理
メニュ一番号を入力する。ここで、「l」を入力すると
、次頁(すなわち第1O図(b)の第2画面)を表示す
る。誤入力の場合は、「2」を入力すると取消が行える
。また、更新登録の場合、必要な更新が終れば、「3」
を入力すれば、変更データが試験計画変更ファイル(C
)に登録され、試験計画データファイル(B)に更新デ
ータが登録される。
第2画面においても同様に、試験開始予定日、試験実施
予定期間、試験責任者等が入力される。
ここに、これらの項目は予め表示変換マスターファイル
(A)にコードで記憶されているので、コードを入力す
る。これに対応して、デコードされた内容等が表示され
る。最後に、同様に処理メニュ一番号で「l」を選択す
ると、第1O図(c)の第3画面が表示される。
第3画面においても同様に、運営管理者、試験目的、試
験方法、緒言を入力する。ここに、試験目的などは、試
験番号の先頭3文字によって表示変換項目マスターファ
イル(A)より表示する。
最後に処理メニュ一番号を「l」とすると、第4画面が
表示される。
第4画面以降については説明を省略する。最後の画面で
、処理メニュ一番号を「3」とすると、試験計画データ
ファイル(B)に入力データが登録される。
次に、試験計画書作成処理(S204)において、試験
計画書作成条件を入力すると、試験計画データファイル
(B)と表示変換項目マスターファイル(A)を読み出
して試験計画書が印字出力される。
第11図(a)〜(d)に−例を示す。
本データ処理システムでは、複数の試験が並行して進め
られ、各試験ごとに識別変更コードの登録・修正・削除
が可能である。試験計画が登録され、優良試験所基準に
基づき運営管理者がその計画を承認すると、その計画に
基づき後に説明する識別変数コードの登録更新処理(5
211)が可能になる。
(i)識別変数コードの展開 はじめに、識別変数コードの展開の概略について説明す
る。
識別変数コードは各試験ごとに展開登録処理(S211
)が行われるJ・で、試験計画が作成され、試験番号が
設定された後に展開が可能になる。識別変数コードの展
開は、業務指示者が行う。
(e)節に説明したように、試験種単位に識別変数コー
ド体系が予め設定され、識別変数コードの内容(データ
構造)が定義されている(第4図、第5図)。本システ
ムでは、試験ごとに試験項目や条件の変化があった場合
も、識別変数コードの展開を変えるだけで対処でき、処
理プログラム自体を変更する必要はない。展開登録処理
(S203)においては、表示変換項目マスターファイ
ル(A)に従って各データ処理項目について識別変数コ
ードテーブル上の1〜3次元の表が設定される。
次に、試験計画データファイル(B)と、表示変換項目
マスターファイル(A)を基に表示された展開条件入力
画面より入力された展開条件に従って項目種別に識別変
数コードを識別変数コードテーブルに展開する。この展
開条件の入力において、試験計画登録において試験計画
データファイル(B)に記憶された条件(たとえば、濃
縮度試験における曝露日数、曝露区数、供試魚尾数)は
展開条件入力画面に表示されるが、業務指示者はその内
容を確認するのみで、データ入力は原則として行わない
。優良試験所基準に従い実施される試験は、試験計画書
に基づき実施し報告されねばならない。
上に述べたように、試験実施で特に重要となる測定頻度
について試験計画登録で入力したデータを基に識別変数
コードを展開発生するので、試験における計画と実施の
一貫性が保証できる。最後に項目種別単位に展開データ
を抽出編集し、生データフアイル(D)に書き出す。
次に、生データファイル(D)を基に定義済の識別変数
コードを編集し、識別変数コード−覧表(プルーフリス
ト)を印字出力する。そして、識別変数コードの内容を
チエツクし、必要ならば識別変数コードの修正変更処理
を行う。
以下でさらに詳細に説明する。
識別変数コードは、後に説明するように識別変数コード
テーブルに展開された後、抽出編集されて生データファ
イル(D)に記憶される。第12図は、識別変数コード
と収集データを格納する生データファイル(D)のフォ
ーマット(本実施例では256桁)を示す。最初の18
桁からなるキー項目には、生データの属性についてのデ
ータが登録される。すなわち、キー項目は、試験種別に
与えられた試験番号(8桁)、試験種別ごとに定義した
識別変数コードの項目種別コード(6桁)、データの時
系列を表わす経過日数(3桁)および以上で定義される
生データレコード(D)のシーケンス番号(1桁)から
なる。従って、1つの項目種別(たとえば魚体重秤量)
についである経過日数のデータが1つの生データレコー
ドに記憶できない場合、シーケンス番号を順に付して複
数の生データレコードに登録する。
次に、試験開始日(年月日)、データ更新日(システム
デート)およびデータを承認したオペレータのコードが
順次記憶される。データ更新口は、データを記憶した日
であり、必ずしも経過日数とは一致しない。たとえば、
測定を行った日またはデータを登録した日が試料を採取
した日より遅いことがある。
次に、識別変数コード(16桁)を7個定義できる識別
変数コード定義領域が設けられる。次に、各識別変数コ
ードに対応する7個のデータ(13桁)を記憶するデー
タ領域が設けられる。最後に、データの単位を記憶する
単位領域(6桁)が設けられる。
以下に、識別変数コード発生展開登録処理(第18図〜
第25図参照)における識別変数コードのテーブルへの
展開の具体例を説明する。いずれも、濃縮度試験におい
て定義される識別変数コードである。
識別変数コードの1〜3次元の識別変数コードテーブル
への定義は次のように行われる。たとえば、第5図の識
別変数コード体系について説明したように濃縮度試験に
おいて項目種別が秤量の供試魚識別(FO(TOI))
の場合、データ形式は’X999X’と定義されている
。識別変数コードテーブルは、1字目の表わす濃度区(
x)、2〜4字目の表わす経過日数(y)、5字目の表
わす個体識別(z)の3変数がたとえば、第13図に示
すように4(濃度区)×4(経過日数)×2(個体)の
3次元の構造をとるように定義する。なお、3変数x、
y、zは、それぞれ、最大で4.8.12だけ変化しう
ると設定する。従って、添字I01は最大値を4X8X
12−384とする。第14図は、C0BOLによる定
義例を示す。濃度区(x)すなわちTABFO−Cが最
上位にあり、経過日数(y)すなわちTABFO−3が
中位にあり、個体識別(z)すなわちTABFO−Fが
下位にある。
項目種別が被験物質定量5O(IO2)〜5O(105
) 、 So (IO7) 、 SO(110)の場合
は、データ形式は“9999999X”と定義されてい
る。最初の4字が表わす標準濃度(x)と最後の1文字
が表わすピーク識別(z)は、それぞれ、最大で1O1
2だけ変化しうると設定する。なお、5字目から8字目
までが表わす通し番号(y)は、各検量線などについて
付与されるので、添字102等の大きさには無関係であ
る。従って、添字102等は最大値を1OX2−20と
する。
識別変数コードテーブルは、3変数LLZが2次元の構
造を取るように定義される。第15図は、C0BOLに
よる定義例を示す。
このように定義されている識別変数コードのテーブルへ
の展開について次に説明する。はじめに説明する報告書
対象秤量項目においては、識別変数コードFO(tol
)のデータ形式は’X999X″である。このコードは
3部分からなる。すなわち、1桁目、2〜4桁目、5桁
目が、それぞれ、濃度区、経過日数、個体識別コードを
表わす(第5図参照)。
展開に必要な展開条件データは、後に説明する試験別発
生展開登録処理において画面(第16図、第17図)か
ら入力されたデータ(具体的な値を()内に示す)から
得られる。画面における「曝露日数J (’56’)よ
り試験期間が得られる。「曝露区数J(’3’区)より
、識別変数コードの「濃度区」が直ちに0.1.2と設
定できる。「供試魚定数」(′20″20″)より1濃
度区当りの魚定数が得られる。(なお、以上の「曝露日
数」、「曝露区数」及び「供試魚定数」は、試験計画フ
ァイル(B)において登録されたデータがそのまま用い
られる。)「供試魚採取日J (’14″、28″、“
42″、’56’)は、識別変数コードの「経過日数」
そのものである。
(従って、最後は、曝露日数に等しい。)「採取回数J
(’4’4’試験)は、上記の供試魚採取日の設定数で
あり、経過日数の項目数である。「採取点数」(゛4″
4″槽/回)は、識別変数コードの個体識別の定数を表
わし、1尾目、2尾目、3尾目。
・・・は、それぞれ、A、B、C,・・・で表わす。こ
こに、供試魚採取日の最終回については、残存魚を追加
して展開する。すなわち、残存定数=供試魚定数−採取
回数X採取点数を採取点数に追加する。「脂肪−分析用
ホモジネート区別」は、l(同一)又は2(別々)で与
えられる。項目種別コードID(2)は、同一の時はA
4.A5で展開せず、別々の時は八〇で展開しない。す
なわち、A4とA5は、A6とは排他的に展開する。
展開においては、項目種別単位にAlAlからAIA9
までそれぞれ3次元のテーブルに識別変数コードをセッ
トする。なお、各項目種別の展開の最後に、添加回収に
ついてX900A、X900Bの2コードで展開し、ブ
ランクについて、X800A、X800B、X8nnA
、X8nnBの4コードで展開する。ここに、nnは「
曝露日数」の下2桁をセットする。
第18図はテーブルTABFOへの展開の結果を三列に
わかりやすく示す。識別変数コードの展開においては、
まず、第14図のプログラムにより得られた3次元のテ
ーブルTABFOをクリアする。次に、TABFOに項
目種別コード(最初はAIAI)をセットする。次に、
濃度区、経過日数、個体識別をそれぞれ表にセットし、
三次元展開を図る。
次に、展開結果を経過日数ごとに抽出・編集し、生デー
タファイル(D)に書き込む。第18図の例では、たと
えば各列の1〜4行、5〜8行、9〜12行、13〜2
0行が抽出される。
さらに、次の項目種別コードをセットし、以上の展開を
繰り返す。報告書対象秤量の全項目種別コード(A I
 A l〜AIA8)について展開が終了すると、次の
識別変数コードの処理に移る。
次に、項目種別が報告書対象被験物質定量(ID(1)
−Bl)の場合の識ff1)変数コードSOの展開につ
いて説明する。データ形式は’9999999X′であ
り、1〜4桁目、5〜7桁目、8桁目がそれぞれ濃度、
通し番号、ピーク識別コードを表わす(第5図参照)。
最初に、検量線1,2(項目種別コード−BIAl、B
IA2)の場合について説明する。
展開に必要な展開条件データは画面(第17図参照)か
ら入力された登録データ(具体的な値を()内に示す)
から得られる。画面における「検量線数」(“2″)よ
り検量線の数が定まる。検量線数が2である場合は、画
面の14行目と19行目にそれぞれ「検量線No、 l
 J、「検量線No、2Jと表示される。検量線No、
1についての入力データが検量線l(項目種別コードB
IAI)の展開条件データとして用いられる。画面の「
濃度J (’1’、’5’。
’10″、 ’15’、 ’20″)からSOの5個の
「標準濃度」が得られ、また、 「ピーク数J(’1’
)よりSOの「ピーク識別」がXと与えられる。そして
、各識別変数コードにSOの「通し番号」がシーケンス
No、とじてlから順に与えられる。従って、第19図
に示すようにテーブルTABSOに識別変数コードが展
開される。
同様に、画面の検量線N002についての入力データが
検量線2(項目種別コードBIA2)についての展開条
件データとして用いられる。画面の「濃度J (’2’
 、’I O’、’20″、’30’、’40’)と「
ピーク数J  (’1’)より、テーブルTABSOに
第20図に示すように識別変数コードが展開される。
次に、生データファイル(D)に、項目種別コード単位
で展開した識別変数コードを順次セットする。なお、キ
ー項目の「経過日数」は空白としておく(時系列データ
ではないので不必要である。)。
次に、項目種別コードが再現性1(BIBI)、再現性
2(BIB2)の場合について説明する。再現性1.再
現性2は、それぞれ、検量線No−1+検量線N002
の再現性チエツクのため、指定されたl濃度に対して連
数だけ得られる分析データを識別する。
再現性lの展開条件データは、画面の検量線No、lに
ついての再現性の濃度データ(’10’)、連数データ
(’3’)と「ピーク数J(’1’)より得られ、識別
変数コードSOの通し番号は、連数に対応して付与され
る。第21図は、テーブルTABSOに展開された識別
変数コードを示す。
同様に、再現性2について、画面の検量線No。
2についての濃度データ(’25’)、連数データ(’
3’)と「ピーク数J(’1’)より、第22図のよう
に識別変数コードがテーブルTABSOに展開される。
次に、生データファイル(D)に項目種別コード単位で
識別変数コードを順次セットする。なお、キー項目の「
経過日数」は空白のままとする。
次に、項目種別が魚分析ピーク識別(項目種別コード−
BICI)の場合について説明する。この場合、識別変
数コードFl(106)のデータ形式は°’X999X
/9/9999999X’である。
このコードは、供試魚個体識別用のコードFO(101
)、検量線No、および標準ピーク識別用のコード5O
(IO7)からなる(第5図参照)。従って、最初の5
桁には、供試魚個体識別で展開した識別変数コードFO
をそのまま用いることができる。
展開条件データのうち、指定された「検量線NO1」と
「標準濃度J(Soの最初の4桁)が画面から得られる
。また、「ピーク数」(SOの8桁目)は、標準ピーク
識別(S O(102)または5O(IO3))の生デ
ータファイル(D)の全識別変数コードを読取り、8桁
目に「Y」が見出されたときは2ビークとし、「Y」が
見出されなかったときは1ピークとする。
次に、生データファイル(D)より、キー項目の項目種
別の上2桁が報告書対象秤量(AI)であるときの識別
変数コードを濃度区、経過日数、個体識別の優先順位で
読み出し、Flの三次元のテーブルに展開する。ここに
、生データファイル(D)のレコードの識別変数コード
FOが読み出されると、識別変数コードFlの先頭5桁
に読み出したコードFOをセットし、次に、「検量線N
o、Jを7桁目にセットし、次に、定量に用いる「標準
液濃度」(小数点以下に有効数字が見出されたとき、右
端の有効数字から小数点を除いて上4桁)を9〜12桁
目にセットし、次に、「通し番号」(生データファイル
(D)から読出したコードの順番を表わす001〜99
9のシーケンス番号)をセットし、最後に、「ピーク識
別J(lピークのとき「X」のみ、2ビークのとき「X
」と「YJ)をセットする。このようにして、生データ
ファイル(D)の読出しにおいてキー項目の項目種別が
変化するまで(最後の展開データまで)識別変数コード
F1をワークエリアにセットする。第23図に、展開結
果を示す。
次に、生データファイル(D)への抽出編集を行う。こ
こに、「経過日数」(すなわち供試魚採取日)ごとに生
データレコードに抽出編集する。キー項目には、試験番
号、項目種別(BICI)、経過日数、シーケンスNo
、をセットする。「試験開始日」に曝露期間の初日をセ
ットし、「単位」を項目種別(レコード)単位にセット
する。そして、生データファイル(D)に書き出す。こ
の抽出編集と書出しを繰り返し、テーブルFlの全識別
変数コードを処理する。
次に、項目種別が水分析ピーク識別(項目種別コード−
BIDI)の場合について説明する。この場合、識別変
数コードWl (IO9)のデータ形式は9999X/
9/9999999x’ −cある。このコードは、水
分析試料識別用のコードWO(IO8)、検量線No、
及び標準ピーク識別用のコード5o(110)からなる
(第5図参照)。
ここで、水分析試料識別用のコードWO(+09)のデ
ータ形式は9999X’であり、3部分からなる。すな
わち、1桁目、2〜4桁目、5桁目が、それぞれ、濃度
区、経過日数、試料識別を表わす(第5図参照)。従っ
て、前に説明した供試魚識別の識別コードFO(101
)と同様に展開できる。第24図(a)に、図示しない
画面より展開条件データ(濃度区数、試料採取口、採取
点数)を得てテーブルに展開した例を示す。検量線No
、の指定は、図示しない画面より得られる。
さらに、標準ピーク識別用のコード5o(I l O)
は、前に説明したコード5o(IO2)と同じデータ形
式であり、図示しない画面より展開条件データ(濃度な
ど)を得てテーブルに展開する。第24図(b)に展開
例を示す。こうして得られたwo(r08)と5O(I
IO)のテーブルと指定された検量線No、より、$2
4図(c)に示すように、識別変数コードWl(109
)が展開される。
識別変数コードは、試験計画が変更されたときは、その
変更に対応して変更される。また、識別変数コードは、
試験途中を含むいずれの時点においても、修正、変更、
追加および削除が可能である。たとえば、試験途中で停
電などがあり通常の状況と異なる場合に、測定日を遅ら
せたり、測定日を追加して影響の大きさを確認したりで
きるし、また、試験の状況により、試験期間を短縮して
もよいと判断される場合に削除を行える。
(D識別変数コード登録更新処理のフロー(h)節にお
いて説明した識別変数コードの展開は、以下に説明する
識別変数コード登録更新処理のフロー(第25図)によ
って行われる。この識別変数コード登録処理プログラム
においては、まず、第26図に示すようにメニューが表
示され、試験者は、処理メニューNo、を入力しくステ
ップ5221)、次の処理を選択する。次に、プログラ
ムは、処理メニューNo、に対応して分岐する(S22
2)。
処理メニューNo、が9′であるときは、このプログラ
ムを終了しくs 235)、初期メニュー画面に戻る。
処理メニューNo、が“1′であるときは、試験発生展
開登録処理(S231.第27図(a)。
(b)参照)を行う。この処理は、試験計画書が作成さ
れた時点で可能になる。すなわち、試験計画データファ
イル(B)と表示変換項目マスターファイル(A)を基
に画面表示を行い、対話式に条件を入力して識別変数コ
ードを全体展開または部分展開で登録し、生データファ
イル(D)に出力する。
処理メニューNo、が2′であるときは、識別変数コー
ド修正変更処理(S232)を行う。この処理は、識別
変数コードの発生展開登録がすでに行われているときに
可能であり、識別変数コードを部分的に修正、削除、追
加を行う。すなわち、表示変換項目マスターファイル(
A)、試験計画データファイル(B)、生データファイ
ル(D)を基に画面表示を行い、対話的に修正、削除、
追加を行い、生データファイル(D)に出力する。処理
メニューNo、が5′であるときは、識別変数コード印
字出力処理(S 233)を行う。この処理は、識別変
数コードの発生展開登録がすでに行われているときに可
能である。この処理においては、表示変換項目マスター
ファイル(A)と生データファイル(D)を基に画面表
示で条件を入力すると、試験番号単位に登録ずみの識別
変数コードと名称が並列に印字出力された識別変数コー
ド−覧表(ブルー7リスト)が出力される。処理メニュ
ーNo、が81であるときは、識別変数コード削除処理
(S234)を行う。この処理は、識別変数コードの発
生展開登録がすでに行われたときに可能である。この処
理においては、表示変換項目マスターファイル(A)と
生データファイル(D)を基に画面に識別変数コードを
表示し、条件を入力すると試験単位で削除を行い、その
結果を画面に表示し、生データファイル<D)で削除(
DELETE)を行う。処理メニューNo、がその他の
場合は、5221に戻り、再度、処理メニューNo、を
入力する。
第27図(a)、(b)は、識別変数コードの試験別発
生展開登録処理(S231)の70−を示す。
識別変数コードは、試験種単位に1〜3次元のコード体
系が設定され変数の内容が定義されている。
業務指示者は、画面より入力された識別変数コード登録
更新条件データに従って、変数ごとに1〜3次元の表に
定義する。まず、画面に第16図の1〜3行目が表示さ
れる。これに対応して、研究室コードと試験番号(たと
えば3′と’BACXXXX’ )を入力する(S30
1)。次に、試験計画データファイル(B)中に該当す
る試験番号があるか否かが判定される(s 302)。
該当する試験番号がない場合は、5301に戻り、再入
力を行う。
該当する試験番号があった場合は、研究室コードに従っ
て分岐する(S 303)。
研究室コードが3′であるときは、次に、試験計画デー
タファイル(B)から、試験計画で定義した情報を取り
出す(S311)。そして、画面に第16図の第5行を
表示し、使用者は試験種別を入力する(S 312)。
なお、試験種別の名称は、表示変換項目マスターファイ
ル(A)から読み出して第5行に表示する。次に、試験
種別に従って分岐する。定義されていない試験種別が入
力されたときは、5312に戻って再入力を行う。試験
種別がA’、 ’B’であるときは、それぞれ、生物濃
縮性試験の処理と生分解性試験の処理を行う。
試験種別が生物濃縮性試験の場合は、まず、第16図の
第7行〜第24行(曝露日数から再現性まで)を画面に
表示する(S321)。ここで、第7行目の曝露日数、
曝露区数、供試定数については、試験計画登録において
試験計画データファイルに記憶したデータが読み出され
て表示されている。業務指示者は、その内容を確認する
のみで、データ入力は原則として行わない。これにより
、試験計画で設定したデータをそのまま用いるので計画
と実施の一貫性が保証できる。そして、試験者が画面表
示に従って第8行以下に入力した条件を受付ける(第1
7図)。最後に、画面の最下行に表示した処理メニュー
から試験者が選択して入力した番号を受付ける。
次に、処理メニューNo、に従って分岐する(S322
)。処理メニューNo、が、l′ r3*、“9′以外
のときは、5301に戻り、入力条件を取り消して新た
に入力しなおす。処理メニューNo、が3′のときは、
条件入力を取り消し、このプログラムを終了して(S3
23)、親プログラムに戻る。
処理メニューNo、がl′または9′であるときは、5
321で入力された条件を作業用ファイル(E)にセッ
トする(S324)。
次に、魚分析(BICI)と水分析(BIDI)の条件
入力のため画面の第7行〜第24行を第17図と同様に
表示し、実験者が画面表示に従って入力した条件を受は
付ける(S 325)。最後に、画面の最下行に表示し
た処理メニューから使用者が選択して入力した番号を受
は付ける。
次に、処理メニューNo、に従って分岐する(8326
)。処理メニューNo、が゛l’、’3″、′9′以外
のときは、5325に戻って再入力を行う。処理メニュ
ーNo、が3′のときは、入力条件を取り消して(S3
23)、親プログラムへ戻る。
処理メニューNo、が1′または9′のときは、入力条
件を作業用ファイル(E)にセットする(S331)。
次に、作業用ファイル(E)にセットされた条件に従っ
て、識別変数コードへの展開処理を行う。ここで秤量、
検量線(1,2)、再現性(1,2)、魚分析、水分析
の項目の順に展開する。まず、処理対象の項目種別(最
初は秤量)についてデータの入力が十分であるか否かを
チエツクする(S 332)。データの入力が不十分で
あるときは、その項目については識別変数コードへの展
開を行わない。次に、展開条件が十分である項目に対し
て識別変数コードを展開する(S333)。
展開処理の詳細は、(i)節で説明している。そして、
生データファイル(D)への登録編集を行い(S334
)、生データファイル(D)に書き出す(S 335)
次に、指定された全項目について展開が終了したか否か
を判定する(S 336)。否であれば、5333に戻
り、次の項目の展開処理を行う。
終了していれば、次に処理メニューNo、がl′。
か9゛かにより分岐する(S 337)。l′(登録)
であるときは、5301に戻り、展開登録処理を続ける
。9゛(登録終了)であるときは、プログラムを終了し
く3338)、親プログラムへリターンする。
なお、分析の具体的手順において測定日が異なった場合
などにおいては、識別変数コードの修正変更登録(S 
232)が行える。このとき、画面で研究室、試験番号
、処理対象の項目種別コードを指定すると、生データフ
ァイル(D)が検索され、該当する識別変数コードが画
面に表示される。そこで、対象を指定して修正データを
入力すると、そのデータが生データファイル(D)に登
録できる。
(k)作業日程指示とデータ取込 試験計画の登録と識別変数コードの展開が終わると、デ
ータの収集が可能になる。
業務指示者は、一定期間毎に作業日程表(試験予定表)
を作成し、オペレータに個々の作業を指示する。第28
図は、作業日程表の一例を示す。
作業日程表は、後に説明するように、指定された試験番
号について生データファイル(D)を検索し、データが
収集されていないものについて一定期間毎に作成される
(第311!I(d)参照)。たとえば、第15図に示
した生データファイル(D)の場合、キー項目のサンプ
リング日と各識別変数コードの2〜4桁目の経過日数(
’Ol 4’)より供試魚採取の日付がわかる。同様に
各識別変数コードの1桁目より第0濃度区で4尾採取す
べきことがわかる。このように、識別変数コードに持た
せている試験条件に関する情報や経過日数などの時系列
情報などの属性を利用して、作業日程表を適時に作成で
きる。
オペレータは、作業日程表に基づいて、第2ワークステ
ーシヨン30においてデータ取込の対象を試験番号、項
目種別および識別変数コードで選択する(第32図参照
)。この選択に基づいてオンラインで行う分析測定用の
作業指示ファイルが作成され、分析データ収集制御端末
31にダウンロードされ、また、天秤測定用の秤量指示
ファイルが作成される。また、試験管理用の識別シール
((Q)節参照)が印刷される。
オペレータは、作成した試料(試験水など)に識別シー
ルを貼付する。
分析に際しては、分析装置21〜24に試料を設定し、
分析データ収集制御端末31においてオンライン状態で
その試料に対応する識別変数コードを表示して、データ
取込指示を行う(第31図(b)参照)。
これに対応して計測制御装置25〜28から分析データ
が取り込まれ、識別変数コードと共に記憶される。収集
データは随時第2ワークステーシヨン30に転送される
(第32図参照)。
一方、天秤測定の場合は、天秤収集制御端末32におい
て、秤量指示ファイルをダウンロードし、識別変数フー
ドを指定して天秤29から秤量データを取込み、そのデ
ータを秤量指示ファイルに書き込む(第33図参照)。
この秤量指示ファイルのデータは、第2ワークステーシ
ヨン30に転送される。
このように収集されたデータは、分析測定受信7フイル
(Z)に登録されている。このデータを整理し、生デー
タファイル(D)をキー項目で検索して該当する識別変
数コードに対応して登録する(第31図(C)参照)。
なお、収集データについては、データ管理が行われ(第
31図(C)参照)、データの確認承認が行われると、
生データファイル(D)に登録される。
また、測定値のばらつきが変動許容範囲を越えた場合な
ど異常値が収集された場合には、必要ならば生データフ
ァイル(D)からそのデータを削除し再測定を行う(第
31図(c)参照)。異常値発生の原因としては、分析
装置の不調や前処理時などにおける人為的ミス等が挙げ
られる。異常発生の原因を除いて再測定を行うことによ
り正常なデータを収集できる。
(I2)  識別シール 優良試験新基準では、試験ごとに定められる固有の識別
符号を当該試験に係る棟木等に表示しなければならない
。本システムでは試験において、データ取込指示を行っ
た試験処理項目と識別変数コードを基に、測定(分析)
の対象に貼付するための識別シールが印刷される(第3
1図(b)S416)。これにより、試料識別を効率的
にかつ精確に行い、人為的ミスを減少する。
第29図は、生物濃縮性試験の場合の識別シールの貼付
対象の一例を示す。試験に用いる供試魚各個体、定量分
析用標準液、供試魚前処理時の各試料、試験水分析時の
各試料について、容器に識別シールを貼付することによ
り、試験処理の管理を確実に行う。
第30図(a)〜(d)は、各種貼付対象(供試魚各個
体、定量分析用標準液、供試魚前処理時の各試料、試験
水分析時の各試料)についての識別シールの出力様式の
図である。たとえば供試魚各個体識別の場合(第30図
(a))、2枚1組のシールが印刷される。1枚目には
、試験計画書からの被験物質略称(英文字カナ漢lO文
字分)が1行目に印刷され、試験番号が2行目に印刷さ
れる。また、2枚目には、識別変数コードFOの1桁目
より「濃度区」が1行目に印刷され、2〜4桁目の経過
日数を換算して「週目」が2行目に印刷され、5桁目よ
り個体識別子(A−Z)が3行目に印刷される。
(m)  データ処理の70− 第31図(a)、(b)、(c)、(d)は、データ収
集のフローを示す。説明の簡略のため、データ収集用の
ワークステーション30で作業日程指示も行うものとし
た。 第2ワークステーシヨン30が起動されると、第
1メニュー画面(図示せず)が表示すしる(5401)
。「1」(オンライン)を選択すると、第2メニュー画
面(図示せず)が表示される(S 402)。識別変数
コードを展開する場合、メニューNo、で「l」を選択
すると、すでに説明した識別変数コード登録更新処理(
S 403、詳細は(j)節参照)に進む。
試験において分析データを収集する場合、「2」を選択
するとデータ取込指示処理に進む(第31図(b))。
「3」を選択すると、データ管理処理に進む(第31図
(C))。「4」を選択すると計算処理に進む(第31
図(d))。「5」を選択すると、作業日程指示処理に
進む(第31図(d))。「6」を選択すると、データ
登録編集処理に進む(第31図(b))。
データ取込指示処理(第31図(b))においては、ま
ずメニュー画面を表示し、オペレータがデータ取込対象
を指示する(S411)。メニューNo、がrlJと「
2」の場合、それぞれ、天秤と分析測定を対象とする。
分析測定の場合、計測制御装置No。
を指定する(S 412)。次に、オペレータは測定対
象の試験番号、試験種別コード、識別変数コードを任意
のレベルで層別検索して選択する(S413)。
次に、印刷する場合には(S414でYES)、文字変
換処理をして(S 415)、データ取込指示を行った
測定対象の識別変数コードのブルー7リフトと識別シー
ルを印刷する(S 416)。
次に、分析データ収集制御端末31にデータ取込指示を
転送する(S417)。そして、5402のメニュー画
面に戻る。
データ登録編集処理においては、収集データが分析デー
タ収集制御端末31から該当する識別変数コードととも
に送信されると、その収集データを分析測定受信ファイ
ルに受けとり(S421)、次に、生データファイル(
D)に収集データを識別変数コードに対応して登録する
編集処理を行う(S422)。また、収集データのブル
ー7リストの印字出力も行う(S 423)。
データ管理処理(第31図(C))においては、まず、
メニュー画面で機能を選択する(S431)。
メニューNo、が「l」(確認、承認)の場合は、画面
にて処理対象(試験番号)を指定すると(S 432)
、指定された試験番号単位で項目名と分析データを画面
に表示する(S 433)。次に、業務指示者が確認承
認を行うと(S434)、これに対応して生データファ
イル(第12図)にデータ承認オペレータコードを登録
しくS 435)。また、同時にプルーフリストを作成
する5436)。
メニューNo、で「2」(削除)を選択したときは画面
で処理対象を層別検索で指定すると(S441)、画面
にその処理対象の識別変数コードまたは分析データが表
示される。画面で削除音名、削除日、削除理由を入力し
て識別変数コードまたは収集データを削除すると(S 
442)、削除データが別ファイルに保存されるととも
に印字出力される(S443)。
メニューNo、で「3」(印刷)を選択し、画面で処理
対象の試験番号等を指定すると(S441)、その指定
の単位で分析データー欄表を作成する(S444)。
計算も理(第31図(d))においては、メニュー画面
でまず処理内容を指示する(S451)。メニュ一番号
が「l」(計算・作表)であるときは、試験番号を指定
すると(S452)、計算処理の一覧表が画面に表示さ
れる(S453)。そこで、処理の種類を選択すると(
S454)、収集データをもとに既存の計算作表プログ
ラムを用いて計算・作表の処理が行われる(S455)
。そして、処理結果が印刷される(S 456)。メニ
ューNo、が「2」(作図)であるときは、同様に、試
験番号を指定すると(S461)、作図処理の一覧表が
画面に表示される(s 462)。そこで、処理の種類
を選択すると(S 463)、収集データをもとに作図
処理が行われる(S464)。そして、処理結果が印刷
される(S 465)。
作業日程処理(第31図(d))においては、試験番号
又はオペレータを指定すると(5471)、その試験番
号又はオペレータの識別変数コードについて、データの
取込みがまだであるものを検索する(S 472)。そ
して、検索結果を日程別に表示しく5473)、同時に
ブルー7リストを印刷する(S474)。
(n)データ収集のフロー 第32図は、分析データ収集制御端末用パソコン31の
データ収集の70−チャートを示す。端末が起動される
と、メニュー画面が表示される(S501)。画面で「
1」(オンライン)を選択するとオンライン画面のメニ
ューが表示され、第2ワークステーシヨン30から転送
ファイルがダウンロードされる(S 502)。
メニューNo、とじて「1」(天秤)を選択すると、天
秤収集制御端末32で取込まれた秤量データを読み出し
くS 503)、5509に進む。メニューNo、が「
2」(分析装置)のときは、文字変換処理を行い(S5
04)、分析装置の各チャンネルごとに識別変数コード
を画面に表示しく5505)、データ取込を指示する。
これにより分析測定が行われ、分析データが計測制御装
置25〜28から取り込まれる(S 506)。再分析
(S 507)を行うときは、画面上で当該識別変数コ
ードを選択し、必要に応じて希釈倍率の入力後、再分析
の指示を行い(S 508)、5506に戻る。再分析
を行わないときは、5509に進み、識別変数コードと
収集データをファイルに登録し、ワークステーション3
0に転送する。ワークステーション30では、収集デー
タを生データファイル(D)に記憶する。
第33図は、天秤収集制御端末32のフローチャートを
示す。端末が起動されると、オンライン画面が表示され
る(S551)。次に、第2ワークステーシヨン30か
らの秤量値データ取込指示のファイルをダウンロードし
、文字変換処理をして(S552)、識別変数コードを
画面に表示する(S553)。次に、オペレータがその
識別変数コードに対応する試料の秤量を行うと、その秤
量データが取り込まれる(S554)。再測定(S 5
55)の場合、オペレータは画面上で当該識別変数コー
ドを選択しくS 556)、5554に戻り、再び秤量
を行う。再測定を行わないときは、測定データに登録し
く5557)、また、測定データを印刷する(3558
)。
(o)報告書作成 報告書様式を統一し、データの抽出編集、表・グラフ等
の加工処理(第31図(d))を自動化することにより
、報告書作成の迅速化、省力化と精度の向上を図ること
ができる。このため、第1ワークステーシヨン11にお
いて、試験報告書作成条件を画面対話型で入力すること
により、試験報告書作成を自動化する。
試験報告書の内容は、たとえば「要約」、「緒言」、[
試験材料及び試験方法」、「試験結果」、「考察」、「
結論」、「その他」から構成される装これらの内容のう
ち、緒言や試験材料及び試験方法には、試験計画書作成
時に入力され試験計画ファイル(B)に記憶されている
データが含まれる。
また、「試験結果」には、生データファイル(D)に記
憶されている収集データが測定種別や濃度区、経過日数
などで抽出、編集されて表示(通常は作表)されること
になる。この場合、識別変数コードは、収集データの内
容や属性を識別し時系列を表す因子となって作用するの
で、これらの表示は識別変数コードの作用により自動的
に処理できる。
さらに、「試験結果」、「考察」、「結論」には、収集
データの計算処理や作図処理(第31図(d)参照)の
データが含まれる。識別変数コードの有する試験手段、
条件あるいは時系列情報などは、試料に付随する変数と
して取扱えるので、これらの処理においても、自動化や
効率化が図れる。たとえば、計算処理の一例として絶対
検量線法で試料中の化合物濃度を算出する場合には、対
応する標準ピークの濃度と各々のピークカウント値(収
集データ)から比較計算することとなるが、標準ピーク
の濃度は識別変数コードから自動的に引き出されるj;
め、データの手入力は一切不要となる。その他、試験条
件に関する情報や経過日などの時系列情報なども平均処
理の自動化や効率化に寄与する。また、作図処理の一例
である検量線のX、Y軸のスケーリングや計算加工され
たデータの時系列的なプロッティング処理においても識
別変数コードの有する各種情報が利用され、自動処理が
行われる。
また、試験報告書全体として、表示変換項目マスターフ
ァイル(A)を参照して表示が行える。
このように、コンピュータ処理によりすでに得られたデ
ータをそのまま試験報告書作成に用いることができるの
で、膨大なデータのコピー、切り貼り、転記のミスや計
算ミスなどの人為的ミスが防止でき、試験の計画、測定
および報告の一貫性が保証される。
(発明の効果) 試験・分析(予め規定された管理基準に適合しI;試験
、効力評価及び品質管理等を含む)の計画設定とデータ
収集を実行できる。
識別変数コード体系を用いて、計画ごとにデータ処理の
体系を定義できる。
識別変数コードのデータ構造により、データの識別のみ
ならず、試験手段、条件、時系列情報などの収集データ
に附随する情報が利用できるので、長期間に収集される
多種多様な収集データについて計算処理や試験報告書の
自動作成が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、データ処理システムにおけるデータ処理の流
れを概略的に示す図である。 第2図は、ハードウェア構成図である。 第3図は、生物濃縮性試験における業務流れ図である。 第4図は、識別変数コード体系の一例の図表である。 第5図は、識別変数コードの内容を表わす図表である。 第6図は、表示変換項目マスターファイルの分類コード
表の図である。 第7図は、表示変換項目マスター登録更新処理の入力画
面の図である。 第8図は、識別変数コードマスター登録更新処理の入力
画面の図である。 第9図(a)、(b)は、入出力の概略を示す図である
。 第1θ図(a) 、 (b) 、 ((りは、試験計画
作成条件入力用の一連の画面の図である。 第11図(a)、(b)、(C)、(d)は、試験計画
書の一例の図である。 第12図は、生データファイルのフォーマットの図であ
る。 第13図は、秤量項目の識別変数コードの3次元構造を
示す図である。 第14図は、識別変数コードのC0BOLによる定義例
を示す図である。 第15図は、被験物質定量の識別変数コードのC0BO
Lによる定義例の図である。 第16図と第17図は、それぞれ、識別変数コ−ド試験
ヌリ発生展開登録の条件データ入力画面の図である。 第18図は、供試魚個体識別の識別変数コードの展開結
果の図である。 第19図と第20図は、それぞれ、検量線lと検量線2
の識別変数コードの展開結果の図である。 第21図と第22図は、それぞれ、再現性lと再現性2
の識別変数コードの展開結果の図である。 第23図は、点分析の識別変数コードの展開結果の図で
ある。 第24図(a) 、 (b) 、 (c)は、水分析の
識別変数コードの展開結果の図である。 第25図は、識別変数コード登録更新処理のフローチャ
ートである。 第26図は、識別変数コード登録更新処理のメニュー画
面の図である。 第27図(a)、(b)は、試験発生展開登録処理のフ
ローチャートである。 第28図は、作業日程表の一例の図である。 第29図は、識別シールの貼付対象の一覧の図である。 第30図(a) 、 (b) 、 (c) 、 (d)
は、それぞれ、識別シールの出力様式の図である。 第31図(a) 、 (b) 、 (c) 、 (d)
は、データ処理(7)70−チャートである。 第32図は、クロマト制御の収集データ受信処理のフロ
ーチャートである。 第33図は、天秤収集制御の70−チャートである。 11.30・・・ワークステーション、31.32・・
・機器制御端末、 21〜24.29・・・分析機器、 A・・・表示変換項目マスターファイル、B・・・試験
計画ファイル、 D・・・生データファイル。 特許出願人 住友化学工業株式会社 代 理 人 弁理士 青 山 葆はか1名第2図 第3図 第11図(轟) 駁」虹」Li1w 試験番号:BAC**** i!+11図Cb) 1、試験目的 ******************
**************i**********
******vs*****★**********コ
試験施設 名称:住友化学工業株式会社 安全性研究所所在地: 
**********is********)It本*
****4、試験系(供試魚) 試験委託富 名称、**********************
******:所在地: *************
***************:試験開始予定日:昭
和**年**月**日試験責任富 : ***********************
***:: *******************
*******:*****************
***********:担当職員 : ***********************
***:(*****) : ****************本******
***:(lll*1111klk) ・ ***********************
***(2)試験条件 : ***********************
***:: *******************
*******:逼冨管理者 :  **********************
****:・ ******************
********:第11図(e) U察、量定、検査及び分析項目の頻度とj!箇方法第1
1図(d) ア、データの解析に用いる統計学的手法***ls**
*********************率**傘
******コ*********+s*******
****率***************+以上 9、信額性保証累務担当當の氏名 ************* ************* 10、係存すべき試資料 Is**ll****1g***’41*******
*************vs***s***本**
*******第15図 5o(IO2)〜(IO5) (107)、 (110) TABSOID     PIC TABSO−C0CCLJR9 025OVCI    PIC 5EQSOPIC KNO30 02PKNSOI 02   PKNSO2 PICX(1)  VALUE”X’ PICX(1)  VALUE”Y’ ×(6) 10TIMES <000口臼−0工 COΦ口coロロロロ −0の −0−り 0 ロロロロロロロロ <O)Q口国LQ工 (QC5ロ (J:1 ロ ロ Cロ の Ij+I  叩 Ll’>15  の h 0ロロ
ロロロロロロ ロロロロロロロロ くooロロロロ の0000口 くロロロロロロ のロロロロ0 口 mロロロロ ωロロロ cocoロロロ0 の口e+0 ロ ロ ロ ロ n へ 0 派 派 ヘズ −IJ 第24図(a) 項目種別ID(1) l 報告書対象被験物質定量 項目種別rD(2) t 水分析 識別変数コード 5O(IIO) 標準ピーク識別(水分析) 2000026X 2000027X 2000028X 2000029X 2000030X 2000031X 2000Q32X 2000033X 2000034X 第24図(b) 項目種別rD(1) 報告書対象被験物質定量 項目種別I D(2) l 水分析 識別変数コード 5o(110) 標準ピーク識別(水分析: 2000035X 2000025X tυυυυbソX 2000069Y 2000093X 第24図(e) 項目種別ID(1)Bl  報告書対象被験物質定量項
目種別I D(2)  D I  水分析識別変数コー
ド Wl(109)  水分析ピーク識別υυ bbk
3/′t/Zu υυU;j4X′tauuk3/z/
uzuu  t  t  ux第27図(a) 第30図 第31図(b) 第31図(c) 第31図(d) 第32図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試験計画を設定し、その計画に基づき測定機器か
    ら時系列データを収集し処理するデータ処理システムに
    おいて、 測定を行いデータを出力する一つ又は複数の測定機器と
    、 測定機器を制御して出力データを収集する機器制御装置
    と、 試験の計画の実行条件を設定する計画設定手段と、 収集すべきデータ項目を表わす項目種別コードと各デー
    タ収集項目における個々の収集データを識別する識別変
    数コードの体系があらかじめ定義されており、識別変数
    コードはディメンジョンを有し、データ識別情報および
    データ収集に付随する情報(時系列で収集されるデータ
    収集項目の場合は時系列データを含む)からなるデータ
    構造を備え、計画ごとに試験者が識別変数コード体系に
    基づいてその計画に必要な識別変数コードを登録できる
    データ処理体系設定手段と、 データ処理体系設定手段に登録された識別変数コードに
    基づいて機器制御装置に該当するデータ取込を指示する
    データ取込指示手段と、 機器制御装置により得られた収集データを、その収集デ
    ータに対応する試験番号、項目種別コードおよび識別変
    数コードとともに記憶するデータ記憶手段を備えたこと
    を特徴とするデータ処理システム。
  2. (2)上記のデータ処理体系設定手段が、試験の途中を
    含むいずれの時点においても識別変数コードの修正、変
    更、追加及び削除を行える設定変更手段を備えることを
    特徴とする請求項1に記載されたデータ処理システム。
  3. (3)上記の計画設定手段が、試験等の途中を含むいず
    れの時点においても計画の変更を行える計画変更手段を
    備えることを特徴とする請求項1に記載されたデータ処
    理システム。
  4. (4)上記のデータ処理体系設定手段が、上記の計画設
    定手段により設定された試験の計画の実行条件に矛盾し
    ないように識別変数コードを登録することを特徴とする
    請求項1に記載されたデータ処理システム。
  5. (5)上記の計画設定手段における実行条件の設定と上
    記のデータ処理体系設定手段における識別変数コード登
    録において、試験者が画面表示に対応して設定・登録の
    条件を入力する入力手段を備えたことを特徴とする請求
    項1のデータ処理システム。
  6. (6)上記の入力手段における画面表示内容および画面
    表示条件のデータを記憶するマスター記憶手段を備える
    ことを特徴とする請求項5に記載されたデータ処理シス
    テム。
  7. (7)上記のデータ記憶手段が、試験番号、項目種別コ
    ードおよび時系列データをキー項目として識別変数コー
    ドおよび収集データを記憶することを特徴とする請求項
    1に記載されたデータ処理システム。
  8. (8)上記のデータ取込指示手段が上記のデータ記憶手
    段に記憶された識別変数コードおよび収集データを基に
    作業日程表を印刷する作業日程作成手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載されたデータ処理シス
    テム。
  9. (9)上記のデータ記憶手段に記憶された識別変数コー
    ドを基に、データ収集対象を識別する識別シールを印刷
    する識別シール印刷手段をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載されたデータ処理システム。
  10. (10)上記のデータ記憶手段に記憶された収集データ
    について、上記のデータ処理体系設定手段において定義
    されている識別変数コードのデータ構造を基に計算・抽
    出・編集などのデータ処理を行うデータ処理手段をさら
    に備えたことを特徴とする請求項1に記載されたデータ
    処理システム。
JP63286265A 1988-11-10 1988-11-10 データ処理システム Pending JPH02130468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63286265A JPH02130468A (ja) 1988-11-10 1988-11-10 データ処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63286265A JPH02130468A (ja) 1988-11-10 1988-11-10 データ処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02130468A true JPH02130468A (ja) 1990-05-18

Family

ID=17702123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63286265A Pending JPH02130468A (ja) 1988-11-10 1988-11-10 データ処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02130468A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005283332A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Shimadzu Corp バリデーションシステム及びバリデーションプログラム
JP2006071287A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Shimadzu Corp 測定装置用制御・データ処理装置及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005283332A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Shimadzu Corp バリデーションシステム及びバリデーションプログラム
JP2006071287A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Shimadzu Corp 測定装置用制御・データ処理装置及びプログラム
JP4661136B2 (ja) * 2004-08-31 2011-03-30 株式会社島津製作所 測定装置用制御・データ処理装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Alder Growth modelling for mixed tropical forests
US5860810A (en) Automated instructional system for performing mechanical procedures
Banta ModelMate—a graphical user interface for model analysis
EP1538537A2 (en) Method of storing fast throughput experimentation information in a database
Tu et al. Automation with intelligence in drug research
Einspruch Next steps with SPSS
JPH02130468A (ja) データ処理システム
Contreras A workflow and protocol describing the field to digitization process for new project‐based fossil leaf collections
CN112100725A (zh) 基于bim模型和横道图的工程全要素过程信息展示方法
Bischof et al. Raw data collection software in the Swiss NFI
Kitzes et al. The basic reproducible workflow template
Lin Ecoinformatics: A Review of Approach and Applications in Ecological Research
Burmeister et al. Self-service data preprocessing and cohort analysis for medical researchers
McGirl et al. A Conceptual Design for a Desktop Application to Support Inventory Reconciliation Activities
Barnard et al. Compas: A Development‐Process Support System
Awofolaju et al. DESIGN AND IMPLEMENTATION OF AN AUTOMATED DEPARTMENTAL CLEARANCE SYSTEM
Vargas-Rojas et al. AgTC and AgETL: open-source tools to enhance data collection and management for plant science research
Horii Data management for toxicological studies.
Bevill et al. SAMPLAN—A new tool to support effective SG sampling plans
Hockenhull Information Control in Fermentation Development
Shepanek et al. SCIENTIFIC DOCUMENTATION FOR EMAP DATA: GUIDELINES FOR THE INFORMATION MANAGEMENT CATALOG
Magnusson Fisheries data management at GFCM Review and recommendations
Engle A computer-assisted tree-ring chronology composition system
Boyle Jr et al. Feasibility study for the computerized automation of the Laboratory Services Branch of EPA Region IV.[Chemical analysis of surface water samples]
Boyle Jr et al. Feasibility study for the computerized automation of the Laboratory Services Branch of EPA Region IV