JPH02121219A - 送風に使用される誘電性ガス式高圧遮断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、遮断に必要なエネルギを削減するために遮断
室に六フッ化硫黄のような誘電性ガスが充填され且つガ
スの圧力増加によりアークエネルギが使用される高圧遮
断器に関する。

本発明は中でも特に、送風シリンダ及び第２室を有する
遮断器に関する。１萌記第２室の１組の補助接点（ｃｏ
ｎｔａｃｔ　ｓｕｐｐ１６ｍｅｎｔａｉｒｅ）は、遮断
器の開放時に開放操作用エネルギを供給するために使用
される第２アークを発生させることができる。

このような遮断器は、例えばフランス特許第８７０１５
４５号で知られている。

この型の遮断器の解決すべき問題は、弱電流の遮断では
送風シリンダ内の圧力が小さいまま（操作エネルギは小
さい）で、強電流の遮断では圧力は高くなるが操作エネ
ルギは増加しないことである。

本発明の目的は、弱電流の遮断のときでも操作エネルギ
の小さい遮断器を製造することである。

本発明の他の目的は、短絡電流遮断時に送風圧力が大幅
に増大する遮断器を製造することである。

本発明は、ガスが充填された絶縁容器を有し、その容器
内部に固定主要接点と固定アーク接点とを備える固定ア
センブリ及び特に可動主要接点と可動アーク接点とを備
える可動アセンブリが置かれている遮断室であるととも
に、更に送風管に通じる送風シリンダ及び１組の２次接
点を備える遮断室を少なくとも１つ備える型の加圧誘電
性ガス式高圧遮断器を目的とする。該遮断器は、該送風
シリンダが可動アーク接点を構成する第１シリンダ、固
定主要接点を設定する第２シリンダ及び該第１シリンダ
と該第２シリンダとの間を滑動する第１ピストンにより
範囲を限定され、該第１ピストンが固定アセンブリと合
体する部品に対して当接するスプリングにより引き付け
られ、可動アーク接点を構成するシリンダと、固定アセ
ンブリに接続され且つ該シリンダに同軸の管とが、一方
では該第１ピストンにより他方では該第１シリンダに接
続され且つ該管沿いに滑動する端部環状ピストンにより
閉鎖される変動し得る容積部分を、送風シリンダを閉鎖
するピストンの別の側で限定し、該容積部分が該２次接
点を含み、第１の２次接点が鎖管と結合し、第２の２次
接点が該第１シリンダにより駆動されることを特徴とす
る。

本発明の遮断器の好ましい実施例についての以下の説明
により本発明は十分に理解される。

第１図は、数バールの圧力下で六フッ化硫黄のような誘
電性ガスが充填されたセラミックのような絶縁材料の容
器１を備える遮断室を示す。容器内部には、グロー放電
防止カバー３により保護される接点の指の形をした固定
主要接点２と、アーク作用に抵抗性のある合金製端部４
＾により末端とされる金属管の形をしたアーク接点４と
を備えるアセンブリがある。

可動部分は、可動アーク接点として役立ち且つアーク作
用に抵抗性のある合金製端子５＾（ｅｍｂｏｕｔ）によ
り末端とされる金属製のシリンダ即ち管５を備える。

シリンダ５は操作棒（図示せず）に固定されている例え
ばアルミニウム製の金属管６により駆動される。管５及
び６は互いに固定されていない、逆に、これらの管の間
にある程度の遊隙を設けることが可能である。管５．６
の２つの突起部（ｒｅｄａｎｓ）５Ｂ、６Ｂにより駆動
が行われる。遊隙は止め部（ｂｕｇｌｅ）６Ｃにより制
限される。

シリンダ５と同心の金属管７は、可動主要接点として役
立つ。

金属管７は絶縁材料の送風管８を有する。該金属管は接
点１０の指部分により、例えば固定部分と合体するアル
ミニウムの金属ブロック９と電気接触する。

シリンダ５及び管７は、穴１２＾をあけられた絶縁冠部
（ｃｏｕｒｏｎｎｅ）１２により固定されている。

管５及び７により範囲を限定される容積部分２０は、絶
縁材料、例えばボリデトラフルオロエチレンのピストン
１４により閉鎖される。

ピストン１４は、固定部分に対して半可動となる。

そのために、ピストン１４は、シリンダ７内壁沿いに滑
動し得る突起部１５＾により末端とされるシリンダ部分
１５と連動する。

シリンダのストロークは、ブロック９に固定されている
シリンダ１６の突起部を形成する端部上の止め部１６＾
により制限される。

突起部１５＾と１６八との間に置かれたスプリング１７
は、止め部１６＾に当接するようにピストン１４を維持
する。

ビス１〜ン１４は、容積部分２０の内部から外部へのみ
ガスの通過を認めるバルブ１４＾を任意で備える。

ピストン１４は、パツキン１８及び誘導部１９を備える
。

１組の補助接点は、アークに抵抗性のある材料の端部３
０＾を備え且つ管１６に固定された固定管状接点３０と
、窄耗端部３１＾を備えて絶縁材料の誘導ブロック３２
に固定され且つ管５と協働する滑動接点３１Ｂを備えた
管状接点３１とを有する。

絶縁ブロック３２は、管１６と当接する部分３２＾を介
して管５と１６との間の環状空間内に誘導される。

この部分は、管１６と部品３１．３２との間の環状空間
３５内でのガスの自由な通過を可能とするためにオリフ
ィス３３を備える。

絶縁部品３２は、例えば管５内に設けられた溝３８．３
９と協働するボール３６及びスプリング３７のラチェッ
ト機構を備えている。管１６の止め部４０は、部品３１
゜３２のストロークを制限する。

環状空間３５は、管５に固定され且つ誘導部品４３と容
積部分３５の外部から内部へのみガスの通過を認めるバ
ルブ４４とを有する絶縁ピストン４２により閉鎖される
。

管５は、その端部に穴４６を有する。同様に管６は穴４
７を有する。

部品９は、管５を開放行程端ての可動部分の残りの部分
と同一の電位に置くために、管５の一端部４９と協働す
る接点４８を有する。

遮断器の作動は以下の通りである。

遮断器が閉鎖されているとき（第１図の位置）に、電流
は指部分２、管７、指部分１０及び部品９を通過する。

訃肛孟久１贋 これは装置の公称電流より小さい又はほぼ等しい電流に
関係する。遮断器の開放時（第２図）には、可動部分は
管６により駆動される。接触が離れると、アーク接点４
Ｂと５八との間にアーク５０が飛ぶ。

室２０内の圧力の増大は、部品１６に当接するスプリン
グ１７の作用下にあるビス１〜ン１４をそのまま維持す
る。室２０内の圧力は一定であり且つ低く、バルブ１４
八を開放することによりあらゆる過剰圧力が排除される
。

容積部分３５内で生じる減圧はバルブ４４を開放させて
容積部分３５内の圧力を維持させる。従って、吸引によ
る空気エネルギの損失はない。

接点３０と３１との間を飛ぶアーク６０は、アーク５０
と同時に、又は若干早く、又は若干遅れて、ピストン１
４を止め部１６＾に対して移動させないようにするのに
十分率さい過剰圧力を発生する。

接触の分離作用により電流が遮断される前に、電流は接
点４、アーク５０、管５、接点３１Ｂ、接点３１、アー
ク６０、接点３０、管１６及び部品９を通過する。

所定の行程後に部品３２＾が止め部４０に当接する。

管５がその行程を移動すると、ボール３６は消３９を離
れて、開放操作終了時には溝３８上に位置する（第３図
）。

接点４８は、管５の端部４９従って接点３１を、部品９
、管１６従って接点３０の電位に置く。

凰■」「ケ晟１ 管６は図面の左の方に作動させられる。止め部６Ｃは管
５を駆動し、接点３０．３１は互いに当接するようにな
る。該接点は部品４８と４９とが接触しているおかげで
同一電位にあり、そのためにアークを発生しない。容積
部分３５内の僅かな過剰圧力は、合致する穴４６．４７
から管５内部の容積部分７０の方に放出される。接点３
０＾が接点３１を坦持するブロックに当接すると、ボー
ル３６は連動操作終了後に涌３９に戻るために溝３８を
離れる。

閉鎖操作終了後に、第１図の配置に戻る。

１１力１鷹 これは、短絡電流に関する。

第４図は、管６の図面の右方向への移動により開放中の
遮断器を示す。

非常に強いアーク６０は容積部分３５及び接点３０゜３
１、ピストン１４及びシリンダ５により囲まれている容
積部分３５Ｂを急速に加熱させる。

その結果、容積部分３５，３５８の圧力が非常に急速に
増大し、スプリング１７の作用に反してピストン１４の
移動を引き起こす。

従って、遮断室の可動部分の運動に起因するピストンの
移動だけでなく、可動部分に対するピストン１４の相対
的移動の結果、容積部分２０が圧縮される。

容積部分３５内の過剰圧力は、バルブ１４＾、４４の閉
鎖を引き起こす。

このようにして２倍に圧縮された室２０のガスは、送風
管８から洩れることなく、極めて効果的な送風を生じる
。

容積部分３５．３５Ｂ内の圧力増加の第２の効果は、絶
縁ピストン４２に力を加えて、操作エネルギをもたらす
ことである。

このために、容積部分３５の熱いガスがオリフィス３３
と部品３２八とを通過する。

鎖は、遮断器の閉鎖の項で記載の如く行われる。

穴４６と４７とが互いに対面すると、容積部分３５の過
剰圧力は容積部分７０内に放出される。

本発明の遮断器は、遮断すべき電流の値の如何を問わず
、エネルギの少ない操作しか必要としない。短絡電流の
場合、送風作用は極めて効果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は連通位置での本発明の３Ｊ！！断器の遮断室の
軸方向部分半断面図、第２図は弱電流の遮断での開放中
の軸方向部分半断面図、第３図は開放操作終了を示す軸
方向部分半断面図、第４図は強電流での開放を示す軸方
向部分半断面図である。 ５．０，７．１６．、　、管、８１０．送風管、１４，
４２．、、ピストン、１４＾、４４．、、バルブ、２０
，３５．３５Ｂ、７０．、、容積部分、３８．３９．、
、清、５０，６０．、、アーク。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）ガスが充填された絶縁容器を有し、その容器内部
   に固定主要接点と固定アーク接点とを備える固定アセン
   ブリ及び特に可動主要接点と可動アーク接点とを備える
   可動アセンブリが置かれている遮断室であるとともに、
   更に送風管に通じる送風シリンダ及び１組の２次接点を
   備える遮断室を少なくとも１つ備える型の加圧誘電性ガ
   ス式高圧遮断器であって、該送風シリンダが可動アーク
   接点を構成する第１シリンダ、固定主要接点を設定する
   第２シリンダ及び該第１シリンダと該第２シリンダとの
   間を滑動する第１ピストンにより範囲を限定され、該第
   １ピストンが固定アセンブリと合体する部品に対して当
   接するスプリングにより引き付けられ、可動アーク接点
   を構成するシリンダと、固定アセンブリに接続され且つ
   該シリンダに同軸の管とが、一方では該第１ピストンに
   より他方では該第１シリンダに接続され且つ該管沿いに
   滑動する端部環状ピストンにより閉鎖される変動し得る
   容積部分を、送風シリンダを閉鎖するピストンの別の側
   で限定し、該容積部分が該２次接点を含み、第１の２次
   接点が該管と結合し、第２の２次接点が該第１シリンダ
   により駆動されることを特徴とする遮断器。
2. （２）第２の２次接点が、可動アーク接点を構成する管
   沿いの第１固定位置と第２固定位置との間を移動させら
   れることを特徴とする請求項１に記載の遮断器。
3. （３）第２の２次接点が、該第２の２次接点を該固定位
   置内で固定するために、可動アーク接点を構成する管内
   に設けられた溝と協働するラチェット機構手段を備える
   ことを特徴とする請求項２に記載の遮断器。
4. （４）固定アセンブリが、遮断器が開放されているとき
   に可動アーク接点を構成する管と当接する接点を坦持す
   ることを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記
   載の遮断器。
5. （５）送風シリンダを閉鎖するピストンが該シリンダの
   内部から外部へのみガスの通過を認めるバルブを備える
   ことを特徴とする請求項１から４のいずれか一項に記載
   の遮断器。
6. （６）該端部環状ピストンが、２次接点を含む容積部分
   の外部から内部へのみガスの通過を認めるバルブを備え
   ることを特徴とする請求項１から５のいずれか一項に記
   載の遮断器。
7. （７）遮断器閉鎖時に２次接点を含む容積部分の過剰圧
   力を放出するために、可動アーク接点を構成する第１シ
   リンダが、可動アーク接点を構成する該シリンダ内に設
   けられた穴と駆動管内に設けられた穴とを合致させるよ
   うに若干の遊隙を備えて該駆動管に接続されていること
   を特徴とする請求項１から６のいずれか一項に記載の遮
   断器。