JPH0213009B2 - - Google Patents

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JPH0213009B2
JPH0213009B2 JP23538685A JP23538685A JPH0213009B2 JP H0213009 B2 JPH0213009 B2 JP H0213009B2 JP 23538685 A JP23538685 A JP 23538685A JP 23538685 A JP23538685 A JP 23538685A JP H0213009 B2 JPH0213009 B2 JP H0213009B2
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annealing
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Shozaburo Nakajima
Hisanobu Nakayama
Yasukazu Mori
Yoshiaki Shimoyama
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、S,Seの1種以上をインヒビター
成分として活用し、酸可溶性Al量が極めて低い、
低鉄損一方向性電磁鋼板の製造方法に関するもの
である。 一方向性電磁鋼板は軟磁性材料として主として
トランスその他の電気機器の鉄心材料として使用
されるものである。このため磁気特性として励磁
特性、鉄損特性が良好であることが必要である。 近年エネルギーコストの高騰に伴い省エネ型・
高性能トランス用素材として低鉄損電磁鋼板への
要求が一段と強まつている。 〔従来の技術〕 超低鉄損素材として超急冷6.5%Si材やアモル
フアスの開発が進められているが、実用化までに
はなお解決すべき問題が残つており、産業ベース
のトランスの鉄心材料としては当分の間従来の一
方向性電磁鋼板に頼らざるを得ないのが実情であ
る。 一方向性電磁鋼板の製造方法についてはN.P.
Gossの二段冷延による方法が発明されて以来数
多くの改善がなされて来た。代表的なものとして
インヒビター成分としてAlNを利用した特公昭
40−15644号公報、Se或いはSとSbを利用した特
開昭49−61019号公報があげられる。又、素材の
微量酸可溶Al(以下微量SolAlと記す)を低減す
ることにより、磁気特性が改善されるという知見
が特開昭53−117619号公報及び特開昭58−23409
号公報に提示されている。 すなわち、前者はSとSeの少なくとも1種を
含み、Sb,As,Bi,Pb,Snの何れかを含む素材
につき40〜80%の圧下率で最終冷延し、800〜920
℃で二次再結晶を十分成長させる一方向性電磁鋼
板の製造方法において、微量SolAlを0.003%以下
にすることを提案している。又、後者はSを含む
素材の2回冷延法の一方向性電磁鋼板の製造方法
において、Pを0.015%以下、且つ微量SolAlを
0.0030%以下とすることを提案している。 又、特開昭57−120618号公報では、全Al:
0.024〜0.040%及びN:0.0050%〜0.0090%を含
有する。主としてAlNをインヒビターとして活
用する高磁束密度一方向性電磁鋼板について、前
記全Al及びN含有量により熱延板焼鈍温度、ま
た熱延板焼鈍後の水冷開始温度を変動させる技術
が開示されている。該技術はAlNを主なインヒ
ビターとして活用している点、Alの含有量が著
しく多い点、N含有量が高目(本発明にかかわる
AlNをインヒビターとして活用しない場合のN
含有量は通常50PPM未満である)である点、更
に、Al高目の場合に、Al低目の場合より熱延板
焼鈍温度を低目に選定する点、熱延板焼鈍後急冷
を前提にしている点等本発明とは異なる冶金現象
にかかわる技術である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、S,Seの1種又は2種及び微量
SolAlを含有する一方向性電磁鋼板の製造方法に
おいて二次再結晶の安定化をはかると共に、製品
の一層の低鉄損化を実現しようとするものであ
る。 本発明者等は、S,Seの1種又は2種を活用
する一方向性電磁鋼板の製造方法に関し、素材の
微量SolAl含有量に着目し、鉄損の改善方策につ
き、種々検討を重ねたきた。その結果、上記素材
中には1〜40PPM程度の微量SolAlが含有されて
おり、微量SolAlの含有量により、熱延板の焼鈍
温度を定めないと2次再結晶が不良となるか又は
二次再結晶が良好でも鉄損が不良となることが分
つた。微量SolAlは合金鉄、脱酸用al、スラグ、
耐火物等からの混入が考えられ、素材中に不可避
的に存在しているため、2次再結晶を安定させ且
つ優れた鉄損を得るためには微量SolAlの含有量
に応じた焼鈍法を確立する必要がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者等の検討の結果さらに次のことが明ら
かになつた。 (1) 熱延板焼鈍温度が低目で、二次再結晶が完全
な場合、素材中の微量SolAl含有量が、少ない
程製品の鉄損が低い。一方熱延板焼鈍温度が高
目の場合、上記微量SolAl含有量がある値より
少ないと二次再結晶が不良となり、製品の鉄損
が著しく劣化する。(第1図参照) (2) 素材中の微量SolAl含有量が多目で、二次再
結晶が完全な場合、熱延板焼鈍温度が高い程製
品の鉄損が低い。一方上記微量SolAl含有量が
少な目の場合、熱延板焼鈍温度がある値より高
いと、二次再結晶が不良となり製品の鉄損が著
しく劣化する。(第2図参照) 本発明者等は、上記(1)〜(2)項の知見に基づき、
更に種々の検討を重ねた結果素材の微量SolAl含
有量に応じて、熱延板焼鈍における最高板温を特
定することにより、二次再結晶が完全で、且つ磁
気特性の優れた一方向性電磁鋼板の安定製造方法
を発明した。 以下に本発明に至つた経緯を実験結果に基づい
て詳細に説明する。 C0.046%、Si3.3%、Mn0.055%、S0.027%を含
む珪素鋼材をリメルトし、微量SolAlを1〜
40PPMの範囲で含有する種々のインゴツトをつ
くり、スラブとし、1.8m/m厚の熱延板とした。
この熱延板を焼鈍する際において室温から2分で
種々の板温に昇温し、各々の温度に90秒保持し、
室温迄冷却した。次いで板厚0.64m/mに冷延し、
980℃で2分焼鈍した後、更に0.23m/mに冷延
し、850℃で2分湿潤水素中で脱炭焼鈍し、焼鈍
分離剤を塗布し、1200℃で20時間高温仕上焼鈍を
行つた。素材のSolAl含有量、熱延板焼鈍温度と
二次再結晶、製品の鉄損の関係を第3図及び第4
図に示す。 第3図の横軸は微量SolAlの含有量であり、縦
軸は熱延板焼鈍温度である。二次再結晶の程度
は、SolAl含有量と、熱延板焼鈍温度によつて決
まり、第3図の範囲ではSolAl含有量が多い程、
又熱延板焼鈍温度が低い程、二次再結晶は完全と
なる。すなわち、第3図の中の直線aより下方の
領域で二次再結晶が完全である。 第4図の横軸は微量SolAlの含有量であり、縦
軸は、熱延板焼鈍温度である。製品の鉄損のレベ
ルは、SolAl含有量と、熱延板焼鈍温度によつて
決まり、直線b,cで挟まれた領域で良好は鉄損
が得られる。 第3図の直線aより下方で、且つ第4図の直線
b,cで挟まれた領域において二次再結晶が完全
で、且つ極めて鉄損の優れた製品が得られること
が判明した。この領域は下記の式(1)で示される。 2.5A+950T12.5A+1000 −(1) A:微量SolAl含有量(1〜40)(PPM) T1:板温(℃) 次に上記と同じ熱延板を用い、熱延板焼鈍にお
いて、室温から2分で種々の板温に昇温し、各々
の温度に30秒保持し、次いで20秒で950℃迄冷却
し、950℃で2分保持し、次いで、室温迄冷却し
た。以下上記と同様の方法で製品とした。素材の
微量SolAl含有量、熱延板焼鈍の最高板温と二次
再結晶、製品の鉄損の関係を第5図、第6図に示
す。 第5図の横軸は微量SolAlの含有量であり、縦
軸は熱延板焼鈍の最高板温である。二次再結晶の
程度は微量SolAl含有量と、熱延板焼鈍の最高板
温によつて決まり、第5図の範囲では微量SolAl
含有量が多い程、又熱延板焼鈍の最高板温が低い
程、二次再結晶は完全となる。すなわち、第5図
の中の直線dより下方の領域で二次再結晶が完全
である。 第6図の横軸は微量SolAlの含有量であり、縦
軸は、熱延板焼鈍の最高板温である。製品の鉄損
のレベルは微量SolAl含有量と熱延板焼鈍の最高
板温によつて決まり、直線e,fで挟まれた領域
で、良好な鉄損が得られる。 第5図の直線dより下方で、第6図の直線e,
fで挟まれた領域において二次再結晶が完全で且
つ極めて鉄損の優れた製品が得られることが判明
した。この領域は下記の式(2)で示される。 2.5A+1030T22.5A+1080 −(2) A:微量SolAl含有量(1〜40)(PPM) T2:板温(℃) インヒビターとして、主としてMnS又はMnSe
を活用する一方向性電磁鋼板の場合に、微量
SolAlの含有量と熱延板焼鈍温度によつて、二次
再結晶、製品磁気特性が左右される原因について
は未だ解明されていない。 又、熱延板焼鈍パターン(1段サイクル又は2
段サイクル)によつて熱延板焼鈍の適正温度範囲
が異り製品の鉄損値が異なる理由についても今後
の検討を待たなければならない。 次に本発明における成分及び工程条件の限定理
由について述べる。 Cは0.020〜0.12%が好ましい。0.020%未満で
は二次再結晶不良となり、0.12%を越えると、脱
炭が難しくなる。 Siは2.5〜4.5%が好ましい。2.5%未満では良好
な鉄損が得られず4.5%を越えると、加工性が劣
化する。 Mnは0.04〜0.15%が好ましい。0.04%未満で
は、熱延で耳割れが多発し、0.15%を越えると、
二次再結晶が不良となる。 SとSeの1種又は2種の含有量は0.015〜0.050
%が好ましい。0.015%未満又は0.050%を越える
と二次再結晶が不良となる。 SolAlは不可避的に1〜40PPM含有される。微
量SolAlは、合金鉄、脱酸用Al、スラグ、耐火物
等からの混入が考えられる。 なお、この外に、インヒビター効果が公知であ
るCu,Sb,Sn,As,Bi,B等元素の少量添加は
本発明の効果を妨げるものではない。 最終冷延圧下率は40〜80%が好ましい。40%未
満では良好な鉄損が得られず80%を越えると、二
次再結晶が不良となる。熱延板焼鈍における昇温
時間については、通常の焼鈍炉では、3分で十分
昇温可能であり、3分を越ると経済的に不利とな
るので3分以内とする。 熱延板焼鈍の1段サイクルにおける保持時間は
30秒〜4分が好ましい。30秒未満では良好な磁気
特性が得られず4分を越えると経済的に不利であ
る。焼鈍温度は第3図、第4図から明らかなよう
にSolAl含有量によつて特定される式(1)の範囲が
好ましい。 熱延板焼鈍の2段サイクルにおける高温域の保
持時間は2分以下が好ましい。高温域で2分を越
えて保持すると、二次再結晶不良となる。高温域
の板温は第5図、第6図から明らかなように、
SolAl含有量によつて特定される式(2)の範囲が好
ましい。低温域の温度範囲は750〜980℃が好まし
い。750℃未満又は980℃を越えると2段サイクル
の鉄損向上効果が無くなる。低温域の保持時間は
10秒〜4分が好ましい。10秒未満では2段サイク
ルの鉄損向上効果が無くなり、4分を越えると経
済性が悪くなる。 〔作用〕 次に本発明の作用について説明する。 先ず、本発明の溶鋼成分を調整したのち、スラ
ブを形成し、該スラブを熱間圧延して熱延板を形
成する。該熱延板を焼鈍するに先立ち、溶鋼、ス
ラブ又は熱延板から分析用試料を採取して微量
SolAl含有量を分析する。そして、この微量
SolAl含有量の分析値とあらかじめ決めておいた
熱延板焼鈍方式(1段サイクル又は2段サイク
ル)によつて式(1)又は式(2)により熱延板焼鈍温度
を決定して熱延板焼鈍を行う。該焼鈍の終了後は
通常の中間焼鈍を挟む2回冷延、脱炭焼鈍、焼鈍
分離剤塗布、高温仕上焼鈍等を行う。このように
して、二次再結晶が完全で且つ極めて鉄損に優れ
た製品を得ることができた。 〔実施例〕 実施例 1 C:0.045%、Si:3.20%、Mn:0.055%、S:
0.027%を含む溶鋼をスラブとし、1.5m/m厚の
熱延板とした。該熱延板から分析用サンプルを採
取し、微量SolAl含有量を分析した。微量SolAl
の含有量は0.0035%であつた。微量SolAl含有量
0.0035%の場合の熱延板焼鈍温度を式(1)から求め
ると、1037.5〜1087.5℃であつた。上記熱延板か
ら、4ケの試料を切出し、室温から2分で1020℃
(比較例)、1050℃(本発明例)1070℃(本発明
例)及び1100℃(比較例)にそれぞれ昇温し、各
温度に90秒保持し、室温迄冷却した。 次いで0.51m/mに冷延し、980℃で2分焼鈍
し、次いで0.18m/mに冷延し、850℃で2分湿潤
水素中で脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布し、1200
℃で20時間高温仕上焼鈍を行つた。二次再結晶及
び製品の鉄損の関係を第1表に示す。第1表から
明らかなように、微量SolAl含有量の分析値によ
り式(1)を用いて求めた熱延板焼鈍温度で熱延板焼
鈍を行つた場合に、二次再結晶が完全で鉄損の優
れた製品が得られた。
【表】 実施例 2 C:0.045%、Si:3.25%、Mn:0.056%、Se:
0.028%、SolAl:0.0003%を含む1.8m/m厚の珪
素鋼熱延板(材料A)及び C:0.045%、Si3.25%、Mn:0.056%、Se:
0.028%、SolAl:0.0025%を含む1.8m/mの珪素
鋼熱延板(材料B)を室温から2分で第2表に示
す焼鈍温度に昇温し、各々の温度に30秒保持し、
次いで20秒で950℃迄冷却し、950℃で2分保持
し、次いで、室温迄冷却した。次いで0.64m/m
に冷延し、980℃で2分焼鈍し、次いで0.23m/m
に冷延し、850℃で2分湿潤水素中で脱炭焼鈍し、
焼鈍分離剤を塗布し、1200℃で20時間高温仕上焼
鈍を行つた。素材のSolAl含有量、熱延板焼鈍の
最高板温と二次再結晶、製品の鉄損の関係を第2
表に示す。第2表から明らかなようにSolAl含有
量に応じて本発明法による温度で熱延板焼鈍を行
つた場合に、二次再結晶が完全で且つ極めて鉄損
の優れた製品が得られた。
【表】 〔発明の効果〕 Mn及びSとSeの1種又は2種を含み不可避的
に微量SolAlを含む素材を用いる一方向性電磁鋼
板の製造方法において、微量SolAl含有量によつ
て熱延板焼鈍における最高板温を特定することに
より、二次再結晶が完全で極めて鉄損の優れた製
品を安定して製造することが可能になつたので、
その工業的効果は甚大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、素材中の微量SolAl含有量と二次再
結晶の安定性、製品の鉄損の関係を示す概念図で
ある。第2図は、熱延板焼鈍温度と、二次再結晶
の安定性、製品の鉄損の関係を示す概念図であ
る。第3図は、素材のSolAl含有量、1段サイク
ルの熱延板焼鈍温度と二次再結晶の関係を示す図
である。第4図は、素材のSolAl含有量、1段サ
イクルの熱延板焼鈍温度と製品の鉄損の関係を示
す図である。第5図は、素材のSolAl含有量、2
段サイクルの熱延板焼鈍の最高板温と二次再結晶
の関係を示す図である。第6図は、素材のSolAl
含有量、2段サイクルの熱延板焼鈍の最高板温と
製品の鉄損の関係を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量でC:0.020〜0.12%:Si:2.5〜4.5%、
    Mn:0.04〜0.15%、及びSとSeの1種又は2種
    0.015〜0.050%、酸可溶性Al:0.0001〜0.0040%
    を含有し、残部Fe及び不可避的不純物よりなる
    スラブを熱延し、熱延板焼鈍を行い、中間焼鈍を
    挟む2回以上の冷延を行い、この際最終冷延の圧
    下率を40〜80%とし、次いで脱炭焼鈍を行い、焼
    鈍分離剤を塗布し、高温仕上焼鈍を行う一方向性
    電磁鋼板の製造方法において、前記溶鋼、スラブ
    又は熱延板から分析試料を採取し、微量酸可溶性
    Al含有量を分析し、次いで、熱延板焼鈍するに
    際し、該熱延板を3分以内で、上記微量酸可溶性
    Al含有量の分析結果に基づいて下記式(1)より決
    まる板温T1迄加熱し、該温度で30秒〜4分保持
    し、しかる後に通常の方法で冷却することを特徴
    とする鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方
    法。 2.5A+950T12.5A+1000 −(1) 但し、A:微量酸可溶Al含有量(PPM) T1:板温(℃) 2 重量でC:0.020〜0.12%:Si:2.5〜4.5%、
    Mn:0.04〜0.15%、及びSとSeの1種又は2種
    0.015〜0.050%、酸可溶性Al:0.0001〜0.0040%
    を含有し、残部Fe及び不可避的不純物よりなる
    スラブを熱延し、熱延板焼鈍を行い、中間焼鈍を
    挟む2回以上の冷延を行い、この際最終冷延の圧
    下率を40〜80%とし、次いで脱炭焼鈍を行い、焼
    鈍分離剤を塗布し、高温仕上焼鈍を行う一方向性
    電磁鋼板の製造方法において、前記溶鋼、スラブ
    又は熱延板から分析試料を採取し、微量酸可溶性
    Al含有量を分析し、次いで、熱延板焼鈍するに
    際し、該熱延板を3分以内で、前記微量酸可溶性
    Al含有量の分析結果に基づいて下記式(2)より決
    まる板温T2迄加熱し、該温度で2分以下保持し、
    次いで該温度より750〜980℃の温度範囲迄大気放
    冷より速くない冷速で冷却し、該温度範囲で10秒
    〜4分保持し、しかる後に通常の方法で冷却する
    ことを特徴とする鉄損の優れた一方向性電磁鋼板
    の製造方法。 2.5A+1030T22.5A+1080 −(2) 但し、A:微量酸可溶Al含有量(PPM) T2:2段サイクルの前段の板温(℃)
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