JPH02125392A - 文字認識方法およびこれを用いた文字認識装置 - Google Patents

文字認識方法およびこれを用いた文字認識装置

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JPH02125392A
JPH02125392A JP63283443A JP28344388A JPH02125392A JP H02125392 A JPH02125392 A JP H02125392A JP 63283443 A JP63283443 A JP 63283443A JP 28344388 A JP28344388 A JP 28344388A JP H02125392 A JPH02125392 A JP H02125392A
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寿昭 波田野
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北村 澄枝
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば光学的文字読取装置等において用いら
れる文字認識方法およびこれを用いた文字認識技術に関
する。
(従来の技術) 近年、光学的文字読取装置等においては、パターン・マ
ツチング等の文字認識技術の向上により、活字の読取り
に限ることなく手書き文字の読取りを行うことも可能と
されている。
このような装置では、入力文字パターンと複数の文字パ
ターン候補とのパターンφマツチングによりそれぞれの
類似度を算出し、その中で最大類似度を得た文字パター
ン候補を最終的な文字認識結果として判定し出力するこ
とで文字認識が行われている。
しかしながら、このような文字認識方法では、文字パタ
ーンの特徴の変化により、入力文字パターンと正しい文
字パターン候補との類似度がその他の文字パターン候補
との類似度よりも低くなってしまう事態が多々生じ、こ
れにより誤った文字認識が行われてしまうという難点が
ある。
このことから従来からの文字認識装置では、例えば入力
文字パターンと文字パターン候補とのマツチング基準そ
のものに文字パターンの特徴の変化に応じた修正や追加
を加えることにより、最低限の認識率を確保するように
していたが、このようにマツチング基準そのものを修正
するためには多大な手間と時間を必要とするので必ずし
も望ましい方法とはいえなかった。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来からの文字認識方法では、文字パタ
ーンの特徴の変化に対応して良好な文字認識結果を得る
ためには、パターン・マツチングの際用いられるマツチ
ング基準そのものに修正や追加を加えたりする必要があ
るので、多大な手間と時間がかかるという問題があった
本発明は上述した課題を解決するためのもので、パター
ンΦマツチングの際用いられる入力文字パターンと文字
パターン候補とのマツチング基準そのものに修正や追加
を加えることなく、文字パターンの特徴の変化に応じた
良好な文字認識を安定して行うことのできる文字認識方
法およびこれを用いた文字認識装置の提供を目的として
いる。
[発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 第1の発明は上記した目的を達成するために、入力文字
パターンと複数の文字パターン候補との各類似度から入
力文字パターンの認識結果として最も確信度の高い文字
パターン候補を判定するにあたり、入力文字パターンの
認識結果に誤りが生じた場合、その入力文字パターンに
対する次回からの文字認識において本来類似度が最大と
なってしかるべき文字パターン候補が得られるような方
向性を持って、入力文字パターンの各類−似度から最も
確信度の高い文字パターン候補を判定する方法を変更す
るようにしたものである。
また第2の発明は上記した目的を達成するために、入力
文字パターンと複数の文字パターン候補との各類似度か
ら入力文字パターンの認識結果として最も確信度の高い
文字パターン候補を判定する文字認識装置において、入
力文字パターンの認識結果に誤りが生じた場合、その入
力文字パターンに対する次回からの文字認識において本
来類似度が最大となってしかるべき文字パターン候補が
得られるような方向性を持って学習を行い、かつその入
力文字パターンの各類似度から最も確信度の高い文字パ
ターン候補を判定するニューラルネットを具備したもの
である。
またさらに第3の発明は上記した目的を達成するために
、最大類似度を得た文字パターン候補が本来類似度が最
大となってしかるべきものと一致するか否かを学習し判
断する第1のニューラルネットと、最大類似度を得た文
字パターン候補が本来類似度が最大となってしかるべき
ものと一致しないことが第1のニューラルネットにおい
て判断される場合の入力文字パターンを対象に、次回か
らの文字認識において本来類似度が最大となってしかる
べき文字パターン候補が得られるような方向性を持って
学習を行い、かつその入力文字パターンの各類似度から
最も確信度の高い文字パターン候補を判定する第2のニ
ューラルネットとを具備したものである。
またさらに第4の発明は上記した目的を達成するために
、類似度の高い上位所定数までの文字パターン候補のい
ずれかが本来類似度が最大となってしかるべきものと一
致するか否かを学習し判断する第1のニューラルネット
と、この第1のニューラルネットにおいて各文字パター
ン候補のいずれかが本来類似度が最大となってしかるべ
きものと一致すると判断される場合の入力文字パターン
を対象に、そのいずれが本来類似度が最大となってしか
るべき文字パターン候補かを学習し判断する第2のニュ
ーラルネットと、第1のニューラルネットにおいて各文
字パターン候補のいずれも本来類似度が最大となってし
かるべきものと一致しないと判断される場合の入力文字
パターンを対象に、次回からの文字認識において本来類
似度が最大となってしかるべき文字パターン候補が得ら
れるような方向性を持って学習を行い、かつその入力文
字パターンの各類似度から最も確信度の高い文字パター
ン候補を判定する第3のニューラルネットとを具備した
ものである。
(作 用) すなわち第1の発明では、入力文字パターンの認識結果
に誤りが生じた場合、その入力文字パターンに対する次
回からの文字認識において本来類似度が最大となってし
かるべき文字パターン候補が得られるような方向性を持
って、入力文字パターンの各類似度から最も確信度の高
い文字パターン候補を判定する方法を変更するようにし
たので、パターン・マツチングの際用いられる入力文字
パターンと文字パターン候補とのマツチング基準そのも
のに修正や追加を加えることなく、文字パターンの特徴
の変化に応じた良好な文字認識を安定して行うことがで
きる。
また第2の発明では、ニューラルネットを用いて第1の
発明と同様の作用を実現するようにしたので、第1の発
明と同様の効果を得ることができる。
さらに第3の発明では、まず第1のニューラルネットに
おいて、最大類似度を得た文字パターン候補が本来類似
度が最大となってしかるべきものと一致するか否かを学
習させるとともに、第2のニューラルネットにおいては
、第1のニューラルネットにおいて最大類似度の文字パ
ターン候補が本来類似度が最大となってしかるべきもの
と一致しないと判断される場合の入力文字パターンを対
象に、次回からの文字認識において本来類似度が最大と
なってしかるべき文字パターン候補が得られるような方
向性を持って学習させる。
そして、文字認識を行うにあたって、第1のニューラル
ネットにおいて最大類似度の文字パターン候補が本来類
似度が最大となってしかるべきものと一致すると判断さ
れた場合は、最大類似度の文字パターン候補をそのまま
文字認識結果として出力する。
一方、第1のニューラルネットにおいて、最大類似度の
文字パターン候補が、本来類似度が最大となってしかる
べきものと一致しないと判断された場合は、第2のニュ
ーラルネットを用いて判定された文字パターン候補を文
字認識結果として出力する。
したがって、この発明によれば、パターン・マツチング
の際のマツチング基準そのものに修正や追加を加えるこ
となく、文字パターンの特徴の変化に応じた良好な文字
認識を安定して行うことができ、しかもより少ない学習
回数で目的の作用を実現するニューラルネットを構築す
ることができる。
またさらに第4の発明では、まず第1のニューラルネッ
トにおいて、類似度の高い上位所定数までの文字パター
ン候補のいずれかが本来類似度が最大となってしかるべ
きものと一致するか否かを学習させる。
これに伴い第2のニューラルネットにおいては、第1の
ニューラルネットにおいて各文字パターン候補のいずれ
かが本来類似度が最大となってしかるべきものと一致す
ると判断される場合の各入力文字パターンを対象に、そ
のいずれが本来類似度が最大となってしかるべき文字パ
ターン候補であるかを学習させる。
さらにこれに伴って第3のニューラルネットでは、第1
のニューラルネットにおいて各文字パターン候補のいず
れも本来類似度が最大となってしかるべきものと一致し
ないと判断される場合の各入力文字パターンを対象に、
次回からの文字認識において本来類似度が最大となって
しかるべき文字パターン候補が得られるような方向性を
持って学習させる。
そして、文字認識を行うにあたって、第1のニューラル
ネットにおいて各文字パターン候補のいずれかが本来類
似度が最大となってしかるべきものと一致すると判断さ
れた場合は、第2のニューラルネットを用いて判定され
た文字認識結果を出力する。
一方、第1のニューラルネットにおいて各文字パターン
候補のいずれも本来類似度が最大となってしかるべきも
のと一致しないと判断された場合は、第3のニューラル
ネットを用いて判定された文字認識結果を出力する。
したがって、この発明によっても上述した第3の発明と
同様の効果を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図はこの発明に係る一実施例の文字認識装置を説明
するためのブロック図である。
同図において、1は帳票上に手書きされた文字を光学的
に読取って文字パターンを得るスキャナ部、2はスキャ
ナ部1により読取られた文字パターンとのマツチング対
象となる文字パターン候補群が登録されたパターン候補
格納部、3はスキャナ部1からの入力文字パターンとパ
ターン候補格納部2に格納された文字パターン候補との
所定のパターン・マツチングを行ってそれぞれの類似度
を算出するパターン・マツチング部、4はパターン・マ
ツチング部3において算出された各文字パターン候補に
対する類似度の組合せから、最も確からしい文字パター
ン候補を文字認識結果として判定する判定部、5は判定
部4において判定された文字認識結果を格納するデータ
格納部である。
ところで上述した判定部4は、その判定結果において誤
りが検出された場合の入力文字パターンに対する次回か
らの判定において、正しい文字認識結果が得られるよう
な方向性を持って、その判定の方法を変更するよう構成
されている。
この実施例ではこの判定方法を変更する機能を実現する
ため、例えばパックプロパゲーションアルゴリズム等の
学習アルゴリズムを用いて学習を行うニューラルネット
が採用されている。
第2図はこのニューラルネットの構成を示している。
同図に示すように、このニューラルネットにおけるネッ
トワークは、パターン・マツチングにより算出された各
パターン候補に対する類似度がそれぞれ入力される複数
の入力ノードAからなる入力層と、各入力ノードAとア
ークBを介してネットワークで結合された複数の中間ノ
ードCからなる中間層と、各中間ノードCとアークDを
介してネットワークで結合され、各パターン候補に対す
る類似度からそれぞれの最終的な正解確信度を示す値を
出力する出力ノードEからなる出力層とから構成されて
いる。
また上述した各アークBSDには、各ノード間の結合の
強さを示す荷重値が設定されており、これらの荷重値は
、次のネットワーク管理部により修正されるようになっ
ている。
このネットワーク管理部の構成を第3図に基づいて説明
する。
同図において、11は入力ノードAおよび中間ノードC
からそれぞれ出力されたデータを一時的に保持するノー
ド出力値テーブル、12は各アークB、Dに設定された
荷重値を保持する荷重値テーブル、13は各入力ノード
Aや中間ノードCからの出力データにそれぞれ荷重値テ
ーブル12上の対応する荷重値を乗じて積算を行う積算
器、14は個々の中間ノードCや出力ノードEに終結さ
れる積算結果を加算する加算器である。また15は通常
の文字認識において出力された各文字パターン候補に対
する最終的な積算値の中から最大値を得た文字パターン
候補を文字認識結果として判定する判定器、16は学習
時において出力された各文字パターン候補に対する最終
的な積算値と本来類似度が最大となってしかるべき正解
のデータとをそれぞれ取込んで比較し、それぞれが一致
しているかどうかを評価する評価器、17は評価器16
において各データが一致しないと判定されたとき、当該
入力文字パターンに対する次回からの文字認識処理にお
いて正解を得るような方向性を持って荷重値テーブル1
2上の各荷重値を修正する荷重値修正器、18は判定部
4に入力された各類似度の組合せと正解のデータとを学
習データとして格納する学習データベース、19は学習
データベース18の登録内容を管理する学習管理器であ
る。
次にこの実施例装置の動作を説明する。
まず認識の対象となる文字パターンのサンプルを幾つか
集め、これらのパターンイメージをスキャナ部1で順次
読取らせる。この後、パターン−マツチング部3におい
て、入力文字パターンと各文字パターン候補とのパター
ン・マツチングが行われることにより、各文字パターン
候補に対するそれぞれの類似度が判定部4に小力される
通常の文字認識では、この後、判定部4は入力された全
ての類似度データの中から最大類似度を得た文字パター
ン候補を判定器15で判定し、これを最終的な文字認識
結果としてデータ格納部5に出力するが、入力文字パタ
ーンの特徴の変化に応じた学習を行う場合は次のように
処理が行われる。これを第4図のフローチャートを用い
て説明する。
まず、パターン・マツチング部3において求められた各
文字パターン候補に対する類似度の組合せは、その類似
度の組合せに対して最終的に得られることが望ましい正
解のデータとともに学習データとして学習データベース
18に登録される。
学習の実行は、この学習データベース18から、類似度
の組合せとこれに対応する正解のデータを1組ずつ抽出
しくステップa)、これらを判定部4におけるニューラ
ルネットの入力ノード出力値テーブル11と評価器16
にそれぞれセットすることにより開始される(ステップ
b)。
さて入力ノード出力値テーブル11に類似度がセットさ
れると、各類似度は入力ノードAから中間ノードCを介
して出力ノードEに至るまでの間において、アークBお
よびアークDにそれぞれ設定された荷重値を用いて積算
、さらに加算され(ステップC)、この結果、最終的に
各出力ノードEに終結されたそれぞれの値が各文字パタ
ーン候補に対する確からしさを示す値(確信度)となる
この後、各出力ノードEから出力された各文字パターン
候補に対する値は評価器16に出力される。比較器16
は、その各出力ノードEから出力されたデータと正解の
データとを比較評価しくステップd)、その比較評価の
結果、両者が一致していなければ、荷重値修正器17を
起動させて荷重値テーブル12における各荷重値を修正
する(ステップe)。同時に学習管理器19は、今1回
の文字認識処理における入力類似度の組合せと正解のデ
ータとを学習データとして学習データベース18に格納
する。
全ての文字パターンのサンプルに対する 1回目の学習
が終了すると、学習管理器19は、2回目の学習を開始
させるため学習データベース18から再度1組ずつ各類
似度の組合せと正解のデータとを抽出し、これらをニュ
ーラルネットにそれぞれセットする。
以上の学習動作を延々と繰り返し、全ての文字パターン
のサンプルについて正解のデータが得られるようになっ
た時点で、あるいは所定回数の荷重値修正を終えた時点
で、全ての学習を終了させる(ステップf)。
かくしてこの実施例の文字認識装置によれば、各文字パ
ターン候補に対する類似度から最終的に文字認識結果を
判定する方法を、ニューラルネットを用いて修正するよ
うにしたので、パターン・マツチングの際用いられるマ
ツチング基準そのものに修正や追加を加えることなく、
入力文字パターンの特徴の変化に応じた良好な文字認識
を安定して行うことが可能となる。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第5図はこの実施例の文字認識装置における判定部を示
しており、その他の構成部分については先に説明した実
施例と同じである。
同図に示すように、この文字認識装置における判定部は
、次の2つのニューラルネット21.22を主要構成部
としている。
第1のニューラルネット21は、入力文字パターンに対
して類似度が最大となった文字パターン候補が本来類似
度が最大となってしかるべきものと一致するか否かを学
習し判断するためのものである。
第2のニューラルネット22は、第1のニューラルネッ
ト21において、入力文字パターンに対し類似度が最大
となった文字パターン候補が本来類似度が最大となって
しかるべきものと一致しないことが判断された場合、当
該入力文字パターンに対する次回からの文字認識におい
て正解のデータが得られるような方向性を持って学習を
行うとともに、通常の文字認識時においてその入力文字
パターンに対する文字認識時において最終的な文字パタ
ーン候補の判定を行うためのものである。
また23は判定器である。この判定器23は、第1のニ
ューラルネット21において、入力文字パターンに対し
て最大類似度を得た文字パターン候補が本来類似度が最
大となってしかるべきものと一致することが判断された
場合に、パターン・マツチングで最大類似度を得た文字
パターン候補を最終的な文字認識結果と判定し、逆に、
最大類似度の文字パターン候補が本来類似度が最大とな
ってしかるべきものと一致しないと判断された場合は、
第2のニューラルネット22を介して判定された文字パ
ターン候補を最終的な文字認識結果として判定し出力す
るためのものである。
さらに24は全体学習データベースである。この全体学
習データベース24には、認識すべき全ての文字パター
ンを対象とした学習データ、すなわち入力文字パターン
と各文字パターン候補とのそれぞれの類似度とこれに対
応する正解のデータとの組が格納される。またこの全体
学習データベース24に格納された学習データは、学習
実行の原、第1および第2のニューラルネット21.2
2における各学習データベース(図示省略)に転送され
ることになるが、第2のニューラルネット22に対して
は、データ選別器25により選別された学習データのみ
が転送されるようになっている。
次にこの実施例装置の動作を説明する。
まず“0”から“9″までの手書き文字を認識する場合
を例にとって説明する。
ここで正解が“4”である入力文字パターンに対し各文
字パターン候補との類似度を算出したところ、 0・・・・・・・・・001 1・・・・・・・・・0.1 2・・・・・・・・・0.1 3・・・・・・・・・0.2 4・・・・・・・・・0,7 5・・・・・・・・・0.8 6・・・・・・・・・0.3 7・・・・・・・・・0.1 8・・・・・・・・・0.1 9・・・・・・・・・0.1 という結果が得られたとする。
この場合、最大の類似度の文字パターン候補は“4”で
はなく “5°であることから、ここでは“4°の文字
パターン候補に対する類似度を“5”の文字パターン候
補に対する類似度よりも確信度が高いものとして判定が
なされるように第2のニューラルネット22における各
アークの荷重値を修正することが必要となる。
この実施例装置では、上記した各文字パターン候補に対
する類似度とこれに対応する正解のデータとを学習デー
タとして用いて、次のような学習を各ニューラルネット
21.22において実行させる。
まず認識の対象となる文字パターンのサンプルを幾つか
集め、これらを順次この文字認識装置に入力して、その
入力文字パターンと各文字パターン候補との類似度を算
出する。
算出された各類似度は、これに対応する正解のデータと
ともに全体学習データベース24に格納される。
この後、全体学習データベース24から一組ずつ学習デ
ータを読出し、これを第1および第2のニューラルネッ
ト21.22に入力してそれぞれの学習を開始させる。
ここで第1のニューラルネット21においては、入力文
字パターンに対し最大類似度を得た文字パターン候補が
本来類似度が最大となってしかるべきものと一致する場
合は「YES」、そうでない場合はrNOJを出力する
よう各アークの荷重値を修正して学習させる。
また、第2のニューラルネット22においては、第1の
ニューラルネット21で最大類似度を得た文字パターン
候補が本来類似度が最大となってしかるべきものと一致
しないと判断された場合の入力文字パターンに対しての
み、次回からの文字認識において正解が得られるような
方向性を持って各アークの荷重値を修正して学習させる
こうして第1および第2の二二−ラルネット21.22
の修正を行い、全てのサンプルについて正解のデータが
得られるようになった時点で学習を終了させる。
このような判定部で文字認識結果の判定を行うときは、
まず第1のニューラルネット21において、入力文字パ
ターンに対し最大類似度を得た文字パターン候補が本来
類似度が最大となってしかるべきものと一致すると判断
された場合、パターン・マツチングで得た各類似度をそ
のまま判定基準とし、最大類似度を得た文字パターン候
補を文字認識結果として出力する。
また、入力文字バタ・−ンに対し最大類似度を得た文字
パターン候補が本来類似度が最大となってしかるべきも
のと一致しないと判断された場合は、第2のニューラル
ネット22を用いて判定された文字パターン候補を文字
認識結果として出力する。
かくしてこの実施例の文字認識装置によれば、文字パタ
ーンの特徴の変化により正確な認識を行うことができな
かった入力文字パターンに対する判定においてのみ用い
られる第2のニューラルネット22を備えたので、より
少ない学習回数で、文字パターンの特徴に変化に応じた
良好な文字認識を安定して行うための判定部を構築する
ことができる。したがって、特徴の変化が大きい文字パ
ターンのグループに対しても効率良く学習を行って良好
な文字認識を行うことができる。
次に本発明のさらに他の実施例を説明する。
第6図はこの実施例の文字認識装置における判足部を示
しており、その他の構成部分については第1図の実施例
と同じである。
同図に示すように、この文字認識装置における判定部は
、次の3つのニューラルネット31.32.33を主要
な構成部としている。
第1のニューラルネット31は、類似度が最大となった
文字パターン候補と 2番目に高い文字パターン候補の
いずれかが本来類似度が最大となってしかるべきものと
一致するか否かを学習し判断するよう構成されている。
第2のニューラルネット32は、類似度が最大となった
文字ノドターン候補と 2番目に高い文字パターン候補
のいずれかが本来類似度が最大となってしかるべきもの
と一致することが第1のニューラルネット31において
判定される場合に、そのどちらが正解であるかを当該入
力文字パターンに対する次回からの文字認識において判
定できるような方向性を持って学習を行う。
第3のニューラルネット33は、入力文字パターンに対
して類似度が最大となった文字パターン候補と 2番目
に高い文字パターン候補のいずれも本来類似度が最大と
なってしかるべきものと一致しないと判定される場合に
、その入力文字パターンに対する次回からの文字認識に
おいて正解のデータが得られるような方向性を持って学
習を行う。
また34は判定器である。この判定器34は、第2のニ
ューラルネット32で判定された結果と第3のニューラ
ルネット33で判定された結果のどちらを最終的な文字
認識結果として出力するかを第1のニューラルネット3
1の判定結果に基づいて決定するためのものである。
さらに35は全体学習データベースである。この全体学
習データベース35には、認識すべき全ての文字パター
ンを対象とした学習データ、すなわち入力文字パターン
と各文字パターン候補とのそれぞれの類似度とこれに対
応する正解のデータとの組が格納される。またこの全体
学習データベース35に格納された学習データは、学習
実行の際、各二二−ラルネット31.32.33におけ
る各学習データベース(図示省略)に転送されることに
なるが、第2のニューラルネット32と第3のニューラ
ルネット33に対しては、それぞれデータ選別器36に
より選別されたもの、つまりそれぞれ自身のニューラル
ネットにおいて学習の対象とされた入力文字パターンに
対応する学習データのみが転送されるようはなっている
次にこの実施例装置の動作を説明する。
まず認識の対象となるべき文字パターンのサンプルを幾
つか集め、これらを文字認識装置に順次入力して、入力
文字パターンと各文字パターン候補とのそれぞれの類似
度を算出する。
算出された各類似度は、これに対応する正解のデータと
ともに全体学習データベース35に格納される。
この後、全体学習データベース35から一組ずつ学習デ
ータを抽出し、これを第1、第2、第3のニューラルネ
ット31.32.33に入力してそれぞれの学習を開始
させる。
すなわちここで、第1のニューラルネット31において
は、類似度が最大となった文字パターン候補と2番目に
高い文字パターン候補のいずれかが本来類似度が最大と
なってしかるべきものと一致する場合は「YES」、そ
うでない場合は「NO」を出力するように各アークの荷
重値を修正して学習させる。
また、第2のニューラルネット32においては、類似度
が最大の文字パターン候補または2番目に高い文字パタ
ーン候補のいずれかが本来類似度が最大となってしかる
べきものと一致することが第1のニューラルネット31
で判断される場合に、さらにそのどちらが正解であるか
を判断できるよう各アークの荷重値を修正して学習させ
る。
さらに第3のニューラルネット33においては、類似度
が最大の文字パターン候補と 2番目に高い文字パター
ン候補のいずれも本来類似度が最大となってしかるべき
ものと一致しないことが第1のニューラルネット31で
判断される場合に、その入力文字パターンに対する次回
からの文字認識において正解のデータが得られるような
方向性を持って学習させる。
こうして第1、第2、第3のニューラルネット31.3
2.33の修正を行って全てのサンプルについて正解の
データが出力されるようになった時点で、または所定の
回数修正を行った時点で全ての学習を終了させる。
さてこの文字認識装置において通常の文字認識を行う場
合は、まず第1のニューラルネット31において、類似
度が最大の文字パターン候補と2番目に高い文字パター
ン候補のいずれかが本来類似度が最大となってしかるべ
きものと一致するが否かを判断する。
この判断の結果、そのいずれかが本来類似度が最大とな
ってしかるべきものと一致すると判断された場合は、第
2のニューラルネット32でそのどちらが正解であるか
判定した結果を文字認識結果として出力する。
一方、そのいずれも本来類似度が最大となってしかるべ
きものと一致しないことが判断された場合は、第3のニ
ューラルネット33により判定された結果を文字認識結
果として出力する。
かくしてこの実施例の文字認識装置においても先に説明
した2つの実施例と同様の効果が得られる。
なお、以上説明した実施例は学習アルゴリズムを用いた
ニューラルネットにより、各パターン候補に対する類似
度から最終的な文字認識結果を判定する方法を変更する
ものであるが、さらに学習の範囲を広めて修正の方法ま
でも変更するようにすれば、より一層の学習効率アップ
を図ることも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の文字認識方法およびこれを
用いた文字認識装置によれば、パターン・マツチングの
際用いられるマツチング基準そのものに修正や追加を加
えることなく、文字パターンの特徴の変化に応じた良好
な文字認識を安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の文字認識方法を採用した文
字認識装置の構成を説明するためのブロック図、第2図
は第1図におけるニューラルネットの構成を説明するた
めの図、第3図は第2図のニューラルネットを管理する
ネットワーク管理部の構成を説明するためのブロック図
、第4図は第3図のネットワーク管理部における学習動
作の流れを示すフローチャート、第5図は本発明の他の
実施例の文字認識装置を示すブロック図、第6図は本発
明のさらに他の実施例の文字認識装置を示すブロック図
である。 3・・・パターン・マツチング部、4・・・判定部、1
1・・・ノード出力値テーブル、12・・・荷重値テー
ブル、13・・・積算器、14・・・加算器、15・・
・判定器、16・・・評価器、17・・・荷重値修正器
、18・・・学習データベース、19・・・学習管理器
。 出願人     株式会社 東芝 代理人 弁理士 須 山 佐 − 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力文字パターンと複数の文字パターン候補との
    各類似度から前記入力文字パターンの認識結果として最
    も確信度の高い文字パターン候補を判定するにあたり、
    前記入力文字パターンの認識結果に誤りが生じた場合、
    その入力文字パターンに対する次回からの文字認識にお
    いて本来類似度が最大となってしかるべき文字パターン
    候補が得られるような方向性を持って、該入力文字パタ
    ーンの各類似度から最も確信度の高い文字パターン候補
    を判定する方法を変更することを特徴とする文字認識方
    法。
  2. (2)入力文字パターンと複数の文字パターン候補との
    各類似度から前記入力文字パターンの認識結果として最
    も確信度の高い文字パターン候補を判定する文字認識装
    置において、前記入力文字パターンの認識結果に誤りが
    生じた場合、その入力文字パターンに対する次回からの
    文字認識において本来類似度が最大となってしかるべき
    文字パターン候補が得られるような方向性を持って学習
    を行い、かつその入力文字パターンの前記各類似度から
    最も確信度の高い文字パターン候補を判定するニューラ
    ルネットを具備したことを特徴とする文字認識装置。
  3. (3)入力文字パターンと複数の文字パターン候補との
    各類似度から前記入力文字パターンの認識結果として最
    も確信度の高い文字パターン候補を判定する文字認識装
    置において、最大類似度を得た文字パターン候補が本来
    類似度が最大となってしかるべきものと一致するか否か
    を学習し判断する第1のニューラルネットと、該最大類
    似度を得た文字パターン候補が本来類似度が最大となっ
    てしかるべきものと一致しないことが前記第1のニュー
    ラルネットにおいて判断される場合の入力文字パターン
    を対象に、次回からの文字認識において本来類似度が最
    大となってしかるべき文字パターン候補が得られるよう
    な方向性を持って学習を行い、かつその入力文字パター
    ンの前記各類似度から最も確信度の高い文字パターン候
    補を判定する第2のニューラルネットとを具備したこと
    を特徴とする文字認識装置。
  4. (4)入力文字パターンと複数の文字パターン候補との
    各類似度から前記入力文字パターンの認識結果として最
    も確信度の高い文字パターン候補を判定する文字認識装
    置において、類似度の高い上位所定数までの文字パター
    ン候補のいずれかが本来類似度が最大となってしかるべ
    きものと一致するか否かを学習し判断する第1のニュー
    ラルネットと、この第1のニューラルネットにおいて該
    各文字パターン候補のいずれかが本来類似度が最大とな
    ってしかるべきものと一致すると判断される場合の入力
    文字パターンを対象に、そのいずれが本来類似度が最大
    となってしかるべき文字パターン候補かを学習し判断す
    る第2のニューラルネットと、前記第1のニューラルネ
    ットにおいて該各文字パターン候補のいずれも本来類似
    度が最大となってしかるべきものと一致しないと判断さ
    れる場合の入力文字パターンを対象に、次回からの文字
    認識において本来類似度が最大となってしかるべき文字
    パターン候補が得られるような方向性を持って学習を行
    い、かつその入力文字パターンの前記各類似度から最も
    確信度の高い文字パターン候補を判定する第3のニュー
    ラルネットとを具備したことを特徴とする文字認識装置
JP63283443A 1988-07-30 1988-11-09 文字認識方法およびこれを用いた文字認識装置 Expired - Lifetime JPH07117990B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002139012A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Horikoshi:Kk 高さ調節用ナットと底板への高さ調節用ナット取付け構造

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58221474A (ja) * 1982-06-17 1983-12-23 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 自己組織化記憶装置

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