JPH02125701A - ほぞ取り機におけるバイス前後移動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、はぞ取り機におけるバイス前後移動装置に関
するものである。

〔発明の背景〕

バイスが前後移動するほぞ取り機において、長はぞ加工
等でバイスを後退させて加工する場合。

のこ刃の切削力により被切削材が引き込まれ、バイスが
前方に動いてしまう問題があり、従来は第３図のように
、前後移動固定用のロック機構を設け、固定レバー１５
でスライドパー５に直接固定していた。ところが、この
構成では可動フレーム６の前後移動を操作する操作レバ
ー９と、固定レバー１５の両操作が必要なため不便であ
った。また固定レバー１５を締め忘れた場合、被切削材
が引き込まれ機体が損傷したり、被切削材を駄目にする
等の問題があった。

り機におけるバイス装置を備えた可動フレームの前後移
動を簡便にすることである。

本発明は、のこ刃に対し前進方向の動作を規制し、バイ
ス前後移動機構の回転摺動部分にスプリングで付勢され
たラチェット機構を設け、さらに、ラチェット解除操作
を前後移動レバーの操作部で行なえるように工夫したも
のである。

説明する。ベース１上にガイドバー２を重設し、のこ刃
３を有した切削ヘッド４を上下動させる。

また、ベース上上の他端には、被切削材を固定するバイ
ス装置を設ける。

バイス装置は、ベース１に支持されたスライドパー５に
対し摺動可能に設けた可動フレーム６に配置されている
。

ベース１と可動フレーム６はリンク機構８で連結され、
操作レバー９の操作で可動フレーム６は前後移動する。

操作レバー９は、可動フレーム６に軸支された力点部１
０にラチェット機構を備えている。

前記ラチェット機構は、力点部１０をつめ車１１としス
プリング１２に付勢されたつめ１３とで形成し、のこ刃
３に対し前進方向には回動不可、後退方向には回動可能
なように歯形を成形する。また、つめ１３は操作レバー
９の先端に突出した操作子１４と連結し、操作子１４を
持ち上げるとつめ１３はつめ車１１から離脱し前進方向
に回動する。操作子１４を離すとスプリング１２により
つめ１３がつめ車１１に係合しラチェット機構が作動す
る。

本発明によれば、はぞ取り機におけるバイス前後移動機
構の一部にラチェット機構を設けたことにより、従来必
要とされていた固定レバーの締め付は操作が不要となり
、操作レバーの操作で藺単にバイスの移動量を調整する
ことができる。また、ラチェット機構を備えることによ
り、少なくとも可動フレームが切削ヘッド側へ引き込ま
れる事は確実になくすことができるため安全で能率よく
作業することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す側面図、第２図は本発
明のラチェット機構部を示す断面図、第３図は従来技術
を示す側面図である。 図において、１はベース、２はガイドバー、３はのこ刃
、４は切削ヘッド、６は可動フレーム、８はリンク機構
、９は操作レバー、１１はつめ車１２はスプリング、１
３はつめ、１４は操作子である。 株式会社日立工機原町 太１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ベース上に垂設したガイドバーに沿って昇降移動す
   る切削ヘッドと、この切削ヘッドの昇降方向に対しほぼ
   直交する方向に進退移動可能に配置された可動フレーム
   と、この可動フレームに被切削材を支持するバイス装置
   を備え、前記可動フレームの進退移動を前記ベースおよ
   び前記可動フレーム間に連結したリンク手段を介して行
   うほぞ取り機において、前記可動フレームの移動をロッ
   ク・解除する移動量調整手段を、前記リンク機構を構成
   するための一部材である操作レバーに設けたことを特徴
   とするほぞ取り機におけるバイス前後移動装置。 ２、前記移動量調整手段の操作部は、前記操作レバーの
   操作子にあることを特徴とする請求項１記載のほぞ取り
   機におけるバイス前後移動装置。