JPH0212623Y2 - - Google Patents

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JPH0212623Y2
JPH0212623Y2 JP1983146294U JP14629483U JPH0212623Y2 JP H0212623 Y2 JPH0212623 Y2 JP H0212623Y2 JP 1983146294 U JP1983146294 U JP 1983146294U JP 14629483 U JP14629483 U JP 14629483U JP H0212623 Y2 JPH0212623 Y2 JP H0212623Y2
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JP1983146294U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、デイフアレンシヤルオメガ補正値で
変調されたビーコン電波を受信処理することによ
つて補正値を再現し、これをオメガ受信機に対し
てデイフアレンシヤルオメガ補正値として送出す
る装置に関する。
デイフアレンシヤルオメガ補正システムとは、
陸上の固定点で測定されたオメガ信号の位相とそ
の点での理論的(チヤート上の)位相とからその
時の必要補正量を算出し、この算出値をデイフア
レンシヤルオメガ補正値として無指向性ビーコン
の電波にその情報を乗せて放送するものである。
この補正値は副搬送波の位相で表現され、搬送波
を副搬送波で位相変調することによつて情報を伝
送させる。利用者は、デイフアレンシヤルオメガ
補正値で変調されたビーコン電波を位相検波して
副搬送波を再現し、その波形の位相を求めること
によつてデイフアレンシヤルオメガ補正値を得る
ことができる。
この時、受信側で副搬送波が正しい波形として
再現されなかつたとすると、その位相すなわちデ
イフアレンシヤルオメガ補正値の信頼性も低下
し、従つて求めるオメガ位置の精度も悪くなると
いう欠点があつた。副搬送波の波形が正しく再現
されないという原因としては、混信による防
害、雑音によるSNR(信号対雑音比)低下、
受信機の故障、などが考えられる。
本考案は、かかる従来技術の欠点を解消するも
のであつて、前述副搬送波の波形が正しく再現さ
れているかどうかを常にチエツクして、正しく再
現されていないと判断された場合には得られたデ
イフアレンシヤルオメガ補正値をオメガ受信機に
送出しないようにしたものであり、即ち常に副搬
送波の再現度をチエツクして信頼性の高いデイフ
アレンシヤルオメガ補正データのみを使用して高
精度のオメガ位置を決定せんとするものである。
以下図面に示す本考案一実施例につき説明す
る。
第1図において、1は空中線、2は受信部、3
は補正値計算部、4はパルス発生部、5は補正値
出力端子である。空中線1で受信したデイフアレ
ンシヤルオメガ補正情報を含む電波は、受信部2
によつて位相検波されて、デイフアレンシヤルオ
メガ補正情報である副搬送波が取り出される。副
搬送波は正弦波であるが、その位相測定を容易に
するために、受信部2の出力には、そのゼロクロ
ス点を境に、負側を論理“−1”正側を論理
“1”と定義する方形波論理信号に波形整形され
た信号S1が現われる。第2図aに波形整形された
受信部2の出力波形S1を示す。この信号S1は次に
位相測定すなわちデイフアレンシヤルオメガ補正
値を計測するために、補正値計算部3に送られ
る。一方、パルス発生部4では副搬送波周波数と
同じくり返し周波数を持つn種のサンプルパルス
の波形P1−Poを発生し、補正計算部3へこれを
出力する。第2図bにこのn種サンプルパルスの
波形P1〜Poを示す。ここでP1〜Poのそれぞれの
位相は、副搬送波周波数のくり返し周期tsの1/
nだけ順次遅れている。補正値計算部3は、波形
整形された副搬送波信号S1とサンプルパルスP1
〜Poとからデイフアレンシヤルオメガ補正値お
よび副搬送波波形の再現度Sを計算した後、補正
値出力端子5へ、副搬送波波形が正しく再現され
たと判断した時のみその補正値を出力するもので
あり、これは通常マイクロコンピユータにより構
成され、副搬送波波形の再現度および補正値はソ
フトウエア処理手段によつて求められる。以下に
その詳細処理手順を示す。
〔処理1〕 n種のサンプルパルスP1〜Poでそ
れぞれ副搬送波信号S1の論理レベルをサンプリ
ングする。すなわちP1,P2,…,Poで副搬送
波をサンプリングして、xp1,xp2,…,xpo
得る。
〔処理2〕 副搬送波はオメガ送信セグメントと
同様のフオーマツトで送信されており、その信
号の持続時間はセグメントによつて多少異なる
が約1秒である。従つて処理1で示すサンプリ
ングはこの持続時間内でN回くり返されること
になる。次にN回くり返しサンプリングしたサ
ンプル値xpi1、xpi2,…xpij,…,xpiNから、n
種のサンプルパルスでサンプリングしたそれぞ
れの平均値p1p2,…,pi,…,poを求め
る。ここでこの平均値を式で表せばpi=(1/
N)Nj=1 (xpij)となる。これによつて副搬送波
のn点N回の波形重ね合わせ平均が求まつたこ
とになる。
〔処理3〕 次に位相、すなわちデイフアレンシ
ヤル補正値を求めるためにp1p2,…,po
の中から立上りゼロクロス点がp1から数えて
何番目にあるか、その値yを求める。デイフア
レンシヤルオメガ補正値0は0=100y/nで
求められる。単位はセンチサイクルである。
〔処理4〕 副搬送波波形の再現度SはS=oi=1
(|pi|)で計算する。この再現度Sは絶対値
の加算であるから重ね合わせ平均波形の面積で
あり、完全に方形波が再現された場合にはS=
nとなり全く再現できなかつた場合にはS=0
となり、いずれでもない場合には0<S<nと
なる。
〔処理5〕 再現度Sが、あらかじめ設定された
ある判定値SGより大きいか小さいかを判断し、
大きい場合にはデイフアレンシヤルオメガ補正
値0を補正値出力端子5に出力し、小さい場合
には出力しない。
なお、前述実施例ではパルス発生部4にて同期
tsのパルスをn種発生させているが、本考案はこ
れに限定されるものではなく、例えば周期をts
nとしたものを1種だけ発生させ、その代わり補
正値計算部3に於てn進カウント手段を持たせ、
補正値計算部3内にてn種のパルスに分離して計
測させることも可能である。
以上説明したように、本考案によれば信頼性の
低いデイフアレンシヤルオメガ補正値をオメガ受
信機にデータとして送出するということは無くな
り、その結果常に副搬送波の再現度をチエツクし
た上で信頼性の高いデイフアレンシヤルオメガ補
正データみが利用され、従つて高精度のオメガ位
置決定が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク回路
図、および第2図は第1図実施例の動作を示す波
形図である。 1……空中線、2……受信部、3……補正値計
算部、4……パルス発生部、5……補正値出力端
子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) デイフアレンシヤルオメガ補正値を示す副搬
    送波で位相変調された電波を受信して該副搬送
    波を再現するための空中線および受信部と、前
    記副搬送波の位相を測定してその測定結果を前
    記デイフアレンシヤルオメガ補正値として識別
    する識別部と、前記副搬送波の信号持続時間中
    前記副搬送波と同じ周期で前記副搬送波を抽出
    するための抽出部と、抽出された副搬送波を加
    算し平均を求めることによつて前記副搬送波の
    平均波形を求める手段と、該平均波形の面積を
    求める手段と、該平均波形面積が予め設定され
    た一定値以上であるときにのみデイフアレンシ
    ヤルオメガ補正値を出力する手段とを備えたこ
    とを特徴とするデイフアレンシヤルオメガ受信
    機。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記抽出部が、前記副搬送波の周波数と同じ周期
    を有するn種のサンプリングパルスを発生する
    ためのパルス発生部を備えることを特徴とする
    デイフアレンシヤルオメガ受信機。
JP14629483U 1983-09-21 1983-09-21 ディファレンシャルオメガ受信機 Granted JPS6053075U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6053075U JPS6053075U (ja) 1985-04-13
JPH0212623Y2 true JPH0212623Y2 (ja) 1990-04-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5071287A (ja) * 1973-07-03 1975-06-13

Patent Citations (1)

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JPS5071287A (ja) * 1973-07-03 1975-06-13

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JPS6053075U (ja) 1985-04-13

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