JPH0212781Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212781Y2 JPH0212781Y2 JP1984087771U JP8777184U JPH0212781Y2 JP H0212781 Y2 JPH0212781 Y2 JP H0212781Y2 JP 1984087771 U JP1984087771 U JP 1984087771U JP 8777184 U JP8777184 U JP 8777184U JP H0212781 Y2 JPH0212781 Y2 JP H0212781Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drip
- microphone
- sound hole
- proof
- proof device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
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- 210000004243 sweat Anatomy 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、マイクロホンに接続して使用され、
マイクロホンの特性に影響を与えることなく、防
滴するためのマイクロホン用の防滴装置に関する
ものである。
マイクロホンの特性に影響を与えることなく、防
滴するためのマイクロホン用の防滴装置に関する
ものである。
(背景技術とその問題点)
マイクロホンは屋外特に小雨中等で使用する場
合、あるいはシヤワー等の水のかかる様な場所で
使用する場合、入力側音孔が水滴で塞がれマイク
ロホンの特性が変化したり、入力側音孔から、マ
イクロホン内部に水滴が浸入して音響的、電気的
障害を起すことがあつた。また耳掛式補聴器、耳
穴式補聴器を装用した場合、発汗による汗がマイ
クロホン内部に浸入し、マイクロホンの特性が変
化したり、或はマイクロホンの内部が腐蝕したり
する問題を起すことがあつた。
合、あるいはシヤワー等の水のかかる様な場所で
使用する場合、入力側音孔が水滴で塞がれマイク
ロホンの特性が変化したり、入力側音孔から、マ
イクロホン内部に水滴が浸入して音響的、電気的
障害を起すことがあつた。また耳掛式補聴器、耳
穴式補聴器を装用した場合、発汗による汗がマイ
クロホン内部に浸入し、マイクロホンの特性が変
化したり、或はマイクロホンの内部が腐蝕したり
する問題を起すことがあつた。
これに対して従来マイクロホン内部に防滴手段
を施した防滴形マイクロホンが提供されている。
を施した防滴形マイクロホンが提供されている。
例えば振動膜と入力側音孔との間にポリエステ
ル等の樹脂フイルムで構成された防水性被膜を介
在せしめたものがあるが、かようにマイクロホン
内部に防滴手段を施した場合には、入力側音孔が
水滴で塞がれるのは阻止できない。また被覆膜を
介するので音の透過が良くない等の問題は解決さ
れていない。
ル等の樹脂フイルムで構成された防水性被膜を介
在せしめたものがあるが、かようにマイクロホン
内部に防滴手段を施した場合には、入力側音孔が
水滴で塞がれるのは阻止できない。また被覆膜を
介するので音の透過が良くない等の問題は解決さ
れていない。
(考案の目的)
本考案は、上記従来の問題を解決するものであ
り、エレクトレツトマイクロホン、電磁マイクロ
ホン等各種マイクロホンに適用できるものであ
る。またマイクロホンの特性を損うことなく、し
かも入力側音孔以前で防滴装置をマイクロホンに
接続して、防滴化を実現することを目的としたマ
イクロホン用の防滴装置を提供する。
り、エレクトレツトマイクロホン、電磁マイクロ
ホン等各種マイクロホンに適用できるものであ
る。またマイクロホンの特性を損うことなく、し
かも入力側音孔以前で防滴装置をマイクロホンに
接続して、防滴化を実現することを目的としたマ
イクロホン用の防滴装置を提供する。
(考案の概要)
この目的を達成するために、四弗化エチレン樹
脂でなる連続多孔性・防水性の膜状の防滴部材を
両面開口の筐体の内側空間部の適宜の位置に、前
記空間部を閉塞する如く配置した防滴装置をマイ
クロホンに接続するようにする。
脂でなる連続多孔性・防水性の膜状の防滴部材を
両面開口の筐体の内側空間部の適宜の位置に、前
記空間部を閉塞する如く配置した防滴装置をマイ
クロホンに接続するようにする。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図に従つて説明す
る。第1図において、1は四弗化エチレン樹脂に
特殊加工技術を施したゴアテツクス(登録商標)
の如き強靭でしなやかな繊維質の構造体で、連続
多孔性、防水性の膜状の防滴部材である。2は合
成樹脂でなる両面開口の筐体で、内側に空間部2
aを形成し、その空間部2aを閉塞する如く防滴
部材1を配置して防滴装置3を形成している。
る。第1図において、1は四弗化エチレン樹脂に
特殊加工技術を施したゴアテツクス(登録商標)
の如き強靭でしなやかな繊維質の構造体で、連続
多孔性、防水性の膜状の防滴部材である。2は合
成樹脂でなる両面開口の筐体で、内側に空間部2
aを形成し、その空間部2aを閉塞する如く防滴
部材1を配置して防滴装置3を形成している。
また、防滴部材1はしなやかな膜状であるた
め、取扱いを容易にする目的で、ポリエステル樹
脂の如き材質で、連続多孔性のシートでなる支持
部材(図示せず)を、防滴部材1の裏面に熱接着
してもよい。この場合、支持部は音の透過に影響
を与えないために、防滴部材の孔より大にする。
め、取扱いを容易にする目的で、ポリエステル樹
脂の如き材質で、連続多孔性のシートでなる支持
部材(図示せず)を、防滴部材1の裏面に熱接着
してもよい。この場合、支持部は音の透過に影響
を与えないために、防滴部材の孔より大にする。
防滴装置3は、防滴部材1が多孔性であるのを
利用して防滴部材1と一体成形している。防滴部
材1に支持部材を熱接着したものも一体成形形可
能であるのは勿論のことである。
利用して防滴部材1と一体成形している。防滴部
材1に支持部材を熱接着したものも一体成形形可
能であるのは勿論のことである。
この様な構成でなる防滴装置は、水滴ははじく
が音は透過させるので、第2図に示すように、マ
イクロホン4の入力側音孔4aに防滴装置3を装
着すると、マイクロホンの特性を変化させること
なく防滴が実現できる。
が音は透過させるので、第2図に示すように、マ
イクロホン4の入力側音孔4aに防滴装置3を装
着すると、マイクロホンの特性を変化させること
なく防滴が実現できる。
尚、防滴部材1を筐体2の端部に配設して、マ
イクロホン4の入力側音孔4aに密接させる配置
も考えられるが、かくすると小なる音孔4aを防
滴部材1で直接塞ぐ形となる為どうしても音が音
孔4aを通過しにくいものとなる。従つて防滴部
材1が音孔4aに密接しないように、音孔4aか
ら離れた防滴部材1を配置し、しかも筐体2の空
間を音孔4aより大となすことにより防滴部材1
の開口面積を音孔4aのそれよりも大となし、し
かして音が音孔4aを通過するのに支障をあたえ
ないようにすることが好ましい。
イクロホン4の入力側音孔4aに密接させる配置
も考えられるが、かくすると小なる音孔4aを防
滴部材1で直接塞ぐ形となる為どうしても音が音
孔4aを通過しにくいものとなる。従つて防滴部
材1が音孔4aに密接しないように、音孔4aか
ら離れた防滴部材1を配置し、しかも筐体2の空
間を音孔4aより大となすことにより防滴部材1
の開口面積を音孔4aのそれよりも大となし、し
かして音が音孔4aを通過するのに支障をあたえ
ないようにすることが好ましい。
第3図は、防滴装置を耳掛式補聴器に用いた第
二実施例である。図において、11は合成樹脂で
なる耳掛式補聴器の本体ケースで、内部に空間部
11aを設けている。12は補聴器用の小形マイ
クロホン、13はマイクチユーブで一端部にフラ
ンジ部13aを形成し、そのフランジ部13aは
防滴装置部3と、他端部はマイクロホン12の入
力側音孔部(図示せず)とそれぞれ接続してい
る。この防滴装置3、マイクチユーブ13は本体
ケース11の上端縁部11bに設けられた凹部に
装着され、マイクロホン12は、空間部11aに
収納される。14は合成樹脂の耳介に適合した形
状のチユーブ状のフツクで補聴器を耳介に装着
し、かつそのフツク14の先端部に耳栓(図示せ
ず)を装着して音声を伝送するためのもので、本
体ケース11の上端部に装着されている。15は
合成樹脂でなる筐体のウイントカバーで、フツク
14側に本体ケース11に装着され内側に空間部
15aを形成している。
二実施例である。図において、11は合成樹脂で
なる耳掛式補聴器の本体ケースで、内部に空間部
11aを設けている。12は補聴器用の小形マイ
クロホン、13はマイクチユーブで一端部にフラ
ンジ部13aを形成し、そのフランジ部13aは
防滴装置部3と、他端部はマイクロホン12の入
力側音孔部(図示せず)とそれぞれ接続してい
る。この防滴装置3、マイクチユーブ13は本体
ケース11の上端縁部11bに設けられた凹部に
装着され、マイクロホン12は、空間部11aに
収納される。14は合成樹脂の耳介に適合した形
状のチユーブ状のフツクで補聴器を耳介に装着
し、かつそのフツク14の先端部に耳栓(図示せ
ず)を装着して音声を伝送するためのもので、本
体ケース11の上端部に装着されている。15は
合成樹脂でなる筐体のウイントカバーで、フツク
14側に本体ケース11に装着され内側に空間部
15aを形成している。
外部音響信号は矢印で示す様に、空間部15a
防滴装置3、マイクチユーブ13を経てマイクロ
ホン12に入力され電気信号に変換される。
防滴装置3、マイクチユーブ13を経てマイクロ
ホン12に入力され電気信号に変換される。
この様に防滴装置を装着したマイクロホンを使
用した補聴器を難聴者が装用した場合、音響信号
は透過するが、汗、水滴等が空間部15aに浸入
しても、防滴装置ではじかれるため、マイクロホ
ンには何んら影響を与えない。
用した補聴器を難聴者が装用した場合、音響信号
は透過するが、汗、水滴等が空間部15aに浸入
しても、防滴装置ではじかれるため、マイクロホ
ンには何んら影響を与えない。
(考案の効果)
以上述べたように本考案によれば、四弗化エチ
レン樹脂でなる連続多孔性、防水性の膜状の防滴
部材を、マイクロホンの音孔を直接塞がないよう
に音孔から離して筐体内に配設し、しかも筐体開
口面積が音孔開口面積に比して大となしているた
め、防滴部材は音のマイクロホン音孔への進入を
妨げることがない。また音響特性を変えることな
くマイクロホンを水滴、汗等から保護することが
できる。
レン樹脂でなる連続多孔性、防水性の膜状の防滴
部材を、マイクロホンの音孔を直接塞がないよう
に音孔から離して筐体内に配設し、しかも筐体開
口面積が音孔開口面積に比して大となしているた
め、防滴部材は音のマイクロホン音孔への進入を
妨げることがない。また音響特性を変えることな
くマイクロホンを水滴、汗等から保護することが
できる。
第1図は本考案一実施例を示す側断面図、第2
図は同じく防滴装置をマイクロホンに接続した側
一部断面図、第3図は同じく防滴装置を耳掛式補
聴器に用いた側一部断面図。 1:防滴部材、2:筐体、2a:空間部、3:
防滴装置。
図は同じく防滴装置をマイクロホンに接続した側
一部断面図、第3図は同じく防滴装置を耳掛式補
聴器に用いた側一部断面図。 1:防滴部材、2:筐体、2a:空間部、3:
防滴装置。
Claims (1)
- マイクロホン4の入力側音孔4aの前に配置す
るマイクロホン用防滴装置3に於いて、四弗化エ
チレン樹脂でなる連続多孔性・防水性の膜状の防
滴部材1を、両面開口の筐体2の内側空間部2a
の前記音孔4aと離れた位置に、前記空間部2a
を閉塞する如く配置してなり、しかも前記空間部
2aが前記音孔4aに比して大なる空間であるこ
とを特徴とするマイクロホン用の防滴装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8777184U JPS615085U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | マイクロホン用の防滴装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8777184U JPS615085U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | マイクロホン用の防滴装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615085U JPS615085U (ja) | 1986-01-13 |
JPH0212781Y2 true JPH0212781Y2 (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=30640295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8777184U Granted JPS615085U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | マイクロホン用の防滴装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615085U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5850576B2 (ja) * | 1979-08-22 | 1983-11-11 | 固 青木 | ベ−スカツプ付き合成樹脂びんの延伸吹込成形法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57720Y2 (ja) * | 1977-03-29 | 1982-01-07 | ||
JPS5850576U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-05 | 東芝ライテック株式会社 | 防水形送話器 |
-
1984
- 1984-06-13 JP JP8777184U patent/JPS615085U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5850576B2 (ja) * | 1979-08-22 | 1983-11-11 | 固 青木 | ベ−スカツプ付き合成樹脂びんの延伸吹込成形法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS615085U (ja) | 1986-01-13 |
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