JPH02128331A - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

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Publication number
JPH02128331A
JPH02128331A JP63281232A JP28123288A JPH02128331A JP H02128331 A JPH02128331 A JP H02128331A JP 63281232 A JP63281232 A JP 63281232A JP 28123288 A JP28123288 A JP 28123288A JP H02128331 A JPH02128331 A JP H02128331A
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JP
Japan
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wavelength
layer
reflectance
recording
dye
Prior art date
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Pending
Application number
JP63281232A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Ota
康博 太田
Masaharu Ishigaki
正治 石垣
Hitoshi Yanagihara
仁 柳原
Nobuhiro Tokujiyuku
徳宿 伸弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02128331A publication Critical patent/JPH02128331A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録再生可能な光ディスクに係り、特に、波長
700〜900nmの近赤外波長領域で高反射率を有し
、再生専用の光デイスク装置によっても再生する事が可
能な光ディスクに関する。
〔従来の技術〕
コンパクトディスク(以下CDと略す)あるいはビデオ
ディスク等の再生専用の光ディスクは、主に780nm
付近の波長を有する半導体レーザ等の光ビームを用いて
情報の再生を行っており、この波長帯域における光ディ
スクの反射率は70〜80%と高反射率である。一方、
追記形あるいは書換え可能形光ディスクにおいては、7
80nmあるいは830nm付近の波長を有する半導体
レーザ等を用いて情報の記録再生を行っており、この波
長帯域における光ディスクの反射率は10〜40%と低
い。従って、反射率の違いのため、追記形あるいは書換
え可能形光ディスクを上記再生専用の光デイスク装置で
再生することは困難である。一方、特公昭63−931
0号公報には基板上に、Sn、Bi、Pb、Cdの内少
なくとも2種類以上の合金からなる低融点合金層(膜厚
50〜500 n m)と、オキサジン系色素、アニリ
ン系色素、ナフトール系色素などから成る色素薄膜記録
層(膜厚100〜200nm)を順次積層し、レーザ光
を照射することにより低融点合金層および色素薄膜記録
層に凹部を形成し情報を記録するようにした光学的メモ
リ媒体の提案がなされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、再生波長700〜900nmの近赤外
波長領域で反射率70%以上を有し、記録波長600n
m付近の可視光波長領域で反射率10%以上50%以下
を有する光ディスクの構成について配慮がされておらず
、再生専用の光デイスク装置で再生が困難であるという
問題があった。
本発明の目的は、再生専用の光デイスク装置で再生可能
な追記形光ディスクを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、基板上に融点200〜800℃の低融点金
属と近赤外吸収性を有する有機色素層を順次積層し、か
つ各層の膜厚を最適化し、再生波長780nmで反射率
を70%以上記録波長600nmで反射率を10%以上
50%以下にすることにより、達成される。
〔作用〕
CDおよびビデオディスク装置等の再生時の光ビーム波
長は通常780nmであるが、これらの装置に適合させ
るためには前記の波長において70%以上の反射率が必
要とな、一方、反射率を高くすると吸収率が減少するた
め記録が不能となる。そこで、本発明では、記録時の光
ビーム波長を再生時の光ビーム波長と異ならしめ、吸収
率の高い波長にする。さらに、波長の短い方が光ビーム
を絞ることが可能であり、短い記録ピットを形成できる
ために、記録時の光ビーム波長を再生時よりも短くする
。この記録時の光ビーム波長は再生時の光ビーム波長よ
り100〜200nm短くし、600nm付近を用いる
のが良い。600nm付近の半導体レーザが最も実用性
が高い。また記録時にフォーカス、トラッキングを安定
に制御するために、反射率10%以上が望ましく、20
%以上がより望ましい。しかし、反射率が50%より高
い時は、光の吸収率が50%以下になり効率的ではない
上記特性を得るための光ディスクの構成について説明す
る。ポリカーボネート(pc)、ポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)、ガラス等の使用レーザ波長に対して
透明な基板上に、融点200℃以上800℃以下の低融
点金属層を形成し、次に近赤外波長領域(波長700〜
900nm)に吸収性のある有機色素を形成する。基板
上に直接シリコンナフタロシアニン色素を形成した場合
、波長780nmにおける反射率は40%であり、波長
600nmにおける反射率は8%であった。
この状態では所望の特性は得られない。そこで、光を照
射し金属層と色素層を溶融し、凹部を形成することによ
り行うため、最大レーザパワー15mWを考慮し、金属
層の融点を800℃以下にする必要がある。また、金属
の熱的安定性を考慮すると融点200℃以上が望ましい
。基板とシリコンナフタロシアニン色素の間にBi層を
形成した時、波長780nmで反射率73%、波長60
0nmで反射率30%を得、所望の反射率特性を得た。
有機色素としては、近赤外波長域で吸収性の高いものが
望ましく、シリコンナフタロシアニン色素、ゲルマニウ
ムナフタロシアニン色素、スズナフタロシアニン色素、
ナマリナフタロシアニン色素等の骨格置換■族系ナフタ
ロシアニン色素が望ましく、次に望ましい色素は、ナフ
トキノン色素。
スクアリリウム′色素アシアニン色素、テトラデヒドロ
コリン色素、メチン系色素、ベンゼンチオールニッケル
錯体である。
低融点金属としては、融点200〜800℃の金属また
は合金が良いが、記録後蒸発をともなうため、pb系、
Cd系、TQ系+As系の金属は有害であるため望まし
くない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について説明する。第1図に本
発明による光ディスクの断面図を示す。
1はPC(ポリカーボネート樹脂)より成る透明基板、
2はB j、 、J: jl成る低融点金属層、3はシ
リコンナフタロシアニン色素膜、4はレーザビームであ
る。第2図にシリコンナフタロシアニン色素単層膜およ
び第1図に示したBi膜とシリコンナフタロシアニン色
素膜の2層膜における反射率分光特性を示す。Bi膜の
膜厚は200人であり、シリコンナフタロシアニン色素
膜の膜厚は400人である。5はシリコンナフタロシア
ニン色素単層膜の反射率分光特性、6はBi膜とシリコ
ンナフタロシアニン色素膜の2層膜における反射率分光
特性を示す。シリコンナフタロシアニン色素単層膜の時
、波長780nmで反射率40%、波長600nmで反
射率8%であった。一方、Bi膜とシリコンナフタロシ
アニン色素膜の2層膜の時、波長780nmで反射率7
3%、波長600nmで反射率30%であった。従って
、本発明のディスク構成により、波長780nmで反射
率70%以上、波長600nmで反射率10%以上の所
望の反射率特性を得ることを確認した。所望の反射率特
性を得ることは、単に2層構造にするだけでは不可能で
あり、各層の膜厚を最適化することにより可能になる。
次番コ、所望の反射率特性を得るための膜厚最適化過程
について説明する。第3図に、シリコンナフタロシアニ
ン色素膜の膜厚400人一定とした場合の波長780n
mにおける反射率のBi膜厚依存性を示す。反射率70
%以上得るためには、Bi膜の膜厚を150〜300人
に設定する必要がある。第4図に、Bi膜の膜厚200
人一定とした場合の波長780nmにおける反射率のシ
リコンナフタロシアニン色素膜厚依存性を示す。反射率
70%以上得るためには、シリコンナフタロシアニン色
素の膜厚350〜500人に設定する必要がある。次に
、波長600nmにおける反射率の各層の膜厚依存性に
ついて説明する。第5図に、シリコンナフタロシアニン
色素膜の膜厚400人一定とした場合の波長600nm
における反射率Bi膜厚依存性を示す。上述した最適B
i膜厚範囲150〜300人において、反射率25〜4
0%であり、所望の反射率10%以上を満足している。
第6図に、Bi膜厚200人一定とした場合の波長60
0nmにおける反射率のシリコンナフタロシアニン色素
の膜厚依存性を示す。上述した最適シリコンナフタロシ
アニン色素膜厚350〜500人において、反射率30
%であり、所望の反射率10%以上を満足している。
次に、第1図のディスク構成の光ディスクを作製し、波
長600nmの可視光レーザを用いて記録を行い、波長
780nmの近赤外レーザを用いて再生したところC/
N=50dBの良好な信号を得ることができた。第7図
に、記録を行った後のディスクの断面図を示す、Bi膜
およびシリコンナフタロシアニン膜が共に溶融し、凹部
が形成される。
上述した一実施例では、低融点金属としてBi。
有機色素としてシリコンナフタロシアニン色素について
説明を行った。しかし、上記実施例に限定する必要は無
く、低融点金属としては融点が200℃以上800℃以
下の金属が好ましく、毒性を考慮するとより好ましくは
例えばBi、Zn。
AQ、Sb、5b−Bi、Snである。また、有機色素
としては、波長780nmにおける反射率が20%以上
であることが好ましく、40%以上であることがより好
ましい。発明者が検討した結果、波長780nmで反射
率40%以上得られる色素として、骨格置換■族系ナフ
タロシアニン色素、例えばシリコンナフタロシアニン色
素、ゲルマニウムナフタロシアニン色素、スズナフタロ
シアニン色素、ナマリナフタロシアニン色素があり、よ
り好ましく1反射率20%以上40%未満を得られる色
素として、ナフトキノン色素、スクアリリウム色素、シ
アニン色素、テトラデヒドロコリン色素、メチン系色素
、ベンゼンチオールニッケル錯体があり、次に好ましい
。各種の金属と色素の組合せにおいて、所望の反射率特
性を得るためには、各層の膜厚を最適化する必要がある
事は言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、再生専用光デイスク装置で再生可能な
追記形光ディスクが得られるので、光ディスクの用途を
大幅に拡げることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての光ディスクを示す断
面図、第2図は本発明の一実施例としての光ディスクの
反射率分光特性図、第3図は本発明の一実施例において
用いるBi膜厚依存反射率特性図、第4図は本発明の一
実施例において用いる色素膜厚依存反射率特性図、第5
図は本発明の一実施例において用いるBi膜厚依存反射
率特性図、第6図は本発明の一実施例において用いる色
素膜厚依存反射率特性図、第7図は本発明の一実施例と
しての光ディスクの記録後の状態を示す断面図である。 1・・・基板。 3・・・色素膜、 5.6・・・反射率曲線、 8・・・未記録部。 2・・・低融点金属膜、 4・・・光ビーム、 7・・・記録部、 纂 図 業 図 う皮+(7177′L) 稟 図 第 牛 図 色素膜厚(A) 集 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透明な基板と、その基板上に金属からなる第1の層
    と、近赤外吸収性を有する有機色素から成る第2の層と
    、を順次積層して成り、前記第1の層と第2の層の干渉
    効果により、再生波長780nmにおける反射率が70
    %以上、記録波長600nmにおける反射率が10%以
    上、50%以下となるように前記各層の膜厚を定めたこ
    とを特徴とする光ディスク。 2、請求項1に記載の光ディスクにおいて、前記第1の
    層を構成する金属層が、融点200℃以上、800℃以
    下の低融点金属層から成ることを特徴とする光ディスク
    。 3、請求項1に記載の光ディスクにおいて、前記第2の
    層を構成する有機色素層が、骨格置換IV族系ナフタロシ
    アニン色素層から成ることを特徴とする光ディスク。
JP63281232A 1988-11-09 1988-11-09 光ディスク Pending JPH02128331A (ja)

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JP63281232A JPH02128331A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 光ディスク

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JP (1) JPH02128331A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0676751A1 (en) * 1994-04-08 1995-10-11 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Optical recording media
EP0949612A1 (en) * 1998-04-09 1999-10-13 Samsung Electronics Co., Ltd. An optical recording medium

Cited By (3)

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EP0949612A1 (en) * 1998-04-09 1999-10-13 Samsung Electronics Co., Ltd. An optical recording medium
US6277460B1 (en) 1998-04-09 2001-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical recording medium

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