JPH02129280A - 塗料用樹脂の製造法 - Google Patents

塗料用樹脂の製造法

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JPH02129280A
JPH02129280A JP28218888A JP28218888A JPH02129280A JP H02129280 A JPH02129280 A JP H02129280A JP 28218888 A JP28218888 A JP 28218888A JP 28218888 A JP28218888 A JP 28218888A JP H02129280 A JPH02129280 A JP H02129280A
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JP
Japan
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resin
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weight
molecular weight
bisphenol
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JP28218888A
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English (en)
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Shigeto Kumazaki
熊崎 栄人
Tatsuo Goto
辰夫 後藤
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Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、塗料用樹脂の製造法に関する。
(従来の技術) 金属工業製品の塗装で乾燥工種の短縮するため強制乾燥
した場合、乾燥炉から出てきた被塗物は充分硬化反応が
進んでいないためあるいは熱軟化のため残留粘着があり
、運搬時ベタクいたり、被塗物を重ね置きするとブロッ
キングすることがある。
一般にガラス転位点が高く2分子量の大きいアクリルラ
ッカー塗料、高分子量エポキシ樹脂塗料が用いられてい
る。と〈K防錆を目的とする場合ビスフェノールAとエ
ビクロル塗料が用いられている。
高分子量エポキシ樹脂としては、ビスフェノール人とエ
ピクロルヒドリンの反応によって得られるエポキシ当量
が3000以上の樹脂でおる。
高分子量エポキシ樹脂塗料を強制乾燥し之場合。
乾燥温度が低いと金属との接着性が劣り、また防食性が
低下するという欠点がある。接着性の低下を防ぐ方法と
して分子量の小さいエポキシ樹脂を使用する方法がある
が、この場合、塗膜にベタンキが生じたり、温水浸漬で
白化あるいは膨潤してしまうことがある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらビスフェノールA型高分子量エポキシ樹脂
塗料を強制乾燥したとき、乾燥温度が低いと塗膜の密着
性が低下し防錆性も劣るという欠点がある。この欠点を
改良するために9分子量の小さいエポキシ樹脂を使うと
耐温水性が低下するという欠点がでてくる。
本発明は2強制乾燥の温度による影響の少ない乾燥性、
耐食性、耐水性の優れた塗料用樹脂の製造法を提供する
ものである。
(1!!題を解決するための手段) 本発明は、 (Atエポキシ当量150〜500のビス
フェノール型エポキシ樹脂55〜90重量部。
(B)ノボラック型フェノール樹脂5〜20重量部。
1山 (C)1分子中にフェノール性OH基2ヶを有するフェ
ノール化合物5〜30重量部及び必要に応じて(Dl脂
肪族二塩基酸O〜20重量部を反応して得られる重量平
均分子量が5万以上でかつ2重量平均分子量/数平均分
子量の比が10以上の塗料用樹脂の製造法に関する。
本発明の四成分のエポキシ当量180〜500のビスフ
ェノール型エポキシ樹脂は、ビスフェノール人とエピク
ロルヒドリン、α、メチルエピクロルヒドリンの反応に
よって得られる9例えばエピコート828.エピコート
1001(シェル社)がある。(B)成分のノポラツク
フエノール樹脂は石炭酸、クレゾール、キシレノール、
パラターシャリブチルフェノールのようなアルキルフェ
ノールとホルマリンを酸性触媒下で反応することによっ
て得られる公知の樹脂を使用することができる。
このような樹脂としてヒタノール1501.  ヒタノ
ール643KN(日立化成工業株式会社)などがある。
5国 (C)成分の一分子中に2ケのフェノール性OH基を有
するフェノール化合物としては、ビスフェノール人、ビ
スフェノールF、 ジヒドロキシジフェニルメタン、レ
ゾルシン、ジヒドロキシビフェニルなどの化合物がある
。D成分の脂肪族二塩基酸としてはアジピン酸、アゼラ
イン酸、セパチン酸などの他、ダイマー酸等がある。
本発明の(A)成分のエポキシ当量が500以上になる
とCB+成分であるノポラツクフエノール樹脂との反応
で樹脂がゲル化反応を生じ好ましくない。
(A)成分が60部以下の場合、得られる樹脂はゲル化
する。また90部以上では重量平均分子量が5万以上で
、かつ重量平均分子量/数平均分子量(Mw/Mn)が
10以上の樹脂を得ることが困難である。65〜85重
量部が好ましい。
本発明の分子量はゲルパーミェーションクロマトグラフ
ィーによって測定し、標準物質としてポリスチレン樹脂
の分子量に換算したものである。
本発明で重量平均分子量が5万以下の場合、低温で強制
乾燥したときの付着性は良好となるが温水に浸漬したと
き塗膜が白化、ぼう潤する。またMw/Mnが10以下
の場合、温水浸漬時の白化。
ぼう潤等は良好であるが、低温で強制乾燥したときの付
着性が低下する。
tB)成分のノポラツクフエノール樹脂が5重量部以下
では2重量平均分子量/数平均分子量の比が10以上の
樹脂を得ることは困難で20重量部以上では樹脂がゲル
化する恐れがあり、好ましくない。
FC)成分が5重量部以下では重量平均分子量が5万以
上の樹脂を得ることは困難で、また30重量部以上にな
ると樹脂はゲル化する。
必要に応じて用いられる(D)成分の脂肪族二塩基酸は
、樹脂の溶剤に対する溶解性、塗膜の可とう性等の改質
のため使用するもので使用量は20部以下とされる。2
0部を越えるとゲル化しやすい。
本発明の樹脂は、 (At、 (B)及び(C)成分を
あらかじめ加熱反応し得られる。該樹脂を溶剤に溶解し
た後、触媒存在下でfD)成分と応能させることができ
る。また、(3)、(B)及び(C)成分を溶液中で加
熱反応後、(D)成分を触媒存在下で反応させてもよい
。(N。
(B)及び(C)成分の反応を溶融状態で反応する場合
樹脂の粘度が高く、また発熱反応の制御が困難の丸め、
溶液中で反応することが好ましい。溶液中での反応を行
なうに際しては触媒を用いることができる。また市販の
触媒機能を付加した樹脂2例えばエビコー)829(シ
ェル石油株式会社)DER−333(ダウケミカル社、
米国)のような樹脂を使うことができる。
成分(D)との反応は170℃、好ましくけ150℃以
下でトリエチルアミン、ジメチルモノエタノールアミン
、ジエチルモノエタノールアミン等の触媒の存在下で反
応させることが好ましい。無触媒で、あるいけ170℃
以上の高温で反応する場合、エポキシ基とカルボキシル
基の反応の他、エポキシ樹脂中のヒドロキシル基とカル
ボキシル基の反応が起こシ、樹脂がゲル化することがあ
る。
上記反応に用いる溶剤は、エチレングリコールモノブチ
ルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノブチ
ルエーテルアセテート、ツルペッツ150(エッソ石油
株式会社)等の高沸点でOH基等を含まない溶剤が適当
である。またキシレン1.トルエン酢酸ブチルエステル
のような溶剤を用いて、加圧下で反応させることができ
る。
上記溶剤下で反応して得られる組成物は、上記溶剤の他
、エチレングリコールモツプチルエーテル、ブタノール
、イソプロパツール等のアルコール系溶剤、芳香族炭化
水素、メチルエチルケトン。
メチルイソブチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢
酸アミル等のエステル類を適宜組合せて使用できる。
また上記希釈された樹脂は、単独あるいは酸化チタン、
酸化鉄、カーボンブランク等の着色顔料。
クロム酸亜鉛、リン酸亜鉛、メタホウ酸バリウム等の防
錆顔料を分散させた後、使用できる。
この塗料組成物は浸漬法、ノ・ケ塗り、スプレー塗等に
適用できる。
(実施例) 次に実施例及び比較例により本発明をさらに詳細に説明
するが2本発明はこれに限定されるものではない。
以下部及び俤とあるのはそれぞれ重量部及び重量%を意
味する。
実施例1 攪拌機、温度計、コンデンサー及び不活性ガス導入管の
ついた21のガラス製フラスコにエピコート829 7
40gr、  ビスフェノールA308gr、  ヒタ
ノール1501 112grおよびエチレングリコール
モツプチルエーテルアセテ−)5809を仕込み、10
0℃以下で溶解後100℃〜150℃まで1時間で昇温
、150℃で5時間反応を行なった。その後ビスフェノ
ール人を45.69を加え、150℃で4時間反応を行
なった。この反応物600部をキシレン264部、フタ
ノール136部に溶解し、ワニス(1)を得た。このワ
ニスを高速液体クロマトグラフィー(日立製作新製)に
より、ポリスチレン換算の分子量を測定した。その結果
、11量平均分子量(Mw )が75000、数平均分
子量(Mn)が6800であり、Mw/Mnは11.0
であった。またワニスの不揮発分は40.7%で25℃
におけるガードナー粘度けV+であった。
実施例2 実施例1で2回目に仕込むビスフェノールAのかわりに
アゼライン酸を40 gr及びジエチルエノールアミン
o、3gを仕込み150℃で2時間反応した。このとき
の酸価は0.2であった。このワニスを実施例1と同様
に処理したときの加熱残分け40.2チ、粘度はW−で
、 MwVil 15,000Mw/ Mn = 14
.5 テロ ツft。
実施例3 実施例2の反応で得られたキシレンとブタノールに希釈
する前のワニス1000 grにアゼライン駿5grを
加え150℃で2−5時間反応を行なっ九。
そのときの酸価は0.3で、 MYは174,000゜
Mw/ Mnは22.3であった。またキシレンとブタ
ノールを2/1で希釈したときの加熱残分け39.7チ
で粘度は2!であった。
実施例4 実施例1と同様、エピコート829 740g。
ヒタ/−ル643KN  160gr、フルベア:/1
50を610仕込み、160℃で1時間反応を行なった
後、ビスフェノールAを275 gr仕込み、4時間反
応を行なった。この反応物!’&Vi124,000で
Mw/Mnは215であった。この反応物600部にブ
チルアセテート130部、エチレングリコールモツプチ
ルエーテル130部、トルエン130部に溶解したもの
の粘度はZlで加熱残分け40.7チでめった。
比較例1 エピコート829 7409.  ビスフェノールA3
88gr、エチレングリコールモノブチルエーテルアセ
テ−)565grを150℃で4時間反応し。
次いでセバシン酸40grおよびジメチルモノエタノー
ルアミン0.1gを加え150℃で2時間反応し、酸価
0.3となった。この樹脂のMwは75,000でMw
/Mnは6.2であった。またキシレン/ブタノール=
2/1で希釈したワニスの粘度はV+、加熱残分が40
.8チであった。
比較例2 エピコート829 740 gr、ビス7x、/−ルA
320gr、 ヒタノール1501 110grをエチ
レングリコールモノブチルエーテルアセテート5859
に溶解し、150℃で4時間反応を行なった。
得られたワニスのMwは45,000でMw/Mnは。
8.5であった。このワニスをキシレン/ブタノール2
/1で溶解したときの加熱残分け40.1%で粘度はT
9であった。
塗料の製造 実施例1〜4及び比較例1〜2のワニスを以下の要領で
塗料化した。
第1表の塗料配合の分散塗料をペイントシェーカにて1
20分分散させ、更に後添加塗料を均一になるように混
合して、塗料を製造した。
塗膜の試験 試験片の作成条件 試験板(基材)未処理梨地鋼板、トルエン脱脂5PCC
−8D  O,8tX70X150mm塗装 パーコー
タφ60(バーコータ社製)膜厚 20〜25μ 乾燥 80〜120℃×20分十室温3日(発明の効果
) 本発明になる塗料用樹脂製造法によシ得られた樹脂は塗
膜の付着性が塗膜の乾燥条件の影響を受けに〈<、かつ
耐温水性試験での白化等悪影響を及ぼさない塗料を提供
することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、(A)エポキシ当量150〜500のビスフェノー
    ル型エポキシ樹脂55〜90部、(B)ノポラツクフエ
    ノール樹脂5〜20部、(C)1分子中にフエノール性
    OH基2個を有する化合物5〜30部及び必要に応じて
    (D)脂肪族二塩基酸0〜20部を反応して得られる重
    量平均分子量が50,000以上でかつ重量平均分子量
    /数平均分子量の比が10以上の塗料用樹脂の製造法。
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