JPH02122518A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH02122518A
JPH02122518A JP63275336A JP27533688A JPH02122518A JP H02122518 A JPH02122518 A JP H02122518A JP 63275336 A JP63275336 A JP 63275336A JP 27533688 A JP27533688 A JP 27533688A JP H02122518 A JPH02122518 A JP H02122518A
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JP
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pattern
deflection means
exposure
electron beam
electromagnetic
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JP63275336A
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Juichi Sakamoto
坂本 樹一
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 産業上の利用分野 従来の技術      (第7図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 本発明の一実施例  (第1図〜第5図)本発明の他の
実施例 (第6図) 発明の効果 〔概要〕 電子ビーム露光方法を用いた半導体装置の製造方法に関
し、 多くのパターンをマスクに形成することができ、パター
ンのボケの発生を生じ難くすることができ、パターンの
縮小をなくして安定にパターン形成を行うことができる
電子ビーム露光方法を用いた半導体装置の製造方法を提
供することを目的とし、電子ビームが通過する位置に、
電子ビームを整形または露光する層内にいくつかの設計
パターンの集まりからなるパターン群を有する透過孔か
らなるマスクを備え、前記電子ビームを前記パターン群
に選択的に照射して露光を行う電子ビーム露光方法を用
いた半導体装置の製造方法において、パターンを選択し
て偏向するパターン選択偏向手段は静電偏向手段と少な
くとも1つ以上の電磁偏向手段との2種の偏向手段から
なり、透過孔露光パターンを選択して露光を行う際は前
記電磁偏向手段で行い、可変成形矩形露光を行う際は静
電偏向手段で行うように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子ビーム(荷電粒子ビームともいう)によ
るパターン転写する電子ビーム露光方法を有する半導体
装置の製造方法に係り、詳しくは特に電子ビームを用い
所望するパターンを安定して形成することができる電子
ビーム露光方法を有する半導体装置の製造方法に関する
ものである。
近年、集積回路の高集積化に伴い、長年微細なパターン
を形成する主流であったフォトリソグラフィー技術に代
わり、特に電子ビームによる電子ビーム露光方法を有す
る半導体装置の製造方法やX線を用いる新しいX線露光
方法を有する半導体装置の製造方法が検討され、実際に
実用化されるようになってきた。
電子ビーム露光方法を有する半導体装置の製造方法では
、具体的には電子ビームを用いて非常に微細なパターン
形成を行うことができ、特にミクロン程度またはそれ以
下の微細なパターンを形成することができるという大き
な特徴がある。そして、電子ビーム露光方法を有する半
導体装置の製造方法はガウス形ビーム方式と成形ビーム
方式とに大別されており、更には、試料を連続的に移動
させながら描画を行うステージ連続移動方式と、1描画
領域毎に試料を所定量だけ移動させ描画を行うステップ
アンドリピート方式とに別けられる。
しかしながら、電子ビーム露光方法を有する半導体装置
の製造方法は、いわゆる“−筆書き”という露光方法で
あるためその処理能力には限界がある。
具体的には描画するセルパターン部は小さな矩形パター
ンにしなければ露光することができないという問題があ
る。露光したいパターンが微細なパターンになっていけ
ばいく程露光する最小パターン寸法(分解能に該当する
)を小さくしなければならない。例えば1μmパターン
ルールの際は、最小の矩形で1μmピッチで描いてい(
のである。
そして、0.5μmパターンルールの際は、0.5μm
ピッチで描いていかなければならない。したがって、例
えば10μm角のパターンを1μmピッチで描こうとす
る場合10 X 10で計100回ショットする必要が
あり、ショットする箇所が飛躍的に増大してしまうとい
う問題が生じる。
〔従来の技術〕
上記ショットする箇所が飛躍的に増大するという問題を
解決する従来の電子ビーム露光方法を有する半導体装置
の製造方法について、以下、具体的に図面を用いて説明
する。
第7図は従来の電子ビーム露光方法を有する半導体装置
の製造方法を説明する図である。
この図において、51は電子銃、52は第1矩形成形用
のアパーチャ、53は集束レンズ、54はマスクパター
ン選択用のデフレクタともいわれる静電偏向器で、電子
ビームを振り込む機能を有し通常可変成形矩形露光を行
う場合は少なくとも1つは必要である。55はステンシ
ルマスクともいわれるマスク、56は設計パターン、5
7はウェハである。
なお、設計パターン56は予めマスク55に形成されて
おり、例えば長方形、正方形及び三角形等の可変成形矩
形露光で形成することができるパターンである。マスク
55には電子ビームが通過する透過孔が形成されており
、この透過孔は設計パターン56の集まりからなるパタ
ーン群を有している。
静電偏向器54とマスク55との間には集束レンズ(図
示せず。)が設置されている。
この従来方法は、第7図に示すように、電子ビームが通
過する位置に、電子ビームを整形、または露光する層内
にいくつかの設計パターン56の集まりからなるパター
ン群を有する透過孔からなるマスク55を備え、電子ビ
ームをパターン群に選択的に照射して露光を行うという
ものである。マスク55上のパターン群は静電偏向器5
4を用いて焦点位置に振り込むことによって選択される
のであり、ウェハ57上にパターンが転写できるのは、
透過孔から抜けてきた電子ビームがウェハ57上に適宜
投影されることによってできるのである。
この方法については文献、公報等で報告されており、そ
の代表的なものとしては、例えば、各パターンをブロッ
ク状に並べたマスクを用いて露光を行う電子ビーム露光
方法を有する半導体装置の製造方法が特願昭52−11
9185号公報に提案されているものがある。また、メ
モリセル等の形成に必要な繰り返しパターンを汎用矩形
パターン用の四辺形量口を成形絞り板上に有する露光を
行う電子ビーム露光方法を有する半導体装置の製造方法
が特開昭62−260322号公報に提案されているも
のがある。
このような露光方式の電子ビーム露光方法を有する半導
体装置の製造方法においては例えば、各設計パターン5
6が同じ構成の基本パターンの繰り返しである露光の場
合やその基本パターンの繰り返し部分が露光面積の大部
分を占めるメモリー品種の露光の場合には効果がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の電子ビーム露光方法を
有する半導体装置の製造方法にあっては、効率良く露光
を行うためには透過孔を有するマスク55上に複数個の
設計パターンの集まりからなるパターン群を有している
ことが必要であり、そして、露光を行う際は各々の設計
パターン56にビームを偏向・選択するのであるが、同
時に例えば■10T、等の規則性のないパターン形成を
行う可変成形矩形露光のための偏向も行わなければなら
ないため、また偏向時間を短くするためにマスク55上
のパターン群を選択するためのパターン選択偏向手段と
して静電偏向器54を使用していた。ところが、この静
電偏向器54を使用すると偏向時間が短くて済むという
利点があるが、大きな範囲を一度に偏向することができ
ないため、多くのパターンをマスク55に形成すること
ができないという問題点があった。
また、途中に集束レンズが入り集束させるため、集束レ
ンズの近軸ではないところ(集束レンズの周辺部)を使
用することになり球面収差が発生して、ウェハ57上へ
のパターンがボケでしまうという問題点があった。
更に大きく偏向してしまうと透過した後に集束する点に
おけるパターン部分の見込み角が小さくなり、パターン
が縮小してしまうという問題点も発生していた。
そこで本発明は、多くのパターンをマスクに形成するこ
とができ、パターンのボケの発生を生じ難くすることが
でき、パターンの縮小をなくして安定にパターン形成を
行うことができる電子ビーム露光方法を用いた半導体装
置の製造方法を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による電子ビーム露光方法を有する半導体装置の
製造方法は上記目的達成のため、電子ビームが通過する
位置に、電子ビームを整形または露光する層内にいくつ
かの設計パターンの集まりからなるパターン群を有する
透過孔からなるマスクを備え、前記電子ビームを前記パ
ターン群に選択的に照射して露光を行う電子ビーム露光
方法を存する半導体装置の製造方法において、パターン
を選択して偏向するパターン選択偏向手段は静電偏向手
段と少なくとも1つ以上の電磁偏向手段との2種の偏向
手段からなり、透過孔露光パターンを選択して露光を行
う際は前記電磁偏向手段で行い、可変成形矩形露光を行
う際は静電偏向手段で行うものである。
〔作用〕
本発明は、パターンを選択して偏向するパターン選択偏
向手段が静電偏向手段と少なくとも1つ以上の電磁偏向
手段との2種の偏向手段から構成され、透過孔露光パタ
ーンを選択して露光を行う際は電磁偏向手段で行われ、
可変成形矩形露光を行う際は静電偏向手段で行われるよ
うに構成される。
したがって、マスクに多くのパターンを形成することが
できるようになり、パターンを適宜偏向しながら選択し
て露光することができるようになり、高速でかつ安定に
露光を行うことができるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図〜第5図は本発明に係る電子ビーム露光方法を有
する半導体装置の製造方法の一実施例を説明する図であ
り、第1図は一実施例の露光装置の概略を示す図、第2
図は一実施例のパターン選択偏向手段の概略を示す図、
第3図は一実施例の露光する半導体装置のパターンの一
例を示す図、第4図は一実施例の電子ビーム偏向可能領
域を示す図、第5図は一実施例のパターン群と可変成形
矩形用透過孔を示す図である。なお、第3図(a)はセ
ルパターン部と周辺パターン部を示す図、第3図(b)
はマスクの外形を示す図、第3図(c)はマスクの断面
図である。
これらの図において、1はCPU、2は磁気ドラム、3
は磁気テープ、4はインターフェイス、5はデータメモ
リ、6はパターン制御コントローラ、7a、7b、7c
、7d、7eはDAC/AMP、8はマスク位置制御回
路、9はブランキング制御回路、10はシーケンスコン
トローラ、■1は偏向制御回路、12はレーザ干渉計、
13はステージ制御部、14は電子銃で、電子ビームを
発生させる電子ビーム発生手段として機能するものであ
る。
15はアパーチャで、電子ビームを整形する手段として
機能するものである。16は第1のレンズ、17は静電
偏向器で、本発明に係る静電偏向手段に該当する。18
は電磁偏向器で、本発明に係る電磁偏向手段に該当する
。19は第2のレンズで、電子ビームを振り戻す手段と
して機能するものである。
20はマスク、21はブランキング、22は縮小レンズ
、23はアパーチャ、24は縮小レンズ、25はメイン
デフレクタ、26はサブデフレクタ、27は対物レンズ
、28はウェハ、29はステージで、ウェハ28を保持
し、ウェハ28を適宜移動させる機能を有するものであ
る。30はセルパターン部、31は電子ビーム偏向可能
領域、32はパターン形成可能領域、33は非繰り返し
パターン用開孔部、34はパターン、35は電子ビーム
、36は例えばSiからなる基板、37は周辺パターン
部、33a、38bは焦点、39は位置合せマーク、4
0は可変成形矩形用透過孔、41はパターン群である。
なお、電磁偏向器18はマスク20上のパターンを適宜
選択する機能を有している。縮小レンズ22及び縮小レ
ンズ24は透過してきた電子ビームを縮小させる手段と
して機能するものである。メインデフレクタ25及びサ
ブデフレクタ26がウェハ28上に電子を偏向する手段
として機能するものである。
次に、その動作原理について説明する。
露光装置は第1図に示すように、電子ビームを発生する
手段としての電子銃14、発生した電子ビームを整形す
る手段としてのアパーチャ15、マスク20上のパター
ンを適宜選択する手段としての静電偏向器17、振り戻
し手段としての第2のレンズ19、透過してきた電子ビ
ームを縮小させる手段としての縮小レンズ22.24、
電子ビームをウェハ28上に偏向する手段としてのメイ
ンデフレクタ25及びサブデフレクタ26、ウェハ28
を保持しウェハ28を適宜移動させるステージ29、及
びこれらを制御するCPUを含む制御系等から構成され
ている。
具体的には、CPUIには可変成形矩形等のデー夕が入
力されており、インターフェイス4、データメモリ5を
介してパターン制御コントローラ6に各パターンデータ
が入力される。次いで、パターン制御コントローラ6に
基づいて静電偏向器17及び電磁偏向器18が制御され
、可変成形矩形の電子ビームのサイズ等が制御される。
次いで、パターン制御コントローラ6に基づいてマスク
20の選択場所も制御される。次いで、パターン制御コ
ントローラ6、及びシーケンスコントローラ10に基づ
いてブランキング制御回路9によりパターンを投影する
かしないかが決定され、メインデフレクタ25により露
光する大きな範囲が決定され、サブデフレクタ26によ
りショットする位置が決定される。ショットする位置は
ステージ29の位置を測定するレーザ干渉計12で測定
され、この測定データが偏向制御回路11に入力され、
再度メインデフレクタ25及びサブデフレクタ26で調
整される。ところで、露光しようとしている半導体装置
の露光するパターンは例えば第3図に示すようなもので
あり、これは高密度に集積されたグイナミツクーランダ
ムアクセスメモリ (DRAM)の例を示したものであ
る。なお、電子ビーム偏向可能領域31としては第4図
に示すような各パターン34をプロ・ツク状に並べたも
のであってもよい。このような第3図に示す半導体装置
は大きく分けて、実際に記憶するセルパターン部30と
周辺パターン部37とから形成されている。このような
パターン34を効率よく露光するためには、マスク20
には例えば第5図に示すような複数個のパターン群41
を有する必要があり、パターン群41の数が多い程効率
が良いといえるので、この場合最低でも偏向する範囲は
約±2.5n+m程度は必要である。第1図及び第2図
には本発明に係るパターン偏向手段を示しており、パタ
ーンを選択して偏向するパターン選択偏向手段は静電偏
向器17と電磁偏向器18とからなる。そして、マスク
20上のパターンは電磁偏向器18で選択し、パターン
群41以外の露光については可変成形矩形ビームを用い
て露光を行う。この場合はマスク20の四辺形に開口さ
れた部分に対して、その上部アパーチャ15で成形され
た電子像を投影することで行うが、四辺形開口部分を選
択するのは電磁偏向器18で行い、可変成形矩形パター
ンの作成は静電偏向器17を用いて行う。したがって、
パターンを選択して露光を行う際は、静電偏向器17で
行い、静電偏向器17で適宜電子ビームを振ってやるこ
とによって透過孔40を開けることができるのである。
電磁偏向器18は透過孔40のパターンを選択するのに
使えばよく、可変成形矩形露光で使う必要はないのであ
る。可変成形矩形露光をしたい場合は静電偏向器17を
用いて偏向してやればよいのである。静電偏向器17を
用いて行う場合(電圧を印加するだけで行なえるため)
は電磁偏向器18を用いて行う場合よりも速く行うこと
ができる。
可変成形矩形はショット、ショット間で静電偏向を行う
ので速く動作させたいのである。
すなわち、上記実施例では、第1図及び第2図に示すよ
うに、パターンを選択して偏向するパターン選択偏向手
段を静電偏向手段としての静電偏向器17と電磁偏向手
段としての電磁偏向器18との2種の偏向手段から構成
し、パターンを選択して露光を行う際は電磁偏向手段と
しての電磁偏向器18で行い、可変成形矩形露光を行う
際は静電偏向手段としての静電偏向器17で行うように
したので、多くのパターンをマスクに形成することがで
き、パターンのボケの発生を生じ難くすることができ、
パターンの縮小をなくして安定にパターン形成すること
ができ、マスクを従来のもののように頻繁に交換するこ
となく露光を行なうことができるのでスループットが向
上する。そして具体的には高速に半導体装置の製造を行
うことができ、例えばICを量産体制で製作するのに必
要なパターンを適宜形成することができ、−括露光を行
うことが実現できる。
なお、上記実施例では、第1図及び第2図に示すように
、電磁偏向手段を1つの電磁偏向器1Bで構成する場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、電磁偏向手段を少なくとも1つ以上の電磁偏向
器18で構成すればよく、露光装置の構成に適宜合わせ
て2つあるいは4つの電磁偏向器18で構成する場合で
あってもよい。
具体的には、例えば第6図に示すように、静電偏向器1
7の下に2段の電磁偏向器18a、18b、及びマスク
20の下に2段の電磁偏向器18c、18dで構成する
場合であってもよく、この場合、2段の電磁偏向器18
C118dでパターン化された振られた電子ビームを振
り戻すことができ、マスク20に対してほぼ垂直に電子
ビームを入射させることができる。したがって、偏向電
極即ち2段の電磁偏向器18a、18bと2段の電磁偏
向器18C118dに挟まれた範囲に集束レンズを置く
必要がなくなり、集束レンズによる球面収差やパターン
配置によるパターン縮小はなくなるのである。また、電
子ビームがマスク20に対してθなる角度をもって斜め
に照射された場合、透過孔により形成される電子ビーム
像は、垂直に照射された場合と比較して約cosθだけ
縮小してしまい、X方向に対して垂直でもX方向に対し
て角度を持っている場合、X方向だけの分に対して縮小
がかかるので補正が困難になってしまうが、第6図のよ
うに電子ビームをマスクに対して垂直に照射すれば前記
のような問題を生じることはない。
さらに、第6図で用いるマスク20の上に配置された電
磁偏向器18a、18bとマスク20の下に配置された
電磁偏向器13c、18dは、マスク面を中心として面
対称に配置すると偏向器で制御するのが非常に容易にな
る。すなわちマスク20上のパターン位置選択は、電磁
偏向器18aで一義的に決定される。そして、電磁偏向
器18bはマスク20上に垂直にビームを照射させる役
割を果たしており、通過したビームは電磁偏向器18c
でコラム(鏡筒)の中心軸に振り込み電磁偏向器18d
で中心軸と一致させている。ここで、電磁偏向器18a
、電磁偏向器18b間と、電磁偏向器18cと電磁偏向
器18d間が等しければ、電磁偏向器18aと電磁偏向
器18d、及び電磁偏向器18bと電磁偏向器18Cの
偏向器に流す強度がほぼ等しい量となる。したがって、
パターン選択の為に電磁偏向器18aに流す電流量が決
まれば、後の電磁偏向器の流す量が自動的に決定されて
しまうのである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、多くのパターンをマスクに形成するこ
とができ、パターンのボケの発生を生じ難くすることが
でき、パターンの縮小をなくして安定にパターン形成を
行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は第1の発明に係る電子ビーム露光方法
を有する半導体装置の製造方法の一実施例を説明する図
であり、 第1図は一実施例の露光装置の概略を示す図、第2図は
一実施例のパターン選択偏向手段の概略を示す図、 第3図は一実施例の露光する半導体装置の一例を示す図
、 第4図は一実施例の電子ビーム偏向可能領域を示す図、 第5図は一実施例のパターン群と可変成形矩形用透過孔
を示す図、 第6図は他の実施例を説明する図、 第7図は従来例の構成を示す装置の概略を示す図である
。 17・・・・・・静電偏向器、 18・・・・・・電磁偏向器、 20・・・・・・マスク。 一実施例のパターン選択偏向手段の概略を示す図ル 2 図 一実施例の電子ビーム偏向可能領域を示す図第 図 一実施例のパターン群と可変成形矩形用透過孔を示す図
第 図 他の実施例を説明する図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子ビームが通過する位置に、電子ビームを整形
    または露光する層内にいくつかの設計パターンの集まり
    からなるパターン群を有する透過孔からなるマスクを備
    え、前記電子ビームを前記パターン群に選択的に照射し
    て露光を行う電子ビーム露光方法を用いた半導体装置の
    製造方法において、 パターンを選択して偏向するパターン選択偏向手段は静
    電偏向手段と少なくとも1つ以上の電磁偏向手段との2
    種の偏向手段からなり、透過孔露光パターンを選択して
    露光を行う際は前記電磁偏向手段で行い、可変成形矩形
    露光を行う際は前記静電偏向手段で行うことを特徴とす
    る電子ビーム露光方法を用いた半導体装置の製造方法。
  2. (2)電磁偏向手段はマスクを挟んで透過孔露光パター
    ンを選択する第1の電磁偏向手段とコラム中心軸上に偏
    向させる第2の電磁偏向手段とからなり、第1の電磁偏
    向手段と第2の電磁偏向手段との間には集束レンズが介
    在していないことを特徴とする請求項1記載の電子ビー
    ム露光方法を用いた半導体装置の製造方法。
JP63275336A 1988-10-31 1988-10-31 半導体装置の製造方法 Pending JPH02122518A (ja)

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KR8915615A KR930002576B1 (en) 1988-10-31 1989-10-30 Charged particle beam lithography system and a method thereof
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980079377A (ko) * 1997-03-25 1998-11-25 요시다쇼이치로 하전립자선 전사장치
JP2002093698A (ja) * 2000-07-14 2002-03-29 Leo Elektronenmikroskopie Gmbh 電子線リソグラフィー方法および電子光学的リソグラフィーシステム

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