JPH021231A - 脳波の警告信号をえるための方法と装置 - Google Patents
脳波の警告信号をえるための方法と装置Info
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- JPH021231A JPH021231A JP63217376A JP21737688A JPH021231A JP H021231 A JPH021231 A JP H021231A JP 63217376 A JP63217376 A JP 63217376A JP 21737688 A JP21737688 A JP 21737688A JP H021231 A JPH021231 A JP H021231A
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Landscapes
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、各種輸送機類の運転操縦者その他の従事者
が遭遇しやすい、不安全行為に関係のある脳活動性の減
退に対してで告を怪えるための、すぐれた取り扱い上の
便宜性を有する、一般使用者のための脳波を利用する新
規な携帯用警告装置に関するものである。
が遭遇しやすい、不安全行為に関係のある脳活動性の減
退に対してで告を怪えるための、すぐれた取り扱い上の
便宜性を有する、一般使用者のための脳波を利用する新
規な携帯用警告装置に関するものである。
[背景コ
現在まで体動、生体電気などを利用する各種の警報装置
がドライバー等の居眠り運転を防止するために考案され
てきている。通常ドライバーは、長時間連続の運転によ
って疲労とともに脳活動の減退を伴い、その結果居眠り
運転におちいると考えられる。したがって居眠りに至ら
ずとも、不測の事故を起こす可能性のあるこのような脳
活動の減退の不安全状態を検知することは、居眠りの検
知とともに極めて重要であるが、脳波の利用によるもの
を除けば公知の方法は、居眠りに入る以前のそのような
不安定な脳活動の状態を正確に検知する目的に対しては
一般に極めて不満足である。
がドライバー等の居眠り運転を防止するために考案され
てきている。通常ドライバーは、長時間連続の運転によ
って疲労とともに脳活動の減退を伴い、その結果居眠り
運転におちいると考えられる。したがって居眠りに至ら
ずとも、不測の事故を起こす可能性のあるこのような脳
活動の減退の不安全状態を検知することは、居眠りの検
知とともに極めて重要であるが、脳波の利用によるもの
を除けば公知の方法は、居眠りに入る以前のそのような
不安定な脳活動の状態を正確に検知する目的に対しては
一般に極めて不満足である。
以上の方法に対して、脳波の活動はル4の活動性と密接
に関係すると考えられ、したがって脳波を用いる方法は
脳の活動性の減退を管層する目的に対して最も合理的か
つ信頼できるものであるが、遺憾ながら操作」二の困雅
に加えてその実用化の試みは現在迄成功していない。例
えば特開昭59−127198には、居眠りの特殊な脳
波パターンを検知して芒報する装置の試みについて、複
雑かつ高価なため実用的でない点がのべられている。
に関係すると考えられ、したがって脳波を用いる方法は
脳の活動性の減退を管層する目的に対して最も合理的か
つ信頼できるものであるが、遺憾ながら操作」二の困雅
に加えてその実用化の試みは現在迄成功していない。例
えば特開昭59−127198には、居眠りの特殊な脳
波パターンを検知して芒報する装置の試みについて、複
雑かつ高価なため実用的でない点がのべられている。
また本発明者による特開昭62−14833は、脳波を
増幅後整流平滑してえられる直流電圧値から居眠りのレ
ベルを検知警報する方法を提案しているが、いまだ満足
できる実用的価値を有するものとはいい難い。即ち脳波
による一般使用者のための警報装置の実用化においては
、公知の方法に比較して、脳波の伝達手段のより一層の
便宜性。
増幅後整流平滑してえられる直流電圧値から居眠りのレ
ベルを検知警報する方法を提案しているが、いまだ満足
できる実用的価値を有するものとはいい難い。即ち脳波
による一般使用者のための警報装置の実用化においては
、公知の方法に比較して、脳波の伝達手段のより一層の
便宜性。
取り扱いの単純化と容易性および脳波の電子的処理回路
のより一層の信頼性を新たに付与する必要がある。
のより一層の信頼性を新たに付与する必要がある。
[発明の目的コ
この発明の目的は、特に前記の本発明者がすでに提案し
た装置の以上の欠点を改善するとともに一般使用者のた
めの新規な脳波の携帯用警告装置を提供することにある
。更に詳述すれば、第1の目的は、満足される便宜性を
もって効率的かつ安定に脳波を伝達するための新規の手
段を提供することにあり、この目的のための電極ホルダ
ーを有する着脱自在の装着部とこれに使用することので
きる交換可能な新規の電極を提供する。第2の目的は、
本発明者が提案した公知の脳波の電子的処理回路を改良
することにより、脳波の督告信号をえるための十分な信
頼性を有する改善された回路を提供することにある。こ
の目的のために、種々のノイズによる脳波の擾乱を抑制
するための特殊のアクチブフィルタと脳波の活動性の低
下に有効な2告を与えるための、LEDインジケータお
よび一層のためのロジカルスイッチが含まれる、特別の
1回路が使用された。またすぐれた携帯性を付与する目
的に対しては、この発明の装置の電源に小型乾電池を使
用することができる。
た装置の以上の欠点を改善するとともに一般使用者のた
めの新規な脳波の携帯用警告装置を提供することにある
。更に詳述すれば、第1の目的は、満足される便宜性を
もって効率的かつ安定に脳波を伝達するための新規の手
段を提供することにあり、この目的のための電極ホルダ
ーを有する着脱自在の装着部とこれに使用することので
きる交換可能な新規の電極を提供する。第2の目的は、
本発明者が提案した公知の脳波の電子的処理回路を改良
することにより、脳波の督告信号をえるための十分な信
頼性を有する改善された回路を提供することにある。こ
の目的のために、種々のノイズによる脳波の擾乱を抑制
するための特殊のアクチブフィルタと脳波の活動性の低
下に有効な2告を与えるための、LEDインジケータお
よび一層のためのロジカルスイッチが含まれる、特別の
1回路が使用された。またすぐれた携帯性を付与する目
的に対しては、この発明の装置の電源に小型乾電池を使
用することができる。
この発明の別の目的は、居眠りのみでなく、視覚活動の
低下、集中力の減退、注意力の消失など脳の活動性の減
退による不安定状態を告知することができる、公知の装
置に比較してすぐれた有効性を有する警告装置を提供す
ることにある。
低下、集中力の減退、注意力の消失など脳の活動性の減
退による不安定状態を告知することができる、公知の装
置に比較してすぐれた有効性を有する警告装置を提供す
ることにある。
[発明の構成]
以下図面にもとづいてこの発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明の脳波を伝達するための手段を有す
る各種の着脱自在の装着部を例示するが、A−Dは頭部
装着器、Eは眼鏡式装着器である。
る各種の着脱自在の装着部を例示するが、A−Dは頭部
装着器、Eは眼鏡式装着器である。
Aは、ヘッドバンド1の少なくとも1箇所に配置する電
極ホルダーコ3.伸縮性バンド2および必要によっては
イヤクリップ4a、4bを接合するための手段によって
形成される装着器の例である。
極ホルダーコ3.伸縮性バンド2および必要によっては
イヤクリップ4a、4bを接合するための手段によって
形成される装着器の例である。
この発明においては、イヤクリップを使用する代わりに
電極ホルダー3と同様のものをヘッドバンド1の他の2
箇所に配置してもよい。電極ホルダーに電極を接合しこ
れらを装着することによって脳波を伝達する。Bは、電
極ホルダ3を有する支持体6を少なくとも3箇所に配置
するヘッドリング5および伸縮性バンド2によって形成
される装着器の例である。Cは、頭部へのヘッドホーン
型懸垂子7の両端およびその中間部に電極ホルダ3を有
する支持体6を配置することによって形成される装着器
の例である。Dは、帽子8に電極ホルダ3を有する支持
体6を配置しかつ必要によりイヤクリップ4a、4bを
接合するための手段によって形成される装着器の例であ
る。Eは、電極ホルダ3を有する支持体6′を眼鏡9の
テンプル上に配置しイヤクリップ4a、4bを接合する
ための手段によって形成される装着器の例である。
電極ホルダー3と同様のものをヘッドバンド1の他の2
箇所に配置してもよい。電極ホルダーに電極を接合しこ
れらを装着することによって脳波を伝達する。Bは、電
極ホルダ3を有する支持体6を少なくとも3箇所に配置
するヘッドリング5および伸縮性バンド2によって形成
される装着器の例である。Cは、頭部へのヘッドホーン
型懸垂子7の両端およびその中間部に電極ホルダ3を有
する支持体6を配置することによって形成される装着器
の例である。Dは、帽子8に電極ホルダ3を有する支持
体6を配置しかつ必要によりイヤクリップ4a、4bを
接合するための手段によって形成される装着器の例であ
る。Eは、電極ホルダ3を有する支持体6′を眼鏡9の
テンプル上に配置しイヤクリップ4a、4bを接合する
ための手段によって形成される装着器の例である。
以上においてヘッドバンド1.眼鏡9のフレーム、電極
ホルダの支持体6,6′およびイヤクリップ4a、4b
は何れも高絶縁性プラスチックスで作成されるのが好ま
しい。ヘッドリング5および懸垂子7は弾性金属線等で
作成することができる。電極ホルダ3は金属または金属
メツキ等の導電性物質で任意形状のものを作成すること
ができるが1円筒状もしくは磁気性円盤が好都合である
。
ホルダの支持体6,6′およびイヤクリップ4a、4b
は何れも高絶縁性プラスチックスで作成されるのが好ま
しい。ヘッドリング5および懸垂子7は弾性金属線等で
作成することができる。電極ホルダ3は金属または金属
メツキ等の導電性物質で任意形状のものを作成すること
ができるが1円筒状もしくは磁気性円盤が好都合である
。
装着器の2個の電極ホルダまたはイヤグリップ44およ
び4bは脳波の基準電極のために使用され、残りの電極
ホルダは関電極のために使用される。
び4bは脳波の基準電極のために使用され、残りの電極
ホルダは関電極のために使用される。
第1図には1個の関電極のみを示したが、複数個の関電
極を装着器に配置して使用することもできる。イヤクリ
ップを装着器に接合するための手段には、例えばピン−
ジャック(ヅラダイン)コネクタ。
極を装着器に配置して使用することもできる。イヤクリ
ップを装着器に接合するための手段には、例えばピン−
ジャック(ヅラダイン)コネクタ。
ホック式コネクタ或は装着器Eの特有の連結コネクタな
どが用いられる。
どが用いられる。
以上の着脱自在の装着部は上記主旨に則ったものであれ
ばいかなる形のものであってもよい。
ばいかなる形のものであってもよい。
第2図には、以上の電極ホルダに接合して使用すること
のできるこの発明の交換可能な電極を示す。一般使用者
の使い易さのために考案された、交換および使いずで可
能なこの電極は、取り扱いの容易さ、生体電気のすぐれ
た伝達性および経済的有利性を有する。Aは、支持体1
5に固定された電極ホルダ3へ挿入接合する場合のこの
発明の乾式(又は半乾式)電極の断面構成図を示す。こ
の電極は、コツプ状導電性受台10上に載置される導電
性ゲル体12とそれを被覆する多孔性物質11およびそ
れらの固定リング13.14から構成される。導電性コ
ツプ10は、好ましくは金属又は金属メツキ物から作成
されるが、円筒状のみならず他の形態のものも使用さ4
しる。導電性ゲル体12は、例えば合成の医用側電性ゲ
ルまたはてんぐさ、寒天などの天然ゲル等各種ゲルから
作成することがきる。多孔性被覆体11は、この発明に
よれば、良好な生体電気の伝達効率を獲得するための親
水性繊維組織また親水性の多孔性フィルムがこのましい
。ここでは該多孔性被覆体が、良好な親和性をもってゲ
ル体を補強することによってゲル母体の頭部への密接を
援助し、更にゲル体と協同して頭皮から脳波を伝達する
ことが望まれる。Bは、支持体15に固定さ九た円盤状
の電極ホルダ17ど磁気的接合をする場合のこの発明の
湿式電極の断面構成図を示す、この電極は、コツ性被覆
体]]で覆い、該容器]8内にはスポンジ性充填材19
を収納し、そJtらの固定用リング13.14をもって
構成される。導電性容器18は乾式電極に使用されるコ
ツプ10に類似のものを使用できるが、磁気性の電極ホ
ルダ17と接合するためには同様に磁気性金属で作成さ
れることが好ましい。この湿式電極は、多孔性被覆体お
よびスポンジ性充填材の両者を電解質水溶液で湿潤する
ことによって使用される。ここでは、スポンジ性充填材
の含浸液が貫通孔20を通して多孔性被覆体に供給され
るので、長時間の使用においても1頭皮に接触して脳波
を伝達するために必要な該被覆体の湿潤度を充分に保つ
ことができる。したがってこの発明のスポンジ充填材は
水溶液含浸性の大きい親水性の連続発泡エラストマーま
たは海綿などで作成したものが好ましい。第2図の電極
ホルダの導線16が脳波を電子回路へ導く。
のできるこの発明の交換可能な電極を示す。一般使用者
の使い易さのために考案された、交換および使いずで可
能なこの電極は、取り扱いの容易さ、生体電気のすぐれ
た伝達性および経済的有利性を有する。Aは、支持体1
5に固定された電極ホルダ3へ挿入接合する場合のこの
発明の乾式(又は半乾式)電極の断面構成図を示す。こ
の電極は、コツプ状導電性受台10上に載置される導電
性ゲル体12とそれを被覆する多孔性物質11およびそ
れらの固定リング13.14から構成される。導電性コ
ツプ10は、好ましくは金属又は金属メツキ物から作成
されるが、円筒状のみならず他の形態のものも使用さ4
しる。導電性ゲル体12は、例えば合成の医用側電性ゲ
ルまたはてんぐさ、寒天などの天然ゲル等各種ゲルから
作成することがきる。多孔性被覆体11は、この発明に
よれば、良好な生体電気の伝達効率を獲得するための親
水性繊維組織また親水性の多孔性フィルムがこのましい
。ここでは該多孔性被覆体が、良好な親和性をもってゲ
ル体を補強することによってゲル母体の頭部への密接を
援助し、更にゲル体と協同して頭皮から脳波を伝達する
ことが望まれる。Bは、支持体15に固定さ九た円盤状
の電極ホルダ17ど磁気的接合をする場合のこの発明の
湿式電極の断面構成図を示す、この電極は、コツ性被覆
体]]で覆い、該容器]8内にはスポンジ性充填材19
を収納し、そJtらの固定用リング13.14をもって
構成される。導電性容器18は乾式電極に使用されるコ
ツプ10に類似のものを使用できるが、磁気性の電極ホ
ルダ17と接合するためには同様に磁気性金属で作成さ
れることが好ましい。この湿式電極は、多孔性被覆体お
よびスポンジ性充填材の両者を電解質水溶液で湿潤する
ことによって使用される。ここでは、スポンジ性充填材
の含浸液が貫通孔20を通して多孔性被覆体に供給され
るので、長時間の使用においても1頭皮に接触して脳波
を伝達するために必要な該被覆体の湿潤度を充分に保つ
ことができる。したがってこの発明のスポンジ充填材は
水溶液含浸性の大きい親水性の連続発泡エラストマーま
たは海綿などで作成したものが好ましい。第2図の電極
ホルダの導線16が脳波を電子回路へ導く。
なおこの発明の電極は上記主旨に則った構成と機能のも
のであればいかなる形状であってもよい。
のであればいかなる形状であってもよい。
第3図は、耳だへの挟持体21に固定される電極ホルダ
3がこの発明の電極23を装備し、脳波の導線22を有
する、基準電極として使用されるイヤクリップの構成図
を斜視的に示す。この発明の電極を装備するイヤクリッ
プならばいかなる形状でもよいが、挟持体21がプラス
チックスの変形シートからなりかつ耳だへの自己挟持力
をもつものであれば更に好ましい。
3がこの発明の電極23を装備し、脳波の導線22を有
する、基準電極として使用されるイヤクリップの構成図
を斜視的に示す。この発明の電極を装備するイヤクリッ
プならばいかなる形状でもよいが、挟持体21がプラス
チックスの変形シートからなりかつ耳だへの自己挟持力
をもつものであれば更に好ましい。
第4図は以上この発明の方法によってえられる脳波の電
子的処理工程を示すブロックダイヤグラムである。この
ブロックダイヤグラムの入力へはA、B何れの場合にお
いても、関電極とともにヘッドバンドの他の2個の電極
もしくはイヤグリップがそれぞれ導入される。2個の基
準電極のうち一つは関電極とともに前置増幅器24に結
合され残りの基準電極は回路のグランドに結合される。
子的処理工程を示すブロックダイヤグラムである。この
ブロックダイヤグラムの入力へはA、B何れの場合にお
いても、関電極とともにヘッドバンドの他の2個の電極
もしくはイヤグリップがそれぞれ導入される。2個の基
準電極のうち一つは関電極とともに前置増幅器24に結
合され残りの基準電極は回路のグランドに結合される。
複数の関電極を使用する場合は、それらはいったん、I
C化されたアナログマルチプレクサ−の電子スイッチに
入力され、その出力を基F電極の−・つとともに前置増
幅器24に結合する。したがって頭部の複数箇所の脳波
がシーケンスに測定され全体にわたる脳波の活動性のレ
ベルを決定するのに役立つ。しかしながらこの発明によ
ると1頭部の適正な1箇所に配位される関電極からえら
れる脳波でも、脳波の活動性のレベルを決定するには十
分有用であった。ブロックダイヤグラ1% Aは、前置
増幅器24とともに、主増幅器25.この発明の特殊の
アクチブフィルタ26.整流器27゜平滑器28.この
発明のLEDインジケータ29゜ロジカルスイッチ30
および2報器31から構成される。このブロックダイヤ
グラムは、より一層の信頼性ある脳波の電子的処理方法
を確立するために、本発明者が先に提案した公知の方法
の−っを改善してえられるものであり、特に実用上脳波
の活動性の低下を警報する上で有効性を大きく向丘する
ものである。参考のため第9図には該公知の方法を示す
が、この方法は増幅器55.高周波除去フィルタ56.
整流平滑要素57.コンパレータ58.電子スイッチ5
9および警告装置6゜から構成されている。この方法は
、脳波以外の生体電気、商用周波数雑音その他のアーチ
ファクトおよび非常に緩やかな脳波等、各種ノイズの影
響を排除するための考慮が不十分であるため、実用的に
不満足なものであった。この方法の高周波フィルタ56
を通過した脳波はなお前記各種ノイズによる擾乱のため
、要素57によって該活動性のレベルを正確に決定する
ことが困難であった。したがって脳波の活動性の低下を
正確に警告することも回置である。また電子スイッチ5
9は、ノイズを含有する該レベルの擾乱から引き起こさ
れる、警報器の不規則的な駆動を防止する何らの手段も
有さないためその警告は有効でない。上記の方法に比較
して、この発明のブロックダイヤグラムAは脳波の活動
性のレベルを正確に決定することができる。ここでは、
特殊のアクチブフィルタ26が脳波に混在するノイズを
十分に除去して該レベルを決定するための有用な信号を
えるので、整流器27をへて平滑器28により正確に脳
波の活動性に関係する直流電圧をえることができる。
C化されたアナログマルチプレクサ−の電子スイッチに
入力され、その出力を基F電極の−・つとともに前置増
幅器24に結合する。したがって頭部の複数箇所の脳波
がシーケンスに測定され全体にわたる脳波の活動性のレ
ベルを決定するのに役立つ。しかしながらこの発明によ
ると1頭部の適正な1箇所に配位される関電極からえら
れる脳波でも、脳波の活動性のレベルを決定するには十
分有用であった。ブロックダイヤグラ1% Aは、前置
増幅器24とともに、主増幅器25.この発明の特殊の
アクチブフィルタ26.整流器27゜平滑器28.この
発明のLEDインジケータ29゜ロジカルスイッチ30
および2報器31から構成される。このブロックダイヤ
グラムは、より一層の信頼性ある脳波の電子的処理方法
を確立するために、本発明者が先に提案した公知の方法
の−っを改善してえられるものであり、特に実用上脳波
の活動性の低下を警報する上で有効性を大きく向丘する
ものである。参考のため第9図には該公知の方法を示す
が、この方法は増幅器55.高周波除去フィルタ56.
整流平滑要素57.コンパレータ58.電子スイッチ5
9および警告装置6゜から構成されている。この方法は
、脳波以外の生体電気、商用周波数雑音その他のアーチ
ファクトおよび非常に緩やかな脳波等、各種ノイズの影
響を排除するための考慮が不十分であるため、実用的に
不満足なものであった。この方法の高周波フィルタ56
を通過した脳波はなお前記各種ノイズによる擾乱のため
、要素57によって該活動性のレベルを正確に決定する
ことが困難であった。したがって脳波の活動性の低下を
正確に警告することも回置である。また電子スイッチ5
9は、ノイズを含有する該レベルの擾乱から引き起こさ
れる、警報器の不規則的な駆動を防止する何らの手段も
有さないためその警告は有効でない。上記の方法に比較
して、この発明のブロックダイヤグラムAは脳波の活動
性のレベルを正確に決定することができる。ここでは、
特殊のアクチブフィルタ26が脳波に混在するノイズを
十分に除去して該レベルを決定するための有用な信号を
えるので、整流器27をへて平滑器28により正確に脳
波の活動性に関係する直流電圧をえることができる。
脳の活動性が脳波の活動性に関与する限り、脳)皮の振
幅と周波数に依存するこの直流電圧はこの発明のための
脳波の活動性のレベルに相当するものであり、脳の活動
性と関連づけられる。次にり、EDインジケータ29は
、該直流電圧値の低下と該低下の継続を検出表示し、継
続する該低下に対して5告するための信号をえるための
ものである。更にこの翳告用信号はロジカルスイッチ3
0に送られるが、該スイッチによってノイズの一過性侵
入から引き起こされる警報器31の不規則な動作を防止
することができる。
幅と周波数に依存するこの直流電圧はこの発明のための
脳波の活動性のレベルに相当するものであり、脳の活動
性と関連づけられる。次にり、EDインジケータ29は
、該直流電圧値の低下と該低下の継続を検出表示し、継
続する該低下に対して5告するための信号をえるための
ものである。更にこの翳告用信号はロジカルスイッチ3
0に送られるが、該スイッチによってノイズの一過性侵
入から引き起こされる警報器31の不規則な動作を防止
することができる。
以下には該アクチブフィルタt a L E Dインジ
ケータおよび該ロジカルスイッチの回路によってこの発
明の電子回路の改善の効果を更に明らかにする。
ケータおよび該ロジカルスイッチの回路によってこの発
明の電子回路の改善の効果を更に明らかにする。
第5図は第4図に用いら九るアクチブフィルタ26の回
路であるが、ローパスフィルタ(LPF )37及びハ
イパスフィルタ(JIPF )38からなるこの回路は
減衰なしに脳波を伝達し、かつ、比較的高い周波数とと
もに緩やかな脳波を含む非常に低い周波数を十分除去す
るために実験的に考案されたものである。L P F
37及びHPF38は、回路中の抵抗およびコンデンサ
容量の適正値がもちいられるならば、50〜60H□を
含める商用周波数の高域遮断周波数および約7 Hz以
下好ましくは約38.以下の低域遮断周波数によってそ
れぞれ特性づけられる。この発明では該フィルタ両者を
組み合わせたバンドパスフィルタとして使用してもよく
、またそれらを分離して使用することもできる。
路であるが、ローパスフィルタ(LPF )37及びハ
イパスフィルタ(JIPF )38からなるこの回路は
減衰なしに脳波を伝達し、かつ、比較的高い周波数とと
もに緩やかな脳波を含む非常に低い周波数を十分除去す
るために実験的に考案されたものである。L P F
37及びHPF38は、回路中の抵抗およびコンデンサ
容量の適正値がもちいられるならば、50〜60H□を
含める商用周波数の高域遮断周波数および約7 Hz以
下好ましくは約38.以下の低域遮断周波数によってそ
れぞれ特性づけられる。この発明では該フィルタ両者を
組み合わせたバンドパスフィルタとして使用してもよく
、またそれらを分離して使用することもできる。
第6図は第4図に用いられるL E Dインジケータの
回路である。ここでコンパレータ39は、アクチブフィ
ルタ26でえられる所望の信号を整流及び平滑すること
によってえられる直流電圧を、可変抵抗器VRIの基準
電圧と比較して、該直流電圧値の低下を検出する。チェ
ナダイオードZDはVRIに一定電圧を与える。例えば
、入力電圧値が基準電圧しきい値よりも低いと、出方の
H信号はトランジスタ’1’R1を駆動し発光ダイオー
ドLEDIを点灯し入力レベルの低下を随時表示するこ
とができる。検出できる該レベルはVRIによって可変
である。次に点灯がそのまま保持される時は、コンパレ
ータ40の入力は時定数を有する積分要素の充電によっ
てJ−77、を続け、遂には可変抵抗器V R2の基準
電圧をこえる。そこでコンパレータ40の出力はHレベ
ルに転化し、発光ダイオードL E、D 2はトランジ
スタ]゛R2の駆動によって点灯する。該入力がしきい
値をこえるのに要する時間即ちL E D 1点灯から
LED2点灯のインタバルは、該低下の継続時間に関係
する。このコンパレータ40のHレベル出力が該低下の
継続を警告するための有効な信号となる。検出°されう
る該低下の継続時間はVH2の可変の基準電圧しきい値
および/又は可変の積分要素時定数によって変更するこ
とができ、回路中の抵抗及びコンデンサ容量の適正値が
用いられるならば、任意の秒数を使用できるが、通常は
10秒以下が適用される。一方、喚起された脳波の活動
によってコンパレータ39の入力電圧が上昇し出力がL
レベルに反転すると、充電されたコンパレータ40の入
力電圧は直ちにダイオードDを経由してグランドへ放電
され、その出力はLレベルに反転しさ青信号の発信を停
止する。
回路である。ここでコンパレータ39は、アクチブフィ
ルタ26でえられる所望の信号を整流及び平滑すること
によってえられる直流電圧を、可変抵抗器VRIの基準
電圧と比較して、該直流電圧値の低下を検出する。チェ
ナダイオードZDはVRIに一定電圧を与える。例えば
、入力電圧値が基準電圧しきい値よりも低いと、出方の
H信号はトランジスタ’1’R1を駆動し発光ダイオー
ドLEDIを点灯し入力レベルの低下を随時表示するこ
とができる。検出できる該レベルはVRIによって可変
である。次に点灯がそのまま保持される時は、コンパレ
ータ40の入力は時定数を有する積分要素の充電によっ
てJ−77、を続け、遂には可変抵抗器V R2の基準
電圧をこえる。そこでコンパレータ40の出力はHレベ
ルに転化し、発光ダイオードL E、D 2はトランジ
スタ]゛R2の駆動によって点灯する。該入力がしきい
値をこえるのに要する時間即ちL E D 1点灯から
LED2点灯のインタバルは、該低下の継続時間に関係
する。このコンパレータ40のHレベル出力が該低下の
継続を警告するための有効な信号となる。検出°されう
る該低下の継続時間はVH2の可変の基準電圧しきい値
および/又は可変の積分要素時定数によって変更するこ
とができ、回路中の抵抗及びコンデンサ容量の適正値が
用いられるならば、任意の秒数を使用できるが、通常は
10秒以下が適用される。一方、喚起された脳波の活動
によってコンパレータ39の入力電圧が上昇し出力がL
レベルに反転すると、充電されたコンパレータ40の入
力電圧は直ちにダイオードDを経由してグランドへ放電
され、その出力はLレベルに反転しさ青信号の発信を停
止する。
第7図は第4図に用いられるロジカルスイッチ30の回
路を警報器3]とともに示す。コンパレータ40の出力
信号によって駆動される警報器はいかなるものでもよく
通常は音響器が使用されるが、更にこの発明による効率
的な警告をえるためには、ロジカルスイッチのオンオフ
信号によりC報器を駆動するのが好ましい。この回路は
、信号を反転するゲートr+、W告信号を記憶し該記憶
によってトランジスタTR3を駆動してブザ41をなら
すための、ゲート■2及びI、からなるフリップフロッ
プおよび該記憶を消去するためのリセット手段からなる
ロジカルスイッチの例である。
路を警報器3]とともに示す。コンパレータ40の出力
信号によって駆動される警報器はいかなるものでもよく
通常は音響器が使用されるが、更にこの発明による効率
的な警告をえるためには、ロジカルスイッチのオンオフ
信号によりC報器を駆動するのが好ましい。この回路は
、信号を反転するゲートr+、W告信号を記憶し該記憶
によってトランジスタTR3を駆動してブザ41をなら
すための、ゲート■2及びI、からなるフリップフロッ
プおよび該記憶を消去するためのリセット手段からなる
ロジカルスイッチの例である。
したがって、たとえノイズによる一時的な検出の判断ミ
スが発生したとしても、これによるブザの勝手なアラー
ム動作を該記憶が防止する。更にまた、脳波の喚起に対
応した該ロジカルスイッチの人力の反転にもとすいての
み、ブザを停止するリセット手段好ましくは手動リセッ
トボタンR5Wを有するので、この警告は卓越した効果
を与える。
スが発生したとしても、これによるブザの勝手なアラー
ム動作を該記憶が防止する。更にまた、脳波の喚起に対
応した該ロジカルスイッチの人力の反転にもとすいての
み、ブザを停止するリセット手段好ましくは手動リセッ
トボタンR5Wを有するので、この警告は卓越した効果
を与える。
以上第5〜7図の回路は第4図のこの発明、の別のブロ
ックダイヤグラムBにも適用される。Bは部分的にAと
同様の重置増幅器24.主増幅器25、アクチブフィル
タ26及び整流器27を含むが、脳波の活動性のレベル
検出に対する極低周波の影響が比較的小さいため、アク
チブフィルタ26のHPF38は省略することができる
。ここ−なパルス信号に整形される。この均一なパルス
はカウンタ33で計数されカウント率としてメモリ34
に登録される。該カウント率はクロックパルス発信器3
6から送ら才しるパルス信号のインターバル中に存在す
る入力パルス数を計数してえられる1例えば該クロック
パルスのダウンエツジによりカウンタ33は0からカウ
ントを開始し、同時にメモリ34のレジスタをとじる。
ックダイヤグラムBにも適用される。Bは部分的にAと
同様の重置増幅器24.主増幅器25、アクチブフィル
タ26及び整流器27を含むが、脳波の活動性のレベル
検出に対する極低周波の影響が比較的小さいため、アク
チブフィルタ26のHPF38は省略することができる
。ここ−なパルス信号に整形される。この均一なパルス
はカウンタ33で計数されカウント率としてメモリ34
に登録される。該カウント率はクロックパルス発信器3
6から送ら才しるパルス信号のインターバル中に存在す
る入力パルス数を計数してえられる1例えば該クロック
パルスのダウンエツジによりカウンタ33は0からカウ
ントを開始し、同時にメモリ34のレジスタをとじる。
暫時の後火のクロックパルスのアップエツジによりカウ
ントはストップされ、同時にレジスタが開きカウント結
果を登録する。再びこの直後のダウンエツジによりカウ
ンタ33のこれまでの結果は消去さ九カウントが再開さ
れる。同時にレジスタはとじて。
ントはストップされ、同時にレジスタが開きカウント結
果を登録する。再びこの直後のダウンエツジによりカウ
ンタ33のこれまでの結果は消去さ九カウントが再開さ
れる。同時にレジスタはとじて。
次のアップエツジによる再登録まで待機する。したがっ
てメモリ34のレジスタは値を更新しながらそのデジタ
ルコードを常時D/Aコンバータ35に送ることになる
。D/Aコンバータ35はカウント率のデジタルコード
を脳波の周波数に相関する直流電圧に変換する。以上に
よってえられる直流電圧は、ブロックダイヤグラムAの
場合とは若干相違する値のレベルになるが、この発明の
ための脳波の活動性のレベルに相当するものであり、脳
の活動性が脳波の周波数に関与する限り脳の活動性と関
連づけられる。以降の該直流電圧を処理するための回路
は、ブロックダイヤグラムA衰えに対して有効なう告を
与えることができる。
てメモリ34のレジスタは値を更新しながらそのデジタ
ルコードを常時D/Aコンバータ35に送ることになる
。D/Aコンバータ35はカウント率のデジタルコード
を脳波の周波数に相関する直流電圧に変換する。以上に
よってえられる直流電圧は、ブロックダイヤグラムAの
場合とは若干相違する値のレベルになるが、この発明の
ための脳波の活動性のレベルに相当するものであり、脳
の活動性が脳波の周波数に関与する限り脳の活動性と関
連づけられる。以降の該直流電圧を処理するための回路
は、ブロックダイヤグラムA衰えに対して有効なう告を
与えることができる。
以上のブロックダイヤグラムA及びBの電源は何れも、
市販の小型1/′i電池を使用することができる。
市販の小型1/′i電池を使用することができる。
次の実施例によりこの発明の特徴を更に説明する。
[実施例コ
第8図はこの発明によって試作された携帯用さ告装置の
斜視図である。この装置はプラスチック製ヘッドバンド
42及び布製伸縮バンド43からなる。ヘッドバンド4
2は、関電極を中側頭部付近に配位するための金属製円
筒状の電極ホルダ44と、基準電極となる2個のイヤク
リップを結合するためのピン−ジャック式コネクタを有
する。
斜視図である。この装置はプラスチック製ヘッドバンド
42及び布製伸縮バンド43からなる。ヘッドバンド4
2は、関電極を中側頭部付近に配位するための金属製円
筒状の電極ホルダ44と、基準電極となる2個のイヤク
リップを結合するためのピン−ジャック式コネクタを有
する。
またその付属ケース45に収納するためIC装置等を使
用して組み立てられた脳波の電子処理回路を装備する。
用して組み立てられた脳波の電子処理回路を装備する。
付属ケース45をもたない場合は、この代わりに、分離
されたポケッタブルの電子回路収納ボックスをコード連
結して使用する。電源には初電圧1.5ないし3vの市
販の乾電池46が使用される。
されたポケッタブルの電子回路収納ボックスをコード連
結して使用する。電源には初電圧1.5ないし3vの市
販の乾電池46が使用される。
この新規な装置は、活動性のレベルを決定するための脳
波の有効な成分を変更できるアクチブフィルタ選別器4
79種々の低い活動性のレベルを検出するコンパレータ
しきい値を設定するためのダイヤル48.活動性のレベ
ルの低下を表示するLED49.検出される該低下の絹
:経時間を任意にえらぶたぬのダイヤル50.該低下の
継続を表示するLED51.音量調整付きブザ52.ブ
ザを停止するためのロジカルスイッチの手動のリセット
ボタン53からなり、一般使用者のための種々の実用上
の機能を備えかつ相当に軽量である。
波の有効な成分を変更できるアクチブフィルタ選別器4
79種々の低い活動性のレベルを検出するコンパレータ
しきい値を設定するためのダイヤル48.活動性のレベ
ルの低下を表示するLED49.検出される該低下の絹
:経時間を任意にえらぶたぬのダイヤル50.該低下の
継続を表示するLED51.音量調整付きブザ52.ブ
ザを停止するためのロジカルスイッチの手動のリセット
ボタン53からなり、一般使用者のための種々の実用上
の機能を備えかつ相当に軽量である。
更に選別器47の出力から導出される脳波モニタ用接続
端子54を有している。この試作装置は本発明の乾式又
は湿式円筒型電極を電極ホルダへ挿入接合することによ
って使用される。電極を接合したこの装置は、2個のイ
ヤクリップの結合とともに頭部に装着されるや直ちにノ
イズのない脳波の有用な成分を獲得し、種々の低い脳の
活動性に対して有効な警告を与えることができた。低い
脳の活動性は、実際の運転および意識の変化に関する実
験から求められた。この発明の独特の電極は頭皮への接
触抵抗値が5〜200 KQの範囲をもって、また脳波
の安定な増幅に対する十分低い分極偏位電圧をもって、
満足に使用できるものであった。次表にはこの装置によ
ってえられた、警告することができる脳の活動状態に関
する実験結果を示した。ここでは約20H2の低周波数
正弦波を用いて、その入力電圧が、種々の意識状態の脳
波が与える警告レベルと同等のLED点灯レベルを与え
ることができるので、その電圧値が脳波の活動性に関与
するこれら意識状態に相関づけられた。
端子54を有している。この試作装置は本発明の乾式又
は湿式円筒型電極を電極ホルダへ挿入接合することによ
って使用される。電極を接合したこの装置は、2個のイ
ヤクリップの結合とともに頭部に装着されるや直ちにノ
イズのない脳波の有用な成分を獲得し、種々の低い脳の
活動性に対して有効な警告を与えることができた。低い
脳の活動性は、実際の運転および意識の変化に関する実
験から求められた。この発明の独特の電極は頭皮への接
触抵抗値が5〜200 KQの範囲をもって、また脳波
の安定な増幅に対する十分低い分極偏位電圧をもって、
満足に使用できるものであった。次表にはこの装置によ
ってえられた、警告することができる脳の活動状態に関
する実験結果を示した。ここでは約20H2の低周波数
正弦波を用いて、その入力電圧が、種々の意識状態の脳
波が与える警告レベルと同等のLED点灯レベルを与え
ることができるので、その電圧値が脳波の活動性に関与
するこれら意識状態に相関づけられた。
脳の活動性に関す その脳波に相当する正弦波る種々
の意識状態 入力電圧(20H,L、LED点灯法に
よる) 居眠り 眠気を催す 放心状態(開眼) 放心状態(開眼) 適当な覚醒(開眼) 凝視的状態 読み書き 緩やかな視覚活動 速い視覚活動 非常に低い(警告する) 約5uV(警告する) 5uVより高(警告する) 約 7.5uV(警告する) 10uVより低(警告する) 約10uV(警告する) 約12uV(で告する) 約15uV(う告する) >20uV(う告しない) 会話 )25uV(で告しない)興奮状
態 非常に高い(警告しない)以上の結果か
ら明らかなように、この装置は、脳波の活動性のレベル
低下につながる脳活動の減退を伴う意識低下を2告する
上で極めて有効である。この実施例で示された脳波に相
当する正弦波入力電圧の値は、脳波の個人差のために同
一であるとはいえないが、異なる脳波に起因する警告レ
ベルの個人差はしきい値をダイヤル調整することによっ
て容易に補償することができた。
の意識状態 入力電圧(20H,L、LED点灯法に
よる) 居眠り 眠気を催す 放心状態(開眼) 放心状態(開眼) 適当な覚醒(開眼) 凝視的状態 読み書き 緩やかな視覚活動 速い視覚活動 非常に低い(警告する) 約5uV(警告する) 5uVより高(警告する) 約 7.5uV(警告する) 10uVより低(警告する) 約10uV(警告する) 約12uV(で告する) 約15uV(う告する) >20uV(う告しない) 会話 )25uV(で告しない)興奮状
態 非常に高い(警告しない)以上の結果か
ら明らかなように、この装置は、脳波の活動性のレベル
低下につながる脳活動の減退を伴う意識低下を2告する
上で極めて有効である。この実施例で示された脳波に相
当する正弦波入力電圧の値は、脳波の個人差のために同
一であるとはいえないが、異なる脳波に起因する警告レ
ベルの個人差はしきい値をダイヤル調整することによっ
て容易に補償することができた。
[発明の効果コ
従来脳波を一般的に利用することは極めて困難であると
みなされてきたが、この発明の電極ホルダを有する着脱
自在の装着部と交換可能な電極は取り扱いが容易でかつ
すぐれた電気的安定性を有し、また良好な生体電気伝達
性と経済的有利性をもって、一般使用者が極めて容易に
脳波を獲得することができる効果がある。また小型乾電
池を電源に使用することのできる、この発明の電子的処
理回路はすぐれた携帯性と(i頼性を付与するものであ
る。
みなされてきたが、この発明の電極ホルダを有する着脱
自在の装着部と交換可能な電極は取り扱いが容易でかつ
すぐれた電気的安定性を有し、また良好な生体電気伝達
性と経済的有利性をもって、一般使用者が極めて容易に
脳波を獲得することができる効果がある。また小型乾電
池を電源に使用することのできる、この発明の電子的処
理回路はすぐれた携帯性と(i頼性を付与するものであ
る。
更に以上の諸効果から構成されるこの新規な携帯用雷告
装置は、脳波の活動性の低下に関係する脳の活動性の減
退に対して有効なさ告を与え、運転操縦者その他従事す
る人の安全性を確保する目的に対して有用であり、居眠
りのみでなく、視覚活動の低下、集中力の減退、注意力
の消失などに対して有効にで報を与える大きな効果があ
る。
装置は、脳波の活動性の低下に関係する脳の活動性の減
退に対して有効なさ告を与え、運転操縦者その他従事す
る人の安全性を確保する目的に対して有用であり、居眠
りのみでなく、視覚活動の低下、集中力の減退、注意力
の消失などに対して有効にで報を与える大きな効果があ
る。
第1図はこの発明の着脱自在の各種装着部の斜視図、第
2図は電極ホルダに接合するためのこの発明の各種電極
の断面構成図、第3図はこの発明のイヤクリップの斜視
図、第4図はこの発明の脳波の電子的処理のための各種
ブロックダイヤグラム、第5図はこの発明のアクチブフ
ィルタの回路。 第6図はこの発明のLEDインジケータの回路。 第7図はこの発明のロジカルスイッチの回路、第8図は
実施例の携帯用!告装置の斜視図および第9図は本発明
者の提案になる公知の脳波の電子的処理のためのブロッ
クダイヤグラムである。
2図は電極ホルダに接合するためのこの発明の各種電極
の断面構成図、第3図はこの発明のイヤクリップの斜視
図、第4図はこの発明の脳波の電子的処理のための各種
ブロックダイヤグラム、第5図はこの発明のアクチブフ
ィルタの回路。 第6図はこの発明のLEDインジケータの回路。 第7図はこの発明のロジカルスイッチの回路、第8図は
実施例の携帯用!告装置の斜視図および第9図は本発明
者の提案になる公知の脳波の電子的処理のためのブロッ
クダイヤグラムである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、脳波を利用して脳の活動性の減退を警告する装置に
あって、 少なくとも1箇所に電極ホルダを配置する ための手段と脳波を伝達するための手段からなる、着脱
自在の装着部、 該電極ホルダへ接合するための手段と頭部 から生体電気のすぐれた伝達をえるための手段からなる
、交換可能な電極、および 脳波の活動性のレベルを決定する有用な電 気信号をえるためのアクチブフイルタの手段、該レベル
を決定するための手段、該レベルの低下およびその時間
的継続を検出かつ表示するための、本発明のLEDイン
ジケータの手段および警報のためのロジカルスイッチの
手段からなる、脳波の電子的処理回路、 からなることを特徴とする、脳波の警告信号をえるため
の装置。 2、着脱自在の装着部が、導電性物質または導電性かつ
磁気性の物質からなる電極ホルダを少なくとも1箇所に
配置する、ヘッドバンド類、または該電極ホルダのプラ
スチツクス支持体を少なくとも1箇所に配置する、ヘッ
ドリング類またはヘッドホーン型懸垂体類または帽子類
またはヘルメット類または眼鏡からなる、特許請求の範
囲第1項記載の脳波の警告信号をえるための装置。 3、脳波を伝達するための手段からなる着脱自在の装着
部が、プラスチックス、電極ホルダおよび導線からなる
イヤクリップを電気的に接合する手段からなる、特許請
求の範囲第1項記載の脳波の警告信号をえるための装置
。 4、交換可能な、電極の、電極ホルダへ接合するための
手段が挿入、ロック式接合または磁気的接合の手段から
なり、頭部から生体電気の伝達をえるための手段が、導
電性受台上に載置した導電性ゲル状物質を多孔性物質で
被覆することにより頭皮に接触して生体電気信号を伝達
する手段または電解質溶液を含浸するスポンジ物質を導
電性容器内に充填し、少なくとも1個の貫通孔を有する
該容器の片端部を多孔性物質で被覆することにより頭皮
に接触して生体電気信号を伝達する手段からなる、特許
請求の範囲第1項記載の脳波の警告信号をえるための装
置。 5、脳波の電子的処理回路のうち、脳波の活動性のレベ
ルを決定する有用な電気信号をえるためのアクチブフィ
ルタの手段が、約7Hz以下の低域遮断周波数によって
特性づけられるハイパスフィルタおよび/または50な
いし60Hzを含める商用周波数の高域遮断周波数によ
って特性づけられるローパスフィルタを有してなり、該
レベルを決定するための手段が、該アクチブフィルタの
出力の整流波形を平滑化して直流電圧をえるための手段
または該アクチブフィルタの整流波形を整形してえられ
るパルス信号から、クロックパルスによる駆動によって
、カウンタが脳波の周波数に相関する該パルスのカウン
ト率を測定し、メモリが該カウント率を登録および書き
換えるための手段と、該メモリのデジタルコード信号を
アナログに変換するためのD/Aコンバータの手段とに
より直流電圧をえるための手段からなる、特許請求の範
囲第1項記載の脳波の警告信号をえるための装置。 6、脳波の電子的処理回路のうち、本発明のLEDイン
ジケータの手段が、任意に設定できる基準電圧しきい値
を有するコンパレータによって、該直流電圧との比較か
ら該活動性のレベルの低下を検出するための手段、2値
化された該コンパレータの出力信号を用いて該低下の検
知を表示するための手段、該2値化出力信号の積分値信
号をえるための手段、任意に設定できる基準電圧しきい
値を有するコンパレータによって、該積分値信号との比
較から該低下の時間的継続を検出するための手段、該活
動性のレベルの低下が中断すると直ちに該積分値信号を
放電消滅せしめるための手段、任意に設定できる積分要
素の時定数および/または該コンパレータの基準電圧し
きい値によって、検知されうる該低下の継続時間を決定
するための手段および該コンパレータの出力信号を用い
て該継続の検知を表示するための手段からなる、特許請
求の範囲第1項記載の脳波の警告信号をえるための装置
。 7、警報のためのロジカルスイッチの手段が、該LED
インジケータから出力される警告用信号を記憶するため
の手段、該記憶によって警報器を駆動するための手段、
該LEDインジケータの出力が転化した場合に限って該
記憶を消去することができる手段および該消去により警
報を停止するための手段からなる、特許請求の範囲第1
項記載の脳波の警告信号をえるための装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63217376A JPH021231A (ja) | 1987-10-27 | 1988-08-31 | 脳波の警告信号をえるための方法と装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16317287 | 1987-10-27 | ||
JP62-163172 | 1987-10-27 | ||
JP63217376A JPH021231A (ja) | 1987-10-27 | 1988-08-31 | 脳波の警告信号をえるための方法と装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH021231A true JPH021231A (ja) | 1990-01-05 |
Family
ID=26488703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63217376A Pending JPH021231A (ja) | 1987-10-27 | 1988-08-31 | 脳波の警告信号をえるための方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH021231A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002503505A (ja) * | 1998-02-19 | 2002-02-05 | マインドウェイブズ リミティド | コンピュータ・プログラムにおいて個人の集中力を扱う方法 |
JP2010504132A (ja) * | 2006-09-25 | 2010-02-12 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 脳活動の携帯式監視装置 |
CN103647582A (zh) * | 2013-11-04 | 2014-03-19 | 成都佳锂科技有限公司 | 一种蓝牙脑电波监测装置 |
JP2020110582A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | 督洋生技股▲ふん▼有限公司 | 脳波誘導用のヘッドマウント式装置、システム及びその誘導方法 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP63217376A patent/JPH021231A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002503505A (ja) * | 1998-02-19 | 2002-02-05 | マインドウェイブズ リミティド | コンピュータ・プログラムにおいて個人の集中力を扱う方法 |
JP2010504132A (ja) * | 2006-09-25 | 2010-02-12 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 脳活動の携帯式監視装置 |
CN103647582A (zh) * | 2013-11-04 | 2014-03-19 | 成都佳锂科技有限公司 | 一种蓝牙脑电波监测装置 |
JP2020110582A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | 督洋生技股▲ふん▼有限公司 | 脳波誘導用のヘッドマウント式装置、システム及びその誘導方法 |
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