JPH02130079A - オートフオーカスビデオカメラ - Google Patents

オートフオーカスビデオカメラ

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JPH02130079A
JPH02130079A JP63283228A JP28322888A JPH02130079A JP H02130079 A JPH02130079 A JP H02130079A JP 63283228 A JP63283228 A JP 63283228A JP 28322888 A JP28322888 A JP 28322888A JP H02130079 A JPH02130079 A JP H02130079A
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focus
motor
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circuit
lens
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Kenichi Kikuchi
健一 菊地
Toshinobu Haruki
春木 俊宣
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、撮像素子から得られる映像信号を基に、焦点
の自動調節を行うビデオカメラのオートフォーカス方式
に関する。
(ロ)従来の技術 ビデオカメラのオートフォーカス装置に於て、撮像素子
からの映像信号自体を焦点制御状態の評価に用いる方法
は、本質的にバララックスが存在せず、また被写界深度
が浅い場合や遠方の被写本に対しても、41度よく焦点
を合わせられるなど優れた点が多い。しかも、オートフ
ォーカス用の特別なセンサも不必要で、機構的にも極め
て簡単である。
本出願人は先に特願昭62−164382号として、前
述の如きオートフォーカス装置の一例を提案している。
以下にこの先願技術の骨子を第2図乃至第7図を用いて
説明する。第2図は全体の回路ブロック図であり、この
図において、レンズ(1)によって結像された画像は、
撮像素子を有する撮像回路(1)によって撮像映像信号
となり、この中の輝度信号がゲート回路(5C)及び同
期分離回路(5a)に入力される。
同期分離回路(5a)によって輝度信号から分離された
垂直同期信号及び水平同期信号は、サンプリングエリア
を設定するためにゲート制御回路(5b)に入力される
。ゲート制御回路(5b)では、垂直、水平同期信号及
び固定の発振器出力に基いて画面中央部分に長方形のサ
ンプリング二Jアを設定し、このサンプリングエリアの
範囲内のみの輝度信号の通過を許容するゲート開閉信号
をゲート回路(5C)に供給する。
こうしてゲート回路(5c)によって画面中央に設定さ
れたサンプリングエリア内の輝度信号のみが後段の第1
及び第2フィルタ回路(15)(16)に入力される。
両フィルタ回路(15)(16)はいずれも輝度信号の
高周波成分のみを抜き出すバイパスフィルタ(HPF)
であるが、第1フィルタ回路(15)は第2フィルタ回
路(16)に比してより高いカットオフ周波数を有して
いる。具体的には第1フィルタ回路(15)のカットオ
フ周波数は500 KH2、第2フィルタ回路(16)
のそれは100KIIZに設定されている。フィルタ回
路(15)及び(]6)の出力は7オ一カスモータ制御
回路(100)によって制御されるスイッチ回路(17
)に入力されて、交互に積算回路(18)に入力される
積算回路(18)は第3図に示す様に検波回路(18a
)、A/D変換回路(18b)、積算6(18c)を直
列接続したものであり、スイッチ回路(17)出力を検
波回路(18a)にて振幅検波し、この検波出力をA/
D変換して1フイールドに亘ってこのA/D変換値を積
算することにより現フィールドの焦点評価値が得られる
この結果第1フィルタ回路(15)、スイッチ回路(1
7)、積算回路(18)で第1の焦点評価値発生回路が
構成され、第2フィルタ回路(16)、スイッチ回路(
]7)、積算回路(18)で第2の焦点評価値発生回路
が構成される。
第1の焦点評価値発生回路は、カットオフ周波数が第2
の焦点評価値発生回路に比して高いので、その出力であ
る第1焦点評価値は、第2の焦点評価値発生回路からの
第2焦点評価値に比べて、第4図の様に山の形が急峻に
なっている。積算回路(18)の出力はスイッチ回路(
19)に入力される。スイッチ回路(19)はスイッチ
回路(17)に同期して1フイールド毎に切換わり第1
焦点評価値発生回路の出力は第1合焦検出回路(20)
に、第2焦点評価値発生回路の出力は第2合焦検出回路
(21)に6々フイールド毎に交互に入力される。
第1及び第2合焦検出回路(20)(21)は具体的に
は第5図に示した構成を有するものである。オートフォ
ーカス動作開始直後に、最初の焦点評価値は最大値メモ
リ(20a)と初期値メモリ(20b)に保持される。
その後、フォーカスモーフ制御回路(10)は、フォー
カスモータ(3)を予め決められた方向に回転させて、
受光レンズ(1)を支持するフォーカスリング(2)を
回動させ、受・光レンズ(1)を軸方向に変位させ第2
比較器(20cl)出力を監視する。第2比較器(20
d)は、フォーカスモータ駆動後の焦点評価値と初jv
j値メモリ(20b)に保持されている初期評価値を比
較し、その大小を出力する。フォーカスモーフ制御回路
(10)は、第2比較n(20d)が大または小という
出力を発するまで、最初の方向にフォーカスモータ(3
)を回転せしめ1gl在の焦点評価値が初期評価値より
も大であるという出力がなされた場合にはそのままの回
転方向を保持し、現在の評価値が初期評価値より小であ
る場合には、7オーカスモータ(3)の回転方向を逆に
して、第1比較器(20c)の出力を監視する。
第1比較3(20c)は、最大値メモリ(20a)に保
持されている今までの最大の焦点評価値と現在の評価値
を比較し、現在の焦点評価値が最大値メモリ(2fla
)の内容に比べて大きい(第1モード)、予め設定した
第1閾値(R1)以上に減少した(第2モード)の2通
りの比較信号(Sl)(S2)を出力する。ここで最大
値メモリ(20a)は、第1比較器(20c)の出力に
基づいて、現在の評価値が7&大値メモリ(20a)の
内容よりも大きい場合には、その値が更新され、常に現
在までの焦点評価値の最大値が保持される。
(30)はフォーカスモータ(3)のモータ位置を検出
するモータ位置検出回路で、具体的にはフォーカスモー
タ(3)の回転に応じて出力されるFGパルス(例えば
1回転に100個発生する)をカウントするUP/DO
WNカウンタであり、レンズを返点側から遠点側に移動
させる方向にフォーカスモータ(3)を回転させる様に
指令が為されている場合には、FGパルスを加算し、逆
方向に回転させる様に指令がろされている場合にはFG
パルスを減Vする。を足って、このカウンタのカウント
値自体がモータ位置となり、モータ位置信号として出力
される。
(20e )はフォーカスレンズ(1)を支持するフォ
ーカスリング(2)を回転駆動するフォーカスモータ(
3)の回転位置を指示するモータ位置信号を受けて、モ
ータ位置を記憶するモータ位置メモリであり、最大値メ
モリ(20a )と同様に第1比較器(20C)出力に
基づいて最大評価値となった場合のモータ位置を常時保
持するように更新される。尚、7オーカスリング(2)
は受光レンズ(1)を支持し、リング自体の回転により
受光レンズ(1)を光軸方向に進退させ、従って、前述
のモータ位置は受光レンズ(1)の光軸方向についての
レンズ位置に略対応することになる。
尚、第2合焦検出回路(21)は第1合焦検出回路(2
0)と全く同一の構成を有している。
フォーカスモータ制御回路(lO)は、第1または第2
合焦検出回路(20)(21)の第2比較器出力に基づ
いて決定された方向にフォーカスモータ(3)を回転さ
せながら、第1比較器出力を監視し、焦点、1・[価値
が最大評価値に比べて予め設定された第1閾値(R1)
より小さいという第2モードが指示されると同時にフォ
ーカスモータ(3)を逆転させる。
この7オーカスモータ(3)の逆転により、受光レンズ
(1)の移動方向は、例えば撮像素子に接近する方向か
ら離れる方向へ、あるいはその逆に離れる方向から接近
する方向に変わる。
この逆転後、モータ位置メモリ(20e)の内容と、現
在のモータ位置信号とが第3比較器(20f)にて比較
され、一致したとき、即ちフォーカスリング(2)が焦
点評価値が最大となる位置に戻ったときに、フォーカス
モータ(3)を停止させるようにフォーカスモータ制御
回路(10)は機能する。同時に7オ一カスモーク制御
回路(10)はレンズ停止信号(LS)を出力する。尚
、第6図は上述の合焦動作に伴うレンズ位置と焦点評価
値との関係を示す図であり、点(P)はレンズ(1)の
初期位置を示す。
第2合焦検出回路(21)も第1合焦検出回路(2o)
と全く同一の構成を有しており、出力(21x)(21
y)(21z)は夫々第3比較3(20f)の出力(2
0x)、第1比較益の出力(20y)、第2比較器の出
力(20z)に対応する。
7オ一カスモータ制御回路(10)によって制御されて
いるスイッチ回路(17)(19)は、1フイールド毎
に第1、第2フィルタ回路(15)(16)の出力が夫
々積算回路(18)にて積算された後に、第1、第2合
焦検出回路(20)(21)に供給される様に切り換ノ
つる。従って第1フィルタ回路(15)、スイッチ回路
(17)、積算回路(18)にて構成される第1の焦点
評価値発生回路からの1フイ一ルド分の第1焦点評価値
はスイッチ回路(19)を経て第1合焦検出回路(20
)に人力され、次にスイッチ回路(17)(19)が切
り換わって第2フィルタ回路(16)、スイッチ回路(
]7)、積算回路(18)にて構成される第2の焦点評
価値発生回路からの次の1フイ一ルド分の第2焦点評価
値は、スイッチ回路(19)を経て第2合焦検出回路(
21)に入力され、これに対応して7オ一カスモータ制
御回路(10)にはlフィールド毎に出力(20x)(
20y)(202)と出力(21x)(21y)(2T
、z)が供給さIする。
ところで7オ一カスモータ制御回路(10)には上述の
様に’551及び第2合焦検出回路(20)(21)出
力が常時供給されているが、第1焦点評価値が第・1図
に一点鎖線で示す基準値(Q)より大きい場合には、山
が急峻な第1焦点評価値に基づいた合焦動作が最適であ
るとして、第1合焦検出回路(20)出力を用いてフォ
ーカスモータ(3)の制御を為し、また第1焦点評価値
が基準値(Q)より小さい場合には、この第1焦点評価
値では小さ過ぎてノイズ等の影響を受は易くなるので、
第1焦点評価値よりレベルが大きい第2焦点評価値に基
いて合焦動作を実行する方が好ましく、従って、この場
合には第2合焦検出回路(21)出力を用いて7オーカ
スモータく3)の制御が為される。ここで第1焦点評価
値が基準値(Q)より大か小かの判1fは、第5比較器
(13)にて実行される。尚、基準1+/L(Q )は
ノ、(重鎖メモリ(14)に予め記憶されている。
(11)はフォーカスモータ制御回路(10)による合
焦動作が終了して、レンズ停止信号(LS)が発せられ
ると同時に、その時点での第2焦点評価値が保持される
第4メモリであり、後段の第4比!2D(12)でこの
第4メモリ(11)の保持内容は現在の焦点評価値と比
較され、現在の焦点評価値が第、1メモリ(11)の内
容に比べ、予め設定された第2閾値(R2)以上に小さ
くなったときに、被写体が変化したと判断され、被写体
変化信号が出力される。フォーカスモータ制御回路(l
O)はこの信号を受は取ると、再びオートフォーカス動
作をやり直して被写体の変化に追随する。
合焦動作が再開されると、フォーカスモータ制御回路(
10)は前述と同様にスイッチ回路(17)(19)を
1フイールド毎に切り換えながら合焦動作をおこなう。
演算回路(22)はスイッチ回路(19)からの第1及
び第2焦点評価値を入力し、常に最新の第1焦点評価値
に対する最新の第2焦点評価値の比(相対比)を算出す
る。この相対比(第1焦点評価値/第2焦点評価値)と
被写体のボケ度合(合焦時のレンズ位置よりの移動量あ
るいはズレ量)との関係をグラフに示すと、第7図に示
すような単調減少特性曲線となる。
これは前記相対比なる状B量は、焦点評価値と同様に被
写体の合焦状態(ボケ度合)を表現できる関数値であり
、比率で表現されているため一種の正規化された状態量
であり、被写体のおかれている環境の影響をあまり受け
にくい性質を有している。例えば、被写体の照度が変化
した場合に、焦点評価値の絶対値は変化するが、相対比
としては大きな変化はない。通常、上記の性質は被写体
の種類を問わぬものである故に、この相対比をボケ度合
のパラメータとして使用することが可能となる。
」−述のように相対比は、ボケ度合を表す状態量である
故に、閾値保持回路(24)に予め設定された第3閾値
(R3)(具体的に第7図の特性図では0.5)より小
であるか大であるかが、第6比較番(相対比比較手段)
 (23)で判別される。この判別結果は7オ一カスモ
ータ制御回路(10)に入力され、合焦動作中の7オー
カスモータ(3)の回転速度の制御が為される。即ち、
合焦動作中の相対比が第3閾値(R3)より小であれば
、フォーカスモータ制御回路(10)は制御信号(NS
P)によりノーマルスピードモードを指示し、フォーカ
スモータ(3)はノーマルスピードで回転する。また、
相対比が第3閾値(R3)より大であれば、フォーカス
モータ制御回路(10)は制御信号(LSI))により
低速スピードモードを指示し、フォーカスモータ(3)
はノーマルスピードよりも低速で回転する。
従って、相対比が第3閾値(R3)より小さく非合焦状
態である場合には、レンズ(1)は高速で進退し、相対
比が第3閾値(R3)より大きく合焦点近傍にあり、レ
ンズ移動に対する焦点評価値の変化が小さい場合には、
レンズ(1)は低速で進退することか可能となり、第1
比較器(20c)  の出力(S2)による7オーカス
モータ(3)の逆転時のオーバーランを小さく抑えるこ
とが可能となる。
ところで、IYij記先願技術には、以下に述べる3つ
理由によってレンズが焦点評価値の極大点に正確には戻
らない。
1つは、あるレンズ位置に対する焦点評価値が出力され
るまである一定時間を要することである。例えば、ある
レンズ位置Aにおける焦点評価fi&は、レンズ位iA
において撮像素子に1フイ一ルド則間光学像が撮像され
、つぎの1フイールドで映像信号として読み出し終わっ
てはじめて焦点評価値が出力される。即ちあるレンズ位
置Aの焦点評価値は2フイールド遅れて出力されること
になる。つまリフオーカスモータ(3)が動いている場
合、焦点評価値の極大値が出力された時には既にフォー
カスリング(2)は極大値を過ぎていることになり、焦
点評価値の極大が出力された時のモータ位置にフォーカ
スモータ(3)を戻すのでは7オーカスリング(2)を
戻し足りないことになってしまう。
2つめはフォーカスモータ(3)からフォーカスリング
(2)までの駆動系のガタ(バラクラシュ)によるもの
であって、フォーカスモータ(3)を逆転しても、逆転
後最初のある量だけはフォーカスモータ(2)に動きが
伝達されないことによる。
3つめは7オーカスリング(2)の慣性に起因する乙の
であ1)、焦点評価値が最大評価値から第1閾値(R1
)だけ落ち込んだ時点でフォーカスモータ(3)に逆転
指令を発すると、これと同期してモータ位置メモリであ
るカウンタは直ちにFGパルスを加算する状態から減算
する状態に、あるいはその逆に演算状態は切換わること
になるが、7オーカスモータ(3)及びフォーカスリン
グ(2)自体が有する慣性力によりモータは若干の時間
に暇って同一方向に回転することにより、実際の逆転は
モータ位置メモリの演算状態の変更時点より遅れること
になり、モータ位置メモリに記憶されているモータ位;
ηが必ずしも正確な合焦位置とは言えないことになる。
以りのような要因から、モータ位置を最大評価値を記録
したモータ位置に戻しても7オーカスリング(2)は最
大評価値を示す位置には戻りきらないことになる。
このような欠点を解決するために、本出願人は更に特願
昭62−49513号にて、モータ位置メモリにて記t
aされている位置にモータを戻した後に、モータ戻し補
正量として更に一定値だけ行き過ぎてからモータを停止
させる方法を提案している。
次にこの先願技術について第8図を用いて説明する。レ
ンズが合焦位置を通り過ぎて、焦点評価値が最大評価値
から第1閾値(R1)だけ落ち込んだ時点でフォーカス
モータ(3)を逆転させ、モータ位置メモリ(20e)
の内容と、現在の7オ一カスリング位置信号とを第3比
較器(2Of)にて比較しながら、焦点評価値の最大値
を記憶した位置までフォーカスリングを戻す動作は、前
記先願技術と同様である。しかしこのとき、第3比較器
(2Of)にはモータ戻し補正量保持回路(20g)出
力が入力されており、第3比較器(20r)はモータ位
置メモリ(2f)e)の内容と現在のモータ位置を比較
し両折が一致した後に、モータ位置がモータ戻し補正量
保持回路(20g)のモータ戻し補正量だけ余分に動い
て初めてモータ位置一致信号を7オ一カスモータ制御回
路(10)に出力する。このモータ位置一致信号が入力
されると、フォーカスモータ制御回路(10)はレンズ
(1)が焦点評価値が実質的に最大評価値となる位置ま
で戻ったとしてもフォーカスモータ(3)を停゛止させ
る様に機能し、同時にレンズ停止信号(LS)を出力す
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 fM来のオートフォーカス制御回路では最大評価値をと
る点を行き過ぎた後に逆転させる際に、前記3つの要因
によりレンズを元の最大評価値をとる位置に戻しきれな
い場合があった。またこれを数群するために、最大評価
値を記録したと思われるモータ位置にモータを戻した後
、モータ戻し補IF@とじてさらに一定値行き過ぎてか
らモータを停止トさせる方法もあるが、前記先願技術の
様に、2種類の焦点評価値の相対比レベルによって、7
オーカスレンズの移動速度を切り換える場合には、現実
には対象とする被写体によって相対比の特性が微妙に異
なるため、前記低速スピードモードの間開は被写体毎に
異なり、その結果、前記第:3の要因であるフォーカス
リングの慣性力に6差が生じることになる。従って、予
め定数として設定した補正量を多くの被写体に適用し、
そのすべてについて正確なオートフォーカス動作を行わ
せることは困難である。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は焦点評価値が前記第1閾値以上減少するまで(
こ、)オーカスモータが、ノーマルスピードモードで回
転した期間と、低速スピードモードで回転したそれぞれ
の時間を記憶する手段を有し、それらの比較結果から、
前記モータ戻し補正量に適当な修正を加えることにより
、正確なオートフォーカス動作を行うことを特徴とする
(ホ)作用 +発明は上記の々11<構成したので、レンズを焦点評
価値が最大評価値となる位置に戻す際に、対象とする被
写体によって、戻り量の過不足を生じることなく、正確
に合焦点に戻すことが可能となる。
(へ)実施例 以−ド、図面に従って本発明の一実施例について説明す
る。尚、従来例と同一部分には同一符号を1・1して説
明を省略する。
第1図は本実施例の全体の回路ブロック図であり、この
図において、スイッチ回路(19)出力はlフィールド
毎に交互に第1及び第2合焦検出回路(12fl)(1
2+)に入力される。即ち、第1フィルタ回路(15)
、スイッチ回路(17)、積算回路(18)から成る第
1焦点評価値発生回路の出力は第2合焦検出回路(12
0)に、第2フィルタ回路(16)、スイッチ回路(1
7)、積算回路(18)から成る第2焦点評価値発生回
路の出力は第2合焦検出回路(121)に入力される。
第9図に示す様に、第1合焦検出回路(+20)は、従
来例として開示した第5図の第1合焦検出回路(20)
の構成にモータ戻し補正量メモリ(120g)、モータ
戻し補正量保持回路(120h)、加算器(12flk
)、減It 器(120m )、第1スピードモードカ
ウンタ(120i)、第2スピードモードカウンタ(1
20j)を追/II した構成である。
制御パルス(D N )は、第1または第2合焦検出回
路(120)(121)の第2比較益出力にてフォーカ
スモータ(3)の回転方向が決定された後に、7オ一カ
スモーク制御回路(100)よりフォーカスモータ(3
)をノーマルスピードモードにした時に第1及び第2合
焦検出回路(120)(121)に1フイールド毎に一
個入力され、同様に制御パルス(DL )はフォーカス
モータ(3)を低速スピードモードにした時に1フイー
ルド毎に一個入力される。
従って、例えば第1焦点評価値が基準値(Q)より大き
い場合に、第2比較器(20d)出力が発せられて回転
方向が決定されてフォーカスモータ(3)が駆動状態と
なり、合焦点を行き過ぎて第1比較器(20c)から出
力(S2)が発せられて第2モードとなる、即ちモータ
が逆転するまでに例えばノーマルスピードモードがnフ
ィールド分実行され、低速スピードモードがmフィール
ド分実行された時には、第1スピードモードカウンタ(
1201)のカウントf直はn、第2スピードモードカ
ウンタ(120j)のカウント値はmとなる。この状態
で、第1比較器(20c)が第2モードを指示し、フォ
ーカスモータ(3)が逆転されると、予めモータ戻しh
l +F、 t;)メモリ(120g)に記tαされて
いる初期補正量(clo)に第1スピードモードカウン
タ(120i)のカウント値(n)に微少量(△d)を
積算した値を加算し、更にこの加算値(do+△d−n
)から第2スピードモードカウンタ(120j)のカウ
ント値(m)に微少量(△d)を積算した値を減算し、
この減算値ldo+△d・ (n−m)lを修正後のモ
ータ戻し補正量としてモータ戻し補正量保持回路(12
0h)に保持させる。従って、この補正量はフォーカス
モータのノーマルスピードモードが長く続いた時には大
きくなり、逆に早い時期に低速スピードモードに切り換
わった場合は小さくなる。尚、初期補正量(do)は従
来例に述べた第1及び第2の要因を考慮に入れ°Cr・
め実験的に設−iX二lこだものである。
そして、フォーカスモータ逆転後に、モータ位置メモリ
(20e )の内容と、現在のモータ位置とが第3比1
2D(2Of)にて比較され、両者が一致し、史にモー
タ位置がモータ戻し補正量保持回路(120h)の補正
量だけ余分に戻った時に、モータ位置−致信号を7オ一
カスモータ制御回路(100)に出力する。
フォーカスモータ制御回路(100)は、このモータf
立:五一致信号を受けるとフォーカスモータ(3)が焦
点評価値が最大評価値となる位置に戻ったと1、て、フ
ォーカスモータ(3)を停止させる様に機能し、同時に
レンズ停止信号(LS)を出力する。
以後、合焦動作が終了する度に、上述の様なモータ戻し
補正量の調整が行われ、モータ戻し補−IF量は常に最
適値へと修正される。
従って被写体毎に、7オーカスモータの速度経緯が変わ
り、フォーカスリングの慣性力に差が生じても、常に正
確な合焦動作が実現できる。尚。
第2合焦検出回路(121)の構成も前述の第1合焦検
出回路(120)と全く同一の構成を有しており、第1
焦点評価値が基準値(Q)より小さい場合には、この第
2合焦検出回路(121)出力に基いて合焦動作がろさ
れるが、制御パルス(DN)(Dl、 )は共に両合焦
検出回路に入力され、また初期補正rit(do)も同
一に設定されているので戻し補正1よの算出は両合焦検
出回路(120)(121)にて全く同様に為され、第
1焦点評価値が大きくなって合焦動作の基礎が第2合焦
検出回路(121)出力から第1合焦検出回路(120
)出力に切換っても問題は生じない。
また、本実施例では、第2焦点評価値として第2フイル
タ(16)出力を積算したものを用いているが、これに
代えて、第1及び第2フイルタ(15)(16)出力の
積算値の和を用いることも可能である。
史に、第1図の回路ブロック図の動作をマイクロコンピ
ュータを用いてソフトウェア的に容易に処理できること
は言うまでもない。
(ト)  発明の効果 I−述の々Iく本発明によれば、焦点評価値が最大とな
る位置を検出する過程で、フォーカスモータの駆動速度
を多段階に切り換える際に、被写体によってその速度経
緯が異なるために、フォーカスモータの慣性による影響
に差が生じる場合にも、レンズ′を合焦点に戻す際の戻
り量に過不足を生じること無く、正確な合焦動作が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第9図は本発明の一実施例の回路ブロック図
である。第2図、第3図、第5図、第8図は従来例の回
路ブロック図、第4図、第6図はレンズ位置と焦点評価
値の関係を示す図、第7図はボケ度合と相対比の関係を
示す図である。 (]5)・・・第1フイルタ(第1焦点評価値検出手段
) 、 (1,6)・・・第2フイルタ(第2焦点評価
値検出手段) 、 (23)・・・第6比較器(相対比
比較手段)、(100)・・・フォーカスモータ制御回
路、(3)・・・7オーカスモータ、(20e)・・・
モータイ立置メモリ第3図 第4図 尋 レンス′イ立X  (号!寥q(距胃電)第5図 第7図 @8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮像素子から得られる映像信号の高域成分レベル
    を第1焦点評価値として出力する第1焦点評価値検出手
    段と、 前記映像信号の前記高域成分レベルよりも低域の成分を
    も含むレベルを第2焦点評価値として出力する第2焦点
    評価値検出手段と、 前記両焦点評価値の相対比を基準値と比較する相対比比
    較手段と、 レンズを光軸方向に進退させるフォーカスモータと、 前記第1及びまたは第2焦点評価値より得られる制御用
    評価値が最大評価値となる時の前記フォーカスモータの
    回転位置をモータ位置として記憶するモータ位置メモリ
    と、 前記比較手段出力により前記フォーカスモータの駆動速
    度を変更すると共に、 前記制御用評価値が最大評価値となる位置を前記レンズ
    が行き過ぎ、第1閾値以上に減少した場合に前記フォー
    カスモータを逆転し、モータ位置が前記モータ位置メモ
    リに記憶された位置と一致した後に、更に戻し補正量だ
    け変化した時に前記フォーカスモータを停止させるフォ
    ーカスモータ制御手段とを備え、 前記フォーカスモータの逆転時までの各駆動速度による
    駆動時間に応じて、前記戻し補正量を修正することを特
    徴とするフォーカスモータビデオカメラ。
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